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2006/04/16のBlog
[ 23:14 ]
[ 日記 ]
小学卒業から親元を離れて過ごしてきたので、料理がけっこう好きです。金がない学生時代は、自炊以外に美味しいものを食べる選択肢はなかったですから。(過去記事は「MyDoblog検索」に「レシピ」を入力・検索すれば見られます)
【材料】
・ひき肉
・ニラ
・ねぎ
・赤唐辛子(みじん切り)
・にんにく(みじん切り)
・絹豆腐
・トーバンジャン
・鶏がらスープ(即席粉末でもOK)
・片栗粉
・山椒
【調理】
(1) ひき肉、ニラ、ねぎ、赤唐辛子、にんにくを、ごま油で中火で炒めます。
(2) トーバンジャンと鶏がらスープを加えて弱火で煮込みます。
(3) 絹豆腐と水に溶かした片栗粉を加えます。かき混ぜる時は注意深く。
(4) 最後に山椒をたっぷりふりかけましょう。
この(4)は中国四川省の成都出身の友達に教えてもらったもので、四川山椒をすり潰したものを使うと最高です。ただ入手が難しい場合は、日本の山椒でもOKです。
そして四川省では片栗粉をほとんど加えないのが普通のようです。しかし私はとろみがある方が好きなので、大さじ一杯ぐらいを加えます。
【材料】
・ひき肉
・ニラ
・ねぎ
・赤唐辛子(みじん切り)
・にんにく(みじん切り)
・絹豆腐
・トーバンジャン
・鶏がらスープ(即席粉末でもOK)
・片栗粉
・山椒
【調理】
(1) ひき肉、ニラ、ねぎ、赤唐辛子、にんにくを、ごま油で中火で炒めます。
(2) トーバンジャンと鶏がらスープを加えて弱火で煮込みます。
(3) 絹豆腐と水に溶かした片栗粉を加えます。かき混ぜる時は注意深く。
(4) 最後に山椒をたっぷりふりかけましょう。
この(4)は中国四川省の成都出身の友達に教えてもらったもので、四川山椒をすり潰したものを使うと最高です。ただ入手が難しい場合は、日本の山椒でもOKです。
そして四川省では片栗粉をほとんど加えないのが普通のようです。しかし私はとろみがある方が好きなので、大さじ一杯ぐらいを加えます。
2006/04/14のBlog
[ 00:15 ]
[ その他 ]
【2006年04月02日】
日経MJ(4月7日号)という新聞の「着眼着想」というコーナーに掲載されます。光栄なことです。
ただ、一般では販売されていない新聞のため、どうやって入手すべきか悩みどころではありますね。
いま私が所属している会社は、典型的な縮小均衡政策をとっています。無駄なものを少しづつ切り捨てて、利益率の向上を目指しているのです。
しかし、「これからどうやって飯を食っていくのか」というビジョンがありません。また、終わりの見えないリストラで閉塞感が漂っています。
「己にとっての仕事のメリット」で述べたように、会社が従業員を選ぶ権利があるのと同様に、従業員が会社を選ぶ権利もあると考えています。
私にとっての今の会社のメリットはなにか?それは「面白いことができる」の一点につきます。給与待遇も安定性も高くない会社ですが、この一点があるからこそデメリットも気になりませんでした。
しかし、最近はこの会社も変わってきました。色々と考えるべき時が近づいているのかもしれません。
【2006年04月13日】
「格闘社長日記!!」さんへTB
日経MJの記事をネット上で検索していたところ、発見させて頂きました。光栄に嬉しく思います。
これまでの自分の企画商品の中では最も地味な商品ですが、賛否両論に分かれるユニークなモノに仕上がったかと思っております。シームレスに「マウス⇔通話⇔ハンズフリー」を切り替える仕様と、1アクションで使いやすい形状・デバイス配置には、一苦労しました。
ちなみに日経MJさんの記事には誤記がありますね。Skypeの全世界ダウンロード数は、昨年11月時点で2億ダウンロードと記憶しております。7,500万というのはユーザー数ですね。なお、世界三大Skype国はアメリカ、ポーランド、台湾の順だったりします。少し意外ですよね。
日経MJ(4月7日号)という新聞の「着眼着想」というコーナーに掲載されます。光栄なことです。
ただ、一般では販売されていない新聞のため、どうやって入手すべきか悩みどころではありますね。
いま私が所属している会社は、典型的な縮小均衡政策をとっています。無駄なものを少しづつ切り捨てて、利益率の向上を目指しているのです。
しかし、「これからどうやって飯を食っていくのか」というビジョンがありません。また、終わりの見えないリストラで閉塞感が漂っています。
「己にとっての仕事のメリット」で述べたように、会社が従業員を選ぶ権利があるのと同様に、従業員が会社を選ぶ権利もあると考えています。
私にとっての今の会社のメリットはなにか?それは「面白いことができる」の一点につきます。給与待遇も安定性も高くない会社ですが、この一点があるからこそデメリットも気になりませんでした。
しかし、最近はこの会社も変わってきました。色々と考えるべき時が近づいているのかもしれません。
【2006年04月13日】
「格闘社長日記!!」さんへTB
日経MJの記事をネット上で検索していたところ、発見させて頂きました。光栄に嬉しく思います。
これまでの自分の企画商品の中では最も地味な商品ですが、賛否両論に分かれるユニークなモノに仕上がったかと思っております。シームレスに「マウス⇔通話⇔ハンズフリー」を切り替える仕様と、1アクションで使いやすい形状・デバイス配置には、一苦労しました。
ちなみに日経MJさんの記事には誤記がありますね。Skypeの全世界ダウンロード数は、昨年11月時点で2億ダウンロードと記憶しております。7,500万というのはユーザー数ですね。なお、世界三大Skype国はアメリカ、ポーランド、台湾の順だったりします。少し意外ですよね。
2006/04/11のBlog
[ 20:08 ]
[ 時事問題 ]
【2006年03月12日】
「福島県立病院の産科医逮捕・起訴」
私は医療について全くのど素人ですが、この件は非常に違和感を覚えます。このままいけば、損をするのは患者になると思います。私の疑問は下記の通りです。
【疑問1】 なぜ「刑事事件」になっているのか?
この件は「刑事事件」となっており、当該医師は逮捕されています。まずこの時点で驚きです。
亡くなられた患者さんとその遺族は悲しみ嘆き苦しんでいることでしょう。ぶつけようのない怒りを抱えていることでしょう。彼らが「民事事件」として裁判を起こすのであれば理解できます。それは彼らの持つ権利です。
しかし、なぜ司法が「刑事事件」として医師を逮捕しているのでしょうか。その医師は、酔っ払い運転をして人をひき殺したぐらいの罪を犯したのでしょうか?
【疑問2】 医師の「ミス」で患者は死亡したのか?
「癒着胎盤を事前に予想し、十分な輸血準備ができていなかった落ち度」
残念ながら現代医学では、癒着胎盤を事前に正確に予想することはできないと聞いています。娩出後に胎盤が剥れるかどうかで初めて分かることではないのですか?だからこの批判はただの結果論であり、落ち度ではないと考えられます。
「手術中の出血を止められなかった落ち度」
もしこれが罪になるのであれば、心臓などを手術する外科医のほぼ全てが逮捕されるのではないでしょうか?
「輸血の準備量が十分でなかった落ち度」
この医師は1,000mlしか輸血準備をしておらず、本来であれば2,000mlの準備を行うべきとのことです。しかし癒着胎盤を前提として施術の度にそんなことをすれば、地方で出産はできなくなってしまいます。また結果論ですがこの患者さんの出血量は20,000mlだったので、どちらにしても患者の生命は失われていたことでしょう。
「子宮摘出をしてしまった落ち度」
この医師は事前に患者さんに、子宮摘出の可能性がある旨を説明しています。
「若い患者を死に追いやった落ち度」
確かに若い方が生存率は高いですが、だからといって若い患者は全員助かるわけではないし、高齢者だからといって直ちに生命の危機に陥るわけではないでしょう。
・・・・・風邪の患者に点滴の針を間違って刺して死なせてしまうような過失であれば、大いに断罪されるべきだと思います(ちと極端ですが)。しかし、今回のケースのどのへんが具体的に過失致死にあたるのか私には理解できません。
【疑問3】 今後の「医療」はどうなるのか?
今回のケースは、「難病を治癒できないだけで刑事犯として逮捕されるリスク」として認識されていくことでしょう。そうなれば、医師はリスクの高い患者は避け、誰がやっても治癒できるような軽度の症例しか扱わなくなるのではないでしょうか?なぜなら、そうしないと自分がいきなり逮捕される危険性があるからです。
そうなると困るのは誰でしょうか?それは医師ではなく、難病を抱えた患者さんのはずです。それは患者さんにとっては避けたい事態でしょう。今回の件、誰が糸をひいているのか分かりませんが、患者さんの助けになっていないと思います。
私は現在の医療体制の現状肯定を行いたいわけではありません。しかし今回の刑事問題は、医療のリスクテイカーを減らす危険性があります。それは日本の医療にとって、決してよい影響を与えるとは思えません。
【2006年04月11日】
100年に一度ぐらいの大洪水が起こったとします。その場合、我々はそのリスクを読みきれなかった護岸工事の任を負う建設省の担当者を逮捕するべきでしょうか?
火事が起きました。懸命な消化作業も空しく、建物は焼け落ちてしまったとします。その場合も我々は消防隊員を逮捕するべきでしょうか?
答えは「否」です。
前者の場合、その担当者の決断は妥当と考えるべきです。100年に一度のリスクを全て対策していては、財政が破綻してしまいます。後者の場合、消防隊を逮捕したら、次の火災を防ぐ手段がなくなってしまいます。
人間の力には、明らかに限界があります。
現代科学は天災を完全に予測・対策するレベルに至っていません。私の業界でも、できることよりも、できないことの方が圧倒的に多い。
医学でも同じでしょう。しかし、人命に関わる医療では、人々が「医学の限界」という現実をなかなか受け入れられないのでしょうね。「死=医療ミス」ではないかと疑心暗鬼になりやすいのだと思います。
私は「避けられない災厄」を個人・特定組織の責任に帰するべきではないと考えています。残念ながら今の我々の科学でどうしようもないことは、諦めるしかありません。
救済措置としては、個人・特定組織を「悪役」に仕立てて訴訟を起こすのではなく、公共弁済機関のようなものを作るべきと考えています。
私は道徳心からこのようなことを言っているのではありません。医者に防衛医療を強いることは、結局はわれわれ患者側の不利益にしかならないから言っているのです。
もし日本の医療レベルが国際水準に比べて著しく低く・高価なものであれば、日本の医療業界を一掃して海外にアウトソーシングするという選択肢もありえます。しかし、日本の医療レベルは世界トップクラスであり、医療コストや公平性も先進国では最高水準です。だから、既存の医療システムをうまく活用するべきなのです。
ちなみに産婦人科の死亡率は世界最低です。戦前はかなり高かったので、日本人の特性ではなく、日本産婦人業界の努力の賜物とみなすべきでしょう。それを評価せず、ほとんど救命不可能な案件が起きる度に医者を逮捕していたら、この国の医療は崩壊してしまいます。
「福島県立病院の産科医逮捕・起訴」
私は医療について全くのど素人ですが、この件は非常に違和感を覚えます。このままいけば、損をするのは患者になると思います。私の疑問は下記の通りです。
【疑問1】 なぜ「刑事事件」になっているのか?
この件は「刑事事件」となっており、当該医師は逮捕されています。まずこの時点で驚きです。
亡くなられた患者さんとその遺族は悲しみ嘆き苦しんでいることでしょう。ぶつけようのない怒りを抱えていることでしょう。彼らが「民事事件」として裁判を起こすのであれば理解できます。それは彼らの持つ権利です。
しかし、なぜ司法が「刑事事件」として医師を逮捕しているのでしょうか。その医師は、酔っ払い運転をして人をひき殺したぐらいの罪を犯したのでしょうか?
