ニックネーム:   パスワード:
| MyDoblogトップ | Doblogポータル | Doblogガイド | ユーザ登録 | 使い方 | よくある質問 | ツールバー | サポート |
キリンは泣かない… -Xanthous Xenodestroy-
Blog
[ 総Blog数:232件 ] [ このMyDoblogをブックマークする ] [ RSS0.91   RSS1.0   RSS2.0 ] [ ATOM ]
2004/12/12のBlog
世は正にクリスマスムード一色に包まれている。そんな中、クリスマスプレゼントに最適とでもいわんやばかりのアイテムがクリスティーズに出品される…。

 本日12日、予てより話題となっていたソニーのPSPが発売されるなど、世は正にクリスマスムード一色といった感じですが、そんなクリスマスムードに合わせたかのように、サザビーズと並ぶ世界的に著名なオークションとして知られるクリスティーズに於いて、映画やロック関係に纏わる超レアなアイテムが今週より出品されます。

 14日にロンドンにて映画関係、17日にはニューヨークでロック関係のアイテムが出品される訳ですが、仲々に興味をそそるものが満載です。しかしながら、流石に私の様な一愚民には、購入などまるで困難で単純に眺めて楽しむだけにすぎませんが、僅かながらも生活に余裕のある方は是非如何でしょうか(笑)。


◆【映画関連】個人的に気になる出品予定リスト(タイトルは原題です)
・Walt Disney Studios
 アニメーション史上の大傑作とされ、手塚治虫をはじめとする世界中のクリエーター達に多大な影響を与えたとされるウォルト・ディズニー《『白雪姫と七人のこびと』のセル画と背景》です。ここまで完全に揃ったモノは珍しいでしょうねぇ。いわば、これがなければ、ジャパニメーションと称されるまでには進化を遂げなかったであろう事を実感出来るアイテムとしても最高の出物ですね。
・Star Wars, 1977 and The Empire Strikes Back, 1980
 SFオペラの最高傑作『スターウォーズ』並び同二作目『帝国の逆襲』で使用された《ストーム・トルゥーパーの頭部》です。これは正規のプロップであり、レプリカ(プロップからのオコシ)ではない事が、マニア心をくすぐる一品ですねぇ。

・Charlie Chaplin/The Great Dictator, 1940
 世紀の喜劇王チャールズ・チャップリンが、《『独裁者』で使用した付髭》です。これがあれば、宴席上で「これは本物のチャップリンの付髭なんだぞいっ」となどとウケ狙いをしつつ、綺麗な御姉様方を口説くに使えるかもしれませんねぇ…って、そんな事を考えてる人間には落札されたくもないでしょうねぇ…(笑)。

・Marilyn Monroe/Frankie Vaughan
 マリリン・モンローとイヴ・モンタン主演『恋をしましょう』で共演したフランキー・ヴァーンへ宛てて、マリリン・モンローがプレゼントしたとされる《銀製の煙草ケース》です。裏蓋にはマリリン直筆のメッセージが添えてあり、一煙草呑みとしては非常に興味をそそられる一品ではないでしょうか。

・Diamonds Are Forever, 1971
 ジョージ・レーゼンビー主演『女王陛下の007』がものの見事にコケ、一度は降りたショーン・コネリーを無理矢理にキャスティングした《『ダイヤモンドは永遠に』で使用されたムーンバギー》です。事実上、ショーン・コネリー最後のジェームズ・ボンド作品(本作から12年後に公開された『ネバーセイ・ネバーアゲイン』がありますが、いわゆる007シリーズの源流作品ではない)のプロップとしても価値が高いでしょうねぇ。

 他には、《マリーネ・ディートリッヒの大型写真》や《『エイリアンIII』で使用されたクラッパーボード(いわゆるカチンコ)》といったものから、《『インディ・ジョーンズ ~魔宮の伝説~』で使用された蝙蝠のプロップ》や《ハンフリー・ボガートとキャサリーン・ヘップバーン主演による『アフリカの女王』に於ける両者の契約書》、《チャップリン監督作品『伯爵夫人』に於けるマーロン・ブランドの契約者》といった変り種もあります。


