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2005/08/06のBlog
[ 21:51 ]
[ 韓国旅行 ]
最近、夏休みなのでダラケっぱなし。することもないので、たまにはちょっと外へ出てみようということでドライブに出かけた。テジョンの近場の錦山(クムサン)や沃川(オクチョン)はよくドライブに行っているので、今日の目的地はオクチョン方面にひとつ足を伸ばして永同(ヨンドン)に行き、錦江(クムガン)でも見てくることにした。
テジョンから約35kmほど南東に車を走らせると、意外と早く目的地であるクムガンに到着。前に見たとき、川幅が大きくて雄大な川だな、と思ったので川辺で読書でもするべえかと思っていたのだが、川はかなり増水しており、まっ黄色。天気はいいんだけどなぁ・・・。
テジョンから約35kmほど南東に車を走らせると、意外と早く目的地であるクムガンに到着。前に見たとき、川幅が大きくて雄大な川だな、と思ったので川辺で読書でもするべえかと思っていたのだが、川はかなり増水しており、まっ黄色。天気はいいんだけどなぁ・・・。
国道を外れて川辺のほうに行ってみるが、休めそうなところもなかったのでヨンドンの町まで足を伸ばすことにする。再び車を走らせようとしたところ、ヨンドンに向かう右折方面に『玉渓の滝(オッケポッポ)』という表示が出ていた。僕はけっこう滝好きなので、そちらに寄って見ることにする。
1kmほど走ると、天国寺という冗談のような寺があり、それを通り過ぎるとどうやら滝の入り口らしきところに着いた。ここで車を止めて徒歩で行くことに。韓国の公園らしく入場料をちゃっかり入り口で取られた。500W(約50円)也。
1kmほど走ると、天国寺という冗談のような寺があり、それを通り過ぎるとどうやら滝の入り口らしきところに着いた。ここで車を止めて徒歩で行くことに。韓国の公園らしく入場料をちゃっかり入り口で取られた。500W(約50円)也。
歩いていくと日差しがきつくてすぐドッと汗が出てくるものの、山の緑と空の青さがとてもいい雰囲気をかもし出す。まだそんなに高地ではないから涼しさはないけれど、いいなーこういう自然は。暑いけれどチョロチョロと流れる小滝や堰を横目に目の保養をしながらズンズン足を進めると、向こうの奥の方から子供の騒ぐ声が聞こえてくる。回りはセミの声だけなのでその声がよく届いてくる。まるで風呂場ではしゃぐ子供の声のような感じだ。
滝に着いてみると、そのはしゃぎ声のワケがわかった。韓国人の家族が、滝つぼで泳いでいるのだ・・・・。
滝を見上げてみると、大体30mぐらいはある。最近雨が降ったせいか、結構滝から流れ落ちてくる水流は中々迫力がある。しかし、ここにきている韓国人の人たちには、この滝はまるで天然のプールのようだ。滝つぼはかなり深いためか、高台に上っては子供たちが飛び込んでいる。いやぁ、最初は面食らったけど、これはかなり楽しい遊び場だと思う。
ま・・・その・・・たくさんの人が遊んでいるために、川の水については、ちょっと綺麗とはいえなかったが、水しぶきが沸き起こる滝の周辺はとてもいい避暑地になっていた。
滝を見上げてみると、大体30mぐらいはある。最近雨が降ったせいか、結構滝から流れ落ちてくる水流は中々迫力がある。しかし、ここにきている韓国人の人たちには、この滝はまるで天然のプールのようだ。滝つぼはかなり深いためか、高台に上っては子供たちが飛び込んでいる。いやぁ、最初は面食らったけど、これはかなり楽しい遊び場だと思う。
ま・・・その・・・たくさんの人が遊んでいるために、川の水については、ちょっと綺麗とはいえなかったが、水しぶきが沸き起こる滝の周辺はとてもいい避暑地になっていた。
滝の周辺には、テントを張ったり焼肉をしたり、焼酎やマッコリをやっている人たちも見えた。周囲の説明書きによると滝の上には、四角形の大きな岩がありその周辺には竜が住み、竜神として周囲の人たちは昔からたてまつっていたらしい。日本的な感覚でも『滝』というと観賞用のイメージが強いし、あまり滝つぼで泳ぐという発想は一般的ではないのだが、韓国ではちょっと違うようだ。そういう日本的な感覚の枠をはずして、この滝の利用のされ方を見ていると、夏の暑さをしのぐ、いい有効利用なのかな、と思ったりもした。
偶然に立ち寄ったヨンドン郊外の『玉渓の滝』。つかの間であったけれども、僕も水遊びをしながら夏の暑さを忘れることができた。またこういう滝めぐりを韓国でもできたら楽しいだろうな、と思いつつ帰路についた。
偶然に立ち寄ったヨンドン郊外の『玉渓の滝』。つかの間であったけれども、僕も水遊びをしながら夏の暑さを忘れることができた。またこういう滝めぐりを韓国でもできたら楽しいだろうな、と思いつつ帰路についた。
2005/08/05のBlog
[ 20:07 ]
[ 日記・雑感 ]
こないだソウルに行ったときに、同僚のyugiriさん家に寄せてもらった。yugiriさんが以前捨てられていた猫を保護して以来飼っている猫なのだそうだ。このミルちゃんはとっても美人・・・もとい美猫さん。猫ってやっぱりちょっと写真に撮りづらいので、中々いいのが撮れなかったけど、ちょっとだけ紹介。
猫にだって本当に色々な個性がある。僕の前に飼っていた茶トラはあまり人にはなつかなかったけど、次の黒猫はめちゃくちゃ人懐こかったし、食べるものも黒猫のほうは甘い食べものが好きだった。
このミルちゃんも彼女なりの喜怒哀楽があって、やっぱり可愛かった。初めてこちらを見ても逃げないので、結構人懐っこいのかと思ったら、次に近づこうとすると「フーッ!!」っと唸ったりして、こちらの思い通りにならない。
このミルちゃんも彼女なりの喜怒哀楽があって、やっぱり可愛かった。初めてこちらを見ても逃げないので、結構人懐っこいのかと思ったら、次に近づこうとすると「フーッ!!」っと唸ったりして、こちらの思い通りにならない。
でもそれが猫の魅力だし、その感覚が懐かしくて嬉しくなった。
僕は断然犬より猫派なので、猫と遊んだ、というよりも僕のほうが猫に遊ばせてもらったという感じ。聞くところによるとこのミルちゃんはおしっこをちゃんとしなくて困っているといっていたけど、そういうこと聞いてもやっぱりまた猫が買いたくなる。いや、猫のしっこってめっちゃ臭いし、されると本当に頭に来るんだけどねw
僕は断然犬より猫派なので、猫と遊んだ、というよりも僕のほうが猫に遊ばせてもらったという感じ。聞くところによるとこのミルちゃんはおしっこをちゃんとしなくて困っているといっていたけど、そういうこと聞いてもやっぱりまた猫が買いたくなる。いや、猫のしっこってめっちゃ臭いし、されると本当に頭に来るんだけどねw
2005/08/03のBlog
[ 13:58 ]
[ 料理(食う・作る) ]
韓国生活が長くなると、どうしても特定のある日本料理が恋しくなる。寿司、ラーメン、カレーライス、牛丼・・・その中で似たような感覚を持つのが鰻。韓国でも鰻は結構食べられる店は多いし、味付けもほかの「日式料理」(日本料理ではない)に比べて近いはずなのだが、中々満足で来る店が少ないのが現実で、結構時折、押し寄せるような欲求がこみ上げてくるもののひとつだったりする。
