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こころの景色
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2004/06/03のBlog
午後の研修会。凄く楽しみにしてたのに、終わった直後に壊れた自分を発見してびっくり。まわりのひとも壊れたわたしを遠巻きにして。うわあ恥ずかしい。情けない。
もう自分ではきれいに整理できたと思ってたのに。この気持ち。

あれからもう6時間が過ぎようとしている。
今年の春先に壊れたときは、1時間も泣いて誰かに愚痴れば修復できたのに。
こうやってパソコンに向かいながら、寝れば収まるかな、と思っている自分の横で、眠れるのかお前、と薄ら笑うもうひとりの自分がいる。

さっきも無理やり笑って冗談言って気持ちを持ち上げてる自分の斜め後ろで、おいおいなに無理してんだってしらっとした眼で見てる自分がいた。

なんだか、おかしい。
どうしていいか、わからない。
目の前に処理するべき書類を山積みにして、身体の動かない自分がいる。
やることは単純作業なのに、どうやればいいのかと問うている自分がいる。

壊れちゃった、わたし。
どうやって治せばいい?
2004/06/02のBlog
人込みは、苦手だ。
いつからそうなったか、わからない。
お祭りと聞けばふっとんでいくところは昔から変わらないくせに。
イラク戦争反対のデモだって行ったぞ。
でも、アーケードの真ん中で、急に怖くなる。
バーゲン中のデパートには、なんだか入れない。
満員電車に酔って倒れそうになる。
原宿みたいに人の波に身を任せないとどこにも行けないようなところにも、行けない。
渋谷なんてお願いだから勘弁してくれ。ロフトも東急ハンズも好きだし行きたいけど、ハチ公前に立ちすくんで四方八方から押し寄せてくる人の波を見るだけでグラグラする。まるで蟻地獄の底にいるような恐怖。

あ、昔、原宿、行ったぞ。春の小雨の寒い日に。
あの日、雨だったから、少し人口密度、低かったんだ。
しかも、高校を卒業したばかりのわたし、今より人込みは耐えられたんだろう。
そのとき、雨宿りのつもりで入ったブティックに、可愛い綿のベージュのスプリングコートがディスプレイされていた。ステンカラーで、小さめのケープが着いて、丈が長くてAラインで。御仕着せの紺の制服とスクールコートから卒業できる、そんな気持ちにぴったりの、まっさらのうれしさの色だった。ちょっとあのころのわたしには贅沢な値段だったかもしれないけど、小遣いはたいて買ったんだった。
あのコートは、あれから10年活躍して、流行を2度も迎えてくれた。そして、原宿には、もう10年も行っていない。

人の流れにのまれても平気なところがもうひとつふたつ。上野・浅草。
浅草寺の仲見世にはいくら居てもいい。紙屋さんでずっといろんな和紙を眺めていると幸せな気持ちになる。お煎餅を焼く香ばしい匂いも、香を焚く匂いも、ハトのうろうろする土の匂いも、全部入り混じってほっとする匂いになる。そうそう、靴を叔父さんに買ってもらったな。浅草の靴は安くていいんだって言いながら、何軒かまわってくれて、そう、旅行鞄も買ってもらった。初めて海外研修に行く前のこと。何で海外なんか行かなきゃならないんだって、ずっと言ってたな。日本でいいだろ、日本でって。
アメ横でおじさんのだみ声の口上がすると、なんだか立ち止まってしまう。普段は手にとることもないような干物だったり、飴だったり、アクセサリーだったり、鞄だったり。こないだ、バリに行ったとき、ウブドの市場で香辛料が並んでいるのを見て、ふとアメ横の干物の店を思い出した。あの店のおじさんみたいに、たくさん買ったら割引するとか、他じゃこんな値段で売ってないとか、たどたどしい日本語と英語で繰り返すおばさんに、小さなサンプルひとつで写真撮らせてもらったわたし。なんだか悪者になった気分だった。
あの市場にも人はあふれてたし、もちろん海外なんだから用心はしてたけど、なんだかどこかで心許してる自分がいた。不思議に、安心な気分だった。何の裏づけもなく。