【疑問2】 医師の「ミス」で患者は死亡したのか?
「癒着胎盤を事前に予想し、十分な輸血準備ができていなかった落ち度」
残念ながら現代医学では、癒着胎盤を事前に正確に予想することはできないと聞いています。娩出後に胎盤が剥れるかどうかで初めて分かることではないのですか?だからこの批判はただの結果論であり、落ち度ではないと考えられます。
「手術中の出血を止められなかった落ち度」
もしこれが罪になるのであれば、心臓などを手術する外科医のほぼ全てが逮捕されるのではないでしょうか?
「輸血の準備量が十分でなかった落ち度」
この医師は1,000mlしか輸血準備をしておらず、本来であれば2,000mlの準備を行うべきとのことです。しかし癒着胎盤を前提として施術の度にそんなことをすれば、地方で出産はできなくなってしまいます。また結果論ですがこの患者さんの出血量は20,000mlだったので、どちらにしても患者の生命は失われていたことでしょう。
「子宮摘出をしてしまった落ち度」
この医師は事前に患者さんに、子宮摘出の可能性がある旨を説明しています。
「若い患者を死に追いやった落ち度」
確かに若い方が生存率は高いですが、だからといって若い患者は全員助かるわけではないし、高齢者だからといって直ちに生命の危機に陥るわけではないでしょう。
・・・・・風邪の患者に点滴の針を間違って刺して死なせてしまうような過失であれば、大いに断罪されるべきだと思います(ちと極端ですが)。しかし、今回のケースのどのへんが具体的に過失致死にあたるのか私には理解できません。
【疑問3】 今後の「医療」はどうなるのか?
今回のケースは、「難病を治癒できないだけで刑事犯として逮捕されるリスク」として認識されていくことでしょう。そうなれば、医師はリスクの高い患者は避け、誰がやっても治癒できるような軽度の症例しか扱わなくなるのではないでしょうか?なぜなら、そうしないと自分がいきなり逮捕される危険性があるからです。
そうなると困るのは誰でしょうか?それは医師ではなく、難病を抱えた患者さんのはずです。それは患者さんにとっては避けたい事態でしょう。今回の件、誰が糸をひいているのか分かりませんが、患者さんの助けになっていないと思います。
私は現在の医療体制の現状肯定を行いたいわけではありません。しかし今回の刑事問題は、医療のリスクテイカーを減らす危険性があります。それは日本の医療にとって、決してよい影響を与えるとは思えません。
【2006年04月11日】
100年に一度ぐらいの大洪水が起こったとします。その場合、我々はそのリスクを読みきれなかった護岸工事の任を負う建設省の担当者を逮捕するべきでしょうか?
火事が起きました。懸命な消化作業も空しく、建物は焼け落ちてしまったとします。その場合も我々は消防隊員を逮捕するべきでしょうか?
答えは「否」です。
前者の場合、その担当者の決断は妥当と考えるべきです。100年に一度のリスクを全て対策していては、財政が破綻してしまいます。後者の場合、消防隊を逮捕したら、次の火災を防ぐ手段がなくなってしまいます。
人間の力には、明らかに限界があります。
現代科学は天災を完全に予測・対策するレベルに至っていません。私の業界でも、できることよりも、できないことの方が圧倒的に多い。
医学でも同じでしょう。しかし、人命に関わる医療では、人々が「医学の限界」という現実をなかなか受け入れられないのでしょうね。「死=医療ミス」ではないかと疑心暗鬼になりやすいのだと思います。
私は「避けられない災厄」を個人・特定組織の責任に帰するべきではないと考えています。残念ながら今の我々の科学でどうしようもないことは、諦めるしかありません。
救済措置としては、個人・特定組織を「悪役」に仕立てて訴訟を起こすのではなく、公共弁済機関のようなものを作るべきと考えています。
私は道徳心からこのようなことを言っているのではありません。医者に防衛医療を強いることは、結局はわれわれ患者側の不利益にしかならないから言っているのです。
もし日本の医療レベルが国際水準に比べて著しく低く・高価なものであれば、日本の医療業界を一掃して海外にアウトソーシングするという選択肢もありえます。しかし、日本の医療レベルは世界トップクラスであり、医療コストや公平性も先進国では最高水準です。だから、既存の医療システムをうまく活用するべきなのです。
ちなみに産婦人科の死亡率は世界最低です。戦前はかなり高かったので、日本人の特性ではなく、日本産婦人業界の努力の賜物とみなすべきでしょう。それを評価せず、ほとんど救命不可能な案件が起きる度に医者を逮捕していたら、この国の医療は崩壊してしまいます。
2006/04/10のBlog
[ 18:15 ]
[ ビジネス ]
【2005年09月23日】
「ソニーの新経営戦略」
私に言わせれば、こんなものは経営戦略でも経営ビジョンでもなんでもない。お役人が書いた中味のない答弁書に過ぎません。
まずなにをやりたいのかが分かりません。「エレクトロニクスの復活」と言っていますが、エレクトロニクスがソニーの問題点であることは小学生にだって分かることです。だからこそ、「どのようにすれば復活できるのか」の方向性を示さなければならない。
しかし、出井体制をどう変革しようとしているのかがなにも述べられていません。これはソニーの競争力をここまで落ち込ませたあの出井体制を、これからも肯定するということでしょうか?であれば、トップ交代もただの社内席替えと言われても仕方がないでしょう。
そして僅かに言及されている個別戦略も、恐ろしく粗末なものです。
「HDワールドの創造」と言っていますが、そんなものはすでに創造されています。ソニーとしてどのような独自性を出そうとしているのかが、さっぱり見えてきません。
「インテリジェント機能の強化」も抽象的過ぎて分かりません。コクーンのようなものを作ろうとしているのか、それとも新ウォークマンの「インテリジェントシャッフル(内容はよく分かりませんが)」のことでも指しているのでしょうか。いずれにしても、お客様になにを提供したいのかが見えてきません。
「モバイルエンターテイメントの強化」にしても、iPodに惨敗している状況下では物笑いの種にしかなりません。ウォークマンが敗れ去った敗因を真剣に考えているのでしょうか?
また、TV事業を再建すると言っていますが、他社と同じパネルを高い価格でしか入手できない以上は無理でしょう。かなり以前に「ソニー:液晶TV戦略の誤り」でも述べたように、誤ったTV戦略を続ける限り、ソニーのTV事業が再建するのは難しいでしょう。
いずれにしても、今回の新経営戦略は無意味なものです。右写真にもあるように、自社製品の上下方向さえも間違える経営者が「エレクトロニクスの復活を目指す!」と言っても虚しいだけです。せめて自分達が一般消費者並にエレクトロニクス製品を使いこなせるようになってから発言するべきですね。
少なくとも私なら、こんな空疎な経営戦略を描いたりはしません。経営者がエレクトロニクスを愛せないエレクトロニクス企業など、市場から退場するべきでしょう。
【2006年04月10日】
何度か書いてきましたが、今のソニーは縮小均衡政策をとり続けています。既存ビジネスを縮小しながら利益を最大化し、緩やかなリストラを進めています。
しかし、新たなビジョンがありません。種まきもせずに、刈り取るだけでは先細りするだけです。
また、漫然と長期に渡るリストラを行うのは感心しません。やるなら1年や2年と期間を決めて、計画的に一度に済ませてしまうべきです。そうしなければ士気は下がるばかりでしょう。
「リストラは必要である」で述べた通り、私は個人的にリストラは必要悪だと考えています。しかしそれは適切な評価システムの下で、会社の業績に関係なく定期的に行うべきものです。業績が良ければ誰もリストラせず、悪くなれば良くなるまでずっとリストラし続けるというのは、下策としか言いようがありません。
「ソニーの新経営戦略」
私に言わせれば、こんなものは経営戦略でも経営ビジョンでもなんでもない。お役人が書いた中味のない答弁書に過ぎません。
まずなにをやりたいのかが分かりません。「エレクトロニクスの復活」と言っていますが、エレクトロニクスがソニーの問題点であることは小学生にだって分かることです。だからこそ、「どのようにすれば復活できるのか」の方向性を示さなければならない。
しかし、出井体制をどう変革しようとしているのかがなにも述べられていません。これはソニーの競争力をここまで落ち込ませたあの出井体制を、これからも肯定するということでしょうか?であれば、トップ交代もただの社内席替えと言われても仕方がないでしょう。
そして僅かに言及されている個別戦略も、恐ろしく粗末なものです。
「HDワールドの創造」と言っていますが、そんなものはすでに創造されています。ソニーとしてどのような独自性を出そうとしているのかが、さっぱり見えてきません。
「インテリジェント機能の強化」も抽象的過ぎて分かりません。コクーンのようなものを作ろうとしているのか、それとも新ウォークマンの「インテリジェントシャッフル(内容はよく分かりませんが)」のことでも指しているのでしょうか。いずれにしても、お客様になにを提供したいのかが見えてきません。
「モバイルエンターテイメントの強化」にしても、iPodに惨敗している状況下では物笑いの種にしかなりません。ウォークマンが敗れ去った敗因を真剣に考えているのでしょうか?
