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芸のためなら上司も泣かす。(仮)
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2005/01/05のBlog
ひとまず暫定アップ。あとでMTに移動します。
実家からだとMTのパスがわかんないの(苦笑)。

正月休みも実質最終日ともなると如何にも暇なもので。
おまけに友人たちは本日あたりからぼちぼち仕事なわけでございますよ。

というわけで、わたくしは、一人ぶらりとJR松戸駅前のバンダイミュージアムなど冷やかしに行くわけでございます。

「MS Igloo」
徳光康之が「MS-19 ルー」と某誌でのたまわっていたばかりに、タイトルロゴがもはやそうとしか読めないわたくし。
物語の舞台となる技術支援艦ヨーツンヘイムは、民間の連絡貨客船を徴用した船、という設定でございますが、ごてごてと外部パーツは盛り付けられているものの、これが見れば見るほど連邦のコロンブス級輸送船。
となると、コロンブスもその多くは同様に民間船(例えばコロニー資材の運搬船とか)を徴用したのかとか、逆にコロンブス級が民間に払い下げられて連絡貨客船として使用されていたのか、さらには単に民間タイプと軍用タイプが基本的に共通のプラットフォームから設計されているのか、等々、興味の尽きないところではあります。
これ以上はあまり突っ込むと各方面にご迷惑の掛かるところでは有りますが、手短に。
ヨルムンガンド、ヒルドルブはそれぞれナチス・ドイツのムカデ砲、マウス重戦車をアイデアの拠り所にしたものでありましょう(というか、ヨルムンガンドはそのまんまですな)
YMS-10ヅダは、背部の巨大バーニアスラスターがメカフェチの燃え(萌え?)所と見ました。

また、ストーリープロットをざっくりと見ますと、何と言うか、ジオニストのハートの敏感な部分を見事に衝いていて、非常に見事だと思います。
試作兵器に燃える、というミリヲタ的なアレもさることながら、エピソードごとにスポットライトが当てられるのが巨大砲と砲術士、巨大戦車と戦車乗り、ザクとのコンペティションに敗れたMSとそのテストパイロットですから、いずれにしても宇宙世紀のメインストリームから外れたところで、自らの「男のこだわり」に殉じた人々の物語なわけで、思えば宇宙世紀の仇花であったジオン公国に半ば怨念のような思い入れを抱くジオニストにしてみれば、これほど燃えるプロットもないのではないかと。

0083ヲタの善光寺としては、コロニー落としの再現に燃えるデラーズフリート、という図式との対称性を指摘せずにはおれません。


ガンダムミュージアム
正直なところ、50点。
宇宙世紀に存在する博物館、という設定の展示という観点はなかなか面白いのですが、それにしてはつくりが今一つチープ。デパートの期間限定の催し物みたいです。
実寸模型の展示にはおのずから限界があるわけで、それは何ともならないにしても、ホログラムとかタッチパネルとか、もうちょっと未来っぽい展示の仕方と言うものがあったのではないかと思料するところであります。
ついでに、出口付近の「ガンダムVS○○」みたいな映像展示も、もうちょい何とかできなかったか。
特にサウンドが隣のモニターの音声と干渉してさっぱり聞こえないのは大問題。

えーと、けなしてばかりでも何なので、二つほど興味深かった点を。
・ガンダムのふくらはぎにはダムがある。
 ガンダムの駆動には、関節部に設けられた超伝導モーターが用いられているわけですが、
 この他に瞬発的な動きをする際の補助動力としてガスインパクト・モーターなる駆動系が
 あるのだそうです。
 このガスインパクト・モーターは、コアブースターのジェネレーターが発生する余剰ガスを
 機体内部の「ダム」に蓄積しておき、必要なときにこれをダムから噴射させて駆動するそう
 ですが、その「ダム」がガンダムのふくらはぎにあるのだとか(爆笑)。
 つまり、ガンダムの「ダム」がふくらはぎのくびれ、というのは無理だとしても、ガンダムの
 強さの秘密がふくらはぎにある、というのは、あながち間違いでないということが判明しました。

・グフのソードはどう見てもビーム。
 ヒート兵器というヤツに関しては、わたくし色々と思うところがあるわけですがね。
 って言うかねー、おそろしく熱効率と耐熱性が高くて、おそろしく硬い素材のようなんですよ、
 あれ。じゃないと説明がつかない。

