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2008/05/13のBlog
今年、これまでのアメリカの住宅ローンの返済状況は依然と危険水域を脱していないようだ。
年初からのローンの返済遅延は、年率に引き伸ばすと220万軒のペイスで、生じている。差し押さえに繋がる現象だ。

ブッシュは、財政が出動する大仕掛け政府支援は、市場の自癒能力をゆがめるとして全て反対の姿勢だった。

州、地区自治体による、差し押さえ後空き家になっている家屋を買い上げる議会案にも拒否権を発したし、
差し押さえの危機に面した借り手はローンの条件変更を法廷の場で、貸し手と行う案も、拒否権発動して拒否。裁判所に公平なジャッジ役をさせようとの案だった。
ブッシュはサブプライム業界の猛反対を聞き入れた。

他方、鳴り物入りの救済案もいずれも貸し手業界の自主行動を基盤としていて、これまで借り手保護の効果は出ていない。

この度下院で通過の法案では、差し押さえの危機に面した借り手は、ローンを政府保証付きの新ローンに借り換えができる。
酷いサブプライム条件から逃れることが出来る。
ローン業者は、非情な儲けを帳消しにする[痛手]を負うことになる。
下院では、本案に40人近い共和党議員も賛成に回った。
これから上院の審議だが、ブッシュもそろそろ考え直す時のようだ。

アメリカ消費経済の根っこにある住宅産業。これが収縮のスパイラルに落ち込んでいる。対岸の火事とは見られない。

バイロン
2008/05/12のBlog

「 黄楊の櫛-それは私たちの祖先が千数百年前から慣れ親しんできた
 装身具であった。
 この頃はプラスティックに変わってしまったが、黄楊のやわらかな感触を
 知るものにとっては味気ない。
 同じ黄楊でも機械で大量生産したものと手で作った櫛の間には雲泥の
 相違がある 」 白洲正子著「日本のたくみ」より

「 朝月(あさづき)の 日向(ひむか)黄楊櫛 古りぬれど

 何しか君が見れど飽かざらむ 」 巻11-2500 作者未詳

( 有明の月が太陽と向かい合っています。
その日という名をもつ私の日向産の黄楊櫛も使い馴れて美しいつやが出てきました。

私達夫婦の仲もその櫛同様随分長くなりましたね。
でもあなたをいくら眺めても見飽きるということがありませんわ )

一夜愛された後の満足感溢れる妻の歌です。
万葉学の先生がたも実に楽しい解説をされています。

「 妻が朝、黄楊の櫛を使いながらその夫に楽しさに微笑んでいる歌。
梳っているのは自分の髪ではなく夫の寝乱れた髪であり、夫に鏡を持たせて
背後から言っているものかもしれぬ」 (窪田空穂)

「 夫婦生活は飽きるどころではなく、つねに毎朝毎朝新鮮なのだ。
夫婦の人 たまにはこの新鮮さを見直して欲しい」 (犬養 孝) 等々。

「 君なくは なぞ身装(みよそ)はむ 櫛笥(くしげ)なる

 黄楊の小櫛を取らむとも思はず 」 巻9-1777 播磨娘子

( あなたさまが居られたので毎日一生懸命身を綺麗にしておりましたのに。
 もうどうでもよろしいわ。櫛など手に触れたくもありません )

櫛笥: 櫛を入れる箱 (当時櫛は貴重品であった)

この歌は都から来た役人と親しくなった地元の民家の娘か遊女が詠ったものと
思われます。
恋人に取り残されて放心状態になり、化粧する気にもなれない哀しみがひしひしと
伝わってくる歌です。
 
黄楊は200年経た材でも直径12~3cmにしか育たないので、どの部分も木目が
細かく、しかも樹脂を含むので毛髪に良いとされ枕にも加工されました。

「 夕されば床(とこ)の辺(へ)去らぬ黄楊枕

 何しか汝(なれ)が主(ぬし)待ちがたき 」巻11-2503 作者未詳



( 夕方になると何時も寝床にいて離れない枕さんよ。
 お前さんはどうして主人を迎えることが出来ないの?)

