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京浜運河の野鳥通信(大井ふ頭の野鳥通信)
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2008/03/19のBlog
大井ふ頭のギンヨウアカシアが開花。羽田モノレールから東京湾側を見ると、運河沿いに黄色く色づいた大きな木が見えればそれがギンヨウアカシアです。
2月からつぼみを付けていました。つぼみも黄色いのですが遠景としてみるとその鮮やかさは開花後の比ではありません。

品川区(大岡山)はワカケホンセイインコのねぐらで有名(*1)。春になると大井ふ頭にも訪れますが、特に好むのがこの「ギンヨウアカシア」。虫ではなく樹木そのものが食用のようです。

ギンヨウアカシアをついばむワカケホンセイインコの映像
(wmv形式:ファイルサイズ約1.8MB

(*1)ワカケホンセイインコのねぐら、大岡山の東京工業大学寺島研究所ウェブサイト
2008/03/18のBlog
先週土曜日から京浜運河に5羽のカイツブリが入っています。東京湾葛西沖の数千羽に比べればスケールが小さいですが、私の知る限り最大数です。

5羽の換羽状況がバラバラです。さながら冬羽から夏羽への換羽状態を示す連続写真のよう。一度に5羽が撮れればおもしろかったのですが広い水域に点在し、岸にも近づかないため写真を撮れたのは1羽だけ。過去の写真と比べると3月中旬にも関わらず冬羽に近いようです(下の2005年3月12日の写真と比べてみてください)。


過去の写真より

換羽中盤(2005年1月22日)
夏羽(2005年3月12日)



ハジロカイツブリも5羽前後出現しますがこちらはすべてが夏羽へ換羽完了しています。
2008/03/17のBlog
今年はみなとが丘ふ頭公園をワサワサと這いまわる冬眠明けの大移動を見ることはできませんでした。代わりにヒキガエルがウシガエルに抱きつくシーンを目撃。よくある光景のようです。

ウシガエルはホルモン分泌などヒキガエルに過ちを教える術を持たないのでしょう。揺すったり池を泳いだりしましたが一向にヒキガエルは離れません。

この池には亀を甲羅ごと丸のみする悪食のアオサギがいます。まとめて食われてはたまらないと連続ジャンプで葦原に逃げ込んでいきました。
2008/03/16のBlog
京浜運河は汽水域、カワセミの餌にはヒラメ又はカレイが含まれます。今日のカワセミがとらえたのはヒラメかカレイか。この距離ではどちらかわかりません。

今年は繁殖期を思わせる行動もなし。
2008/03/13のBlog
旅立ちを見守る
昨年の3月上旬、カモ類・カモメ類合計で300羽近い冬鳥が勝島運河から突然旅たちました。狭い水域なので喪失感は大きいものです。

今年はカモ類の旅立ちを見守ろうと、2月中旬から毎週土曜日に勝島運河を巡回しています。先週まで4週間の推移は右のとおり。冬鳥の旅立ちに関する記述を見かけることが増えましたが、数の上では品川の湾岸地域に変化はありません。しかし行動には様々な変化が見えます。

淡水ガモはつがい単位
3月5日にも触れましたが、淡水ガモ類は150羽前後のほとんどがつがい単位で行動しています。特にオナガガモに関しては、数も多いため交尾行動が頻繁に確認されます。雌雄の比率も1:1付近で安定しています。

秋の渡来時は雄のエクリプスからの変色が顕著ですが、この季節は雌の羽根色が急速に変化しているのを感じます(淡いというか白い羽根が増える)。

海ガモはランダム遊泳
その一方で海ガモ類は雌雄・種の区別なくランダムに散らばっています。つがい行動は目立たず、繁殖期を思わせる変化を感じることができません。又雌雄比率にもばらつきがあります(キンクロハジロは雌が、ホシハジロは雄が多い)。キンクロハジロは週を追うごとに1:1に近づいていますが、ホシハジロは雄の割合が拡大しています。

