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情報浴ーブロードバンド
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2008/05/19のBlog
碧(あ-ぉ)い 碧(あ-ぉ)い 空の中
ぐるぐるぐると潜りこみ
ピーチクチクと啼きますは
あゝ雲の子だ、雲雀奴(ひばりめ)だ (中原中也 「雲雀」より)

空高く舞い上がり、ひとしきり楽しげに囀ったあと一直線に地面に降りてくる雲雀。

その姿から揚雲雀、落雲雀ともよばれ、のどやかな春の情景を演出してくれる鳥として
古代から多くの人達に親しまれてまいりました。


「 朝(あさ)な朝(さ)な 上がるひばりになりてしか

 都に行きて早帰り来む 」 巻20-4433 安部沙弥麻呂

( 朝ごとに空高く舞い上がる雲雀になりたいものだ。
そして都に行きすぐに戻ってこよう。)

755年、防人が難波に集結して大宰府に出発するにあたり兵士を閲兵、鼓舞する為に
勅使が遣わされました。
数々の行事が終わった後、勅使を慰労する宴が催され兵部省の役人大伴家持たちが
接待にあたります。

主賓の勅使(作者)は「春めいてきた都にすぐにでも戻りたいが―。まだ残務があるので
雲雀になって空を飛び、とんぼ返りしたいものだなぁ」と詠いました。

「 ひばり上る 春へとさやになりぬれば

 都も見えず 霞たなびく 」 巻20-4434 大伴家持

( もう雲雀が舞い上がる季節になったのですね。都の方角も春の使いといわれる
霞がたなびいていて朧気にかすんでおりますなぁ ) 

「さやに」: はっきりと明瞭に 

古代、霞がたなびくと春が到来したと感じられていました。
家持は勅使に対し
「お勤めご苦労様でございます。都もすっかり春めいて霞で見えないくらいで
 ございます。
帰心矢の如しでございましょうが、今しばらくご辛抱を」 と気を遣ったものです。

「 なにとなき草の花さく野辺の春

 雲にひばりの声ものどけき 」 永福門院 (風雅集 春)

永福門院は南北朝時代の女流歌人で伏見天皇の中宮。


いかにも春らしいうららかな情景を思い起こさせる一首です。

作者は万葉集を尊重した師の京極為兼から「心の起こるにしたがひて ほしきままに」

と指導を受けただけに平明、素直な表現で現代短歌といっても通じる歌と思われます。

私達にとって楽しげに聞こえる雲雀の囀り- 実は餌を確保するために縄張りを
主張しているのだといわれております。

また地面に着陸する時、わざと巣からかなり離れた地点に下り、そこから忍者さながら
潜行して外敵に覚られないように戻って雛を守るなど、実生活の雲雀奴さんは
なかなか忙しいのです。

「 山風にながれて遠き雲雀かな 」 飯田蛇笏


クエイト議会は50名の代議員からなる。
先週土曜日の総選挙。
①有権者総数:361,700人
②内、女性有権者55.4%【女性参政権は2年前に与えられた】
③投票率68%
④女性議員立候補者27名。
全員落選。
女性有権者の投票率は約、50%だった。
⑤政党は禁じられている。
宗教上の主張で(事実上)の政党が存在する。
50名中、21名がスンニ派のイスラム。シイア派は、5名。
その他穏健イスラム、近代的一派も居る。
⑥サバ王家は、新首相を指名する。
新首相は、サバ家から選ぶ。新首相は16名からなる内閣を組閣する。
閣僚の内一名は民選の議員から選出する規則を持っている。
その他の15名は、自動的に議員の資格を与えられる。だから議員総数は65名と言ったほうが正しいか。
⑦議会は立法権を持つ。内閣の(監視権)を持つ。しかし内閣不信任決議は出来ない。

ここ2年間でサバ家の王様と議会の衝突で王により議会が4度解散された。

中東の小国ながら、原油の所有は世界埋蔵量の10%。現在の生産は日量250万バーレル。たまりに溜まった外貨保有は2500億ドル。

バイロン
去年の春、ナポリの町にごみの袋があふれ出した。
郊外にあるごみの地下埋設設備の容量が一杯になったからだ。焼却設備の能力などゼロに等しい。
容量を増やすナポリ市の提案は住民が拒否している。
昨年のクリスマスには、ごみ袋が道路の両脇に積み上げられてごみのトンネルが出来た。
先週、さっぱり改善せぬ状況に頭にきたナポリ住民は、いたるところでゴミ袋に火をつけた。
現在100箇所で燃えている。
市の消防団は、完全にお手上げだ。
消火能力が無いし、今後は更に事態が悪化するだろうと、人事のような宣言をしている。消防団員が住民に襲われても居る。

