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2008/05/31のBlog
進歩、改善、変化、勇気。
政治家たるもの、先取の気概で仕事を遂行すべきだ。
それはそうだが7月から6ヵ月、EUの回転議長に就任するフランスサルコジ大統領となると、言葉やジェスチャーが先行しすぎる傾向がある派手な役者のようで、既に各国に用心の姿勢が見え隠れし始めた。

先週、彼は記者会見で、油の価格が上がりすぎて、フランス国民が苦労をしている。
ガソリンや石油製品、諸物資の価格が上がって、したがって消費税の国庫収入が増えている。今フランスの消費税は約19%。
EU各国でも、状況は同じ筈で、この際、石油製品に関しては消費税を皆で、減税してはどうか、又、何処もインフレで消費税の国庫税収が増えている。
この[風が吹いて桶やが設ける」予想外の政府収入を、貧者救済に当てるべきだと、語った。納税者に還元すべきだと語った。

早速、オーストリアから、油の高価格対策に、減税では、抜本対策になるどころか、ガソリン消費を増加させ、更に油価の高騰に繋がり逆効果だと、反論が出ている。
バイロン
国連が許可している米軍と友軍のイラク駐留期間は今年の末で終わる。

だから、その後をにらんで、アメリカはかねて主張の[必要なら何時までも]アメリカ軍を駐留させる為にイラク政府と別途の[安保]の合意が必要だ。駐留軍の合法性が要る。

7月末までに合意をしようとマリキ政府とアメリカは詰めを急いでいる。
具体的内容は漏れてこないが双方とも、[安保」はアメリカの長期駐留を認めたものでなく、二年ごとに見直すのだと、[短期の]米軍駐留を決めるのだと主張している。

昨日起こったシーア派連合の大反対デモ。
討議中の[安保]は、イラクの主権を犯す。なし崩しに米軍の「占領軍」の永久駐在を認めることになると、断固反対と叫ぶ。マリキ政府打倒と叫ぶ。

すっかりイラク戦争に嫌気がさしているアメリカ下院でも、本[安保]の合意は、議会の承認を条件とするとして、米軍長期駐留には、絶対反対の姿勢。

イラクに長く米軍を駐留させることはイラクの平和に大切で、その例に日本の戦後の安全が米軍の継続中の駐留のお陰で保たれているとブッシュは宣伝するが、ハテ、どんなものでしょうか。
バイロン
サウジと言えば原油は豊富に持つものの、年間に降る雨の量と言えば僅かに100ミリ。
わが国の17分の1にしか過ぎない。

世界一の海水淡水化国で、天然の雨には徹底的に見放された国柄である。

天は二物を与えない。

現在、彼等は至極真面目に[豆まき]ならぬ[雨まき]実験に乗り出している。

国を挙げての大実験だ。

国の西部で比較的雨量が多い地方を選んで、空中に雨雲の[核]となる物質を多量に散布、結果を見る。
多数の飛行機が編隊を組んで参加中。

いずれ結果が知られよう。
バイロン
欧州では漁民が重油の高騰に反発して騒ぎ出した。

フランス、スペイン、ポルトガルなどで、出漁拒否、漁獲の投売り、市場への搬入拒否など、趣向を凝らした抗議運動が起こり始めた。

アメリカ議会では、上下院共に、種々の法案が考慮されている。

準備中の法案には、原油、石油製品の先物市場で売買する際に、[実際の物理的]受け渡しに関係のない者の排除を定めようとするー「投機家」排除の動きがある。
更に穀物先物市場にも投機筋の参入が問題で、こちらにも規制の効果について検討が始まっている。

市場原理を超えて、余りに異常に高騰を続ける原油、穀物市場。
規制の網を掛けようとする勢いが強まってきた。
バイロン
2008/05/30のBlog
ここ数年年率8%台の拡大リズムで躍進を続けるヴェトナム経済、ここに来て足を浚われたか。

