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情報浴ーブロードバンド
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2008/04/09のBlog
[ 11:52 ] [ 文化、スポーツ ]
どうも気になって仕方が無い。

香港の新聞がすっぱ抜いた。
聖火リレーをテレヴィで見ていると、青いトラックスートを着た、頑強な中国人の一団が聖火ランナーを守って伴走している。

彼等の正体だが、中国人民武装警察の、エリート30名だそうだ。
選りすぐりの精鋭で、身長は6フィート、あらゆる武術に通じている。
彼等こそ、今回の聖火リレーの守護役の前に、チベットに派遣された一団だそうだ。

外国のマナーも叩き込まれ、英語、フランス語、日本語で、「前へ」、「早く」、「止まれ」等の指示が出来るよう訓練されている。

ロンドンでは、彼等がロンドン警察官を、無視して、時に衝突することがあったようだ。
通過地の警察よりも自分たちで聖火を守る使命感が強く、ヒッチを起こしやすい。

長野では、どのような光景にぶつかるのか。

IOCもリレー中止を勧告しないようだし、日本警察もしっかり中国側と事前に打ち合わせて、意味の無い外交問題を引き起こさないで貰いたい。
バイロン
[ 10:42 ] [ 外国 ]
ロンドンでは、オリンピック聖火リレーを妨害しようと、騒ぎが起こり、逮捕者が30名を越した。
首相官邸で、聖火を迎えようとしたブラウン首相の周辺は、イギリスで無く中国の保安要員が、警護するおかしな形が見えた。主権国に、得体の知れない外国警備官が、幅を利かしている。

パリでは、反対派が効果的に聖火を攻撃して、4回に渉り、聖火が消される事態になりリレーは半分で中止された。ここでも、聖火を取り巻いて守るのは中国の保安要員が主だった。

今サンフランシスコに到着の聖火。既に、ゴールデンブリッジに垂れ幕を掲げたりした反対派に、三人の逮捕者が出ている。

ユニセフは、北朝鮮を通過するリレーに参加を表明していたが、本日これをキャンセルした。

豪州のラッド首相は、これから、首都キャンベラに来る聖火の、保護に、中国の保安要員の、参加を拒否。独立国家だから自国の警備員で賄うと表明。

聖火リレーはIOC主催のイヴェントではない。
今回の企画者は中国である。費用だが、オリンピック公式サポーターたる、コカコーラ、サムソン、レノヴォが、負担していると見られる。

さて、長野では?日本政府に問題意識はあるのかな?

バイロン
昨日の米国上院、外交委員会におけるイラク戦争に関するぺトレイアス将軍の証言。同委員会に、二人の次期大統領候補、マッケインとクリントンが出席していて特に話題になった。やり取りの主要点:
①三万人の兵士を昨年増員派遣(サージ)。
その撤兵時限が7月。
この撤兵に将軍は45日間の延長を、要請。
軍事情勢は未だ、脆弱で、すぐにも後戻りしそうだから。
その後の必要な兵力について予測が出来ない。
②将軍は今イラク政府と「安全保障合意書」をネゴ中だと報告。
その内容は議会に報告できない。これに対して、議会侮辱だと、両党の議員より猛反撃。
③マッケインは飽くまで軍事行動の継続を主張。クリントンは、ここまで失敗が明確な方針を継続するのは、考えられぬと、両者これまでの主張の繰り返し。

嗚呼。
バイロン
「アメリカの副保安官」の蔑称を奉られて、空けても暮れても、ブッシュの御説の通りに動いていた前任者ハワードとの差を強調して、首相の座を射止めたラッド氏。

18日間の「お客参り」の公式外遊の始まりだ。

先ずは、ワシントンから始まって、欧州へ、最後は、彼の大好きな中国で終わる。

貿易関係で長く貴重な関係を持つ日本を素通りする、見識の無さがアジア諸国からも奇異の目で見られていた。

案の定、ワシントンでは、時流に迎合してたちまちチベット問題で中国非難を、派手にやらかした。何だ、前任者のアメリカのプードル、ハワードと、何処が違うのだ。アメリカさんの言うとおりか。と、たちまち起こる非難の声。

