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2007/07/11のBlog
一昔の逆さまで、東京に駐在して居る外人が多くなった。中国への進出の踏み台的な居住者も居る。彼等と混じって遠慮の無い話をする事が多い。
昨晩も豪州大使館に勤務する男と、北海道ニセコ周辺に豪州村を建設している男と話した。
彼等の二つの「文句」を記す。
①先進国でこれほど都市計画が無い国は珍しい。
②先進国で未だに電柱が林立、放置されている国も珍しい。

黒船が来なけりゃ、何も変わらぬこの国なり。外人さんよ、もっと来い。
小言幸平衛
日本人は「日米安保体制」は永遠不滅の体制と考えている節がありますが、第二次ブッシュ政権の”多極化路線”が明確化なるにしたがって,かなり疑問符が付くようになってきました。

まず、米国は韓半島からの撤退を2012年から2009年に早めて、ノムヒョン政権をあわてさせています。明らかに軍事バランスが崩れるからです。しかし、米国は「中国にお任せする。」と割り切っています。ハンナラ党もこの春に「伝統的反北政策」を引っ込めたようです。

そして、日本国内の基地も、出きる限り、グアムへの移転を決めました。
日本政府は内心あわてており、次々と稚拙な外交手段を繰り出しているようです。

①米国製のMDミサイル防衛網導入による米国を狙ったICBMの早期打ち落としの検討。
②日米共同訓練に「台湾有事」想定を挿入するも、拒否される。
③現行憲法の枠を超えた日米同盟への軍事協力検討
④自衛隊の防衛省への昇格
⑤拉致問題を切り口に米国の北朝鮮への妥協の阻止
⑥久間前防衛大臣による言わずもがなの”リップサーヴィス”
⑦次期戦闘機F22は同盟国としてのどから手が出るほどほしいが、日本人の秘密保持能力不足と米国軍事産業コスト削減の綱引きにある。

日本側からは「悪女の深情け」であっても、米国側からは中国と結べばあまり日本の存在は気にならないといったところでしょうか。

1年半後の米国大統領選挙で今のところ、民主党が有利といわれているだけに、彼らはより一層"JAPAN-PASSING"をし、「日米関係」は経済を中心に新たな緊張関係となる可能性がありますね。 
そのときは戦前の轍を踏まず、あるべき平和な国の形を冷静に考えてみたいものです。 舎利子
2007/07/10のBlog
[ 21:43 ] [ 外国ー欧州 ]
中国製品の安全性の疑問、元切り上げへの国際的圧力、北京政府の輸出抑制策、にもかかわらず、この度公表の6月の輸出入の数字を見ると、之はもうどうにも止まらぬ中国経済だ。
細かい数字は抜きにして、6月の貿易差額のプラスは、昨年同期の85%増し。本年初めの6ヶ月で初めて1000億ドルを越えた。

現在の外貨準備は1兆2千億ドル。

公表では、対米輸出入【双方の流れ】が、前年同月より18%増加したとするが、アメリカの入超の数字は示していない。【アメリカから中国への輸出は2001年に比べ約190%伸びている、と言う数字がある】。又対EUだが、輸出量は記録破り。

目に付くのは、5月の中国のインフレ率が始めて年率計算で3%を超えてきた事。

経済総体で見ても脅威の数字だが、パーキャピタで割り戻すと、まだまだ拡大するお化け経済である。
バイロン

ロンドン オリンピックのロゴ マークが決まったが、全くもって訳の分らぬおかしなマークで、さすがに、鈍なるイギリス人も、ブーブー非を鳴らしている。

東京のほうは水引をモチーフにして居るそうだが、見た目にはすっきりしている。但し、水引を外国にどう説明するかはチト文化論にまで及んで難しいかもしれない。

それより、何時も攻撃しているが電柱の林を、どうする。都市美観の上でこれほどの醜悪な怪物は無い。大和民族はゴミの山から生まれたかとは開高健の言葉だった。

この際、提言がある。電柱をオリンピックの五色に塗る事。ついでに、東京オリンピックの応援旗に、電柱マークを使おう。【キ印です】

どうだ、この辺で大和の芸術家諸兄姉の、強い支援が欲しいね。
小言幸平衛
[ 12:34 ] [ 外国ー欧州 ]
国際エネルギー機関の予想が出て又世界は一騒ぎとなろう。
曰く、今後5年間に、原油の需給は一層悪化するというもの。

供給側だが、北海、メキシコ湾の原油生産が下落に向かっている。オペックの増産は可能性が低い。(イラクの復旧には時間がかかる)。既にイラクを除いてオペックの現生産設備の余力は、1%近くまで落ち込んでいる。ロシアの原油開発には時間と金がかかる。

