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中華ポップの溺れ方
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2005/04/27のBlog
[ 09:29 ] [ 台湾 - ベテラン ]
実は随分と前にでたけれど戴佩[女尼]の新作。
一つ前の作品がベストだったので、実質2年ぶりの新作って事になる。
マレーシアの才媛、戴佩[女尼]は実はバンド大好きなので、結構インストルメンタルの遊びが多いのだけれど、今回のアルバムは圧倒的に歌がいい。
歌とサウンドの一体感が素晴らしいのだ。
只でさえ凄かったのに、こんなに進化しちゃっていいのか?!ってくらい素敵だ。
なんでも、今まではギターを使って曲作りをしていたのが今回はピアノを使って作曲したそうな。
とはいうものの、バンド好きの彼女がインストナンバーを放棄する訳がない。
これだけ完成度の高い歌を披露したんだから文句無いでしょ!って声が聴こえてきそうなくらい素晴らしい歌の後に実に遊びまくったインストが紛れ込んできたりする。
これは聴かないわけにはいかない。
2005/03/16のBlog
[ 00:29 ] [ 台湾 - ベテラン ]
囁く様な歌声が特徴の許茹芸(ヴァレン・シュー)の昔の作品。移籍する前の2000年頃の作品だと思う。
彼女はその囁くような可憐な歌声を活かすため、アコースティックなサウンドが中心だった。そのワンアンドオンリーなキャラのお陰で今や10年選手な訳だけれど、長く同じ路線を続けてくるとどうしてもマンネリ化してしまう。
そんな彼女が色々音楽の幅を広げようととても意欲的だった頃の作品がこれ。
この後、更にジャズに挑戦してみたりと試行錯誤してたのだけれど、移籍してややエレクトリックなサウンドに移って安定化したように思う。
さて、その試行錯誤してた頃の作品なのだけれど、ヴァイオリンが効果的に使われたり、デュエット曲があったり、とってもヴァラエティに富んだサウンドがとっても素敵なアルバムなのだ。
2005/01/27のBlog
[ 23:58 ] [ 香港 - 新人 ]
嘉琳(ガーラム)というシンガーソングライターがいる。珍しく香港のシンガーソングライターなのだ。
デビューは2003年11月。だからファーストアルバムをリリースしてから既に1年以上経つ。台湾ならそれ程でもないけれど、香港での1年以上のインターバルとなるとちょっと心配。次は果たして出るのだろうか?個人的にはとってもとっても出て欲しいのだけれど。
彼女はちょっとエフェクターをかけたようなちょっとばかり癖のある声なのだけれど、他の香港系歌手のような中音域がリッチな声とは違ってむしろ台湾系の歌手に通ずるものがある。そして、幅の広い音楽性を背景にした音空間は范暁萱や陳綺貞に通ずる事件性も感じられる。声は陳綺貞と違うのだけれど、自分のホームページではコード譜までのっけたり、ギターにはかなりのこだわりがあるみたい。事実、彼女のこのアルバム、声以上にギターがかなりキーになっていると思う。特にちょっとロックの入ったガールポップは明るさもあってとっても素敵なのだ。むしろ、この路線を前面に押し出したら売れたのかも。
でも、バラエティに富んだサウンドは聞き飽きさせる事がない。今年はニューアルバムを是非ともリリースして欲しいな。
ところで、彼女は早稲田大学に留学してた経験もあるそうな。
2005/01/16のBlog
[ 21:42 ] [ 台湾 - ベテラン ]
陶喆(デビット・タオ)の新譜が今週(1/21)リリースされるそうだ。
で、まあその前におさらいということで、サードアルバムを紹介しよう。
陶喆の事であれば、師匠である幸恵様のHP、David Tao & Soul Power Diner とWebLog、YUKIE's Campur cafe を見ていただければ、もはや付け足すことは何もないのだけれど、それじゃあみもふたもないので、ちょっとだけ紹介させてもらう。
何でもこのアルバムは2002年にリリースされ、その後、ベストアルバムやライヴアルバムが出されたもののオリジナルスタジオレコーディングアルバムとしては最新のものになる。セカンドアルバムが1999年リリースで、今度リリースのニューアルバムが今年2005年となるのだから、彼は長期のインターバルをとってリリースしていることになる。
それだけ丁寧に作られているのだろう。
そして言うまでもなくこのサードアルバムも凝りに凝っている。でも陶喆の場合、けしてそれは嫌味にならない。というか、そんな凝っている素振りを見せず、如何にナチュラルにみせるかに気を配っている。(そこに凝っているんだな。)
だから、非常に聴きやすく体に染み込むかのように優しい。
ファーストでみせた陶喆流R&Bよりも更に幅の広い音楽性を見せ、ロックからラテン系のものまであらゆるポップミュージックを自分流に消化しながらもけして散漫にはならない絶妙な構成力。あらゆるスタイルにも適応する変幻自在のヴォーカルスタイル。
素晴らしいとしかいいようがない。
中でも、Angel という美しいバラードったら、もう至上の名曲なのだ。
でも、このアルバム、遊びもあるのだ。途中で「もしもし、もしもし?何これ」って日本語のナレーションが入ったりするのだ。この曲は何なんだろう?どなたか教えてくださーい!