一転して北京にたどり着けば、アジアでは中国しか視野に無いと、提灯持ち外交を仕掛けるのか。極め付きの中国マフィアだから。

ふらふらの新首相。早く軌道を定めないと、世界の笑いものになりかねぬ。
バイロン
[ 08:45 ] [ 政治 ]
白川氏は日銀次期総裁候補、彼の言辞がFTに引用されている。
曰く、世界は1930年代以来の危機に面しているだの、アメリカは財政資金の大量投入が必要とのご見解らしい。

およそ中央銀行総裁たるもの、言辞には厳重な慎重さが求められる。彼等の言行が国内外の「信用」の源となることを肝に銘じなくてはならない。

小生意気な役人の優等生的言辞は、危険極まりない。青臭いこけおどしは国際の場では通じない。
 
国際の場で経済は一流だが、政治が三流と折り紙つきの日本。政治が三流なら、行政はどの辺か。よく手前の実力を振り返って、慎重に行動されたい。

バイロン
2008/04/08のBlog
[ 12:45 ] [ 外国 ]
ランドル ジョ-ンズ氏なるが、OECDの日本通信簿を書いた張本人らしい。
彼がFTに語った日本の問題点。
①先進諸国で、ダントツに公的負債が突出している日本。
金利は、超低利に据え置かれているが、少しでも上がれば国の負債の返済金利が跳ね上がって動きが取れない。
すなわち、日本には金融政策の発動する余地が無い。
先進国でもっとも特異である。

②担税範囲が偏っている。
法人ではおよそ半分が税の支払いをしていない。
個人では、納税者の半数が、所得最低の5%の層からなる。
担税範囲を公平に広げなくてはならない。

③更に特異なのは、労働市場である。
常雇いと臨時雇いの「二重性」である。
既に労働人口の4割が、臨時雇いで、この事実が富の格差を助長している。

④ベイビー ブーマーが、労働市場から脱落して、残りの労働市場の生産性が落ち込んでいる。一人当たりで、アメリカの三分の一。
常雇い部門は、厳重に管理されていて、生産性を阻害されている。

⑤財政改革は進んでいる。しかし、少子化、老齢者社会の社会保障費の増加に対処するには、先進国最低の消費税5%をかさ上げするしか道はあるまい。
バイロン
今朝のFTの観察である。

①香港ドルは、米ドルにリンクしている。
その為に金利政策もアメリカ連銀の政策を踏襲する。
アメリカ国内の景気対策の為に、今後更に米ドル金利は下がろうし、したがって香港ドル金利も下がって行こう。
 
②一方、中国元は、この6ヶ月間で対米ドル、7.7%もきり上がった。と言うことは、米ドルリンクの香港ドルも同じだけ対元で、価値を失ったことになる。

③今年暦年の、米ドルー元交換率は、15.5%、米ドルが更に安くなる予測が強い。

④香港人は、香港に外国為替の銀行口座は持てる。しかし、その金利は、香港金融当局の規制下にあり、中国元による6ヶ月の定期で、0.8%の低利しか産まない。

⑤現在、中国本土の預貯金金利だが、香港の隣のシンセンで、この金利が3.8%である。

⑥中国本土のインフレは進行中で、今後の金利動向は、上昇方向しか考えれらない。と言うことは先行き、中国とアメリカの金利動向が180度違ってその差が益々広がると言うことだ。

⑦香港内の、元による預金金利は、これからその影響で、規制はあっても上昇しかしない。

以上が、ここ一年で香港の元預金が4割も急上昇している理由である。

バイロン
2008/04/07のBlog
「 花吹雪 滝の岩ねの かがやきぬ」 川端茅舎

ここは花の吉野山。緑の山並みを埋め尽くす見渡す限りの桜、さくら、サクラ 。
 
突然、谷底からの渦巻くような一陣の風が吹き上がってきました。
花びらが空高く舞い上がり、そして流れてゆきます。まさに豪華絢爛たる花絵巻です。

「 峰(を)の上の桜の花は 滝の瀬ゆ 散らひて流る - - 」

 巻9-1751(長歌の一部) 高橋虫麻呂

峰の上から視界一面を覆って舞い落ちる花びら。
川一面に散り敷いた花びらはやがて連なり筏のように流れていきます。
あまりの見事さに

「これ以上花を散らさないように龍田山の風神様にお願いに行きましょう。
あとでこの道を通るあの方のために」と詠う作者は公用で難波に赴いた帰路
この美しい光景に出会ったようです。