5月の物価が一年で25.2%の上昇の見通し。

主食の穀物価格が一年で67.8%!跳ね上がったのが原因。

過熱気味だった経済はブレイキが必要で金利は上昇傾向に誘導されていたが、財政が放漫と懸念されてきた。

そこに来てこのインフレの急襲である。

さて如何にこの危機を乗り越えるのだろう。
バイロン
2008/05/29のBlog
本日は欧米何処を見ても、日本が散々爆撃した中国に60数年たって初めて軍用機が入る、と大仰に伝えている。
但し、地震被災者援助であり、今回の日本の出動は中国政府の要請によると正しく伝えているようだ。

何をしても友人扱いされない日本であった。ODAで金をばら撒いてもやり方が下手で効果が無かった。
今回の救助出動は素晴らしいことだ。
lこれを契機に平和で、人道的な新しい日本を宣伝広報して、友人を作れる。

時あたかもスエーデンではイラク復興の世界会議が始まった。
アメリカからライス国務長官が出席、人道支援を呼びかけている。
こちらはチト眉を顰めたくなる。
無謀にも圧倒的な軍事力で無辜の婦女子を殺し、信じられぬほどの避難民を作り出したのは誰だ。
アメリカではないか。豆をばら撒いて他人に拾わせるとは何事か。

奇妙奇天烈な世界ではある。
日本は正道を歩いて困っている隣人を出来る限り支援しよう。
バイロン
ジャカルタポストに寄稿のセス氏の意見【彼はシンドニー在住のフリーランスライター】

ラッド新豪州首相は外交音痴か。
自分が個人的に中国語を話し、中国好きだと言って、中国に擦り寄ってアジアの他国に馬鹿にされているのが分からないのか。
彼の初外遊に北京を選んで日本を無視したことを重要なアジアの日本が快く思う筈がないし、これまでインドに対してウランの供給についてなんらの好意的姿勢を示さない。インドにもラッド不信が高まっている。
インドネシアについてもラッドは明快な姿勢を一切示していない。
何でも中国で、彼等と情を通じれば、アメリカとの間に立って外交上の仲介役を果たせて国の威信が高まると考えているのか。中国のスポークスマンにでもなろうと言うのか。

所信演説では、アジアとの密接な連携を謳ったラッド。
それが全て中国とのみ肩を組んで達成しようと思うならお門違いも甚だしい。
もう一度外交姿勢を洗い直し、アジア各国に対する具体的な対応政策を打ち出すべきだ。
と手厳しい。
バイロン
[ 11:29 ] [ 外国 ]
記録によるとイタリア ピサの斜塔は1173年、未だピサが勢いのある強国であったとき、ピサ寺院の鐘塔として建設が始まった。

地盤は粘土質で、三階まで建設が進んだときに、南の円周部分が少しづつ沈下を始めた。
最上階の7階が完成したのが1319年。その上に鐘楼を載せて全てが完成したのが1372年。200年がかりの大仕事だった。

爾来長きにわたり沈下は止まらず、戦時中はムッソリーニが大号令をかけて傾斜を止める工事が行われたが効果が無い。その後外国よりも数多くの団体が入りあれこれ試みたが効き目が無い。

終に、塔頂が垂線から、4メートルを超えて傾いで14,500トンの斜塔は2030年には横倒しになると判断された。

今回、新しく組まれたイタリア復元チームは国威をかけて徹底的大工事を行い、傾斜の逆側ー北側の基底部分から70トンの土砂を取り除いて、傾斜が「ゆれ戻り現象」で復元することを画策し事実、効果が出てきたようだ。

垂線からの傾ぎが戻り、僅かに4メートルを切った。

この度チームはこれで斜塔の崩壊は、[300年間]は無いと公表。暫くは入れなかった塔内への見学も許すとしている。

但しイギリスの賭け屋筋では、この発表が(当たる確率)を4-6として信用していないようだ。

とりあえず、良かったですね。
バイロン
今週末は、アメリカ民主党本部で、問題のミシガン、フロリダ州の、予備選を如何に判断するかの結論がでる。

予備選を通して、各州ごとの予備選挙日を党本部で調整決定した。

ミシガン、フロリダの州支部は、脚光を浴びたくて早期に開催することを主張したが本部に入れられず、喧嘩別れとなり、本部は二州の予備選は無視する罰則を課した。

オバマをはじめ他の候補は、本部の指令どおり両州での選挙戦から退いていたがクリントンだけ、勝手に選挙活動を行い、州支部と共同して、両州の勝利を叫び続けていた。
そもそも、民主党本部での日程調整時には、クリントン自身、両州に対する罰則を支持していた。