さて今聴きなおして、実はちょっとしまった、と思っている。というのは期待感がめちゃめちゃ高まったいるからだ。あんまり期待しすぎるとすごーくいいアルバムでさえイマイチに思えちゃうことがあるから。
でも、それでも陶喆ならその期待をさえ上回ってくれる気がするな。
2005/01/15のBlog
[ 22:36 ] [ 大陸 - 中堅 ]
斯琴格日樂(スチングリル)というモンゴル出身のシンガーがいる。どうも活動暦はとってもとっても長いようだけれどソロデビューは2000年で、2003年に今回紹介するセカンドアルバムをリリースしている。
このジャケットを見れば分かるようにベースを弾いている。カッコいいロックをハイトーンヴォーカルで歌ったりもする。おまけのMTVから察するとどうもチャーリーズエンジェルの中国語主題歌も歌ったらしい。
ともかく筋金入りのビシッとしたロックを聴かせる。
だが彼女はこれまでここで紹介したシンガーとはかなり異色だ。
ロックだけではなく幅広い音楽性を持っていて、その曲調にあわせた歌い方のできる素晴らしいテクニシャンと言っていいが、それだけではない。
彼女はしっかりとモンゴルを感じさせるのだ。
中華ポップを担う現在のシンガーは80年代くらいまでのシンガーとは違って、それ程、中国っぽさを感じさせない。
ところが彼女は時に非常にモンゴルを感じさせるのである。(といってモンゴル音楽を知っている訳ではないのだけど)
バックの音が思いっきり西洋のロックサウンドでも彼女の節回し、あるいは唱法がそう感じさせるのである。
でも浪曲師、武本国春のロック三味線とは違う。(でも、凄くいいよ、是非、生の一席を体験して欲しいな)
特に2曲目、なんていうか何もない草原に彼女の透き通るような歌声が広がっていくんだろうなと思わせる、素敵な曲なのだ。
そんな彼女もしばらくアルバムリリースから遠ざかってるのでそろそろ新作が聴きたいな。
2005/01/12のBlog
[ 00:07 ] [ 大陸 - 新人 ]
待ちに待った愛載(イーデル・ラヴ)のセカンドアルバムである。
実は彼女にはとても注目していて、これとかファーストアルバムの紹介もしているのだ。
彼女は大陸で活躍するシンガーだけれど、スペイン系の血が入っていて、イーデルの名前を漢字に当てはめたのが愛載だそうだ。
ともかく、抜群のリズム感で歯切れいいリズムに乗せた彼女の声は軽快そのもの。
それでいて伸びのある声はバラードを歌ってもばっちりだし、軽いながらもしっかりとソウルフルな歌声はとっても素敵。
むしろ生粋の中華ポップファンよりも洋楽好き、それもブラックコンテンポラリーやソウル好きの人に受けそう。特にちょっと古めのブラコン好きにはたまらないと思うな。
意外とオールドロックファンにも受ける要素があったりするし。
でもね、よーく聴いてみると中華系の楽器、節回しが隠し味になっていて素敵なんだ。
メロディーは憶えやすいし、軽快なリズムが心地よく、バラエティに富んでいて言うことなしのヴォーカルアルバムだ。
年末に出たおかげで間に合わなかったのだけれど、昨年のベストテンには是非とも入れたかったアルバムなのだ。
是非ともブレイクして欲しい存在だったりするんだけど。
2005/01/11のBlog
[ 00:01 ] [ 台湾 - 中堅 ]
シンガポール出身のシンガー、張玉華(セレスト・チャン)の3作目である。とはいっても、実質的には3曲だけ新曲を追加したベストアルバムなのだ。
2002年にデビューするや否やその年に2作リリースし、このまま一気に人気者になるのかと思いきやそこから沈黙。そして昨年の12月、2年の沈黙を破ってリリースされたのがこれだ。黒髪を茶髪に染めて随分とヴィジュアルイメージが変わって、音の方もなんかイメージが変わった。
今回の新曲は張韶涵を思わせる曲調があったのでアンジェラと作曲者が一緒なのかと思ったくらいだ(でも違った)。
この人は歌が旨いし、何よりその曲調にあわせた雰囲気作りが上手なのだ。折角だから物真似じゃなくてオリジナリティを発揮して欲しいな。
