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2005/07/31のBlog
[ 13:21 ]
スピルバーグの『宇宙戦争』に続く新作はこんなことになってるらしい。
その名も、『MUNICH(ミュンヘン)』。
1972年9月5日にミュンヘン・オリンピックにて発生したイスラエル選手団襲撃事件にスポットを当てた作品とのこと。この事件の実行犯、“ブラック・セプテンバー”の11人の構成員を暗殺すべく、イスラエルの特殊精鋭部隊“モサド”が送り込まれてくる。その後の中東の歴史を左右したとも言えるこの事件を、スピルバーグは「復讐を命じられた兵士の視点で描きたい」と語っているらしい。
なるほどスピルバーグ→ユダヤ人というこちらの発想は早合点というわけだ。彼にはこの映画を通じて、やはり“現代”を描きたいとする想いがあるようだ。思い出してほしい、彼は『宇宙戦争』でも100年前に上梓された古典を基に見事に“現代”を描いていた。憎しみが憎しみを呼ぶテロ後の世界の縮図をスピルバーグがどのように表現するのか、そしてこの時代にいかなるエンターテインメントとしての道筋を提示するのか、いまから楽しみである。
『ミュンヘン』のアメリカ公開は“2005年12月23日”って、今年か!はえー!!
日本での公開は「早春」ということだから「お正月」か、「正月第二弾」くらいだろうか。
**********************************
『ホテル・ルワンダ』日本公開を目指すHP、
今日も元気に自転車操業中!!
1日1回アクセスしてくれると超嬉しいです!
**********************************
その名も、『MUNICH(ミュンヘン)』。
1972年9月5日にミュンヘン・オリンピックにて発生したイスラエル選手団襲撃事件にスポットを当てた作品とのこと。この事件の実行犯、“ブラック・セプテンバー”の11人の構成員を暗殺すべく、イスラエルの特殊精鋭部隊“モサド”が送り込まれてくる。その後の中東の歴史を左右したとも言えるこの事件を、スピルバーグは「復讐を命じられた兵士の視点で描きたい」と語っているらしい。
なるほどスピルバーグ→ユダヤ人というこちらの発想は早合点というわけだ。彼にはこの映画を通じて、やはり“現代”を描きたいとする想いがあるようだ。思い出してほしい、彼は『宇宙戦争』でも100年前に上梓された古典を基に見事に“現代”を描いていた。憎しみが憎しみを呼ぶテロ後の世界の縮図をスピルバーグがどのように表現するのか、そしてこの時代にいかなるエンターテインメントとしての道筋を提示するのか、いまから楽しみである。
『ミュンヘン』のアメリカ公開は“2005年12月23日”って、今年か!はえー!!
日本での公開は「早春」ということだから「お正月」か、「正月第二弾」くらいだろうか。
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『ホテル・ルワンダ』日本公開を目指すHP、
今日も元気に自転車操業中!!
1日1回アクセスしてくれると超嬉しいです!
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2005/07/30のBlog
[ 14:01 ]
関東地方でちょいと大きめの揺れがあった7月23日、シネセゾン渋谷、吉祥寺バウシアターにて極めてgirlyな青春ロック・ムービー『リンダリンダリンダ』が封切られました。
どうやら地震にもめげずにかなりの観客数だったらしく、今日になって配給元のビターズエンドより「大入り袋」が送られてきました。中には100円玉が一枚。これは何か、貢献度によって金額が変わったりするのだろうか!?いや僕の場合100でも十分なのだが。
この『リンダリンダリンダ』、早くも僕の今年ナンバー1の邦画です。
こんなにも切なくてまた楽しい映画は久しぶりでした。
学園祭の準備風景を長回しで撮影した冒頭シーンを目にしただけで、なぜだか涙腺が緩んできてしまいました。あのソワソワしてしまう感覚をそのままフィルムに焼き付けることができるなんてにわかには信じられません。バックで流れるジェームズ・イハの音楽もまたジワジワと染み渡る高揚感がすばらしい!
