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2008/05/09のBlog
フランス大統領サルコジの一年。
通信簿だが、どうやら最低のようだ。
先ず、古き行政機構からの[亀裂]を題目に当選した彼だが、まったく行政改革の実が挙がっていない。
又、国民の消費能力を増やす[消費者大統領」を売りにした彼だが、税制の改変は、富裕層への、減税にとどまっている。
国民の生活はむしろ更に貧困さを増している。

[人権大統領]のはずが、とんでもない。
[金になるなら]主義主張もかなぐり捨てた。
リビア、ロシア、中国に擦り寄る姿勢は、下品であるとの評価が定着。
外交関係では何かとスタンドプレイが多すぎて、他国の首脳からも煙たがられる。

業務姿勢だが、何でも首を突っ込む。
如何なる法律の立案にも、関係大臣を呼びつけて詳細まで文句をつけるスタイル。
部下を怒鳴りつける。
フランス国威の象徴たる姿勢は見えない。

女性関係はマスコミの注目をひきつけて、又交友関係が皆大金持ち。
休暇は彼等の別荘で、ヨットで過ごす。
大統領職が、自分の持ち物のごとく、人に見せびらかすのを得意とする。
個人的にも派手さが目立ちすぎ、「ロレックス、レイバーン大統領」と笑われる寂しさ。
とうとう支持率が最低に落ち込んだ。
意外である。
このまま持つのだろうか。
バイロン
旧ソヴィエトが崩壊してグルジュア共和国が出来た。しかしこの国は人種的、宗教的に複雑なことこの上も無い。

同国の、アブカジャ地方、および北オセチア地方は、ロシア系が多く、早くからグルジュアからの完全独立を求めて騒乱を起こしてきた。

国連は、内乱の行司役に、ロシアを指定し、平和維持軍の派遣を承認。1994年のことである。

小康を保ってきたグルジュアだが、ここに来て首相が極端な欧米指向。昨年来、NATOに参加したいとの意向を表明。アメリカ、欧州も大喜びでこれを応援してきた。

ロシアは当然態度を硬化している。

今回、アブカジア地方の独立運動が激化して、ロシアは、平和維持軍の増員を行った模様。これに、グルジュアの首相が抗議し、国連のマンデイトを超えた独立運動支援だとし、ロシアと戦端を開く用意があると、激昂している。アメリカはグルジュア支持を明解にした。

スエーデンその他が仲裁に入っている。
バイロン
アメリカのマスメデイアの風向きが一変している。
11月の大統領本選挙に向けて、民主党は早急に一体化する必要があると、クリントンの予備選辞退を勧めている。

予備選の当初から、クリントン支援を公にしてきたニューヨークタイムズ。
辞退はクリントンの個人的な決定だとしながら、オバマの支持ベイスが、黒人と教育のある少数白人である点を殊更に取り上げ、オバマは「白人の支持を失っている」との宣伝は危険で避けるべきだと警告を発している。

クルーグマン氏は、論評で、民主党にこれほどの追い風が吹いたことはアメリカの歴史上初めてで、ほぼ勝利を決定的にしているオバマ候補が馬鹿な失点をしないよう過ごすよう忠告している。

バイロン
ロシアの新政権発足に際して、ドイツのメルケル首相は最大の賛辞を呈し、今後両国のさらなる関係拡大を呼びかけている。
すぐさま、ロシア新大統領は、来月ドイツを公式訪問すると応じている。

現在、ドイツは国内のガス需要の3割をロシアからの供給に頼っている。
二年後には、バルト海底を通過する、ガスパイプライン[ノース ストリーム]が完成して、ロシアからのガス供給は更に増える。
その時点でロシアのガスは4割のシェアーとなる。
もう、切っても切れぬ関係である。仲良くするしか選択肢はない。

ドイツの歩みを辿って、ロシアと欧州の関係が好転すれば世界平和に資するところ大きい。経済の拡大は遠い日本にも好影響があるだろう。
バイロン
プーテインがロシアの首相に選ばれた。
ロシア下院450名の議員の内、首相指名に反対したのは全て共産党の54名のみ。

プーテインの施政方針演説;
①インフレとの戦い。
②減税処置ー教育、住宅、医療費の負担軽減の為。
③公共住宅の建設、道路等インフラの建設.兵器の近代化。
④石油産業に関わる税の軽減!!
⑤企業買収の制限の為法律の整備!!
⑥国内農業生産の拡大方針
⑦税制の簡素化、明確化ー8月に具体的提言をする

