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情報浴ーブロードバンド
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2008/04/30のBlog
どうです、勇ましいではありませんか。

昨日のイギリス下院財務委員会でのキング中央銀行総裁の発言の内;

①中央銀行は各種の金融政策を採って、金融クランチの緩和を図ってきたが、これは銀行業のこれまでのような尊大で、無定見な貸し出しを助ける目的ではない。

②人様の大切な金集めそれを無責任に(賭け)に投じ、自分のボーナスを始めとする、給与体系を勝手に決めて法外な退職金まで成績に無関係に持ち去る。
斯様な、習慣をこれからも維持させる為に諸施策を打ち出して居るのではない。

③若者への悪影響も計り知れない。
短期間に、乱暴きわまる営業を行い、うまく行けば巨額のボーナスを手にする。
若者の就職意識に、賭けの魅力を植え付け、健全な労働意欲を抹殺してきた。

④自分の個人的な感想だが、イギリスの経済に貢献しているのは中小企業である。彼等の真摯な労働に感銘を受けている。

との発言が目立った。


これから、金利をどうするのか、又、住宅関連業界の救済にどんな手を打つのか、分からないが、中央銀行の総裁が、このように自由に見解を公表できるとは、驚きで、羨ましい。
バイロン
[ 12:55 ] [ 経済(マネー) ]
1900年時点で、世界の人口は17億人だった。

空中から窒素を取り出して肥料にする劇的な発明がなされて、爾来、肥料の世界生産量は6倍に増えた。

そして人口は現在の66億人にまで膨れ上がった。

若し、「窒素肥料」が無くなると、現世界人口の4割が飢饉に見舞われる。

アメリカ タンパに公示される国際肥料価格、窒素肥料は、去年の同時点と比べて、2-3倍に跳ね上がっている。

窒素のほか、肥料の二大要素、燐酸と、カリは自然に賦存して、今や盛んに増産中だ。窒素工場も大童で、建設中の世界である。

だが、世界の経済成長は、近年、年率5%。
先進国は伸びが鈍っているが、新興国の成長は、驚異的で、食料需要はそれに従って強く上昇中だ。おまけにバイオフュールが穀物を横取りする。

窒素は、扱いを間違えると環境を破壊する。

既に、アメリカ中部の穀倉地帯から、川に残存窒素肥料が流れ出して、メキシコ湾に海藻の爆発的生育を招き、魚類の酸素を奪って(死の海)を現出させた。

さはさりながら、(窒素肥料がなければ、世界は終わり)らしい。

バイロン

2008/04/29のBlog
[ 17:05 ] [ 外国 ]
ホフマンさんは18年間「投資銀行」に勤務して今はユーロマネー紙のコロムニスト。
FTに寄稿して過去を懺悔している(本日付け)。

目に付くところ:

①先ず「投資銀行」のトップに財テク商品の知識を、持つ人が少なかった。
殆どの経営者はややこしい金融商品の仕組みを理解できず、「その辺は下の頭のいい社員が理解していればいい」と面倒がった。

②部下の、「頭のいい社員」は、株主のことなど気にしない。
自分の給与のことばかり考える。
難解な金融商品を売りまくり、巨額のボーナスを手にすると、社員の間で英雄視される。
英雄に疑問を投げつけるのはご法度で、一種の英雄崇拝カルトが出来上がっていた。

③社外重役を入れればリスクを指摘してくれて安全だと考えるのは間違いだった。
投資銀行の間で猛烈な利益競争があって、危ない商品を売るななどと言える雰囲気ではない。
それに社外重役にも金融商品の知識が無かった。

④今後、もう「投資銀行」が、虚像まがいの仕事をするには、世間様が疑いの目で見るので無理だろう。
経営者の報酬の透明性、取締役会の、抜本的改組、社員給与の、公正化を地道にやるべきだ。


「自分は教師で給与が安い、銀行家は頭がいいから給与がいいのだといわれてきた。だけど、今度銀行家は馬鹿(stupid)だなと良くわかった」と友人が言った。
今後「投資銀行」のトップは社有車を捨ててて、地下鉄通勤なさいと結んでいる。

バイロン
世界の原油、約4割をオペックに属する13カ国、6割を、ロシア、ノルウェー、メキシコ、その他(アメリカ、イギリス、等)、ノンーオペック諸国が生産している。