需要サイドには、中国、インド、中東諸国等の新興需要国の原油依存は止めようが無い。之まで今後5年間の世界のエネルギー需要の伸びは、2%とされたが今度の予想で之が2.2%に上方修正された。(2012年世界の需要は95.8mmBDと予想)

新規エネルギーの進展は世界的ではない。緒に付いたばかりだ。省エネ努力も生ぬるい。特に世界の原油の25%近くを消費するアメリカに、未だ未だ問題意識が薄い。

フィンランドを初めバルト諸国等、原子力発電に走り出した現実派は多くなったが時間がかかる。

中国が環境意識が芽生えて省エネ指向が見え始めたが、これからだ。

どうやらIEAの御宣託が当たりそうだ。もう、5年間、高い原油を買い続けるか。
バイロン
2007/07/09のBlog
蓮はインド原産のものですが、日本でも2万年前の化石が出ており太古からの
植物です。
昭和26年千葉市検見川の泥炭層から2千年前の蓮の実が3個発見されました。
大変な苦労の末、一つの実を発芽させ生育することに成功し、美しい紅色大輪の花を
咲かせました。まさに奇跡的としか言いようがありません。
発掘を主導した大賀一郎博士にちなみ「大賀ハス」と命名されましたが、その後も
株分けをして各地で繁殖を続けており、その長寿と驚異的な生命力には
驚かされます。

その昔、天武天皇の第七皇子新田部親王(にたべみこ)が都の近くの勝間田池に
出かけて美しい蓮の花を見て感激します。
帰宅して早速日頃から憎からず思っている側近の美しい女人に

「 今日、勝間田の池を見たのだが蓮が今を盛りに咲いていてね。
 いやぁ見事だったよ。とても言葉で言い尽くせないほどだった」

と話しかけます。 そこで女人は即座に詠いました。

「 勝間田の 池は我れ知る 蓮(はちす)なし

 しか言ふ君が 髭なきごとし 」 巻16-3835 親王の側女

(勝間田の池のことは私が良く存じています。蓮などございません。
これはこのようにおっしゃるあなた様の髭がないのと同じで、間違いないことで
ございます )

これは高度な言葉遊びで「蓮」は同音の「レン」すなわち「恋」「伶」に通じ、親王が蓮に
事寄せて「お前はなんと素晴らしい女なのだ」といったのに対して彼女が「そんな口先の事を仰せになっても駄目ですよ。私は知っているのですから」
とすねてみせたのです。
あるいは、勝間田池の近辺に別の麗人が居たのかもしれません。

「 ひさかたの雨も降らぬか 蓮葉(はちすば)に

 溜まれる水の 玉に似たる見む 」 
 巻16-3837 右兵衛府の官人(禁中の警備や行事を司る役人)

(空から雨でも降ってこないものかなぁ。蓮の葉に溜まった水が玉のように光るのが
見たいものです。) 
この歌は宴席で蓮の葉を詠み込んだ歌を作れといわれて詠んだもので、
「溜まれる水」は美女の真珠のような涙を暗示しています。
「男ゆえに泣く女が見たいなぁ」というわけです。

蓮は開花するときに「ポン」と音がすると言われていますが、色々な実験の結果それは
ないようです。
朝の4時頃から咲き始め午後には花を閉じ開花後4日目には散り落ちます。
花が一番美しく、香りがよいのは開花2日目の朝7時~9時頃までと言われています。

蓮はインドで古今を通じ最も清らかで美しく豊かな神聖な植物として
尊ばれてきました。
釈迦が妙法蓮華経を説き始め、衆生救済の妙法を蓮華に例えられると人々は
蓮の花を仏前に供え、その実を数珠にしてひたすら念じるようになります。
わが国でも万葉時代に恋の歌の仲立ちをつとめた蓮は平安時代から次第に
仏教色が強くなっていきました。

「 大紅蓮 大白蓮の 夜明けかな」 高濱虚子
1995年の777機以来久しぶりのボーイング新鋭機の登場。787機である。お披露目はシアトルで、昨日、8th of July、2007、に行われた。、即ち、787である。