今になり、クリントンは両州の勝利を勘定に入れろと主張している。入れなければジンバウエと同じで基本的人権無視だと吹き上げている。ごり押しの蒸し返し。

これでは、ルールも何も無い。クリントンは[嫌な奴]の評判が定着したと言える。

このような候補が大統領になれば世界中大いに用心が肝心であろう。

但し、仮に両州をヒラリーに全て与えても、オバマの勝利は決定的。

党本部の最終裁定は日曜に出る。

バイロン
[ 08:53 ] [ 文化、スポーツ ]
東京六本木、国立新美術館でオーストラリアからやってきた、アボロジニー美術展が開かれている。
昔の好でオーストラリア国立美術館館長始め本展示会に関連して大挙来日した連中と連日付き合うこととなった。

展示は、今世界で注目の的、天才画家、エメリーの夢の世界を描く破天荒の作品。
絵画が音楽や空間と混合した、不思議な感触がある。

今回、オーストラリアからは、120人を超す関係者が来日しているし、来月の9日には新首相ラッドが初来日し、同展示会を見学に来る。
豪州を上げた力の入れようである。

来日の連中は暇があれば熱心に東京見物に出歩いている。
先ずは東京の都市美観に満足の風だ。
特に、続々と建設されたビルで趣向を凝らした外観を持つものには強い関心を示す。
同様に、林立の電柱に鋭い質問が続いた。

防衛庁跡地のミッドタウン。
数人で洒落た食堂兼飲み屋なるにビールを飲みに入ると隣に仕事が終わった若いサラリーマンの一行が約十名座っている。
大声で仕事話は元気そうで結構だが数人がガタッと頭を垂れて眠り込んでしまった。疲れすぎている。
これを見たオーストラリア人仲間は、喧々諤々の論議を始めた。
何故若者がこれほど疲れているのか、の謎解きである。
深遠なるテーマかも知れない。

かの国で、電車の中で寝込む姿は先ず見られない。又酒の飲みすぎでおかしくなるのも見るのは難しい。比較すると、彼等の体格は強靭である。

東京も見かけは良くなった。後は、そこに済む[人]が問題である。

とまれ、今回の展示会、素晴らしい。お暇があれば一見をお勧めします。
バイロン
2008/05/28のBlog
シカゴの穀物取引市場。
先物市場で、買いに狂奔しているのがまたもやドイツ銀行。

彼等こそ世界の石炭を買占めに動く、投機グループの親玉。

流石にドイツ内で、ふざけるな、世界を飢餓に追い込んで手前独り金儲けかと、反対の声が強くなった。

コモデイテイー トレイデイングは、規制すべきだろう。
バイロン
アフリカで唯一の民主主義国家と期待が高かった南ア。
ムベキ大統領の姿勢がおかしい。

隣国ジンバウエの、語るに落ちる残虐専制政治家、ムガベを弁護し続けている。

ムベキは、極端に反西欧姿勢を打ち出し続けてきた。
欧米その他自由主義諸国からの、提言、助言、援助に何かといちゃもんをつける。
特に最近は反米の姿勢が強すぎる。

彼の姿勢に何があるのか。彼は明らかに白人による「植民地主義」的な動きに神経質だ。

しかし、もう時代は違う。
白人からの【開放】を謳うのはもう時代錯誤だ。仲間の黒人の【自由】をこそ追求しなくてはならない。
バイロン
ニューヨークタイムスにフリードマンが寄稿している。

ワシントン、べセスダの車デイラーに行って、トヨタのプリウスを新車に買い替え様と思った。
ところが、新車は大人気で6ヶ月待たねばならない。
デイーラーは貴方はついていると言う。
なぜかと言うと、プリウスの中古車の値段が日に日に上がっていて、6ヶ月後には、新車との交換価格が今より大分上がっているからだ。
若し、プリウスでなくて普通車だったらどうなのかと聞けば、原油価格がバレル一ドル上がるたびに引き取り価格は、250ドル下がるのだそうだ。
このデイーラーには、普通車がさっぱり売れずに山積みの状態だった。