オドゥ山統一展望台の観覧が終わった後、同僚のyugiriさんのツテでソウルの北の臨津江の近くにある月陵(ウォルルン)駅の近くにあるカンピョン(川辺)ガーデンという店に行った。
オドゥ山統一展望台の観覧が終わった後、同僚のyugiriさんのツテでソウルの北の臨津江の近くにある月陵(ウォルルン)駅の近くにあるカンピョン(川辺)ガーデンという店に行った。
大量のパンチャン(おかず)とともに、最初に出てきたのはワカサギの天ぷら。白身魚特有の味が懐かしく、前菜としておいしく食べる。食べながら「確かききさんが、春川で食べてましたね」と言う話題が出る。ここだけでなく、今回はイムジンガン(臨津江)を見たときも、ききさんが『遠くへ行きたい』でその先の非武装地帯にまで行って第3トンネルでトロッコに乗っていたという話しを同僚のyugiriさん話したっけ。やっぱり、あの旅行記はちゃんとひとつの韓国の鉄道路線を制覇するというコンセプトがあるので、全体の調子が統一されていて旅の記録としても楽しく読めるものなのだと思う。とりあえず、ここでもう一度推薦しておきたいと思う。
『遠くへ行きたい』-ききさんによる韓国の鉄道全線走破の記録
『遠くへ行きたい』-ききさんによる韓国の鉄道全線走破の記録
そして、待ちに待ったウナギの登場。いやぁ、このボリューム!食いしん坊な僕はやはりというか、なんと言うか軽く興奮してしまってものすごい勢いで箸を進める(笑)。最初は韓国式にサンチュとしょうがや薬味を入れて食べてみる。多くの韓国人がこの方法でおいしく食べているので、こう言うのもなんだが、日本人の僕としてはおいしいんだけど、どうもしっくりこないの感じ(→写真は一皿目)。
それで「韓国人は最後に頼む」というご飯をお願いして持ってきてもらって、ご飯と一緒にウナギを食べ始めてやっと気持ちが落ち着く。やっぱり日本人は米が好きなのだろう。
それで「韓国人は最後に頼む」というご飯をお願いして持ってきてもらって、ご飯と一緒にウナギを食べ始めてやっと気持ちが落ち着く。やっぱり日本人は米が好きなのだろう。
ここのウナギの味もとてもおいしかった。味も日本の蒲焼の味にほとんど近いし、僕は蒲焼風にしたいがために、別途に用意された蒲焼風ソースにいちいちウナギをつけてご飯と一緒に掻き込んだ。勢いよくバクバク食べていたんだけど、最近は自分の脳が求める爆食いの欲求に腹のほうがついて行かなくなってきている。気持ちのほうはテジョンから食べに来ているので、もっとこの機会にウナギを食いだめしたいのに、腹は満腹なので整理つかないような・・・そんな感じ(→写真は二皿目)。
4人で2kgたっぷりのウナギを平らげたのだが、実はここはyugiriさんの彼女の親戚のご家族がされているところだったため、その厚意でなんと「お代はいらない」ということでご馳走になってしまった。あれほどたっぷり食べてお代を払わないというのはそれだけで罪悪感を感じてしまったのだが、おばさんにお礼を述べながら、心の中でまたここに来ることを誓った。紹介してくださったyugiriさん、食堂のおばさん、本当にありがとう。この旅の忘れられない思い出になりました。
4人で2kgたっぷりのウナギを平らげたのだが、実はここはyugiriさんの彼女の親戚のご家族がされているところだったため、その厚意でなんと「お代はいらない」ということでご馳走になってしまった。あれほどたっぷり食べてお代を払わないというのはそれだけで罪悪感を感じてしまったのだが、おばさんにお礼を述べながら、心の中でまたここに来ることを誓った。紹介してくださったyugiriさん、食堂のおばさん、本当にありがとう。この旅の忘れられない思い出になりました。
2005/08/02のBlog
[ 13:15 ]
[ 韓国旅行 ]
ようやく完全に夏休みになったわが大学。昨日は大学の同僚らとオドゥ山統一展望台と鰻を食べる日帰り旅行に行ってきた。ちょっと長いので、いくつかに分けてエントリをアップする。
まずは、テジョンから同僚一人を乗せて愛車ソナタ(プッ)でソウルへ向かう。日帰りの遠足みたいなものなので同僚が作ってきてくれた弁当をつつきながら運転する。道中泣いたり笑ったりの同僚先生の独特な世界が広がり退屈しない。
そうソウルでは、さらに同僚とその彼女と合流することになっていたが、ちょっと時間より早くソウルへついたので、同僚のソウル宅で少し休んでオドゥ山統一展望台へ向かう。北へ向かって走ってソウルを抜けていくと走る道々には、北朝鮮軍が攻めて来たとき用に道路の上に重いコンクリートの塊が掲げあけられている。これは以前、ソクチョの統一展望台付近でもよく見たもので、戦車や敵軍の軍移動機が道路を通ることを想定し、字軍が退却するときに、柱を爆破して道路にこのコンクリートの塊を落下させ、南進する際の障害とするという目的で設置されているものだという。のどかな町並みに比べてそうした軍関連施設の多さも増えてきて、少々重厚な雰囲気がましていく。
ソウルから一時間ほどすると、オドゥ山統一展望台に行く道が見えてきたが、ここは一般車両が統制されていて駐車場にバスを止めて無料送迎バスで移動することになる。駐車料金2000ウォン。バスは客をあまり待たせない程度に多く走っている。客が席に満杯になればスタートする方式。バスに乗ったらすぐ、オドゥ山統一展望台についた。ソクチョや板門店のようにパスポートや身分証明書などの検査は一切ないし、建物の規模も非常に小さいのでちょっと不安になる。展望台入場料2000ウォンで思ったより安い。
まずは、テジョンから同僚一人を乗せて愛車ソナタ(プッ)でソウルへ向かう。日帰りの遠足みたいなものなので同僚が作ってきてくれた弁当をつつきながら運転する。道中泣いたり笑ったりの同僚先生の独特な世界が広がり退屈しない。
そうソウルでは、さらに同僚とその彼女と合流することになっていたが、ちょっと時間より早くソウルへついたので、同僚のソウル宅で少し休んでオドゥ山統一展望台へ向かう。北へ向かって走ってソウルを抜けていくと走る道々には、北朝鮮軍が攻めて来たとき用に道路の上に重いコンクリートの塊が掲げあけられている。これは以前、ソクチョの統一展望台付近でもよく見たもので、戦車や敵軍の軍移動機が道路を通ることを想定し、字軍が退却するときに、柱を爆破して道路にこのコンクリートの塊を落下させ、南進する際の障害とするという目的で設置されているものだという。のどかな町並みに比べてそうした軍関連施設の多さも増えてきて、少々重厚な雰囲気がましていく。
ソウルから一時間ほどすると、オドゥ山統一展望台に行く道が見えてきたが、ここは一般車両が統制されていて駐車場にバスを止めて無料送迎バスで移動することになる。駐車料金2000ウォン。バスは客をあまり待たせない程度に多く走っている。客が席に満杯になればスタートする方式。バスに乗ったらすぐ、オドゥ山統一展望台についた。ソクチョや板門店のようにパスポートや身分証明書などの検査は一切ないし、建物の規模も非常に小さいのでちょっと不安になる。展望台入場料2000ウォンで思ったより安い。
入るとすぐに映像室があり、今までほかの統一展望台とかとの重さの違いに拍子抜けしていた僕は、「いよいよ精神教育のビデオ上映か・・・」とちょっと期待が高まってきていたのだが、どうも違うようで画面には「北のサーカス公演と現代舞踊を上映いたします」と書いてある。アレ(笑)?