また、TV事業を再建すると言っていますが、他社と同じパネルを高い価格でしか入手できない以上は無理でしょう。かなり以前に「ソニー:液晶TV戦略の誤り」でも述べたように、誤ったTV戦略を続ける限り、ソニーのTV事業が再建するのは難しいでしょう。
いずれにしても、今回の新経営戦略は無意味なものです。右写真にもあるように、自社製品の上下方向さえも間違える経営者が「エレクトロニクスの復活を目指す!」と言っても虚しいだけです。せめて自分達が一般消費者並にエレクトロニクス製品を使いこなせるようになってから発言するべきですね。
少なくとも私なら、こんな空疎な経営戦略を描いたりはしません。経営者がエレクトロニクスを愛せないエレクトロニクス企業など、市場から退場するべきでしょう。
【2006年04月10日】
何度か書いてきましたが、今のソニーは縮小均衡政策をとり続けています。既存ビジネスを縮小しながら利益を最大化し、緩やかなリストラを進めています。
しかし、新たなビジョンがありません。種まきもせずに、刈り取るだけでは先細りするだけです。
また、漫然と長期に渡るリストラを行うのは感心しません。やるなら1年や2年と期間を決めて、計画的に一度に済ませてしまうべきです。そうしなければ士気は下がるばかりでしょう。
「リストラは必要である」で述べた通り、私は個人的にリストラは必要悪だと考えています。しかしそれは適切な評価システムの下で、会社の業績に関係なく定期的に行うべきものです。業績が良ければ誰もリストラせず、悪くなれば良くなるまでずっとリストラし続けるというのは、下策としか言いようがありません。
2006/04/09のBlog
[ 18:17 ]
[ 時事問題 ]
資産運用を開始して1年が経過しましたが、この1年間の運用実績は10%強でした。
高くもないが、低くもない数値です。とりえあえず負けはしなかったことに感謝したいと思います。私の資産運用方針は下記の通りでした。
(1) 分散投資する
私は自分の資産を絶対に減らしたくありません。一方で、資産運用だけでメシを食っていきたいという気持ちもありません。だからローリスク・ローリターン運用で満足です。
「必ず勝てる資産運用法」なんてありません。だから私は分散投資をして、「まず負けない資産運用」を目指しています。
分散投資は「負け犬の言い訳」とも言われるそうですが、私はそれで構いません。自分が集中投資をしても、資産運用のプロに勝てるとは思っていませんから。
(2) 分散は徹底する
といっても、ただ投資先を金融株や造船株などに分散するだけではあまり意味がないと思っています。一見、分散されているように見えますが、これらは同じ日本株なので、まとめて落ちる危険性は否定できません。
大事なのは、互いに関連性のない金融商品を選定することでしょう。例えば、中国株とインド株。前者は第二次産業(製造業)、後者は第三次産業(ITや医療)に依存した経済構造なので、両者が同時に暴落する可能性は低いと考えます。
(3) 他者と違う資産運用をする
なにごとについても言えることですが、他人と同じことしていてはあまりうまくいきません。大きな波に乗ることが大事な局面もあるのでしょうが、プロと同じ土俵でガチンコ勝負をするのは私はごめんです。
例えば、昨年秋から日本株をやる個人投資家が急増しています。日本の株式市場が高騰しており、その流れに乗り遅れないようにしているのでしょう。
しかし、株価はすでに1年間で\12,000から\17,500にまで上がっています。これからも同じぐらい(1年後に\25,500)上がるとは思えません。
だから、私はすでに海外市場(インド・韓国・ブラジル・トルコなど)に重点を移しています。40%を超える商品も多く、トータルで25%の運用利回りを行っています。
当面はあまり注目されていない海外市場に全力注力しつつ、東証が大幅に下げたら買いを入れていくつもりです。
高くもないが、低くもない数値です。とりえあえず負けはしなかったことに感謝したいと思います。私の資産運用方針は下記の通りでした。
(1) 分散投資する
私は自分の資産を絶対に減らしたくありません。一方で、資産運用だけでメシを食っていきたいという気持ちもありません。だからローリスク・ローリターン運用で満足です。
「必ず勝てる資産運用法」なんてありません。だから私は分散投資をして、「まず負けない資産運用」を目指しています。
分散投資は「負け犬の言い訳」とも言われるそうですが、私はそれで構いません。自分が集中投資をしても、資産運用のプロに勝てるとは思っていませんから。
(2) 分散は徹底する
といっても、ただ投資先を金融株や造船株などに分散するだけではあまり意味がないと思っています。一見、分散されているように見えますが、これらは同じ日本株なので、まとめて落ちる危険性は否定できません。
大事なのは、互いに関連性のない金融商品を選定することでしょう。例えば、中国株とインド株。前者は第二次産業(製造業)、後者は第三次産業(ITや医療)に依存した経済構造なので、両者が同時に暴落する可能性は低いと考えます。
(3) 他者と違う資産運用をする
なにごとについても言えることですが、他人と同じことしていてはあまりうまくいきません。大きな波に乗ることが大事な局面もあるのでしょうが、プロと同じ土俵でガチンコ勝負をするのは私はごめんです。
例えば、昨年秋から日本株をやる個人投資家が急増しています。日本の株式市場が高騰しており、その流れに乗り遅れないようにしているのでしょう。
しかし、株価はすでに1年間で\12,000から\17,500にまで上がっています。これからも同じぐらい(1年後に\25,500)上がるとは思えません。
だから、私はすでに海外市場(インド・韓国・ブラジル・トルコなど)に重点を移しています。40%を超える商品も多く、トータルで25%の運用利回りを行っています。
当面はあまり注目されていない海外市場に全力注力しつつ、東証が大幅に下げたら買いを入れていくつもりです。
2006/04/05のBlog
[ 20:55 ]
[ 仕事観&人生観 ]
3年ぶりに自分の年収を精査したところ、3年前よりも下がってる~~~~!?!?
どうやら残業が減ったのが原因のようです。
私が会社からもらっている給料は、私個人が会社に貢献した純利益増金額の約28分の1に過ぎません。
もう少しなんとかならないものかと思いますが、うちの会社は人事も機能していない有り様なのでどうしようもありません。所詮は「ひとごと」と書いて「人事」です。
かといって、下手なヘッドハンティングやスカウトの話に乗るのもためらってしまいます。転職でうまくいくケースはあまりありません。
当たり前のことですが、「仕事」と「会社」は全く別のものです。
■仕事
「目的」です。自分と切って切れないトレードオフできない存在。(ただし仕事側から見た私はトレードオフ可能な存在)
■会社
「手段」です。複数の選択肢があり、トレードオフできる存在です。
ですから、両者を明確に区分するべきと思うのです。私もそうですが、自分独りの裸状態になると意外と大したことがなかったりする。
自分の「仕事」の値札を常に意識できるようになりたいものです。
どうやら残業が減ったのが原因のようです。
私が会社からもらっている給料は、私個人が会社に貢献した純利益増金額の約28分の1に過ぎません。
もう少しなんとかならないものかと思いますが、うちの会社は人事も機能していない有り様なのでどうしようもありません。所詮は「ひとごと」と書いて「人事」です。
かといって、下手なヘッドハンティングやスカウトの話に乗るのもためらってしまいます。転職でうまくいくケースはあまりありません。
当たり前のことですが、「仕事」と「会社」は全く別のものです。
■仕事
「目的」です。自分と切って切れないトレードオフできない存在。(ただし仕事側から見た私はトレードオフ可能な存在)
■会社
「手段」です。複数の選択肢があり、トレードオフできる存在です。
ですから、両者を明確に区分するべきと思うのです。私もそうですが、自分独りの裸状態になると意外と大したことがなかったりする。
自分の「仕事」の値札を常に意識できるようになりたいものです。
2006/04/04のBlog
[ 22:52 ]
[ 時事問題 ]
【2006年02月18日】
「自民と民主、ライブドア送金メール問題で全面対決」
そもそも民主党はこんな低レベルな言い争いをしている場合ではありません。はっきり言ってライブドアが政治家に献金したかどうかなど国民にとってどうでもいいことです。「税制問題」「年金問題」「教育問題」など、解決しなければいけない問題を論ずるべきではないですか?
そもそも、情報が怪しげなフリーライターから独自入手したものだという時点で怪しさ満開です。もし事実であれば、そのフリーライターは大手出版社に堂々と高値でネタを売り込むはずですし、民主党もこんな怪しい情報は検証を行うべきです。口座情報ぐらいは明らかにしなければならないでしょう。「また聞き」ほど怪しいものはありません。ガセネタだったら民主党が自爆してしまうだけなので、実に軽率だと思いますね。
ともあれ、国民が政治家に求めているのはこんな下らない言い争いではありません。まともな政策論争をして、給料に見合った付加価値を出すことです。
【2006年04月04日】
想像通り、永田メールはガセネタでした。そして不祥事発覚から1ヶ月も経ってから、前原代表と永田議員が辞めるという結末を迎えたことは周知の事実です。
私は前原代表と永田議員の辞任にも、新代表に小沢さんと管さんのどちらが就任するのかにも興味がありません。どうでもいいことです。
それよりも民主党が崩壊の危機にあることの方が重要です。このままいけば自民党独裁になります。それは避けたい。
今の民主党に必要なのは、「限りなくとがった政策案」です。
現状のような各派閥の妥協の産物ではダメです。党内をまとめることを最優先目標としても、どうせ数では自民党にかなわないのですから。
それよりは党員数が若干減ろうとも、有権者の多数派であるサラリーマンのことをひたすら考え抜いた、とんがった法案で戦うべきです。例えば「新橋系の政治 活動」のような法案でもよいかもしれません。
あと、「対案を出す」という姿勢もいけません。対案を出す時点で、すでに「守りの受身」になってしまっていますし、自民党に戦場を規定されてしまいます。
そうではなく「攻めの能動的」な問題提起&政策提案を行っていくべきです。民主党から政策論争のテーマを選び、政策提言していけばいいのです。
とはいっても、「永田メール」のような国民になんの益もない下らない攻撃で自爆してはいけませんが(笑)
「自民と民主、ライブドア送金メール問題で全面対決」
そもそも民主党はこんな低レベルな言い争いをしている場合ではありません。はっきり言ってライブドアが政治家に献金したかどうかなど国民にとってどうでもいいことです。「税制問題」「年金問題」「教育問題」など、解決しなければいけない問題を論ずるべきではないですか?
そもそも、情報が怪しげなフリーライターから独自入手したものだという時点で怪しさ満開です。もし事実であれば、そのフリーライターは大手出版社に堂々と高値でネタを売り込むはずですし、民主党もこんな怪しい情報は検証を行うべきです。口座情報ぐらいは明らかにしなければならないでしょう。「また聞き」ほど怪しいものはありません。ガセネタだったら民主党が自爆してしまうだけなので、実に軽率だと思いますね。
ともあれ、国民が政治家に求めているのはこんな下らない言い争いではありません。まともな政策論争をして、給料に見合った付加価値を出すことです。
【2006年04月04日】
想像通り、永田メールはガセネタでした。そして不祥事発覚から1ヶ月も経ってから、前原代表と永田議員が辞めるという結末を迎えたことは周知の事実です。