枕に向かって男が通ってこない訳を問いかけている女。
わびしさと共に艶かしさも感じられる一首です。

「黄楊」はその深緑色の葉が「つぎつぎ」と層をなして付くので「つげ」という名が
付けられたそうです。

春に淡い黄色の小花を咲かせます。

「 黄楊の花ふたつ寄りそひ流れくる 」 中村草田男
ブッシュの懐刀・知恵者と知られて、アンテイ ブッシュの集団から最悪の敵と蛇蝎のごとく嫌われてきたカール ローヴ。
ブッシュの選挙参謀として又政策立案者として彼の二期大統領職を独り支えた切れ者である。

この度、共和党の牙城フォックス テレヴィにコメンテイターとして働くことになった。
とにかく、現代の妖怪である。早速フォックスには抗議の声が津波のごとく寄せられている。

バイロン
2月にコソボが一方的にセルビアから独立を宣言して、これまで欧米が率先して、約40カ国が承認している。

セルビアは、親欧州派の民主党(DSS)が政権を保持していたが、コソボ独立宣言で大統領と首相の意見が分かれた。

大統領はコソボの独立も許し、更に、EUへの参加交渉を進めようとしていた。
首相は、この際、EU参加交渉を停止すべきだとした。

連立内閣内の右派、セルビア過激党(SRS)は、EU参加反対は無論、欧米に対抗してコソボの独立を許すべきでないと強硬意見を繰り返してきた。

終に週末の臨時総選挙。

結果だが、セルビア過激党(SRS)の勝利のようだ。

セルビアの経済は悲惨だ。
欧州諸国はセルビア人にはヴィザを出さない。
人道的事由【ミロセヴィッチの国際裁判所における戦争犯罪容疑に絡んで】である。
コソボには空爆を強行し、独立までお膳立てした欧米。

こちらから西欧に懸命に擦り寄っても何の見返りも無かった。
欧米はセルビアか嫌いなのだ。
もう8年も親西欧路線を取り続けてきたのに。

この辺の国民心理が、今回の選挙での、欧米離れ、右旋回の根底にある。

EU内部に、これまでセルビア[いじめ]をやりすぎた、失敗だった、との反省が出ている。でも、遅すぎたようだ。

バイロン
世界に飛散したユダヤ人はパレステイナに帰郷しようと、100年前から同地でテロ活動を始めていた。
第二次大戦終結を機に、国連は人工的なイスラエルを作り上げたが、コインの裏側は、同地に生活するアラブ人を、追い出すことを意味した。
1948年アラブは団結してイスラエルを攻撃し、惨敗。
力でも、イスラエルの存在が認められた。

その日から、60年が経った。イスラエルは、建国60周年を祝うが、パレステイナ人には、故郷から追放された屈辱の記憶の年でしかない。

現在の和平の努力は、所謂二国並立案に絞られる。
しかし、イスラエルは[占領地」に盛んに入植を進めているし、ガザの惨状にはお構いなく一層、残忍な攻撃を加え続ける。
パレステイナ側も、内部が二分して収拾がつかない。アメリカのリードは生ぬるく、国際社会も、和平仲介にはっきりした態度を打ち出さない。

暴力は何も産まない、との諺は、通用しないようだ。
暫く、現代史に最悪のパレステイナ難民問題と、絶望的な殺し合いが続くことになるのか。

バイロン
2008/05/11のBlog
[ 12:32 ] [ 社会 ]
中国の餃子が国際的大問題だとマスコミが、評論家が吼えてる。

大阪の超高級料亭で、他人の食べ残しを知らずに食わされていたり、ありとあらゆる産地偽装が表面化している。

本家本元の、日本の足元は一体どうなっているのだ。
これらの唾棄すべき欲ボケどもは、畜生にも劣る下劣漢ではないか。
世界に知られて恥かしい話ではないか。

世界をえらそうに批判できる国民か。

先ず足元を固めてからです。自分の正義感を叩きなおしてからです。

最近の目に余る行政犯罪の数を見ても、正義の国とは思えない。死刑は廃止して当然だが、卑劣な悪者には、官民の差なく厳罰主義が当たり前。
小言幸平衛

[ 12:01 ] [ 外国 ]
オバマが民主党の大統領候補となると、アメリカ史上、初めての問題に白黒の判定を下さねばならぬ。

”アメリカは黒人の大統領を選べるのか?”