原油先物市場でバーレル120ドルの狂騒価格となると先進国に需要のかげりが出始めてはいる。しかし、新興国、中国、インド、中東の需要は、未だ、沈静化の兆しが無い。プラスマイナス、未だ需要のほうが強い。

跳ね上がる原油価格だが、供給側に深刻な問題がある。

①オペックの主戦投手、サウジアラビア。現在増産の為作業が継続しているが、どうやら、思ったほどの増産が不可能らしい。(予定は日量1500万バーレル、それが達成できず1250万になるとサウジの発表)。総じてサウジ供給力に疑問符が付いた。

②他のオペック諸国だが、国内に政治の混乱がある。逆に減産して一層、原油価格を上げろという声さえある。

更に、気味が悪いのはノンオペックの実態である。

例えば
①イギリス、ノルウェーが生産する北海原油は、掘り尽くしたか生産が急落している。
イギリスはピーク時より3割落ちた。
ノルウェーはほぼ半分にまで落ちた。
アメリカのプルードーベイからの生産も似たような動きでそろそろ、ピーク時の7割にまで落ちる。
そろって、落ち方が激しい。

②ノンオペックの一方の雄、ロシアは益々国家の生産管理が進んでいる。
外資が入りにくくなっている。
したがって当面の増産は見込めない。
未開の東シベリアに油を探すにはこれから気の遠くなるような時間と金が掛かりそうだ。

③メキシコは現在アメリカに原油を輸出する国として二位の地位を占める。
アメリカにとって重要なことこの上も無い供給源だ。
しかし、生産のエイスたる、大油田、カンタレラ油田が枯渇し始めた。専門家は、あと5年で、アメリカへの輸出がが全面停止すると見る。

楽観材料は、少ないが
①戦争と、制裁でイラン、イラクの原油生産が打撃を受けているが、時間をかければ復興の余地がある。
ナイジェリアを始め、国内政治が落ち着けば増産が可能だ。

②ブラジル等、新しい原油探索に乗り出した国が、新規に油田を見つけている。

③原油開発に、馬鹿げた法的規制や、税を課す、「問題国家」が未だ多い。
日本を始め、かかる国が、開発に、真剣になる可能性がある。
時間は掛かるが増産の余地はある。


風力、太陽エネルギー等、新規ソースを国を挙げて開発してきたドイツ。
徹底的に原子力利用を推進してきたフランス。
真剣にエネルギー問題に取り込んで来た国もある。

緊張度を増す世界エネルギー事情。暗黒の長いトンネル。日本も早く、防衛線をはりめぐらさねば、足元が崩れる。

バイロン
2008/04/28のBlog
蜷(ミナ)とは田螺(タニシ)の古名で「美菜」即ち美味な食べ物の意とされています。
身近なところで大量に採取出来た上、栄養成分がバランスよく含まれているので
古代の人々は栄養補給に最適の食材として常食していました。

また蜷の腸(ワタ)は黒焼きにして食べたり眼病などの薬とされていたようです。

「 鴨じもの浮寝をすれば 蜷の腸

 か黒き髪に露ぞ置きにける 」 巻15-3649 作者未詳

( まるで鴨のように波の上で浮寝しているようだったよ。
お陰で黒々とした私の髪が真っ白になる位に白露がしとどに置いたことだ )

738年遣新羅使が山口県防府市の沖、佐波島あたりで逆風に遭い漂流の身と
なりました。
幸い翌日順風を得て大分県中津市の海辺に辿りつきましたが、どこへ流されるとも
分らず、生死も定かならない暗黒の海上での一夜、さぞや恐ろしかったことでしょう。

「蜷の腸」は黒く、また黒焼きにするので「黒髪」に懸かる枕詞となっています。
ミドリの髪ならぬタニシの黒焼きの髪とは古代人も面白いことをいうものです。

「- 蜷の腸 か黒き髪に真木綿(まゆふ)もち あざさ結ひ垂れ 大和の黄楊の小櫛を

 押さえ刺す うらぐはし子 それぞわが妻 」巻13-3295(長歌の一部) 作者未詳

( 黒々とした髪に美しいあざさの花を木綿で結びつけ、黄楊の櫛をさしている
 可愛い子。そんな娘が私の恋人なのですよ。どうか結婚させてください。)
 
