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DAKKAN
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2005/08/12のBlog
あれこれ想像をたくましくしたところで、その実物を見てみないことには始まらない!
ってことで、観てきました、『ブラザーズ・グリム』。日本では10月下旬公開とのこと。

もう最初っから終わりまで特殊効果をそっちのけで暴走しまくる役者のバイタリティ&テリー・ギリアム仕込みの顔芸の数々に気分が高揚しっぱなしでした。

あのモンティ・パイソン時代のギリアムが狂人のごとくして見せていたあの表情!
その後のギリアム作品でも『12モンキーズ』のブラピ→『ラスベガスをやっつけろ』のジョニデと受け継がれ、今度はマット・デイモン&ヒース・レジャーへ(ついでにジョン・タトゥーロにも伝染)。映画終わって自宅に帰って、こっそり鏡の前で練習してみたくもなるほどの素晴らしい表情でした。

このグリム兄弟が本物のモンスター退治に立ち上がるっていう類のストーリーは、ハリウッドのほかの監督であっても十分に映像化可能だと思うんです。しかし、たとえ同じストーリーであっても決してギリアムのようにはならないと断言できる。逆に言えば、ギリアムに任せたならば、ぜったいにマトモな作品にはならないということ。1ショット1ショットの本当に手を抜けばいいような簡単なシーンにいちいち乾いた小ギャグを入れていくサービス精神と、そんな彼からは想像できないくらいに芸術的なシーンとをフル回転で行き来しつつ、しかも彼が数年前に直面した資金難→製作中止にいたる「想像力」VS「リアリズム」、そして現代世界が直面している「ファンタジー」VS「リアリズム」という対立構造をもおのずと実感することが出来る。

モンティ・パイソン時代からのゾクゾクするような冒険ファンタジーを受け継いだ良作でした。

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2005/08/09のBlog
ドキュメンタリー映画『ロスト・イン・ラマンチャ』で自らの映画製作が見事に崩れ落ちていく様をさらけだしていたテリー・ギリアム。そのときに撮ろうとしていた『ラマンチャの男』への情熱はまだ捨て切れていないらしいのだが、それでも彼は映画監督として映画を作り続けなければならない。もちろんお金になる映画を・・・

そんなことがあったものだから次回作の完成はもっと後だと思っていた。あんなショックからはそう簡単に立ち直れるものではない。しかし先日、ついに届いた。

『ブラザーズ・グリム』完成披露試写会のご案内。

映画の内容は、「グリム童話の誕生に隠された、誰も見たことがない驚愕のファンタジー・ワールド」とのこと。どうやらギリアムはこの映画の構想に7年の歳月を注ぎ込んでいたらしい。

グリム兄弟を演じるのは、マット・デイモンとヒース・レジャー。そしてこれにモニカ・ベルッチというヒロインが投入されている。うーん、確かにお金の匂いがする。これなら製作サイドも資金を恵んでくれるだろう。

というわけで、ここに繰り広げられるのは、少女達が次々と姿を消す呪われた森の物語。ここを舞台に恐怖と魔法の世界が兄弟を包み込んでいく。

アメリカでの公開は8月26日。
日本での公開はいまのところ「今秋」となっています。
丸の内ルーブルほか全国ロードショー。

そういえば、9月にはティム・バートンの『チャーリー・アンド・チョコレート・ファクトリー』も公開されていよいよファンタジー熱が高まっていく。ほかにも秋の映画界はファンタジー色で盛りだくさん。

筆者はまだ『ブラザーズ・グリム』を見れていませんが、一方の『チャーリー・アンド~』は試写済み。ティム・バートンらしいダークな遊び心と、原作にはない家族の温かい絆のエピソードをふんだんに盛り込み、まるで真夏にクリスマス・キャロルでも見ているかのような気持ちに浸ってしまいました。さすが、ティム・バートン。

まさかテリー・ギリアムがおんなじような「温かいファンタジー」をひねり出すとは思わないけれど、彼は彼らしい1クセも2クセもあるような世界観で観客を魅了してほしいと願わずにはいられません。



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2005/08/01のBlog
ああ、そうだ。

今日は8月1日、映画の日だということを今になって思い出しました。
みなさん覚えてらっしゃいましたか?
何か見逃していた作品がおありのあなた、
今日がチャンスかもしれませんよ。

とはいうものの。映画なんて料金よりもタイミングですよね。
このかけがえのないタイミングを得るためにこそ、
この「映画の日」ってのはあるんじゃないだろうか。

そういうことを考えてしまうくらいに
日々の暑さに何もかもを吸い取られてしまう毎日。

皆様もどうかお大事に。


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2005/07/31のBlog
スピルバーグの『宇宙戦争』に続く新作はこんなことになってるらしい。