◆【ロック関連】個人的に気になる出品予定リスト(タイトルは原題です)
・GEORGE HARRISON BEATLES OWNED AND PLAYED GUITAR
 2001年11月29日に逝去されたのも未だ記憶に新しい《ジョージ・ハリスンが使用した1964年製のギブソンSG》。使用期間は1966~1969年のもので、アルバム『リボルバー』や『ザ・ビートルズ(いわゆる、ホワイト・アルバム)』、名曲『ペイパーバック・ライター』の収録に使用されたとされるギター。う~ん、これで『ペイパーバック・ライター』や『イエロー・サブマリン』はもちろん、『バック・イン・ザ・U.S.S.R.』や『ヘルター・スケルター』もひょっとして…などと思うと、非常に感慨深いですねぇ~♪
・KEITH RICHARDS OWNED AND PLAYED GUITAR
 御大《キース・リチャーズが使用したギブソンの1959年製レス・ポール》。エド・サリヴァン・ショーやReady Steady Go!への出演時並びに、マニアの間ではローリング・ストーンズの最高傑作と称される『ベガーズ・バンケット』の収録に使用されたものとされています。まぁ、時期的にもブライアン・ジョーンズの在籍や、『悪魔を憐れむ歌』や『ストリート・ファイティング・マン』がこのギターでと思うと…ロック史に残る非常に貴重な一本でもありますねぇ~♪

・JOHN LENNON NEVER BEFORE HEARD INTERVIEW TAPES
 1975年2月6日に収録されたとする《ジョン・レノンのインタヴューC.T.》。ヌートピア宣言や『心の壁、愛の橋』をリリースした後の頃で、活動休止に近い時期のものですね。何か、愛の伝道師になれるヒントが隠されているかもと思うと、ワクワクしてしまう一品かもぉ…(笑)。

・MADONNA'S VEIL FROM LIKE A VIRGIN VIDEO
 御存知、マドンナの代表作《『ライク・ア・ヴァージン』のPVで使用されたヴェール》です。女性には御自分の花嫁衣裳の一部としても、非常に興味深い一品ではないでしょうか。名古屋辺りのお父様達っ! 是非、娘さんへ如何でしょぉ(笑)。

・ELVIS PRESLEY'S ARMY TRENCHCOAT
 “キング・オブ・ロックンロール”《エルヴィス・プレスリーが徴兵、1958年3月24日に入隊以降に着用されたとするアメリカ陸軍のトレンチコート》。認識番号5331076で知られるエルヴィスが上等兵から軍曹へ昇進した際に着用していたのものと、ワッペンから認識が出来ますね。

 他には、《ボブ・デュランの名盤『ブロンド・オン・ブロンド』のLPジャケットに『Stuck Inside of Mobile With the Memphis Blues Again』の直筆歌詞が記載》されたものや、《『地獄の黙示録』でのフィリピン・ロケの模様を収録した8mmフィルム》といった貴重なアイテムをはじめ、《1952年8月8日に収録されたとされるマリリン・モンロー主演作『ナイアガラ』のテストカット用の8mmフィルム》、《エルトン・ジョンのジャケット》といったものから、非常に珍品とも思える《ジミ・ヘンドリックスの中学の在籍写真》や《バディ・ホリーの高校時に於ける生物テスト》等、正にマニアしか興味を示さないであろうと思えるモノまでが出品される予定です。


 ちなみに、クリスティーズは銀座に東京支部を構えていますので、御興味のある方で英語はチト苦手ともいう方は、御相談されてみるのもいいかもしれませんねぇ♪

 ※ 今回は、クリスティーズに於ける利用条件“Section 1. The Material on the Web Site”の個人利用に関する条項に基づき、画像を転載させて頂きました。よって、このアーティクルに於ける全ての画像の著作に関しては、全てクリスティーズ並びに関係者に有します。



◆ 関連サイト
 Christie's
 Christie's : Film & Entertainment,London,14 December
 Christie's : Rock & Roll and Entertainment Memorabilia,New York,17 December
 Christie's : Terms & Conditions

(C) Graphics by Christie's Inc., Christie's Images Inc., Christie's Images Ltd., and other affiliated entities / LotFinder
(C) Text by 357 "Kirin ha nakanai -Xanthous Xenodestroy-"
2004/12/10のBlog
CNNやロイター等でも報道され、話題となっていた3D-CGによるヴァーチャル・モデルの2004年度ミス・コンテストの結果が公表された…。