ここに登場はドイツです。

現在、ドイツだけが全欧州で、独り、ごみ処理能力に余裕がある。
各州、各都市の役所と、それに、お得意の民営のごみ処理会社が、ナポリ救済に手を上げた。皆近代的なごみ焼却設備を備えている。

この度、締結のナポリ救済の諸契約。
合計16万トンのごみを処理する。
6万トンがナポリの街頭に野ざらしの分、あとの10万トンはこれからのごみ。
イタリアがお支払いのお値段だが先ず、ごみ一トン当たり約24,000円、それに、送料が約20,000円。都合トンあたり4万年何がしのお支払い。高くつきます。

ドイツ連邦政府はしっかりと釘をさしている。
今回の契約は飽くまで(短期的)なもので、決して長期、恒常的ではない。長期契約は認めないと。

どうです、行政姿勢の差がよく見えますね。国際的ごみ取引の一席。

バイロン
イギリスでは満を持して登場した筈のブラウン首相の支持率が急降下。
ワンダー ボーイと期待されたフランスのサルコジ大統領も支持率が惨めな段階まで落ち込んでいる。
地方選挙でサルコジの与党が惨敗。イギリスの地方選挙と軌を一にしている。

税金がガソリンより安い軽油(デイーゼル)は需要が強く、昨今、とうとう軽油の価格がガソリンを抜き去ったフランス。
トラック運送会社、漁業に、深刻な問題を生じている。
血の気の多いフランス人である。
関係者の頻発するデモは、流通を混乱におとしめて政府は補助金の投入で火消しに躍起。

先の大統領選挙で、サルコジに惜敗した社会党のロワヤル女史。
総得票は47%で善戦だった。
移民、テロ対策で右派に近い主張をしたのが敗因。

爾来社会党は、サルコジの一本釣りのウルトラーCで、有力党員が入閣するなど、党内が一挙に混乱して居た。
年末に党首の選挙がある。
低く頭を垂れていたロワヤル、この度、再び党首選挙に出馬の意向を表明。

54歳になった彼女。欧州政局に新風を吹き込めるか。
バイロン
2008/05/18のBlog
ボン 国際コンヴァージョン センター(BICC)昨日発表の報告。「ドイツ シンク タンクの一つ、前国連武器主任調査官ブリックス氏も参加している。]

報告によると、ドイツは、アメリカ、ロシアについで世界第三位の武器輸出国にのし上がっている。

平和主義の姿を強調し、国際武力調停の場にさえ、中々出てこないドイツ。
自国の防衛関係支出は,GDPの1.3%でイギリス、フランス以下だった[2006年]。平和指向を絶対の売り物とする[美しい」ドイツ。