私は前原代表と永田議員の辞任にも、新代表に小沢さんと管さんのどちらが就任するのかにも興味がありません。どうでもいいことです。
それよりも民主党が崩壊の危機にあることの方が重要です。このままいけば自民党独裁になります。それは避けたい。
今の民主党に必要なのは、「限りなくとがった政策案」です。
現状のような各派閥の妥協の産物ではダメです。党内をまとめることを最優先目標としても、どうせ数では自民党にかなわないのですから。
それよりは党員数が若干減ろうとも、有権者の多数派であるサラリーマンのことをひたすら考え抜いた、とんがった法案で戦うべきです。例えば「新橋系の政治 活動」のような法案でもよいかもしれません。
あと、「対案を出す」という姿勢もいけません。対案を出す時点で、すでに「守りの受身」になってしまっていますし、自民党に戦場を規定されてしまいます。
そうではなく「攻めの能動的」な問題提起&政策提案を行っていくべきです。民主党から政策論争のテーマを選び、政策提言していけばいいのです。
とはいっても、「永田メール」のような国民になんの益もない下らない攻撃で自爆してはいけませんが(笑)
2006/04/03のBlog
[ 22:37 ]
[ 日記 ]
私の名前を成分解析・・・
■苗字
西内の48%は鉄の意志で出来ています。
西内の20%は覚悟で出来ています。
西内の13%は努力で出来ています。
西内の9%は汗と涙(化合物)で出来ています。
西内の8%は魔法で出来ています。
西内の2%は明太子で出来ています。
■名前
伊織の66%はアルコールで出来ています。
伊織の28%は苦労で出来ています。
伊織の3%は勢いで出来ています。
伊織の2%はハッタリで出来ています。
伊織の1%は明太子で出来ています。
苗字と名前のギャップが激しい・・・・w。どちらかと言うと後者は当たっているように思いますorz
■苗字
西内の48%は鉄の意志で出来ています。
西内の20%は覚悟で出来ています。
西内の13%は努力で出来ています。
西内の9%は汗と涙(化合物)で出来ています。
西内の8%は魔法で出来ています。
西内の2%は明太子で出来ています。
■名前
伊織の66%はアルコールで出来ています。
伊織の28%は苦労で出来ています。
伊織の3%は勢いで出来ています。
伊織の2%はハッタリで出来ています。
伊織の1%は明太子で出来ています。
苗字と名前のギャップが激しい・・・・w。どちらかと言うと後者は当たっているように思いますorz
[ 19:01 ]
[ 仕事観&人生観 ]
【2004年10月09日】
仕事で付き合う人には下記の3種類が存在します。
(1) 自分で考えて答えを出せる人(仕事力のある人)
(2) 自分で答えは出せないが、答えを言われたら理解できる人(アンテナの高い人)
(3) 自分で答えを出せず、答えを言われても理解できない人(アンテナの低い人)
個人的な体験では、(1)は5%、(2)は25%、(3)は70%の割合を占めます。自分のプロジェクトを進める上で大切なのは(1)と(2)を取り込むことです。(3)については、長い経験で培われたその人の人格・地頭を変えることはほぼ不可能なので、いかに無力化・中抜きするかを考えるべきです。
ちなみに(3)タイプを変えるには、多くの場合は10代半ばにまで遡る必要があります。仕事力として大事な疑問力、向上心や意志力などの人格要素を、成人してから変えるのは非常に困難だからです。
ですから私は、中卒のような若い人を雇用して叩き上げるという手法も面白いのではないかと思います。初期コストはかかりますが、(3)の発生率は最小化できるのではないでしょうか。
【2006年04月03日】
今日は各地で入社式があったのでしょうか?街のあちこちで新入社員っぽい集団を見かけました。
自分も初出勤の頃は、会社や同期飲み会が新鮮かつ緊張で、慣れない日々を送っていたものです。もう6年も経ちましたが、今でも懐かしいものです。
さて、よく考えると新入社員といってもすでに二十歳を越えており、人格形成のピークは過ぎています。だから新入社員の時点で「言われたことしかしない人」は、会社で10年過ごしても変わらないケースが大部分と思われます。
一方で、新卒採用は半ば博打のようなものです。働かせずして、仕事ができるかどうかを見抜くの至難の業でしょう。
仕事力に直結する人格の変更は難しいのに、博打のような新卒採用をしなければならないのはハイリスクです。対策としては下記の2案があるでしょう。
(1)インターン制度
すでに多くの企業で実施されていますね。
(2)中卒採用して鍛え上げる
鉄は熱き内に打て、です。以前から半ば冗談で言っていますが、案外うまくいくかもしれませんね。両親にとっても、社会に出てから役に立たない学問に終始する教育機関に子供を預けるよりも魅力的に映る時代が来るかもしれません。
仕事で付き合う人には下記の3種類が存在します。
(1) 自分で考えて答えを出せる人(仕事力のある人)
(2) 自分で答えは出せないが、答えを言われたら理解できる人(アンテナの高い人)
(3) 自分で答えを出せず、答えを言われても理解できない人(アンテナの低い人)
個人的な体験では、(1)は5%、(2)は25%、(3)は70%の割合を占めます。自分のプロジェクトを進める上で大切なのは(1)と(2)を取り込むことです。(3)については、長い経験で培われたその人の人格・地頭を変えることはほぼ不可能なので、いかに無力化・中抜きするかを考えるべきです。
ちなみに(3)タイプを変えるには、多くの場合は10代半ばにまで遡る必要があります。仕事力として大事な疑問力、向上心や意志力などの人格要素を、成人してから変えるのは非常に困難だからです。
ですから私は、中卒のような若い人を雇用して叩き上げるという手法も面白いのではないかと思います。初期コストはかかりますが、(3)の発生率は最小化できるのではないでしょうか。
【2006年04月03日】
今日は各地で入社式があったのでしょうか?街のあちこちで新入社員っぽい集団を見かけました。
自分も初出勤の頃は、会社や同期飲み会が新鮮かつ緊張で、慣れない日々を送っていたものです。もう6年も経ちましたが、今でも懐かしいものです。
さて、よく考えると新入社員といってもすでに二十歳を越えており、人格形成のピークは過ぎています。だから新入社員の時点で「言われたことしかしない人」は、会社で10年過ごしても変わらないケースが大部分と思われます。
一方で、新卒採用は半ば博打のようなものです。働かせずして、仕事ができるかどうかを見抜くの至難の業でしょう。
仕事力に直結する人格の変更は難しいのに、博打のような新卒採用をしなければならないのはハイリスクです。対策としては下記の2案があるでしょう。
(1)インターン制度
すでに多くの企業で実施されていますね。
(2)中卒採用して鍛え上げる
鉄は熱き内に打て、です。以前から半ば冗談で言っていますが、案外うまくいくかもしれませんね。両親にとっても、社会に出てから役に立たない学問に終始する教育機関に子供を預けるよりも魅力的に映る時代が来るかもしれません。
2006/04/02のBlog
[ 10:53 ]
[ 自作小説 ]
<西暦2464年>
<カペラ会戦で撃破された高速戦闘艦マダガスカルのWee Lee中佐の手記>
元妻が亡くなったという知らせは、艦隊が減速を終えて敵星系にさしかかった時に入った。
我が艦隊は、太陽系から42光年離れたカペラ星系にある敵根拠地の制圧を目的として航宙を続けている。カペラは2つの主星と2つのわい星から成る4重連星系だ。我々は光速に限りなく近い速度を出しているが、それでも敵星系に到達するには外部時間で50年余もの歳月を要する。しかし高速移動する宇宙船では時間の進みが遅いため、乗組員にとっての航宙時間は7~8年に過ぎない。
地球軍令部から入った通信によると、元妻は45歳の時に事故で亡くなった。私が出征して10年後のことだ。その知らせが42年の歳月を費やして、ここに届いた計算になる。
不思議と悲しみはこみ上げてこなかった。仮に彼女が生きていたとしても今頃は87歳になっている。地球を離れた時にまだ8歳だった息子も、今では60を過ぎていることだろう。仮に順調に戦闘を終えて、すぐに地球に帰還したとしても、私が戻る頃には妻はおろか息子さえもすでにこの世にはいない。
だから私は地球を離れる時点で、すでに気持ちに整理をつけていた。妻の今後を思い、離婚にも同意した。私はこの作戦が終われば、このままカペラ星系に駐屯するつもりだ。今さら地球に戻って、自分よりも年老いた孫に会ってどうなるというのか。
なにが我々をここまで戦いに駆り立てるのかはよく分からない。おそらくヒトは、敵なくしては生きられない生き物なのだろう。故郷を守るためと言いながら、故郷を捨ててしまった私も、所詮は同じ穴のむじななのかもしれない。
先ほど、先行している偵察艦から複数の電磁波源発見の報が入った。これは艦隊が同時に加速を開始した波長と合致する。敵艦隊が迎撃行動に入ったと考えてよいだろう。
この敵艦隊を破らねば、カペラ星系を攻略することはできない。すでに我が艦隊は交差軌道に乗り、まもなく会敵する予定だ。願わくば、これが最後の手記とならぬことを祈る。
【解説】
・・・これも単なる妄想ですが、恒星間航行はすなわち航宙者と故郷との時間の断絶を意味すると考えられます。これは両者の間にまたがる天文学的な距離もさることながら、相対性理論によって航宙者の時間の流れが故郷と著しく異なってしまうために生じてしまう現象です。
上記のような世界は、想像するだけで寂しくなってしまいます・・・(´・ω・`)
「地球外文明との交戦シリーズの過去記事」
<カペラ会戦で撃破された高速戦闘艦マダガスカルのWee Lee中佐の手記>
元妻が亡くなったという知らせは、艦隊が減速を終えて敵星系にさしかかった時に入った。
我が艦隊は、太陽系から42光年離れたカペラ星系にある敵根拠地の制圧を目的として航宙を続けている。カペラは2つの主星と2つのわい星から成る4重連星系だ。我々は光速に限りなく近い速度を出しているが、それでも敵星系に到達するには外部時間で50年余もの歳月を要する。しかし高速移動する宇宙船では時間の進みが遅いため、乗組員にとっての航宙時間は7~8年に過ぎない。
地球軍令部から入った通信によると、元妻は45歳の時に事故で亡くなった。私が出征して10年後のことだ。その知らせが42年の歳月を費やして、ここに届いた計算になる。
不思議と悲しみはこみ上げてこなかった。仮に彼女が生きていたとしても今頃は87歳になっている。地球を離れた時にまだ8歳だった息子も、今では60を過ぎていることだろう。仮に順調に戦闘を終えて、すぐに地球に帰還したとしても、私が戻る頃には妻はおろか息子さえもすでにこの世にはいない。
だから私は地球を離れる時点で、すでに気持ちに整理をつけていた。妻の今後を思い、離婚にも同意した。私はこの作戦が終われば、このままカペラ星系に駐屯するつもりだ。今さら地球に戻って、自分よりも年老いた孫に会ってどうなるというのか。
なにが我々をここまで戦いに駆り立てるのかはよく分からない。おそらくヒトは、敵なくしては生きられない生き物なのだろう。故郷を守るためと言いながら、故郷を捨ててしまった私も、所詮は同じ穴のむじななのかもしれない。
先ほど、先行している偵察艦から複数の電磁波源発見の報が入った。これは艦隊が同時に加速を開始した波長と合致する。敵艦隊が迎撃行動に入ったと考えてよいだろう。
この敵艦隊を破らねば、カペラ星系を攻略することはできない。すでに我が艦隊は交差軌道に乗り、まもなく会敵する予定だ。願わくば、これが最後の手記とならぬことを祈る。
【解説】
・・・これも単なる妄想ですが、恒星間航行はすなわち航宙者と故郷との時間の断絶を意味すると考えられます。これは両者の間にまたがる天文学的な距離もさることながら、相対性理論によって航宙者の時間の流れが故郷と著しく異なってしまうために生じてしまう現象です。