 イタリアのデザイナー、Franz Cerami氏が主催する「Miss Digital World 2004」の結果が公表されました。このミスコンに見事に輝いたのは、チリのFlavio Parra 氏が制作した「Katty ko.」という女性で、身長170cmでスリーサイズは上から90・60・90というプロフィールの持ち主(笑)。

 しかし、この「Katty ko.」というCG美人は全くの仮想現実社会のモデルではなく、現実社会に実在するモデルがベースでありました。この実在するモデルは制作者であるCerami氏の奥方でもあり、チリで女優として活躍するKatty Kowaleczkoさんとの事。まぁ、なんでも、御自分の奥様が世界一の美女であるという主旨から、「Katty ko.」というサイバースペースでのモデルを生み出したらしいです。

 う~ん…ケチをつけるつもりはないんですが、これなら現実の美人をモーション・キャプチャーすれば良いだけの事ではないかとの思いが強く、創造性といった観点から考慮すれば、ちょっと唸ってしまう事が残念だなぁと感じる結果かなと…。

 尚、既に「Miss Digital World 2005」が来年早々実施されるとのアナウンスがされていますので、興味のある方は是非エントリーなさっては如何でしょうか。一応、$5,000-という賞金もありますよぉ(笑)。
で、私もちょっとスキンヘッドのCGを作ってみました…一応、テーマは「ヂヂリウム ―プロト・ワン~ファンタム・レディ~フィアナ―」…う~ん、相変わらずヲタな発想ですねぇ(フィアナ好きなんですぅ(笑))…って、お察しの通り、頭髪が面倒くさかった事がスキンヘッドの理由なんですけどねぇ…(笑)。



◆ 関連サイト
 Monumedia : Miss Digital World / MDW Contest
 REUTER / REUTER Television - Oddly Enought Channel : The World's Best Virtual Model
 Chile.com : Katty Kowaleczko:La Más Linda

(C) 2004 Flavio Parra・Monumedia : Miss Digital World
2004/12/08のBlog
本日8日、予てよりアナウンスされていた広告配信実験が実施された…。

 ぇえぇ~、正直…最悪の気分です。表示される広告クライアントはハードコピーの如く、出会い系やら結婚支援やら美容整形等々といったものばかり…。結構、真面目なアーティクルを挙げてきたつもりなんですが、サイバーエージェントがそのサイト内容と「相性抜群」と誇るBlogClickによれば、どうやら私のブログ内容なんぞは、出会い系やら結婚支援といった怪しげなものと判断されたようですぅ~っ(きゃぁ~(>▽<)!)。

 まぁ、確かに内容的にクズで下らないものとの認識はありますが、なんかねぇ…という気分で一杯です(T_T)。唯一、個人的に受け入れられたテキスト広告は「日経ビジネス」のみでした。そもそも、出会い系だとか美容整形だとか、NTTグループ的な認知ではOKな訳ですねぇ…。
いづれにしろ、こんな広告しか配信されない様なクズブログなんだから文句も言うなという事なんでしょうねぇ…。はっきり言ってしまえば、嫌ならさっさと出て行けというドブログサイドでの意思表明なんでしょう…などと、どうにも嫌がらせにしか受け止められない今現在の心境なのでありました…(笑)。

 まぁ、このままのような内容の広告しか配信されない様でしたら、来年にはこちらから去るしかないんでしょうねぇ…あっ?! 逆にこの広告に沿うように、怪しい内容を堂々と展開すれば…来年はエ★チサイトに軌道修正かな…(笑)。

 …冷静に考えてもクズ内容なのは事実なので、もっとクズに磨きを掛けて追い出されればいいのかもしれませんねぇ…(ニヤっ)。

◆ 20:15追記

 うぉぉぉっ! 試しに再度、配信広告を見ると、今度はどんな事をしても美容整形しか表示しないっ?!

 正に、怪しさ抜群のサイトどぅわぁぁぁぁっ! 面白すぎるぞぉぉぉっ(笑)!

 って、本気で腹立ってきたぁ…ふざけるなぁぁっ! ドブログぅぅっ! サイバーエージェントぉぉぉっ! 貴様等こそクズだぁぁぁっ! 貴様等本気でモラル無しっ(怒)!