ところはである。武器の輸出となるとわき目も振らず、絶好調で、第三国向けに急増中。
裏と表に大変な差があった。

報告には世界の武器市場が年々拡大して、アメリカが突出して[商売]をしているさまを確認し、現代を[コールド ウォー]ならぬ[コールド ピース]時代と呼んでいる。

国際社会に正直者はあまり居ないらしい。
バイロン
[ 21:30 ] [ 外国 ]
アパルトハイトを乗り越えて黒人主導の夢の道を歩き始めたはずの南アフリカ。

近隣諸国から、職を求めて多くの移民が流入してきた。

ジンバウエ、マラウィ、モザンビークからの移民の数は、正確には誰も把握できない。
ただ、500万人程に膨れ上がっているとの説がある。

白人支配から、その手法も引き継いで、国作りを始めた筈だが、残念ながら経済も停滞して、さっぱり前進の気配すらない。

汚職、市民間の暴力、犯罪は蔓延して、国体そのものもよろめきはじめていた。

ヨハネスブルグ近郊に移民を襲う集団暴力が勃発した。

失業、犯罪を移民の仕業と見る集団暴力だ。
あちこちに飛び火して警察も対応が出来ない。

8億のアフリカ人口、エジプトと南北に二つのエンジンとなって新興アフリカの経済を引き上げる役割を託された期待の南アなのに、残念なニュースである。

バイロン
昨日、国連総会での、ミヤンマーとフランス大使のやり取りから:
【フランスは、災害救助に軍艦を一隻現場に派遣しているが、乗員の入国を拒否されている。軍艦には食料1500トンと医薬品、テントを積んでおり食料は10万人の2週間分、テントは6万人の仮住まいに充当できる。ヘリコプター三機を搭載資しており現地に急行出来る体勢】
ミヤンマー大使[軍艦を持ち込むのは穏当でない。フランス政府に抗議する」
フランス大使「ミヤンマー政府は国民の救助を怠る罪から、今や、人道に対する犯罪行為を行っている。」

国連総会では、この際、ミヤンマー政府の反対を無視して、とりあえず、空から援助物資を投下する案が出ている。

イギリス ブラウン首相も激しくミヤンマー政府を非難、国際社会にフラストレイションが溜まっている。

ミヤンマー政府は死者約8万と発表しているが国連では少なくとも12万人と見ている。
バイロン
[ 09:58 ] [ 外国 ]
1960年代に世界的な食糧危機が叫ばれて、国際機関、富裕国から、アフリカ、アジアへの農業支援が行われた。[緑の革命ーグリーン レヴォリューション」

その結果、飢饉の危機は遠のいて、所謂[緑の革命]は奏功したと判断された。

一方、欧米は、財政の強力な出動で、穀物の生産を高めた。
供給過剰になり、穀物価格は下落し、多くの消費国は自国生産より輸入に舵を切った。
1986年に、アメリカの農業省長官は、[国際的に農業支援を行い、消費国に食料自立を促すのは、時代錯誤だ」とまで高言している。

世銀の後進国農業支援額は、1980年の四分の一に迄減っている。

一方、世界経済は人口の増加を続け、堅調に年率5%の拡大を維持してきた。
後進国の食生活は改善、拡大を続けてきた。

[緑の革命」で、安心しすぎた世界は今になって急に需給のアンバランスに気が付いた。気象の激変も現れた。バイオフュールも出現。害虫対策、種の改良も、怠ってきた。

暗い波間でである。しかし、農業製品は、原油や、石炭と違う。資本を投ずれば生産反応は早い。第二の[緑の革命]を起こすときが来た。

バイロン
2008/05/17のBlog
昨日イタリア警察は、ローマとナポリの移民地区を急襲、約400名の[不法移民」を逮捕した。
主に北アフリカからと、ルーマニアからのジプシーが捕まっている。
彼等は、国外追放の処置を受けそうだ。
中道右派の新政府ベルルスコーニ首相の初仕事だ。
評判にたがわぬ荒仕事である。

スペインの外相は声明を発し今回のイタリア政府の行動は、人種差別的で、人間嫌いの暴挙であり、移民の取り扱いは、彼等の人権と尊厳を守り、合法的に行われるべきだと、強く非難した。

欧州全土に共通の移民問題、一悶着ありそうだ。

バイロン
先週は、世銀もIMFも同じ調子で急激に悪化する世界の食料事情を指摘している。

世界の報道を見ると、既にかなりの国で”米騒動”が生じているようだ。

世銀報告では33カ国に食料危機から政治危機に移行する危険を指摘しているが、その例として、エジプト、インドネシア、パキスタン、などの大国や、北アフリカでも食料費が高騰して貧民層にイスラムが浸透し、既に、モリタリア、モザンビーク、セネガル、象牙海岸、キャメロンに、騒乱が生じていると報告している。

メキシコはとうもろこしの多くをアメリカから輸入中だが価格の高騰で購入に困難を生じており、政府は緊急に財政の補助を決定。
ボリビア、アルジェリア、イェーメンも状況は酷いようだ。イエーメンでは、国民平均収入が一日あたり約200円。今年になって小麦価格が倍になった。パンの価格をめぐって騒ぎが起きて今月は死者が出ている。

その他その他、悲惨な例が報告されている。日本が米を退蔵しているなどの報道も見える。
バイロン
2008/05/16のBlog
国連安保常任5カ国プラスドイツの所謂「イラン シックスは、イランの核燃料濃縮を廻り同国と交渉を続けている。