この新鋭機は革命的である。特徴を列挙すると;
①機体の部品は40のメイカーにより分担、製造されている。主翼は、日本のメイカー、機体の50%は、アルミニュームで無く、軽い素材のカーボンファイバーだが之は、イタリアのメイカー、車輪部分はフランスのメイカーが供給する。海外調達が主力である。之まで、ボーイングは10機の機種を販売してきたが、(787は11機目)部品は殆どアメリカ製。例えば、707では、海外調達率が僅か2%だった。
②787新鋭機については、ボーイング自社製造の部品は僅かに尾翼のみ。ボーイングは全体の組み立てを行う。フル稼働に入ると、組み立てはたったの三日間で終える。
③ご難続きの欧州競争機種、エアバスA380の最大乗客数840名に比べ787は250名。
航続距離は、共に15000キロと変わらない。欧州のA380は、ハブからハブへの大量輸送を前提とするが、787は、増加するローカル空港への直接アクセスを前提としている。
④777と比べカーボンファイバー採用の軽い機体なので、燃料消費が激減し、排出の二酸化炭素は2割減る。又、機体内の湿度を上げる余裕が出る。(機体が軽くなったので加湿器を載せられる)
⑤787の試験飛行は9月。組み立てと、機体引渡しは来年から。現在47社から667機の注文を受けている。商業的には大成功で、其の内最大顧客は日本の全日空。50機のオーダーである。其のため、記念の一号機は全日空に引き渡される。

ボーイングの弱点は、自社製造にこだわっていた点で、機体の品質改良、R&Dに遅れを取り、ここ5年従業員の解雇が進んでいた。之まで、38000名の従業員が解雇されている。
787の革命的なところは、今後会社は、寄木細工の組立工場となることで、更にスリムな会社になる。組合は不満を鳴らしている。又、ニューヨーク州立大学の研究員プリチャード氏は、海外に部品製造を任せる事により、アメリカのノーハウが流失しアメリカの技術の有利さが消えると嘆いているが、既に技術分野では日本その他に負けていたのだ。

欧州のA380の製造コンセプトにも大きな影響を与えよう.BBCは、今回の787機、海外の優秀なプレイヤーを寄せ集めるフットボールの世界に似て歓迎すべき新しい流れだとコメントしている。
バイロン
ラトガー大学応用政治経済学教授サーニー氏意見;
ボーカス、グラスレイ、シュマー、グラハム議員は間違っている。
彼等は、他国の為替政策(中国、日本等)が不当だとしてWTO,IMFに提訴の構えだが、不当なのは、アメリカである。自国のドルが過大評価を受けて高すぎるのが不当なのだ(他が安すぎるのではない、ドルが高すぎすのだ)。
アメリカが財政も貿易も赤字なのは、身の程知らずの、消費を続けているからだ。何時でもアメリカが中心で、自分だけは優雅な生活を続け、問題が生じると、自分は何も変えないで、他人が悪いと、非難するのは、60年代、70年代にかけたジョンソン、ニクソンの「経済的保護主義」の考え方と何も変わっていない。

アメリカが戦後、身の程を知らぬ消費活動を続けられたのは、ドルの「トップ通貨」なる特殊な位置づけによる。
かってドゴールがドルの「滅茶苦茶な有利性」と吐き捨てた特性を悪用して、赤字を垂れ流し、アメリカ国民を甘やかし、其の上、海外に乱暴な戦争まで挙行している。世界に反抗する者無く、何時でもドル札を印刷して、効率の悪い輸出産業を助成し、海外に対する借金の返済に充て、「猛獣の如き軍事ヘゲモニー」の為、「友邦国」に金をばら撒いている。

今や、国際通貨としてドルは後退すべきである。他の通貨に重要性を認め、人工的なドル価値の維持は捨て去るべき時である。さすれば、アメリカの輸入は激減し、製造業は、初めて国際競争に曝される事になる。ドルの価値の下落で国際金融構造の歪みも解消される。

短期的に、苦渋を強いられるのは、アメリカの消費者である。然しこれは当然の報いである。アメリカ国民は、再び勤労して努力し、改めて国際社会に信用ある一員として認められよう。

国内産業の保護と称して「愛国心」に訴える「保護主義」は、サミュエルジョンソンが喝破したように、「悪漢の最後の逃げ場」なのである。

以上、本日FTの投書欄から。なんとも小気味よい主張である。バイロン
2007/07/08のBlog
世界平和には、武器が要る。論破不能の黄金率である。

世に,FMS(foreign military sale)なる、世界軍事帝国アメリカ方式がある。これは、世界帝国が提供する取引条件で、外国政府が、アメリカの武器をお買い上げなら、支払いはご自由にどうぞ、と言う、信用制度である。必要ならお金はいくらでも貸しますという制度である。いわゆるG-G取引で、之で世界帝国の軍事産業はスムースに世界市場で、利益を上げ続けている。

