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情報浴ーブロードバンド
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2008/07/08のBlog
「夏」という字はもともと古代のシャ-マンが頭上に飾りをつけた大きな仮面をかぶり、足を揺らしながら踊っている様子を表した象形文字とされています。

「古代の楽章には九夏、韶夏(しょうか)のように夏というものが多い。
その舞台は威儀の堂々たるものであったらしく、夏にはまた大の義がある。」(白川静)

その本義である「舞踏、大いなるもの」が失われ、草木が盛んに茂って大地を覆う
季節を表わす言葉になったのはかなり後の時代であったようです。

「 夏野行く小鹿(をしか)の角の束の間も

 妹が心を忘れて思へや 」 巻4-502 柿本人麻呂

牡鹿の角は秋から冬にかけて落ち、春に生え変わります。
初夏の頃の角はまだ短く「束の間」の束は握りこぶしの4本の指位の長さと
されています。

「鹿の小角」を「短い時間、空間」を表わす比喩として用いることは現代人には理解し
難いものですが当時の人々にとって鹿はごく身近に見られる存在だったからでしょう。

緑したたる草深い野原を分け入るように小鹿が目の前を歩いていく。 
「あなた!心が変わりしたの?このごろ冷たいのね」と彼女。
作者は小鹿を指差し「あの短い角のように片時もお前さんを忘れているものか」と
答えたのでしょうか?

夏野、小鹿から若々しさと草いきれの熱気が伝わってくる青春の恋歌です。

「 人言は夏野の草の繁くとも

 妹と我(あ)れとし たづさわり寝ば 」 巻10-1983 作者未詳

( 夏草が盛んに茂っているように、我々のことが随分噂になっているようだね。
 でもかまうものか。お前さんと一緒に寝ることさえ出来たら平気だよ )

女性はあまりの噂に男と関係を持つことをためらっているようです。
声を励まして一生懸命口説いている男の姿が眼に浮かびます。

「 ま葛延(は)ふ 夏野の茂く かく恋ひば

 まこと我が命 常ならめやも 」 巻10-1985 作者未詳

( 葛が一面に這い広がる茂み。その草々が次から次へと生い茂るように私もこんなに
激しく恋し続けたらとてもとても命がいつまで持つか分かりませんわ。 )

葛は秋の七草の一つとされていますが夏は数十メートルにも延びる巨大なものも
あります。
「 こんなにも恋慕っているのにつれない男ね!もう諦めようかしら 」と悩む女性です。

「 たてよこに富士伸びてゐる夏野かな 」 桂 信子

富士山を大樹に見立てた雄大な一句です。 Lupin
2008/07/07のBlog
モスクワからの報道。
洞爺湖サミット初日、アメリカ、ロシアの大統領会談が行われた。
主題は、アメリカの欧州「ミサイルの盾」構想であった。
結果は、最悪で何の進展も無い首脳会議だった。

(この欄でも書いたとおり、ポーランドは、この構想が返って自国の安全を脅かすことになると文句をつけている。)

先週のアメリカ交渉団はチェイニー副大統領が団長。
交渉が不調でその際、アメリカから若し、ポーランドが、ミサイル迎撃基地に反対なら、リトワニアを変わりの代替地にすると表明があった。

バルト海のリトワニアは2004年からEUのメンバー。それと同時にNATOにも参加している。

歴史に色々あってもロシアから見ればリトワニアは自国の勢力圏内。

今回、洞爺湖でメドヴェデフ大統領は、ミサイルの盾構想に改めて疑念を表し、特に、ポーランドの代替地にリトワニアを選ぶことには[絶対に]反対の立場を強調したが、ブッシュから満足できる反応は無かった。と報じている。

バイロン
カルフォルニアの公務員年金ファンド(カルパース)、昨年から、原油、食料、原材料の先物を買い付けて、年間の利回りが70%。

アメリカ各地の年金ファンドは挙って、コモデイテイー先物買いに狂奔している。

彼らは別に現物が欲しいわけではない、先物契約を、そのまま他人に売り渡して、実際の現物の受け渡しを避ける。

彼らの総体の投資金額は不明である。しかし彼等の、投機行為が世界の物価を押し上げ特に後進国に、手ひどい損害を与えている。

極め付きの砂上のバブルの演出である。
そもそも、年金ファンドが燃料、食料の生活物資の投機に手を出すのは反社会的行為である。
一方、投機行為は別に法的に違法ではない。
年金生活者には、利益が還元されてホクホクである。