言ってみればすっごくミーハーなところから、はたまた正反対のすっごく個人的な想いにいたるまで、観客が内に秘めた実に様々な感情とシンクロできる傑作です。
もしかすると劇場ではいちいちゲラゲラ笑ってくる観客もいるかもしれないけれど、あくまでも貴方は貴方の温度を保ちながら本作に触れてみてください。きっと胸に染みてくるものがあるはずです!
http://www.linda3.com/
どうやら地震にもめげずにかなりの観客数だったらしく、今日になって配給元のビターズエンドより「大入り袋」が送られてきました。中には100円玉が一枚。これは何か、貢献度によって金額が変わったりするのだろうか!?いや僕の場合100でも十分なのだが。
この『リンダリンダリンダ』、早くも僕の今年ナンバー1の邦画です。
こんなにも切なくてまた楽しい映画は久しぶりでした。
学園祭の準備風景を長回しで撮影した冒頭シーンを目にしただけで、なぜだか涙腺が緩んできてしまいました。あのソワソワしてしまう感覚をそのままフィルムに焼き付けることができるなんてにわかには信じられません。バックで流れるジェームズ・イハの音楽もまたジワジワと染み渡る高揚感がすばらしい!
言ってみればすっごくミーハーなところから、はたまた正反対のすっごく個人的な想いにいたるまで、観客が内に秘めた実に様々な感情とシンクロできる傑作です。
もしかすると劇場ではいちいちゲラゲラ笑ってくる観客もいるかもしれないけれど、あくまでも貴方は貴方の温度を保ちながら本作に触れてみてください。きっと胸に染みてくるものがあるはずです!
http://www.linda3.com/
[ 12:18 ]
先日からお伝えしております、
「『ホテル・ルワンダ』を日本で公開させてほしい!」
というムーブメントに続報です。
なんと今度は、あの糸井重里さんが、皆さんご存知、「ほぼ日刊イトイ新聞」内にて取り上げてくださいました。このWEB新聞は文字通りの“日刊”ですので、もう既に記事の掲載は終了しているのですが、本日より糸井さんのお許しのもとで『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会HPに掲載させていただくことになりました。
まだチェックしてなかった方は今すぐチェックしてみてください!
ここのサイトのNEWSの欄から
今後とも『ホテル・ルワンダ』を巡るメディア情報については引き続き
お知らせしていきますので、お楽しみに!
なんだか凄いことになってきやがった!
みなさんもぜひぜひ応援してください。
「『ホテル・ルワンダ』を日本で公開させてほしい!」
というムーブメントに続報です。
なんと今度は、あの糸井重里さんが、皆さんご存知、「ほぼ日刊イトイ新聞」内にて取り上げてくださいました。このWEB新聞は文字通りの“日刊”ですので、もう既に記事の掲載は終了しているのですが、本日より糸井さんのお許しのもとで『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会HPに掲載させていただくことになりました。
まだチェックしてなかった方は今すぐチェックしてみてください!
ここのサイトのNEWSの欄から
今後とも『ホテル・ルワンダ』を巡るメディア情報については引き続き
お知らせしていきますので、お楽しみに!
なんだか凄いことになってきやがった!
みなさんもぜひぜひ応援してください。
2005/07/25のBlog
[ 13:19 ]
以前よりお伝えしておりました『ホテル・ルワンダ』に関して、日本公開を求める大勢の映画ファンの声を届けるべく、これまでの紙署名に加えて電子署名もスタートしました!これで一気に簡単に参加することが可能です!
『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会
世界で絶賛されるこの作品を日本で未公開で終わらせるような文化的無関心の連鎖は、映画ファンの手によって絶対に断ち切っていきましょう。
今後ともご協力のほどよろしくお願い申し上げます!!
■なお本日更新の「ほぼ日刊イトイ新聞」内の鈴木すずきちさんによるコラムでも
『ホテル・ルワンダ』とこの映画をめぐる公開運動について触れてあります!
この映画についてあまりご存知でない方もそうでない方も、ぜひぜひご一読ください。
■現在発売中の「漫画アクション」内の柳下毅一郎さんのコラムでも本作品が取り上げられてます。こちらもチェック!
■TBSラジオ「ストリーム」(13:00~15:30)でも取り上げてもらいました!
詳しくはHP内の「お知らせ」をご覧ください。
などなど、これからもメディアへの露出の機会は限りなくありそうです。
この作品、あるいはこの類の作品が日本で公開されない映画配給のシステムについて関心のおありの方は、ぜひぜひご自身のブログでこの話題を取り上げてください。一人一人の関心の高さがしっかりと繋ぎ合うことによって、本作の日本公開が実現されると確信しています!