実は彼女、前作まではやや中音域の豊かで高音域で裏返る特徴的な歌い方をしていたので、孫燕姿に似ていると言われ、孫燕姿ファンからバッシングされた事があるのだ。でも、個人的には孫燕姿よりも上手で爽やかさが勝る彼女が好きだった。
逆にまわりに溶け込む様が上手すぎて地味で個性がないように思われたのかもしれない。器用貧乏な彼女だけれど、もうちょっと自分の個性を出してブレイクして欲しいな。
もっとも、私からすると、雰囲気に合わせるのが上手なところこそ彼女の最大の特長だと思うのだけれど。
ベストアルバムってことで嬉しい特典が付きます。今まではMVが付いてなかったのだけれど、MVのVCDが付いてます。あと、ミニ写真集もつきますよ。
そうそう、このアルバムについては既にここに記事があります。
2005/01/10のBlog
[ 02:33 ] [ 中華ポップ - 新譜情報 ]
1月の新譜情報、実はまだちゃんと集めていないんですが、それでもいつの間にか幾つか情報が溜まってるので多分パートワンってことで。
陶喆(デビット・タオ)
 年末という話もあったのですが、ともかく今月でそうです。それから年末に公開された陶喆自身のHPも話題沸騰中のようです。カッコいいですよ、このページ。
愛載(イーデル・ラヴ)
 大陸で歌って踊れて美人でモデルでもあるあのイーデルがセカンドアルバムをひっさげて帰ってきました。これは逃せない!
薛凱琪(フィオナ・シッ)
 シングルですが、ワーナーが昨年大プッシュした香港の新人です。デビュー後はデビューアルバムのセカンドロットがでたり写真集つきCDがリリースされたりしましたが、新人賞も受賞したようです。
陳綺貞(チアー・チェン)
 昨年秋にも"The Blues"というシングルをリリースしてますが、今度もシングルです。メジャーレーベルのロックレコードからはリリースしないのでしょうか?
蔡健雅(ターニャ・チュア)
 彼女も新作から遠ざかってましたね。シンガポールのシンガーソングライターです。曲も素敵ならアレンジも素敵な彼女ですから期待大です。
楊千[女華](ミリアム・ヨン)
 香港を代表するシンガーの一人で一昨年に続き昨年も大活躍し、最優秀女性歌手も受賞した模様。月末にアルバムがリリースされるようです。
關心妍(ジェイド・クァン)
 この人も昨年ベストアルバムをリリースしてますが、オリジナルアルバムをリリースしてます。香港系は今月頑張ってますね。
何韻詩(デニス・ホー)
 年末にベストアルバムをリリースしたばかりですが、新譜が出ます。この人の低音は魅力ですよね。
S.H.E
 安可のセカンドロット。全曲MVつきのDVDのついたセカンドロットでファンが怒ったという話題になった例のやつです。
梁靜茹(フィッシュ・リョン)
燕尾蝶のMV盤が出ました。DVD/VCDそれぞれがあります。彼女のMVはストーリー仕立てでとっても愉しいので購入しようか迷っています。人に薦められたら買っちゃいそう。
あれれ、結構な量があるじゃないですか。どれを買わないかよーく考えないと。。。
2004/12/31のBlog
この一週間、今年を振り返るってことで、色々なポイントから書いてみたのだけれどまだまだ書き足らないうちに大晦日を迎えてしまった。
例えば、テーマからは外れてしまって、今年良かったのに総括編で紹介できなかったものが幾つもある。
ながーい沈黙から復活した范暁萱(メイヴィス・ファン)。
久しぶりのアルバムリリースで思いのほか良かった廖佩伶(リンダ・リウ)。
音楽的に大きなイメチェンをした趙薇(ヴィッキー・チャオ)。
安定したジャズヴォーカルを聴かせるスーザン・ウォン
などなど。
それに加えて、総括編以外でも、蕭亜軒(エルバ・シャオ)とか許茹芸(ヴァレン・シュー)とかの大御所の新譜でさえも紹介できなかったし。。。
で、ともかく、総括から漏れながらどうしても言いたかったのはこれ。
香港で観た鄭秀文(サミー・チェン)のコンサート、Sammi VS Sammi 鄭秀文04演唱会。もう根っからの香港人でエンターティナーとして抜群のサミーの素敵なことといったら!