◆ 関連サイト
 Doblog編集部/Doblogスタッフブログ:広告実験開始のお知らせ
2004/12/07のBlog
昨年9月、厚生労働省と大手ディスカウントストアのドン・キホーテによる一般市販薬の取り扱いに関する是非についての攻防から既に一年…。先月、ある方のアーティクルを目にさせて頂いて以来、薬事法改正に伴う今後の一般医薬品販売の在り方に関する件を改めて考えてみた…。

 昨年、大きな話題に上った厚生労働省とドン・キホーテによる一般医薬品の薬局やドラッグストア以外での販売に対する物議から既に一年が過ぎ去った現在、きしくも昨年の騒動同様の本年9月より、コンビニエンスストア(以降、CVS)の第二位であるローソンが準医薬品ともいうべき医薬部外品の販売を開始しました。これは1999年にドリンク剤と称される一部を医薬部外品へ変更されて以降、二度目の薬事法改正の実施に伴った事によるものですが、風邪薬や頭痛薬といった医薬品は対象から除外され、大きな不満を残した結果とされています。

 現行の薬事法(昭和35年制定)では、薬剤師等といった専門家を常時配備する必要を有し、取り扱う医薬品についての適切な情報を提供出来る事が前提とされている為、薬剤師等を置いていない現状のCVS等といった店舗に於いて、医薬品に関する説明無しでも安全性が高い製品として、今回の様な医薬部外品の一部の取り扱いを認可したという事となっています。

 現代社会に於いて、特に都市部とその近郊では生活時間の分散・多様化によって、正に人々は24時間多岐に渡っての活動がされています。そんな中、CVSは24時間営業といったスタイルを一つの要因として拡大を重ね、現在の生活基盤には欠かせないものにまで成長した事は周知の通りです。

 これらCVSに於いて、風邪薬や頭痛薬といった医薬品の取り扱いが要望されるのは、消費者の利便性を考慮すれば当然の事であり、各調査によっても高い要望結果が得られる事となっています。個人的にもCVS等での取り扱いがされれば、とても便利だとも思っています。しかし、実は取り扱いの要望と同時に、薬剤師等の相談も必要という考えが高いというのも事実なのです(資料参照)。

 正直、マスメディアや一般的な健常者の方々(幸いにも、私も健常者とされる人間です)の間では、利便性ばかりが強調され、一般市販医薬品との括りで、現実の安全性という議論が余りに置き去りになっている傾向が顕著に受け止められないでしょうか。

 そもそも、何故この様なアーティクルを作成したのかというと、冒頭でも挙げました様に、「とある方」でいらっしゃいますCAMUSさんのアーティクルを拝見させて頂いたのがきっかけであります。健常者と称される人間には盲点であった「薬」というものへの認識が欠けていた事に気付かされた事にありました。すなわち、身体に何かしらの障害を有する方々や普段より治療の為の処方薬を服用なさっている方々にとっては、一般市販医薬品といえども、我々には計り知れない危険なものなりかねないという事です。

 個人的には、食品及び薬品といった人体に関わるものへの配慮は、日ごろより徹底的にされるべきものと考えていますし、安全性というものへのプライオリティこそが重視されるべきと考えておりますが、利便性という考慮も必要不可欠であるとも思います。

 何よりも、この先の薬事法改正に伴う検討として、安全性と利便性というものは対であるべきものとし、対面販売はともかく、一般電話でもどんな手法であっても構わないと思う上で、ドン・キホーテが実施されている様な薬剤師への直通相談は必要不可欠ではないかと考えています。これが官民双方に受け止められないのであれば、一般市販医薬品の販売というものを再度検討し直す必要があるのではないでしょうか。

 貴方は利便性と安全性の関係を、どう受け止められますでしょうか。
 
 少なからず、マジョリティの論理だけではないという事への認識を感じて頂けたならば、マジョリティの一人として嬉しい限りです。

 尚、一部表現的に不快な思いを抱かれた方がいっらしゃる場合は、誠に申し訳ございません。御一報を下されば、早急に訂正させて頂きます旨を御了承下されば幸いに存じます。



◆ 関連サイト
 ローソン:ニュースリリース「医薬部外品「Dr.ちょいケア」コーナー新設」
 JFA(社団法人日本フランチャイズチェーン協会):『医薬品販売規制緩和に対する消費者意識・ニーズ調査』の概要
 CAMUSさん/CAMUSのこくばん:風邪薬ジプシー
2004/12/05のBlog
2004年も既に残り30日を切り、本年も終わろうとしているで、ここでアニメに関する好き勝手なランキングをしてみた…。