ああ、どこか、行きたいな。人のいるところに。人が人でいられるところに。
2004/06/01のBlog
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志葉さんの貴重なインタビューから。
ラアドさんの言葉 「橋田さんは笑顔を絶やさない人で、私も彼のことを単なるビジネスの相手ではなく、友人だと思っていた。彼がいなくなって本当に悲しい」。

この言葉に、昔のわたしが甦ってきた。
初めて民間ユネスコ活動にはまったころのわたし。

ユネスコ憲章の全文の一節 「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。

子どものころから、ユネスコ国際子どもキャンプで、他国や他地域からきたともだちと数日の寝食をともにしながら、何度も聴いたこの一節。
言葉の通じないともだちと心が通じ合った一瞬を身体で知っているからこそ、身体でその一節の意味を知ることができたのだと今でも思っている。
そして、この一節がわたしのあらゆる基本なのだ。
その基本が、ラアドさんの言葉で、甦った。その、感覚まで。一瞬にして。出逢ったともだちの顔も。仕草も。別れの涙も。
そして、そのとき、こう感じたことを思い出した。世界中にともだちがいたら、戦争なんかできないよ。

でも、現実は、そんな単純なものじゃなくて。
わたしは、ともだちのいる国々を、さまざまな意味で、敵にまわしている。好むと好まざるとに関わらず。
それが、国際関係というものだとするなら、わたしたち、ひとりひとりは、いったいどうすればいいのだろう。

今、わたしは、こどもたちと向き合いながら、その答えを、探している。
昼間、お休み貰って外に出た。
平日のこんな時間に出かけるの久しぶり。
日差しが強くてジリジリするけど、風はひんやり冷たくて気持ちいい。
気の進まない用事なんだけど、なんだか気持ちが明るくなる。
ついでにホテルの最上階でランチ食べちゃえ。
街路樹の緑がすっかり濃くなって、眼下の街を彩っている。
色とりどりの車がぎこちなくゆっくり流れて、まるで子どもの玩具の街みたい。
遠くに久しぶりに山が蒼く見えて。
煙と何とかのわたしとしてはすごく気持ちいい眺め。
しばらくぼんやり見惚れる。

ああ、山、行きたいなあ。
山の空気が吸いたい。
でもまず、身体治してからだよね。

気を取り直して病院に電話した。
「これから紹介状、取りに行ってもいいですか」

きちんと封された封筒を手に、中身を想像してみる。
紹介された病院には、いつ行けるかな。
なんていってる場合じゃない、早く行かなきゃ。
でも職場に戻ると、忙しさにかまけて、すっかり忘れてしまう。
だから悪化するんだよね。
迷惑かけないように、ほんとに早く治そうっと。
2004/05/31のBlog
ここしばらく、パソコンから音が出ない。ヘッドフォンつないでも、だめ。
おかしいなあ、と思いつつ、忙しさにかまけてそのままにしておいた。
でも、あまりに切なくなって、今日、悪戦苦闘することにした。

いろんなヘルプを頼りにしながら確認する。
ラインだってつながったままだし、新しいサウンドデバイスもインストールしたし、ミュートかかってないか念入りにチェックしたし。でも、だめ。

あー、あとはどうしていいか、わからないよお。思わず、ラインを抜いて、挿しなおした。
そしたら、ぷちっ。痛そうな音がした。もしかして?

さださんのCD、かけてみた。そしたら、スピーカーから、あの北の国からの声が。
直ったあ。

やっぱり、つながっているように見えても、やり直すことが必要なことって、他にもあるよね。なんてことをしみじみかんがえてしまった、わたしでした(涙)。
つくってはみたものの、なかなかこころのうちを書くというのはむずかしい。
仕事柄、いろいろなことは考えるのだけど、仕事柄、書けないことも多くて。
最近は志葉さんのブログばかり見て、あまりに遠い現実になおさら何を書いていいかわからなくなる。
情けないなあ。

とりあえず。
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