嫌な話である。
年金ファンドのコモデイテイー買い付け総体は巨大であるが詳細は霧の中である。
この種の行為に規制が無い。
これと、中東のたまりに溜まるオイルダラーが、ロンドンのファンドマネジャーの手元に委ねられて、両々あいまって仲良く、先物買いの、まやかし操作を行っている。

先物買いもいつかは必ず清算の時が来る。
ドッジボールが終わる時が来る。

誰がババを引くのか。引いたら最後酷い目にあう。
実取引の現場では、彼等が持つ狂乱の虚構価格で、誰も買うものは居ない。

こんなに簡単なことが分からぬ筈がない。
それが証拠に、アメリカのある年金ファンドは賢明にも、
[危険すぎて]一切のコモデイテイー先物市場から撤退すると宣言している。

斯様な残酷な漫画図を財テクの勝利と呼んではならない。

バイロン
[ 15:51 ] [ 外国 ]
インド、75%の原油を海外から輸入している。
ここに来て急転直下、原油高の影響をもろに受けて経済が悪化している。

人口の6割が農業に従事する特異な形のインド、そもそも怠惰で、農業生産性は中国の三分の一、ヴェトナムの半分。

あと一年ある混成政党の政府の任期。
共産党が煩くて各種政府の助成が鰻登り、おまけに去年はお役人の給与まで上げてしまった。

運送用のトラックに必要な軽油、その価格の6割までが政府の助成金を受けているし今年は、肥料に対しても価格補填の政府助成が出る。

インフレは今年になって、驚くべき速さで伸張してきた。
去年一年のインフレが3%だったのに今年の趨勢はこのままでは12%に達しそうだ。

インフラ整備はこれからなのに、政府の助成による負債が文字通りの鰻登りで、道路整備、医療、教育への支出は今や夢のまた夢。

来年新学卒1200万人の内、就職者は僅か100万にまで落ち込みそう。

昨年一年で、海外から20億ドルがインド株式市場に流れ込んだが、今年だけで50億ドルが逃げてしまった。
株価は去年ピークの4割にまで落ち込んだ。
企業利益は去年の半分以下になるとの予想がある。

オックスフォード大学出身のシン首相、ハーヴァード大学出身の大蔵大臣。
頭脳はある筈なのに、財政規律、経済運営に一切の知恵を出してこなかった。

三年続いた年率9%の勇ましい成長も今年は7%を切り込みそうだ。

現代のタイガー、BRIC(ブラジル、ロシア、インド、中国)で最初の脱落者が出たようだ。

バイロン
[ 11:55 ] [ 外国 ]
世界人口の3%のアメリカが世界の原油の25%を使っている。

現時点で、日量2100万バーレルの消費である。このうち7割が自動車用の燃料である。

第一次オイルショックで一応車の燃費に目が行った。
CAFE(corporate average fuel economy)標準が出来たが、穴だらけ。

又下落した原油価格と贅沢な生活意識で、ガソリンを浪費する、大型、強力エンジン、重量の大きいUSVや、ピックアップトラックが売れた。

それに、欧州、日本とはまったく違う生活意識で、ガソリンの税金が殆ど無いに等しい。

デトロイトのビッグスリーは、ロビイストで議会を取り込み、CAFE基準の強化に関しては、議会も政府も完全に骨抜き。

30年近くべストセラーを続けたフォードのFシリーズ ピックアップ トラック、終に今年は昨年の、55%減の悲惨な売り上げ。
ガロン4ドル(未だ日欧の半分だが)のガソリン価格で終にユーザーの懐が底を突いた。