プーテインが育てた新大統領メドヴェデフは、弱冠42歳。彼は就任挨拶で、プーテイン路線の忠実なフォローを誓っている。

油の乗り切った55歳プーテインとの二人三脚。二頭政治(ダイアーキー)の発進である。
若いロシア、世界は間違いなく変化しよう。
バイロン
2008/05/08のBlog
ミヤンマー南部イラワデイー州全土が冠水している。
死者は2万人を越して食料不足で明日の命も不確かな被災者が100万人。

アメリカ、欧州こぞって支援の手を差し伸べるが軍部が支援団の入国を渋っている。

今月10日は、新憲法国民投票日。軍部の支配を恒常化する憲法である。

サイクロンでそれどころはない筈だが、軍部は投票を強行する様子。

先ごろの僧侶の反乱以来国際世論も沈静化して、かの国の実情は深く霧に閉ざされてきた。

国際社会からのサンクションは、国の経済を破壊してしまった。
自国に災害対策の能力は無い。軍政府は終に世界に救助を要請。

短期的な救助活動では意味が無い。
自立の見通しが立つまで国際援助組織は、滞在を許されるべきだ。彼らが民主化の火種となる事を期待したい。

バイロン
[ 09:47 ] [ 外国 ]
ニューヨークタイムズ、コロムニスト、フリードマン教授の指摘。

経済不況はいずれ片がつく。時間の問題だ。
しかし、忘れてならぬ【不況」がある。
民主主義不況である。
冷戦終了後、民主主義が、後退して昨年は世界の選挙の実態を見ると、疑念をもたれるケイスが、急増した。

収入の6割以上を原油輸出に負う国が23カ国。
これらの国は全て、国王ないし、エリート種族が政治を握っている。
民主主義を信奉する国は一つもない。
彼らは原油の収入を独占し、それを政治の武器としている。
原油価格と民主主義は反比例して動く適例だ。

民主主義不況のもう一つの理由はアメリカの精神的指導力の削減である。
世界に不評のイラク戦争、アルグレイブ、ガンタナモに代表される人権侵害。
アメリカの指導力と信任が消滅している。国際社会がアメリカの言う事を聞かない。

これに乗じて、悪者国家が暴れだしている。ジンバウエ、北朝鮮、南ア、ヴェネズエラ、その他、その他。

経済不況は問題ではない。世界に本当の問題は民主主義不況である。長期化し、悪化するからである。

バイロン
2008/05/07のBlog
旧ソ連圏からの参加国では二番目になる。
最初のユーロ国はスロベニアだった。
来年の一月一日よりスロバキアがユーロ圏に参加が決定。

参加条件のおさらい。
①予算の赤字は、GDPの3%以下であること。スロバキアは現在、2.2%。
②公的債務がGDPの60%以下であること。スロバキアは現在30%。
③インフレ率、年率3.2%以下であること。スロバキアは現在2.2%。

バイロン
昨日のインデイアナ、北カロライナ州の民主党予備選で、ほぼオバマの大統領候補が決定したようだ。
代理選挙人数、総得票数でクリントンに決定的な差をつけた。
残り6州の予備選で、クリントンが7割以上の勝利しないと、追いつかない。

これからの問題は
①いわゆるスーパーデリゲイト、795票の行方。しかしこれらは代理選挙人数、総得票数に示される【民意】に従うだろうから、オバマの有利は動くまい。

②クリントンが党本部に訴えている、フロリダ、ミシガン二州の、得票を、勘定に入れろとの件について、5月31日党本部で最終の決定が出る。
両州は予備選日時を、党本部の指示に逆らい繰り上げた。
その結果両州の予備選は無効とされている。
オバマは選挙活動すらしていない。又仮に、両州の結果を加味しても、オバマ有利は動かない。

③オバマに予想外のスキャンダル、ないし事故が生じる可能性は皆無ではない。
バイロン
2008/05/06のBlog
明日は、インデイアナ、北カロライナ州の予備選。
187票を持つ大票田を巡る最後の戦い。
この二州が終われば、残るは7州で、その合計票は227票に過ぎない。