アメリカにも終に省エネの波が押し寄せているらしい。
バイロン

2008/05/26のBlog
『 水に関係をもつものでは昔からある曲で「玉川」というのがあるが、
良く考えてみるとやはり昔の人は多摩川の水で洗濯をしたものらしくその文句の中に
「武蔵野にさらすてづくりさらさらと云々」というようなのがある。

私は演奏をしながらも昔の人が春の長閑な日に多摩川の清い水で洗濯していた
様子を想像して自分ながら非常に面白く感じたのであった。』

宮城道雄: 玉川の音 (「春の海」所収)
 
「 多摩川にさらす手作りさらさらに

 なにぞこの子のここだ愛(かな)しき 」 巻14-3373 作者未詳

( 多摩川であの娘が手作りの白い布を晒しています。
サラサラ、サラサラと音をたてながら- -。

 そのサラサラではないがどうしてあの娘がこんなにいとしいのか。
想いが更に更に募ってどうしょうもないよ。)

川の流れと布を晒すサラサラ、恋心が募る更々。リズムが明るく爽やかに響きます。
「愛(かなし)」という東言葉は肉体的な愛情を表し(伊藤 博)、この歌は
「抱いても抱いてもまだ抱き足りないよ」と健康的に歌われた民謡とも
言われています。

多摩川で晒す麻布は調(物納の税金)として都に送られ、調布、麻布の地名は
その名残です。

「 石上(いそのかみ) 布留(ふる)の神杉(かむすぎ)神びにし

 我(あ)れやさらさら恋にあひにける 」 巻10-1927 作者未詳

( 石上布留神社(奈良天理市)で荘厳なたたずまいを見せてくれている古い神杉。
 この古杉のごとく老いさらばえてしまったこの俺様がまたまた恋にとりつかれて
 しまったわい。)

女性から「あなたとなら出来てもいいわ」と口説かれ自嘲的なポーズをとりながらも
内心の嬉しさを隠し切れない男の歌。「さらさら」という言葉に「俺ってどうしてこんなにもてるのだろう。 まだまだ若いぞぉ!」 という気持が込められているようです。

「 竹の葉にあられ降るなりさらさらに

 独りは寝(ぬ)べき心地こそせね 」 和泉式部 

( 竹の葉にサラサラ降るあられ。あの淋しい音を聞くと一向に(さらさらに)
 一人で寝る気などになれませんわ。)

恋の達人の和泉式部。その日のお相手はどなただったのでしょうか。

「サラサラ」という言葉は現在では色々な意味に使われています。
海辺や砂漠の乾いた細かい砂、絹布が触れ合うかすかな音、お茶漬けさらさら、
絵や字を流れるようにさらさらと描くさま、そして、せせらぎで水が小石に当たる音。

― さて小石の上に今しも一つの蝶がとまり、
 淡い、それでゐてくっきりとした
 影を落としてゐるのでした。

 やがてその蝶がみえなくなると、いつのまにか、
 今迄流れてもゐなかった川床に、水は
 さらさらと、さらさらと流れてゐるのでありました ・・・・

 ( 中原中也 「一つのメルヘン」より )
上野の国立博物館。

豪州の国立美術館から来た人たちの要請で、お連れした。

何だこれは!!

展示物の説明が余りにぞんざいではないか。
それに、英語の説明など無いに等しい。
真面目そうな学者タイプや、学生さん、遠く海を渡って憧れの日本に来て、期待に満ちて博物館、美術館回りをする人たちは多かろう。
事実そのような人たちを多く見受けた。

だが、彼等の失望の大きさが痛い様に見て取れた。
展示物が一体何なのか判らないからだ。
説明する親切さが何処にも無いからだ。
先進各国の対応との差が余りにもありすぎる。

