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京浜運河の野鳥通信(大井ふ頭の野鳥通信)
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2004/10/03のBlog
今日は品川もしっかり雨。さすがに出かける気にならない。

珍しく道具を掃除する。

昨年の8月までカメラなどさわりもしなかった私の手元に、なぜか今4個もデジカメがある。
Olympus C-720

初代。300万画素の8倍ズーム機。

普及型高倍率機の人気シリーズ。カメラ素人の私に以下の事を教えてくれた貴重な存在。

・望遠倍率が高くなるほど写真が暗くなる
・暗いとシャッター速度を遅くする必要がある
・シャッター速度を遅くすると写真がブレる
・倍率が高いほどブレの影響が高い

というわけで2ヶ月後には4年前の高級機OlympusC-2100 購入につながる。
Olympus C-2100UZ

2000年当時12万円で、今でいえばデジタル一眼レフが購入できるレベルの価格で発売された高級機。C-720UZに比べ、素人の私にもその基本性能の高さが歴然。

・明るい49mm大口径レンズ
・画素数に対して余裕のあるCCDサイズ
・電子式に比べ効果の歴然な光学式手ぶれ防止
・リモコン標準装備など

このカメラのおかげで京浜運河の野鳥たちがより大きくきれいに残せるようになったことは間違いない。
Nikon Coolpix950

しかしマイフィールドである京浜運河の干潟では10倍の高倍率をもってしても十分な大きさで記録を残すことができない。せっかく品川を訪れる四季の野鳥たちをはっきり残せないのは残念だ。

2004年8月、ついにデジスコと呼ばれる高倍率システム導入。全く光学的知識のない私はフィールドスコープからデジカメまで純正品で構成できるNikon社のデジカメを買い求めた。一気に倍率は75倍の世界へ。Coolpix950は液晶が2インチ。超望遠のピントあわせにはこれ位視野が広い方が良い。
Nikon Coolpix4500

そして先週、なぜか新たなカメラが自宅にやってきた。

ふと近所の質屋をのぞくと、CoolPix4500という400万画素、光学4倍ズーム機が新品で2万6千円。調べてみれば一般の家電店で今でも4万円そこそこで売られている半現行機ではないか。

しかもCoolpix950ではシステム倍率75倍だが、4500を使うと一気に100倍!しかも動画が撮影できるという。

妻になんと言おうと思いながらついつい「確保」。野鳥以外あまり写真を撮らない私にとって本来不要だが、世の中に遅れて我が家もついに400万画素時代に突入したことになる。



2004/10/02のBlog
コガモに続きカモの渡来第2弾はオナガガモ(?)。

晩夏から初冬にかけて、本来識別しやすいカモ類のオスは、「エクリプス」と呼ばれる換羽期にあたり、雌や他のカモと類似してしまう。

よってエクリプス期のカモを正確に識別する自信がない。

・どのカモか?
・オスかメスか?

2重の意味で自信がないのであるからたちが悪い。

ちなみに今日の個体がオスだった場合、冬にはこうなる。

季節で全く異なる雰囲気を醸し出すカモ(オス)。その最たるものがオシドリだろう。

昨年の10月は本格的に運河に通い始めた月。まだ記録は残していないものの写真が結構残っている。見返しつつ今年の10月を想像する。

カモ類の到来について

ホシハジロ オナガガモ ヒドリガモが10月に到来。これから来年の3月まで、カモ類が干潟を占領することになるが、特にオナガガモ ヒドリガモが多い。

特にヒドリガモの「ピュー!」という干潟に響く鳴き声が楽しい。









カモメ類について

9月もちらほら姿を見せていたユリカモメ。本格的に渡ってくる。顔色に黒色が混じった夏羽の個体はすでに見当たらない。

森の野鳥について

ヒヨドリの姿が増える。いよいよ暴れん坊が京浜運河沿いの森を席巻する時期、あわせてアオジ、モズ、ウグイス、アオジなど。

そういえば京浜運河で初めてカワセミを見たのも10月だった。以降7月まではほぼ毎日のように姿を現してくれる。
迷い鳥 旅鳥

昨年は、「オシドリ」 「キセキレイ」が1日ずつ姿を見せた。この頃は野鳥を探すのも写真に残すのも失敗ばかりだったが、少しは上達した今年はもう少し多くの野鳥が観察できればと思っている。



去る者

もう少しシギ・チドリの姿があるかなと思ったが写真には残っていない。その代わり東京港野鳥公園や多摩川河口に出かけた際の写真にはダイシャクシギやメダイチドリなどが写っているので、今年は京浜運河における南への渡りスケジュールをしっかり記録しようと思っている。


というわけで少しは上達した野鳥探しとカメラ(1年で8倍→100倍に望遠倍率が上がった)で、今月も観察記録に励む。

2004/09/30のBlog
[ 19:13 ] [ 月間サマリー ]
・現在までに京浜運河で確認された2004年9月の野鳥
アオサギ コサギ ササゴイ ダイサギ ゴイサギ

イソシギ キアシシギ コチドリ メダイチドリ ソリハシシギ 
キョウジョシギ アオアシシギ オグロシギ

カルガモ コガモ(new!) カワウ 

ハクセキレイ メジロ シジュウカラ ムクドリ コゲラ カワセミ モズ(new!)