種々のポール、多数の政治学者が、行き当たる設問の、単純で最大の難問のようだ。

一般傾向として、反対派の特徴は:
①低学歴の白人単純労働者
②白人女性
③白人高齢者
だが、知り合いのスタンフォード元教授【白人】からメイルが来た。

遠慮のない内容で、アメリカ白人社会に漠然と存在する黒人恐怖感を改めて指摘している。
学校には行かず犯罪行為の主役、怠け者で乱暴者。
真摯な建国の理想を破壊する異人種に対する長く深い恐怖感。それに蔑視。

本日ワシントンポストのコロムに[象徴的人種主義]なる単語が見える。

さてアメリカ国民は如何に判断を下すのか。

バイロン
2022年までに年産350億バーレルの、バイオフュール【植物燃料】を、作る。
その内210億バーレルは、新しい植物を、開発して[新規」のバイオフュールとするが、残りは当面、とうもろこしから作ってよろしい。

これが、昨年の米国議会の承認したバイオフュール[植物ガソリン」指向への大方針である。

昨年中に、アメリカ中西部の穀倉のとうもろこしは、全生産の、四分の一がガソリンに混合されるエタノール製造用に回った。革命的な転換である。
その分、食用、飼料用目途から、消えてしまったことになる。
肝心要の食用とうもろこし価格が高騰するのは当たり前だ。

原油価格が狂乱状態で、ガソリン価格も前代未聞の高水準。
とうもろこしを、燃料用にまわすことで農民は思わぬ大もうけとなっている。彼等は急速に新しい政治利益団体に成り上がっている。

それ以前に、議会はガソリン依存を減らそうと、植物から出来る燃料を、ガソリンに混ぜれば、ガロンあたり51セントの奨励資金を石油会社に出していた。
しかし今や、石油会社にも、とうもろこし農民にも末端のガソリン価格が高く、どうしようもないほどの利益が入る。奨励資金などまったく不要だ。

この辺で、とうもろこしの燃料転換は規制すべきだろう。
その他の植物資源、例えば今捨てられている廃材や、穀物のかすなどのセルロースを活用すべく指導すべきである。
バイロン
2008/05/10のBlog
[ 18:41 ] [ 経済(マネー) ]
現在、ロシアの企業、国民が支払うガス価格は、1000立方メートルあたり、米ドル換算で50-70ドル。
一方、欧州に輸出されているガス価格は、大体300ドルである。内外価格差はきわめて大きい。
欧州のガス購入者は、これでは、欧州の消費者が挙って、ロシアの国内低エネルギー価格、ひいては、ロシアの輸出競争力を、補填、助成しているようなもので、不公平だと反撃している。

ガス供給の大元、ガスプロム社は、この反撃はもっともだとして、国内価格を3年後には、欧州向けに準じた国際価格に引き上げたいとしていた。【輸出価格を下げようとは言わない】

さて、新大統領の下、政府は国民に不人気となるかのような価格政策をを許すのだろうか。
バイロン
[ 17:53 ] [ 外国 ]
豪州政府関係者から聴取した事。
①豪州は、毎年15万人を、海外から受け入れている。
②内、6割を、英語力と、技能のテストを行い受け入れる。
③4割は、既に入国済みの移民の家族受け入れ枠。
④受け入れた移民には、永住権を与える。数年後、国籍取得可能(参政権も同時に取得)。
⑤受入国に制限はない。最近アジア系が増勢。