今月のロンドンの内部打ち合わせの後、結果の公表に際して、シックスの、内部分裂が明らかになっている。
イギリス側より、シックスが、対イラン再度の制裁【第4次)に合意したと発表したのに対して、ロシアからそのような事実はないと否定。

一方、イランは今後シックスとの交渉を拒絶、国連の核査察団、IAEAとのみの交渉に応じると国連事務総長に書簡。

更に、新しく今後の交渉に際しての条件を提示した模様。

ロシア外務省は、シックスは飽くまで団体として意見を統一するべきだとして分裂を避けるよう呼びかけている。

バイロン
国際社会注目の中国政府と[話合い]の後、ドイツに飛んだダライ ラマ。

問題がある。
メルケル首相の内閣で、誰一人としてラマに会おうとしない。
中国政府の執拗な抗議、中独外交関係の悪化を恐れてしり込みである。

肝心のメルケルはラテン アメリカ訪問中で不在。
首相代理の外務大臣は、公務多用を理由に会合を避けた。
開発大臣にお鉢が回り、彼はしぶしぶ会うことになった。
それに議会への訪問を許す。

中国はすかさず、開発大臣を名指しで非難。

ラマ記者会見で曰く:
私に会えば都合の悪い人は居る。自分は何も気にしていない。
中国政府との話会いでは、互いの信頼は築けなかった。

バイロン
道路上での交通事故死をゼロにするとは、到底無理で、そもそも車なる文明の利器を使用する、必然的なコストだと認識されてきた。
各国の道路法規は必要悪の交通事故死を「削減」する方向で進んできている。

スウェーデンは違う。
交通事故死をゼロにするのが、法規の目指すところだ(ヴィジョン ゼロ政策)と明快である。

イギリスに行かれた方はお気付きだろうが、何しろ街中でも車の速度が速い。

この度イギリスも気が付いた。
車の速度を制限する必要がある。
街中の最高速度を30-40キロに落とし【未だ90キロのところが多い】、更に、街角に連動するカメラを導入して区間内の平均最高速度を測定して違反者を捕まえる方向だ。
更に、学校周辺は登下校の時間帯により、更に最高速度を絞る。
道路標識が機械的に変わる。
又しっかり者のイギリス人らしく、罰則も強化してくる。
スエーデンで出来ることがイギリスで出来ぬ筈が無い、決意したようだ。

バイロン
[ 09:48 ] [ 外国 ]
FTが伝えるドイツ大統領コラー氏の発言:

①金融界は、錬金術師のごとく、[怪物]に変身している。

②彼等を居るべき正しい場所に、押さえ込まなくてはならない。

③金融機関の役員賞与がグロテスク(法外)である。
社員給与も、投機的過ぎる。

④金融商品の複雑性、手持ちの金は少なくても巨額の取引を可能にするレヴァレッジ取引、が[怪物」を育てた。

⑤金融界は大いなる間違いを犯してきたが未だに[謝罪]の声が聞かれない。
サブプライム騒ぎで一つ良いことがあった。
それは、今後金融界を規制する必要が明確になった事だ。

⑥今後、大陸欧州【アメリカ、イギリスを敵視】で、新しい規制をかけて、信頼できる、[欧州金融文化]を作り上げるべきだ。

EU蔵相会議でも、問題化。今後の正常化への意欲が見える。

バイロン
 
2008/05/14のBlog
[ 14:23 ] [ 経済(マネー) ]
イタリアはユーロ圏でもっとも経済運営に苦労をしてきた。

もう十年以上、ユーロ圏内で最低の成長率を続けている。

又、日本には敵わぬも公的債務でもずば抜けた借金財政国である。
とにかくだらしがない。

中道右派を糾合してカンバックのベルルスコー二首相の処女演説:

①経済成長を促進する。そのため、南部開発をてことする。ナショナル フラッグ アリタリア航空は死守する。

②アフリカ、欧州他国からの移民で、失業しているもの、最低賃金以下で働いている者の国外への退去を含め厳格に対処する。但し、彼等を犯罪者とは見なさない。イタリアは海外移住者を大切にしてきた歴史がある。