『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会
世界で絶賛されるこの作品を日本で未公開で終わらせるような文化的無関心の連鎖は、映画ファンの手によって絶対に断ち切っていきましょう。
今後ともご協力のほどよろしくお願い申し上げます!!
■なお本日更新の「ほぼ日刊イトイ新聞」内の鈴木すずきちさんによるコラムでも
『ホテル・ルワンダ』とこの映画をめぐる公開運動について触れてあります!
この映画についてあまりご存知でない方もそうでない方も、ぜひぜひご一読ください。
■現在発売中の「漫画アクション」内の柳下毅一郎さんのコラムでも本作品が取り上げられてます。こちらもチェック!
■TBSラジオ「ストリーム」(13:00~15:30)でも取り上げてもらいました!
詳しくはHP内の「お知らせ」をご覧ください。
などなど、これからもメディアへの露出の機会は限りなくありそうです。
この作品、あるいはこの類の作品が日本で公開されない映画配給のシステムについて関心のおありの方は、ぜひぜひご自身のブログでこの話題を取り上げてください。一人一人の関心の高さがしっかりと繋ぎ合うことによって、本作の日本公開が実現されると確信しています!
[ 13:18 ]
公開前のすったもんだも明らかな話題づくりだったとしか思えない。しかし、それにしては武道館レンタルのキャンセル料だとか、こういう「未使用」としての儲け方もあるのだな、とある種の“土地転がし”的な印象を抱いてしまう。恐らくこういった地球上のもろもろの諸事情を片っ端から消し去るべく火星人はまもなく到来するのであろうし、そういった黙示録的な側面をかんがみると、公開前のゴタゴタはできるだけ泥試合であった方が効果的だ。
ところで、映画のタイトルに「宇宙」と持ってこられたとき、時として気恥ずかしさを感じることがないだろうか。そもそも「宇宙」という単語なんて日本人的な発想で当てはめられただけだし、原題も「WAR OF THE WORLD」なのだ。この極めて大上段に構えられたタイトルのあり方はやはり気恥ずかしい。「うちゅう、うちゅう、うちゅう」と三回繰り返して唱えてみると、その半濁音の脱力感から少なくとも無重力が発生する。不思議な言葉だ。少なくとも実用的ではない。
しかし、スピルバーグと「宇宙」がしっかりと結びついた時、我々は先の脱力感をおのずと期待へと変化させる。繰り返すが、数多くの映画作家たちが「宇宙」と掲げても、それは苦笑かあるいはB級映画のテイストしか生まれ得ない。本作で両者が協調性を醸し出す理由には、その作者の存在する位置が、「宇宙」という言葉が発せられる地点により近いということが出来るだろう。その意味でも、スピルバーグは「宇宙」について語ることを許されたムービー・メイカーということになる。もちろんそれに伴う面白みもあれば、拒否反応だって生じうる。これは一概に、観客の育ってきた環境によるものと言えるのかもしれない。
そもそも『宇宙戦争』はエンターテインメントだ。それに米テロの記憶とを結びつける行為がどんな効果を生むというのか。人類の受けた心の傷をエンターテインメントの効果として用いるならばそれ相応の根拠が必要だ。来日時のスピルバーグによるコメントからもその決定的な根拠は聞かれなかったが、それは政府を刺激しない程度において、しかも映像という名の記号によって論じられた「反戦」、それに基づく「親子愛」だったりするのだと思われる。やはりここでも国家や人間レベルで語られるのではなく、もっと高い地点から地球を俯瞰した眼差しが用いられている。
しかしそれにしては全ての展開がどこかテーマパーク的だ。すでにユニバーサル・スタジオでは同作品のアトラクションが製作されているに違いなく、その作業に移るにあたって『宇宙戦争』はなんとも具体的過ぎ、それぞれのシーンがひとつひとつのアトラクションとしてそのまま合致する。スピルバーグの目論見には明らかに本作の4次使用、5次使用くらいまでが含まれており、一方、その受け手である我々側にもそうしたコンテンツとしての視点は備わり始めている。
しかしここで映画の臨場感は再現できたとしても、およそ1時間59分というスピルバーグ映画にしては短く感じる作品で、一見「ムダ」とも取れる親子の描写はアトラクションとしては不適切だ。意外とふっくらとしたトム・クルーズが肉体労働者として登場し、なるだけ不器用に無作法に、演技をスタートさせながら、ラストにはちゃんとした父親(らしき)の顔を獲得しているという点は見逃せない。あるいは果たすべき責任を全うして初めて彼は「父親」として確立したというべきか。