「アザサ」:リンドウ科の水草、黄色い花をつける 「うらぐはし子」:魅力ある娘

父母に打ち明けられない相手と交際していたが、たまたま親から事情を聞かれて
これ幸いとばかり如何に魅力ある女性かを懸命に紹介しながらも惚気ている
純情な若者です。

「 とほき世の かりょうびんがの わたくし兒

 田螺(たにし)はぬるき みず恋ひにけり 」 斉藤茂吉 赤光

「迦陵頻伽(かりょうびんが)」とは仏教上の想像の鳥です。
極楽浄土の雪山に住み、妙なる声で鳴き、姿は「シギ」に似ているが頭部は人面。
しかも天女のように美しいといわれ、寺院の壁や天井にその絵がよく見られます。

その天女(鳥)の私生児が田螺であると作者は荒唐無稽な想像をして楽しんでいる
戯れ歌ですが鑑賞する側も理屈ぬきで茂吉の春の夢として味わうほかはありません。

食通が好むといわれる「タニシ料理」。
北大路魯山人は「これぞ究極の美味」とこよなく愛したそうです。

「 田螺和(たにしあえ) 地酒は舌に響きけり 」 清崎敏郎

[ 18:09 ] [ 文化、スポーツ ]
ナイキだ、ヴィザだ、コカコーラだ。
中国のオリンピック選手には、素早くアメリカのスポンサーが付いて、メダルを取れば一財産できる。著名選手の中にはスター気取りも多くなった。
欧米から最先端の科学的な練習法を取り入れて、進んだ外人コーチもふんだんに雇える。

海外企業から、宣伝用の金がふんだんに投じられている北京オリンピックの現状をワシントンポストが特集している。
アメリカ企業に習って中国企業も次々とスポンサーに名乗りを上げる。

それにしても、共産主義国のスポーツが、唯々諾々と商業主義に、侵食される。
それを許す。
中国は変わり身がはやい。
将にメダルものだ。
日本は清く正しく負けるのか。
バイロン
1976年から2006年の30年間に、アメリカのサラリーマンの給与だが;
①トップ10%の平均給与は57%増えて195,000ドルになった。
②残り90%の平均給与は僅か2.3%しか増えず、38,800ドルになった。

1997年から2007年の10年間で就職機会は;
①毎年製造業から平均40万人が他業種に移った。(製造業就職者がそれだけ減った)
転業するサラリーマンは年間平均1500万人で、製造業が収縮していると言っても、実態は転業者の3%以下。
②毎年新しい転業機会は、1700万人分あった。そのためトータルの失業者数はこの期間ほぼ同数。

以上、ニューヨークタイムズ社説が引用の数字。

再就職機会はあっても、給与は下がる実態がはっきりした(上記の数字はアメリカ税当局の公表数字)。
企業内の給与の分配が不公平で、企業内格差が異常になっている事が明確になった。

近年の経営者への異常に高額な報酬。
金融界の異常な高給与状況、組合運動の衰退、ブルーカラーの知的水準の低下が大きな原因で、海外との貿易協定が犯人ではないと主張している。

対応策として、税制の改革で、富者への課税を強めること、大学教育のコストを下げて、貧者に教育機会を与えること、社会保障ネットを拡大して、貧者の救済を行うことが必要と主張している。

バイロン
2008/04/27のBlog
世界のマスコミは長野の様子を冷静に見ている。
ロンドンタイムズは、自国の警護の状況と比べて、長野では、日本の警備体制が主役で、ロンドンのように、中国の警備員が、イギリス人のプロテスターを、ラフに扱う醜態が見られ無かったと自戒の論調。
又、今後韓国の状態の方を心配の向きが多い。ここでは、チベットに加えて、北朝鮮からの脱北者に対する中国の扱いについての反対もあると、警告している。

分からないのは、IOCのロゲ会長で、彼はFTとのインタヴューで;
西欧の民主化はフランス革命から始まって200年以上掛かった。
中国の民主化は「1949年」から始まったばかりで、西欧は中国にもっと寛容になって時間を与えるべきだと、語ったが、

1949年は、中国共産党の結党の年。何を寝ぼけたことを言っているのかと、この方に非難と嘲笑が集まっているようだ。
バイロン
アメリカの選挙法は未だ未完なところがあるようだ。

政治家にロビイストが種々サーヴィスをすることは、政治に民意をより良く理解、反映させる為に認められるが、賄賂に当たる過剰サーヴィスは犯罪だ。
例えば、ロビイストが所有する自家用飛行機に乗った場合、議員は民間のファースト クラスの料金と等額を、支払うこととなっていた。