③政府支出の切り詰め等、税制改革を進め、公的負債の削減を進める。【但し具体策は何も示さなかった】

④外交の主眼として中東和平に努力。特にパレステイナーイスラエル問題の解決を追求する。

二年近くごみを放置したままのナポリ、初の閣議をナポリで開くことを提言していた。

バイロン
ミズノをはじめ日本のスポーツ用品会社は何を寝ぼけてきたの。
イギリスのスピード社は偉い。向こうの勝ちに文句の着けようが無い。

雨の中を飛び回る小鳥や、海を高速で泳ぐ魚など、回りに、研究材料は、山ほどあるではないか。日本に、水着を作る三社があるそうだが、何故今頃、慌てふためいているのだ。水着の開発ごときに斯様に鈍感だったとは、意外である。

海外のほうが着眼点も、開発の勇気も先を走っているようだ。実に情けない。

暫く、ミズノのゴルフ道具は使わないことにする。

小言幸平衛
所得税の軽減と、簡素化の方向で、ブラウン首相が打ち出した今年の予算に反映される減税施策は、最低収入層、約4百万人の、課税率を従来の10%から20%に上げるミスを犯した。

大体年収200万円相当以下の納税者が対象で、税率の倍増の代わりに細かく新しい課税控除項目を規定し、インパクトを薄める努力はしていた。

目玉の所得減税だが、中間層、年収約、700万円以下の、1700万人に対し従来の課税率22%から、20%へと下げられた。
一方最高税率層は従来通り、40%に据え置かれている。

先の地方選挙で、最低課税率ー10%-の停止が、結局は増税指向ではないかと野党に叩かれ、ブラウン惨敗となった。

昨日のミニ予算【補正予算】で、ブラウンは、思い切った是正策を打ち出した。
最高税率適応の富裕層を除き、全ての所得者に対して、いっせいに税の払い戻しである。(詳細は省きます)
これで、最低収入層も、10%から20%に上がった税の支払い分を十分にカヴァーできるし、中間層は、原油、食料の高騰を、カヴァーできる。国は、この処置の為に27億ポンドの借り入れを行う。

保守党は、これはイギリス憲政史上、最悪の選挙対策の[賄賂]戦略だと叫び、原資は、結局将来の課税にしか頼れまいと、反対の姿勢。

又、年金生活者への影響がこれから、詳しく議論に上ろう。

国民生活と密着したイギリスの選挙選、それに議会の行動は、注目に値する。

バイロン
一月に、ブッシュがサウジ アラビアを訪問して、原油増産を[国際社会を代表して懇請]してから、原油価格は、どういう訳か逆にバレルあたり30ドルも上がってしまった。

2005年からサウジの原油生産は二年間、毎年40万バーレル【日量】づつ減少している。

ブッシュは今月またもやサウジ参りだ。
サウジ王家とは[親戚付き合い]の「ブッシュ族」、今度は何をお決めになるのか。

現在、アメリカからサウジへの武器輸出案件は:
①ボーイング社の[最新直接攻撃爆弾キット」1億2千3百万ドル
②ジェネラル ダイナミック社の[最新軽装甲車]6億3千万ドル
③ロッキード社の[最新」戦闘機用照準器【F-15用】2億2千万ドル
④ボーイング社偵察用飛行機用、最新通信機器4億ドル。

原油も燃やせばおしまい、武器も一日経てば古くなり[最新]製品に交換が必要。

互いに最短消費物資である。原油と武器、現代の物々交換である。

アメリカ下院で、民主党は、サウジに対して原油を増産しなければ、武器を売らないと
脅かすべきだと勇ましいことを言い出した。アメリカ経済の基礎方程式が、変わる筈も無いのに。
バイロン
[ 09:06 ] [ 外国 ]
アメリカの上下院議員は、有権者からの苦情で尻に火がついた。ガソリン価格の高騰を黙っているのか。何とかしろ、の合唱だ。

アメリカは、オイルショックに備えて、税金を使って原油を備蓄している。
法律で、輸入原油の二か月分を貯めておくように決められている。
二ヶ月輸入が途絶えても、持ちこたえ、その間に必要な行動を取ろうという趣旨である。
テキサスとルイジアナ州に、4箇所、地下の岩塩の層をくりぬいて備蓄貯油のタンクとしている。