この長歌は流れに浮かぶ花びらの美しさを詠った最初のものとされております。
 
「 雉(きぎし)鳴く 高円の辺に桜花

 散りて流らふ見む人もがも 」 巻10-1866 作者未詳

( キジが鳴く高円山のあたりの桜。 風に吹かれて流れ散っています。
 見事な光景ですねぇ。一人で見るのは勿体無い、誰か一諸に見る人いないかな)

高円山(たかまどやま;奈良)の麓の白豪寺は萩の名所で知られていますが
奈良時代は桜の山だったようです。

散る桜を愛でる万葉人。そこには命のはかなさを詠う無常観は微塵もみられません。
古代人にとって散るべき時に散る桜は命の再生と農作物の豊穣を予祝する
めでたきものでした。

「春風の花を散らすと見る夢は

 さめても胸のさわぐなりけり 」 西行 (山家集)

『 「さめては胸のさわぐなりけり」は頭の中で考え出した情景ではない。
私にはそれはどうやら西行の吉野山での落花の経験を土台にしていると思えるのだ。

一瞬にして散る花吹雪の壮絶に感嘆の声を挙げ、その夢が覚めた後も異様に胸が
波打っている。夢さめた西行は床の中で自分の胸の鼓動をじっと量っているようだ。』

 ( 山本健吉 遊糸繚乱より一部抜粋)

「西行は月の歌もそうですが桜の歌はその桜を女性に置き換えるとよく分かるのです」

 (佐々木幸綱 国文学1996年10月号での対談より)

吉野の桜を愛してやまず、生涯その美を追い求めた西行。
「ねがはくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月のころ」と念願通り桜の季節に
その生を終えました。

「 雪ならば幾度袖をはらはまし 花の吹雪の志賀の山越 」 謡曲(志賀より)
先進30カ国のクラブ、OECD,この度日本経済への評価を発表。

①先ず、成長率だが、今年は、1.6%、来年は1.8%と見てくれている。
アメリカの経済の減速の余波で、落ち込む分、今やアメリカに取って代わり貿易相手国として首位に立った中国との埋め合わせ取引効果が大きい。

②インフレの進行はまったく穏やかだと見られている。
経済成長も僅かながら上向きだし、インフレ懸念は無いのだから、当面の利上げは不要だと、この点ははっきりと主張している。
成長が波に乗るまでは現状維持がいいと。
③問題点は、税制で、モット成長型の税制に変革すべきだとしている。
所得格差を助成したり、労働人口の経営参加(利益享受)を阻止する、税制は、早く切り替えて、経済活性化を誘導する仕組みに変えるべきだとしている。
④世界第二(久しぶりに持ち上げられている)の経済大国として、世界経済の牽引役を期待されているようだ。
バイロン
ペン氏は、押しも押されぬ民主党大統領候補クリントンの選挙参謀、NO1。

だが、同時に、本業のロビイストとして収入を得ていた。

先週、彼は雇い主、コロンビア政府と密かに会合していることが露見した。

コロンビア政府は、アメリカとの二国間貿易協定を締結するため米国議会に対するロビー活動に、ペン氏を30万ドルで、起用していたことが露見。

ところが、もう一方の雇い主、クリントン候補は、この二国間貿易協定は、アメリカの労働者から職を奪うとして反対の立場で、全米の労働組合から懸命に支持を取り付け中の選挙戦の目玉。

ペンは何やっているのだ、と選挙本部で非難ごうごう。終にたたき出されてしまった。

その後の調べで、ペンは、全米最大のサブプライム住宅ローン会社からも、さらにはイラクで無辜の婦女子を殺戮したとされる全米最大の民間警備会社、からもロビイストとして、雇われていることも判明。
共にクリントンが悪者として槍玉に挙げて散々叩いていた先。