現在この法を改善して、議員は自家用飛行機の運用に関わる実費を払わなくてはいけないし(民間ファーストクラス料金の何倍にもなる)、その他諸々のサーヴィスを受けたら議員は皆、実費を負担してロビイストの影響を過度に受けてはいけない、と言う法律が検討されている最中。

共和党のマッケイン大統領候補は、従来からこの改正に大賛成で、政治の浄化運動の目玉の一つとしてきた。

ところが、運の悪いことに彼の奥さんは稀代の大金持ち。彼女の所有する会社の自家用機をマッケインが現在進行中の選挙戦に、ほぼ独り占めで利用していることが表に出た。

ニューヨーク タイムズが執拗に本件を追っている。
マッケイン候補は、奥さんにファーストクラス並みの料金を支払っていて、問題はないとするが、飛行記録があいまい。
支払い漏れがあれば、奥さんは、ご亭主の政治活動費用を、無届で負担していたことになり、税法上の脱税行為に当たる。

奥方が金持ちのケイスのややこしさ。政治スタンスとの齟齬だが、幾分可愛そうでもあります。

バイロン
2008/04/26のBlog
[ 19:04 ] [ 外国 ]
アメリカが公表する「知的財産侵害l国リスト」。松竹梅クラス分けがある。今年最悪の海賊国に9カ国が名指された。

タイ、中国、ロシア、アルゼンチン、チリー、インド、パキスタン、ヴェネズエラ、それにイスラエル。

ワシントンは、これらの国には監視を強化して、必要ならWTOに提訴、国際経済制裁を呼びかけるとしている。

バンコック ポストはこれを「アメリカはタイを攻撃の対象に据えた」と派手に伝えている。

今年「最悪リスト」から外された、エジプト、レバノン、トルコ、ウクライナを羨んでいる様子が見て取れる。自分たちも取締りを強化して努力しているのにと。

アメリカの揺るがぬ信頼を享受してアセアンの取り仕切り役を自認するタイとしては、どうにも切ない親分の通信簿です。

バイロン
国民は収入の半分を税として国家に納める。

全国民、教育と医療は無料である。
貧富の差など無い。
輝く王冠のごとき、自慢の二大特徴である。

世界に羨ましがられる完全福祉国家。
北海の原油収入も国庫を潤し、昨年は大蔵大臣が「その内世界中を買い占められる」と、とてつもない自慢をしたものだ。
歴代政府は、これ以上の一切の増税を否定してきた。

問題が見え出した。

生産性向上の要求である。
教師、看護婦に圧力が掛かる。
更に少人数で生産性を高めて、仕事をこなせとの要求である。
その他の役人にもこの圧力はかかり続ける。
生産性向上の美名の下、首切りがはやりだし、経験豊かな教師と看護婦がいなくなった。
サーヴィスの効率(すなわちトータルの給料が減ったが)は上がっても、「質」が落ちだした。人手不足で、給料上げろの、デモにさえ参加できない。

黄金境にも悩みはあるものなり。

バイロン
クレジットクランチを避けようと先に、銀行が抱え込む担保付債権証券を、担保として認めて引受けて、市場に金を流したイギリス中央銀行。
今度は、500億ポンドに及ぶ追加救済策を考慮中だ。
引受けた証券の担保価値が未だ下がりそうだ。
そこで、これら証券を、新たに発行する国債と、取替えを許そうとする案。
考えれば、これで不確かな債権を国が帳消しにしようとの魂胆だ。

すぐさまEU本部に疑念の声が上がっている。不正競争を禁じる財政の庇い手ではないか、との疑念である。イギリス銀行優遇策だとの疑念である。

中央銀行は、この処置は、イギリス銀行だけでなく、外国銀行にも適応されると防戦に入った。

雨降って地固まる、のか。結末や如何に。
バイロン
[ 11:20 ] [ 外国 ]
アイルランドは、法人税をわき目も振らずに極端に下げて、海外からの企業移住を確保した。ユーロ圏の優等生だった。
スペインは、美しく長い海岸線を利用して、ヴィラの建設を柱に建築業が,伸びに伸びた。加熱する建設業は海外労働者をひきつけた。経済はイタリアを追い越して自信満々だった。