これまで、オバマが、130票ほどクリントンをリードしている。
一方,いわゆる一般票では、僅差。
又、フロリダ、ミシガン州の票は除外されている。
行きつけの教会の牧師が極端な人種主義者で、この所為でオバマ候補は散々に叩かれている。しかし、両州でクリントンが敗北すれば彼女の退陣が確実視されている。


一方、無風の共和党候補マッケインは、経済音痴、ブッシュの路線遵守、で一般の有権者は、ほとんど注意さえ払わぬようだが、民主党の候補者選びがここまで、ごたつくと、党の支持者に、嫌気が差し始めており9月以降の両党対立の本選挙戦でも、意外にも接戦となるかもしれない。バイロン
2008/05/05のBlog
「春は萌え夏は緑に紅の

 まだらに見ゆる秋の山かも 」 巻10-2177 作者未詳

「ミドリ」という言葉は元々色名ではなく草木の新芽をいう語とされております。

また、702年施行の大宝律令には「男女を問わず3歳以下を緑となす」、
戸籍帖に「緑児」「緑女」とあり、「新芽のように瑞々しい生命力に溢れた幼児」という
意味にも使われました。

さらに、艶々した髪を「緑の黒髪」といいますが「艶のある黒色」は「濃い緑色」に
みえることに由来するそうです。

「 浅緑 染め懸(か)けたりと見るまでに

 春の柳は萌えにけるかも 」 巻10-1847 作者未詳

( 薄緑色に糸を染めて、木に懸けたと見まがうほど 
 柳が美しい緑の芽を吹き出しましたよ )

浅緑色は浅葱(あさぎ)色といわれて葱の芽出しのような黄色味を帯びた緑をいい、
句歌では「浅緑」は柳の新芽、「若緑」は松の新芽にと使い分けられております。

「 我が背子に恋ふとにしあらし みどり子の

 夜泣きをしつつ寐寝(いね)かてなくは」 巻12-2942 作者未詳

( あなたに心底恋い焦がれてしまったようですわ。
 赤子のように夜泣きしながら眠ろうにも寝られないのですから)

一夜中赤子のように泣き明かした作者は失恋したのでしょうか?
「みどり子」が純情可憐な乙女を想像させ、切なさと情愛の深さを感じさせます。

「 わがせこが 衣はるさめ降るごとに

 野辺のみどりぞ色まさりける 」 古今和歌集 紀貫之

( わが夫の衣を張る春がきた。 ほんとうに春雨がふるごとに野辺の緑の色が
 深くなってゆく感じですよ )

夫の衣を張る喜びと楽しさ、そして一雨ごとに春が深まってゆく喜び。
春の名歌とされている一首です。

古代の人達は瑞々しい新緑を眺め、その鮮やかな色を自らの衣裳に染め付けたいと
願ったことでしょう。


然しながら葉緑素という色素は水に流れやすく天然の植物染料にはならないのです。

「 植物であれば緑は一番そまりやすそうなものですが、ふしぎと単独の緑の
 染料はなく黄色と藍を掛け合わせなければできません。

 十段階に近い藍の濃淡に黄色の染料- 刈安、梔子(くちなし)、黄檗(きはだ)
 沖縄の福木などで染めた黄色を掛け合わせると緑のバリュエ-ションが
 生まれます。

 青と黄、水と光、自然はこの二つを結合させることによって緑を誕生させました 」

 志村ふくみ(「一色一生」より要約抜粋)

 「 万緑の中や吾子(あこ)の歯生え初むる 」 中村草田男

[ 17:00 ] [ 外国 ]
ニューヨーク タイムズにクルーグマン教授の論説。
どうやら、国際金融危機は脱したようだ。
効果があったのは、アメリカ連銀による次々に打ち出された対応策だった。

しかし、今回の危機は、銀行により引き起こされた危機ではない。
【銀行らしきもの】ものにより引き起こされたのだ。
連銀の対応は【銀行】に対する手法だった。
【銀行らしきもの】への対応策ではない。

財テクの貢献が賞賛されて久しい。[銀行らしきもの」が多く出来た。

今回の危機でも、新規の金融関係者、ファンドだの、特別目的投資機関だの、【銀行らしきもの】は、馬鹿げた利益を得ているものがいる。

危機が去ったとして、これら【銀行らしきもの】に対する規制を忘れると、大変な事になる。
彼らがのうのうと従来どおりの商法を続けると、次の危機は必ず訪れ、その規模は今回よりはるかに大きいだろう。