関係者は何をしているのか。
これでは、折角の日本びいきを日本嫌いに作り変えてしまう。

関係者はパリに行って来い。美術館で、外国語に対してそれほどの気配りをしているか勉強してくるべきだ。

京都で、ヴォランテイアを館内に配して、見学者に親切に説明させている寺社がある。とても素晴らしいアイデイアだ。

国立博物館でも最低、このぐらいの知恵は出すべきだ。
又、世間には、外国語を良くし、外人見学者の手助けをしたいと思っている人々も多い筈だ。
彼等に、日本文化に触れたいと来日する外国人の対応をお願いしたらどうか。

小役人根性で、国際性欠落の暗闇を生きて、動じないのは、国賊だ。
このままでは文化は五流の烙印を打たれる。

バイロン
[ 07:25 ] [ 外国 ]
来月末のEUサミットに向けた外相会議が始まる。
課題は多すぎる。

今回は、軍事、貿易を含め、ロシアとの関係の再構築に向けて内部調整が最大の大仕事だ。

それに、(地中海ユニオン)なるフランスサルコジ大統領の構想ーマグレブ諸国との関係構築ーに加えてスウェーデン、パーランドが(東欧ユニオン)構想を提唱し居ている。ウクライナ他の旧ソヴィエット圏諸国との関係を改善して、ロシアから引き離そうとの構想である。
両構想とも具体的な肉付けはこれからだ。

EUは、来月からコソボの管理を国連から引き継ぐが、内部に亀裂があって、引継ぎは遅れそうだ。又、ミヤンマー、中国への災害支援、についての共同歩調を討議する。

総じて27カ国の大世帯、外交、軍事、経済面での協調をまとめるのは、大変だ。
今回の会議をマスコミは(ジャンボ会議)と呼んで居る。

バイロン
2008/05/25のBlog
マスコミは、民主党の大統領候補選びに焦点を絞り、片方の共和党候補マッケインに、さっぱり興味を示していない。

ところが、民主党の混乱を片目に、悠々と選挙戦を進めて居ると思いきや、マッケインは、相当の問題を抱えているようだ。

問題のいくつかだが、
①選挙組織が機能していない。全国を10のブロックに分けてそれぞれ独自の戦術を許しているが、共和党本部との連携が失われて混乱している。

②選挙活動で、給与を受けるポストから、(専門家)を排除している。マッケインが特に強く主張している点だ。これで、運動が弱体化している。

③マッケインはオバマ攻撃ばかりしているが、受けが悪い。むしろ不人気のブッシュから出来るだけ距離を置くことを主眼にしろとの声が党内に強まっている。

④独立派へ秋波を送る余り、共和党内に、マッケインの姿勢に拒絶反応を示す向きが多くなっている。
 
これからまだまだ共和党の弱点が見えてこよう。
バイロン
2008/05/23のBlog
フランス全土で、政府の国民年金制度改定案に反対のデモ、ストが起こり始めている。

事実だけでも理解したい。

2007年度、フランスで55歳以上の国民の28.3%が就職して給与を得ていた。

フランスを除く全欧州ではこの比率は44.7%である。

余りにフランス国民は楽をしている。

サルコジの国民改定案は、これまでの、国民年金受領前の年金支払い期間、40年を、41年に延期しようとするものだ。
実施時期を、2012年とし、更に、2016年には、41年を42年あるいは43年に延長しようとする。

戦いの過程での論法が面白そうだ。

バイロン
2008/05/22のBlog
[ 18:17 ] [ 外国 ]
フィッツァー社、人気の禁煙薬。「シャンテイン」は、2年前に欧州、アメリカで販売を承認されて爾来今7百万人が常用中。
しかし、アメリカ連邦航空局は、この度、パイロットと管制官に使用を禁ずる命令を出した。過去2年間に自殺者、精神変調者が続出して、連邦薬事局が調査を開始していた。
薬に含まれるヴァレニクリンなる化学物質が、危険。

禁煙に効果ありと色いろ薬がある様子だが、怖い話である。
バイロン
ゴールドマンサックスのアナリスト、マーテイ氏と言えば、現在の原油価格を的確に予測したとして、一挙に時の人となっている。