更新は週1回
今後の予想としては、突然淡水カモ類がいなくなり、その後激しく増減する海ガモ類を数えることになると思います。海ガモ類については行動にばらつきがあるのと近隣水域との地域移動が激しいと思われるからです。

4月上旬まで、週に1回のペースでご報告する予定です。

[ 16:26 ] [ 大井ふ頭の生き物 ]
昨年に比べ1週間遅れの開花。朝は一つも開いていなかったが昼過ぎに2つ開花していた。

写真は昨年の使いまわし。ただし同じ木。


みなとが丘ふ頭のヒキガエルについて今年は確認できなかった。先週金曜日、妻が京急青物横丁駅前で目撃しているので、すでに仕事を終え丘に帰ってしまったかもしれない。
2008/03/05のBlog
メスからのアプローチ

越冬期のペア形成にあたり、オスからアプローチするというのが一般の理解。ところがひとたびペアが形成されると、何かとメスがパートナーのオスをけしかける事が多い。

通常の鳴き声

オナガガモは群れ全体でかすれるように「フィ-↑フィー↓」と鳴く。夜闇に運河を渡る風に乗って聞こえてくるその声は、馴染みのない人を気味悪がらせるような声。

通常でない鳴き声
ところがけたたましく大音量で鳴きたてるオナガガモがいる。決まってメス。ご機嫌を損ねたのかパートナーのオスに向かって激しくがなりたてる。次の動画は今シーズンもっとも激しくがなりたてたメスの映像。ささやきどころかほとんど「馬のいななき」。

オナガガモ♀が♂にがなりたてる映像

*ファイルサイズ3.9MB、WMV形式。(大きな音がしますのでご注意ください

オスはというと一向に反応なし。しかしオナガガモは運河のカモ類で最もペアの仲が良い種類であることは間違いない。200羽を超えるオナガガモも動きをみているとその行動はほとんどつがい単位であることがわかる。




2008/03/01のBlog
勝島運河の菜の花畑にモンキチョウと大量のミツバチが出現。昨年のミツバチ初認3月3日とほぼ同じ。ちなみに昨年はモンキチョウでなくモンシロチョウと同時だった。

水面ではオナガガモの交尾も確認。ついにカモ類の旅立ちカウントダウン開始。



昨年初認日記録へのリンク
2008/02/29のBlog
アオサギの足がピンク色に

夕方訪れた京浜運河干潟のアオサギ。すでに脚が婚姻色と呼ばれるピンク色に変色していた。昨年の確認は3月27日と遅い。一方2005年にさかのぼってみると1月22日と早い(写真は2005年1月22日のもの)。

気温周期に比べ正確な光周性による活動の変化。ただし個々の成熟に差があるから毎年同じ時期に確認できるとは限らない。

温度と光周性

昨年は2月16日に確認したヒキガエルの繁殖池への大移動。今年はその気配さえない。こちらは地中で冬眠中だから、気温変化による影響が大きい。

参考までに羽田における昨年と今年の積算温度を見ると、昨日までの合計で今年は136度低い。1月中旬の寒波到来がきっかけとなり以後差が拡がるばかり。さながら期末に向けて未達が拡大する営業ノルマのグラフのようだ。

ちなみに昨年の水準を100%とすると今年の積算の進捗は
最高気温で79%
平均気温で71%
最低気温で51%

昨年に比べると最低気温が連日厳しい特徴がわかる。

2008/02/23のBlog
1時間ほど大井ふ頭を歩いてきた。常に南よりの風強く、春一番の風を思わせる。

私は昨年の定期野鳥カウントにおいて、以下の気象データを利用していた。

気象庁羽田気象台観測データ

これによれば11時の風速は5mだが、今日に関しては感覚と一致しない。私の髪の乱れ具合からすれば、春一番の定義風速8m(以上)に近いはず。

今日のニュースが楽しみだ。

ちなみに自分の記録を見ていると、昨年は2月14日だった(記録のリンク
。アキニレの実をウソとカワラヒワが食いつくし、ヒキガエルが眠りから覚め繁殖池に集結していた。