 それはともかく。
 ランバ・ラル大尉のグフのヒート剣。アニメの映像を見ると、どう見ても何もないところに
 刀身を形成してるんですよね。
 正確なところは当時の設定資料など確認しないと不明ではありますが、特にファースト
 ガンダムの設定は、アニメ放映終了後の各種企画で形作られたところが大きいようですので、
 MS開発史の系統化、という大義(?)の元に、グフの設定も見直されたものでありましょう。
 まあ、いいよね。ヒート剣かっこいいし。


グッズショップ
 もうちょっと、こう、大人の日用品が増やしてもらえないものかと思います。
 それも、わかる人だけわかっちゃってニヤリ、みたいなやつを。


まあ、そんなこんなで。
MSイグルーの新しいのが公開されたら、また見に行こうかなと。
次は宇宙用MA希望です。
2004/09/19のBlog
特に他のWEBLOGサービスとの親和性の面で不満を感じておりました。

つきましては、
http://www.torihan.com/ushila/
へ移転いたしますので、お知らせいたします。

mtを素のまま使っておりますが、そのうち何かします。
では、今後ともごひいきに。
2004/08/31のBlog
マンガ喫茶で暇を潰す週末の多い今日この頃。

「キン肉マン」
とにかくあちこち破綻するストーリーつーか設定ががツッコミどころ満載。
割と一発もののギャグから、バトルストーリーに変貌するためにあちこち設定が破綻する
(たとえば、あいつら空飛べるはずなのに、「ここから落ちたら助からない」とか言う)のも
さることながら、前の設定を忘れて話を描いて、あとでフォローする、みたいな場面が間々ある。

重箱の隅つついてもアレなんで、その他思ったこととしては。
意外と必殺技の寿命が短い。
キン肉バスターの初出が9巻で、10巻では既にその破り方が示唆されている。
アニメとかだともっとバリバリ使ってる印象あるけどな。

あとは、アレね。
肖像権とか著作権とかユルい時代だったんだなーって(笑)。


「ギャラリーフェイク」
気がついたら30巻も出てますよ。
初期のフジタはディーラー兼修復家兼贋作者、みたいな印象だったのだが、
最近のフジタはディーラー兼修復家兼お節介焼き(笑)。
それから、エッチシーンがめっきりないね(笑)。
いずれにしても、正しい大人のマンガ。


「最終兵器彼女」
いろいろと描きたいことはあったのだというのは伝わってくるのだが。
一言でいうと「過剰」。
重い、と言うのが、なんかこう3食油まみれドカメシ((C)西原理恵子)みたいな「重さ」。
あとでストーリーを見直すと、あーなるほどね、みたいな感じもするんだが。
もうちょっと救いが欲しい。
救いがあったらあったで、「予定調和じゃん」とかいう人いるんだろうけど。
2004/08/19のBlog
は行

競馬ファン的には「跛行」なんですが。
(ハコウ=人間で言う所のびっこを引いて歩いている様子)

タイトルの解説を見てそれこそ「ほほう」と思いました。

と、なんやかんや言いつつ、実はトラックバックのテストをするつもりだったのですが。

「URLが正しく入力されていません」ってなんじゃーい!

これはそろそろ「実はドブログって仕様がタコ」と認定していいんじゃないだろうか?
お久しぶりです。

さほど大きな変化はないのですが、何となくさぼっておりましたので、近況なぞ。

音楽:
バンプオブチキンのファーストアルバムを買いました(いまさら)。
いろいろ書きたいことはあるわけですが、セカンドを聴いてから評価しようと思います。

ゲーム:
スパロボも一段落してしまったので、やらないと宣言していたような気がするサカつく3を。
10年目にしてJ1完全優勝。
CDFとOMFが深刻な人材不足です。
今回は経済事情が厳しいですなー。

仕事:
火を吹いていたあれやこれやが続々と自分の手を離れるフェーズに移行してきました。
下半期はこの6年のうちに澱のように溜まった仕事の総ざらいに費やそうかと。
2004/07/30のBlog
正直、大げさなタイトルでスマン。