車が消費する原油量、総量の7割とは日量1500万バーレル。2割の燃費向上で、300万バーレル毎日節約できる。この量はオペックの全ての生産余力分に当たる。

今急に、クレジット クランチでも攻め立てられるアメリカ消費者。贅沢に頭が狂っていたのだ。そろそろ正気に戻るときでしょう。

バイロン
2008/07/06のBlog
事前に書簡でサミット出席者に出情された、メルケル提案。

現在の食料価格は、[投機筋]の暗躍が問題。

投機活動を排除する為に、

①途上国の農業生産量の拡大に、各国は即刻、手段を取るべき。
看過すると、途上国の政治不安が、国際的経済不安に早く転化して、民主主義体勢の危機となる。

②途上国への、種、肥料、農業機械の至急貸与を行おう。

③当面、途上国30カ国は食料購入の力がない。
至急200億ドルの援助が必要。
ドイツは、先ず7億5000万ドルを提供する。

④農業国は即刻輸出禁止の行為を、解くこと。

⑤国連にタスクフォースを作り至急対策を練ることを提案。

又、彼女は石油市場に投機者が、違法な市場操作を行っている疑いがあり、市場の参加者の透明性を高め、彼らを排除する必要があると、主張している。

バイロン
ロシア側から見た洞爺湖サミット。
モスクワからの見方だと、メドヴェデフ大統領とブッシュ大統領の会談がセットされたそうで、話題は、あれこれあるがその内に、1974年のジャクソン ヴァニック修正法案がある。
当時のソヴィエットにおけるユダヤ人のヴィザ問題に端を発して、両国の通商に制限がついている。
今や、ソヴィエットはロシアに衣替えし、彼らはWTOのメンバーにもなっている。

この法案は、古すぎて、早晩撤回されなくてはならない。
撤廃されれば両国の通商量は拡大する。
これがモスクワでの話題である。

懐かしい法案ではないか。

さて首脳会議の首尾やいかに。
バイロン
マッケインはコロンビアとメキシコを3日間訪問した。
オバマは一度も南米に行った事がない、だから外交音痴だと、幼稚な宣伝をしている。

BBCがまとめた両者の、南米政策(らしきもの)の違い。

①麻薬対策:
これまでアメリカはコロンビアの麻薬撲滅の為に5億ドルの支出を行ってきた。
[プラン コロンビア]計画である。
本政策の継続に、両者とも賛成していて、差異はない。

②自由貿易協定:
結局両者に差異はない。
マッケインは、北米自由貿易協定(NAFTA)に賛成。
オバマは、協定の中で、相手側に、弱者を犠牲にする労働条件や、環境を汚染する行為が含まれていては、いけないとしながら、自分は飽くまで自由貿易主義者だと、強調している。

③移民問題;
マッケインは、不法移民者の扱いを[人道的に]行うべきだと主張。
但し、越境入国には、厳重な遮断手段をとるべきだとする。
オバマは、1200万の不法移民に対し最終的に市民権を与える[包括的な]移民法の見直しが必要としている。

④対キューバ姿勢:
マッケインは依然と強硬姿勢を崩さない。
制裁の継続を主張。

オバマは、在米キューバ人の主張に近く、キューバとの対話、送金の自由等、関係改善を主張。

⑤対ベネズエラ:
マッケインは、現チャベス政権との対話を拒否。
オバマは条件によっては会話を主張。

BBCの総括。両候補とも、南米どころではない。
先ずは自国の経済問題で、自国の有権者を満足させることが先、一般的に南米では、ブッシュ嫌いが蔓延して、政策は二の次でオバマ人気が高い、と報じている。

バイロン
[ 14:27 ] [ 外国 ]
イタリア最大の石油会社エニのスカロニ社長の発言(昨日、現地紙のインタヴューから)
①8月の原油価格は、120ドルから200ドルまでの幅で如何なる価格も可能だろう。若し欧米の需要が急に縮小すれば価格が急落する可能性がある。動きは、線的でなく、急変する可能性がある。

②エニは、イランに相当量の投資を行っている。投資にはエニは、リビア、およびロシアとの関係が深く、共同投資の件数もあり。
アメリカ政府にも、イタリア政府にも、投資家にも、若し、アメリカ政府の要望どおり、今、引き下がると、エニにとってこれまでの投資額、30億ドルが捨て金となり全損となると説明している。
但し当面新規の投資は差し控える。

③イラクの石油業再生の為の外資誘致に、エニも、入札して良いと決まった。

④ブラジルの、ペトロブラスとの技術協定は更新して今後更に協力を深めたい。

バイロン
昨日フランスは与党UMPの総会。
サルコジは、EUバロッソ代表を招いて演説。

予想通り、欧州中央銀行の利上げに噛み付いている。
アメリカとの金利差がこのように開いて(2%対4.2%)、従って酷いユーロ高になっている。
フランスはじめ、ユーロ圏は、輸出力が、がた落ちではないか。
金利の決定に、メンバーであるフランスが口を挟めないのか。
メンバーの意見も聞かずに、メンバー各国の経済にマイナスとなる金融政策を打ち出すのでは中央銀行の資格が無いではないか。
との持論を繰り返した。