ユリカモメ ウミネコ

ハシブトガラス

イソヨヒドリ オオヨシキリ


・9月のトピックス

9/01 月末にはカモ類が姿を見せ始める見込 一方シギ・チドリの一部は南方へ旅立つ予定
9/02 ユリカモメ 換羽が進む
9/05 ユリカモメ 40羽の集団となって現れる。
9/12 イソヒヨドリ現れる(迷鳥)
9/15 モズ・コガモ シーズン初認
観察にいけない間に一番心配していたのはササゴイ。5月29日以来その姿を楽しませてくれたササゴイもそろそろ京浜運河を離れる時期だ。すでに東京港野鳥公園の観察記録からは9月20日付で削除されている。現れていないのだろう。

ゴイサギは夏場ほど頻繁ではないが1年中姿を見ることができる。しかしこのササゴイは初秋にいなくなってしまう。

今日のところはまだ2羽いる。しかし9月初旬にいた個体に比べてずいぶんと若い。

・羽の斑点が多い
・首に縦筋が多い
・全体に茶色が強い






このところ5日ほど運河にいけなかった。谷津干潟のホームページなどを毎日みていてもシギ・チドリの種類が少ない。われらが京浜運河の9月最終日は以下のとおり。

オグロシギ8羽
ソリハシシギ2羽
メダイチドリ3羽
キアシシギ1羽
イソシギ3羽

ということで、予定通りキョウジョシギは東京湾を去ったのだろうか?

オグロシギについては、8月19日と同じく8羽。ただし9月12日以来足を怪我しており目印にしていた個体がいない。よって同じ個体かどうかはわからなくなった(単に足が治ってしまったのかもしれない)。



2004/09/25のBlog
9月22日より24日 北海道(道南)旅行。23日は大沼国定公園で野鳥観察。
この日のみ快晴。駒ケ岳と大沼。
公園内「森の経」にてゴジュウカラ。大沼の野鳥は人を恐れないという。目前2~3mの地上に降り立つ。カラ類が多い。他にシジュウカラ ハシブトガラ ヤマガラの姿。

公園内でこの時期最も目立ったのがトビ。京浜運河ではカラスに追われ片身の狭いトビも大沼では数的優位を確保。雄大に「ピィーヒョロロ~」と連呼しながら大沼の雄大な空を多数舞っている。

レンタルサイクルで大沼1周へ。
台風の傷跡が目立つ。地面を大きく剥がして根っこから木々が倒れてしまっている。野鳥観察のスポットである”森林公園”も台風被害のため閉園中。これだけ森林の豊富な地域であえて”森林公園”と呼ばれる位なのでさぞ貴重な地区なのだろうが、入り口から除くだけでも倒木の激しさが伺える。ここでもカラ類。ヤマガラは大沼の散策路より多い。

このヤマガラは北海道では道南地区に多く、他の地域では少ないとのこと。

夕方になると森に響くアカゲラのドラム音。この穴に出たり入ったり。見るとドラムしている樹木はつつかれた小さな穴だらけ。すべての穴をこの大きさに開けようとしているのではなく、樹皮の間や裏にいる虫を採るためにつついている。

他にカイツブリ バン ヒタキ類など。

正直運河沿いの水鳥観察に比べ、野鳥を見つける&写真を撮るのが非常に難しい。
京浜運河の1年を見終えたら、山野を含む様々な場所へ観察経験の幅を広げるつもりだ。




2004/09/19のBlog
[ 08:08 ] [ ウグイス類 ]
最近東京湾岸部を舞台としたドラマをやっていたらしい。ふと予告編を見たらおなじみの京浜運河や湾岸地区の倉庫街が写っていた。

京浜運河から海側は埠頭や新幹線の車庫、青果市場や運輸会社の倉庫地域が広がり無造作な未整備の草地も点在している。

ここは京浜運河が東京湾に注ぐあたりのコンテナ置き場。鉄条網の上にモズがいる。

空にはトビが優雅に舞う姿。屍肉食いとはいえワシタカ類の仲間であるトビの姿を見て水際のウミネコがいっせいに飛び立つ。
続いてはセッカ。未整備地の草むらを行ったり来たり。広い土地を好むのかこの倉庫街から街中へは入ってこない(同じウグイス類のオオヨシキリは京急鮫洲駅そばまで入ってくる)。





ちょっと朝の散歩へ出かける。日の出30分後の東京湾。出航する船で海上は早くも賑わっている。
振り返れば朝陽を浴びる東京湾岸部。

大井埠頭から東京タワー、レインボーブリッジから葛西臨海公園の観覧車、更には離陸を待つ羽田の飛行機からアクアラインと房総の山〃まで一望できる。

もう少しすれば双眼鏡でパイロットが確認できるほどすぐ頭上を飛行機が行き交う。あらゆる意味で日常離れした東京の光景が広がる城南海浜公園の朝。

2004/09/18のBlog
[関連したBlog]

出張観察であっさりと書いた渡り鳥”トウネン”について補足。

①体長はたったの15cm
②すでにシベリア北東部又はアラスカからここ多摩川まで旅してきている
③体力をつけたら今後南半球(オーストラリアなど)へ旅する予定である

加えて他の鳥に比べ人なつっこい性格で、釣り人がゴカイなどを掘っていると近くに寄ってきたりする事もあるらしい。

釣り人の皆様、彼らの旅程を考慮して少し餌を分け与えて頂きたい。