上記のような世界は、想像するだけで寂しくなってしまいます・・・(´・ω・`)
「地球外文明との交戦シリーズの過去記事」
2006/03/31のBlog
[ 23:59 ]
[ 自作小説 ]
<西暦2394年>
<捕虜交換で生還した重戦闘艦サモアのSmith艦長の回想録>
「前方に爆散円!」
観測オペレーターの絶叫で私は我にかえった。すでに我が艦隊は敵の奇襲攻撃を受けつつあった。艦隊はすぐさま乱数G加速で回避行動に移ったが、予想を遥かに上回る速度で飛来した敵の爆散弾の作り出した爆散円から逃れることはできなかった。
爆散円の密度は濃くなかったため、命中する確率は非常に低いと思われた。しかしそれが大きな誤りであることが判明するまでに時間はかからなかった。鈍い振動と不気味な音をあげて艦がきしむ。至近弾は観測されていないのに、強い時空のゆがみが艦隊を襲った。
僚艦であるタスマニアが大爆発を起こしたのはそんな時だった。まばゆい閃光によって、光学モニターが一瞬ホワイトアウトする。観測画像が再表示された時には、傍ら(といっても250万km離れているが)を航行していたはずのタスマニアは影も形もなかった。状況からいって直撃弾を受けたのだろう。
悲劇はまだ終わらなかった。続いて僚艦フエゴに異変が起きた。僚艦フエゴであったものは、2つの物体に分離し、大きく軌道をねじまげて艦隊から遠ざかりつつあった。すぐさま光学モニターに写されたフエゴの映像は正視に耐えないものだった。艦体が中央から真っ二つに裂け、前部と後部が不自然に回転しながら宇宙の彼方に飛び去っていく。ちぎれた艦体から破片のようなものが吹き出している。あの中には死体も含まれているはずだ。状況からいって生存者がいる可能性は絶望的だった。
そして私の乗艦を最大の衝撃が襲った。爆発音とともに気密が破られ、同僚達がすさまじい勢いで宇宙空間に吸い出されていく。艦は高速で回転しているらしく、重力方向が変わり体が天井に投げ出されそうになる。救助ポッドに殺到する同僚達の姿・・・それが私が見た最後の記憶だった。
我々の艦隊が全滅したことを知ったのは、敵の捕虜となってしばらくたってからだった。今から思えば、我々の艦隊の敗北は避けようのないものだったと思う。
地球軍が彼らと戦闘状態に突入して40年が経とうとした頃にこの作戦は立案された。地球軍は各戦線において敵軍を圧倒しており、我々の艦隊は敵本拠地の近傍星系の攻略を目的として編成された。この作戦がうまくいけば、長期に渡る戦争の早期終結も近づくはずだった。
地球軍の技術力は相手陣営を圧倒しており、作戦に不安はないはずだった。我々自身も勝利を確信していた。しかし敵の新兵器の登場によって我々の思惑は崩れた。
敵が使用した新兵器は、光速爆散弾と呼ばれるものだった。爆散弾を光速の99.99%にまで加速して質量を極限にまで高め、弾頭のもつ膨大な潮汐力によって、直撃弾でなくても敵艦に深刻な損害を与えられるのが特徴だ。そのため我が艦隊は光速に限りなく近い速度で飛来する敵爆散弾を回避できず、その強力な時空のゆがみによって直撃を受けずとも次々と撃破されたのだ。
実は、敵が光速爆散弾を開発するよりも10年も早く、地球軍も同様の兵器の開発に成功していた。しかし双方の技術が最前線に到達するまでの時間差が勝敗を分けた。
我々が交戦した宙域は、太陽系からは24光年、敵本拠地から9光年離れた場所にあった。そして我が艦隊がその宙域に到達するには34年、敵艦隊は13~14年かかった。つまり我が艦隊は、自分達より20年遅れて開発された敵艦隊と交戦することになったのだ。双方が総力を尽くして軍備拡大を図る中での20年間の技術格差はやはり大きかった。
周知の通り、この戦いの後は両陣営とも互いに決定打を出せないまま泥沼の戦いを続けている。敵支配領域の奥深くに侵攻すればするほど、より未来に作られた敵軍と戦う羽目になるからだ。この終わりなき戦いに終止符が打たれる時は来るのだろうか・・・
【解説】
広大な宙域を舞台とした恒星間戦闘では、双方の技術が最前線に到達するまでの時間差が勝敗を分けることも多いでしょう。死に物狂いで軍備競争を図る総力戦であれば、わずか数年の差が勝敗に直結することも珍しくないはずです。そう考えると、敵の本拠地を制圧するということは非常に困難なのかもしれませんね。
「地球外文明との交戦シリーズの過去記事」
<捕虜交換で生還した重戦闘艦サモアのSmith艦長の回想録>
「前方に爆散円!」
観測オペレーターの絶叫で私は我にかえった。すでに我が艦隊は敵の奇襲攻撃を受けつつあった。艦隊はすぐさま乱数G加速で回避行動に移ったが、予想を遥かに上回る速度で飛来した敵の爆散弾の作り出した爆散円から逃れることはできなかった。
爆散円の密度は濃くなかったため、命中する確率は非常に低いと思われた。しかしそれが大きな誤りであることが判明するまでに時間はかからなかった。鈍い振動と不気味な音をあげて艦がきしむ。至近弾は観測されていないのに、強い時空のゆがみが艦隊を襲った。
僚艦であるタスマニアが大爆発を起こしたのはそんな時だった。まばゆい閃光によって、光学モニターが一瞬ホワイトアウトする。観測画像が再表示された時には、傍ら(といっても250万km離れているが)を航行していたはずのタスマニアは影も形もなかった。状況からいって直撃弾を受けたのだろう。
悲劇はまだ終わらなかった。続いて僚艦フエゴに異変が起きた。僚艦フエゴであったものは、2つの物体に分離し、大きく軌道をねじまげて艦隊から遠ざかりつつあった。すぐさま光学モニターに写されたフエゴの映像は正視に耐えないものだった。艦体が中央から真っ二つに裂け、前部と後部が不自然に回転しながら宇宙の彼方に飛び去っていく。ちぎれた艦体から破片のようなものが吹き出している。あの中には死体も含まれているはずだ。状況からいって生存者がいる可能性は絶望的だった。
そして私の乗艦を最大の衝撃が襲った。爆発音とともに気密が破られ、同僚達がすさまじい勢いで宇宙空間に吸い出されていく。艦は高速で回転しているらしく、重力方向が変わり体が天井に投げ出されそうになる。救助ポッドに殺到する同僚達の姿・・・それが私が見た最後の記憶だった。
我々の艦隊が全滅したことを知ったのは、敵の捕虜となってしばらくたってからだった。今から思えば、我々の艦隊の敗北は避けようのないものだったと思う。
地球軍が彼らと戦闘状態に突入して40年が経とうとした頃にこの作戦は立案された。地球軍は各戦線において敵軍を圧倒しており、我々の艦隊は敵本拠地の近傍星系の攻略を目的として編成された。この作戦がうまくいけば、長期に渡る戦争の早期終結も近づくはずだった。
地球軍の技術力は相手陣営を圧倒しており、作戦に不安はないはずだった。我々自身も勝利を確信していた。しかし敵の新兵器の登場によって我々の思惑は崩れた。
敵が使用した新兵器は、光速爆散弾と呼ばれるものだった。爆散弾を光速の99.99%にまで加速して質量を極限にまで高め、弾頭のもつ膨大な潮汐力によって、直撃弾でなくても敵艦に深刻な損害を与えられるのが特徴だ。そのため我が艦隊は光速に限りなく近い速度で飛来する敵爆散弾を回避できず、その強力な時空のゆがみによって直撃を受けずとも次々と撃破されたのだ。
実は、敵が光速爆散弾を開発するよりも10年も早く、地球軍も同様の兵器の開発に成功していた。しかし双方の技術が最前線に到達するまでの時間差が勝敗を分けた。
我々が交戦した宙域は、太陽系からは24光年、敵本拠地から9光年離れた場所にあった。そして我が艦隊がその宙域に到達するには34年、敵艦隊は13~14年かかった。つまり我が艦隊は、自分達より20年遅れて開発された敵艦隊と交戦することになったのだ。双方が総力を尽くして軍備拡大を図る中での20年間の技術格差はやはり大きかった。
周知の通り、この戦いの後は両陣営とも互いに決定打を出せないまま泥沼の戦いを続けている。敵支配領域の奥深くに侵攻すればするほど、より未来に作られた敵軍と戦う羽目になるからだ。この終わりなき戦いに終止符が打たれる時は来るのだろうか・・・
【解説】
広大な宙域を舞台とした恒星間戦闘では、双方の技術が最前線に到達するまでの時間差が勝敗を分けることも多いでしょう。死に物狂いで軍備競争を図る総力戦であれば、わずか数年の差が勝敗に直結することも珍しくないはずです。そう考えると、敵の本拠地を制圧するということは非常に困難なのかもしれませんね。
「地球外文明との交戦シリーズの過去記事」
2006/03/30のBlog
[ 22:02 ]
[ 自作小説 ]
敵艦が撃破される寸前に放った核ミサイル160基が、地球めがけて飛翔していく。艦隊から超遠距離射撃をするものの、回避機動する敵ミサイルにはほとんど命中しなかった。
その後、地球の周回軌道上と大気圏上層部に何重にも張り巡らされた防衛網によって大部分のミサイルが迎撃されたものの、撃ちもらした2基が中国南部の広東エリアに着弾した。
艦隊指揮所のモニターに、地表で炸裂した核爆発の光球が小さく写し出された。あの閃光の下では数十~数百万の人々が一瞬にして死傷したはずだ。もの言わぬモニターさえもが自分の失策を責めているようで心が痛んだ。
その後、私は降格されて地上勤務となった。今では夜空を見上げると美しい星々が見える。モニター越しでしか宇宙と触れられなかった艦隊勤務時代よりも、かえって宇宙との距離は近くなったような気がする。皮肉なものだ・・・
いま思えば、敵の戦略は合理的なものだった。ただでさえ地球軍に対して技術水準で劣り、さらに34年間の航宙でその差は拡大していたため、地球艦隊と交戦して勝利することは最初から諦めていた。そのため、敵の主星地球を攻撃するための核ミサイルのみを満載した。
その上で、地球艦隊との会敵直前に常識外の急加速を行って追撃を振り切り、生き残った艦で地球爆撃を行ったのだ。我が艦隊の追撃を振り切るために、減速はぎりぎりまで行わず太陽系近傍にきた段階で急減速を実施して航宙時間を最短とした。後の調査から、満足な対Gシートを持たない敵乗組員の過半数はこの時点で死亡していたことが分かった。どのみち帰還するだけの推進剤も残っていなかったので、彼らが生還できないことに変わりはなかったが。
敵軍は乗組員が一人も生きて故郷に戻れないことを前提としてこの作戦を立案・実行した。この執念を見る限り、すでに彼らは死にものぐるいで総力戦を行う覚悟ができていると考えるべきだ。
この地球爆撃以降、反戦世論は声を潜め、代わって圧倒的な世論の支持のもとに大規模な報復作戦が次々と実施された。敵の勢力圏に対する無差別核爆撃が繰り返され、敵軍も奇襲爆撃やテロによって応酬する血生臭い戦いが続いた。
今日も夜空を見上げると、満点の星空の中にいくつもの美しい光の帯が見える。それはまるで彗星のように神秘的で魅惑的である。
しかし、これは報復作戦のために出撃していく地球艦隊が吐き出す長大な噴射炎だ。いずれの艦にも、敵民族を焼き尽くすための熱核兵器が満載されている。敵民族を根絶やしにするため人類の執念の結晶が、この幻想的な光景を生み出しているのに過ぎない。
憎しみが宇宙に満ち、互いが相手を絶滅させるべく死力を尽くす時代。この絶滅戦は果てしなく続くことだろう。
「地球外文明との交戦シリーズの過去記事」
その後、地球の周回軌道上と大気圏上層部に何重にも張り巡らされた防衛網によって大部分のミサイルが迎撃されたものの、撃ちもらした2基が中国南部の広東エリアに着弾した。
艦隊指揮所のモニターに、地表で炸裂した核爆発の光球が小さく写し出された。あの閃光の下では数十~数百万の人々が一瞬にして死傷したはずだ。もの言わぬモニターさえもが自分の失策を責めているようで心が痛んだ。