彼の更なる予測だが、原油価格は更に上昇を続けて200ドルの超高値【スーパー スパイク】もありうると言い出した。

彼は、悪化する需給のアンバランスがその原因だとしている。
特に、イギリス、ノルウェー、メキシコの原油の枯渇傾向が致命的要因だと言う。

ゴールドマンサックスは、自身でも原油の先物に投資していて、マーテイ氏は、自社の利益の為に口先で値上げをリードする危険人物だとの批判もある。

又、この銀行をはじめ多くの投資銀行が先物の原油を買い込んでいるが、これらの投機家連中が何かの拍子に、売りに向かえば年内に60ドル台まで急激に下がる、との予測も強い。

マーテイー氏は、仮に、そのような(しゃっくり)があっても、基本的な需給のミスマッチがあるので、又必ず値上がりすると予測。

又、スーパー スパイクは特にアメリカにエネルギーの無駄使いを改めさせ、原子力発電の拡大を促し、代替エネルギーの開発が真剣に起こるのでいいではないか、と話して居る。
バイロン
2008/05/20のBlog
ロシア、プーテイン新首相はこの度指令を発した。明快である。
世界食料価格高騰の背景で:
①ロシアが持つ食料に関する全ての国際協定の、総まとめ、再評価を行う。
②食料に関する諸協定とその他の物資に関する国際協定との関連を検討、見直す。
③その為諸官庁は横の連携を強めること。主幹は通産省と農業省。
④国内の農業生産、および流通に関する規制上の問題点を洗いなおす。
⑤燃料代対策、農民への融資を容易にすること、保険制度を導入。
以上は、国内農民と、消費者の保護を絶対目的とする。関係省庁は、改善点、提案をまとめ議会に提出のこと。

ロシアの石油産業に豪腕を振るって短期間に一定の安定した機構を作り上げたプーテイン。動きに切れがある。
バイロン
サウジ アラビアではない、我が国こそが世界一の原油埋蔵量を持っている。

とは、イラク副大統領の発言。

彼によるとこれまで世界一の原油保有国とされるサウジの確認埋蔵量は2640億バーレル。
この度、(国際評価会社)の探査検討結果ではイラクの確認埋蔵量が、これまでの3倍で、3500億バーレルと確認された。
イラクこそが世界一との発言。

彼は言う。
(現在イラクはこの原油を如何様に開発するかの、基本ルールについて新石油法を熟慮中。自分としては、開発、採油に、国際的石油会社を、招じ入れて、自由にやってもらう基本を支持する)
更に(新石油法は、”数年中”に決定されよう)と。

アメリカのイラク戦争は石油の利権を狙ったものとの解釈は根強い。
先のブッシュのサウジ訪問で、アメリカへのメキシコ、ヴェネズエラからの原油輸入量の減少分、日量30万バーレルの増産を確認したが、それでも現在サウジの総生産量は日量950万バーレル近辺。
イラクの生産は日量250万バーレルに留まっている。これで年間700億ドルの収入。

イラクが幾ら原油を持っていても結構だが、いずれは枯渇の有限エネルギー、それに戦略的意味を持ちすぎて、将来的に不安定な商品だ。
おまけに、国際的な金流を確保するのが金科玉条と宣伝されて、原油が何時までも、コモデイテイー トレイドの対象では、将来は一層、暗く危険だ。

オイルダラーがロンドンの投資諸機関にゆだねられ、先物市場で自分が生産する原油を買い上げて値段を吊り上げるのは、消費国を小馬鹿にする詐欺行為である。単に合法的な投機行為と呼ぶのは手ぬるいのだ。

いつか世界ももう一度目覚めの時を経験するだろう。

ドイツの例がある。地道に原油代替エネルギーの利用に進むべきだ。
バイロン
2008/05/19のBlog
碧(あ-ぉ)い 碧(あ-ぉ)い 空の中
ぐるぐるぐると潜りこみ
ピーチクチクと啼きますは
あゝ雲の子だ、雲雀奴(ひばりめ)だ (中原中也 「雲雀」より)

空高く舞い上がり、ひとしきり楽しげに囀ったあと一直線に地面に降りてくる雲雀。

その姿から揚雲雀、落雲雀ともよばれ、のどやかな春の情景を演出してくれる鳥として
古代から多くの人達に親しまれてまいりました。


「 朝(あさ)な朝(さ)な 上がるひばりになりてしか

 都に行きて早帰り来む 」 巻20-4433 安部沙弥麻呂

( 朝ごとに空高く舞い上がる雲雀になりたいものだ。
そして都に行きすぐに戻ってこよう。)