問題は,G-G以外の取引である。外国政府が、世界帝国の製品よりも、他国の製品のほうを買いたい場合である。
世に例は増え続けているらしい。
例えばトルコだが、戦車、ヘリコプターでは、アメリカ製品より、イタリア産、イギリス産、更には南ア産、それに技術に矢鱈に強い韓国製品が欲しくて堪らない。性能がいいのと、何よりも魅力なのは、「技術移転」が自由なところだ。ここが世界帝国のご商売とは徹底的に違う。武器は売るけど技術は秘密、が帝国商売のポイントなのだ。
それに,NATOと言う軍事同盟がある。同盟だから、持つ武器がばらばらではいけません。戦車も、ヘリコプターもそれは一国(即ち帝国)からお買い上げ願わねば、一緒に戦争も出来ません、と主張なさる。
ここに変な例が出た.NATO一員ギリシャだが、ロシアから一部武器のお買い上げを決定。ロシアは、しぶとくもNATO仕様で上手く売り込んだそうだ。ロシアはNATOの「大切な仮想敵国」ではなかったか。

世界平和には武器が要る。日本も積極的に世界平和に貢献しては?
バイロン
[ 12:01 ] [ 外国ー欧州 ]
ドイツ最高裁の判決。
国会議員は、議員報酬の他の収入に付いて、其の金額、及び、誰が支払っているのかを、公表しなくてはならない。とする。
会社を経営したり、会社に雇われていたりしてそこからの収入があれば、政治的判断は、どうしても収入先を守る方向に歪む可能性がある。又、全議員の25%が弁護士だが、雇い主に有利な政治判定をする可能性ガある。

今回の公表義務の決定で、仕事の上で競争相手に有利になる、だの、弁護士の顧客秘密の擁護などの、反論は退けられ、全て国民の知る権利「公益」が優先する事になった。

この決定に現在議員報酬が月額約7000ユーロ(120万円)と高額だから、何故、副業を持つ必要があるのか、との賛成論もあるが、文句たらたらの議員諸侯の意見を見ると、面白い。まとめるとこんなところか;
「今後副業を持つと、選挙に負けることになる。そうなると、今後議会は、「役人上がり」か、二世三世の「職業政治家」ばかりになり、現実社会との隔離が強まり、本当の政治は姿を消す」

おや、どこかで聞いたことのある世界ですね。バイロン
1960年代のヴァテイカンは、ユダヤ教との融和を進めてきた。礼拝に使用する創成期のラテン語に語られる多くのユダヤ教批判の語句を禁止もした。
80年代にフランスに多いカソリックの保守派は、之に反抗して一部がヴァテイカンから破門されている。田舎の教区に未だに、古きラテン語の祈りを使用するところが多い。

この度法王ヴェネデイクトは、今後感謝祭の礼拝に、古来のラテン語の祈りを使用する事を許す決定を下した。祈りの一部に曰く「ユダヤ人の目を覚まさせ、キリストの信義を理解させよう」とある。

アメリカの強力なユダヤ教教会は、すかさず之に噛付いている。先のホロコースト記念式典でもベネデイクトは一切ナチ政権下のドイツ人の「罪悪」について触れず、同協会の抗議を受けていた。

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教とほぼ同根の宗教。近親相克は、御しがたいようだ。
バイロン
2007/07/07のBlog
[ 16:06 ] [ 外国ー欧州 ]
ソ連は第二次大戦末期に「日露戦争で失った自国領土を取り戻したい」と1945年8月9日に日ソ中立条約を破棄しました。そして、怒涛のごとく満州に攻め込み、60万人弱を捕虜とし、結局10万人は帰ってこなかった。
それに加えて、スターリンは8月16日にトルーマン大統領に特別親書を送り、「釧路市と留萌市を結ぶ線で北海道を南北に分割せよ。両市はソ連側に含めること。」という内容だったそうです。

今、ロシアになりましたがエネルギー開発の成功、値上がりで結構リッチになった彼らはサハリン石油、ガス開発でもメジャーを"環境破壊”の名目で強引に排除しつつあり、主導権を握りました。ガスについては、LNG(液化天然ガス)技術がないため、日本向けを志向せざるをえないようですね。

「北方領土返還問題」は今や現地ではタブー化しており、「君たちが北海道を分割されなかっただけ、幸せだと思わなければ。」というニュアンスが一般的のようです。
「2島返還先行」案が今となっては正解だったでしょう。