その後、私は降格されて地上勤務となった。今では夜空を見上げると美しい星々が見える。モニター越しでしか宇宙と触れられなかった艦隊勤務時代よりも、かえって宇宙との距離は近くなったような気がする。皮肉なものだ・・・
いま思えば、敵の戦略は合理的なものだった。ただでさえ地球軍に対して技術水準で劣り、さらに34年間の航宙でその差は拡大していたため、地球艦隊と交戦して勝利することは最初から諦めていた。そのため、敵の主星地球を攻撃するための核ミサイルのみを満載した。
その上で、地球艦隊との会敵直前に常識外の急加速を行って追撃を振り切り、生き残った艦で地球爆撃を行ったのだ。我が艦隊の追撃を振り切るために、減速はぎりぎりまで行わず太陽系近傍にきた段階で急減速を実施して航宙時間を最短とした。後の調査から、満足な対Gシートを持たない敵乗組員の過半数はこの時点で死亡していたことが分かった。どのみち帰還するだけの推進剤も残っていなかったので、彼らが生還できないことに変わりはなかったが。
敵軍は乗組員が一人も生きて故郷に戻れないことを前提としてこの作戦を立案・実行した。この執念を見る限り、すでに彼らは死にものぐるいで総力戦を行う覚悟ができていると考えるべきだ。
この地球爆撃以降、反戦世論は声を潜め、代わって圧倒的な世論の支持のもとに大規模な報復作戦が次々と実施された。敵の勢力圏に対する無差別核爆撃が繰り返され、敵軍も奇襲爆撃やテロによって応酬する血生臭い戦いが続いた。
今日も夜空を見上げると、満点の星空の中にいくつもの美しい光の帯が見える。それはまるで彗星のように神秘的で魅惑的である。
しかし、これは報復作戦のために出撃していく地球艦隊が吐き出す長大な噴射炎だ。いずれの艦にも、敵民族を焼き尽くすための熱核兵器が満載されている。敵民族を根絶やしにするため人類の執念の結晶が、この幻想的な光景を生み出しているのに過ぎない。
憎しみが宇宙に満ち、互いが相手を絶滅させるべく死力を尽くす時代。この絶滅戦は果てしなく続くことだろう。
「地球外文明との交戦シリーズの過去記事」
2006/03/29のBlog
[ 23:32 ]
[ 自作小説 ]
「爆散弾60が起爆。敵艦隊との交差は20分後」
「目標8、加速回避中」
「交差時に全力射撃用意」
戦闘が機械的に進行していく様子を、私は妙に冷静な気持ちで眺めていた。戦闘方針を決めれば、後は戦闘支援コンピューターが命令を粛々と実施していく。もう私に残された仕事はほとんどなかった。
我が第5艦隊は敵艦隊に対してありったけの爆散弾を叩き込んだ。全力減速しつつの攻撃だったが、それでも敵艦隊の加速によって十分な相対速度を得ていた。そして敵艦隊は反撃に移ることもなく爆散円につっこんだ。
敵艦8隻の内の6隻が、爆散円に触れて瞬時に粉々となった。たとえ微少な破片でも、このような亜光速で衝突すれば致命傷となるのだ。バラバラになった敵艦体が、猛烈な速度で拡散していく。
しかし残り2隻は爆散円の間隙をついて戦線を突破してしまった。交差の瞬間に近接兵器で全力射撃するものの、有意な命中弾は得られなかった。
敵艦は猛烈な速度で太陽系方向に飛び去っていく。追撃する我が艦隊は全力減速しつつ回頭中だが、それでも太陽系方面に反転するまで10日以上の時を要する。減速期間とその後にくる急加速の間は、我々は対Gシートの中でじっと耐えるしかない。
我々が反転加速して敵艦隊に追いついたのは、地球からわずか200万kmしか離れていない宙域だった。地球と月との距離の5倍強でしかない。
敵艦隊は太陽系にさしかかった時点で、数百Gもの常識外れの急減速を実施し、地球爆撃の侵入ルートにのっていた。しかしいくら彼らの身体構造が我々と異なるとはいえ、このような急減速を行って無事に済むはずがない。おそらく大半の乗組員が死傷しているのではないか。
さらに敵艦は太陽系外縁の星間物質と超高速で衝突してきたため、すでに小破状態にあった。しかし有り余る推進力を生かして、恒星間航行能力のない警備艦隊の防衛網を突破し、一路、地球を目指していた。
敵艦隊の速度から逆算すると、あと2分以内に敵艦隊を撃滅せねば地球が危ない。
我が艦隊から前方の敵艦隊めがけて残りの爆散弾が投射される。さらに月要塞から展開された無数の爆散弾が敵の進路を塞ぐ。
敵艦はそのままの進路で爆散円に突入。1艦は瞬時に撃破されたものの、もう1艦は多数の命中弾を受けつつも爆散円第1波を突破した直後に、多数の物体を分離した。そしてその後に飛来した爆散円第2波によって、この敵艦も撃破される。
分離した無数の物体は、いずれも地球を目指していた。
(続く)
「地球外文明との交戦シリーズの過去記事」
「目標8、加速回避中」
「交差時に全力射撃用意」
戦闘が機械的に進行していく様子を、私は妙に冷静な気持ちで眺めていた。戦闘方針を決めれば、後は戦闘支援コンピューターが命令を粛々と実施していく。もう私に残された仕事はほとんどなかった。
我が第5艦隊は敵艦隊に対してありったけの爆散弾を叩き込んだ。全力減速しつつの攻撃だったが、それでも敵艦隊の加速によって十分な相対速度を得ていた。そして敵艦隊は反撃に移ることもなく爆散円につっこんだ。
敵艦8隻の内の6隻が、爆散円に触れて瞬時に粉々となった。たとえ微少な破片でも、このような亜光速で衝突すれば致命傷となるのだ。バラバラになった敵艦体が、猛烈な速度で拡散していく。
しかし残り2隻は爆散円の間隙をついて戦線を突破してしまった。交差の瞬間に近接兵器で全力射撃するものの、有意な命中弾は得られなかった。
敵艦は猛烈な速度で太陽系方向に飛び去っていく。追撃する我が艦隊は全力減速しつつ回頭中だが、それでも太陽系方面に反転するまで10日以上の時を要する。減速期間とその後にくる急加速の間は、我々は対Gシートの中でじっと耐えるしかない。
我々が反転加速して敵艦隊に追いついたのは、地球からわずか200万kmしか離れていない宙域だった。地球と月との距離の5倍強でしかない。
敵艦隊は太陽系にさしかかった時点で、数百Gもの常識外れの急減速を実施し、地球爆撃の侵入ルートにのっていた。しかしいくら彼らの身体構造が我々と異なるとはいえ、このような急減速を行って無事に済むはずがない。おそらく大半の乗組員が死傷しているのではないか。
さらに敵艦は太陽系外縁の星間物質と超高速で衝突してきたため、すでに小破状態にあった。しかし有り余る推進力を生かして、恒星間航行能力のない警備艦隊の防衛網を突破し、一路、地球を目指していた。
敵艦隊の速度から逆算すると、あと2分以内に敵艦隊を撃滅せねば地球が危ない。
我が艦隊から前方の敵艦隊めがけて残りの爆散弾が投射される。さらに月要塞から展開された無数の爆散弾が敵の進路を塞ぐ。
敵艦はそのままの進路で爆散円に突入。1艦は瞬時に撃破されたものの、もう1艦は多数の命中弾を受けつつも爆散円第1波を突破した直後に、多数の物体を分離した。そしてその後に飛来した爆散円第2波によって、この敵艦も撃破される。
分離した無数の物体は、いずれも地球を目指していた。
(続く)
「地球外文明との交戦シリーズの過去記事」
2006/03/28のBlog
[ 23:41 ]
[ 自作小説 ]
<西暦2316年>
<地球軍第5艦隊のLee Insuk参謀の戦闘記録>
それは容易な迎撃作戦のはずだった。
天王星の衛星群に構築された早期警戒・電波望遠鏡システムが、29光年離れた敵星系から敵艦隊が出撃する噴射炎を観測したのは、わずか4年前のことだった。つまり敵艦隊は33年前にはすでに発進していることになる。
しかし、この敵艦隊がいまだに前線の地球軍勢力圏に来襲していないということは、この敵艦隊は太陽系を狙っている公算が高いことを意味する。その場合、他星系に出撃中の艦隊に連絡して迎撃しても間に合わない。つまり迎撃可能なのは、太陽系に帰港していた我が第5艦隊のみということになる。
第5艦隊は、新鋭の重戦闘艦12隻で編成された有力な打撃艦隊だ。少なくとも33年以上も前に建造された敵の老朽艦ごときに破れる可能性など皆無といってよい。敵の作戦は、無謀というより無意味に近いと思われた。
我々が太陽系を出撃して外部時間で2年余りが経過した頃に敵艦隊を捕捉した。敵艦隊の軌道や装備など全てが我々の読み通りだった。ただ一つ、敵艦隊が減速を中止して、逆に加速を始めたことを除いては。
敵艦は口径20kmのラムジェット用星間物質取り込み磁気ゲートを前面に展開しており、これをパラシュート代わりにして減速していたが、5時間前に敵艦は減速を中止して逆に加速を開始した。不可解な行動だった。このままでは敵艦隊は太陽系を通り過ぎてしまう。少なくとも太陽系攻略作戦など実行できないはずだ。
敵艦隊の最終軌道がモニターに写し出された時に、誰かが渇いた声をあげた。敵艦隊は亜光速のまま一直線に地球を目指していたのだ。彼らは地球爆撃を狙っている。攻略作戦など最初から考えていなかったのだ。
じきに我が艦隊は敵艦隊と会敵する。しかし一度の交戦で、亜光速の相対速度で交差する敵艦隊を完全に殲滅することは難しい。本来ならば交戦後に急減速&回頭し、敵艦隊を後方から追撃して殲滅を行う予定だったが、今から急減速回頭&全力加速を行ったとしても、なおも加速を続ける敵艦隊に追いつくにはかなりの日数を要するはずだ。
彼らが地球爆撃を行おうとすると、突入体を大気圏に適切な速度で投入する必要があるため、少なくとも地球接近直前には急減速しなければならない。我が艦隊が全速で追撃したとしても、敵艦隊を再捕捉できるのは火星~木星周辺の軌道になるはずだ。この最後の数分間の接触で敵艦隊を殲滅できなければ、地球圏は敵の戦略爆撃を受けてしまう。
敵の作戦は生還の望みのないものだ。たとえ我々の迎撃網を突破できても、その後の常識外れの急減速による高Gで多くの死者を出すはずだ。しかもそれに成功したとしても、その時にはもう母星に帰還する推進剤も残っているまい。しかし、彼らはそこまでしてでも不利な戦況を覆そうとしている。
彼らは最初から死ぬ覚悟でここまでやってきたのだ。そこには妥協も迷いもなかった。我々はすでに敵陣営との壮絶な絶滅戦の渦中にいるのだ。
腹の底から響く重低音を伴って艦体が軋む。敵艦隊の加速機動に応じて、我が艦隊は急減速に入りつつあった。全力の急減速の高Gに耐えながら、私は戦争の冷徹な現実を、今さらながら痛感していた。
(続く)
「地球外文明との交戦シリーズの過去記事」
<地球軍第5艦隊のLee Insuk参謀の戦闘記録>
それは容易な迎撃作戦のはずだった。
天王星の衛星群に構築された早期警戒・電波望遠鏡システムが、29光年離れた敵星系から敵艦隊が出撃する噴射炎を観測したのは、わずか4年前のことだった。つまり敵艦隊は33年前にはすでに発進していることになる。
しかし、この敵艦隊がいまだに前線の地球軍勢力圏に来襲していないということは、この敵艦隊は太陽系を狙っている公算が高いことを意味する。その場合、他星系に出撃中の艦隊に連絡して迎撃しても間に合わない。つまり迎撃可能なのは、太陽系に帰港していた我が第5艦隊のみということになる。
第5艦隊は、新鋭の重戦闘艦12隻で編成された有力な打撃艦隊だ。少なくとも33年以上も前に建造された敵の老朽艦ごときに破れる可能性など皆無といってよい。敵の作戦は、無謀というより無意味に近いと思われた。
我々が太陽系を出撃して外部時間で2年余りが経過した頃に敵艦隊を捕捉した。敵艦隊の軌道や装備など全てが我々の読み通りだった。ただ一つ、敵艦隊が減速を中止して、逆に加速を始めたことを除いては。
敵艦は口径20kmのラムジェット用星間物質取り込み磁気ゲートを前面に展開しており、これをパラシュート代わりにして減速していたが、5時間前に敵艦は減速を中止して逆に加速を開始した。不可解な行動だった。このままでは敵艦隊は太陽系を通り過ぎてしまう。少なくとも太陽系攻略作戦など実行できないはずだ。