 えぇ~、最初にお断りさせて頂きますが、お金を出してまでという感覚は持ち合わせておりませんので、PPV(有料放送)やOVAは見ていません(笑)。よって、2004年度に地上波(と、たまに劇場版)にてO.A.された作品のみの視聴に沿ったものだという事をご了承下されば幸いです。

 という訳で、早速勝手なランキングをさせて頂きましたぁ~♪
 

◆ 2004年度:これぞ私が思う傑作っ! BEST5っ(>▽<)!

 ・NHK:ΠΛΑΝΗΤΕΣ(プラネテス)
 ・NTV:攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
 ・CX :GUNSLINGER GIRL(ガンスリンガー・ガール)
 ・ANB:巌窟王
 ・TX :鉄人28号

【寸評】『ΠΛΑΝΗΤΕΣ(プラネテス)』
 正に(※)ハードSFの最高峰といったところでしょうか。ある意味で、SFに於けるタブーに触れてしまった大傑作! 宇宙工学理論に基づいたデブリ(宇宙開発等に於ける産廃ゴミ)という存在に着手したストーリーは、今までの宇宙に於けるドンパチを題材にしたあらゆる作品の根底を総崩しにしてしまった感も拭えない現実近未来の本格ヒューマンドラマ。原作(幸村 誠)は2002年度第33回星雲賞(コミック部門)を受賞していますが、仮に小説ベースで英訳発表されていれば、ヒューゴー/ネビュラのダブルクラウンも夢とは思えないほどの傑作故に、少々残念な気がしますね(笑)。

 また、アニメーションはこの原作を更に洗練させ、原作には少々欠け気味の感があるエンターテイメント性も十二分に打ち出した仕上げは、流石にNHK・バンダイ・サンライズの力量といったところでしょう。ちなみにプラネテスとは、ギリシャ語で「惑星」という意味だそうです。

(※)ハードSF:電子工学や物理工学はもちろん、天文学や化学等といった自然科学理論に基づく背景をバックボーンに織り込んだサイエンス・フィクションの呼称です。『2001年宇宙の旅』のアーサー・C・クラークはもちろん、『竜の卵』のロバート・L・フォワードや『星を継ぐ者』のJ・P・ホーガン等が代表的な作家です。


【寸評】『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』
 御存知、日本を代表するサイバネティック系ハードSFの第一人者:士郎正宗原作の『攻殻機動隊』をベースに、徹底したオリジナルストーリーに仕立てあげた大傑作。複雑に絡み合うストーリー展開と巧みな演出に、興奮と感動は間違いないっ(笑)!

 折りしも本年、1986年度第17回星雲賞(コミック部門)を受賞した同氏の『アップルシード』が映画化されましたが、満足度は本作『攻殻機動隊 S.A.C.』には到底及ばないと感じました。また、本作の第二弾も製作されましたが、どうやら随分と酷評のようですね…。まぁ、それほどまでに『攻殻機動隊 S.A.C.』の出来が素晴しかったかという事の表れともいえましょう。


【寸評】『GUNSLINGER GIRL(ガンスリンガー・ガール)』
 イタリア(と思われる場所)を舞台に、壊れかけの少女達によるガン・アクションと、彼女達を取り巻く様々な人間模様の葛藤を描いた異色作。原作(相田 裕)には描写されている様々なエグさを思わせる要素を徹底的に排除し、少女達の様々な想いや悲哀といった心模様を中心に仕上げられており、それが逆に妙な耽美性を醸し出していると思えます。

 また、本作を例えるならば、サイボーグ部位という近未来SF的な発想と、かつての欧州の現実的なダークな背景を打ち出した設定を融合した、隠されたもう一つの『レオン(リック・ヴェンソン作品)』的なスタイルの作品ともいえるかもしれません…。

 正直、色々と考えさせられる部分がある同時に、如何にもイタリー調に仕上げられたBGMとも相まって、少女達の刹那さには時折泣かされます…(T_T)。


【寸評】『巌窟王』
 フランス古典文学の文豪:アレクサンドル・デュマの名作『モンテ・クリスト伯』をベースに、徹底した独自解釈を施したSF版『モンテ・クリスト伯』。そのヴィジュアルは、斬新にして耽美っ! かつて、一世を風靡したサイバーパンクとスチームパンクを巧みに融合したかのようなスタイリッシュな仕上がりに飽きる事がありません。更に、なんと、ストラングラーズのジャン・ジャック・バーネルが音楽を担当するも、劇中はチャイコフスキーの「マンフレッド交響曲」に包まれたりと、本編のキャッチコピーにあるが如く、正にパンク・オペラの真骨頂!