既に【銀行らしきもの】から、規制反対の声が出ている。要注意である。

バイロン
2008/05/04のBlog
[ 13:50 ] [ 経済(マネー) ]
乗り継ぎ客を多く引き寄せて、いわゆるハブ空港を作る動きは1970年代に始まった。

欧州では、既にアムステルダムに五つの滑走路、パリは四つ、今ロンドンヒースローが三つ目の滑走路を作っている。

ハブで旅客を集めると、ビジネスが増えて国益に叶う。
これがレゾンデートルだった。
しかしこれは間違えた構想だったかもしれない。

ヒースローの場合、乗り継ぎ客が空港利用者の3割を越えたが、ロンドンへの経済効果はほとんど無いと判定できる。
乗り継ぎ客は、精々空港内で、どーフィー一杯の消費である。

経済運賃で成功している航空会社は、ハブを嫌って成功している。直接目的地へ旅客を運ぶ方針が正しかった。

ハブを経由すれば、離着陸費用も、カーゴハンドリングの労力も費用も倍になるのは当然で、その分コストがかかるのは自明の理だ。乗り継ぎ時間の無駄も大変だ。

空港が民営化されて、オーナーとしては、空港サーヴィスなど、歯牙にもかけず、ただただ空港利用便を増やし、通貨客を集めれば、利用費用が、懐に入る。だから利用者へのサーヴィスは、考える必要が無い。

ヒースローの二つの滑走路の、操業率が共に99%である。いささかの運行上のミスも許されぬ。

ハブ空港。その意義が見直される時が来た。
バイロン
2008/05/03のBlog
メイデイ、5月1日のイギリス地方選挙、ブラウン首相率いる与党労働党の記録的惨敗である。野党、保守党、自由民主党にも抜かれ、40年来の歴史的大打撃となった。

理由は只一つ、増税。

与党は今年の予算年度から、中間所得層の所得税率を2%下げて20%に下げるのと抱き合わせに、低所得層の最低課税の仕切りを取り払った。
後者の部分が、【増税】として徹底的に叩かれ命取りとなった。

国会議員選挙は二年後。其処までに与党の巻き返しがなるだろうか。

野党、保守党のキャメロン党首、は勝利宣言して曰く、
「我が党は、労働党の失点の故に、勝利したのではない。我が党の主張が勝利したのだ。」
これから、マスコミはキャメロン施策に、改めて解析の鋭い目を向けることになる。

バイロン
2008/05/02のBlog
アメリカ4月の労働省発表の労働統計。
大幅失業が続くとの予想に反して、トータルの失業者は、2万人に減っている。一月か3月まで、各月8万人台だった。
建設業と、建設関連の製造業は、依然と10万人の失業者を出したが、サーヴィス業の雇用が伸びて落ち込みをカヴァーした。

どうやら、サブプライムの影響もトータル経済としては山を越したらしい。
バイロン

2008/05/01のBlog
元気印のタイの首相。
サマックさんがぶち上げた。
今こそチャンス。
オペックに習い、米の輸出国機構を作るのだ。
ヴェトナム、カンボジア、ミヤンマーとラオスと語らって、5カ国で集まる。どれほど謀が進んでいるのか、首相は積極的。
自分の任期中に仕上げたいと語った。

以上、ニューヨークタイムズが、伝える、国際カルテルのお話。

いやはや、バイロン
連邦ファンドレイトが、2%にまで下がった。
このレイトは、銀行間の貸し借りの際の金利で、今後、サブプライム住宅ローンの、金利変動分が下がり、クレジットカードのローンや、枠を超えた引き出しの金利が下がる効果が出てくる。

又一人頭600ドルを基本とした税金の払い戻しの景気刺激策が実行段階に入った。

これで、個人消費も企業の金回りも楽になって、景気後退に歯止めが掛かれば結構である。

一方、大統領選挙選だが、マッケインと、クリントンが同じような施策を発表。

この夏に限り、ガソリンに掛かる連邦税を、免除しようと言うのである。

現在、ガソリン価格はガロン3ドル70セント位(日本のリッターあたりに直すと約1ドルで未だ安い)だが、連邦税が18.4セント掛かっている。
これを夏の間、チャラにすると約、90億ドルの減税になる。
ガソリン税は連邦の道路建設費用にも使われている。