敵艦隊の最終軌道がモニターに写し出された時に、誰かが渇いた声をあげた。敵艦隊は亜光速のまま一直線に地球を目指していたのだ。彼らは地球爆撃を狙っている。攻略作戦など最初から考えていなかったのだ。
じきに我が艦隊は敵艦隊と会敵する。しかし一度の交戦で、亜光速の相対速度で交差する敵艦隊を完全に殲滅することは難しい。本来ならば交戦後に急減速&回頭し、敵艦隊を後方から追撃して殲滅を行う予定だったが、今から急減速回頭&全力加速を行ったとしても、なおも加速を続ける敵艦隊に追いつくにはかなりの日数を要するはずだ。
彼らが地球爆撃を行おうとすると、突入体を大気圏に適切な速度で投入する必要があるため、少なくとも地球接近直前には急減速しなければならない。我が艦隊が全速で追撃したとしても、敵艦隊を再捕捉できるのは火星~木星周辺の軌道になるはずだ。この最後の数分間の接触で敵艦隊を殲滅できなければ、地球圏は敵の戦略爆撃を受けてしまう。
敵の作戦は生還の望みのないものだ。たとえ我々の迎撃網を突破できても、その後の常識外れの急減速による高Gで多くの死者を出すはずだ。しかもそれに成功したとしても、その時にはもう母星に帰還する推進剤も残っているまい。しかし、彼らはそこまでしてでも不利な戦況を覆そうとしている。
彼らは最初から死ぬ覚悟でここまでやってきたのだ。そこには妥協も迷いもなかった。我々はすでに敵陣営との壮絶な絶滅戦の渦中にいるのだ。
腹の底から響く重低音を伴って艦体が軋む。敵艦隊の加速機動に応じて、我が艦隊は急減速に入りつつあった。全力の急減速の高Gに耐えながら、私は戦争の冷徹な現実を、今さらながら痛感していた。
(続く)
「地球外文明との交戦シリーズの過去記事」
2006/03/27のBlog
[ 22:51 ]
[ 自作小説 ]
<西暦2311年>
<タウ・セチ攻略戦に参加した高速護衛艦 高雄の根元小佐の手記>
モニターに写し出された幾多の巨大な赤外線源は、まるで夏夜の打ち上げ花火のように美しく、そして儚かった。それは一瞬にして消滅した敵艦隊がこの世に残した最後の光亡だった。
両艦隊とも互いに爆散弾を放ち、そして勝負は一瞬で決した。ここでまず、今日の宇宙戦闘で最も有力な兵器である爆散弾について解説してみたい。
宇宙戦闘で最も有効な攻撃手段は、超高速な弾頭を敵艦に当ててその莫大な運動エネルギーで艦体を破壊するというシンプルなものだ。
残念ながら昔のSF小説などで出てくるレーザー、ミサイルや宇宙戦闘機はあまり役に立つものではなかった。レーザーは亜光速ですれ違う恒星間戦闘では一瞬しか照射できず、敵艦に与えられる損害が限定される。ミサイルは敵艦の機動に追い付けない。なぜなら敵艦に追い付くには、敵艦以上の機動力を持たねばならず、ミサイルがあまりに巨大になり過ぎてナンセンスだからだ。ちなみに宇宙戦闘機もミサイルと同じ理由から敵艦に追い付くことができない。しかも戦闘機はミサイルと違って帰還する必要があるため、必要な搭載燃料はさらに増大する。
それに対して、爆散弾は自艦の運動エネルギーに乗って放たれ、敵艦に接近した時点で起爆し、無数の破片をショットガンのように敵艦に撃ち込む仕組みだ。起爆のタイミングが早ければ広い爆散円が形成され、攻撃範囲は広がるが攻撃密度は低下する。タイミングが遅ければ爆散円は狭く、攻撃密度は上がるが攻撃範囲は狭くなる。
つまり爆散弾は、すでに超高速な自艦の運動エネルギーをそのまま武器とできる。そのため柔軟な機動力を持つ方が有利な軌道と速度から攻撃することが可能であり、さらに敵艦からの攻撃を回避しやすくなる。
今回の戦いで勝敗を分けたのも機動力の違いだった。地球艦隊はより推力のある新式エンジンを搭載し、防御装甲より推進剤搭載量を重視した艦設計を行っていた。そのため終始有利な軌道に占位し、一方的な攻撃を行うことができた。そして敵艦隊の爆散弾が我が艦隊に与えた損害は、無視できるレベルであった。盾より矛を重視した地球軍側の勝利である。
この作戦は、31年前の開戦時に敵軍に武力制圧されたタウ・セチ星系の奪回を目的として策定された。そして反攻作戦は成功を収め、この星系における敵艦隊ならびに陸戦兵力は一掃された。他戦線でも我々は勝利を収めつつあるらしい。
敵の遅れた技術と稚拙な用兵を見る限りでは、彼らはそれほどの脅威にはならないと思う。意外とこの戦争は早く終わるかもしれない。早く家族の待つ地球に帰りたい。
【解説】
華やかな戦闘が繰り広げられがちなSF作品に比べて、現実の宇宙戦闘はかなり地味なものになるかもしれません。例えば上記の爆散弾のように、シンプルな原理の兵器が主流となる可能性もあるでしょう。もちろん奇想天外な超技術が開発される可能性も否定できませんが・・・・・
この戦いのように機動力が戦局を決定づけるようになるのであれば、宇宙戦闘は大艦巨砲主義時代のようになるかもしれません。つまり、より大きくて搭載推進剤が多い艦の方が、機動力に優れてくると思われるからです。
「地球外文明との交戦シリーズの過去記事」
<タウ・セチ攻略戦に参加した高速護衛艦 高雄の根元小佐の手記>
モニターに写し出された幾多の巨大な赤外線源は、まるで夏夜の打ち上げ花火のように美しく、そして儚かった。それは一瞬にして消滅した敵艦隊がこの世に残した最後の光亡だった。
両艦隊とも互いに爆散弾を放ち、そして勝負は一瞬で決した。ここでまず、今日の宇宙戦闘で最も有力な兵器である爆散弾について解説してみたい。
宇宙戦闘で最も有効な攻撃手段は、超高速な弾頭を敵艦に当ててその莫大な運動エネルギーで艦体を破壊するというシンプルなものだ。
残念ながら昔のSF小説などで出てくるレーザー、ミサイルや宇宙戦闘機はあまり役に立つものではなかった。レーザーは亜光速ですれ違う恒星間戦闘では一瞬しか照射できず、敵艦に与えられる損害が限定される。ミサイルは敵艦の機動に追い付けない。なぜなら敵艦に追い付くには、敵艦以上の機動力を持たねばならず、ミサイルがあまりに巨大になり過ぎてナンセンスだからだ。ちなみに宇宙戦闘機もミサイルと同じ理由から敵艦に追い付くことができない。しかも戦闘機はミサイルと違って帰還する必要があるため、必要な搭載燃料はさらに増大する。
それに対して、爆散弾は自艦の運動エネルギーに乗って放たれ、敵艦に接近した時点で起爆し、無数の破片をショットガンのように敵艦に撃ち込む仕組みだ。起爆のタイミングが早ければ広い爆散円が形成され、攻撃範囲は広がるが攻撃密度は低下する。タイミングが遅ければ爆散円は狭く、攻撃密度は上がるが攻撃範囲は狭くなる。
つまり爆散弾は、すでに超高速な自艦の運動エネルギーをそのまま武器とできる。そのため柔軟な機動力を持つ方が有利な軌道と速度から攻撃することが可能であり、さらに敵艦からの攻撃を回避しやすくなる。
今回の戦いで勝敗を分けたのも機動力の違いだった。地球艦隊はより推力のある新式エンジンを搭載し、防御装甲より推進剤搭載量を重視した艦設計を行っていた。そのため終始有利な軌道に占位し、一方的な攻撃を行うことができた。そして敵艦隊の爆散弾が我が艦隊に与えた損害は、無視できるレベルであった。盾より矛を重視した地球軍側の勝利である。
この作戦は、31年前の開戦時に敵軍に武力制圧されたタウ・セチ星系の奪回を目的として策定された。そして反攻作戦は成功を収め、この星系における敵艦隊ならびに陸戦兵力は一掃された。他戦線でも我々は勝利を収めつつあるらしい。
敵の遅れた技術と稚拙な用兵を見る限りでは、彼らはそれほどの脅威にはならないと思う。意外とこの戦争は早く終わるかもしれない。早く家族の待つ地球に帰りたい。
【解説】
華やかな戦闘が繰り広げられがちなSF作品に比べて、現実の宇宙戦闘はかなり地味なものになるかもしれません。例えば上記の爆散弾のように、シンプルな原理の兵器が主流となる可能性もあるでしょう。もちろん奇想天外な超技術が開発される可能性も否定できませんが・・・・・
この戦いのように機動力が戦局を決定づけるようになるのであれば、宇宙戦闘は大艦巨砲主義時代のようになるかもしれません。つまり、より大きくて搭載推進剤が多い艦の方が、機動力に優れてくると思われるからです。
「地球外文明との交戦シリーズの過去記事」
2006/03/26のBlog
[ 20:56 ]
[ 自作小説 ]
23世紀末。地球軍は地球外文明との接触を果たした。
しかし接触からほどなくして、両陣営は交戦状態に入る。地球軍は局地的な勝利を収めつつも、長大な兵站線を確保するのが精一杯で、やがて戦況は膠着状態となる。
そして双方が大量の新造艦を投入しては失われていく総力戦が、気が遠くなるほどの長期間に渡って続く。明確な戦線は存在せず、両陣営が互いに打撃艦隊を相手の星系に送り込むという勝者なき消耗戦が繰り返されるのであった。
<西暦2284年>
<ルイテン725-32星系攻略作戦に従事したDesire Emile軍曹の手記>
俺が放った銃弾で身体を打ち砕かれた敵兵の悲鳴を、確かに聞いたような気がした。しかしその絶命した敵兵の居場所はここから4km以上も離れており、俺は望遠モニターに写された映像を見ているに過ぎない。彼の断末魔が聞こえるはずもなかった。
我々第8陸戦隊が、軌道上からの爆撃で瓦礫の山と化した敵防衛拠点に突入してはや二日目となる。敵の抵抗は軽微で、すでに大部分の拠点を制圧した。敵拠点内には、鉄の雨のように降り注ぐ軌道爆撃から逃れる術もなく絶命した多くの死体が散乱していた。その多くは武器を持たない女子供などの非戦闘員だった。
地球軍陸戦隊は、無反動レールガンを標準装備としている。レールガンとは電磁力を用いて超高初速で弾丸を打ち出す兵器で、その初速は通常銃器の数十倍である秒速20~30kmになる。そのため超遠距離射撃が可能で、放った弾丸は4km先の敵兵に的確に命中し、軟弾頭はそのまま貫通することなく、扁形して敵兵の身体をもぎとった上で背後の建物に命中した。敵兵は事態を飲み込めぬまま、そのまま絶命したことだろう。
また、遮蔽物に隠れて地球軍を迎え撃とうと潜んでいた敵兵や戦車部隊は、徹甲弾で殲滅された。超高初速の徹甲弾は敵戦車の重装甲を紙のように切り裂き、遮蔽物をなんなく貫通した上で敵兵の身体を破壊した。それは戦闘というより、一方的な「狩り」だった。さらに軌道上の母艦からの観測データと全部隊の情報を共有する支援システムが、「狩り」をより一層効率的なものにしている。
この戦争は、4年前の敵の奇襲攻撃によって唐突に開始された。地球軍の輸送船3隻が、敵艦隊の奇襲によって撃破されたのだ。地球軍令部は即座に非難声明を発し、全力で報復攻撃を行うと発表した。同時に国民に対しては結束と団結を呼びかけると共に、敵生命体がいかに特異、排他的で狡猾であるかについて、多分に誇張を含んだ宣伝を行っていた。そして開戦時にたまたま敵勢力圏の近くで演習を行っていた我が艦隊は、同胞を守るために急遽敵地に投入された。
しかし今回の戦いでの敵はあまりにも脆弱だった。というよりは、我が軍の攻撃を予期してなかったように見える。敵艦隊は反撃することもできないまま惑星周回軌道上で撃破され、敵陸戦部隊も軌道爆撃に対応する間もなく大被害を被っていた。地球軍に奇襲攻撃を仕掛けたにしては、あまりにも無防備だった。
いま思えば、地球軍の反攻作戦はあまりにも迅速で用意周到だった。敵の奇襲攻撃を受けた時点で、地球軍の7個艦隊の内、5個艦隊が敵勢力圏の近くで軍事演習や護衛作戦の任務についていた。そしていずれの艦隊も強力な陸戦部隊を随伴させ、演習にしては十分過ぎる弾薬備蓄を行っていた。
そのため通常なら反攻作戦を実行するために出撃準備と航宙だけで10~20年は優にかかるところを、わずか3~5年で行うことができた。運良く即応体勢にあった5個艦隊は開戦からわずか数年で敵星系に到達し、すでに4星系を武力制圧していたのだ。