755年、防人が難波に集結して大宰府に出発するにあたり兵士を閲兵、鼓舞する為に
勅使が遣わされました。
数々の行事が終わった後、勅使を慰労する宴が催され兵部省の役人大伴家持たちが
接待にあたります。

主賓の勅使(作者)は「春めいてきた都にすぐにでも戻りたいが―。まだ残務があるので
雲雀になって空を飛び、とんぼ返りしたいものだなぁ」と詠いました。

「 ひばり上る 春へとさやになりぬれば

 都も見えず 霞たなびく 」 巻20-4434 大伴家持

( もう雲雀が舞い上がる季節になったのですね。都の方角も春の使いといわれる
霞がたなびいていて朧気にかすんでおりますなぁ ) 

「さやに」: はっきりと明瞭に 

古代、霞がたなびくと春が到来したと感じられていました。
家持は勅使に対し
「お勤めご苦労様でございます。都もすっかり春めいて霞で見えないくらいで
 ございます。
帰心矢の如しでございましょうが、今しばらくご辛抱を」 と気を遣ったものです。

「 なにとなき草の花さく野辺の春

 雲にひばりの声ものどけき 」 永福門院 (風雅集 春)

永福門院は南北朝時代の女流歌人で伏見天皇の中宮。


いかにも春らしいうららかな情景を思い起こさせる一首です。

作者は万葉集を尊重した師の京極為兼から「心の起こるにしたがひて ほしきままに」

と指導を受けただけに平明、素直な表現で現代短歌といっても通じる歌と思われます。

私達にとって楽しげに聞こえる雲雀の囀り- 実は餌を確保するために縄張りを
主張しているのだといわれております。

また地面に着陸する時、わざと巣からかなり離れた地点に下り、そこから忍者さながら
潜行して外敵に覚られないように戻って雛を守るなど、実生活の雲雀奴さんは
なかなか忙しいのです。

「 山風にながれて遠き雲雀かな 」 飯田蛇笏


クエイト議会は50名の代議員からなる。
先週土曜日の総選挙。
①有権者総数:361,700人
②内、女性有権者55.4%【女性参政権は2年前に与えられた】
③投票率68%
④女性議員立候補者27名。
全員落選。
女性有権者の投票率は約、50%だった。
⑤政党は禁じられている。
宗教上の主張で(事実上)の政党が存在する。
50名中、21名がスンニ派のイスラム。シイア派は、5名。
その他穏健イスラム、近代的一派も居る。
⑥サバ王家は、新首相を指名する。
新首相は、サバ家から選ぶ。新首相は16名からなる内閣を組閣する。
閣僚の内一名は民選の議員から選出する規則を持っている。
その他の15名は、自動的に議員の資格を与えられる。だから議員総数は65名と言ったほうが正しいか。
⑦議会は立法権を持つ。内閣の(監視権)を持つ。しかし内閣不信任決議は出来ない。

ここ2年間でサバ家の王様と議会の衝突で王により議会が4度解散された。

中東の小国ながら、原油の所有は世界埋蔵量の10%。現在の生産は日量250万バーレル。たまりに溜まった外貨保有は2500億ドル。

バイロン
去年の春、ナポリの町にごみの袋があふれ出した。
郊外にあるごみの地下埋設設備の容量が一杯になったからだ。焼却設備の能力などゼロに等しい。
容量を増やすナポリ市の提案は住民が拒否している。
昨年のクリスマスには、ごみ袋が道路の両脇に積み上げられてごみのトンネルが出来た。
先週、さっぱり改善せぬ状況に頭にきたナポリ住民は、いたるところでゴミ袋に火をつけた。
現在100箇所で燃えている。
市の消防団は、完全にお手上げだ。
消火能力が無いし、今後は更に事態が悪化するだろうと、人事のような宣言をしている。消防団員が住民に襲われても居る。

ここに登場はドイツです。

現在、ドイツだけが全欧州で、独り、ごみ処理能力に余裕がある。
各州、各都市の役所と、それに、お得意の民営のごみ処理会社が、ナポリ救済に手を上げた。皆近代的なごみ焼却設備を備えている。