それに対して、バロッソは、中央銀行の独立性の重要性を指摘しただけ。

サルコジは、ポーランドに対して、早くリスボン協定を批准するよう圧力をかけ続けている。この基本ルールが適応されない限り、今後のUEの拡大は無いと、恫喝めいた言辞を振り回した。

彼が議長の6ヶ月のEU.力で押し切る彼の政治スタイルでは、たいした力は発揮できまい。
バイロン
いよいよ、アメリカ大統領選挙も本道を走り出す段階に入ってきた。

両候補ともに、未だ副大統領候補指定がない。
又、争点として、イラク戦争から経済問題が最重要課題として浮かび上がってきているが、双方の明確な経済政策方針が見えていない。

富の偏在に加えて、人種、宗教と言う、わが国にはない、深い切り口を持つアメリカ。
一般投票者の関心を引くのは複雑なアプローチが要る。

面白いことに、この時点で、産業界では、オバマ支持が6割を超えて強い。
一方一般国民の支持は拮抗している。

人格、信用性、などの個人的な資質が有権者の決定に重要な要素であるのもアメリカらしい。

マッケイン陣営は、選挙スタッフを入れ替えて、彼のイメッジ改良に取り組んでいる。
口下手で、大勢の前では、失言ばかりする。
オバマを口汚く罵るのが一般国民の顰蹙を買い出している。
新しいスタッフは、彼のタズナを引くのに躍起となっている。
一方、いいではないか、彼はそういう人柄尚だから、自由にやらせた方が有権者の好感を得るとの異見もあるようだ。
ただ、オバマとの公開討論は絶対に避けるべきだとの点では一致している。必ず討論技術では負けるからだ。

連邦政府形態、好戦的な軍事行政でしか、国論がまとまりにくい国家の仕組み。
大戦後、自然の理で徐々に軍需特需、戦争利益を、失い続けるアメリカ。
グローバリゼイションで結局は負ける運命にあるアメリカ。
世界と現実的な均衡点を模索して、新しいスタートラインを見つけてもらいたいものだ。
バイロン
2008/07/05のBlog
ブッシュの軍事構想。
悪漢諸国、なかんずくイランを封じ篭めるために欧州にミサイルの盾を作りたい。
先ずはチェッコに、イラクから発射されるミサイルを察知するレイダー基地を置く。
それから飛行中のミサイルを打ち落とす為にポーランドに、迎撃用ミサイル発射基地を作る。乱暴な構想だった。

この構想に、ロシアは、大反対で、先ずこのミサイルの盾構想はロシアを狙って居て、イランは口実だ。
本気でイラン対策するなら一緒にやろうと持ちかけたがアメリカから拒否されている。
それなら、ロシアはチェコと、ポーランドを標的にして自衛の為ミサイルを配置すると、態度を硬化させてきている。

チェコ政府は観察用のレイダー基地の設置に合意しているが、未だ、国会の同意が得られていない。

ポーランドだが昨日、タスク首相が、アメリカとの交渉の現状では、ポーランドにミサイル発射基地を置くことに賛成できないと爆弾発言。

発射の総監督はアメリカ軍事産業の雄、レイシオン社が取り仕切る。
都合10基のミサイル発射装置はロッキード社製、弾頭も、ロッキード社のパトリオット ミサイルの最新型(PAC-3)。

アメリカは、発射装置や、弾道等ハードウェアーの購入費用はポーランドが支払えといっている。
ポーランド人の訓練費用等ソフト費用はアメリカ政府が負担すると言っている。
ポーランドは、とんでもない、全てまとめてアメリカが負担しろと言っている。

其れだけでない。発射基地を置くと今度はロシアの動きに対して余計な防御の金が掛かる。アメリカは、盾に関わる全費用以上に負担すべきだと、言っているらしい。

世論調査では、ポーランド国民はブッシュ構想に圧倒的な反対を表明している。

金の切れ目が円の切れ目かね。ばかばかしい。
バイロン
[ 13:49 ] [ 外国 ]
イラクの石油相シャスタリは、何をしているかといえば、二つの契約を盛んに売ろうとしている。
先ずは
①コンサルタント契約。テクニカル サーヴィス契約(TSA)と呼ばれるもの。随意契約で、シェル、エクソンモービル、BP、トタール、シェヴロンを指名。
2年間の期限付き契約で、契約料は、5億ドル。
契約文言を、アメリカ国務省が助けて作ったことが分かっている。
5つの油田のインフラを回復する為に技術的なアドヴィスやサポートをする。
契約はすぐにも調印されるはずだった。