経済学者は挙って、この減税案を非難している。
この案ではアメリカのエネルギー問題の根本的解決にならない。
唯でさえ、供給がタイトなのに、更にガソリン消費を喚起するだけだと手厳しい。
需給がきつくなるから「減税分」は石油会社の更なる値上げで吸い取られるだけで消費者には何の得にもならないとしている。

クリントンは税の落ち込みを石油会社に対する「暴利税」を新たに課して、道路財源もカヴァーすると息巻いている。

オバマ候補は、クリントン案は短期的に有権者をだますもので、もっと長期的な視野から現在石油会社に与えられている税上の諸恩恵(開発費用に対する減税処置等)を、廃止して、新規エネルギー開発に、まわすべきだとしている。

ガソリン税の夏季廃止で、平均家庭で一日あたり30セントの、節約になるそうだが、これはコーフィー一杯の値段より少ない。しかし、選挙選では、何しろ(減税)は、女神の言葉だ。

さてこれから、アメリカは何処へ行く。

バイロン
[ 10:18 ] [ 経済(マネー) ]
欲ぼけファンド、ヘッジファンド、風評操作を秘儀として、空売りの専門家が多い。

歴史を見ても、連中が、如何に嫌われていたかは、明々白々。東インド会社の株を操作されて善良な株主が損をさせられて以来、空売りは、犯罪と見られた。

加熱する株式、商品市場に冷や水をかけて、(バランス)を取る、アスピリンの役割を、負った、正義の正業だと、嘯いてきた集団である。

空売り→short、から、ショーター(shorter)と忌み嫌われる。

FECはじめ、欧州でも、彼等の所業(風評を立てて株価を落とす)に、メスを入れる動きが起こっている。

ところがである。日本のマスコミ一般、驚いたことに証券会社のエコノミスト連中さえ、皆しかめっ面で、日本経済の暗い将来をしたり顔で、予想している。

彼等こそ(日本売り)を、リードするショーターではないか。問題である。

バイロン
2008/04/30のBlog
時限の課税が終わるのは事前にわかる。
終われば、税収がその分減るのは不思議でもなんでも無い。

減ったから大変だと急に騒ぐのは馬鹿げている。

他に転用できる無駄使いの標本のような財源が山の様にあるのに、そちらに目が行かないのはどうしたことか。

これでは、国は健全に進歩しない。政治が三流で、民生に密着せず、その代わり行政組織が、代理に政治をやる。摩訶不思議な国体だ。

納税者の権利保護について、国際基準からしてゼロの現状。

政権交代も、いたし方のないところか。刺激をしないと国が目覚めない。

もっとも、政治の質は国民の質と同じとは、国際政治の常識だそうだが。
小言幸平衛


[ 14:51 ] [ 文化、スポーツ ]
もうどうにもなら無いほどの規模に増幅したオリンピックの費用と周辺騒音。

次のロンドン大会の後、世界のどの都市が、開催国を受け入れられるのだろうか。

おそらく、費用の点では、世界中で、10以下の例外的な「裕福都市」しか、負担能力はあるまい。

と言って、現在、検討されているアテネを恒常的な会場に固定する案、には反対したい。

日本が東京オリンピックを契機に、インフラの嵩上げが国の発展の大きなステップになった。
アフリカや、南米諸国、その他にもその恩恵を与えるべきだ。

その為に、アテネ案に対比して検討されている、開催諸費用を参加国のGDPに比例按分で分担する試案に賛成。さもないと将来のオリンピックは夢と消えそうだ。

それに、政治ショウに脱しかねない聖火リレーの廃止と、華美な開会式、閉会式の簡素化を規定すべきだ。

又、オリンピック種目の新規公認についてはこれも、しばらく総数制限が良かろう。
金の掛かることはしばらくお預けとすべきだ。

最大の問題は、ドラッグの禁止徹底。
かって、東ドイツがメダルを総ざらいしたことがある。
東西合体後、明るみに出た東の公式文書で、東ドイツのスポーツ選手、3万人に国がステロイドその他のドラッグを配給、強制していた事実が明るみに出た。
女子選手が男子化したケイスも暴露された。
今回、中国は、ホルモン投与のテストに反対している。人が走るのか薬が走らせるのか、等の馬鹿げた見方は徹底的に排除しなくてはならない。