現在、法定の制限量の97%まで溜め込んできた。
管轄はエネルギー省で四半期ごとに公開入札で、石油会社から買い付ける。
第一四半期の買い付け量は日量7万バーレルだった。

昨日上院でほぼ全会一致の議決。
暫く、買い付けを停止する【原油価格が現行の120ドル台から75ドルに下がるまで】。

ある議員の演説がよくムードを示している。
[アメリカ国民は高原油価格で火あぶりの刑にあっている。それなのに政府が高い原油を買って、備蓄するのは、まるで火あぶりの薪を、補充するようなものだ」。

現在、アメリカは日量2100万バーレルの原油を消費している。
今回、買い付けを停止しようとするのは、僅か、日量7万バーレル。
九牛の一毛である。
しかし、象徴的な意味はあろう。国に流れず、市場に回れば、少しは値下げに資するだろうとの、ジェスチャーである。

ブッシュは、反対である。備蓄は飽くまで国家安全保障に必要だとして。
バイロン
2008/05/13のBlog
[ 16:38 ] [ 経済(マネー) ]
世界に先駆けて日産は、電気自動車を2年後に販売すると発表の予定。
パートナーのルノー社が、車体を、日産がリチウム イオン電池を供給。始めのマーケットはイスラエルと、デンマーク。
小型乗用車で、値段は不明だが、競争力ありと。

電気プラブにコンセントを差し込んで充電。環境負荷になる排気ガスはゼロ。

技術の進歩をリードする明るいニュースだ。それも、日本の企業が先鞭をつける。
嬉しいことなり。
バイロン
[ 13:05 ] [ 外国 ]
組織犯罪を狙ってイギリスに2年前に新設された重要組織犯罪取り締まり局(SOCA)は、アメリカのFBIを模したものだった。

過去2年間に、130名の巨大犯罪組織のトップを重点的に追ってきたが唯の独りも、訴追できていない。

今年から予算も縮小、あちこちから集められた切れ者の刑事が、次々にやめている。

失敗の原因を、各所で指摘されているが、組織論として又、組織暴力対策に面白い点があるので書いてみよう。

①SOCAの組織に欠点。
先ず、局長の下に、総括官、その下に10名からなる取締役会。各取締役に、副がついて、その数31名。トップヘビーで動きが鈍すぎる。

②コンピューターが古すぎる。おまけに、コンピュータにアクセスできる局内の職員を絞っているので、結局情報が誰にも共有されていない。

③切れ者刑事たちは、捜査活動より、局内の事務仕事に縛られて皆不平たらたら。
2年間で148名が辞職、古巣の警察やその他の組織に帰ってしまった。

④局に犯罪解析機関がありここに[評論家]のような現場を知らぬ頭でっかちが揃い、現場の捜査活動を軽視する傾向が出た。これが致命的な現場捜査の手抜きに繋がった。

⑤イギリス税関、イギリス国家警察、地方警察、その他の関係省庁との、連携が出来ていない。情報の処理さえ、共同するシステムが無い。ばらばらだ。

袋叩きのSOCA,、改善努力を約するがーーいずこも同じ秋の夕暮れですか。
バイロン
今年、これまでのアメリカの住宅ローンの返済状況は依然と危険水域を脱していないようだ。
年初からのローンの返済遅延は、年率に引き伸ばすと220万軒のペイスで、生じている。差し押さえに繋がる現象だ。

ブッシュは、財政が出動する大仕掛け政府支援は、市場の自癒能力をゆがめるとして全て反対の姿勢だった。

州、地区自治体による、差し押さえ後空き家になっている家屋を買い上げる議会案にも拒否権を発したし、
差し押さえの危機に面した借り手はローンの条件変更を法廷の場で、貸し手と行う案も、拒否権発動して拒否。裁判所に公平なジャッジ役をさせようとの案だった。
ブッシュはサブプライム業界の猛反対を聞き入れた。

他方、鳴り物入りの救済案もいずれも貸し手業界の自主行動を基盤としていて、これまで借り手保護の効果は出ていない。

この度下院で通過の法案では、差し押さえの危機に面した借り手は、ローンを政府保証付きの新ローンに借り換えができる。
酷いサブプライム条件から逃れることが出来る。
ローン業者は、非情な儲けを帳消しにする[痛手]を負うことになる。
下院では、本案に40人近い共和党議員も賛成に回った。
これから上院の審議だが、ブッシュもそろそろ考え直す時のようだ。