語源はヘミングウェイあたりの時代のアメリカ文学を指す言葉かな。
文化大革命機の中国を指す場合もあるらしい。

それはともかく。
これを書いてから、またいろいろ考えたわけですよ。

とりあえず、ああいうことを思うようになったきっかけというのは、
学生の頃~会社入って1,2年の頃に出会ったアーティストが軒並みメジャーの契約を切られて、
(中にはケンカ別れした人もいるけど)いわゆる「新作」がリリースされない状態になってると
いうのがある。

昔の作品が色褪せたとは思わないんだけど、やっぱりいわゆるポップスって言うのは、
時代の空気とか、聞いてる人間の情動みたいなものと不可分だと思うんだよね。

たとえ話は泥沼にはまるのでやめるとして(笑)。

要するに何だ。
いかに名曲だと思う楽曲でも、やっぱり今の俺と、当時の俺が聴くのとでは感動の仕方が
違うのよね。
逆に、当時俺が聴いてた曲を、当時の俺と同い年ぐらいの人たちに聞いて欲しい、と言う思いは
あるのだけど。

だから、ものすごくインディビジュアルに言えば、今の俺が聴ける、今の音楽が欲しいんだ、
って思いがあるわけです。それが動機。


んでもって。
そこからスピンアウトしたネタとして、そういえば30前後のアーティストって元気ないって言うか、
イマイチ世間に届いてないよねー、と言う話が出てくるわけで。
その原因がなんなのか、と言うのを突き詰めていった時に、どうも彼らが突き抜けていこうとした
時代に、「とんがったモノ」を求められすぎたってことなんじゃないか、と言う仮説が出てきたわけです。

別の表現をすると、縦(世代)にも横(同世代のリスナー間の趣味・嗜好)にも考慮しながら、
今ある商品のカバーしていない「空き家」の領域を捜さなければならなかったのが、彼らが突き抜けよう
とした時代=1990年代だった、と思うのだよね。
その結果、彼らは「尖ったモノ」=リスナーを限定したアプローチを求められた、と。
また、当時の音楽業界の状況も、そういうあり方を要求し、同時に許容する体力があった。
尖ったものを多数品揃えすることや、そこから次の「ヒットの芽」が出てくることを待つことができる
業界の体力、って言うのかな。
そういうものがなくなった時に、尖ったものとか、細かいものをやってるんだけど、セールスに結びつかない
アーティストというものが淘汰されてしまった。経済活動上、やむを得ないことではあるのだが。

で、ミュージックシーンの現状を見回すに。
意外と若いミュージシャンが「尖った」音楽をやってないんだよね。
ロックバンド系はわかりやすすぎるぐらいわかりやすいメロディーと言葉を歌うし、
ヒップホップ系にしても割とメロディーパートを重視する作りが一般的になってきている。

理由はいくつかあるんだろうな。
一つは、インディーズの受け皿が拡大されたと言うこと。
尖ったものは最初からインディーズでやっていける現状があるというか、メジャーと契約するうまみがない状況。
二つめは、レコードそのものの売り上げが落ち込んでいるので、チャートを見てて思うほどは、
実は大きな売り上げになっていないのだが、売れてるように見えると言うこと。
三つめは、若い世代がぽっかり空き家になってるんじゃないか? と言う現状。

俺としては、三つめの見方を取りたい。
要するに、彼らのすぐ上の世代=俺らの世代のミュージシャンが淘汰されたことで、もうひとつ上の世代に
当たる多くのメガヒット・アーティストとの間で、感覚の乖離が発生しやすくなった。
もっと端的に言えば、今の10代~20代前半のリスナーが求める音楽と、30代以上が大勢を占める
「大物」アーティストのプロダクトがかみ合わなくなってきた。
そういう状況があるのではないかと思う。

そうなってくると、縦(世代)だけを考慮してやれば、ヒット作品に結びつく可能性が大きくなる。
だから「尖った」音楽を作る必要性が生じない。


「大衆」というのは世代も嗜好も問題としない概念なので、確かに「音楽業界に大衆というマーケットは
存在しない」という、yingsakさんのご指摘はその意味で正しいと思います。
しかしながら、最近のアーティストが相手にしているのは、限りなく「個衆」に近かった90年代シーンの
「空き家」よりは、よっぽど「大衆」的な集団なんではないか、と思ったりするのです。
2004/07/29のBlog
矢口と若槻千夏はしゃべり方が似ている。
2004/07/28のBlog
3周もクリアすれば十分だろう。