と言うことで、気になるのは、
日本にはしっかりした移民受け入れの、制度も思想も無いと、切り捨てられた。

そろそろ日本も[開国]の時期だが。
バイロン
2008/05/09のBlog
フランス大統領サルコジの一年。
通信簿だが、どうやら最低のようだ。
先ず、古き行政機構からの[亀裂]を題目に当選した彼だが、まったく行政改革の実が挙がっていない。
又、国民の消費能力を増やす[消費者大統領」を売りにした彼だが、税制の改変は、富裕層への、減税にとどまっている。
国民の生活はむしろ更に貧困さを増している。

[人権大統領]のはずが、とんでもない。
[金になるなら]主義主張もかなぐり捨てた。
リビア、ロシア、中国に擦り寄る姿勢は、下品であるとの評価が定着。
外交関係では何かとスタンドプレイが多すぎて、他国の首脳からも煙たがられる。

業務姿勢だが、何でも首を突っ込む。
如何なる法律の立案にも、関係大臣を呼びつけて詳細まで文句をつけるスタイル。
部下を怒鳴りつける。
フランス国威の象徴たる姿勢は見えない。

女性関係はマスコミの注目をひきつけて、又交友関係が皆大金持ち。
休暇は彼等の別荘で、ヨットで過ごす。
大統領職が、自分の持ち物のごとく、人に見せびらかすのを得意とする。
個人的にも派手さが目立ちすぎ、「ロレックス、レイバーン大統領」と笑われる寂しさ。
とうとう支持率が最低に落ち込んだ。
意外である。
このまま持つのだろうか。
バイロン
旧ソヴィエトが崩壊してグルジュア共和国が出来た。しかしこの国は人種的、宗教的に複雑なことこの上も無い。

同国の、アブカジャ地方、および北オセチア地方は、ロシア系が多く、早くからグルジュアからの完全独立を求めて騒乱を起こしてきた。

国連は、内乱の行司役に、ロシアを指定し、平和維持軍の派遣を承認。1994年のことである。

小康を保ってきたグルジュアだが、ここに来て首相が極端な欧米指向。昨年来、NATOに参加したいとの意向を表明。アメリカ、欧州も大喜びでこれを応援してきた。

ロシアは当然態度を硬化している。

今回、アブカジア地方の独立運動が激化して、ロシアは、平和維持軍の増員を行った模様。これに、グルジュアの首相が抗議し、国連のマンデイトを超えた独立運動支援だとし、ロシアと戦端を開く用意があると、激昂している。アメリカはグルジュア支持を明解にした。

スエーデンその他が仲裁に入っている。
バイロン
アメリカのマスメデイアの風向きが一変している。
11月の大統領本選挙に向けて、民主党は早急に一体化する必要があると、クリントンの予備選辞退を勧めている。

予備選の当初から、クリントン支援を公にしてきたニューヨークタイムズ。
辞退はクリントンの個人的な決定だとしながら、オバマの支持ベイスが、黒人と教育のある少数白人である点を殊更に取り上げ、オバマは「白人の支持を失っている」との宣伝は危険で避けるべきだと警告を発している。

クルーグマン氏は、論評で、民主党にこれほどの追い風が吹いたことはアメリカの歴史上初めてで、ほぼ勝利を決定的にしているオバマ候補が馬鹿な失点をしないよう過ごすよう忠告している。

バイロン
ロシアの新政権発足に際して、ドイツのメルケル首相は最大の賛辞を呈し、今後両国のさらなる関係拡大を呼びかけている。
すぐさま、ロシア新大統領は、来月ドイツを公式訪問すると応じている。

現在、ドイツは国内のガス需要の3割をロシアからの供給に頼っている。
二年後には、バルト海底を通過する、ガスパイプライン[ノース ストリーム]が完成して、ロシアからのガス供給は更に増える。
その時点でロシアのガスは4割のシェアーとなる。
もう、切っても切れぬ関係である。仲良くするしか選択肢はない。

ドイツの歩みを辿って、ロシアと欧州の関係が好転すれば世界平和に資するところ大きい。経済の拡大は遠い日本にも好影響があるだろう。
バイロン
プーテインがロシアの首相に選ばれた。
ロシア下院450名の議員の内、首相指名に反対したのは全て共産党の54名のみ。