アメリカ消費経済の根っこにある住宅産業。これが収縮のスパイラルに落ち込んでいる。対岸の火事とは見られない。

バイロン
2008/05/12のBlog

「 黄楊の櫛-それは私たちの祖先が千数百年前から慣れ親しんできた
 装身具であった。
 この頃はプラスティックに変わってしまったが、黄楊のやわらかな感触を
 知るものにとっては味気ない。
 同じ黄楊でも機械で大量生産したものと手で作った櫛の間には雲泥の
 相違がある 」 白洲正子著「日本のたくみ」より

「 朝月(あさづき)の 日向(ひむか)黄楊櫛 古りぬれど

 何しか君が見れど飽かざらむ 」 巻11-2500 作者未詳

( 有明の月が太陽と向かい合っています。
その日という名をもつ私の日向産の黄楊櫛も使い馴れて美しいつやが出てきました。

私達夫婦の仲もその櫛同様随分長くなりましたね。
でもあなたをいくら眺めても見飽きるということがありませんわ )

一夜愛された後の満足感溢れる妻の歌です。
万葉学の先生がたも実に楽しい解説をされています。

「 妻が朝、黄楊の櫛を使いながらその夫に楽しさに微笑んでいる歌。
梳っているのは自分の髪ではなく夫の寝乱れた髪であり、夫に鏡を持たせて
背後から言っているものかもしれぬ」 (窪田空穂)

「 夫婦生活は飽きるどころではなく、つねに毎朝毎朝新鮮なのだ。
夫婦の人 たまにはこの新鮮さを見直して欲しい」 (犬養 孝) 等々。

「 君なくは なぞ身装(みよそ)はむ 櫛笥(くしげ)なる

 黄楊の小櫛を取らむとも思はず 」 巻9-1777 播磨娘子

( あなたさまが居られたので毎日一生懸命身を綺麗にしておりましたのに。
 もうどうでもよろしいわ。櫛など手に触れたくもありません )

櫛笥: 櫛を入れる箱 (当時櫛は貴重品であった)

この歌は都から来た役人と親しくなった地元の民家の娘か遊女が詠ったものと
思われます。
恋人に取り残されて放心状態になり、化粧する気にもなれない哀しみがひしひしと
伝わってくる歌です。
 
黄楊は200年経た材でも直径12~3cmにしか育たないので、どの部分も木目が
細かく、しかも樹脂を含むので毛髪に良いとされ枕にも加工されました。

「 夕されば床(とこ)の辺(へ)去らぬ黄楊枕

 何しか汝(なれ)が主(ぬし)待ちがたき 」巻11-2503 作者未詳



( 夕方になると何時も寝床にいて離れない枕さんよ。
 お前さんはどうして主人を迎えることが出来ないの?)

枕に向かって男が通ってこない訳を問いかけている女。
わびしさと共に艶かしさも感じられる一首です。

「黄楊」はその深緑色の葉が「つぎつぎ」と層をなして付くので「つげ」という名が
付けられたそうです。

春に淡い黄色の小花を咲かせます。

「 黄楊の花ふたつ寄りそひ流れくる 」 中村草田男
ブッシュの懐刀・知恵者と知られて、アンテイ ブッシュの集団から最悪の敵と蛇蝎のごとく嫌われてきたカール ローヴ。
ブッシュの選挙参謀として又政策立案者として彼の二期大統領職を独り支えた切れ者である。

この度、共和党の牙城フォックス テレヴィにコメンテイターとして働くことになった。
とにかく、現代の妖怪である。早速フォックスには抗議の声が津波のごとく寄せられている。