彼らは、拿捕漁船を国際法を無視して船員と船体をいつまでも留め置く不法行為の常習者でもあります。
やはり、ロシア、そして、チャイナとのお付き合いは一筋縄ではいきませんね。
冷凍マンモスの解析協力あたりから糸口をほぐしていきますか? 舎利子
2008年8月8日北京オリンピックの開催日である。8-8-8のおめでたい日である。
ワシントンポストがまとめた中国の国際政治上の弱点;
①未成年労働:10-12歳の子供を使って玩具を作らせたり、工場労働に、「違法な」人権侵害が多い。(欧米も奴隷労働や移民を強制労働に使った経験ー今も続いているといえるケイスありー中国側の改善は望めまい)。
②表現の自由の圧殺:(中国政府は継続して改善していると反発している)。
③法倫功の非合法化:(中国政府は、之は宗教でなくカルトだと断じている)
④チベットの自治化:(中国政府は、チベットは歴史的に中国の領土だと主張している)。
⑤スーダン ダフール地区の人種殺戮:ここが中国政府の泣き所だが、最近特別使節をスーダンに派遣し、国連意向に従うよう西側に歩調を合わせた外交活動を開始している。

アメリカ女優ミヤファローが、人権問題で、中国を非難して種々の市民団体が抗議の戦略をたてている。
かって旧ソ連がロスアンジェルス、アメリカがモスクアのオリンピックをボイコットした。未だ、アメリカ、フランスの一部に北京ボイコット論が見られるが、支持は得られぬだろう。
バイロン
ロイターが新華社の伝えるところとして報道している。

今回、北京政府は、一人っ子政策に例外を認めた。
即ち、両親とも一人っ子の場合に限り、二人まで子供を持ってよいと。
更に、政府は、国際的に生命軽視の非人道的政策として、非難ごうごうの一人っ子政策を擁護して、「中国は世界人口の五分の一、それなのに土地は僅か7%しかない。一人っ子政策で4億人の人口増加を食い止める事ができた。然しこの政策を続けると、社会的、経済的に歪みが出る」と発表。

一人っ子政策には、抜け穴が多く、金持ちは「罰金」を支払って二人以上持てるし、地域、人種による例外規定もある。共産党の首脳と繋がればいくらでも例外が認められてきた。又、避妊を国家が強制するので、裏に、恐ろしい事態が存在しても来た。超音波による性別認識が容易で、女子を「間引く」ことは通常の事態。

新華社によると現在で、女子100人に対し、男子118人の割合だ。人身売買は横行し、異様さは恒常化している。

一人っ子政策と今回の修正、どちらにしても歴史に例を見ない壮大な社会実験で、其の結果が我々の常識を超える現象を生み出し続ける事は間違いが無い。
バイロン
2007/07/06のBlog
33万人の人口しかないソチ。殆どのアパートには未だに電気もガスも通っていない。

ガテマラで決定の2014年冬季オリンピック開催地。最終の投票で先ずオーストリアが敗退して、決戦でソチが、韓国を破った。かようにインフラの未整備な都市が選出された例は無い。選手、役員、見物客の為に、3万人収用するホテルを20新設の要がある。競技場は皆無。

それに最近の東西緊張、人権問題等、ロシアには何処から見ても分のない戦いだった。

然し、プテイン以下、今回の招待合戦には、金に糸目をつけぬ宣伝工作を展開。其の費用だけで、3000万ドル。オリンピックを【買った】と評させる所以だ。

問題はこれからで、ゼロからホテル設備、道路、競技場等の建設総費用が、120億ドル掛かると試算されている、この金額は現在ロシアの教育、医療、家庭補助の総国家予算を超える。
プテインによると、120億ドルの内、三分の二を、国が、残りを民間企業からの献金で賄うと言う。それまで、献金を表明している企業は;
①ガスプロム社ーメイン スポンサーとなるが其の指名料として1億8千万ドル。
②オレグ デリパスカ社ーソチ空港買収、国際空港への改装。メインスタジアム他教義上の建設費として、6億2千万ユーロ。
③インテロス社(投資会社)-2億3千万ドル。
その他である。

これからコーカサスに経済の波が押し寄せる。繁栄が世界の果てまで広がれば、日本にも間接的に余禄が又増えるという事か。
バイロン
一年足らずの内に、5回目の利上げである。5月の(一年に引き伸ばした)インフレ率が3.1%と加熱傾向にあった。
経済は堅調に伸張中、家計部門、企業部門の資金需要は強い。又世界的な経済の成長も続いている。雇用、稼働率とも高水準が続く。
英国銀行の決定に曰く,【依然とインフレ圧力は残る】。この表現より、年内に再度の値上げ観測が強まっている。今度は6%となろう。

産業界からは,[オーヴァーキル」だとの批判が出ている。又、住宅ローン支払いの約200万人だが、固定金利の期間を終える借り入れ人口が今年75万人、新規利率での借り入れ延長で負担が大きくなる。