実際始まると、これが非常に楽しい。僕は韓国のテレビ番組をほとんど楽しいと思ってみることは少ないのだが、この北朝鮮のビデオは違った。映像で流れるサーカス、というよりは朝鮮式雑技団の模様は、ただ単に珍しいだけではなくて、演技自体のクオリティも非常に高くて見ていた僕は大喜び。さらに朝鮮式ハイスピード民俗音楽(演歌と紙一重)とともにいっぺんの曇りもない作り笑いで演技されるさまは非常にオリジナリティに溢れていて、「この音楽と見世物になら俺は洗脳されても良いな」とさえ思えてくるから不思議(笑)。
思うに何がこんなに楽しかったのかというと、それは北朝鮮の現代舞踊と雑技団の方向性が、韓国のように日本・アメリカのいいところだけを模倣して亜流を大量生産するような方向性ではなく、現代的な一般人の感覚からすれば完全に時代遅れであり、しかもてんでピントの外れた失笑モノの方向性を実に瑞々しい潔さで演じているからである。もちろん、北朝鮮のサーカスにしたってモデルは中国の雑技団であろうし、現代舞踊の踊りながら知らないうちに衣装がどんどん変わっていくというマジックは、キム・ジョンイルの大好きな引田天巧などを手本にしているだろう。でも、ただ単なる亜流で終わらない、その針の切れ方はある意味美しい!一つのことしかできない一芸バカもある限界を突き抜けると芸術の域に高められる場合があるように、ともかく北朝鮮のこの映像には正直一本取られたという気がしたのだ。
映像を見た後には同僚と「朝鮮半島は是非この方向性で行くべきだ」という見解で完全な一致を見たのは、そのオリジナリティの強烈さに面白味を感じたからだろう。ちょっと意味もなく興奮してしまったが、個人的にはこの映像だけで2000ウォンの価値はあったと思う。
実際始まると、これが非常に楽しい。僕は韓国のテレビ番組をほとんど楽しいと思ってみることは少ないのだが、この北朝鮮のビデオは違った。映像で流れるサーカス、というよりは朝鮮式雑技団の模様は、ただ単に珍しいだけではなくて、演技自体のクオリティも非常に高くて見ていた僕は大喜び。さらに朝鮮式ハイスピード民俗音楽(演歌と紙一重)とともにいっぺんの曇りもない作り笑いで演技されるさまは非常にオリジナリティに溢れていて、「この音楽と見世物になら俺は洗脳されても良いな」とさえ思えてくるから不思議(笑)。
思うに何がこんなに楽しかったのかというと、それは北朝鮮の現代舞踊と雑技団の方向性が、韓国のように日本・アメリカのいいところだけを模倣して亜流を大量生産するような方向性ではなく、現代的な一般人の感覚からすれば完全に時代遅れであり、しかもてんでピントの外れた失笑モノの方向性を実に瑞々しい潔さで演じているからである。もちろん、北朝鮮のサーカスにしたってモデルは中国の雑技団であろうし、現代舞踊の踊りながら知らないうちに衣装がどんどん変わっていくというマジックは、キム・ジョンイルの大好きな引田天巧などを手本にしているだろう。でも、ただ単なる亜流で終わらない、その針の切れ方はある意味美しい!一つのことしかできない一芸バカもある限界を突き抜けると芸術の域に高められる場合があるように、ともかく北朝鮮のこの映像には正直一本取られたという気がしたのだ。
映像を見た後には同僚と「朝鮮半島は是非この方向性で行くべきだ」という見解で完全な一致を見たのは、そのオリジナリティの強烈さに面白味を感じたからだろう。ちょっと意味もなく興奮してしまったが、個人的にはこの映像だけで2000ウォンの価値はあったと思う。
映像を見た後は、屋上の北朝鮮領を見に行く。この展望台は漢江(ハンガン)と臨津江(イムジンガン)が合流する地点に建てられたもので、川一本をはさんで北朝鮮の開豊(ケプン)郡の農村地帯を見ることができる。向こう岸には北朝鮮側の集合住宅用らしい3~5階建ての建物がみえる。見るからにみすぼらしい建物だが、つい15年前に立てられたときには、これが豊かさの象徴として機能していたことが可笑しくもある。
統一展望台から北朝鮮までは、4.5kmだったかな?右手のほうには500mぐらいの近さの川幅のところもあるらしい。密航しようとすれば、結構簡単にできそうだけど、実際にはレーダーとか地雷とか色々探知機のようなものでもあるのだろうか。
統一展望台から北朝鮮までは、4.5kmだったかな?右手のほうには500mぐらいの近さの川幅のところもあるらしい。密航しようとすれば、結構簡単にできそうだけど、実際にはレーダーとか地雷とか色々探知機のようなものでもあるのだろうか。
この展望台の別の階には、さまざまな北朝鮮の展示物があって面白い。たとえば、英語の教科書の例文が「私たちはキム・ジョンイル将軍の当地の元でとても幸せです」とか言う内容だったりして笑える。漫画なども戦後直後の日本の漫画のような雰囲気で、読んで見たいという衝動に駆られる。
写真左下は北朝鮮の紙幣。おかしい・・・偽ドル札がここにはないが・・・(笑)
写真左下は北朝鮮の紙幣。おかしい・・・偽ドル札がここにはないが・・・(笑)
ほかに食堂・売店があり、売店では北朝鮮開城(ケソン)市名産の高麗人参酒、北朝鮮の切手、工芸品などのお土産も買うことができ、僕は写真のように蜂蜜焼酎なるものを2本入手!一本2500ウォン。アルコール度数は23%。いずれ同僚や親しい友人と話しのネタに飲んでみようと思う。そのときはこちらのブログでもレポートさせてもらう。
本当は北朝鮮産のビールを探していたのだが、売っていなかった。
以上のように、オドゥ山統一展望台。最初に見たときはちょっと楽しめないかも・・・という予感がよぎったが、さにあらず。非常に楽しく観覧できた。車がなければここまで来るのはちょっと面倒だろうけど、一応、ソウルの新村駅から京義(キョンウィ)線に乗り、金村(クムチョン)駅で下車(約1時間)し、駅前からバスで約20分乗ると「オドゥ山統一展望台」に来る方法もあるらしい。ほかにはソウル駅/西部ターミナルから市外バスで、クムチョンまで来るという方法もあるとか。興味のある方は板門店以外でのDMZを楽しんでみてはいかが?