アメリカ式政治体制には、分かりにくい点が多いです。
バイロン
それ以前には無かった聖火リレー。

"1000年の帝国、ナチスドイツの威光を宣伝するのだ。
わが国は北のノルデイック系アーリア人から、地中海のアーリア民族まで広く同胞が居る。
オリンポスのヘラ神から聖なる炎を授かり、ベルリンにまでリレーで運ぶのだ。"

プロパガンダの異才ゲッペルス演出の政治ショウの始まりである。
1936年のことである。そんなに古い話ではない。

スポーツと政治の華麗な結婚。

最近の国際オリンピック委員会は、異常な性格を取得した。
設備に過剰な注文をつけ、委員はやりたい放題の贅沢三昧。
オリンピックに素朴なスポーツをはるかに超えた華美で、政治的な威光を、与える。

共産主義国家、中国は総額300億ドルを注ぎ込んでの政治ショウを演出中。
世界最高峰エヴェレストは中国にある→だからチベットは中国に存し、其処は平和の秘境なのだ。今、世界のジャーナリストは、チベットに近づけない。

もっとも、クーベルタン男爵は、「戦争で命のやり取りをするより、スポーツでかたをつけよう」と呼びかけた筈、オリンピックはそもそも、政治の場だったのかもしれない。
バイロン
2008/04/06のBlog
ロシア新大統領、メドヴェデフは、イギリスFT紙との独占インタヴューに答えて、

①NATOがジョルジア、ウクライナまで包含しようとする動きにロシアが反対するのは当たり前。どの国でも、反対勢力が国境近くまで勢力を伸ばすことに賛成しまい。

②現在ロシアのインフレは年率13%まで延びてきた。この対策が重要だ。

③ロシア人は、法律を馬鹿にする性癖がある。一種の「法的ニヒリズム」がある。これの是正に努力する。

④先輩のプーテインが、後継者の自分は見かけよりタフだと言ったそうだが、自分でもそう思っている。

バイロン
ソチでの東西両巨頭会議。
ブッシュも、プ-テインもレイムダックで誰も成果を期待していなかった。
予想通り、何も出なかった。

ブッシュは例によって、異論を遠慮なくぶつけ合えてプーテインはいい男だと、何時ものとおりのカーボーイの単純さを、振り回し、プーテインは、欧州にブッシュがごり押しで持ち込もうとしているミサイルの盾に、ロシアはあくまで反対だと繰り返し、ブッシュが良く話を聞いてくれたと、だからどうしたと言いたくなる、記者会見。

会議に同席のプーテインの子分次期ロシア大統領メドべデフは、今後、両国には対話が必要と、当たり前の発言。

これで、騒がしい世界を作り上げた責任者二人の会談は最後となった。
バイロン
2008/04/05のBlog
クリントン夫妻はフォワイトハウスを7年前に離れた時、ルインスキースキャンダルに関わる弁護士費用がかさんで、殆ど文無しと考えられていた。
ところがこの度、ヒラリーが大統領選挙に名乗りを上げて、諸方からの圧力に負けて一家の過去7年間の収支を公表。
この間なんとこの一家は約、100億円の収入があった。
主たる収入は、前大統領の自叙伝原稿料、講演料。
そのほか、問題と思われるコンサルタント料が含まれる。
講演料は平均、一回、2500万円の高額を取っている。

この一家は、アメリカ富裕層1%のその又、百分の一の超リッチクラスに属して、その数僅か15000人しか居ない内に入る。

軍事帝国アメリカの威光を背にして、講演料で諸外国から巨額の金品を、収受するやり口は、以前キッシンジャーのケイスで問題化したことがあったが、大統領職は、大分儲かるものと見える。
バイロン
2008/04/04のBlog
[ 12:42 ] [ 外国 ]
来年は中国共産党結党60周年である。

又来年は、同じくNATO結成60周年である。

ルーマニア ブカレストで集まっているNATO26カ国首脳会議。
主要結論は;
①NATO拡大問題ー
クロアチア、アルベニアの二国は1-2年後の正式参加の準備に入る。
マケドニアは、ギリシャの反対で、準備に入れない。
懸案のジョージア、ウクライナは、ドイツ、フランスの反対で、準備に入れない。(ロシアの徹底的な反対がある)