ひたすら感動的なコンサートでした。だから、この時のライヴDVDは特別に思い入れが強いです。
で、振り返ってみるとやっぱりネットの中でヴァイタリティ溢れる人のページに刺激されたからこそ、コンサートへ行けたんですよ。
なので、感謝の気持ちを込めて特にお世話になったページを紹介させてください。
 コンサートへ行くぞっていうヴァイタリティを貰ったのは Stella@Japanです。こちらの管理人さんをはじめ、ここに集まるファンはこぞって黄湘怡のニューアルバムリリースイベントに参加するために訪台し、強力なレポートを報告してくださいました。これを観て指を加えてるだけでは悔しくなります。
 そして、Sammi's Tea House こちらのBBSで見つけた仲間のお陰でコンサートへ行けましたし、鄭秀文ファン同士と愉しくコミュニケート、情報交換できたのは励みになりました。
他にもお世話になったページは多々あります。ホント、皆様、ありがとうございます。
そんな訳で素敵なことが沢山あった中華ポップ界ですが、来年も素敵な事がありますように!
2004/12/30のBlog
[ 14:52 ] [ 中華ポップ - 2004年総括 ]
歌の一つの愉しみに声に酔いしれるって事があると思う。
そんな訳で今年、声で酔わせてくれたシンガーを振り返ってみたいと思う。
ともかく美声で酔わせてくれるシンガーがいる。
何故、こうも声が美しいのだろうか?とため息が出て来るほど美しい声といえば、許慧欣(イボンヌ・シュー)陳慧琳(ケリー・チャン)を挙げたい。
そして、やっぱり今年もこの二人はしっかりとその美しい美声を披露してくれた。
許慧欣クラスの美声シンガーはもしかしたらかなりの数がいるのかもしれない。
だけれど、許慧欣は抑揚のつけ方というか表情のつけ方が抜群に上手いのだ。
瞬間瞬間で音の大きさのみならずトーンまでが滑らかに変化していく。
そのため、他のだれとも比べようがないほど美しい印象がある。
この上手さはアップテンポのダンスナンバーでもスローテンポのバラードでも変わることがない。
個人的にはバラードが好きなので、今回のアルバム「幸福」では「愛過以后」なんてまさに美声に酔いしれてしまう曲です。
セールス的にもセカンドロットも出たようなので成功のようですし。そうそう、こちらこちらのアルバム評も是非見てくださいね。
陳慧琳はいっときよりリリースが減ったとはいえ一年振り返ってみれば、"Stylish Index"、"Stylish Index 2nd edition"、"Grace & Charm"、"前所未見精選" という具合にさりげなくリリースが続いている。
ケリーは明るくそして艶のある独特のトーンを持っていてまさにワンアンドオンリー。スターになる人は華があり、やっぱり光るものがあるなあと思ってしまう。
実は12月後半に出たばかりの"Grace & Charm"はまだ殆ど聴いていないのだけれど、"Stylish Index"の中の"別來無恙"はケリーの美声がいかんなく発揮された名バラードだと思う。それどころか、今年の中華ポップナンバーワンのバラードだと思う。これを抜きにして今年の中華ポップを語ると悲しい。
今ぐらいのペースのリリースであればまだついていけるので、これからはこのくらいのペースでリリースを続けて欲しいと思う。
さて、今挙げた二人は美声といって誰からも文句を言われないと思うけれど、もう一人、この声にやられちゃうんだよね、って感じた人を。
それは黄湘怡(ステラ・ホアン)。綺麗な声なのだけれど、シャープでオーラル・エキサイターあたりがかかってるんじゃないかというような個性的な声は誰もが美声と認めるタイプの声とは違うかもしれない。
でもでも、この声で歌われる歌はホント聴いていて気持ちいいのだ。以前はこれに更にパンチが聴いていてややボーイッシュな面も感じられたのだけれど、そのボーイッシュさが影を潜めたおかげで、よりあまーくなってます。この素敵なキャンディーヴォイス(?)を是非。
更に別な意味で声に酔いしれることが出来るのはS.H.E。彼女たちの中でもEllaのハスキーな声がS.H.Eの音世界に深みを加えていると思う。勿論、Ellaだけだとモノトーンになりかねないのだけれど、華やかなSelena!!とHebe の看板ヴォイスが加わってカラフルな素敵な世界が出来上がるのだ。やっぱり彼女たちの声も酔いしれることが出来るのだ。
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