本当は北朝鮮産のビールを探していたのだが、売っていなかった。
以上のように、オドゥ山統一展望台。最初に見たときはちょっと楽しめないかも・・・という予感がよぎったが、さにあらず。非常に楽しく観覧できた。車がなければここまで来るのはちょっと面倒だろうけど、一応、ソウルの新村駅から京義(キョンウィ)線に乗り、金村(クムチョン)駅で下車(約1時間)し、駅前からバスで約20分乗ると「オドゥ山統一展望台」に来る方法もあるらしい。ほかにはソウル駅/西部ターミナルから市外バスで、クムチョンまで来るという方法もあるとか。興味のある方は板門店以外でのDMZを楽しんでみてはいかが?
2005/08/01のBlog
[ 20:10 ]
[ 挨拶と掲示板 ]
■ご挨拶■
韓国(テジョン)で働く日本語教員のブログです。
毎日暑いですね。僕はクーラーつけまくりで早速腹壊しましたw
皆さんもお体にお気をつけて。
■韓国格闘技情報は一号店へ
【たいちょが毎日チェックする韓国関連ブログ集】
■ 66階・韓国キッチン - フロアさん(ソウル在住 韓国料理)
■ Where am I? - Yoshiさん(プサン在住 日本語教員)
■ ぱんもごらぁ~ - いっぷにさん(韓国新聞論評)キムチ抜き
■ 韓国的日々 - ましゅまろさん(日韓恋愛分析)
■ 翻訳家の奮闘日記 - Bananasさん(ソウル在住 日韓翻訳、他)
■ DAILY KOREAN PRO BASEBALL - ふるりんさん(韓国野球情報)
■ 韓国お気楽日記 - daeyahyeさん(J市同業者ブログ)
■ ケンチャナヨ!(?)な日々 - tabikanさん(韓国ワーホリブログ)
■ 韓国のOLになってみた。 - みほぶうさん(韓国OLブログ)
■ てんぐり風呂 - ドクトルさん(某社教材絵描き師)
【韓国在住日本人サイト】
■ ソウルの夜をあなたとともに - キキさんのサイト(ソウル在住)
韓国(テジョン)で働く日本語教員のブログです。
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2005/07/29のBlog
[ 16:25 ]
[ 日本語教育 ]
現在、僕は夏休み中のはずなんだが、日本に留学に行く研修団(3年生)の夏期講習を一週間担当している関係で、僕の担当分野であるディベートの授業を連日している。
■初日は4年生で現在やっている「人工妊娠中絶の是非」でさせて見たところ、これは賛成反対が半々にうまく分かれ、議論も白熱。なかなか充実して終わった。ただし、知識不足で韓国が4800万の人口で、年間日本の5倍にもなる150万から200万の中絶件数である事を知らないので、少々切実さにかけたところが反省点。ある程度現状を認識させる資料を導入に用いて始める方が良かった。
■二日目は「美容整形の是非」。これは学問的な資料を提供しにくいので、方の力を抜いてやろうとしたが、反対は誰もいなかった。僕が反対をするというので、お付き合いで一人だけついてきたが、この結果にはさして驚かなかった。昨年後期にこのテーマで4年生に意見を聞いたときに2年前と違って誰も賛成しない状況になっていたからだ。整形手術は必要なものだという認識がを社会的に受け入れられているものであることを再確認した。
議論をする中には実際に整形手術を受けている学生もおり、「手術をすれば事故のコンプレックスがなくなり、自己を肯定的に捉えることができるようになる」という意見があり、中々面白かった。反対側の意見としては「外見至上主義の傾向が強まれば、外見のよくない人や弱者までも否定するような社会的風潮を作ることになる」とい論点で攻撃した。
反対は、僕しかいないような状況であったため、強引に説き伏せようとして話しすぎてしまった。威圧的に話すと学生は萎縮して言葉数が減って今うというデメリットがあったので、それがこの日の反省。
■三日目は「軍隊制度(兵役)の是非」。これは常々やってみたいと思っていたが、男の学生があまりにも感情的になるという理由で今まで中々できなかったテーマ。ま、簡易ディベートなので一度試してみた。
簡易ディベートといっても方法は簡単。まず賛成したい人と反対したい人に分ける。旨く分けられなければ、教員が介入して数を整えても良い。そして、各人に賛成する理由と反対する理由を一人ずつ順番に言わせる。これが簡単な立論になる。
後は、反対のほうから質問させていって議論が過熱してくれば、フリートーキングにさせる。
このテーマでどういう意見が出るのか、について非常に興味があったので、書き留めたことを以下に記す。
まず、肯定側の立論になった学生たちが考える軍隊が必要だという理由。
1. 『国防』は韓国の憲法で定められた国民の四大義務の1つ
2. 韓国は現在休戦状態であり、分断国家である。戦争の危険性が
ある以上は軍隊は必要である
3. 韓国は現在北朝鮮と比較する軍隊の戦闘力の面で劣っている。
だから維持すべき
4. 戦争が始まれば予備軍は役に立つ
5. 世界の強大国はみな強い軍事力がある
であった。一番最後の論点はポイントがちょっとずれているが、こちらから理解してあげるなら「中国・日本・ロシア・アメリカなどの強大国家に隣接する、あるいは影響の強い地域である韓国であるため、彼らに弱みを見せないために国を守る軍隊は必要だ」といった論点になるだろうか。
対して反対側、否定の論点。
1. 兵役は国家が保障すべきと謳っている「個人の自由」を奪っている
2. 兵役に行く者への保障は十分ではない(給与・待遇など)
3. 軍隊では人権が保障されず、人間以下の扱いを受ける
4. 軍隊に行くという行為は自分の命をかける行為なので、当然個人
に行くか行かないかの選択権があるべきだ
5. 軍隊に行っている間の2年の間に貴重な経済力が奪われてしまい
経済力で他国に立ち遅れる
6.軍隊には強制で行かされるので銃器事件などが起こる
などだった。5.は最近、韓国の軍隊で発生した銃乱射事件の影響と見られる。以上の意見は黒板に書いて見やすいようにしておく。
議論では、反対側からは兵役制度から発生するデメリットである「軍隊に行っている、行っていないで、会社の面接や給与待遇で明らかな差別が存在する」という意見。「四大義務の中に女性が守らなくていい義務が存在するのは、女性蔑視につながる」などの意見が出た。
これに対して肯定側からは、「もし戦争が終わったらどうするんだ」「軍隊がなくなったら誰が国を守るのか」「韓国は休戦状態であり、今兵役をなくすことは自殺行為」という意見が出た。
後半、「戦争が起こったら誰が戦場に行くのだ?」という意見に対して反対側の女子学生からから「そんなの、行きたい人だけが行けばいいのよ!」という男性ばかりの肯定側は大激怒!めちゃくちゃ感情的になって怒号が飛び交うような状況になったので、一旦ディベートは中止となった。男子学生の気持ちをおさめるために、ディベートの意味と必要性について説明してこの日は終了。