プーテインの施政方針演説;
①インフレとの戦い。
②減税処置ー教育、住宅、医療費の負担軽減の為。
③公共住宅の建設、道路等インフラの建設.兵器の近代化。
④石油産業に関わる税の軽減!!
⑤企業買収の制限の為法律の整備!!
⑥国内農業生産の拡大方針
⑦税制の簡素化、明確化ー8月に具体的提言をする

プーテインが育てた新大統領メドヴェデフは、弱冠42歳。彼は就任挨拶で、プーテイン路線の忠実なフォローを誓っている。

油の乗り切った55歳プーテインとの二人三脚。二頭政治(ダイアーキー)の発進である。
若いロシア、世界は間違いなく変化しよう。
バイロン
2008/05/08のBlog
ミヤンマー南部イラワデイー州全土が冠水している。
死者は2万人を越して食料不足で明日の命も不確かな被災者が100万人。

アメリカ、欧州こぞって支援の手を差し伸べるが軍部が支援団の入国を渋っている。

今月10日は、新憲法国民投票日。軍部の支配を恒常化する憲法である。

サイクロンでそれどころはない筈だが、軍部は投票を強行する様子。

先ごろの僧侶の反乱以来国際世論も沈静化して、かの国の実情は深く霧に閉ざされてきた。

国際社会からのサンクションは、国の経済を破壊してしまった。
自国に災害対策の能力は無い。軍政府は終に世界に救助を要請。

短期的な救助活動では意味が無い。
自立の見通しが立つまで国際援助組織は、滞在を許されるべきだ。彼らが民主化の火種となる事を期待したい。

バイロン
[ 09:47 ] [ 外国 ]
ニューヨークタイムズ、コロムニスト、フリードマン教授の指摘。

経済不況はいずれ片がつく。時間の問題だ。
しかし、忘れてならぬ【不況」がある。
民主主義不況である。
冷戦終了後、民主主義が、後退して昨年は世界の選挙の実態を見ると、疑念をもたれるケイスが、急増した。

収入の6割以上を原油輸出に負う国が23カ国。
これらの国は全て、国王ないし、エリート種族が政治を握っている。
民主主義を信奉する国は一つもない。
彼らは原油の収入を独占し、それを政治の武器としている。
原油価格と民主主義は反比例して動く適例だ。

民主主義不況のもう一つの理由はアメリカの精神的指導力の削減である。
世界に不評のイラク戦争、アルグレイブ、ガンタナモに代表される人権侵害。
アメリカの指導力と信任が消滅している。国際社会がアメリカの言う事を聞かない。

これに乗じて、悪者国家が暴れだしている。ジンバウエ、北朝鮮、南ア、ヴェネズエラ、その他、その他。

経済不況は問題ではない。世界に本当の問題は民主主義不況である。長期化し、悪化するからである。

バイロン
2008/05/07のBlog
旧ソ連圏からの参加国では二番目になる。
最初のユーロ国はスロベニアだった。
来年の一月一日よりスロバキアがユーロ圏に参加が決定。

参加条件のおさらい。
①予算の赤字は、GDPの3%以下であること。スロバキアは現在、2.2%。
②公的債務がGDPの60%以下であること。スロバキアは現在30%。
③インフレ率、年率3.2%以下であること。スロバキアは現在2.2%。

バイロン
昨日のインデイアナ、北カロライナ州の民主党予備選で、ほぼオバマの大統領候補が決定したようだ。
代理選挙人数、総得票数でクリントンに決定的な差をつけた。
残り6州の予備選で、クリントンが7割以上の勝利しないと、追いつかない。

これからの問題は
①いわゆるスーパーデリゲイト、795票の行方。しかしこれらは代理選挙人数、総得票数に示される【民意】に従うだろうから、オバマの有利は動くまい。

②クリントンが党本部に訴えている、フロリダ、ミシガン二州の、得票を、勘定に入れろとの件について、5月31日党本部で最終の決定が出る。
両州は予備選日時を、党本部の指示に逆らい繰り上げた。
その結果両州の予備選は無効とされている。
オバマは選挙活動すらしていない。又仮に、両州の結果を加味しても、オバマ有利は動かない。