②生産分与契約。プロダクション シェアリング 契約(PSA)と呼ばれるもの。
今回石油相は、イラク主力の6油田を指定して、そこの生産を嵩上げするために、国際入札で、業者を指定する。
今回、入札参加者を約40社に絞っている。
契約条件は漏れて来ないが、どうやら、契約期間は30年。
内容は契約者にきわめて有利と見られる。
生産コストを差し引いて残りの利益部分のイラクと、契約者の取り分比が30-70らしい。世界の趨勢は80-20程度で産油国の取り分が多い。入札は来年春。

石油相は従来より欧米石油会社に近いとされる。

上記、TSAとPSAは別個だが、TSAの指定契約各社もPSAの入札に招待されている。

裏に何があるのか、本日石油相は、TSAの契約予定者が、5億ドルでは少ない、もっと寄越せ、と要求してきたので困ったと発言。

イラクには国営石油会社、INOCが存在する。
もともと、主力の6油田は、この国営会社が開発する国内外の了解があった。

それを、石油相が無理やり国際入札の方向をとり、海外の会社にこれを委ねようとしてINOCを無視する動きに出ている。
それにイラク側の利益の取り分が3割とあっては、石油相、米英系の石油会社の裏の策略で、イラクの国富を米英系に売り渡す陰謀と見られる可能性がある。

片方で、アメリカイラクの基地協定の詰めが急がれている。

分かりやすい石油争奪戦だといえそうだ。
バイロン
2008/07/04のBlog
EUも、何故かそう呼ぶ英米仏独、中国、ロシアの’ビッグ 6’も、イランのウラン濃縮を止めさせようと手を変え品を変えてイランに声をかけている。

今、EUが、濃縮をやめれば、経済的恩恵を与え、原子力発電に関しては、燃料の供給、軽水炉の提供を約するとする、さもなければ制裁を強化すると、飴と鞭の具体的提案を行っている。

イラン側からの正式な回答はないが、政府首脳からは平和利用の為の濃縮は核不拡散条約に定められた主権国の権利だとして、濃縮の停止を条件とする提案は断じて受けないとのメッセイジが出ている。

昨日、ロシアメドヴェデフ大統領は、記者会見で、[何故制裁と脅すのか、重要なのは対話ではないか」と明確な立場の表明があった。

バイロン
北京の目標ですがメダル数35、その内金メダル12です。
これでアテネの10位から8位に上がることになります。
我が協会は、イギリス政府に対して、次のロンドン大会には4位に入ると約束しています。-イギリスオリンピック協会


脅しではないのですよ。
お間違いのないように。
ロンドン大会では総費用ですが、6億ポンドかかります。
これの殆どを一般企業、個人からの醵金で賄ってもらいたいと思っていますが、政府は、足りない分を予算から補填することを決めています。
イギリスチームの北京での活躍次第で、お金の集まり方も違う。
ですから、北京では8位、ロンドンでは4位を目指してくれと言っているのです。
そうでないと政府は金を出さないぞと言う、脅しではありません。念のため。-文化、メデイア スポーツ省大臣。

バイロン
アメリカ下院の燃料価格、車の燃費に関わる公聴会。

運輸省の次官が、吊るし上げられて居る。
車の燃費規制が甘く、今後のハイブリッド車の導入方向さえ、真剣な検討がされていない。
燃費の向上、電気自動車の開発、蓄電技術の動向についても全てビッグスリーの言うなりで、監督省として何らの権威も感じられない。
それに輪をかけて不味いのは、英語の修辞である。
ああいえば、こういう言葉の世界で、真水の議論が抜け落ちる。

アメリカの行政も大したことはない。
バイロン
[ 11:14 ] [ 外国 ]
3億2千万人のユーロ圏、15カ国、先月のインフレ率が年換算して4%に跳ね上がった。