一時間半ぐらいの時間で、議論時間は賞味30分ぐらいだったけど、感情的になりすぎてやはり難しさを感じた。休戦中の分断国家で「兵役をなくせ」という議論は中々難しいのかもしれない。もっと客観視ができるように他国の資料を用いながら、「良心的兵役拒否」などの問題にすべきかなと思ったりもした。
各学生も自分たちの主張したいことが中々日本語で言えずに、もどかしい思いをしたようだった。これが今後、自分の言いたいことを瞬時に日本語化することの必要性を認識し、勉強に対する具体的な動機付けとなってくれればと思う。
■初日は4年生で現在やっている「人工妊娠中絶の是非」でさせて見たところ、これは賛成反対が半々にうまく分かれ、議論も白熱。なかなか充実して終わった。ただし、知識不足で韓国が4800万の人口で、年間日本の5倍にもなる150万から200万の中絶件数である事を知らないので、少々切実さにかけたところが反省点。ある程度現状を認識させる資料を導入に用いて始める方が良かった。
■二日目は「美容整形の是非」。これは学問的な資料を提供しにくいので、方の力を抜いてやろうとしたが、反対は誰もいなかった。僕が反対をするというので、お付き合いで一人だけついてきたが、この結果にはさして驚かなかった。昨年後期にこのテーマで4年生に意見を聞いたときに2年前と違って誰も賛成しない状況になっていたからだ。整形手術は必要なものだという認識がを社会的に受け入れられているものであることを再確認した。
議論をする中には実際に整形手術を受けている学生もおり、「手術をすれば事故のコンプレックスがなくなり、自己を肯定的に捉えることができるようになる」という意見があり、中々面白かった。反対側の意見としては「外見至上主義の傾向が強まれば、外見のよくない人や弱者までも否定するような社会的風潮を作ることになる」とい論点で攻撃した。
反対は、僕しかいないような状況であったため、強引に説き伏せようとして話しすぎてしまった。威圧的に話すと学生は萎縮して言葉数が減って今うというデメリットがあったので、それがこの日の反省。
■三日目は「軍隊制度(兵役)の是非」。これは常々やってみたいと思っていたが、男の学生があまりにも感情的になるという理由で今まで中々できなかったテーマ。ま、簡易ディベートなので一度試してみた。
簡易ディベートといっても方法は簡単。まず賛成したい人と反対したい人に分ける。旨く分けられなければ、教員が介入して数を整えても良い。そして、各人に賛成する理由と反対する理由を一人ずつ順番に言わせる。これが簡単な立論になる。
後は、反対のほうから質問させていって議論が過熱してくれば、フリートーキングにさせる。
このテーマでどういう意見が出るのか、について非常に興味があったので、書き留めたことを以下に記す。
まず、肯定側の立論になった学生たちが考える軍隊が必要だという理由。
1. 『国防』は韓国の憲法で定められた国民の四大義務の1つ
2. 韓国は現在休戦状態であり、分断国家である。戦争の危険性が
ある以上は軍隊は必要である
3. 韓国は現在北朝鮮と比較する軍隊の戦闘力の面で劣っている。
だから維持すべき
4. 戦争が始まれば予備軍は役に立つ
5. 世界の強大国はみな強い軍事力がある
であった。一番最後の論点はポイントがちょっとずれているが、こちらから理解してあげるなら「中国・日本・ロシア・アメリカなどの強大国家に隣接する、あるいは影響の強い地域である韓国であるため、彼らに弱みを見せないために国を守る軍隊は必要だ」といった論点になるだろうか。
対して反対側、否定の論点。
1. 兵役は国家が保障すべきと謳っている「個人の自由」を奪っている
2. 兵役に行く者への保障は十分ではない(給与・待遇など)
3. 軍隊では人権が保障されず、人間以下の扱いを受ける
4. 軍隊に行くという行為は自分の命をかける行為なので、当然個人
に行くか行かないかの選択権があるべきだ
5. 軍隊に行っている間の2年の間に貴重な経済力が奪われてしまい
経済力で他国に立ち遅れる
6.軍隊には強制で行かされるので銃器事件などが起こる
などだった。5.は最近、韓国の軍隊で発生した銃乱射事件の影響と見られる。以上の意見は黒板に書いて見やすいようにしておく。
議論では、反対側からは兵役制度から発生するデメリットである「軍隊に行っている、行っていないで、会社の面接や給与待遇で明らかな差別が存在する」という意見。「四大義務の中に女性が守らなくていい義務が存在するのは、女性蔑視につながる」などの意見が出た。
これに対して肯定側からは、「もし戦争が終わったらどうするんだ」「軍隊がなくなったら誰が国を守るのか」「韓国は休戦状態であり、今兵役をなくすことは自殺行為」という意見が出た。
後半、「戦争が起こったら誰が戦場に行くのだ?」という意見に対して反対側の女子学生からから「そんなの、行きたい人だけが行けばいいのよ!」という男性ばかりの肯定側は大激怒!めちゃくちゃ感情的になって怒号が飛び交うような状況になったので、一旦ディベートは中止となった。男子学生の気持ちをおさめるために、ディベートの意味と必要性について説明してこの日は終了。
一時間半ぐらいの時間で、議論時間は賞味30分ぐらいだったけど、感情的になりすぎてやはり難しさを感じた。休戦中の分断国家で「兵役をなくせ」という議論は中々難しいのかもしれない。もっと客観視ができるように他国の資料を用いながら、「良心的兵役拒否」などの問題にすべきかなと思ったりもした。
各学生も自分たちの主張したいことが中々日本語で言えずに、もどかしい思いをしたようだった。これが今後、自分の言いたいことを瞬時に日本語化することの必要性を認識し、勉強に対する具体的な動機付けとなってくれればと思う。
2005/07/28のBlog
[ 17:19 ]
[ 韓国プロ野球(2軍含む) ]
チョ・ソンミン「これからは野球がしたいだけです」
ソース:朝鮮日報(韓国語版)
“私は誰かの前夫ではなく、ハンファの99番、投手チョ・ソンミンだ”
年俸5000万ウォン、2軍で3ヶ月「先発・敗戦処理なんでもする」
26日大田球場で会った美男子エース、日本プロ野球オールスター、そしてトップタレントの前夫チョ・ソンミンは真っ黒に日焼けしていた。製パン事業家時代の黄色く染めた髪、白の高級スーツではない、ぼうぼうの髪にユニフォーム姿だった。
去る5月年俸5000万ウォンでハンファに入団した彼は、3ヶ月の間2軍で1日14時間ずつ自分と闘った。一度も経験したことのない訓練計画表が彼の前に置かれた。毎日7時30分に起きて団体トレーニングとウェートトレーニングをこなし、午後にはチェ・ドンウォンコーチとともに個人リハビリの追加トレーニングが課された。
10歳ほども若い選手とともに毎日グラウンドを走り、疲れれば小さな屋根裏部屋のような休憩室に入って仮眠を取る。過去最高のエースの自尊心には似つかない姿。しかしチョ・ソンミンは「ユニフォームをまた着ることができて幸せだ」と語る。野球場の近くに20坪余りのワンルームで一人暮しをし、町内のスポーツジムで主婦たちとよく一緒に汗を流すチョ・ソンミンは、おばさんのようにおしゃべりも増えたようだった。
“独身生活が長くなったからでしょう。私がどれだけ料理が上手か知ってますか?”