又イギリス家計部門に於ける貯蓄比率は、2000年以降最低に落ち込んでいる。利上げの効果は比較的に少ない。
バイロン
2007/07/05のBlog
[ 14:16 ] [ 外国ー欧州 ]
摩天楼が聳え立つニューヨーク。
切っ掛けは1930年代の斬新な高層化の傾向で、其の方向をリードした建築家に多く日本人が居た事は余り知られていない。
摩天楼の出現は、多くを勇気ある市政担当者によっている。計画はあっても、それを取り上げるのは、行政であり、政治家なのだ。
現市長、ブルームバーグに【懐刀】が居る。副市長のドクトロフ氏である。

市の建築区域制度を大胆に改定して、之までの産業区域が、商業と住宅用土地に、吐き出された。一挙に、数々の摩天楼計画が実現に向かいだした。コロンビア大学でニューヨークの歴史を教えるジャクソン教授は,[ドクトロフ氏の構想で、1930年代のアメリカ、即ちー大きなことを成し遂げる精神ーが蘇った」と絶賛している。

地方自治体の運営がその後の大統領への踏み台となるアメリカ。ブルーム市長も全力投球で、ニューヨークの飛躍を誓う。ロンドンに奪われたオリンピック開催地、二度とこの轍は踏まないといきり立つ。
一時、治安の悪化、インフラの老朽化で、落ち目だったニューヨーク、すっかり衣替えしてきたが今度は、未曾有の建築ラッシュの到来だ。
ニューヨークの人口も、10年以内に、現在の820万から100万増えるとの予想さえある。

陽気さだけは一等国のアメリカだ。多分、成功するだろう。(市の貧乏財政に必要な道路の整備などできっこない、などと混ぜ返してはダメです)
バイロン
[ 13:31 ] [ 外国ー欧州 ]
ロシア大統領プーチンの後継者にのし上がってきたのがイワノフ氏である。
1953年生まれで54歳、今年プーチンの覚えめでたく、第一副首相に就任している。
プーテインと同じ道を永く歩んできた。
情報機関の、長い勤務と、「レニングラード(現セントペテルスブルグ)族」の一員で、三年先輩のプーテインに可愛がられて、国防大臣の要職も経験させてもらった。
同じKGB付属学校で学び、その後二人ともレニングラード大学に進んでいる。プーテインは科学を専攻したが、イワノフは英語を専攻。英語の達人だそうだがそのほか、スエーデン語を自在に扱える。
国際経験としては、各国の情報機関との永い付き合いがある。

ロシアの探偵小説を読む事、それに釣りが趣味、子供は二人。

先輩プーテインの支持率は依然抜群の高率で、議会には、法定の任期(二期)を改正してまで、彼の大統領三選を、押す勢いだが、イワノフ氏が後を継いでも、プーテイン路線は維持されよう。
バイロン
2007/07/04のBlog
アメリカは第二次大戦中ナチスドイツが「原子爆弾」の研究を始めたことを知り、50万人のマンパワーと20億ドルの費用をかけて開発を急ぎました。(日本の京大B計画は4700ドル)
45年7月16日N.MEXCOで実験が成功し、2発を日本に投下させることだけを目的にテニアン島輸送作戦が立案されました。
このころ、鈴木貫太郎内閣ではソ連に「終戦の斡旋」をすべく、動いていましたが、17日からポツダムで対日無条件降伏の話し合いが始まり、27日に日本に伝えられました。
これを見て、昭和天皇は「この線で戦争を収められるね。」と漏らされたそうです。

ところが、日本側は「ソ連の返事を待とう。」といいつつ、一部を新聞に漏洩したために「笑止!対日降伏条件、政府は黙殺!」と報道沸きかえりました。これを受けて、鈴木首相は「あの共同声明はカイロ宣言の焼き直し云々」とコメントとしたとなっています。

それよりも重要なのは、確かにアメリカにとって「ソ連の参戦前に終戦」が大きな課題であり、スターリンに対して”核実験成功したよと”はささやいたようです。

しかし、ルーズベルト大統領はグローブス少将起案、マーシャル参謀総長承認、スパッツ空軍司令官に対する命令書を7月24日(ポツダム宣言が日本向けに発せられた27日よりも3日前です)に淡々とサインし、発していたようです。

「①爆撃隊は8月3日以降、レーダーに頼ることなく広島、小倉、新潟、長崎に目視投下せよ。
 ②爆弾の効果判定の随伴機を従わすこと。」 舎利子
2007/07/03のBlog
バンコデルタアジアの北朝鮮口座52はプーチンの協力でやっと解決しましたね。
しかし、本当にあの口座は偽札や麻薬取引のマネーロンダーリングの巣窟だったのでしょうか?
偽札「スーパーノート」自身は北朝鮮ではとても作れない精巧なものだという説があります。これはCIA製ではないかというのです。