ブラッセルのEU統計局始まって以来の高率であった。

昨日欧州中央銀行は、インフレ懸念に対応して基礎金利を4%から4.25%に引き上げた。

先月、ユーロ圏の経済を牽引しているサーヴィス業が、始めて、収縮。
スペインは特に、建設バブルが弾けてリセッション気味。
フランス、イタリアは、燃料、食料価格の高騰でストが起こっている。
ユーロ圏で独り勇ましいのがドイツだが、インフレの影が忍び寄っている。ユーロ経済は明らかに縮小方向だ。

全欧州労働組合連合は、今回の利上げが[危険で不必要]だと声明を発した。

フランスのサルコジは予てより中央銀行の権威にまでいちゃもんをつけており、特にフランス製品の国際競争力がなくなると利上げには絶対反対の立場を取ってきた。

これで、ドル金利との差が更に広がり、ドルは売られている。
同時に、原油価格は146ドルまで上昇している。

今回の中央銀行の決定は、[一時的なもの]とみられトリシェ総裁は[今後については一切のバイアスを持たない]と強調している。

スエーデン中央銀行は昨日基礎金利を4.5%に引き上げ、今後ユーロ圏以外の欧州各国もそれぞれ利上げにに動くこととなろう。

バイロン
2008/07/03のBlog
[ 19:22 ] [ 政治 ]
大阪の行政組織と死闘を続けているこの知事には感心する。

普通の会社なら、当たり前の対応が通じないのは、分かっていたが、ここまで頑張る有権者代表も珍しいではないか。
前知事など、対岸の人間だから些細な改革さえ出来るはずもなかった。

日本にもこのような市民、納税者の擁護者が居るとは、嬉しい。

彼はいずれ政党を立ち上げるそうだが、彼の基本のスタンスには、国民の多くが附いてこよう。
バイロン
EUとロシアの関係。
旧ソビエト崩壊後の1994年、新興ロシアと、未だ数の少ないEUとは包括的なパートナー協力協定(PCA)を結んだ。

これが昨年末に失効して今年は臨時にこの協定を一年延ばしてきた。

EUは今やロシアのガス供給無ければ生きていけない。
一方EUは盛んに東方に拡大の勢いで、ロシアも気が気ではない。
特にブッシュの仕掛けるミサイルの傘構想は、ロシアを仮想敵国としている疑問が残る。
CIS各国もコーカサスもEUにとってよだれの出る新市場である。
新しいPCAはどうあるべきか。

先にも書いたが、シベリアでの両者準備会談ー(本協議は、今月4日よりブラッセルで始まる)ー双方思うところに懸隔がありすぎて、うまく行くまいと思われた。

結局、双方は、新しいPCAを、概論にとどめて、各論は別途、協議機関を設けて話し合おうと、合意したようだ。

先ずは、討議の合意が無条件で決まったらしくおめでたいと言いたい。

ただ問題は山積みで、ロシアのアナリストが評したように、これから双方は、距離の定め無き障害物競走に、走り出す。

バイロン
[ 15:28 ] [ 外国 ]
アメリカ国防省の高官がABCに語った一言がとんでもない騒ぎになっている。

高官は[イスラエルがイランを爆撃する可能性がある。
時期は、ロシアからイランが購入した対空ミサイル迎撃装置SA-20が、稼動開始する今年の末前か、あるいは来年のある時期、イランが濃縮を続けるウランが、原爆製造に十分な量に達する前だ。」

アメリカ統合軍司令官ムーレンは、先月26日急遽イスラエルを訪問。
昨日記者会見を開いた。

彼の発言趣旨;
[アメリカは現在第三の戦場に兵力を割く余力はない。
イスラエルには軍事行動を差し控えるよう強く要請した。
外交的努力の結果、必要なら再度、イスラエル軍と協議する}

イランからの報道によると、イランは、イスラエル要地および核設備に対してミサイル攻撃が行えるよう既に、発射施設を国境に移動を完了した。

欧州各国の反応だが、[気ちがい沙汰]だと先ずは驚愕しているだけのようだ。

バイロン
結構な皮肉ではないか。
ロイター電。
洞爺湖G-8サミットは、七夕祭りとぶつかる。
福田首相は、参加の世界のリーダーにそれぞれ短冊に夢を書いてもらい、それを、竹に結ぶことを提案。又、その夜は日本全国で一時電気を消して、日本が省エネに関心がある事を示そうと提案中と報じた。