別居と離婚の傷を経験した垢が少し出た。チョ・ソンミンは「チェ・ジンシルの前夫」という肩書きがうんざりするほど付きまとってくると言う。「インターネット上ではまだ私の過去の私生活についての話しをたくさんあるみたいですね。そういう話が出れば出るほど自分の目標は『再び野球人になること』になります。マウンドで球を投げるチョ・ソンミン以外に他の修飾語は全て要りません」。
チョ・ソンミンは新しい背番号として99番をつけた。申日高―高麗大時代には1番、読売ジャイアンツでは21番を彼はつけていた。「とにかく無条件で1番が好きでした。1番にならなければ11番、11番にならなければ21番こういうふうに。ところがここ(ハンファ)来たら90番代の番号しか残っておらず、「最後」という意味で99番にすると言ったんです」。
高校―大学―国家代表のエースに続いて日本プロ野球オールスター出場。パク・チャンホ、イム・ソンドン、チョン・ミンチョル、ヨム・ジョンソクらと「92学番(大学に92年に入学したの意)」のトップランナーだったチョ・ソンミンは、今『過去の歳月について未練はない』と言う。
「言ってみれば、今私の状況ではパク・チャンホについて何も言う資格がありません。彼はメージャーリーガーで、ご覧のように私は…(また2軍からのスタートですから)」。彼は「短い期間に頂上から転落までいろいろな挫折をすべて経験しましたし、これから自分に残されたことは野球1つです。惜しむことなどもう何もありません」。と言う。
「私の夢は先発でも、中継ぎでも、抑えとか敗戦処理でも、条件もなどはなく、ただマウンドに立つことです。やれるところまでやって見たいです。多くはないですが30~40代のファンが激励の手紙も送ってくれます。あなたが再起に成功すれば我々も勇気を得るでしょうと。最後まで挑戦します。投手チョ・ソンミンという名前で」。
相変わらずこうした一般紙に限らず、チョ・ソンミンに関する多くのメディアの扱いは「スキャンダルネタを提供し続けたお騒がせ者」という感じを抜け切らないが、スポーツ界で華やかな名誉を享受したスターが、度重なる怪我で引退し、事業を始めるも早々と失敗、トップタレントとの離婚、元妻に対する暴力事件などでどん底にまで落ちた彼は、非常にオイシイ素材であることは間違いない。そのすべてを失い、たった一つ彼に残された野球で再起しようというのだから、これをネタにしない方がおかしい。まじめに練習している彼を取材するに連れて少しずつ肯定的な雰囲気の記事が増えてきているように思う。
そのチョ・ソンミンが7月24日に投球練習を公開したというので、ついでにこれも訳しておこう。
ソース:朝鮮日報(韓国語版)
“私は誰かの前夫ではなく、ハンファの99番、投手チョ・ソンミンだ”
年俸5000万ウォン、2軍で3ヶ月「先発・敗戦処理なんでもする」
26日大田球場で会った美男子エース、日本プロ野球オールスター、そしてトップタレントの前夫チョ・ソンミンは真っ黒に日焼けしていた。製パン事業家時代の黄色く染めた髪、白の高級スーツではない、ぼうぼうの髪にユニフォーム姿だった。
去る5月年俸5000万ウォンでハンファに入団した彼は、3ヶ月の間2軍で1日14時間ずつ自分と闘った。一度も経験したことのない訓練計画表が彼の前に置かれた。毎日7時30分に起きて団体トレーニングとウェートトレーニングをこなし、午後にはチェ・ドンウォンコーチとともに個人リハビリの追加トレーニングが課された。
10歳ほども若い選手とともに毎日グラウンドを走り、疲れれば小さな屋根裏部屋のような休憩室に入って仮眠を取る。過去最高のエースの自尊心には似つかない姿。しかしチョ・ソンミンは「ユニフォームをまた着ることができて幸せだ」と語る。野球場の近くに20坪余りのワンルームで一人暮しをし、町内のスポーツジムで主婦たちとよく一緒に汗を流すチョ・ソンミンは、おばさんのようにおしゃべりも増えたようだった。
“独身生活が長くなったからでしょう。私がどれだけ料理が上手か知ってますか?”
