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京浜運河の野鳥通信(大井ふ頭の野鳥通信)
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2008/05/16のBlog
都心の交差点で信号待ちをするとき、電信柱の中からビイビイとスズメの雛たちが餌をねだる声が聞こえる機会が増えてきた。親が電信柱の巣に出入りするたびに羽根が舞い落ちてくる。いつもならイライラする信号待ちもこの季節に限っては楽しい時間。

今日は天王洲近くのマンション玄関でシジュウカラの巣立ちに出会う。エントランスに長さ10mほどのアーケードがあり、この雨樋の中に巣があった様子。

親鳥は何度も雛をアーケードの外に連れ出そうと試みる。しかし雛たちは生まれて2週間なじんだアーケードから一歩たりとも出ようとしない。

最初に見たのが午後12時ころ。再びその前を通ったのが午後4時ころ。4時間かかって3羽の雛のうち1羽だけが外の世界へ。残る2羽は依然として親の誘いを無視しアーケードの中。

どうしても気になり午後6時ころ再びのぞきに行くと、今度は3羽すべてがアーケードを後にし、敷地内の公園に移動していた。シジュウカラは兄弟の仲がとてもよく、数日間は一緒に巣のまわりを飛び回る姿が楽しめる。
2008/05/15のBlog
ニセアカシア(Wikipediaへのリンク)

大井ふ頭緑道公園を久しぶりに歩く。先月はワニガメが大井署員に捕獲され、全国ニュースが流れた(なぜそれほどのニュースバリューがあるのか分からないが)。

今年はカルガモの繁殖はない様子。ワニガメが原因ではなく目の前で行われている下水道工事の振動騒音が原因ではないかと思う。下水道工事もピンポイント、カルガモの営巣場所もピンポイント。タイミングが悪かった。

不覚にも過去数年気付かなかったのはニセアカシアの甘い香り。ケヤキやコナラの茂みの間から見るとニセアカシアの花が満開。極上の蜜を求めるクマバチをはじめとした昆虫たちが盛んに出入りする。



昨年5月12日 オオスズメバチ女王の亡き骸

昨年のちょうど今頃、この公園では冬眠明けのオオスズメバチ女王が息絶えていた。第一次働き蜂の誕生までは女王の孤軍奮闘。気候条件他の原因で殊のほか死亡率が高いらしい。

ここ数日平均気温12度という気候が続き、オオスズメバチの女王が今年も息絶えているのではと淡い期待を持って歩いていたが、残念ながら今年は活発に営巣場所を物色する女王バチを目撃することになった。今年の夏は気をつけて歩いたほうがよさそうだ。
2008/04/18のBlog
3月26日に紹介した京浜運河の5羽のカンムリカイツブリ。今年はその後数を8羽前後まで増やしながら依然とどまっています。全国の皆さんのBlogを覗くと4月以降の写真はほとんどが夏羽。ふらっと立ち寄った昨日のカンムリカイツブリは依然冬羽に近いです。

強い雨風で人気のない公園の外れに真っ白な野鳥の羽根が一面散らばっていました。まさかカンムリカイツブリでは・・

4月上旬、京浜運河の干潟ではカンムリカイツブリがオオタカに襲われ、しばしその亡き骸が波打ち際を漂っていたそうです。

白い羽根が散らばっていた場所は、オオタカが干潟の獲物を食すのではと想定される場所。4年前には襲われたダイサギが土に帰ったのと同じ場所です。

全身真白なドバトかはたまたコサギか。羽根以外は持ち去られていたため誰かは分からずじまいですが、カンムリカイツブリのような気がしてなりません。
2008/03/20のBlog
メジロの巣の頂き物

先日お呼ばれをいただきエナガの営巣作業を見てきました。写真はお土産に頂いたメジロの巣。東京近郊ですが春の嵐のせいかよくメジロの巣が落ちてるようです。東急ハンズで売っているプラケースがぴったり合います。