スペインの場合、海外植民地の名残で南米から、アフリカからスペイン語を話す労働者が多く容易にスペインに流れ込んだ。低コストの国作りが可能だと見えた。
彼等自身の住宅需要も強く起こり、彼等への住宅ローンが気前良く与えられた。更に建設ブームが加速される。
アメリカ南部のラテンアメリカからの移住者の扱いに酷似している。
政治の風は左に流れ、移民政策は人道的で、例えば移民労働者の家族引きまとめを許して昨年だけでも20万人近くがスペインの地を踏んでいる。
病院の補助職員は殆どが海外からの労働者で賄われる。

火元は住宅ローンだった。アメリカからそのまま輸入のサブプライムローン。無謀貸付が破綻した。建築業の突然のバストである。

移民に経済活動の多くを負うスペイン。過去8年彼等の貢献は着実に伸びて、例えば昨年彼等の海外送金は、80億ドルを超えた。それが突如急転直下の変化である。

今年に入り。海外送金額は月ごと5%を超えて減少中。
非スペイン労働者の失業率がつるべ落としに25%を越えた。
全国平均の失業率が9.6%なのにである。

国内金融業の窮状を救うにも余力のある国とはいえない。

ユーロ圏に黒点が現れた。嫌な歪みである。単一通貨の維持にどんな知恵が出るのだろうか。

バイロン
2008/04/25のBlog
昨年9月、イスラエルはシリアの「ある施設」を空爆した。
ワシントンは空爆が何を狙ったのか、公表しようとしなかった。

一転して、あれは北朝鮮がシリアに輸出した核施設を攻撃したのだと、証拠写真も一緒に公表。
突然、両悪の所業を公表したことになる。

この時期に暴露の理由は何か。

北朝鮮との6カ国協議の場で、北朝鮮に完全譲歩を強いる為か。

はたまた中東にイスラエルとの密かな共同軍事作戦を考えているのか。

バイロン
[ 15:48 ] [ 外国 ]
やはり、フィナンシャルタイムズの東京支局長ピリングには、関心ある向きが多い様子。
本日の投書欄に日本在住の英国人(らしい)から、このブロッグでも指摘した支局長の記事{日本のサーヴィス産業」に対して褒め言葉が送られている。

投書は、先ず、日本のサーヴィスは多分世界一いいだろうと主張して、短期間しか、日本を見ない外人にはその良さが分かるまいと叱咤している。

お絞りを出す習慣の余裕をたたえ、全国の汽車、電車の運用の正確さに強調している。
新幹線が地震の影響も入れて平均の時刻表からの遅延が僅か18秒だと舌をまいている。

それに比べてイギリスの高速列車の場合、「時間通り」に走る率が80%。
その「時間通り」の定義が時刻表の定時の前後「10分」で到着することを意味し、しかも最高速度が時速僅か200キロ、と言うのだから「お笑い種」だと、結んでいる。
小言幸平衛
日々の操業コストにも事欠くイタリアのナショナル フラッグ、アリタリア航空。

エールフランスーKLが連合して買収し、建て直しする申し出が反故になった。

理由は、先ず、アリタリアの労働組合の反対。
買収されれば大幅な人員整理が待っている。
又、買収側は主たる空港をローマからミラノに移し、国内線航路も大幅に変更するとしていたが、これへの反対。
又先の選挙に勝った右派ベルルスコーニの買収反対ののろし。
ナショナル フラッグは死守すべきだとの主張。
余りにゴタゴタが多い。

終にキャッシュが干上がって明日にも破産の危機にあるアリタリア。
ベルルスコーニに道を譲り退場する左派プロデイ首相は、生命維持の為に、政府緊急融資を実行した。

これは、EU競争法規に触れかねない。
民間企業への政府の財政支援は不当競争として禁じられている。
早速ブラッセルはイタリア政府に釈明を求めている。
若しこれが財政支援だと判定されると、融資は無効となる。

さて大変なサスペンス ドラマです。
バイロン
ユーロとドルの換算率が、1ユーロ:1.42ドルを超えてユーロが強くなると、ドルの国際決済通貨としての地位はユーロに移る。とは、一時の経済学者の合意のようだった。

それがどうだ。昨日は1ユーロは1,60ドルとユーロ高は歩みを止めない。

ユーロ圏の、景況感だが、ドイツ、フランス、ベルギーを先頭に、急激に悪化し始めた。
特に製造業だが、アメリカ経済の収縮も加担して、ユーロ高の影響がずっしりと重くなってきた。輸出が減速している。製造業がへたり始めている。
又、原油高、原料高に加えて食料価格が急速に上昇して、幾らユーロが強くても効果は響き始めている。
ドイツの三月のインフレ率は年間ベイスに直すと3%を超えてきている。