笑えます。
今世界が日本に注目しているのは、経済運営の点で鮮明な路線を打ち出すことだ。
勇気ある将来像を書いてもらいたいと思っている。
この世界環境で、増税を語る頓珍漢さ、行政コスト削減に一切そっぽを向いて、おまけに経済の活性化方策が何も出ていないではないか。

短冊の夢か。余りにひ弱な、芸人思考の、お笑い草だ。

ロイターの勝ち。
バイロン
[ 12:33 ] [ 外国 ]
イラクの北部、クルド地区。
地区臨時政府が出来て比較的穏便な地区である。
ここがイラクの原油地帯。

バグダッドの中央政府は、今懸命に、石油法を制定しようとしている。

中央政府の強い主張だが、先ずイラク国内の原油資源は、イラク国に属して、クルド地区や、あるいは南部のもう一つの原油地帯の所有物でなく、国民全員の資産である事。
従って、イラクの石油業は、中央政府の監督権下にあり、外国企業との諸契約は中央政府とだけ締結できるとする。
その代わり、この石油法で、イラク各地に公平に石油資源から上がる利益を分配する公式を定めようとする。

アメリカ国務省は公式にこの路線を支持して、クルド臨時政府が、中央政府との合意も無く勝手に外国企業との石油に関する協定を結べば、イラクの統一に危険な分派行動としてこれを非難してきた。非難警告は諸外国政府にも発せられている。

しかし、現在、クルド臨時政府は22にも及ぶ外国企業との個別契約を結んでしまった。

アメリカ下院、政府監視委員会が、騒ぎ出した。

ダラスのハント オイル。
社長ハントは、ブッシュの親友とされる。
ハント社は昨年9月アメリカ企業として唯一初めての石油開発協定をクルド臨時政府と結んでいた。
同委員会委員長ワックスマンは、ライス国務長官に書簡を出し、外交方針とハントの動きは正反対だ。説明せよと迫っている。

一方ハントは、契約前に、ブッシュの国家安全諮問委員会に契約の全貌を説明しており、又国務省から何らの反対も無かったと、ニューヨークタイムズに語った。

またもや、欲ぼけの茶番劇の暴露ですか。

バイロン
[ 11:01 ] [ 外国 ]
水源を開発して水質向上の工場を経てパイプを敷設し工場、家庭まで水を届ける。一連の流れである。
原油を探して開発して、石油製品に仕分ける工場を経てパイプを敷設し工場、家庭まで石油製品を届ける。一連の流れである。

水と油、相容れない例えである。しかし、実はビジネスモデルとしては酷似している。

フランスでは既に100年も[水事業]は民間の企業が大いに活躍してきた。
世界各地で水源開発から下流までの仕事を請け負っている。

日本では治山治水は、国土の特殊性ー山アリ川アリ、おまけに地震多発で台風の通路ーの故に断固、絶対、’無責任な民間’に任せられず、[お国]の聖域事業であるべきだ、との主張が論証も無くまかり通ってきた。

一方水利権たるや、未だに国益を完全に無視した太古の線引きが厳存している。
壮大なまやかしである。非科学的、鎖国的因習である。

今後隣国中国の水資源開発、有効利用、それに伴う環境対策など、あそこには、ビジネスの機会が山ほど眠っている。早く、日本は、この分野に思い切った民間の知恵を導入して覚醒せしめる緊急の要がある。油に増して水は大切な資源である。開発に海外の知恵を自由に導入すべきである。

役所の’くつわ’が外れれば日本の企業はものすごい力を発揮する。
その昔に世界の美港、シンガポールのチャンギー空港を作ったのは日本の企業なのだ。否、それを許したシンガポールの行政が進んでいたことも忘れてはいけない。

バイロン
メイジャーリーグのテレヴィ中継は大いに楽しめる。
気になることは無いではない。日本人のアナウンサー、解説者諸兄の姿勢である。

①ホームランが出た。
解説者[何故ここであんな玉を投げるのでしょうかね。一球外すなり様子を見るべきです」
アナウンサー[この投手はこのところ負け続きです」

現地の解説者[素晴らしいバッテイングでした」

②三振です。
解説者[何故あんな玉を振るのですかね。カウントを考えていない。」
アナウンサー[このバッターはこのところ打率を下げています」

現地の解説者[素晴らしいピッチングでした。ナイスピッチ。」

コップに半分の水も見方で[もう半分しかない]とも心配できるし[未だ半分も残っている]と陽気にも考えられる。

①で、打者を、②で投手を黙殺して逆に投手と打者の努力を見ようとしない精神構造。
[褒めること]を知らない精神構造。

これが存外、日本の特徴なのかな。(裏返しに、一将なって、万骨枯るの例えのように英雄崇拝が好きだ、長島現象とか。特定芸能人とか。)