とにかくこのゲームを楽にクリアするためのポイントは3つ。

1.合体攻撃の有効活用。
 比較的早い段階から強力な合体攻撃の使えるドラグナー、マジンガー系(グレンダイザー含む)は、
 早い段階からバリバリ強化してガンガン前線に出すが吉。
 エステバリスもけっこう使いでがある。

2.援護の有効活用。
 攻撃・防御ともに、援護システムをうまく使うことで、効率的な戦い方が出来る。
 ゆえに、陣形が非常に重要になるのは、最近のスパロボに共通する特徴。
 合体攻撃は援護にも使えるので、たとえばファイナルダイナミックスペシャル>Dフォーメーション
 アタックSとかやると、すばらしい大ダメージが奪える。

3.第4の強化手段、パイロット養成を使いこなす。
 「インパクト」までのスパロボでは、ユニットの改造は出来たが、パイロットの能力強化はレベル
 アップに頼るほかなかった。
 「第2次α」以降では、「パイロット養成」という、強化手段をとることが出来る。
 とにかく高い気力制限のある武器を使うスパロボ系は、闘争心と戦意高揚が必須。
 特にゲッター、ゼオライマー、ラーゼフォン、主人公機などは、バリアや分身等の特殊能力を
 持っているので、いかに早く気力をあげていくかが強さに直結する。
 あまったPPで、地道に能力値をあげていくべし。

以上を踏まえた上で、お勧めユニットは以下のとおり。

1.ドラグナーチーム&ギガノスの蒼き鷹
 合体攻撃。とにかく合体攻撃。何を置いても合体攻撃。あと、D-3のEWAC強。
 ツインレーザーソードの気力105&EN10でのあの強さは反則。
 唯一の注意点としては、D-1の遠距離攻撃が光子バズーカ頼りなので、
 フォーメーションアタックと併用するとあっという間にエネルギーが切れる。
 万全の補給体勢を要す。

2.天のゼオライマー
 次元連結システムが強すぎる。
 気力130以上でバリア&分身&毎ターンHP10%とEN30%が回復。
 精神ポイントのケアさえすれば、単独では最強ユニットの座間違い無し。

3.ライディーン
 ゼオライマーとは逆に、SP回復能力を初期から持っているパイロット能力が出色。
 援護攻撃もおいしい。

4.エステバリスチーム
 「えー」という声がそこかしこから聞こえてきそうであるが、しっかり陣形さえ組んでいれば、
 ほぼ延々とフォーメーションアタックをぶっ放してくれるので、実は頼りになるやつらである。
 イズミが貴重な「脱力」を持っているのも見逃せない。
 シリーズを追うごとに使いやすくなってる不思議なユニットだし。
 問題は、出撃ユニットの選択を圧迫することか。3人娘+サブロウタで4人。

逆にがっかりユニットは、ラストマップで使えない、羽の生えたアレと多分私は3人目なアレ。
羽の生えたアレはそれまでの育成に関係なく、べらぼーに強くなってラストマップに現れるので、
育てる必要無し。
多分私は3人目なアレは、脱力を使うので一瞬重宝するような気がするのだが、ラストマップでは
背景になってしまうのでどうしようもない。

それから、遠距離攻撃が皆無で装甲もスパロボとは思えないほど脆い、赤いアレ。
基本形態は地中を音速で走るアレって事にして、赤いのは合体攻撃時のエネルギータンク程度に
割り切るのが吉かもしれない。
「虚構と現実の間を行ったり来たりする何か。」

ひさしぶりにいろいろツッコミどころ満載でありがたいことです本当に。

まず第一印象は、そのまんま「会員番号の歌」(おニャン子クラブ)だなと。
まあ、あれが「自己紹介」だったのに対し、こっちは「他己紹介」(っていうのか?)なので、
形式としては「FIVE RESPECT」(SMAP)に近いかもしれない。

PVを見る限り、久々に非常に熱量の高い出来になってるな、という印象はある。
やっぱディスコというか、ファンクというか、こういうの上手いよね、このチームは。
あとは、娘さん達が非常に楽しそうにやってるというのも微笑ましい。
5,6期の成長も見て取れます。