財務省と国務省の鋭い対立があり、前者をチェイニー副大統領が後者をライス長官が推して激しく争っていたという説もあります。
特にゴールドマンサックスのポールソン元財務長官が250億ドルの対中投資のために投資条件の前裁きをしたのではないかという話もあります。

中国政府は事情をわかっているために、自ら解決には乗り出さなかったようです。

さすがに、筋悪を打開するために、ドイツにおいて2月に5年ぶりの米朝会談が開かれて本来の道筋を模索し始めたのが本当のところではないでしょうか。

日本は[筋違い」の拉致問題ばかりに拘って、結局は孤立化し、気がつけば巨額のつけだけを支払わせられる馬鹿な役割をするのではないかと心配です。 舎利子
[ 17:22 ] [ 外国ー欧州 ]
メイン州のブッシュシニアーの別荘。二日間、プーテインとブッシュの非公式サミット。
何のことは無い、ミサイルの盾についても、コソボの将来についても、イラン制裁についても何らの歩み寄りが無かった。
ブッシュの頂上会談の、やり方について、きつい批判が起こっている。

下院外交委員会での、かっての歴代国務長官達の発言をまとめるとこうなる。
【ブッシュの頂上会談は、世界に間違った幻想を与えている。世界の不調和問題に対して、本当の解決努力を怠っている。トップが小時間話して。一体何が解決できるのか。アメリカの外交は地道な努力を全く行っていないではないか】

バイロン
[ 14:23 ] [ 外国ー欧州 ]
イラク戦争のきっかけとなったサダムフセインのウラン購入が、嘘であると喝破した、ウィルソン氏に報復しようと、彼の妻が政府の諜報委員である事を、マスコミに流して、告訴され、有罪が決まっていたリビー氏。彼は、チェイニー副大統領の首席補佐官だった。
ワシントンの連邦裁判所の有罪判決で直ぐにも、30ヶ月の懲役に服する手筈だった。

昨日、ブッシュ大統領権限で【減刑】の決定が出た。
監獄収容を取り消す。ただし、罰金刑25万ドル、および2年間の保護観察はそのまま。
(大統領の権限は、もう一つ、すなわち、【大赦】でこの場合、罪状そのものが取り消される。)

忽ち民主党よりは無論、司法当局者から、抗議の嵐。万人法の前には平等である、との主張である。政治的には、共和党の、傲慢な姿勢の現れであると、非難が高まり、間違いなく次期大統領選挙の争点の一つとなろう。
バイロン
[ 12:57 ] [ 外国ー欧州 ]
本ブロッグでも大分書いてきたが、久間氏は、とても現代の政治家とは思えない。
風通しの悪い石器時代のような政治土壌を、未だ維持している日本も不思議だが、彼のように【表現力の稚拙な】男が政府重職に、存在し続けられる事が問題だ。

国際社会の連衡合従は、日々バランスを変化させている。世界帝国アメリカでさえ、国内にまるで二国が存在するように対極化が進んでいる。
久間氏なる俗物を、世界の舞台【特に軍事面で】に送り出すには、【危なくて】みていられない。

選挙戦は未だに選挙カーが走り回り【お願いしマース】の連呼だけ。マスコミは候補者の人となりを深くえぐらない。先進国の選挙モードとは、100年の差がある。投票率の低さは、【民主主義】がまやかしではないかとさえ思わせる。せめて石器時代から鉄器時代ぐらいまで進みたいものだ。

経済一流、政治三流の見本のような久間氏だが、問題は今後の政治改革ではないだろうか。
その為、
①選挙制度を改める。マスコミに、候補者の宣伝を許す。国民は野球のイチローや、松坂以上に、我々の代表者を、よく知りたいのだ。
②代議士にはもっと勉強してもらうために、【スタッフ】の雇用を公費で許そう。【シンクタンク】の採用を許そう。
③政治、行政と、マスコミの癒着を切り離そう。マスコミが、行政に取り込まれている現状では日本は良くならない。記者クラブが文字通りの癒着の象徴で、そろそろマスコミも独り立ちすべきだ。
記事を書く現場の記者たちをもっと経験を積んだ者に嵩上げした方がいい。何時までも記者クラブに居座った、横並びだけの【少年探偵団】に書かせては国民がミスリードされ続ける。【筆者は年金問題の最大の罪人は大手マスコミだと思っている】
バイロン
2007/06/30のBlog
「 正面の のびのびと大きいのが立山です
 その石の黒い岩峯の群 
 あれが剣岳
 あそこまで 遥かな山旅ですが
 ゆっくり歩いて行きましょう 」 
 ( 串田孫一 「山頂」より一部抜粋)
立山は古くは「たちやま」とよばれていました。
富士、白山と合わせて日本の三霊山と称される神の山です。