別居と離婚の傷を経験した垢が少し出た。チョ・ソンミンは「チェ・ジンシルの前夫」という肩書きがうんざりするほど付きまとってくると言う。「インターネット上ではまだ私の過去の私生活についての話しをたくさんあるみたいですね。そういう話が出れば出るほど自分の目標は『再び野球人になること』になります。マウンドで球を投げるチョ・ソンミン以外に他の修飾語は全て要りません」。
チョ・ソンミンは新しい背番号として99番をつけた。申日高―高麗大時代には1番、読売ジャイアンツでは21番を彼はつけていた。「とにかく無条件で1番が好きでした。1番にならなければ11番、11番にならなければ21番こういうふうに。ところがここ(ハンファ)来たら90番代の番号しか残っておらず、「最後」という意味で99番にすると言ったんです」。
高校―大学―国家代表のエースに続いて日本プロ野球オールスター出場。パク・チャンホ、イム・ソンドン、チョン・ミンチョル、ヨム・ジョンソクらと「92学番(大学に92年に入学したの意)」のトップランナーだったチョ・ソンミンは、今『過去の歳月について未練はない』と言う。
「言ってみれば、今私の状況ではパク・チャンホについて何も言う資格がありません。彼はメージャーリーガーで、ご覧のように私は…(また2軍からのスタートですから)」。彼は「短い期間に頂上から転落までいろいろな挫折をすべて経験しましたし、これから自分に残されたことは野球1つです。惜しむことなどもう何もありません」。と言う。
「私の夢は先発でも、中継ぎでも、抑えとか敗戦処理でも、条件もなどはなく、ただマウンドに立つことです。やれるところまでやって見たいです。多くはないですが30~40代のファンが激励の手紙も送ってくれます。あなたが再起に成功すれば我々も勇気を得るでしょうと。最後まで挑戦します。投手チョ・ソンミンという名前で」。
相変わらずこうした一般紙に限らず、チョ・ソンミンに関する多くのメディアの扱いは「スキャンダルネタを提供し続けたお騒がせ者」という感じを抜け切らないが、スポーツ界で華やかな名誉を享受したスターが、度重なる怪我で引退し、事業を始めるも早々と失敗、トップタレントとの離婚、元妻に対する暴力事件などでどん底にまで落ちた彼は、非常にオイシイ素材であることは間違いない。そのすべてを失い、たった一つ彼に残された野球で再起しようというのだから、これをネタにしない方がおかしい。まじめに練習している彼を取材するに連れて少しずつ肯定的な雰囲気の記事が増えてきているように思う。
そのチョ・ソンミンが7月24日に投球練習を公開したというので、ついでにこれも訳しておこう。
チョ・ソンミン、シミュレーションピッチング137km/h再起へ青信号
ソース:朝鮮日報7/24
ハンファの風雲児チョ・ソンミン(32)が初めてのシミュレーションピッチングで合格点をもらった。
チョ・ソンミンは 24日、大田球場で実施したシミュレーションピッチングで最高球速 137km/hの直球を投げ込み、青信号をともした。ハンファのキム・インシク監督とチェ・イルオン投手コーチが見守る中、ピッチングしたチョ・ソンミンは直球を含めてトレードマークであるフォークボールとサークルチェンジ、シンカーなど多様な変化球を投げてこれまでのトレーニングの成果とテストされた。全投球数は51個で予想より多かった。
チョ・ソンミンは序盤緊張したか直球のスピードが130km/h初盤にとどまったが、投球数が増えるとスピードをあげて最高球速137km/hを記録した。 しかしパク・ノミンにホームランを打たれたり、1塁ベースカバーがうまくできないなどマウンドに適応するためには時間がさらに必要なように見えた。キム・インシク監督は 「良いピッチングを見せてくれた。守備で問題が出たが、3ヶ月間の短い練習期間を考慮に入れれば満足な内容」と語った。キム監督は28日もう一度シミュレーションピッチングをさせた後、2軍の試合に投入する予定。キム監督は2軍の試合で内容さえ良ければすぐ1軍に登録するという計画なので、チョ・ソンミンは早ければ 8月初めに国内のファンに顔見せができると予想される。
球速が137km/hまで出たということは、ある程度球威は戻ってきているとみていいだろうし、この程度であれば、再生工場として有名なキム・インシク監督は近いうちに彼が段階を踏んで経験を積んで来れば、必ず一軍で彼を使うだろう。
なにせ、今年は球速が戻ってきたにしても、同い年で同じ境遇であるチョン・ミンチョルは昨年までずっと130km/h中盤しか出せなかったし、ハンファの大エースであるソン・ジヌは最高時速が140km/hにも満たない。ファンが首を傾げるほどに個々人の選手にチャンスを与え続けるキム・インシク監督のことだから、スタミナや一軍レベルのコントロールや配球などは一軍で投げさせながら感覚を取り戻させるだろう。
そうするとこの記事にもあるように、チョ・ソンミンの本格復活は予想以上に速く見れるかもしれない。現在ハンファは数年ぶりにトップ争いに食い込む勢いを見せ、例年に比べて観客動員もアップさせている。人生自体が劇的なストーリーであるチョ・ソンミンが復活すれば、ファンはこれまで以上に球場に足を運ぶに違いない。幾度となく挫折を味わったチョ・ソンミンが自らの復活で彼を見に来た観客に、元スターがゼロから泥にまみれて復活する勇気を与えられるか。あまり期待していなかった僕でもちょっと気になってくる。
今後も彼の動向には注目したい。
ソース:朝鮮日報7/24
ハンファの風雲児チョ・ソンミン(32)が初めてのシミュレーションピッチングで合格点をもらった。
チョ・ソンミンは 24日、大田球場で実施したシミュレーションピッチングで最高球速 137km/hの直球を投げ込み、青信号をともした。ハンファのキム・インシク監督とチェ・イルオン投手コーチが見守る中、ピッチングしたチョ・ソンミンは直球を含めてトレードマークであるフォークボールとサークルチェンジ、シンカーなど多様な変化球を投げてこれまでのトレーニングの成果とテストされた。全投球数は51個で予想より多かった。
チョ・ソンミンは序盤緊張したか直球のスピードが130km/h初盤にとどまったが、投球数が増えるとスピードをあげて最高球速137km/hを記録した。 しかしパク・ノミンにホームランを打たれたり、1塁ベースカバーがうまくできないなどマウンドに適応するためには時間がさらに必要なように見えた。キム・インシク監督は 「良いピッチングを見せてくれた。守備で問題が出たが、3ヶ月間の短い練習期間を考慮に入れれば満足な内容」と語った。キム監督は28日もう一度シミュレーションピッチングをさせた後、2軍の試合に投入する予定。キム監督は2軍の試合で内容さえ良ければすぐ1軍に登録するという計画なので、チョ・ソンミンは早ければ 8月初めに国内のファンに顔見せができると予想される。
球速が137km/hまで出たということは、ある程度球威は戻ってきているとみていいだろうし、この程度であれば、再生工場として有名なキム・インシク監督は近いうちに彼が段階を踏んで経験を積んで来れば、必ず一軍で彼を使うだろう。
なにせ、今年は球速が戻ってきたにしても、同い年で同じ境遇であるチョン・ミンチョルは昨年までずっと130km/h中盤しか出せなかったし、ハンファの大エースであるソン・ジヌは最高時速が140km/hにも満たない。ファンが首を傾げるほどに個々人の選手にチャンスを与え続けるキム・インシク監督のことだから、スタミナや一軍レベルのコントロールや配球などは一軍で投げさせながら感覚を取り戻させるだろう。
そうするとこの記事にもあるように、チョ・ソンミンの本格復活は予想以上に速く見れるかもしれない。現在ハンファは数年ぶりにトップ争いに食い込む勢いを見せ、例年に比べて観客動員もアップさせている。人生自体が劇的なストーリーであるチョ・ソンミンが復活すれば、ファンはこれまで以上に球場に足を運ぶに違いない。幾度となく挫折を味わったチョ・ソンミンが自らの復活で彼を見に来た観客に、元スターがゼロから泥にまみれて復活する勇気を与えられるか。あまり期待していなかった僕でもちょっと気になってくる。