年初来、ユーロ圏の景況感は強気で、他の世界経済ゾーンに比べて対照的だったが、終にユーロ高に足元をつかまれた感じである。

インフレ圧力は明確だが成長に傷が付くほうが危険だろう。欧州ではユーロ金利の下げが当面の鍵となりそうだ。
バイロン
2008/04/24のBlog
クレデイ スイス。スイス第二の大銀行。今年最初の四半期の、営業結果。
終に赤字に転落だ。
UBS(スイス最大銀行)も、大損をしている昨今。
大体、金は金だ。
金が利益を生むのは人の知恵と労働による。
銀行業とはどうあるべきか。
座して財テクとやらがが魔法のように金が金を生むとは信ずるほうが間違っていた。

クレデイ スイス経営陣の赤字転落の釈明を聞いて見ましょう。

①今回の赤字報告と今後の対策ですが、先ず「危険取引」の「41%」まで切り込みました。(これは、多分、’危険投資’が全てゼロになっても、その損を支払う為にこれまで蓄えてきた利益を取り崩して何とか,かたをつけますーと言っているのだろう)。
ですからこれから先行き、銀行はは大丈夫です。

②残った「l危険取引」の内容はー;1)レヴァレイジ ファイナンス、2)アメリカのサブプライムの余波、3)住宅ローンの返済を当てにした「担保付債務証券」です・

一体何を言っているのか。未だ資産の6割が危険ではないか。
馬鹿にしてはいけない。
これでは、博打うちの負けの言い草ではないか。
銀行と高利貸し、博徒との差が何処にある。
不労所得を旨とするスイスの銀行団。
なめてはいけない。

バイロン
[ 15:57 ] [ 文化、スポーツ ]
府と市それに財界の金で賄われてきた大阪は御堂筋パレード。

今年は金回りが悪く従来のパレードは中止らしい。

橋本府知事は、その代わり歩行者天国にして、大道芸人に場を与える、と言っているらしい。

これに賛成。

祭りは、庶民の底力から盛り上げるのが本筋。

御堂筋は、アジアでも美しい街路の一つ。

しかし、その美しい街路に建つ昨今の「近代的」建造物を見れば「箱」ばかり重視して人間臭さが薄い感じが否めない。

大阪人は、日本の代表的ユーモリスト集団だ。
人情は、繊細洒脱で、東京砂漠と比べられぬ。

この際、箱から人へ重点を移動して、難波根性を見せてもらいたい。
金縛りでない人の匂いのする新しいパレードを見せて欲しい。

やたら規制ばかりで息も出来ぬ社会も、せめて一日ぐらい大いに自由な空気を吸いたいものではないか。

たのんまっせ。小言幸平衛
[ 13:31 ] [ 外国 ]
ベイルート アメリカ大学カウリ教授のアルジャジーラ紙への投稿;

最近、中東へ現地および海外の世論調査会社が進出して、民衆の意見が聴取できるようになった。新しい傾向だ。

特に、メリーランド大学のテルハミ教授と、著名なゾグビー インターナショナル社との共同で行っている「年次アラブ民意調査」が面白いと書いている。

エジプト、ヨルダン、レバノン、モロッコ、サウジ、それにアラブ首長国で、サンプルを多く集めている。

今年3月の調査結果が出て、

①イラク問題:アメリカのサージ(兵士の増員派兵)が効果があったと認めるのは僅か6%。

アメリカ軍が即刻全員撤退したほうがイラク国内の治安回復に良いとするのが61%

81%が、戦争前より、イラク情勢は悪くなったと回答。

②イラン核計画:
圧倒的にイランの原子力発電を支持。国際圧力に反対。

③パレステイナ問題:
86%が最重要問題と見ている。
1967年の国境を認めてイスラエル、パレステイナの二国の建設が最重要と考えている。

④アメリカに対する意見:
83%がアメリカ嫌い。
70%はアメリカの政策に信用を持たない。
65%が、アメリカの中東介入が「民主主義の導入」の為とされるがこれは嘘の口実で目的は他にあると見ている。

⑤どうしたらアメリカのイメイジが上がるかの設問に対し:
50%がパレステイナ問題を「公正に」解決すること。
イラクと中東全地域からの米軍の完全撤退が40%を超えた。