②チェコと、アメリカは、「ミサイルの盾」構想によるチェコ内の施設設置に合意。合意書にサイン。

③フランスはアフガニスタンに増員派兵。
但し、平和活動のみ従事。これにより、アメリカ兵が南部の戦闘地区に回せることになる。(現在、軍事活動に従事しているのは、アメリカ、イギリス、カナダ、オランダの四カ国。カナダは他のNATOの支援が無いので独り犠牲になるのはごめんだと撤兵をちらつかせてきた)。

ロシアプーテインはNATOの招待に応じ、対話のためブカレスト入りの予定。


そもそも、NATOとは何か。

巨大化するNATOの仮想敵はどこか。

「弱小国」が挙って参入を求めるのは、一体何が目的か。

欧州各国の軍事費が年々減少している。メンバーは増えるがトータルの戦闘能力は減る。矛盾はないか。

NATOは既に軍事機構の意味を失い、ブラッセルの、「役人」の仕事の確保のための無意味な行政機構に成り下がっては居ないか。共同軍指令系統も不統一。

軍事産業のメシの種を、維持する虚構か。

欧州は自前の軍を持ってそろそろ、アメリカの指導下(すなわちNATO)から脱する時か。

歴史の節目で、種々議論が巻き起こってきた。
バイロン
原油も天然ガスも、鉄鉱石も石炭も、豊富に保有して、途方も無いお値段で世界に輸出し、いまや現代の大金持ちのオーストラリア。

しかし、万事順風とは参らぬ物で、やはり、アメリカ発信のサブプライムの害毒に足元を掬われていた。

ニューサウスウィルス州の下部地方自治体150の内の多くが,サブプライム 住宅ローン返済債務を債権化し他の、商品と組み合わせた金融商品に投資していることが判明。
主に、今話題のリーマンブラザースが仕込んだ「フィダレイション」なる商品を買っていた。
ある自治体では、全投資のうちこの商品を5割以上買い付けている熱の入れ方だった。この商品の損が大きく、この時点で州内自治体の損は4億ドルを超えている。

州では、慌てて、今後州内自治体は担保付債務返済を原資とする商品(CDO)を一切購入してはならぬと規制、さらに今後20ヶ月は投資対象を、州債、等指定の分野に限る決定も出した。

損を蒙ったある自治体は、リーマンブラザースを提訴。「だましの手法を用いて違法に損害を与えた」とし損害賠償を求め法廷闘争に突入している。

おそらく全豪では、隠れた損害は巨額に及ぼう。
バイロン
2008/04/02のBlog
5大石油会社の経営者が集められた頭書の公聴会。
原油が110ドルを超え、ガソリンが4ドルの大台に近づいているアメリカ。
一方5社の昨年の利益は前代未聞の巨額に達した。
5社で合計1230億ドル。
退職役員に4億ドルの退職金を払ったところさえある。

議員の追及は;
①ガソリンが高くて仕事に車を使えない国民が増えているのに、石油会社の利益は途方も無い。
それなのに、石油業界は現在年間180億ドルの財政援助さえ受けている。
値下げを含め、方針を変えよ。
②投機的トレイダーの暗躍で、エネルギー価格が仮想的価格となっている。石油会社に打つ手は無いのか。
③この状況で財政支援とは筋違い。
少なくとも返上するか、あるいは一定の利益、例えば10%を代替エネルギー開発研究に使うべきだ。

等々だったが、追求も弱く、会社側は、エネルギー価格は国際価格。市場価格は需給と税金で決まる。代替燃料の開発にはこれまで以上に力を入れると、型どおりの返答に終始。

この公聴会は今後も続く勢いだが、だんだんと論議が深まることを期待したい。
バイロン
73歳のサマック首相。
70年代の軍のクーデター時には、デモを繰り返すタマサート大学の学生に発砲を許した内務官僚。
その後、バンコック市長に選出されて、たちまち汚職の嫌疑が掛けられた。
不思議に王室の覚えが良く右派の代表のように思われていた。

一方、テレヴィ料理番組の人気者で’泰のシェフ’の愛称を奉られている。

2年前の軍事クーデター。
タクシン首相率いるタイラック党が解党されて、国民党に衣替え(PPP党)。
サマックはタクシンの分身として、今度は軍のクーデター反対に廻り、PPPの党首として、選挙に勝利し、首相の座を射止めている。
すかさず、宥和政策かクーデターの責任者、退任したソンチ将軍を副首相に据えている。