今後も彼の動向には注目したい。
2005/07/26のBlog
[ 08:59 ]
久しぶりに韓国に帰って来ると、やはりドライブがしたくなる。
ということでいつもテジョンから手軽にいける錦山(クムサン)に行く。
ちょうど昼時だったので、何か旨い土地の食べ物はないかと探すが、韓国は日本よりも土地が狭いためか、その地域独特の食べ物というものが少ない。車で市内をぐるっと回ってみるが、どうもこのあたりは「チュオッタン」が土着の名産としてもてはやされているようだ。チュォッタンとは、ドジョウ鍋のことだが、以前にも触れたように韓国ではこの鍋が有名なのが南原と忠清道の二箇所だという。南原はドジョウをそのまま煮るのだが、忠清道はすりつぶしてドジョウの姿が見えなくしてしまう。別段味もおいしくなかったので、できれば違うものが食べたかったが、この地域ではほとんどが熱心にチュオッタンの店を営業しているために、ついつられて入ってしまった。
ということでいつもテジョンから手軽にいける錦山(クムサン)に行く。
ちょうど昼時だったので、何か旨い土地の食べ物はないかと探すが、韓国は日本よりも土地が狭いためか、その地域独特の食べ物というものが少ない。車で市内をぐるっと回ってみるが、どうもこのあたりは「チュオッタン」が土着の名産としてもてはやされているようだ。チュォッタンとは、ドジョウ鍋のことだが、以前にも触れたように韓国ではこの鍋が有名なのが南原と忠清道の二箇所だという。南原はドジョウをそのまま煮るのだが、忠清道はすりつぶしてドジョウの姿が見えなくしてしまう。別段味もおいしくなかったので、できれば違うものが食べたかったが、この地域ではほとんどが熱心にチュオッタンの店を営業しているために、ついつられて入ってしまった。
これがちょっと人気がありそうなチュオッタンの店で食べたチュオッタン。600円也。うーん。味はボシンタン(犬鍋)とかヘジャンククとかに似ている。少々本格的な雰囲気は見られたものの、特別な「何か」が感じられるわけでもなく、味としては普通にまずくはない程度のもの。でも、専門店でその「何か」が感じられないのであれば、600円(韓国では6000ウォン)は韓国の物価を考えるとちょっと高いと思う。専門店にありがちなようにおかずも質素だし。日本でなら、これで専門店の看板掲げて商売はできないんじゃないかな、と考えながら食す。僕は、ただドジョウが入っているからといって「ドジョウだ~」と喜べるほどおめでたくはないわけで、結局またチュオッタンのイメージは「ただのタン」という程度の認識で固定されてしまった。尤も韓国で「専門店」という意味はただ「取り扱っている」という意味だというyugiriさんによるもっともな分析もあるのだが、やっぱり消費者としては、もっと味の質に関する研究心とか、価格と商品の質に関する競争というものを行ってほしいと思うが、韓国にそれを求めるのはまだまだ酷なのだろう。
食事のあとに近くをぶらぶらしていたら飼い猫発見。しかも精肉店で買われるという幸運の星の下に生まれた猫。食い残しか悪くなりかけた肉をあげているのかはわからないが、どう見ても、この子猫にこの量の肉はやりすぎだろ(笑)! 子猫は鳥の脂肪肉を食べている最中だったが、噛んでも噛んでも噛み切れず、かなり悪戦苦闘している模様。
2005/07/24のBlog
[ 10:29 ]
[ アニメ・漫画(日韓含む) ]
日本に帰ったらしようと思っていたことは、色々あるが、その中のひとつ。
杉作の『クロ號』を買うこと。で8巻をゲットしたのだが、最終巻の9巻は見つけられず。というか時間がなくて、ちゃんと探せなくて不覚ながらも9巻が出ているとは知らなかった。9巻で完結するというので早く見たいが、その楽しみは次回にとっておくことにしよう。
で、この8巻。やっぱり面白いが、アマチュア時代に投稿して入選した「イモウトヨ」に収録のカサバアの話が出てきた。この話しは少し狙いすぎという印象を過去に持っていたので、出てきたときには個人的にはちょっと冷めたけど、長い連載をしていればこういうネタを使わざるを得ないのだろう。昔ボスだった老猫の話しもちょっと猫の絵自体の完成度とかが気になってのめり込めず。
でも、全体的には大好きな漫画なので時間を忘れて読みふけってしまった。早く9巻が読みたいなぁ。
杉作の『クロ號』を買うこと。で8巻をゲットしたのだが、最終巻の9巻は見つけられず。というか時間がなくて、ちゃんと探せなくて不覚ながらも9巻が出ているとは知らなかった。9巻で完結するというので早く見たいが、その楽しみは次回にとっておくことにしよう。
で、この8巻。やっぱり面白いが、アマチュア時代に投稿して入選した「イモウトヨ」に収録のカサバアの話が出てきた。この話しは少し狙いすぎという印象を過去に持っていたので、出てきたときには個人的にはちょっと冷めたけど、長い連載をしていればこういうネタを使わざるを得ないのだろう。昔ボスだった老猫の話しもちょっと猫の絵自体の完成度とかが気になってのめり込めず。
でも、全体的には大好きな漫画なので時間を忘れて読みふけってしまった。早く9巻が読みたいなぁ。
もう一冊は、同じ杉作の「マルケンロッキー」の2巻。
この「マルケンロッキー」は「クロ號」よりもカラっと抜けたような明るさが特徴の漫画。
この2巻でも、ロッキーの可愛らしさがいい。杉作の場合、犬や猫を取り巻く周囲の人間のさりげない暖かさが描かれているので、読んでいて何だかホッとする。
漫画の中で登場する五十嵐さんなどは、実際に僕がその地域に住んでいたら、怖いドーベルマンを連れて歩く田舎の柄の悪いおっちゃんって感じで、近づくのをためらわれるキャラだと思う。でも、漫画を読んでいるとそういう五十嵐さんのような動物を心から愛する人のスタンスというものから色々感じるものがあるというか。何かあったかい。これは杉作自身が持っている愛情がそのまま現われているのだと思う。
時代背景も今から数十年前の東北の田舎町、という感じで登場人物の人間と動物の関係が非常に素朴であり、彼らの自然な近さが心地いい。
ただ僕は猫派なので断然「クロ號」派なのだが、この「マルケンロッキー」を読んでいると、「犬を飼う」という親密な動物との関係を持ってみたくなるので不思議。杉作が発するメッセージは「犬との生活は楽しいですよ」というような安直な内容ではないだけにこの漫画の持つメッセージは結構深いような気がする。
この「マルケンロッキー」は「クロ號」よりもカラっと抜けたような明るさが特徴の漫画。
この2巻でも、ロッキーの可愛らしさがいい。杉作の場合、犬や猫を取り巻く周囲の人間のさりげない暖かさが描かれているので、読んでいて何だかホッとする。
漫画の中で登場する五十嵐さんなどは、実際に僕がその地域に住んでいたら、怖いドーベルマンを連れて歩く田舎の柄の悪いおっちゃんって感じで、近づくのをためらわれるキャラだと思う。でも、漫画を読んでいるとそういう五十嵐さんのような動物を心から愛する人のスタンスというものから色々感じるものがあるというか。何かあったかい。これは杉作自身が持っている愛情がそのまま現われているのだと思う。
時代背景も今から数十年前の東北の田舎町、という感じで登場人物の人間と動物の関係が非常に素朴であり、彼らの自然な近さが心地いい。
ただ僕は猫派なので断然「クロ號」派なのだが、この「マルケンロッキー」を読んでいると、「犬を飼う」という親密な動物との関係を持ってみたくなるので不思議。杉作が発するメッセージは「犬との生活は楽しいですよ」というような安直な内容ではないだけにこの漫画の持つメッセージは結構深いような気がする。