本作を破壊と絶望によるカタルシス映画として捉える人にとってはこれらの視点は明らかに「ムダ」となるはずだ。そして時間配分を考えても「えっ!」と思うほど盛り込み方が多い。しかしだからこそ“語りつくせたこと”は多い。
スピルバーグの凄いところは、いまやVFXで何でも可能な映像時代でありながら、それだけに留まらずある種の文学的な部分にも依存し続けているところだろう。いまだに映像と共に言葉の力を信じている。本作ではそれにより、ユニバーサル・スタジオでは再現不可能と思われる「親子愛」の視点がくっきりと刻まれている。これがたとえば“恋人どうしの愛”などであれば、スピルバーグの力量だと不具合が生じていたと思う(そっちも見たいとは思うのだが)。繰り替えすが、この2足のわらじを履いた上での1時間59分は奇跡的だ。今回の最大の衝撃は、2時間以内に収められた“ゴッド・ハンズ”に向けられて然るべきだろう。
最後にもうひとりの“神”について言及しておくと、、ナレーションを担当したモーガン・フリーマンである。もはや彼が登場するとそれが一般人の役であったとしても何かしら“神がかり的な存在”であるようにしか思えない。彼が「ふふん」と笑うと何かが起こりそうな気がする。そういう彼が今回ナレーションを担当している。まさに神の視点。地球を俯瞰するスピルバーグの視点とあいまって、特に日本の映画ファンはこの時期、あらゆる映画でモーガン・フリーマンを目撃している。まさに“神がかり”的。彼がナレーションするのは極めて妥当な選択だったのかもしれない。
しかしはっきり言ってスピルバーグの映画に名優は必要ない。あれだけ演技力に定評のあるダコタ・ファニングちゃんだって、スピルバーグの手を介在させるとご覧の通り「絶叫マシーン」でしかなくなります。それよか、ほぼ無名に近い長男役の方が輝いていたと言えるでしょうね。
ところで、映画のタイトルに「宇宙」と持ってこられたとき、時として気恥ずかしさを感じることがないだろうか。そもそも「宇宙」という単語なんて日本人的な発想で当てはめられただけだし、原題も「WAR OF THE WORLD」なのだ。この極めて大上段に構えられたタイトルのあり方はやはり気恥ずかしい。「うちゅう、うちゅう、うちゅう」と三回繰り返して唱えてみると、その半濁音の脱力感から少なくとも無重力が発生する。不思議な言葉だ。少なくとも実用的ではない。
しかし、スピルバーグと「宇宙」がしっかりと結びついた時、我々は先の脱力感をおのずと期待へと変化させる。繰り返すが、数多くの映画作家たちが「宇宙」と掲げても、それは苦笑かあるいはB級映画のテイストしか生まれ得ない。本作で両者が協調性を醸し出す理由には、その作者の存在する位置が、「宇宙」という言葉が発せられる地点により近いということが出来るだろう。その意味でも、スピルバーグは「宇宙」について語ることを許されたムービー・メイカーということになる。もちろんそれに伴う面白みもあれば、拒否反応だって生じうる。これは一概に、観客の育ってきた環境によるものと言えるのかもしれない。
そもそも『宇宙戦争』はエンターテインメントだ。それに米テロの記憶とを結びつける行為がどんな効果を生むというのか。人類の受けた心の傷をエンターテインメントの効果として用いるならばそれ相応の根拠が必要だ。来日時のスピルバーグによるコメントからもその決定的な根拠は聞かれなかったが、それは政府を刺激しない程度において、しかも映像という名の記号によって論じられた「反戦」、それに基づく「親子愛」だったりするのだと思われる。やはりここでも国家や人間レベルで語られるのではなく、もっと高い地点から地球を俯瞰した眼差しが用いられている。
しかしそれにしては全ての展開がどこかテーマパーク的だ。すでにユニバーサル・スタジオでは同作品のアトラクションが製作されているに違いなく、その作業に移るにあたって『宇宙戦争』はなんとも具体的過ぎ、それぞれのシーンがひとつひとつのアトラクションとしてそのまま合致する。スピルバーグの目論見には明らかに本作の4次使用、5次使用くらいまでが含まれており、一方、その受け手である我々側にもそうしたコンテンツとしての視点は備わり始めている。