③オバマに予想外のスキャンダル、ないし事故が生じる可能性は皆無ではない。
バイロン
2008/05/06のBlog
明日は、インデイアナ、北カロライナ州の予備選。
187票を持つ大票田を巡る最後の戦い。
この二州が終われば、残るは7州で、その合計票は227票に過ぎない。

これまで、オバマが、130票ほどクリントンをリードしている。
一方,いわゆる一般票では、僅差。
又、フロリダ、ミシガン州の票は除外されている。
行きつけの教会の牧師が極端な人種主義者で、この所為でオバマ候補は散々に叩かれている。しかし、両州でクリントンが敗北すれば彼女の退陣が確実視されている。


一方、無風の共和党候補マッケインは、経済音痴、ブッシュの路線遵守、で一般の有権者は、ほとんど注意さえ払わぬようだが、民主党の候補者選びがここまで、ごたつくと、党の支持者に、嫌気が差し始めており9月以降の両党対立の本選挙戦でも、意外にも接戦となるかもしれない。バイロン
2008/05/05のBlog
「春は萌え夏は緑に紅の

 まだらに見ゆる秋の山かも 」 巻10-2177 作者未詳

「ミドリ」という言葉は元々色名ではなく草木の新芽をいう語とされております。

また、702年施行の大宝律令には「男女を問わず3歳以下を緑となす」、
戸籍帖に「緑児」「緑女」とあり、「新芽のように瑞々しい生命力に溢れた幼児」という
意味にも使われました。

さらに、艶々した髪を「緑の黒髪」といいますが「艶のある黒色」は「濃い緑色」に
みえることに由来するそうです。

「 浅緑 染め懸(か)けたりと見るまでに

 春の柳は萌えにけるかも 」 巻10-1847 作者未詳

( 薄緑色に糸を染めて、木に懸けたと見まがうほど 
 柳が美しい緑の芽を吹き出しましたよ )

浅緑色は浅葱(あさぎ)色といわれて葱の芽出しのような黄色味を帯びた緑をいい、
句歌では「浅緑」は柳の新芽、「若緑」は松の新芽にと使い分けられております。

「 我が背子に恋ふとにしあらし みどり子の

 夜泣きをしつつ寐寝(いね)かてなくは」 巻12-2942 作者未詳

( あなたに心底恋い焦がれてしまったようですわ。
 赤子のように夜泣きしながら眠ろうにも寝られないのですから)

一夜中赤子のように泣き明かした作者は失恋したのでしょうか?
「みどり子」が純情可憐な乙女を想像させ、切なさと情愛の深さを感じさせます。

「 わがせこが 衣はるさめ降るごとに

 野辺のみどりぞ色まさりける 」 古今和歌集 紀貫之

( わが夫の衣を張る春がきた。 ほんとうに春雨がふるごとに野辺の緑の色が
 深くなってゆく感じですよ )

夫の衣を張る喜びと楽しさ、そして一雨ごとに春が深まってゆく喜び。
春の名歌とされている一首です。

古代の人達は瑞々しい新緑を眺め、その鮮やかな色を自らの衣裳に染め付けたいと
願ったことでしょう。


然しながら葉緑素という色素は水に流れやすく天然の植物染料にはならないのです。

「 植物であれば緑は一番そまりやすそうなものですが、ふしぎと単独の緑の
 染料はなく黄色と藍を掛け合わせなければできません。

 十段階に近い藍の濃淡に黄色の染料- 刈安、梔子(くちなし)、黄檗(きはだ)
 沖縄の福木などで染めた黄色を掛け合わせると緑のバリュエ-ションが
 生まれます。

 青と黄、水と光、自然はこの二つを結合させることによって緑を誕生させました 」

 志村ふくみ(「一色一生」より要約抜粋)