この度、締結のナポリ救済の諸契約。
合計16万トンのごみを処理する。
6万トンがナポリの街頭に野ざらしの分、あとの10万トンはこれからのごみ。
イタリアがお支払いのお値段だが先ず、ごみ一トン当たり約24,000円、それに、送料が約20,000円。都合トンあたり4万年何がしのお支払い。高くつきます。

ドイツ連邦政府はしっかりと釘をさしている。
今回の契約は飽くまで(短期的)なもので、決して長期、恒常的ではない。長期契約は認めないと。

どうです、行政姿勢の差がよく見えますね。国際的ごみ取引の一席。

バイロン
イギリスでは満を持して登場した筈のブラウン首相の支持率が急降下。
ワンダー ボーイと期待されたフランスのサルコジ大統領も支持率が惨めな段階まで落ち込んでいる。
地方選挙でサルコジの与党が惨敗。イギリスの地方選挙と軌を一にしている。

税金がガソリンより安い軽油(デイーゼル)は需要が強く、昨今、とうとう軽油の価格がガソリンを抜き去ったフランス。
トラック運送会社、漁業に、深刻な問題を生じている。
血の気の多いフランス人である。
関係者の頻発するデモは、流通を混乱におとしめて政府は補助金の投入で火消しに躍起。

先の大統領選挙で、サルコジに惜敗した社会党のロワヤル女史。
総得票は47%で善戦だった。
移民、テロ対策で右派に近い主張をしたのが敗因。

爾来社会党は、サルコジの一本釣りのウルトラーCで、有力党員が入閣するなど、党内が一挙に混乱して居た。
年末に党首の選挙がある。
低く頭を垂れていたロワヤル、この度、再び党首選挙に出馬の意向を表明。

54歳になった彼女。欧州政局に新風を吹き込めるか。
バイロン
2008/05/18のBlog
ボン 国際コンヴァージョン センター(BICC)昨日発表の報告。「ドイツ シンク タンクの一つ、前国連武器主任調査官ブリックス氏も参加している。]

報告によると、ドイツは、アメリカ、ロシアについで世界第三位の武器輸出国にのし上がっている。

平和主義の姿を強調し、国際武力調停の場にさえ、中々出てこないドイツ。
自国の防衛関係支出は,GDPの1.3%でイギリス、フランス以下だった[2006年]。平和指向を絶対の売り物とする[美しい」ドイツ。

ところはである。武器の輸出となるとわき目も振らず、絶好調で、第三国向けに急増中。
裏と表に大変な差があった。

報告には世界の武器市場が年々拡大して、アメリカが突出して[商売]をしているさまを確認し、現代を[コールド ウォー]ならぬ[コールド ピース]時代と呼んでいる。

国際社会に正直者はあまり居ないらしい。
バイロン
[ 21:30 ] [ 外国 ]
アパルトハイトを乗り越えて黒人主導の夢の道を歩き始めたはずの南アフリカ。

近隣諸国から、職を求めて多くの移民が流入してきた。

ジンバウエ、マラウィ、モザンビークからの移民の数は、正確には誰も把握できない。
ただ、500万人程に膨れ上がっているとの説がある。

白人支配から、その手法も引き継いで、国作りを始めた筈だが、残念ながら経済も停滞して、さっぱり前進の気配すらない。

汚職、市民間の暴力、犯罪は蔓延して、国体そのものもよろめきはじめていた。

ヨハネスブルグ近郊に移民を襲う集団暴力が勃発した。

失業、犯罪を移民の仕業と見る集団暴力だ。
あちこちに飛び火して警察も対応が出来ない。

8億のアフリカ人口、エジプトと南北に二つのエンジンとなって新興アフリカの経済を引き上げる役割を託された期待の南アなのに、残念なニュースである。

バイロン
昨日、国連総会での、ミヤンマーとフランス大使のやり取りから:
【フランスは、災害救助に軍艦を一隻現場に派遣しているが、乗員の入国を拒否されている。軍艦には食料1500トンと医薬品、テントを積んでおり