隣に写っている写真レンズの口径60mmとほぼ同じ大きさ。樹上でみるより小さいのに改めて驚きます。

大井ふ頭での営巣

広大な大井ふ頭ですが私は2回しか見つけたことがありません。右の写真は2004年落葉後の街路樹で見つけたもの。

そして昨日見つけたのは何と4年前とまったく同じ樹。街路樹が何百本とあるにも関わらず(そしてそこそこ探し歩いているにも関わらず)同じということは、以外に厳しい営巣条件があるようです。

同じような経験がもう一つあり、妻の実家から見下ろすと何本か樹があるのですが毎年巣がかかるのはこれも特定の樹に限られます。



2008/03/19のBlog
大井ふ頭のカルガモ繁殖
大井ふ頭でもカルガモが繁殖します。この場所では2年連続繁殖に成功しています。
4月末に抱卵が始まり、5月下旬に雛がかえるというのがお決まりのスケジュール。
新緑の季節、日差しを眩しそうに見上げる雛たちはほほえましい限り。



残るは2ペア
この場所の繁殖定員は1ペア。都の職員さんが餌付けするため冬には50羽近い数が集まってしまうのですが、春になるとその数は激減します。本日確認した限り今年の繁殖候補2組のペアだけ。

不用意に2ペアが接近すると緊張状態が高まります。後ろのペアの♂が追い出しにかかります。
追われたペアはこの後上陸して逃走。追う♂はなおも追いかけます。狭い森の中、最後は空中戦となりついに追い出されました。

営巣時期まであと1か月。よい繁殖場所を見つけてくれればよいのですが。
大井ふ頭のギンヨウアカシアが開花。羽田モノレールから東京湾側を見ると、運河沿いに黄色く色づいた大きな木が見えればそれがギンヨウアカシアです。
2月からつぼみを付けていました。つぼみも黄色いのですが遠景としてみるとその鮮やかさは開花後の比ではありません。

品川区(大岡山)はワカケホンセイインコのねぐらで有名(*1)。春になると大井ふ頭にも訪れますが、特に好むのがこの「ギンヨウアカシア」。虫ではなく樹木そのものが食用のようです。

ギンヨウアカシアをついばむワカケホンセイインコの映像
(wmv形式:ファイルサイズ約1.8MB

(*1)ワカケホンセイインコのねぐら、大岡山の東京工業大学寺島研究所ウェブサイト
2008/03/18のBlog
先週土曜日から京浜運河に5羽のカイツブリが入っています。東京湾葛西沖の数千羽に比べればスケールが小さいですが、私の知る限り最大数です。

5羽の換羽状況がバラバラです。さながら冬羽から夏羽への換羽状態を示す連続写真のよう。一度に5羽が撮れればおもしろかったのですが広い水域に点在し、岸にも近づかないため写真を撮れたのは1羽だけ。過去の写真と比べると3月中旬にも関わらず冬羽に近いようです(下の2005年3月12日の写真と比べてみてください)。


過去の写真より

換羽中盤(2005年1月22日)
夏羽(2005年3月12日)



ハジロカイツブリも5羽前後出現しますがこちらはすべてが夏羽へ換羽完了しています。
2008/03/17のBlog
今年はみなとが丘ふ頭公園をワサワサと這いまわる冬眠明けの大移動を見ることはできませんでした。代わりにヒキガエルがウシガエルに抱きつくシーンを目撃。よくある光景のようです。

ウシガエルはホルモン分泌などヒキガエルに過ちを教える術を持たないのでしょう。揺すったり池を泳いだりしましたが一向にヒキガエルは離れません。

この池には亀を甲羅ごと丸のみする悪食のアオサギがいます。まとめて食われてはたまらないと連続ジャンプで葦原に逃げ込んでいきました。
2008/03/16のBlog
京浜運河は汽水域、カワセミの餌にはヒラメ又はカレイが含まれます。今日のカワセミがとらえたのはヒラメかカレイか。この距離ではどちらかわかりません。

今年は繁殖期を思わせる行動もなし。
2008/03/13のBlog
旅立ちを見守る
昨年の3月上旬、カモ類・カモメ類合計で300羽近い冬鳥が勝島運河から突然旅たちました。狭い水域なので喪失感は大きいものです。