 「 万緑の中や吾子(あこ)の歯生え初むる 」 中村草田男

[ 17:00 ] [ 外国 ]
ニューヨーク タイムズにクルーグマン教授の論説。
どうやら、国際金融危機は脱したようだ。
効果があったのは、アメリカ連銀による次々に打ち出された対応策だった。

しかし、今回の危機は、銀行により引き起こされた危機ではない。
【銀行らしきもの】ものにより引き起こされたのだ。
連銀の対応は【銀行】に対する手法だった。
【銀行らしきもの】への対応策ではない。

財テクの貢献が賞賛されて久しい。[銀行らしきもの」が多く出来た。

今回の危機でも、新規の金融関係者、ファンドだの、特別目的投資機関だの、【銀行らしきもの】は、馬鹿げた利益を得ているものがいる。

危機が去ったとして、これら【銀行らしきもの】に対する規制を忘れると、大変な事になる。
彼らがのうのうと従来どおりの商法を続けると、次の危機は必ず訪れ、その規模は今回よりはるかに大きいだろう。

既に【銀行らしきもの】から、規制反対の声が出ている。要注意である。

バイロン
2008/05/04のBlog
[ 13:50 ] [ 経済(マネー) ]
乗り継ぎ客を多く引き寄せて、いわゆるハブ空港を作る動きは1970年代に始まった。

欧州では、既にアムステルダムに五つの滑走路、パリは四つ、今ロンドンヒースローが三つ目の滑走路を作っている。

ハブで旅客を集めると、ビジネスが増えて国益に叶う。
これがレゾンデートルだった。
しかしこれは間違えた構想だったかもしれない。

ヒースローの場合、乗り継ぎ客が空港利用者の3割を越えたが、ロンドンへの経済効果はほとんど無いと判定できる。
乗り継ぎ客は、精々空港内で、どーフィー一杯の消費である。

経済運賃で成功している航空会社は、ハブを嫌って成功している。直接目的地へ旅客を運ぶ方針が正しかった。

ハブを経由すれば、離着陸費用も、カーゴハンドリングの労力も費用も倍になるのは当然で、その分コストがかかるのは自明の理だ。乗り継ぎ時間の無駄も大変だ。

空港が民営化されて、オーナーとしては、空港サーヴィスなど、歯牙にもかけず、ただただ空港利用便を増やし、通貨客を集めれば、利用費用が、懐に入る。だから利用者へのサーヴィスは、考える必要が無い。

ヒースローの二つの滑走路の、操業率が共に99%である。いささかの運行上のミスも許されぬ。

ハブ空港。その意義が見直される時が来た。
バイロン
2008/05/03のBlog
メイデイ、5月1日のイギリス地方選挙、ブラウン首相率いる与党労働党の記録的惨敗である。野党、保守党、自由民主党にも抜かれ、40年来の歴史的大打撃となった。

理由は只一つ、増税。

与党は今年の予算年度から、中間所得層の所得税率を2%下げて20%に下げるのと抱き合わせに、低所得層の最低課税の仕切りを取り払った。
後者の部分が、【増税】として徹底的に叩かれ命取りとなった。

国会議員選挙は二年後。其処までに与党の巻き返しがなるだろうか。

野党、保守党のキャメロン党首、は勝利宣言して曰く、
「我が党は、労働党の失点の故に、勝利したのではない。我が党の主張が勝利したのだ。」
これから、マスコミはキャメロン施策に、改めて解析の鋭い目を向けることになる。

バイロン
2008/05/02のBlog
アメリカ4月の労働省発表の労働統計。
大幅失業が続くとの予想に反して、トータルの失業者は、2万人に減っている。一月か3月まで、各月8万人台だった。
建設業と、建設関連の製造業は、依然と10万人の失業者を出したが、サーヴィス業の雇用が伸びて落ち込みをカヴァーした。