ああ。もうほめる材料ないぞ(苦笑)。

以前、雑誌ブブカのコラムで、宇多丸(RHYMSTER)師匠が書いてましたが、
モーニング娘。に求められるハードルは非人間的に高くなっている、という状況があるのだそうで。

俺的に解釈するなら、文字どおりコペルニクス的展開というか、ノーマルサイエンスフェーズを
飛び越えるようなテクニカルジャンプを実現しない限り、もうああいうもの(美少女クラブ21
にせよベリーズ工房にせよ、膨大な予算を投入しつつもイマイチ世間に届いていない現状を
考えると、女子メガユニットというあり方そのもの)では世間をロックできない、という状況
なのではないかと思います。

ゆえに、どーしても批判的に見られがちなわけです。
(そういえばついに「夏の風物詩」シャッフルユニットも取り止めになりましたね)


その中でこの曲をシングルカットしたということがどういう意味を持つのか、ということなんですが、
どうも「モーニング娘。って今誰がいるんだかわからないんだけど」という仮想の質問に対する
アンサー、という性質が強いように思うのです。
冒頭で取り上げた「会員番号の歌」も「FIVE RESPECT」も、基本的にはアルバム曲
(ライブなどでは欠かせない演目である/あった楽曲ではあるのですが)ですから、そことの
比較で言っても、内(ファン)向けではなく、外(無党派層)に向けたシフトであるように思います。

その意味で、もっとも得意なディスコ/ファンク路線で勝負をしたという、いわゆるトラック面での
構成は、正解を導き出す上での一つの方法論として「あり」なんだと思います。


が、しかし。歌詞の立ち位置が曖昧なのが惜しい。
PVの歌詞カードにまでパート割りが振ってあるあたり、明らかに宴会ソング需要を狙ってると
思うんですが(それにしては時期が謎)、そうした部分と、「モーニング娘。の自己紹介」という
部分の間で、行ったり来たりしている印象が、聴くたびに強くなります。

わかりやすく言うと、
藤本:上司と如才なく付き合う(上司って誰だよ)
辻:合コンに呼べなかった(合コンやってるのはいいとして、それ公言するってありですか?)
飯田:昔の仲間がどんどん結婚するお局様(ってか、結婚したの石黒と市井だけだよな)
田中:昔は悪かったように見える(昔っていつよ?小学生時代か?)
紺野:くせ毛を一生懸命直す(って、くせ毛だったの?)

みたいな、ちょっと娘。そのものというよりは、一般的な女性のタイプを娘。に当てはめたような
歌詞(虚構)と、

高橋:普段は訛りを気にしてて、ほとんど治っているのだが、驚くと方言が出る。
吉澤:「天才的にかわいい」っていわれてたのに、いつのまにかボーイッシュ路線になってた。
矢口:二十歳を過ぎたのに色気がない。(いや、なくもないんだろうけども)

みたいな、いかにも娘。本人です、的な歌詞(現実もしくは現実の代用品)の間に、整合性が
取れていない。

そのために、どうも焦点が絞りきれないという印象が残るわけです。

もう一つ、現実と虚構のギリギリの、「作られたキャラ」を娘。に当てはめていくやり方
=あいつはこう言うヤツだということで売ろう、的なスタンス、というのもあって、もしかしたら
そこを狙ったのかな、とも思うわけですが、それにしては「狙った感」が足りない。
それこそ(主に2ちゃんねる的な)ネット系モーヲタの視点のほうが、よっぽど鋭いんじゃないかな
と思ってしまうわけですよ。
(いや、楽屋で本読んでる高橋を歌詞にされても引きますが)

いずれにしても「元気」の一言で片づけられてる小川はどうしたものかと思いますが。


楽曲全体としての狙いどころ、サウンドプロダクション、娘さん達のパフォーマンス、PVの出来に
ついては悪くないんで、それぞれに星1つづつ。
ただ、いかようにも歌詞のスタンスの曖昧さがカバーできてないというか、パッケージの完成度に
悪影響大なので、ここで減点2。
というわけで、総合評価は5段階評価で2ノリ。