 また、徐々にジュネ化していくキャラクター達の倒錯的にも思える内なる想いを描いた演出が、そのスタイリッシュな映像と音楽に相まって、耽美と淫靡と興奮が幾重にも交差してやまない、現在O.A.中の作品群では大注目の作品です。既に名作との声は高いんじゃないでしょうか。


【寸評】『鉄人28号』
 今年4月15日に逝去された横山光輝原作の国民的代表作。巨匠手塚治虫(故人)の「鉄腕アトム」と並ぶ人気を得た日本SF史の創世記に足跡を刻む本作は、今回で5回目の映像化作品となりました。今作の大きな特徴である原作により忠実に再現するという事によって、今回は戦後の日本を舞台に、戦時中に兵器として誕生した「鉄人」に纏わる正義と悪の観念が混沌としたストーリー展開に加えて、主人公金田正太郎はもちろん、戦中に「鉄人計画」に携わった敷島博士やその他の人々の知られざる過去や葛藤が描かれ、戦下並びに戦後に直面する様々な善悪感が一筋縄ではないという現実を浮き彫りにした、正に世代を超えた傑作に仕上がりました。

 また、イレギュラー的な音楽活用として、11話にはデビッド・ボウイの「Space Oddity」、京都篇ではチェリッシュ「なのにあなたは京都へゆくの」やプッチーニの歌劇「ジャンニ・スキッキ」というエンディング選曲により、物語をより効果的かつ感動的に締め括るなんとも粋で心憎い演出面も賞賛に値する作品です。


◆ 2004年度:こんなんも好きですっ! BEST5っ!

 ・TBS:Rozen Maiden(ローゼンメイデン)
 ・CX :Samurai Champloo(サムライチャンプルー)
 ・ANB:エリア88
 ・TX :マリア様がみてる
 ・TX :ケロロ軍曹

【寸評】
 ぇえぇぇ…、まぁ、単なるクズヲタですから…(照)。現在は、O.A.中のローゼンとケロロを毎週見ているでありますっ!


◆ 2004年度:【別格アーティスト篇】これぞお薦めっ(>▽<)!

 ・Basement Jaxx「Good Luck」[APPLESEED(アップルシード)]
 ・山下達郎「ラッキー・ガールに花束を」[アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル]
 ・L'Arc~en~Ciel「Ready Steady Go」[鋼の錬金術師]
 ・ALI PROJECT「禁じられた遊び」[Rozen Maiden(ローゼンメイデン)]
 ・勝木ゆかり(S.E.N.S.)「Moonlight」[KURAU Phantom Memory(クラウ・ファントムメモリー)]
 ・Jean Jacques Burnel(The Stranglers)「You Won't see me coming」[巌窟王]

【寸評】
 なんだか、ここまで一流どこの提供となると、既にアニソンじゃないですよねぇ…。果たして、こういった傾向が良いのか悪いのか…。


◆ 2004年度:【OP/ED篇】仲々良いぞなっ! BEST10っ!

 ・ASIAN KUNG-FU GENERATION「リライト」[鋼の錬金術師]
 ・refio + 霜月はるか「透明シェルター」[Rozen Maiden(ローゼンメイデン)]
 ・Minmi「Who's Theme」[Samurai Champloo(サムライチャンプルー):第12話「温故知新」]
 ・嘉陽愛子「いえないコトバ」[サムライガン]
 ・TiA「流星」[NARUTO -ナルト-]
 ・キャプテンストライダム「マウンテン・ア・ゴーゴー・ツー」[NARUTO -ナルト-]
 ・ダンス☆マン「アフロ軍曹」[ケロロ軍曹]
 ・marianne Amplifier feat.yuka「悲しい予感」[月詠 -MOON PHASE-]
 ・RYTHEM「ホウキ雲」[焼きたて!! ジャぱん]
 ・KOTOKO「Re-sublimity」 [神無月の巫女]