しかしここで映画の臨場感は再現できたとしても、およそ1時間59分というスピルバーグ映画にしては短く感じる作品で、一見「ムダ」とも取れる親子の描写はアトラクションとしては不適切だ。意外とふっくらとしたトム・クルーズが肉体労働者として登場し、なるだけ不器用に無作法に、演技をスタートさせながら、ラストにはちゃんとした父親(らしき)の顔を獲得しているという点は見逃せない。あるいは果たすべき責任を全うして初めて彼は「父親」として確立したというべきか。
本作を破壊と絶望によるカタルシス映画として捉える人にとってはこれらの視点は明らかに「ムダ」となるはずだ。そして時間配分を考えても「えっ!」と思うほど盛り込み方が多い。しかしだからこそ“語りつくせたこと”は多い。
スピルバーグの凄いところは、いまやVFXで何でも可能な映像時代でありながら、それだけに留まらずある種の文学的な部分にも依存し続けているところだろう。いまだに映像と共に言葉の力を信じている。本作ではそれにより、ユニバーサル・スタジオでは再現不可能と思われる「親子愛」の視点がくっきりと刻まれている。これがたとえば“恋人どうしの愛”などであれば、スピルバーグの力量だと不具合が生じていたと思う(そっちも見たいとは思うのだが)。繰り替えすが、この2足のわらじを履いた上での1時間59分は奇跡的だ。今回の最大の衝撃は、2時間以内に収められた“ゴッド・ハンズ”に向けられて然るべきだろう。
最後にもうひとりの“神”について言及しておくと、、ナレーションを担当したモーガン・フリーマンである。もはや彼が登場するとそれが一般人の役であったとしても何かしら“神がかり的な存在”であるようにしか思えない。彼が「ふふん」と笑うと何かが起こりそうな気がする。そういう彼が今回ナレーションを担当している。まさに神の視点。地球を俯瞰するスピルバーグの視点とあいまって、特に日本の映画ファンはこの時期、あらゆる映画でモーガン・フリーマンを目撃している。まさに“神がかり”的。彼がナレーションするのは極めて妥当な選択だったのかもしれない。
しかしはっきり言ってスピルバーグの映画に名優は必要ない。あれだけ演技力に定評のあるダコタ・ファニングちゃんだって、スピルバーグの手を介在させるとご覧の通り「絶叫マシーン」でしかなくなります。それよか、ほぼ無名に近い長男役の方が輝いていたと言えるでしょうね。
2005/06/24のBlog
[ 18:44 ]
スピルバーグとトム・クルーズとダコタ・ファニングが来日したときのワールド・プレミアは見れなかったのだが、昨日ようやく『宇宙戦争』を試写できた。実はわけあって映画の感想は書けないことになっているのだが、その代わり、この試写を取り巻く環境についてちょっとだけ記録しておこうと思う。
まず、今回どういうわけか日本では最速プレミアが行われてしまったわけだが(興行収入狙いのファン・サービスであることには間違いないし、それは日本人の観客としてもウェルカムなことである)、そもそも本国アメリカで予定されているプレミアは6月27日。もちろん本国でも同様の形でマスコミ試写などは行われているのだろうが、我々に課せられたのは書類への署名だった。
「映画公開日の6月29日まではいっさいの批評を発表しません」
この件に関してはどうやら世界的な取り決めがなされているらしい。これまでにもSFXにより数多くの恐ろしい生き物を造型してきたスピルバーグなだけに、この件に逆らったときの制裁については想像しただけで身の毛がよだつ。
試写を取り巻く環境は何も署名だけでは終わらない。次に待っていたのは「手荷物預かり」だった。試写室へは原則的に「手ぶらにプレス資料」といった状態で入らなければならない。もちろん服は着てていい。携帯電話の持ち込みもNGだ。
もうこれで大丈夫だろう、と思っていたら、まだまだ。試写室への道のりは遠い(本当はもう5メートル先なのだが)。次に待っていたのは、まるで空港のような光景だった。専門の警備会社の係員が金属探知機を使って一人ずつを入念にチェックしていく。ベルトコンベア方式のように一人ずつ、一人ずつが試写室と言う名のオーブンに放り込まれていく。と、突如、警備員のかざした探知機が「ビ…ビビ…」と反応する。「ベルトされてますか?」と女性警備員。当たり前だ、ベルトくらいしている。「見せてください」と彼女。その後、年頃な僕がTシャツをめくって女性にベルトを見せる光景が、約5秒間に渡って続いたのだった。