ひょっとして奇襲攻撃をかけたのは、敵ではなく地球側の方かもしれない。戦ってみて分かったが、軍事的に優位に立っているのは地球側の方だ。不利な立場にいる敵側の方からわざわざ奇襲攻撃をかけるとは思えない。敵が我々よりも劣っていると的確に情勢判断を下した地球軍令部が、開戦の誘惑に勝てなかったとしても不思議はない。実際に4年前の「敵の奇襲攻撃」だって、撃破された輸送船3隻に生存者はいなかったため、撃破の経緯はいまだ明らかになっていないのだ。
俺は、敵生命体は攻撃的で獰猛で人間的な感情に乏しいと教わってきた。しかし、夫を地球軍に殺された妻、孫の亡き骸を抱えたまま動かない老父・・・・・俺は彼らが我々に向ける憤怒の視線を忘れることができない。それは、我々と同じく彼らにも家族愛があるということを如実に示していた。
確かに我々は電撃的な反攻作戦を成功させ、今は優位な状況にある。しかし同時に彼らの消えることのない恨みを買ってしまった。彼らは同朋を守り、地球軍を打倒するために死力を尽くすだろう。上層部はこの戦争は短期間でケリがつくと考えているようだ。しかし俺はそうは思わない。きっと俺の子供、孫、その先の世代まで続く長い戦いとなるだろう・・・
破壊された高層ビルがまるで墓標のようにそびえ立っている。これは彼らの墓標なのだろうか。それとも・・・
【解説】
ヒトは臆病な生き物です。常に他者からの攻撃に怯え、疑心暗鬼となる。敵が己より弱ければ襲い掛かり、強ければ追いつけるように努力する。向上心と先進性に溢れるというよい側面もありますが、いずれにせよ常に「敵」が必要な種族です。科学が発達した遠い未来でも、上記のように今と変わらず争いが繰り広げられるのでしょうね。
現実的に考えると、遭遇する地球外文明が、地球とほぼ同じ文明レベルである可能性はほとんどないでしょう。宇宙の時間の流れから考えると、「数百年~数千年」は一瞬と言ってもよい単位です。誤差レベルです。
しかし文明発生の時期が数百年ほど異なるだけで、両者の軍事力には桁違いの差がついてしまいます。一方は恒星間航行能力を持つ宇宙艦隊を運用し、もう一方はまだ航空機も作れていないということになりかねません。
現実には、異文明間で戦闘が発生すれば、それはとても一方的なものにならざるをえないでしょう。
「地球外文明との交戦シリーズの過去記事」
しかし接触からほどなくして、両陣営は交戦状態に入る。地球軍は局地的な勝利を収めつつも、長大な兵站線を確保するのが精一杯で、やがて戦況は膠着状態となる。
そして双方が大量の新造艦を投入しては失われていく総力戦が、気が遠くなるほどの長期間に渡って続く。明確な戦線は存在せず、両陣営が互いに打撃艦隊を相手の星系に送り込むという勝者なき消耗戦が繰り返されるのであった。
<西暦2284年>
<ルイテン725-32星系攻略作戦に従事したDesire Emile軍曹の手記>
俺が放った銃弾で身体を打ち砕かれた敵兵の悲鳴を、確かに聞いたような気がした。しかしその絶命した敵兵の居場所はここから4km以上も離れており、俺は望遠モニターに写された映像を見ているに過ぎない。彼の断末魔が聞こえるはずもなかった。
我々第8陸戦隊が、軌道上からの爆撃で瓦礫の山と化した敵防衛拠点に突入してはや二日目となる。敵の抵抗は軽微で、すでに大部分の拠点を制圧した。敵拠点内には、鉄の雨のように降り注ぐ軌道爆撃から逃れる術もなく絶命した多くの死体が散乱していた。その多くは武器を持たない女子供などの非戦闘員だった。
地球軍陸戦隊は、無反動レールガンを標準装備としている。レールガンとは電磁力を用いて超高初速で弾丸を打ち出す兵器で、その初速は通常銃器の数十倍である秒速20~30kmになる。そのため超遠距離射撃が可能で、放った弾丸は4km先の敵兵に的確に命中し、軟弾頭はそのまま貫通することなく、扁形して敵兵の身体をもぎとった上で背後の建物に命中した。敵兵は事態を飲み込めぬまま、そのまま絶命したことだろう。
また、遮蔽物に隠れて地球軍を迎え撃とうと潜んでいた敵兵や戦車部隊は、徹甲弾で殲滅された。超高初速の徹甲弾は敵戦車の重装甲を紙のように切り裂き、遮蔽物をなんなく貫通した上で敵兵の身体を破壊した。それは戦闘というより、一方的な「狩り」だった。さらに軌道上の母艦からの観測データと全部隊の情報を共有する支援システムが、「狩り」をより一層効率的なものにしている。
この戦争は、4年前の敵の奇襲攻撃によって唐突に開始された。地球軍の輸送船3隻が、敵艦隊の奇襲によって撃破されたのだ。地球軍令部は即座に非難声明を発し、全力で報復攻撃を行うと発表した。同時に国民に対しては結束と団結を呼びかけると共に、敵生命体がいかに特異、排他的で狡猾であるかについて、多分に誇張を含んだ宣伝を行っていた。そして開戦時にたまたま敵勢力圏の近くで演習を行っていた我が艦隊は、同胞を守るために急遽敵地に投入された。
しかし今回の戦いでの敵はあまりにも脆弱だった。というよりは、我が軍の攻撃を予期してなかったように見える。敵艦隊は反撃することもできないまま惑星周回軌道上で撃破され、敵陸戦部隊も軌道爆撃に対応する間もなく大被害を被っていた。地球軍に奇襲攻撃を仕掛けたにしては、あまりにも無防備だった。
いま思えば、地球軍の反攻作戦はあまりにも迅速で用意周到だった。敵の奇襲攻撃を受けた時点で、地球軍の7個艦隊の内、5個艦隊が敵勢力圏の近くで軍事演習や護衛作戦の任務についていた。そしていずれの艦隊も強力な陸戦部隊を随伴させ、演習にしては十分過ぎる弾薬備蓄を行っていた。
そのため通常なら反攻作戦を実行するために出撃準備と航宙だけで10~20年は優にかかるところを、わずか3~5年で行うことができた。運良く即応体勢にあった5個艦隊は開戦からわずか数年で敵星系に到達し、すでに4星系を武力制圧していたのだ。
ひょっとして奇襲攻撃をかけたのは、敵ではなく地球側の方かもしれない。戦ってみて分かったが、軍事的に優位に立っているのは地球側の方だ。不利な立場にいる敵側の方からわざわざ奇襲攻撃をかけるとは思えない。敵が我々よりも劣っていると的確に情勢判断を下した地球軍令部が、開戦の誘惑に勝てなかったとしても不思議はない。実際に4年前の「敵の奇襲攻撃」だって、撃破された輸送船3隻に生存者はいなかったため、撃破の経緯はいまだ明らかになっていないのだ。
俺は、敵生命体は攻撃的で獰猛で人間的な感情に乏しいと教わってきた。しかし、夫を地球軍に殺された妻、孫の亡き骸を抱えたまま動かない老父・・・・・俺は彼らが我々に向ける憤怒の視線を忘れることができない。それは、我々と同じく彼らにも家族愛があるということを如実に示していた。
確かに我々は電撃的な反攻作戦を成功させ、今は優位な状況にある。しかし同時に彼らの消えることのない恨みを買ってしまった。彼らは同朋を守り、地球軍を打倒するために死力を尽くすだろう。上層部はこの戦争は短期間でケリがつくと考えているようだ。しかし俺はそうは思わない。きっと俺の子供、孫、その先の世代まで続く長い戦いとなるだろう・・・
破壊された高層ビルがまるで墓標のようにそびえ立っている。これは彼らの墓標なのだろうか。それとも・・・
【解説】
ヒトは臆病な生き物です。常に他者からの攻撃に怯え、疑心暗鬼となる。敵が己より弱ければ襲い掛かり、強ければ追いつけるように努力する。向上心と先進性に溢れるというよい側面もありますが、いずれにせよ常に「敵」が必要な種族です。科学が発達した遠い未来でも、上記のように今と変わらず争いが繰り広げられるのでしょうね。
現実的に考えると、遭遇する地球外文明が、地球とほぼ同じ文明レベルである可能性はほとんどないでしょう。宇宙の時間の流れから考えると、「数百年~数千年」は一瞬と言ってもよい単位です。誤差レベルです。
しかし文明発生の時期が数百年ほど異なるだけで、両者の軍事力には桁違いの差がついてしまいます。一方は恒星間航行能力を持つ宇宙艦隊を運用し、もう一方はまだ航空機も作れていないということになりかねません。
現実には、異文明間で戦闘が発生すれば、それはとても一方的なものにならざるをえないでしょう。
「地球外文明との交戦シリーズの過去記事」
2006/03/24のBlog
[ 20:01 ]
[ 仕事観&人生観 ]
私はモノ造りが大好きですが、それが自己満足にならないように気をつけたいです。
昔、「こんな商品」を作ったことがあります。シニア向けCDラジカセで、とても簡単なカード式ラジオを考案して搭載しました。
既存のラジオの操作性はよいとは言えません。アナログラジオだと選局つまみでのチューニングが難しいですし、デジタルラジオではボタンを押す回数が増えるか、とても面倒なオートプリセット設定をしなければなりません。いずれの場合も放送局名は表示されず、若者でもスムーズな操作は難しい有り様でした。
そこで目をつけたのが「スーパーエリアコール機能」です。これは全国14地区のどこに住んでいるかを入力すれば、オートプリセットが完了する機能です。このインフラを活用すべきと考えました。
従来の延長線上で考えれば、「設定画面を簡単にする」「放送局名を画面表示する」「放送局名を音声読み上げする」べきなのかもしれません。しかし、それではコストがかかり過ぎるし、なによりもモノとしての驚きがない。
そこで、放送局名を全て印刷したカードを14枚(全国14地区)用意し、それを差し込むことでエリア設定を自動化するアイデアを考えつきました。メリットは下記の通りです。
・聴ける放送局が全て一覧できる
・いま聴いている放送局が光るからすぐ分かる
・次に聴きたい放送局へスムーズに行ける
・コストがほとんどかからない
・特許で差別化できる
・店頭でお客様が一目で便利さが分かる
超アナログなアイデアですが、楽しいモノ造り体験となりました。
モノ造りを楽しむ上で忘れてはならないのは、「儲ける視点」を絶対に失ってはならないということです。いくら楽しいモノを作っても儲からなければ、みんなが不幸になってThe ENDです。お客さん不在の“こだわり”など、有害な自己満足に過ぎません。(モノ造りに限らないでしょうが・・・・・)
「儲けるためのコンパス」に沿ってこそ、初めてモノ造りを考えられるのだと思います。
<昔、「こんな商品」を作ったことがあります。シニア向けCDラジカセで、とても簡単なカード式ラジオを考案して搭載しました。
既存のラジオの操作性はよいとは言えません。アナログラジオだと選局つまみでのチューニングが難しいですし、デジタルラジオではボタンを押す回数が増えるか、とても面倒なオートプリセット設定をしなければなりません。いずれの場合も放送局名は表示されず、若者でもスムーズな操作は難しい有り様でした。
そこで目をつけたのが「スーパーエリアコール機能」です。これは全国14地区のどこに住んでいるかを入力すれば、オートプリセットが完了する機能です。このインフラを活用すべきと考えました。
従来の延長線上で考えれば、「設定画面を簡単にする」「放送局名を画面表示する」「放送局名を音声読み上げする」べきなのかもしれません。しかし、それではコストがかかり過ぎるし、なによりもモノとしての驚きがない。
そこで、放送局名を全て印刷したカードを14枚(全国14地区)用意し、それを差し込むことでエリア設定を自動化するアイデアを考えつきました。メリットは下記の通りです。
・聴ける放送局が全て一覧できる
・いま聴いている放送局が光るからすぐ分かる
・次に聴きたい放送局へスムーズに行ける
・コストがほとんどかからない
・特許で差別化できる
・店頭でお客様が一目で便利さが分かる
超アナログなアイデアですが、楽しいモノ造り体験となりました。
モノ造りを楽しむ上で忘れてはならないのは、「儲ける視点」を絶対に失ってはならないということです。いくら楽しいモノを作っても儲からなければ、みんなが不幸になってThe ENDです。お客さん不在の“こだわり”など、有害な自己満足に過ぎません。(モノ造りに限らないでしょうが・・・・・)
「儲けるためのコンパス」に沿ってこそ、初めてモノ造りを考えられるのだと思います。