【寸評】
 最近は、アニプレックス(旧:SPE-VW)やビクター、ジェネオン(旧:パイオニアLDC/現:電通Grp.)といったレコード関連Grp.も今まで以上に積極的な製作活動を展開しているせいか、親会社のレコードメーカーからの新人や注目株とされるアーティストのパブ展開の場となり、すっかりアニメのポップス化が顕著になりましたねぇ。

 出来れば、奥井雅美や松村香澄、MIO(現在はMIQ)や林原めぐみ、KOTOKOといった定番も好きなんですけどねぇ…。


◆ 2004年度:【BGM篇】仲々良いぞなっ! BEST5っ!

 ・中川幸太郎「Jupiter highway」 [ΠΛΑΝΗΤΕΣ(プラネテス)]
 ・岩崎 琢「書を愛して狂う者曰く、”紙は常に我らと共に”」[R.O.D. -THE TV-]
 ・ANGELS「Mission(FUGA)」[エリア88]
 ・増田俊郎「メイン・テーマ」[十兵衛ちゃん2 ~シベリア柳生の逆襲~]
 ・千住 明「蘇る無敵の兵士」 [鉄人28号]

【寸評】
 ここ数年、菅野よう子や梶浦由記、ALI PROJECTの起用といった傾向が強かったですが、岩崎 琢や光宗信吉(今回は挙げませんでしたが、ウテナ以来、個人的には一番好きかな)、石井妥師等といった各人の個性が明確に認知され始め、コンポーザーでどんな作品なのかも分かるようになってきた事も一興というところでしょうか。また、御大:宮川 奏も好きなんですが、近頃じゃめっきり耳にする機会がなくて残念ですねぇ…(笑)。


◆ 2004年度:これぞ昇天ヴォイスっ! BEST5っ(>▽<)!

 ・中田譲治:モンテ・クリスト伯爵(巌窟王)、ギロロ伍長(ケロロ軍曹)、アーカード(ヘルシング)、ジェイムズ・ブッカー少佐(戦闘妖精雪風)
 ・若本規夫:ギガルト・ガンガラガッシュ(プラネテス)、アナゴさん(サザエさん)、村雨竜作(鉄人28号)
 ・飯塚昭三:星野ゴロー(プラネテス)、金田博士(鉄人28号)、リュウ・ホセイ(機動戦士ガンダム)、ドルゲ(超人バロム1)
 ・青野 武:洞口武雄(モンキーターンV)、真田志郎(宇宙戦艦ヤマト)、さくら友蔵(ちびまる子ちゃん)
 ・大塚明夫:バトー(攻殻機動隊)、ブラック・ジャック(ブラック・ジャック)

【寸評】
 ここ数年は、やれ萌えだナンだと若手の活躍が非常に目についておりましたが、ここ1~2年の間にベテラン勢も随分と息を吹き返してきたようですねぇ~♪ というより、かなり強烈なキャラクター役が出現し始めた事が大きな要因でしょうね。

 尚、大塚明夫は大塚周夫(ブラック魔王やチャールズ・ブロンソンのハマリ役)の御子息という事で、先日のドラえもん主要キャスト達の降板を考えても、すっかり新旧入れ替わりの時期に突入したのかとも思えますねぇ…。

 今後は皆さん、NBCやCBSはもちろん"The King of Movie Trailers" "The VoG (Voice of God)" の称号を持つ世界的に有名な声優(ナレーター)であるドン・ラフォンテーン[Don LaFontaine]や、トニー賞やエミー賞といった祭典からディズニー・チャンネルや数々のDJを務める(女性としては有名な)ランディ・トーマス[Randy Thomas]といった方々に匹敵するまでに頑張って頂きたいですね。

 ちなみに余談ですが、中田譲治所属の大沢事務所には小杉十郎太や速水 奨といった方々も在籍しており、正に声のホストクラブ状態なので、何か一発噛まして欲しいと思う今日この頃です(笑)。


 てな訳で、来年はどんな作品を眼にする事となるでしょぉかねぇ~♪



(C) 幸村 誠・講談社/サンライズ・バンダイビジュアル・NHKエンタープライズ21
(C) PEACH-PIT・幻冬舎コミックス/薔薇乙女製作委員会