バイロン
2月にコソボが一方的にセルビアから独立を宣言して、これまで欧米が率先して、約40カ国が承認している。

セルビアは、親欧州派の民主党(DSS)が政権を保持していたが、コソボ独立宣言で大統領と首相の意見が分かれた。

大統領はコソボの独立も許し、更に、EUへの参加交渉を進めようとしていた。
首相は、この際、EU参加交渉を停止すべきだとした。

連立内閣内の右派、セルビア過激党(SRS)は、EU参加反対は無論、欧米に対抗してコソボの独立を許すべきでないと強硬意見を繰り返してきた。

終に週末の臨時総選挙。

結果だが、セルビア過激党(SRS)の勝利のようだ。

セルビアの経済は悲惨だ。
欧州諸国はセルビア人にはヴィザを出さない。
人道的事由【ミロセヴィッチの国際裁判所における戦争犯罪容疑に絡んで】である。
コソボには空爆を強行し、独立までお膳立てした欧米。

こちらから西欧に懸命に擦り寄っても何の見返りも無かった。
欧米はセルビアか嫌いなのだ。
もう8年も親西欧路線を取り続けてきたのに。

この辺の国民心理が、今回の選挙での、欧米離れ、右旋回の根底にある。

EU内部に、これまでセルビア[いじめ]をやりすぎた、失敗だった、との反省が出ている。でも、遅すぎたようだ。

バイロン
世界に飛散したユダヤ人はパレステイナに帰郷しようと、100年前から同地でテロ活動を始めていた。
第二次大戦終結を機に、国連は人工的なイスラエルを作り上げたが、コインの裏側は、同地に生活するアラブ人を、追い出すことを意味した。
1948年アラブは団結してイスラエルを攻撃し、惨敗。
力でも、イスラエルの存在が認められた。

その日から、60年が経った。イスラエルは、建国60周年を祝うが、パレステイナ人には、故郷から追放された屈辱の記憶の年でしかない。

現在の和平の努力は、所謂二国並立案に絞られる。
しかし、イスラエルは[占領地」に盛んに入植を進めているし、ガザの惨状にはお構いなく一層、残忍な攻撃を加え続ける。
パレステイナ側も、内部が二分して収拾がつかない。アメリカのリードは生ぬるく、国際社会も、和平仲介にはっきりした態度を打ち出さない。

暴力は何も産まない、との諺は、通用しないようだ。
暫く、現代史に最悪のパレステイナ難民問題と、絶望的な殺し合いが続くことになるのか。

バイロン
2008/05/11のBlog
[ 12:32 ] [ 社会 ]
中国の餃子が国際的大問題だとマスコミが、評論家が吼えてる。

大阪の超高級料亭で、他人の食べ残しを知らずに食わされていたり、ありとあらゆる産地偽装が表面化している。

本家本元の、日本の足元は一体どうなっているのだ。
これらの唾棄すべき欲ボケどもは、畜生にも劣る下劣漢ではないか。
世界に知られて恥かしい話ではないか。

世界をえらそうに批判できる国民か。

先ず足元を固めてからです。自分の正義感を叩きなおしてからです。

最近の目に余る行政犯罪の数を見ても、正義の国とは思えない。死刑は廃止して当然だが、卑劣な悪者には、官民の差なく厳罰主義が当たり前。
小言幸平衛

[ 12:01 ] [ 外国 ]
オバマが民主党の大統領候補となると、アメリカ史上、初めての問題に白黒の判定を下さねばならぬ。

”アメリカは黒人の大統領を選べるのか?”

種々のポール、多数の政治学者が、行き当たる設問の、単純で最大の難問のようだ。

一般傾向として、反対派の特徴は:
①低学歴の白人単純労働者
②白人女性
③白人高齢者
だが、知り合いのスタンフォード元教授【白人】からメイルが来た。

遠慮のない内容で、アメリカ白人社会に漠然と存在する黒人恐怖感を改めて指摘している。
学校には行かず犯罪行為の主役、怠け者で乱暴者。
真摯な建国の理想を破壊する異人種に対する長く深い恐怖感。それに蔑視。

本日ワシントンポストのコロムに[象徴的人種主義]なる単語が見える。

さてアメリカ国民は如何に判断を下すのか。

バイロン
2022年までに年産350億バーレルの、バイオフュール【植物燃料】を、作る。
その内210億バーレルは、新しい植物を、開発して[新規」のバイオフュールとするが、残りは当面、とうもろこしから作ってよろしい。

これが、昨年の米国議会の承認したバイオフュール[植物ガソリン」指向への大方針である。

昨年中に、アメリカ中西部の穀倉のとうもろこしは、全生産の、四分の一がガソリンに混合されるエタ