というわけで、この経緯を経てのようやくの試写開始。
例によって映画の感想は書けないのだが、ナレーション(これは既に発表されているからネタバレじゃないよね)にまた“あの人”がキャスティングされていた。この初夏に公開される映画をいったい何本股にかければ気が済むというのだろう。
『宇宙戦争』は6月29日より世界同時公開。
まず、今回どういうわけか日本では最速プレミアが行われてしまったわけだが(興行収入狙いのファン・サービスであることには間違いないし、それは日本人の観客としてもウェルカムなことである)、そもそも本国アメリカで予定されているプレミアは6月27日。もちろん本国でも同様の形でマスコミ試写などは行われているのだろうが、我々に課せられたのは書類への署名だった。
「映画公開日の6月29日まではいっさいの批評を発表しません」
この件に関してはどうやら世界的な取り決めがなされているらしい。これまでにもSFXにより数多くの恐ろしい生き物を造型してきたスピルバーグなだけに、この件に逆らったときの制裁については想像しただけで身の毛がよだつ。
試写を取り巻く環境は何も署名だけでは終わらない。次に待っていたのは「手荷物預かり」だった。試写室へは原則的に「手ぶらにプレス資料」といった状態で入らなければならない。もちろん服は着てていい。携帯電話の持ち込みもNGだ。
もうこれで大丈夫だろう、と思っていたら、まだまだ。試写室への道のりは遠い(本当はもう5メートル先なのだが)。次に待っていたのは、まるで空港のような光景だった。専門の警備会社の係員が金属探知機を使って一人ずつを入念にチェックしていく。ベルトコンベア方式のように一人ずつ、一人ずつが試写室と言う名のオーブンに放り込まれていく。と、突如、警備員のかざした探知機が「ビ…ビビ…」と反応する。「ベルトされてますか?」と女性警備員。当たり前だ、ベルトくらいしている。「見せてください」と彼女。その後、年頃な僕がTシャツをめくって女性にベルトを見せる光景が、約5秒間に渡って続いたのだった。
というわけで、この経緯を経てのようやくの試写開始。
例によって映画の感想は書けないのだが、ナレーション(これは既に発表されているからネタバレじゃないよね)にまた“あの人”がキャスティングされていた。この初夏に公開される映画をいったい何本股にかければ気が済むというのだろう。
『宇宙戦争』は6月29日より世界同時公開。
[ 16:06 ]
先日からお伝えしていた『ホテル・ルワンダ』の日本未公開の件についてですが、やはりどれだけ調査してみても今のところ買い手が付いていない、というのが現状のようです。
やはり、どこの配給会社でも躊躇してしまう作品なんでしょうか。
いや、僕はそうは思いません。
単に、日本の映画ファンがこの映画についてまだ「知らない」だけなんだと思います。現に、作品画像すら日本の配給会社によって管理されているわけではないのですから、雑誌にも載りませんし、私達はこの映画についての情報を入手する術をしりません。ただそれだけなのです。
ということで、本作の公開を求める有志が立ち上がり、『ホテル・ルワンダ』の公開を求める会としてHPを立ち上げました。
『ホテル・ルワンダ』の公開を求める会HP
何やら大きなムーブメントとなりそうな気がします。
映画ファンの間では伝説となった『ゴッド・アンド・モンスター』公開運動と肩を並べるくらいの大きな運動となるのではないでしょうか。
やはり、どこの配給会社でも躊躇してしまう作品なんでしょうか。
いや、僕はそうは思いません。
単に、日本の映画ファンがこの映画についてまだ「知らない」だけなんだと思います。現に、作品画像すら日本の配給会社によって管理されているわけではないのですから、雑誌にも載りませんし、私達はこの映画についての情報を入手する術をしりません。ただそれだけなのです。
ということで、本作の公開を求める有志が立ち上がり、『ホテル・ルワンダ』の公開を求める会としてHPを立ち上げました。
『ホテル・ルワンダ』の公開を求める会HP
何やら大きなムーブメントとなりそうな気がします。
映画ファンの間では伝説となった『ゴッド・アンド・モンスター』公開運動と肩を並べるくらいの大きな運動となるのではないでしょうか。