このように世界を一つに繋ぐイヴェントは無い。大切に、真のスポーツの祭典として、温存したいものである。
バイロン

どうです、勇ましいではありませんか。

昨日のイギリス下院財務委員会でのキング中央銀行総裁の発言の内;

①中央銀行は各種の金融政策を採って、金融クランチの緩和を図ってきたが、これは銀行業のこれまでのような尊大で、無定見な貸し出しを助ける目的ではない。

②人様の大切な金集めそれを無責任に(賭け)に投じ、自分のボーナスを始めとする、給与体系を勝手に決めて法外な退職金まで成績に無関係に持ち去る。
斯様な、習慣をこれからも維持させる為に諸施策を打ち出して居るのではない。

③若者への悪影響も計り知れない。
短期間に、乱暴きわまる営業を行い、うまく行けば巨額のボーナスを手にする。
若者の就職意識に、賭けの魅力を植え付け、健全な労働意欲を抹殺してきた。

④自分の個人的な感想だが、イギリスの経済に貢献しているのは中小企業である。彼等の真摯な労働に感銘を受けている。

との発言が目立った。


これから、金利をどうするのか、又、住宅関連業界の救済にどんな手を打つのか、分からないが、中央銀行の総裁が、このように自由に見解を公表できるとは、驚きで、羨ましい。
バイロン
[ 12:55 ] [ 経済(マネー) ]
1900年時点で、世界の人口は17億人だった。

空中から窒素を取り出して肥料にする劇的な発明がなされて、爾来、肥料の世界生産量は6倍に増えた。

そして人口は現在の66億人にまで膨れ上がった。

若し、「窒素肥料」が無くなると、現世界人口の4割が飢饉に見舞われる。

アメリカ タンパに公示される国際肥料価格、窒素肥料は、去年の同時点と比べて、2-3倍に跳ね上がっている。

窒素のほか、肥料の二大要素、燐酸と、カリは自然に賦存して、今や盛んに増産中だ。窒素工場も大童で、建設中の世界である。

だが、世界の経済成長は、近年、年率5%。
先進国は伸びが鈍っているが、新興国の成長は、驚異的で、食料需要はそれに従って強く上昇中だ。おまけにバイオフュールが穀物を横取りする。

窒素は、扱いを間違えると環境を破壊する。

既に、アメリカ中部の穀倉地帯から、川に残存窒素肥料が流れ出して、メキシコ湾に海藻の爆発的生育を招き、魚類の酸素を奪って(死の海)を現出させた。

さはさりながら、(窒素肥料がなければ、世界は終わり)らしい。

バイロン

2008/04/29のBlog
[ 17:05 ] [ 外国 ]
ホフマンさんは18年間「投資銀行」に勤務して今はユーロマネー紙のコロムニスト。
FTに寄稿して過去を懺悔している(本日付け)。

目に付くところ:

①先ず「投資銀行」のトップに財テク商品の知識を、持つ人が少なかった。
殆どの経営者はややこしい金融商品の仕組みを理解できず、「その辺は下の頭のいい社員が理解していればいい」と面倒がった。

②部下の、「頭のいい社員」は、株主のことなど気にしない。
自分の給与のことばかり考える。
難解な金融商品を売りまくり、巨額のボーナスを手にすると、社員の間で英雄視される。
英雄に疑問を投げつけるのはご法度で、一種の英雄崇拝カルトが出来上がっていた。

③社外重役を入れればリスクを指摘してくれて安全だと考えるのは間違いだった。
投資銀行の間で猛烈な利益競争があって、危ない商品を売るななどと言える雰囲気ではない。
それに社外重役にも金融商品の知識が無かった。

④今後、もう「投資銀行」が、虚像まがいの仕事をするには、世間様が疑いの目で見るので無理だろう。
経営者の報酬の透明性、取締役会の、抜本的改組、社員給与の、公正化を地道にやるべきだ。


「自分は教師で給与が安い、銀行家は頭がいいから給与がいいのだといわれてきた。だけど、今度銀行家は馬鹿(stupid)だなと良くわかった」と友人が言った。
今後「投資銀行」のトップは社有車を捨ててて、地下鉄通勤なさいと結んでいる。