右に左に、風向きを呼んで、しぶといものである。タクシンの黒子だと見る説と、いやいや居直るぞ、との見方が交差する。

料理人の面目か、先日訪問したヴェトナムのオープン市場で、果物をがぶり。下痢を起こしてただいまバンコックの病院に入院中。

バイロン
2005年から2年間、イギリスの住宅市場は、サブプライム住宅ローン、貸家用の二軒目の購入、と言う、二つの未知の仕掛けに惑わされて、アメリカと似た住宅ブームに沸いた。
ストリップテイーズに擬せられる「テイーズ」金利ーーローンの初年は極端に安い金利で、人を惑わし、数年後から跳ね上がるーーで無資産階層にローンを提供しそのローンを証券化して他の金融商品と、こき混ぜて投資家に売る。これはアメリカ発信のやり口だったが急速にイギリスで真似られた。

いまや、イギリスの心配事は、これからアメリカの混乱まで真似なくてはいけないかということ。

笑止千万な話だが、そんなに酷くはないだろう、との予想がある。

その理由として、何でもそうだが、アメリカンを真似をするときは時差が一年から一年半ある。
だからサブプライムの害毒はアメリカほど浸透していないだろう、との楽観論。

さらに、アメリカでは土地代が安いから、乱暴な住宅建設が可能だったがイギリスは比べて土地代が高い。
だからアメリカ程おかしな家は建っていないはずだとの説。

上記2年間に貸し出された住宅ローンの三分の一が、「問題」だ。頭金が極端に少ない。さらに、収入に対するローン返済金の比率が突出している。

アングロサクソンの文化の伝播。いいものもあれば酷いものもあると言う好例。
それにしても無秩序な財テクの世界ではないか。「だまして儲ける」方程式の終焉を見たい。世界はいい勉強をしている。
バイロン
世銀の数字によると、昨年は、海外へ出稼ぎに出て、本国に送金された総額は、2400億ドル。
これは前年に比べて8%もの大幅な伸びだった。

送金された国別では、インド27%、中国25.7%、メキシコ25%、フィリッピン17%がトップ フォー。

但しその傾向だが、アメリカへの出稼ぎが減ってきた。

稼いだドルがが弱くなり、一方本国の通貨が強くなっている。
だから稼ぎの効率がダブルに落ちてきた。
直前の4年間を見ると、これ等4カ国の実質受け取りは、3割から5割減っている。

世銀調査だと、アメリカへの出稼ぎが減る傾向が顕著で、いまや目指すは、ユーロ圏、カナダ、オーストラリアとなってきた。アメリカでは、特に建設業が吸収していた海外出稼ぎ労働者の職場が減り、賃金も下降している。また、サーヴィス業では、チップ収入が激減している。

アメリカン ドリームも峠を越えた。バイロン
2008/04/01のBlog
先月のロシア外相ラヴロフの中東歴訪。その意味するところ;
①イスラエルーパレステイナ対立について、そろそろ「真面目に」決着をつける時だと考え始めた近隣国が多くなった。その実感を得る為の歴訪。
②外相はロシアのこれまでの姿勢を、再び関連諸国に、確認した。
すなわち、パレステイナ政府は、対立する内部の二派、ファタとハマスが、抗争を止めて一つの声となること。これがロシアが対イスラエル問題解決に乗り出す前提条件。
これまで、アメリカ、イスラエルは上記二派の、合同に反対。ファタのみを支援している。これが最大のネックだった。
③イエーメンが、二派の仲介に名乗りを上げている。
④ファタ側にハマスとの対話を開始する兆しが見える。

以上の最新情勢の確認、把握のための歴訪だった、と理解される。和平調停役としての下準備だったか。
バイロン
資本の国際自由化と称して、金だけは、農産物や、武器と違い、国境を知らずに、飛びまわる。おまけに変な仕掛けをこさえて、経済の基本に必要な原材料や農業製品、為替にまで「先物市場」なる博打場で、実需に無関係の、仮想価格を形成している。

