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2008/07/12のBlog
[ 13:47 ]
ちょっと気の早い話ですが、秋公開となるミシェル・ゴンドリー作品『僕らのミライへ逆回転』の300文字レビューをアップしました。
気になっている方は是非イントロダクション感覚でご覧ください。
300文字レビューを読む
ちなみにミシェル・ゴンドリーは晩夏公開となるオムニバス映画『TOKYO!』の中の一篇<インテリア・デザイン>の監督も手がけています。ゴンドリー×TOKYOの巻き起こす化学変化とはいかに!?
<インテリア・デザイン>のレビューはこちら
気になっている方は是非イントロダクション感覚でご覧ください。
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ちなみにミシェル・ゴンドリーは晩夏公開となるオムニバス映画『TOKYO!』の中の一篇<インテリア・デザイン>の監督も手がけています。ゴンドリー×TOKYOの巻き起こす化学変化とはいかに!?
<インテリア・デザイン>のレビューはこちら
2008/07/11のBlog
[ 18:51 ]
副都心線が開通したこともあり自宅から渋谷まで1時間の距離になった。ただし電車の接続がうまくいけばのことでもあるし、人身事故や車両トラブルもろもろのハプニングが発生しないときに限る。さいきん、交通の面ではあらゆる方面でやたらと問題が多い。テレビのテロップで「電車が不通」などと出ると、なんだか人と人との心がうまく通い合っていないような居心地の悪さを感じる。それが自分には係わり合いのないことだったとしても。
そんなわけで副都心線を使い、今日は順調に渋谷へ到着。150分の大作『イントゥ・ザ・ワイルド』を試写する。かなりの力作であると聞いていたので、こちらもちゃんと体力を蓄えて臨まねばと鼻息荒くしながら試写室へ。これまでのショーン・ペンの理性と狂気の狭間を何度となく往復するようなギラギラした作風はあっさりと削ぎ取られていることにまず驚かされる。物質文明を嫌い、人間の欺瞞を嫌い、大自然の中で孤独に“生”の意味を問い直そうとする若者が、アラスカを目指す。そして多くの旅人との出逢いによって、逆説的に、人間と人間とが心を裸にして心を通わせる素晴らしさを覚えていく。
撮影監督を務めたのは『モーターサイクル・ダイアリーズ』のエリック・ゴーティエ。題材が実際に起こった事柄をベースにしていること、それに旅先で数々の印象的な旅人が登場することによって、『モーターサイクル~』を彷彿とさせる“人生のロードムービー”に成りえている。
人生に絶望していたはずの若者がいつしか他の誰かの空虚な心を埋める重しとなっていく過程には思わず胸が締め付けられる。そして彼がたどり着く「不思議なバス」での出来事が印象的だ。そこには厳しくも淡々とした現実が色濃く影を落とすが、それは決して残酷や狂気などではなく、大自然の中では彼の存在自体がほんの小さな営みのように思えてくる。そのことを自覚しなければ始まらない“生”がある。本作はショーン・ペンが贅肉をそぎ落とすことによって逆に手に入れた“より広大な世界”をまざまざと見せ付ける力作である。
世の中“取替え可能”なものばかりで、小説などのフィクション世界でも「一回生」といった概念が薄まってきたことが危惧されて久しいが、この映画は取替え用のものなどなにもない。人間の生き様がこれほど力強く刻印された作品も久しぶりだ。
そんなわけで副都心線を使い、今日は順調に渋谷へ到着。150分の大作『イントゥ・ザ・ワイルド』を試写する。かなりの力作であると聞いていたので、こちらもちゃんと体力を蓄えて臨まねばと鼻息荒くしながら試写室へ。これまでのショーン・ペンの理性と狂気の狭間を何度となく往復するようなギラギラした作風はあっさりと削ぎ取られていることにまず驚かされる。物質文明を嫌い、人間の欺瞞を嫌い、大自然の中で孤独に“生”の意味を問い直そうとする若者が、アラスカを目指す。そして多くの旅人との出逢いによって、逆説的に、人間と人間とが心を裸にして心を通わせる素晴らしさを覚えていく。
撮影監督を務めたのは『モーターサイクル・ダイアリーズ』のエリック・ゴーティエ。題材が実際に起こった事柄をベースにしていること、それに旅先で数々の印象的な旅人が登場することによって、『モーターサイクル~』を彷彿とさせる“人生のロードムービー”に成りえている。
人生に絶望していたはずの若者がいつしか他の誰かの空虚な心を埋める重しとなっていく過程には思わず胸が締め付けられる。そして彼がたどり着く「不思議なバス」での出来事が印象的だ。そこには厳しくも淡々とした現実が色濃く影を落とすが、それは決して残酷や狂気などではなく、大自然の中では彼の存在自体がほんの小さな営みのように思えてくる。そのことを自覚しなければ始まらない“生”がある。本作はショーン・ペンが贅肉をそぎ落とすことによって逆に手に入れた“より広大な世界”をまざまざと見せ付ける力作である。
世の中“取替え可能”なものばかりで、小説などのフィクション世界でも「一回生」といった概念が薄まってきたことが危惧されて久しいが、この映画は取替え用のものなどなにもない。人間の生き様がこれほど力強く刻印された作品も久しぶりだ。
2008/07/10のBlog
[ 02:31 ]
2008/07/06のBlog
[ 13:40 ]
かつてアン・リーが映画化して大コケした1962年生まれのアメコミ・ヒーローを、近年のヒーローブームにあやかるカタチで、再び大復活させたのがこの『インクレディブル・ハルク』だ。
