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Heart Captor
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2005/01/18のBlog
ギャラクシーエンジェルとはブロッコリーが展開するメディアミックスの作品です(公式サイトProject G.A.)。この記事ではアニメ版について論じます。

アニメギャラクシーエンジェルは番組宣伝でも言っているようにお気楽極楽美少女アニメです。その魅力はお気楽極楽なギャグと美少女のきれいな絵にあるのですが、隠された社会性も一役買っていると思われます。

一言で言えばヒロインのエンジェル隊はおたくであります。ミルフィーユは料理、蘭花は恋愛や占い、ミントは着ぐるみと駄菓子、フォルテは武器、ヴァニラは宗教が趣味で仕事とかち合っても趣味のほうを優先しています。もっとも、フォルテは趣味と仕事が近いのですが(武器が趣味で軍人というのは現代の日本でいうならパソコンが趣味で情報関係の職業についているといったところでしょう)。

彼女たちがおたくになった背景についても考えることができます。ロストテクノロジーという不条理な代物を扱っているので努力すれば見返りがあるとは限りません。運がいいミルフィーユは何もしなくてもうまくいくこともしばしばです。そういう状況なら仕事はお金をもらうための手段と割り切ってできるだけ楽しもうとし、趣味に力を入れるのは一つの有力な生き方です。

これが現代日本の状況とパラレルであると言いたいのです。バブルが崩壊し今まで会社のために尽くしてきた人がリストラされる時代。グローバル化で競争の土俵が拡大して専門分化が進み、収入、学力、あるいは恋人や友人からの人気までも二極化が進んでいると言われている時代。努力すれば報われるという神話は解体し、主体性を発揮できるのはもう趣味の領域だけかもしれません。

アニメギャラクシーエンジェルは萌えアニメで同人的にパロディがちりばめられている(岡田斗司夫によるとおたくは高度なレファランス(参照)能力を持つ)という意味でおたく的であり、また作品中の人物もおたくであるという二重の意味でおたく的なのです。

そういう難しい話は抜きにしても楽しめると思いますのでぜひお試しください。
2005/01/17のBlog
オープニングも変わり今日からさくらは5年生。節目ごとに繰り返されるいつもの登校風景です。もうすっかりカードキャプターも板についてきました。

本来なら3ヶ月の間があいて放送されるのですが今回は続けてです。そのおかげで前回から続いている部分が見えやすいですね。いつもの不思議な夢に観月先生が出てくるらしいこと、そしてクリスマスプレゼントのお返しとして雪兎さんが時計をプレゼントしてくれたこと。ちょうど1年前にはあめ玉をくれたのがなつかしいところです。知世の反応は同じですが。

クラスメイトはかわらずに、担任だけ新しく観月先生になりました。きれいなものが降って積もる前に外で遊ぼうと提案します。空から何かが降ってくるのを教室の窓から見てさくらがつぶやいた一言が印象的でした。「桜……雪……?」。文字通りの意味に加えてさくらと雪兎をも表しているのがすごいです。こういった細部のこだわりが際立っていますね。

もう桜が満開なのに雪が積もります。これはクロウカードのしわざに違いないということでカードキャプターの出番です。恋に燃えている相手の雪兎さんからもらったばかりの時計が吹き飛ばされて怒りに燃えてファイアリーのカードを使うさくら。李君が見つかるまで探すと言ってくれてたところに観月先生がその時計を持ってきてくれました。本当に不思議な人です。


[リンク] カードキャプターさくらリンク集
2005/01/10のBlog
本来ならばクリスマス頃の予定だったのですが年を越してしまいました。この話で一つの区切りとなるので年内に放送してほしかったところですがいまさら言っても仕方ないですね。

これまでも何度か出てきた夢のシーンではじまります。その中の女の人が観月先生らしいことがわかります。そして彼女はまるでさくらの夢の内容を知っているかのような問いかけをしています。

さくらはこの夢が気になっていますが目の前のクリスマスのほうが大事です。雪兎さんに何をあげるか決まりません。体育の時間、クリスマスに何をプレゼントしようかと女の子たちがそれぞれ思い悩んでいます。

授業の後にさくらは知世のアドバイスに従って苺鈴にプレゼントの相談をします。さくらと苺鈴の微妙な関係が表現されていていいですね。苺鈴は体育やカード集めでライバル視している一方、さくらは争いを意識せずに勝ってきました。だからさくらのほうから意識して苺鈴に近づくとあらぬ妄想をされるわけです。誤解が解けると苺鈴はしっかりと答えてくれます。馬鹿にされるのが嫌いな分、頼られるのは好きなのでしょう。これからはさくらとうまくやっていけそうです。もっともこれらをすべて見通してそうな知世を恐るべしですが。

プレゼントも決まり、ケロちゃんの勢いも借りて雪兎さんを遊園地に誘います。前回のクイズラリーの景品を使うあたりがにくいですね。基本的には一話完結ながら参照点を持ち、毎回見ている人はさらに楽しめるという。

遊園地では二人きりだと思ったら小狼と苺鈴に会い、バイト中の桃矢に会い、それを知世とケロちゃんが見ています。さくらを見る小狼を見て怒る桃矢を見る知世(を見る私たち視聴者)というまなざしの連鎖が非常にうまく表現されているシーンがありました。

ファイアリーのカードを真っ向から封印できるくらいさくらの魔力も強くなっています。ケロちゃんの力も少し戻ります。雪兎は来年も来れるといいねと言いますが、この1年で何が起こるかこれからの展開に期待しましょう。


[リンク] カードキャプターさくらリンク集
2005/01/04のBlog
先日婚約を発表された紀宮さまはおたくであるそうです。


 あんがい知られていないのが紀宮(サーヤ)さま。『アニメージュ』を定期購読し、中学・高校時代には学習院付属のアニメ研だかマン研だかに入っていた。ことに『風の谷のナウシカ』等の宮崎アニメがお好きだそうで、『となりのトトロ』ではわざわざ専用の試写会が開かれたほどだ。美少年がわんさか登場するアニメ『サムライトルーパー』の同人誌も作られたそうだ。見たいなぁ。
 お兄ちゃんの浩宮さまは、初めてのお小遣いで買ったのが大伴昌司の『怪獣図鑑』。けっこう筋金入りだ。( 岡田斗司夫著 『オタク学入門』 p59より)



岡田斗司夫さんはホームページOTAKING SPACE PORT上で著作を公開されています。該当箇所はこちら

犯罪者がおたくだと盛んに報道されるのに、紀宮さまがおたくだという報道は見たことありません。それは不公平だと思うのでこの場で宣伝させてもらいました。
2005/01/01のBlog