「ノリノリ」というほどは乗りきれません。
2004/07/22のBlog
[ 18:42 ] [ エンターテインメント ]
Bonnie Pinkの、ミュージシャンとしての特質を語る切り口はいくつかある。
ぶっちゃけて言うと、俺がどこにやられちゃってるか、ということを語るときに、
そのポイントが何個かある、ということだ。

まずは声。中でも、中低音。
抑制が効いて、真空管的な暖かみのある声が好きだ。
高音もいいんだが、高音を多めに使って構成された楽曲になると、どこか発声の苦しさばかりが
耳について乗り切れない部分が出てくる。
高いところはアクセント的に使って、楽曲にカタルシスを与えるぐらいの効果で良いと思う。


次に言葉。歌詞というより言葉というほうがしっくり来るので言葉。
メッセージとか、物語性がぴたりとはまったときに、ボニーの言葉はものすごい威力を発揮する。
新しいというか、聴き手の中でもやもやとわだかまり、まるでもつれて水に濡れた紐のように
なっている感情を、思いもよらない角度から鮮やかに突き刺し、ほどいていくような、
鋭さとも温かさともつかない「力」を持っている。
今回わりとその辺の「あたり」が多くて、かなり満足度が高い。
そこがカラ回っちゃうと生硬い感じになるんだけどね。
(それはそれでかわいくて良いと思うのだが)

カラ回るということは何なんだろうな。
天才肌の人間がブンブン振り回してるから空振りが出るのか、努力の人があれこれやってるから、
突き抜けられない作品が出るのか。そんな分け方自体が古いか。
どちらにしても、彼女は作詞に相当の時間をかけてる感じがする。ネタ集めも含めて。


最後に音。
まあ、ボニーが偉いのか、プロデューサーのトーレ・ヨハンソンが偉いのか、A&Rが偉いのか。
いずれにしても、ボニーの作品全体に言えることは、シンセサイザーというか、電子楽器と絶妙の
距離感を保って音作りをしている、という事だろう。
シンセサイザーはもちろん使っているのだが、シンセになんでもやらせるやり方ではなく、
いくつかの楽器の中にシンセサイザーがある、というような作り方である。

ここでやっと距離感、という単語が出てくるわけだが。

電子楽器は確かに便利なんだが、距離感を見誤ると、電子楽器を使うことが音楽制作の目的になる
みたいな危うさがある。
(いや、楽器と音楽の関係性は、歴史上そういう側面を確かに持ってるんだが。クラシックまで
 溯っても、最新の楽器をとりあえず使ってみる、という作曲の仕方はあった)

そこで、シンセサイザーを「便利な道具」として、ポンと突き放す。
あくまで「目的」=音楽表現に従属する「手段」であるというスタンスが、そこにはあるように思う。
これが、ひとつめの「距離感」。


もう一つの距離感は、声、音、言葉という、「歌」の構成要素同士の距離感。
ファンの贔屓目なんだろうが、このアルバムは特に、それぞれの要素が非常に「立って」聞こえる。

音楽の作り方としては、この3要素のうちのどれかを前面に押し立てて、残りの要素を従属させる
方法論というのもあると思うんだよね。ちょっと泥沼にはまりそうだから、例示は避けるけど。
もっと言えば、これ以外の要素に音楽を従属させる手法というのもなくはない。
アイドルポップスとか、ダンスグループとか。

で、ボニーの、というか、このアルバムにおける音楽の作り方を見るに、
要素同士の従属関係というのがあまり感じられないんだよね。
声、音、言葉のそれぞれが主役で、等距離に立ってお互いを支えあっているとでも言おうか、
お互いの引力(支えあう力)と斥力(主張する力)がバランスを取って、「正三角形」を作っている
ような「美しさ」を感じる。

その分、フックという点では厳しいのかもしれないし、だからセールス的にはボニーが
第一線級のビッグアーティストだとは言えないんだろうけどさ。

なんかね、こういう音楽を作ってる人がいて、それがわかる(っていうと偉そうだが)リスナーが
それなりにいるということを思うと、まだまだメジャーレーベルを中心とした制作システムも、
捨てたもんじゃないね、なんて事を思ったりするんだよね。


というわけで、5段階評価で5クール。
ホムペを見る限り、今回かなり勝負かかってるみたいなんで、是非買って聴いてみてあげてください。
(リリースからこれだけ経って何を言っているのやら)
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