心拍数が200に達すると巨大な「グリーンモンスター」に変身するという小回りの苦手そうなキャラに、ストーリー的な“インクレディブル”は期待できそうにない。でも、かといって本作が面白くもなんともないダメ映画ということでは決してなく、『トランスポーター』シリーズのルイ・レテリエ監督はむしろその逆風を逆手にとるほどの息もつかせぬエンタテインメントに仕上げている。
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心拍数が200に達すると巨大な「グリーンモンスター」に変身するという小回りの苦手そうなキャラに、ストーリー的な“インクレディブル”は期待できそうにない。でも、かといって本作が面白くもなんともないダメ映画ということでは決してなく、『トランスポーター』シリーズのルイ・レテリエ監督はむしろその逆風を逆手にとるほどの息もつかせぬエンタテインメントに仕上げている。
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2008/07/04のBlog
[ 19:05 ]
世界のトップ・クリエーター、ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノ。この3人が東京を舞台にそれぞれのイマジネーションの炸裂させたオムニバス・ムービーが『TOKYO!』(晩夏、シネマライズ、シネ・リーブル池袋にて世界先行ロードショー)だ。
8月下旬の公開を前に、記者会見が開かれました。出席者はポン・ジュノ監督、香川照之さん、蒼井優さん、藤谷文子さん、加瀬亮さん(以下、敬称略)。普段、会見のお知らせを頂いてもちっとも触手の動かない僕ではありますが、この『TOKYO!』の仕上がりに熱狂していることもあって、勢い勇んで行ってまいりました。
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8月下旬の公開を前に、記者会見が開かれました。出席者はポン・ジュノ監督、香川照之さん、蒼井優さん、藤谷文子さん、加瀬亮さん(以下、敬称略)。普段、会見のお知らせを頂いてもちっとも触手の動かない僕ではありますが、この『TOKYO!』の仕上がりに熱狂していることもあって、勢い勇んで行ってまいりました。
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2008/07/02のBlog
[ 02:33 ]
自宅で仕事していて、やがて小学生の遊ぶ声が響き始めたら、だいたい14時だ。小学生たちが「キャーキャー」と甲高い奇声を発し騒いでいる中に、ひとつだけ違和感のある声が混じっていた。濁音満載の野太い声。オッサン声。きっと周囲の友人たちに先んじてひとりだけ早めに声変わりの季節を迎えた子がいるのだろう。
子供の無邪気さは時に残虐性にも及ぶ。最近の小学生はやたら「死ね!」と使うようだが、自分のガキだった頃はどうだったかなと思い返してみる。…やっぱり「死ね」とか頻繁に口走ってたんじゃないかな。なんか冗談にしてはあまりにキツイこのフレーズが新鮮さを与えてくれたのだ。
案の定、ご近所の天使たち(小学生)もやっぱり面白がって「死ね!」とかよく使う。しかも周囲は爆笑に次ぐ爆笑。やっぱりこのキツイ感じがたまらなく新鮮なんだろうな。
でもひとりだけ、さっきの声変わりの少年が皆と同じ調子で「死ね!」と叫ぶと、なんだかドキッと戦慄してしまう自分がいた。おいおい、それ冗談になってねえよ、って感じ。その違和感を彼らも敏感に察したらしく、しばらく会話がフリーズした後、もう金輪際、誰も「死ね」とか言わなくなってしまった。
そういう微妙な空気の流れから、子供がひとつずつ何かを学び取っていってるような、そんな成長著しい瞬間に立ち会えたような気がして、なんだか思うところがたくさんあった午後14時でした。
子供の無邪気さは時に残虐性にも及ぶ。最近の小学生はやたら「死ね!」と使うようだが、自分のガキだった頃はどうだったかなと思い返してみる。…やっぱり「死ね」とか頻繁に口走ってたんじゃないかな。なんか冗談にしてはあまりにキツイこのフレーズが新鮮さを与えてくれたのだ。
案の定、ご近所の天使たち(小学生)もやっぱり面白がって「死ね!」とかよく使う。しかも周囲は爆笑に次ぐ爆笑。やっぱりこのキツイ感じがたまらなく新鮮なんだろうな。
でもひとりだけ、さっきの声変わりの少年が皆と同じ調子で「死ね!」と叫ぶと、なんだかドキッと戦慄してしまう自分がいた。おいおい、それ冗談になってねえよ、って感じ。その違和感を彼らも敏感に察したらしく、しばらく会話がフリーズした後、もう金輪際、誰も「死ね」とか言わなくなってしまった。
そういう微妙な空気の流れから、子供がひとつずつ何かを学び取っていってるような、そんな成長著しい瞬間に立ち会えたような気がして、なんだか思うところがたくさんあった午後14時でした。
2008/07/01のBlog
[ 08:26 ]
『告発のとき』『歩いても 歩いても』『スピード・レーサー』などのレビューをアップしました。これらの映画が気になってる方は、こちらからチェックしてみてください。
また本日発売のEYESCREAM(アイスクリーム)最新号では、『クライマーズ・ハイ』のレビューや『ホット・ファズ』インタビューなども掲載されております。
本屋さんにお立ち寄りの際は、ぜひ。
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