どうやら、サブプライムの影響もトータル経済としては山を越したらしい。
バイロン

2008/05/01のBlog
元気印のタイの首相。
サマックさんがぶち上げた。
今こそチャンス。
オペックに習い、米の輸出国機構を作るのだ。
ヴェトナム、カンボジア、ミヤンマーとラオスと語らって、5カ国で集まる。どれほど謀が進んでいるのか、首相は積極的。
自分の任期中に仕上げたいと語った。

以上、ニューヨークタイムズが、伝える、国際カルテルのお話。

いやはや、バイロン
連邦ファンドレイトが、2%にまで下がった。
このレイトは、銀行間の貸し借りの際の金利で、今後、サブプライム住宅ローンの、金利変動分が下がり、クレジットカードのローンや、枠を超えた引き出しの金利が下がる効果が出てくる。

又一人頭600ドルを基本とした税金の払い戻しの景気刺激策が実行段階に入った。

これで、個人消費も企業の金回りも楽になって、景気後退に歯止めが掛かれば結構である。

一方、大統領選挙選だが、マッケインと、クリントンが同じような施策を発表。

この夏に限り、ガソリンに掛かる連邦税を、免除しようと言うのである。

現在、ガソリン価格はガロン3ドル70セント位(日本のリッターあたりに直すと約1ドルで未だ安い)だが、連邦税が18.4セント掛かっている。
これを夏の間、チャラにすると約、90億ドルの減税になる。
ガソリン税は連邦の道路建設費用にも使われている。


経済学者は挙って、この減税案を非難している。
この案ではアメリカのエネルギー問題の根本的解決にならない。
唯でさえ、供給がタイトなのに、更にガソリン消費を喚起するだけだと手厳しい。
需給がきつくなるから「減税分」は石油会社の更なる値上げで吸い取られるだけで消費者には何の得にもならないとしている。

クリントンは税の落ち込みを石油会社に対する「暴利税」を新たに課して、道路財源もカヴァーすると息巻いている。

オバマ候補は、クリントン案は短期的に有権者をだますもので、もっと長期的な視野から現在石油会社に与えられている税上の諸恩恵(開発費用に対する減税処置等)を、廃止して、新規エネルギー開発に、まわすべきだとしている。

ガソリン税の夏季廃止で、平均家庭で一日あたり30セントの、節約になるそうだが、これはコーフィー一杯の値段より少ない。しかし、選挙選では、何しろ(減税)は、女神の言葉だ。

さてこれから、アメリカは何処へ行く。

バイロン
[ 10:18 ] [ 経済(マネー) ]
欲ぼけファンド、ヘッジファンド、風評操作を秘儀として、空売りの専門家が多い。

歴史を見ても、連中が、如何に嫌われていたかは、明々白々。東インド会社の株を操作されて善良な株主が損をさせられて以来、空売りは、犯罪と見られた。

加熱する株式、商品市場に冷や水をかけて、(バランス)を取る、アスピリンの役割を、負った、正義の正業だと、嘯いてきた集団である。

空売り→short、から、ショーター(shorter)と忌み嫌われる。

FECはじめ、欧州でも、彼等の所業(風評を立てて株価を落とす)に、メスを入れる動きが起こっている。

ところがである。日本のマスコミ一般、驚いたことに証券会社のエコノミスト連中さえ、皆しかめっ面で、日本経済の暗い将来をしたり顔で、予想している。

彼等こそ(日本売り)を、リードするショーターではないか。問題である。

バイロン
2008/04/30のBlog
時限の課税が終わるのは事前にわかる。
終われば、税収がその分減るのは不思議でもなんでも無い。

減ったから大変だと急に騒ぐのは馬鹿げている。

他に転用できる無駄使いの標本のような財源が山の様にあるのに、そちらに目が行かないのはどうしたことか。

これでは、国は健全に進歩しない。政治が三流で、民生に密着せず、その代わり行政組織が、代理に政治をやる。摩訶不思議な国体だ。

納税者の権利保護について、国際基準からしてゼロの現状。

政権交代も、いたし方のないところか。刺激をしないと国が目覚めない。

もっとも、政治の質は国民の質と同じとは、国際政治の常識だそうだが。
小言幸平衛