実需サイドからの復讐は;
①二重価格市場の現出。
例えば原油だががバレル100ドルもして、そんな高いエネルギーを容易に買えるところはありはしない。発展途上の貧困国は先ず手が出ない。だから、別価格で取引される隠れた市場が出来上がっている。そちらの「真の市場価格」が伸びて「仮想価格」で一儲けと目論む欲ボケのトレイダーはその内、手痛いババを引くことになる。

②鉱業用原料の価格は、産出国の反トラスト行為として問題化するだろう。これも現在の気違い価格の沈静に繋がろう。オペックよりくみしやすい筈。

③農産品価格の高騰だが、こちらは割りに簡単だ。短期に生産が跳ね上がるからだ。

薄日ながら、アメリカでコモデイテイー トレイデイングに規制の風が吹き出した。

資本の自由往来は結構だが、世界中をだます仕掛けには確り対抗することが肝要だ。
バイロン
[ 10:16 ] [ 外国 ]
ガソリン税が元に戻り、大きな減税となった。
政府に同調して、嘆くことはまったく無い。
天下りを云々するが、天下りの入れ物が大きすぎる。入れ物を政府機構と、単純に理解しなくてはいけない。其処に12兆の税金を注ぎ込んでいる。今回のガソリン税の減税は3兆円を切る。公益法人だのなんだのとの政府機関ー入れ物ーを皆なくしてしまえば、まだまだおつりが来る勘定だ。

世界第二の経済体が斯様に、国家財政をめちゃめちゃにしているのは、入れ物込みの政府が大きすぎるからだ。政府の維持費用がかかりすぎるからだ。

日本売りの様相だが、何たいした話ではない。当たり前の「行革」を進めれば、国力はまだまだある。

納税者側も、目覚める時が来た。小言幸平衛

アメリカ財務省から鳴り物入りの金融業会規制の大方針案が発表された。

ヘッジファンド、私募ファンド、その他銀行以外の金融業が、これまで野放し状況だったのを是正して、連銀の監督下におかれるが、監督権は、金融混乱が生じた場合にのみ限定される。

種々金融商品の審査等の監督権は何処にもないようだ。

世界中で馬鹿をやっている、先物取引業者。
油や、食品,為替、石炭、ありとあらゆるものに、博打を仕掛けているトレイダー。
新しく、彼等の行動がSECの管轄化に入るようだが、如何に管轄されるか、見えない。

ポールソン長官が強調するように、今回の方針は長期的な効果を狙ったもので、現在の混乱を是正するものではない。

又、方針は議会の承認が必要だが、既に議会では、別途、さらに厳しい規制案が考慮されており、少なくとも議論を引き起こす引き金にはなろう。

ゴールドマンサックスから「天上り」のポールソン、やはり出身業界を規制するには不適当だった。どうも彼の言動を見ていると、余り頭も良くないようだ。
バイロン
2008/03/31のBlog
「ふるさとの野川は今も流れたり

 おもへばここよ鮒とりしところ」 落合直文

古代、冬の鮒とりは釣竿や網などを使わずに素手で獲っていたと伝えられています。
張り詰めた氷を割って腕を水面下に突っ込み、冬眠している鮒が驚いて
浮かび上がってくるのをすばやく掴む豪快な漁法です。

「 沖辺(おきへ)行き 辺を行き今や妹がため

 わが漁(すなど)れる 藻臥束鮒(もふしつかふな)」 巻4-625 高安王

( 沖へ舟をやり岸辺を探し回りやっとあなたのために鮒を獲ってきました。
 藻の中で眠っていた(藻臥) 小さな鮒(束鮒)ですが私の心からの贈り物です)