今年はカモ類の旅立ちを見守ろうと、2月中旬から毎週土曜日に勝島運河を巡回しています。先週まで4週間の推移は右のとおり。冬鳥の旅立ちに関する記述を見かけることが増えましたが、数の上では品川の湾岸地域に変化はありません。しかし行動には様々な変化が見えます。

淡水ガモはつがい単位
3月5日にも触れましたが、淡水ガモ類は150羽前後のほとんどがつがい単位で行動しています。特にオナガガモに関しては、数も多いため交尾行動が頻繁に確認されます。雌雄の比率も1:1付近で安定しています。

秋の渡来時は雄のエクリプスからの変色が顕著ですが、この季節は雌の羽根色が急速に変化しているのを感じます(淡いというか白い羽根が増える)。

海ガモはランダム遊泳
その一方で海ガモ類は雌雄・種の区別なくランダムに散らばっています。つがい行動は目立たず、繁殖期を思わせる変化を感じることができません。又雌雄比率にもばらつきがあります(キンクロハジロは雌が、ホシハジロは雄が多い)。キンクロハジロは週を追うごとに1:1に近づいていますが、ホシハジロは雄の割合が拡大しています。

更新は週1回
今後の予想としては、突然淡水カモ類がいなくなり、その後激しく増減する海ガモ類を数えることになると思います。海ガモ類については行動にばらつきがあるのと近隣水域との地域移動が激しいと思われるからです。

4月上旬まで、週に1回のペースでご報告する予定です。

[ 16:26 ] [ 大井ふ頭の生き物 ]
昨年に比べ1週間遅れの開花。朝は一つも開いていなかったが昼過ぎに2つ開花していた。

写真は昨年の使いまわし。ただし同じ木。


みなとが丘ふ頭のヒキガエルについて今年は確認できなかった。先週金曜日、妻が京急青物横丁駅前で目撃しているので、すでに仕事を終え丘に帰ってしまったかもしれない。
2008/03/05のBlog
メスからのアプローチ

越冬期のペア形成にあたり、オスからアプローチするというのが一般の理解。ところがひとたびペアが形成されると、何かとメスがパートナーのオスをけしかける事が多い。

通常の鳴き声

オナガガモは群れ全体でかすれるように「フィ-↑フィー↓」と鳴く。夜闇に運河を渡る風に乗って聞こえてくるその声は、馴染みのない人を気味悪がらせるような声。

通常でない鳴き声
ところがけたたましく大音量で鳴きたてるオナガガモがいる。決まってメス。ご機嫌を損ねたのかパートナーのオスに向かって激しくがなりたてる。次の動画は今シーズンもっとも激しくがなりたてたメスの映像。ささやきどころかほとんど「馬のいななき」。

オナガガモ♀が♂にがなりたてる映像

*ファイルサイズ3.9MB、WMV形式。(大きな音がしますのでご注意ください

オスはというと一向に反応なし。しかしオナガガモは運河のカモ類で最もペアの仲が良い種類であることは間違いない。200羽を超えるオナガガモも動きをみているとその行動はほとんどつがい単位であることがわかる。




2008/03/01のBlog
勝島運河の菜の花畑にモンキチョウと大量のミツバチが出現。昨年のミツバチ初認3月3日とほぼ同じ。ちなみに昨年はモンキチョウでなくモンシロチョウと同時だった。

水面ではオナガガモの交尾も確認。ついにカモ類の旅立ちカウントダウン開始。



昨年初認日記録へのリンク
2008/02/29のBlog
アオサギの足がピンク色に

夕方訪れた京浜運河干潟のアオサギ。すでに脚が婚姻色と呼ばれるピンク色に変色していた。昨年の確認は3月27日と遅い。一方2005年にさかのぼってみると1月22日と早い(写真は2005年1月22日のもの)。

気温周期に比べ正確な光周性による活動の変化。ただし個々の成熟に差があるから毎年同じ時期に確認できるとは限らない。

温度と光周性

昨年は2月16日に確認したヒキガエルの繁殖池への大移動。今年はその気配さえない。こちらは地中で冬眠中だから、気温変化による影響が大きい。

参考までに羽田における昨年と今年の積算温度を見ると、昨日までの合計で今年は136度低い。1月中旬の寒波到来がきっかけとなり以後差が拡がるばかり。さながら期末に向けて未達が拡大する営業ノルマのグラフのようだ。