最高峰の大汝山(おおなんじやま:3015m) 主峰の雄山(おやま:3003m)、
富士の折立(おりたて:2999m)の三つの山からなり、雄山の山頂には日本で
一番高いところにある神社、雄山神社が鎮座まします。

「 立山(たちやま)に 降り置ける雪を 常夏に

 見れども飽かず 神からならし 」 巻17-4001 大伴家持

( 今は夏の真っ盛りなのに 立山に降り積もった雪は消えることなく美しく
 輝いています。
 ずっと見続けていても見飽きることがありません。
 流石に神の山といわれているだけのことがありますね )

「神から」とは「族(うから)」「親族(やから)」「同胞(はらから)」などの語と同じく
血の繋がりがあることを示す古語ですが、ここでは真夏に白々と雪がある景色を
神の霊力とみた表現です。

746年、越中国守として赴任した家持は天空に聳え立つ立山連峰を目のあたりにして 
その雄大な景色に驚嘆したことでしょう。

なお、深田久弥氏はその著「日本百名山:剣岳」で万葉集の立山(たちやま)は
「太刀山」であり本来は「剣岳」のことであるとされています。

「 立山が 後立山(うしろたてやま)に 影うつす

 夕日のときの 大きしづかさ 」 川田 順

後立山とは立山連峰に並行して黒部渓谷をはさんで連なる山脈で後立山連峰と
よばれ白馬三山をふくみます。
晴天のもと落日を背にして主峰雄山の黒い影が後立山に落ち、夕日が低くなるに
つれてその影は刻々と山の稜線へと伸びていくという雄大な景観です。

作者は1935年54歳の時、生涯の思い出にと日本アルプス登山を試み、途中で道に
迷いながらも苦心惨憺したすえに登頂を果たしただけに感激も大きく、眼前の光景は
到底人間の言語では表現しきれないと述べておられます。

「 夕焼けて夏山おのが場に聳ゆ 」 飯田龍太
 
皮肉が好きなイギリスの新聞にしてははこれは破格である。
テレグラフの記者がホンダの水素自動車を試運転。

彼のコメント;
車上で水素と酸素を結合させて電気を作り、その電気で走る車だ。未だ試作車だが時速160キロは出るし、排出ガスと言えば、水と水蒸気だけ。

試作車だから2億円だし今イギリス全土で水素の充填所はたったの一箇所しかないから、直ぐには普及はしない。だが、この車は圧倒的に素晴らしい。サーブが、どんなバイオフュールでも走れる車を発表したが、ガソリンは節約できても貴重な植物資源を浪費する。

近く日本で、商業生産の予定だそうで、月ぎめで借りるとそんなに高くも無い。
イギリスは輸送用燃料の改善に世界で最も関心を払う国だ。
素晴らしい車で、これは必ず今後10年間で値段も下がり大ヒットするだろうと、イギリス人の皮肉を忘れて、褒め上げている。

物つくりの日本、技術の日本、この記事は効果抜群の宣伝となろう。
バイロン
[ 09:09 ] [ 外国ー欧州 ]
先進国の行政コストは合理的に削減されている。
民活の導入はとうの昔に、当たり前の話だ。増税は不要で減税が当たり前だ。

行政が国権三権をリードするような国は、ロシアと中国ぐらいで【両国を先進国と呼ぶならば】日本は、例外である。行政は国民【納税者】に仕えるのが本旨である。

行政が、治外法権を守り、国民は無知の暗闇に押し込められて、只税金だけ絞られるのはフランス革命以前の第三身分ー特に農民層と同じだが、これは暴力革命で是正された。

住民税、老齢者看護、その他適当な理由と詐術的手法で、この政府は【増税】を進めてきた。その上今後は、投資者の配当利益にまで、破壊的な増税が待っている。

行政犯罪の頻発、とどめは、年金問題だ。ただし、年金の馬鹿騒ぎは、与野党同罪だし、最も罪の重いのは大マスコミである【記者クラブとやらの至近距離にいながら不正を報道してこなかった】。これらは国民の立場に立ったことが無かったようだ。

結局、この現代国際社会で、行政コストをそのままにして、【増税】路線で選挙に勝った国は無い。国民の代表である筈の議員が民意を代表できなければ交代するしかない。

【減税】だけがこの国【国民】を救う。政権交代しても、この黄金率が、守られねば、又選手交代願わねばならぬ。
バイロン
2007/06/29のBlog
[ 15:54 ] [ 外国ー欧州 ]
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