大げさな表現でおどけているようですが

「“藻”に共寝の床を連想することが許されるならば“臥”の意味も生きてくるが」
(伊藤博) とあるように口説きの歌あるいは

「寒鮒の乾燥粉末を妊婦の病気治療に用いたことから相手の女性は妊娠中
だったかもしれない」 (くすり歳時記 槙佐知子) という説も。

「 藪かげに新聞紙敷きてかき座り

 寄る鮒まつよ一すじの糸に 」 若山牧水

「釣は鮒に始まり鮒に終わる」と云われているほど奥が深いそうです。

甘露煮の好材料とされる寒鮒は冬眠中泥の中に潜んで動かないため釣り糸を
垂れても餌に見向きもせず、素人では釣るのが難しいといわれています。

また、小さな物音にも敏感で古くから臆病者の代名詞にも使われました。

「フナだ! フナだ! フナ侍だ!」これは殿中で吉良上野介が浅野内匠頭を
小心者として罵倒した有名な台詞です。

乗込み鮒(のっこみぶな)とは3月の終わり頃から4月にかけて産卵のために細い流れに
ぐんぐん乗り込んでくる鮒の集団をいい、

「春の水みなぎり落つる多摩川に

 鮒は春ごを産まむとするか 」 馬場あき子 などと歌われております。

鮒で忘れることが出来ないのは琵琶湖名産の「鮒鮓」(フナズシ)です。 

古代の最も古い保存食品として知られ、鮒を熱い飯に包み込み鮒が程よく発酵して
酸味をもつようになると飯は一粒残らず払い落として鮒のみを食べたそうです。
貴重な米をすべて捨ててしまうのですから超高級食品だったことでしょう。

現在では「ふな寿司」という名前で郷土料理百選にも採り入れられておりますが、
「クサヤ」などと同じように多少癖がありこれを好む人は食通といわれております。

 「 鮒ずしや彦根の城(じょう)に雲かかる 」 蕪村
全国的に住宅価格が下落しているアメリカでは、概ね、各州とも住宅の価値に応じて課せられる財産税が下落し、それに人は用心深く物を買わないから、消費税の収税額も減少。
不動産の売買が停止状況なので、売買益に関わる税収も落ち込んできた。
丁度半分の州で、税収が予算を下回る。

アメリカでは州の憲法により収支均衡の原則を決めているところが殆どで、したがって、税収不足の州では、わき目も振らずに支出のカットに大童である。

カルホルニア、ミシガンは酷く打たれており、学校の閉鎖や、医療費のカット、公園の閉鎖、公務員のレイオフ等、次々に倹約施策が打ち出されている。

一方、原油を産する州や、農産物の価格上昇で儲けが増える企業を有する州では税収が好調で、全国的に格差が見える。
バイロン
イギリスでは明日から駐車違反の扱いが変わる。

各自治体が責任者で、民間の監視人に違反切符を切らせているが、明日からは現場で切符を切らずとも、違反者に後刻、切符を「郵送」して良いことになる。

しかし、こうなると、実際に違反現場を確認せずとも、監視人は切符を発行する危険がある。遠目で、ナンバープレイトだけ、見られて切符を切られては問題だ。

そこで、政府は新たに「判定者」なる公のポストを作った。違反切符を郵送された人は「電話」で、「判定者」に苦情を申し立てられる。
違反者側に抗弁力を与えて、罰金徴収側に挙証責任を押し付ける。
「判定者」には即決の権力を与える。

現場でのやり取りが減る分、交通流を停滞させる邪魔が省ける利点を狙った制度改正だ。

イギリスは面白い、何でもやってみる。悪ければ変更して行く。

日本で、カジノを合法化する動きがあるそうだ。規則を融通無碍に改善、変更して行く精神構造が無いとうまくは行くまい。バイロン
サブプライム住宅ローン問題について大統領候補三名の基本姿勢は;
マッケイン共和党候補
政府の支援は、あくまで自宅としての住宅の所有者に対して行われるべきで、銀行、あるいは住宅ローンの提供者を助けるべきでない。
又、投機的に二軒目を買ったり、買って他人に貸す人々を救済すべきでない。
政府支援は一時的であるべきで恒常化してはならない。
悪者を助けてはならない。

オバマ、クリントン民主党候補
両者の主張は似ている。
連邦政府の支援を至急、大掛かりに行うべきだとしている。
連邦住宅局による、住宅ローンの保証の拡大、緊急資金助成により差し押さえの制止、サブプライムの金利を一定に且つ返済を長期化させる規則の導入等を提唱。
オバマは、悪徳ローン提供会社には罰金を課して、その金も住宅所有者に還元する案も示している。
バイロン
2008/03/30のBlog