ちなみに昨年の水準を100%とすると今年の積算の進捗は
最高気温で79%
平均気温で71%
最低気温で51%

昨年に比べると最低気温が連日厳しい特徴がわかる。

2008/02/23のBlog
1時間ほど大井ふ頭を歩いてきた。常に南よりの風強く、春一番の風を思わせる。

私は昨年の定期野鳥カウントにおいて、以下の気象データを利用していた。

気象庁羽田気象台観測データ

これによれば11時の風速は5mだが、今日に関しては感覚と一致しない。私の髪の乱れ具合からすれば、春一番の定義風速8m(以上)に近いはず。

今日のニュースが楽しみだ。

ちなみに自分の記録を見ていると、昨年は2月14日だった(記録のリンク
。アキニレの実をウソとカワラヒワが食いつくし、ヒキガエルが眠りから覚め繁殖池に集結していた。
2008/02/22のBlog
[ 21:47 ] [ コラム ]
料理用に購入した蛸の切り身から出てきたカラストンビ。なるほどカラスやトンビかは別として嘴によく似ている。

明日は午前中15度を超えるという。そろそろ大井ふ頭のヒキガエルは葦の池を目指し始めるだろうか。

昨年2月15日のヒキガエル(大井ふ頭)
2007/12/31のBlog
2007年定期カウント最後の日

ついに最後の定期カウント日。これまでに確認した野鳥の種類は74。今日は出現個体数419と過去最高を記録。

引き続きモミジバフウの集合果にスズメ・シジュウカラ・メジロが集う。

アキニレの実が好物なウソ・カワラヒワ・アオジが集う姿はまだ確認できない。いるのはメジロ・シジュウカラで実ではなく虫を探している様子。

22日に触れた未到来の冬鳥のうち、ヤマガラの姿をみなとが丘ふ頭公園で確認。
2007年定期カウント最後の日

気温:6.9℃
天候:晴れ

出現種類数:27
出現個体数:419


これにて2007年の大井ふ頭定期カウントは終了。
ツグミ渡来

昨年に遅れること40日、ツグミの群れが大井ふ頭に到着。シロハラ・アカハラの到着からも1ヶ月遅れになった。

昨年に比べ冬鳥の種類が少ない。22日現在で確認できないものは次のとおり

・カンムリカイツブリ
・ヤマガラ
・ウソ
・カケス
・アカゲラ
ハジロカイツブリが5羽に

水辺の冬鳥のうち、ハジロカイツブリは11月以降着実に数が増え、22日は昨年と同じ5羽を数える。カンムリカイツブリが渡来すれば一緒に群れるが、カイツブリとは群れにならない。

12月22日の大井ふ頭

気温:9℃
天候:小雨

出現種類数:25種
出現個体数:358種
モミジバフウの集合果に集う鳥

大井緑道公園にあるモミジバフウ。集合果が散策路に落ち始める。落下直後は硬く丸いため、よくこれを踏んですべることがある。

樹に残る果にはスズメ・シジュウカラ・メジロが集う。中にある種子を食べているのか虫がついているのかは確認できない。彼らがぶら下がって揺らす事によりはらはらと種子が落ちてくる。

風が弱い日は

この日は気温が10℃を切るも風が弱く、陽だまりでは暖かさを感じる。こんな日は足元の落ち葉でムラサキツバメ(写真)が日光浴をしていたりする。

ツバメといえばヒメアマツバメが20羽(10月30日)、15羽(11月14日)と数を増やした後大井ふ頭を去った。

ツグミの渡来はいまだ確認せず。
12月15日の大井ふ頭

気温:8.8℃
天候:快晴

出現種類数:27種
出現個体数:353羽
2007/12/27のBlog
年末年始の休園情報

ご近所の皆様、なぎさの森の年末年始休園状況が張り出されていたのでご報告します。

12月29日(土)~1月3日(木)までお休み

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