バイロン
ロシアで宗教上の自由の侵害、迫害が起きているとニューヨークタイムズに記事。

旧ソヴィエット崩壊で、好機到来とばかり、宗教なかんずく新教を広げんと特にアメリカから諸宗派の牧師が、多数入国して、布教行動を始めた。

ロシア為政者には、最近、これが、単なる宗教活動でなく、政治活動でロシア転覆工作を意図しているとの、疑念が高まっている。
国家警察の監視が強化されている。
新教の諸派は、全て国家に登録が必要となり
布教活動が制限され始めた。

反ユダヤ主義は落ち着いてはいる。
しかし、残存のユダヤ人とアメリカとのつながりにも神経を尖らしている。

ヨーロッパ不信の念も抜きがたくヴァテイカンとは常に事を構え、ローマン カソリックの牧師はロシア入国にヴィザを必要として数を制限している。

ソヴィエット時代は宗教厳禁が国是。
密かに生き延びたギリシャ正教(ロシア正教)が、今では事実上の国教の地位を得ている。

現ロシア憲法では宗教の自由は保障されてはいる。

しかしプーテインは意図的にロシア正教を保護、育成の姿勢だ。

この姿勢が彼の他の多くのスタンスである、「反欧米」のバックボーンとなっているとの指摘である。

バイロン
日本人嫌いのフィナンシャル タイムズ 東京支局長ピリング、今朝は座布団一枚やろう。
OECD年次報告で、日本のサーヴィスセクターの非効率性をあげつらうが、調査の手法に間違いがあり、新幹線初め公共交通、健康保険制度等、欧米より大分良いと指摘している。
また
サーヴィスコストは高すぎる。それは消費者無視だからだとし、その例として
①港湾サーヴィスに関わるコストが高すぎて、主要港は中国に持っていかれた。
②空港の離着陸費用が法外で、これでは海外から観光飛行機が飛んでこられない。
③OECD諸国で4番目に高い電気料金の所為で、企業のコストを引き上げている。
と指摘している。
解決策として、開国を進めて海外からの直接投資を、受け入れれば、消費者サイドに立った改善が可能になり、供給サイドに偏った高いサーヴィスコストの是正になる、と書いている。

これなら真っ当で座布団を一枚。

小言幸平衛
2008/04/23のBlog
マカオの博打商売が’自由化’されて、ラスベガスからサンズ、だの、ウィン リゾートだの、MGMミラージュなどつわものの賭博会社が入り込んで、40年も独占的に賭博を仕切ったスタンレー一家に加えて合計6社が豪勢に稼業中だ。

今度公表された、本年第一四半期のマカオ賭博業6社の売り上げが、何と驚いたことに、本場アメリカのラスベガス、アトランテイック シテイーの賭場の合計売り上げを超えてしまった。

マカオでは、学校に真面目に学ぶ者が減り、皆カジノに職を求める。
役所や銀行、病院の看護士まで人手が不足しはじめた。
社会の基礎インフラが動かない。
カジノが人を吸い取っている。
昨年5月には住民のストがあり、カジノだけ儲けているのはけしからぬ、自分たちにも分け前を寄越せと騒ぎが起こった。

マカオ政庁は北京の意向を受けて、今回全てのマカオ住民にカジノの儲けを一人頭約7万円現金で分け与える決定をした。

チベットとは大変に様子の違う中国ですね。
バイロン
[ 19:08 ] [ 外国 ]
85歳の老アメリカ人、23年前のスパイ行為で逮捕される。
民間の武器工場の技術者だった彼は、ニューヨークのイスラエル領事館の技術担当者に、アメリカの核兵器、戦闘機、ミサイル情報を6年間に渉り漏洩していた容疑。

彼は、FBIに対して容疑を認め、「友邦国のために」、スパイ行為をしたと、話した。

以前、同じイスラエル領事館員に対する似たケイスで逮捕され現在、終身刑で収監されているアメリカ人夫妻がいるが、この時は、イスラエルから、量刑について抗議がなされた。

今回アメリカ政府はとりあえず「スパイ行為とは、仲間に対する態度では無い」とイスラエルに苦情を申し立てている。

友邦国が絡むとスパイ断罪も難しいようだ。

バイロン
2月の大統領予備選開幕前夜、社説でクリントンを推薦したニューヨークタイムズ。
本日のペンシルヴァにア州の予備選の結果、一転してクリントンに退去を薦めている。