バイロン
世界の原油、約4割をオペックに属する13カ国、6割を、ロシア、ノルウェー、メキシコ、その他(アメリカ、イギリス、等)、ノンーオペック諸国が生産している。

原油先物市場でバーレル120ドルの狂騒価格となると先進国に需要のかげりが出始めてはいる。しかし、新興国、中国、インド、中東の需要は、未だ、沈静化の兆しが無い。プラスマイナス、未だ需要のほうが強い。

跳ね上がる原油価格だが、供給側に深刻な問題がある。

①オペックの主戦投手、サウジアラビア。現在増産の為作業が継続しているが、どうやら、思ったほどの増産が不可能らしい。(予定は日量1500万バーレル、それが達成できず1250万になるとサウジの発表)。総じてサウジ供給力に疑問符が付いた。

②他のオペック諸国だが、国内に政治の混乱がある。逆に減産して一層、原油価格を上げろという声さえある。

更に、気味が悪いのはノンオペックの実態である。

例えば
①イギリス、ノルウェーが生産する北海原油は、掘り尽くしたか生産が急落している。
イギリスはピーク時より3割落ちた。
ノルウェーはほぼ半分にまで落ちた。
アメリカのプルードーベイからの生産も似たような動きでそろそろ、ピーク時の7割にまで落ちる。
そろって、落ち方が激しい。

②ノンオペックの一方の雄、ロシアは益々国家の生産管理が進んでいる。
外資が入りにくくなっている。
したがって当面の増産は見込めない。
未開の東シベリアに油を探すにはこれから気の遠くなるような時間と金が掛かりそうだ。

③メキシコは現在アメリカに原油を輸出する国として二位の地位を占める。
アメリカにとって重要なことこの上も無い供給源だ。
しかし、生産のエイスたる、大油田、カンタレラ油田が枯渇し始めた。専門家は、あと5年で、アメリカへの輸出がが全面停止すると見る。

楽観材料は、少ないが
①戦争と、制裁でイラン、イラクの原油生産が打撃を受けているが、時間をかければ復興の余地がある。
ナイジェリアを始め、国内政治が落ち着けば増産が可能だ。

②ブラジル等、新しい原油探索に乗り出した国が、新規に油田を見つけている。

③原油開発に、馬鹿げた法的規制や、税を課す、「問題国家」が未だ多い。
日本を始め、かかる国が、開発に、真剣になる可能性がある。
時間は掛かるが増産の余地はある。


風力、太陽エネルギー等、新規ソースを国を挙げて開発してきたドイツ。
徹底的に原子力利用を推進してきたフランス。
真剣にエネルギー問題に取り込んで来た国もある。

緊張度を増す世界エネルギー事情。暗黒の長いトンネル。日本も早く、防衛線をはりめぐらさねば、足元が崩れる。

バイロン
2008/04/28のBlog
蜷(ミナ)とは田螺(タニシ)の古名で「美菜」即ち美味な食べ物の意とされています。
身近なところで大量に採取出来た上、栄養成分がバランスよく含まれているので
古代の人々は栄養補給に最適の食材として常食していました。

また蜷の腸(ワタ)は黒焼きにして食べたり眼病などの薬とされていたようです。

「 鴨じもの浮寝をすれば 蜷の腸

 か黒き髪に露ぞ置きにける 」 巻15-3649 作者未詳

( まるで鴨のように波の上で浮寝しているようだったよ。
お陰で黒々とした私の髪が真っ白になる位に白露がしとどに置いたことだ )

738年遣新羅使が山口県防府市の沖、佐波島あたりで逆風に遭い漂流の身と
なりました。
幸い翌日順風を得て大分県中津市の海辺に辿りつきましたが、どこへ流されるとも
分らず、生死も定かならない暗黒の海上での一夜、さぞや恐ろしかったことでしょう。

「蜷の腸」は黒く、また黒焼きにするので「黒髪」に懸かる枕詞となっています。
ミドリの髪ならぬタニシの黒焼きの髪とは古代人も面白いことをいうものです。

「- 蜷の腸 か黒き髪に真木綿(まゆふ)もち あざさ結ひ垂れ 大和の黄楊の小櫛を

 押さえ刺す うらぐはし子 それぞわが妻 」巻13-3295(長歌の一部) 作者未詳

( 黒々とした髪に美しいあざさの花を木綿で結びつけ、黄楊の櫛をさしている
 可愛い子。そんな娘が私の恋人なのですよ。どうか結婚させてください。)
 