その名も、『MUNICH(ミュンヘン)』。

1972年9月5日にミュンヘン・オリンピックにて発生したイスラエル選手団襲撃事件にスポットを当てた作品とのこと。この事件の実行犯、“ブラック・セプテンバー”の11人の構成員を暗殺すべく、イスラエルの特殊精鋭部隊“モサド”が送り込まれてくる。その後の中東の歴史を左右したとも言えるこの事件を、スピルバーグは「復讐を命じられた兵士の視点で描きたい」と語っているらしい。

なるほどスピルバーグ→ユダヤ人というこちらの発想は早合点というわけだ。彼にはこの映画を通じて、やはり“現代”を描きたいとする想いがあるようだ。思い出してほしい、彼は『宇宙戦争』でも100年前に上梓された古典を基に見事に“現代”を描いていた。憎しみが憎しみを呼ぶテロ後の世界の縮図をスピルバーグがどのように表現するのか、そしてこの時代にいかなるエンターテインメントとしての道筋を提示するのか、いまから楽しみである。

『ミュンヘン』のアメリカ公開は“2005年12月23日”って、今年か!はえー!!
日本での公開は「早春」ということだから「お正月」か、「正月第二弾」くらいだろうか。


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2005/07/30のBlog
関東地方でちょいと大きめの揺れがあった7月23日、シネセゾン渋谷、吉祥寺バウシアターにて極めてgirlyな青春ロック・ムービー『リンダリンダリンダ』が封切られました。

どうやら地震にもめげずにかなりの観客数だったらしく、今日になって配給元のビターズエンドより「大入り袋」が送られてきました。中には100円玉が一枚。これは何か、貢献度によって金額が変わったりするのだろうか!?いや僕の場合100でも十分なのだが。

この『リンダリンダリンダ』、早くも僕の今年ナンバー1の邦画です。

こんなにも切なくてまた楽しい映画は久しぶりでした。
学園祭の準備風景を長回しで撮影した冒頭シーンを目にしただけで、なぜだか涙腺が緩んできてしまいました。あのソワソワしてしまう感覚をそのままフィルムに焼き付けることができるなんてにわかには信じられません。バックで流れるジェームズ・イハの音楽もまたジワジワと染み渡る高揚感がすばらしい!

言ってみればすっごくミーハーなところから、はたまた正反対のすっごく個人的な想いにいたるまで、観客が内に秘めた実に様々な感情とシンクロできる傑作です。

もしかすると劇場ではいちいちゲラゲラ笑ってくる観客もいるかもしれないけれど、あくまでも貴方は貴方の温度を保ちながら本作に触れてみてください。きっと胸に染みてくるものがあるはずです!

http://www.linda3.com/

先日からお伝えしております、

「『ホテル・ルワンダ』を日本で公開させてほしい!」

というムーブメントに続報です。

なんと今度は、あの糸井重里さんが、皆さんご存知、「ほぼ日刊イトイ新聞」内にて取り上げてくださいました。このWEB新聞は文字通りの“日刊”ですので、もう既に記事の掲載は終了しているのですが、本日より糸井さんのお許しのもとで『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会HPに掲載させていただくことになりました。

まだチェックしてなかった方は今すぐチェックしてみてください!

ここのサイトのNEWSの欄から

今後とも『ホテル・ルワンダ』を巡るメディア情報については引き続き
お知らせしていきますので、お楽しみに!

なんだか凄いことになってきやがった!
みなさんもぜひぜひ応援してください。
2005/07/25のBlog
以前よりお伝えしておりました『ホテル・ルワンダ』に関して、日本公開を求める大勢の映画ファンの声を届けるべく、これまでの紙署名に加えて電子署名もスタートしました!これで一気に簡単に参加することが可能です!

『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会

世界で絶賛されるこの作品を日本で未公開で終わらせるような文化的無関心の連鎖は、映画ファンの手によって絶対に断ち切っていきましょう。



今後ともご協力のほどよろしくお願い申し上げます!!


■なお本日更新の「ほぼ日刊イトイ新聞」内の鈴木すずきちさんによるコラムでも
『ホテル・ルワンダ』とこの映画をめぐる公開運動について触れてあります!
この映画についてあまりご存知でない方もそうでない方も、ぜひぜひご一読ください。

■現在発売中の「漫画アクション」内の柳下毅一郎さんのコラムでも本作品が取り上げられてます。こちらもチェック!

■TBSラジオ「ストリーム」(13:00~15:30)でも取り上げてもらいました!
詳しくはHP内の「お知らせ」をご覧ください。

などなど、これからもメディアへの露出の機会は限りなくありそうです。
この作品、あるいはこの類の作品が日本で公開されない映画配給のシステムについて関心のおありの方は、ぜひぜひご自身のブログでこの話題を取り上げてください。一人一人の関心の高さがしっかりと繋ぎ合うことによって、本作の日本公開が実現されると確信しています!