曰く:
彼女のオバマに対するネガテイヴ キャンペインがアメリカの有権者に嫌悪感を増幅して政治離れを起こしている。

その上に、彼女の「恐怖を煽る」選挙手法を、弾劾している。
大恐慌、真珠湾、キューバミサイル危機、冷戦、9・11、おまけにオサマの映像まで動員して、危機感をあおり、自分こそこの危機に対応できるとの主張は、まるでブッシュの選挙選そのものだ。
カールローヴの手法そのものだ。
ABCニュースで若しイランがイスラエルを攻撃したらどうすると聞かれ、そのときはイランを「殲滅」すると答えるなど、暴言である。

今後、オバマとの角逐が続けば、彼女の信頼は無論、党の信用に傷か付く。

特別選挙人(スーパーデリゲイト)は本来の任務、すなわち党を守るために、ここでクリントンの退陣を求めるべきだ。

以上、極め付きの激しさで、クリントンを批判している。

バイロン
比例配分だから、クリントン、オバマの差はさほど縮まらぬ。
ペンシルバニア州の投票様態だが、若年層、知識層、都市住民層は、オバマに、その対極の階層の有権者がクリントンに投票している。

この州ではクリントンが快勝したが後残りの9州、如何様にクリントンが善戦しても、最終の全国合計では、とてもオバマに追いつかない。
最終的に2024名の代表選挙人を獲得する要がある。

しかし、最終の夏の全国党大会までに、優勢に立つオバマもここまで票を伸ばすのは不可能のようだ。
となると例の党の有力者からなる特別選挙人(スーパーデリゲイト)約800名の特別票が運命を決定する。

特別票がどう動いたにしても、民主党に亀裂が残りそうだ。

何処から見ても資格、能力、時流の点で劣るとされる共和党のマッケインが漁夫の利を占める流れが見え出した。

民主党内の2候補、これまでの選挙姿勢を見るに、クリントンは策謀家、オバマは純な理想主義者のように見える。
クリントンは発信専門で、受信能力が低いようだ。この点が彼女の性格を「信じない」とする世評に繋がる。
オバマは異見を聞く受信能力が高い。調整型で現実的な政治家と見える。
外交面ではクリントンが硬派で、イラク撤退を除けばブッシュ政権に似て武力依頼型、オバマは対話主義を標榜している。
経済政策では両者とも保護主義的発言が多い。

アメリカの大統領選びに関心を持つのはイギリス国民も同様だ。
ロンドン有力紙の論説で、何故ならイギリスはアメリカの54州だからだと、自嘲気味の説明があった。
現実的な反応だと言えるかも知れない。
バイロン
[ 10:31 ] [ 外国 ]
FT レックス欄の、中国株の見方。昨年10月に’上海A'株(中国本土人だけが買える株)は、吹き上がった。現時点で、反動で急落して、10月のピーク時に比べると5割下落している。但し、この株には下記のような特殊性があって、その他の国際市場の現象とは、関連がない。
①中国の金融界は、世界に開放されていない。したがってサブプライム関連の損害を受けていない。
②例外処置として外国投資家にも、A株を100億ドルまで購入してよいと言う「割り当て」があるが、その現在価値は300億ドル。上海株式市場の、僅か2%に過ぎない。海外投資家の影響が少ない。
③本国人が、香港で株の売買が出来る(直通列車方式)は、沙汰止みになっている。海外との連結はしたがって未だ薄い。
④上海A株が高騰したのは過去一年。短期間に上がっているので、利食いが起こってそれが消費を押し上げる暇が無かった。すなわち、株価には無関係に、経済は普通に拡大している。欧米と違う。
⑤中央政府の意向で市場ルールが、どのようにも変わる。

中国株の将来を見る際、自由市場諸国の動きと同様だと考えるのは、間違い。特殊な事情を忘れては駄目。
バイロン
中東を歴訪中の前アメリカ大統領カーターの主張:

①ハマスはイスラエルとの共存(2state方式)について、全てのパレステイナ人の投票で認められればイスラエル国家を認める用意がある。

②シリアは、イスラエルとの和平を希望しており、秘密裏に交渉は進行している。

③シリアーイランの関係だが、シリアとしては、イスラエルーアメリカとの好関係を優先的に希望しており、それが叶わぬ場合にのみイランと連帯する。シリアは西欧との関係改善を第一義としている。

④アメリカ、イスラエルとも、ハマス、シ