バイロン
2008/07/02のBlog
民主主義の歴史は浅い。
それでも1992年より総選挙では二大政党の政権交代が繰り返されているモンゴル国。

先週末の総選挙。

結果は未だ発表が無いが、首都ウランバートルで若者中心に騒ぎが持ち上がっている。
得票の勘定方法についての不満か。

政府は戒厳令を敷いた。

100万に満たぬ人口ながら国土はわが国の四倍。

鉱物資源が無尽蔵に眠っているとされる。

素早いものでリオチント社は、いつでも開発する用意万端整えている。

アメリカ大使館も、アメリカ企業の押し込みに政治力を行使中。

そこはお品のよろしい日本勢。
そろりそろりの、姿勢か。

昨年新ウランバートル空港建設に借款をつけてようやくひも付きの日本企業の参入が決まったところ。

政府もあらゆる点で積極的に日本企業をバックアップしなくては駄目だ。
世界の政産チームプレイの現状を良く見なさい。

朝青龍が横綱報酬を上げろと要求したとか。
燃料代が掛かるからだそうだ。
本国では、去年のインフレが15.1%。
お国で使うお金の価値が下がるのが問題なのだろう。

折角の親日国である。
日本企業は積極的に進出して、世界企業に負けぬよう頑張ってもらいたい。
せめてイチロー並みの活躍を期待してもいいだろう。
バイロン
昨日書いたがマレイシアのアンワール氏はクアラランプールのトルコ大使館に避難していた。
所がである、これがトルコ側から見るととんでもない問題となっている。

現在トルコの与党は正義開発党。大統領も首相もこの党のメンバーだ。

トルコは断じて非宗教国を目指して、一切のイスラム教の政治への容喙を禁じている。

正義開発党は、イスラムの影響が強いとして、現在最高裁判所で党の合法性が争われている。
若し、憲法に反してこの党が宗教色が強い党と断じられると党は解党を命じられる。

今回アンワール氏がトルコ大使館に保護を求めた理由として、彼とトルコのエルドワン首相の友好関係が噂されるが、トルコでは国民のほぼ全てがマレイシアのような[イスラム宗教政治]を忌み嫌っている。

アンワールとエルドワンの間に友好関係があれば、正義開発党もいよいよ宗教色が強いと勘ぐられる。

本日、マレイシア政府は、アンワールの保護について正式にトルコに抗議。
抗議の趣旨はこの保護行為は、マレイシアの内政干渉だとする。

アンワールは本日トルコ大使館を退去した。おそらくトルコはホットしていることだろう。

ややこしい話ではある。アンワール氏の身の安否は現在不明。
バイロン
[ 12:28 ] [ 経済(マネー) ]
パリの国際エネルギー局(IAE)は、現在世界のトップ400の油田の状態を精査している。11月に結果が発表される。

これまでのIEAの予測では、現状、全世界で日量8700万バーレルの原油需給が、2030年には1億1300万バーレルになると言うものだ。

現在の調査結果の一部が、外部に流れた。

それに依ると、世界の油田は一つに疲弊が進んでおり、更に生産維持、向上の為の資金投入が減っており、2030年には精々1億バーレル程度の生産しか見込めないとする。

これまで、需要サイドから見た原油必要量ばかり見てきたIEA.生産サイドの事情調査は初めてだ。

これからの20数年、需要国にはつらい年月のようだ。

バイロン
ハーヴァードのフランケル教授は、現在の石油、食料価格の高騰は投機によると主張。
それを可能にしているのが金利の低下。
コモデイテイーを金利の安い内に買いためる隠匿行為によるとする。

クルーグマンがそれにしては世界の在庫がさっぱり増えていないと指摘。

これに対して、フランケルは、中東産油国では、生産をしないで、原油を地下に保存していてそれこそが隠匿行為だと指摘。
隠匿費用が積算し、金利が高くなると、たちまち、モノが市場に流れて価格は下落すると主張。


世界未だに価格の激動の原因がわからない。

諸説紛々。

グリーンスパンが指