「アザサ」:リンドウ科の水草、黄色い花をつける 「うらぐはし子」:魅力ある娘

父母に打ち明けられない相手と交際していたが、たまたま親から事情を聞かれて
これ幸いとばかり如何に魅力ある女性かを懸命に紹介しながらも惚気ている
純情な若者です。

「 とほき世の かりょうびんがの わたくし兒

 田螺(たにし)はぬるき みず恋ひにけり 」 斉藤茂吉 赤光

「迦陵頻伽(かりょうびんが)」とは仏教上の想像の鳥です。
極楽浄土の雪山に住み、妙なる声で鳴き、姿は「シギ」に似ているが頭部は人面。
しかも天女のように美しいといわれ、寺院の壁や天井にその絵がよく見られます。

その天女(鳥)の私生児が田螺であると作者は荒唐無稽な想像をして楽しんでいる
戯れ歌ですが鑑賞する側も理屈ぬきで茂吉の春の夢として味わうほかはありません。

食通が好むといわれる「タニシ料理」。
北大路魯山人は「これぞ究極の美味」とこよなく愛したそうです。

「 田螺和(たにしあえ) 地酒は舌に響きけり 」 清崎敏郎

[ 18:09 ] [ 文化、スポーツ ]
ナイキだ、ヴィザだ、コカコーラだ。
中国のオリンピック選手には、素早くアメリカのスポンサーが付いて、メダルを取れば一財産できる。著名選手の中にはスター気取りも多くなった。
欧米から最先端の科学的な練習法を取り入れて、進んだ外人コーチもふんだんに雇える。

海外企業から、宣伝用の金がふんだんに投じられている北京オリンピックの現状をワシントンポストが特集している。
アメリカ企業に習って中国企業も次々とスポンサーに名乗りを上げる。

それにしても、共産主義国のスポーツが、唯々諾々と商業主義に、侵食される。
それを許す。
中国は変わり身がはやい。
将にメダルものだ。
日本は清く正しく負けるのか。
バイロン
1976年から2006年の30年間に、アメリカのサラリーマンの給与だが;
①トップ10%の平均給与は57%増えて195,000ドルになった。
②残り90%の平均給与は僅か2.3%しか増えず、38,800ドルになった。

1997年から2007年の10年間で就職機会は;
①毎年製造業から平均40万人が他業種に移った。(製造業就職者がそれだけ減った)
転業するサラリーマンは年間平均1500万人で、製造業が収縮していると言っても、実態は転業者の3%以下。
②毎年新しい転業機会は、1700万人分あった。そのためトータルの失業者数はこの期間ほぼ同数。

以上、ニューヨークタイムズ社説が引用の数字。

再就職機会はあっても、給与は下がる実態がはっきりした(上記の数字はアメリカ税当局の公表数字)。
企業内の給与の分配が不公平で、企業内格差が異常になっている事が明確になった。

近年の経営者への異常に高額な報酬。
金融界の異常な高給与状況、組合運動の衰退、ブルーカラーの知的水準の低下が大きな原因で、海外との貿易協定が犯人ではないと主張している。

対応策として、税制の改革で、富者への課税を強めること、大学教育のコストを下げて、貧者に教育機会を与えること、社会保障ネットを拡大して、貧者の救済を行うことが必要と主張している。

バイロン
2008/04/27のBlog
世界のマスコミは長野の様子を冷静に見ている。
ロンドンタイムズは、自国の警護の状況と比べて、長野では、日本の警備体制が主役で、ロンドンのように、中国の警備員が、イギリス人のプロテスターを、ラフに扱う醜態が見られ無かったと自戒の論調。
又、今後韓国の状態の方を心配の向きが多い。ここでは、チベットに加えて、北朝鮮からの脱北者に対する中国の扱いについての反対もあると、警告している。

分からないのは、IOCのロゲ会長で、彼はFTとのインタヴューで;
西欧の民主化はフランス革命から始まって200年以上掛かった。
中国の民主化は「1949年」から始まったばかりで、西欧は中国にもっと寛容になって時間を与えるべきだと、語ったが、

1949年は、中国共産党の結党の年。何を寝ぼけたことを言っているのかと、この方に非難と嘲笑が集まっているようだ。
バイロン