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電脳東京
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2004/07/06のBlog


タモリの番組か。

はたまた、

ドブログのサーバーダウンを狙った
参院選前のサイバーテロか(んなこたあ無いと思うが)。


久しぶりに部屋に戻ったオレのもとに
「直近6ヶ月で残高3.5倍、直近1年で11倍、最悪期からは2年弱で70倍」
という実績を誇る天才相場師からメッセージが届いていた。


ブロガー「他薦の輪」企画というものらしい。
悩んだ。 

海外のブロガーや、実際にskypeで話した奴らにも
ご機嫌な連中は多い。

ホント、日本中、世界中から
時には深く、時にはおバカな情報をアップしてくれる
愛すべきブロガーたちを挙げだしたらキリが無いが、
最近、オレの琴線に触れた憎いブロガーを紹介しよう。


Under A Blood Red Sky」のjoshuatreeだ。

血が騒いだぜ。
いや、騒いでいる。



[関連記事: 「ピックアップコンテンツバックナンバー」Doblog編集部]
[ご紹介元: 「天才投資日記」天才相場師さん]
[企画元記事: 「みんなで広げよう、Doblog他薦の輪」takayanさん]

(矢吹丈の話となると黙ってはいられない)
2004/07/05のBlog
[ 17:08 ] [ 電脳東京・夏 ]

番町の未亡人からの着手金のおかげで、オレのZ32も
随分と現代的な足回りに生まれ変わっていた。

コーナーリングではポルシェやフェラーリにも
絶対負ける気はしない。 乗り手にもよるが。

これも必要経費だから。
いい仕事するから待っててくれよ、緑川のおばあちゃん。


恵比寿から歌舞伎町まで、パバロッティを流した。
2曲目が終わる前には明治通りを左折していた。

眠気を飛ばし、自分を鼓舞し、テンションを上げる。
束の間の平和な日常からドロドロした人間の欲望丸出しの世界に飛び込む。
その直前には、夢物語のような開放された感覚を
自然に体が求めるのかもしれない。


「仕事だーーーーっ!」


区役所通りに入る交差点にさしかかった時、
車内で思いっきり叫びモードを切り替えた。

当然、声量はパバロッティには全く敵わない。
が、腹に力が入る。 1つの儀式だ。


まず、磯崎が先行していたSというホストクラブ
の前で車を止め、7つ道具を再度確認。

フル充電のGPS付携帯、フラッシュは絶対付かない
仕様にした高感度小型カメラ、ボイスレコーダー、足には
ちょっと見には普通の靴と区別ができない安全靴、
コンパス内蔵腕時計、ベルトにはカラビナ...

実際には7つどころではないが、
記録に残すか、緊急事態に備えるか、そのどちらかに
役立つものがほとんどだ。 因果な商売だ。


歌舞伎町一丁目雑居ビルのエレベータホール。

磯崎はタバコを吸いながらウロウロしていた。


「おはよう」

「おお、涼。 すまんなぁ」

「まず、おはようと言え。 実際、相当おはやい。
 警察には?」

「お、おはようさん。
 言うわけないやろ。 すぐに二課が動いて、国税と一緒にお出ましや」

「被害届けも出せない連中か。 
 でも、おまえは関係無いだろ」

「法的にはな。 ただ、中井は知り合いの親父さんから
 くれぐれもよろしゅうって頼まれてるいい奴でやな」

「わかってる。 探す、探せばいいんだろ」


予想に反して会社員のような店長だった。
その福島という男に挨拶をし、手がかりを探すことへの協力を頼んだ。 
無論、断るわけはない。


まず、徹底的に身辺を洗うしかない。

店から姿を消した時間も時間だし、目撃者も居ないに等しい。
刑事が行ういわゆる地取りは後回しだ。 
邪道だ。 しかし、時間が惜しい。

店に居る他の若いスタッフにも聞いておきたいことはあった。
しかし、それは磯崎と店長の福島に任せた。

もっとも何か絡んでる奴がいたら本当のことは言わないが、
受け答えの時の表情をよく見ておけと伝えた。


オレは、管理のために磯崎が持っている中井の部屋の鍵を
受け取ると東中野にある中井の部屋に直行した。


まだまだ、山手通りも環七も車の流れは順調だった。

2004/07/02のBlog
[ 09:03 ] [ 電脳東京・夏 ]

遠くで何かが鳴っている。

それが携帯の着信音だと気付くのにかなりの
時間がかかった。


「...あぃ」

「すまんな、寝とったか」


歌舞伎町の磯崎だ。
頼むぜ、今日は12時間は寝てやろうと思ってたのに。

隣で平和な顔をして寝ている礼美のぬくもりが伝わってくる。
勘弁してくれ、このままこうして肌を合わせて眠っていたい。


「...何時だよぉ」

「もう4時半や、外は明るいで!」

「...ぁん あとでまた電話くれ」

「わかっとる。 わかっとるけど、涼、頼むわ。 
 助けてくれえ」


磯崎がそこまで言うのには訳があった。


ふう、本当に起きなきゃいけないのか、オレは。

普通なら、すぐに熱いシャワーを浴びるところだが、
今日はダメだ、バスルームでさえ寝るに違いない。


約2時間の睡眠で御出勤だ。

Zのエンジンを暖めながらも、オレはまだ半分寝ていた。
車も気候、天候、暖気の仕方でその日のエンジンの調子が変わる。
マシンは扱い方さえ人間が間違えなければ裏切らない。

レカロの上でいいから、このまま寝かせてくれ。


とはいえ、磯崎の焦り様は気にはなっていた。


磯崎の顧客のほとんどは歌舞伎町で働くホストや
キャバクラのお姉ちゃんたちだ。
この時間にだいたいの店がレジを締めだす。

九州から来たばかりの20歳のホストが、働いている
クラブの売上げを持ち逃げしたらしい。


だが、磯崎には責任は無いはずだ。 

奴は、水商売の若い連中が賃貸物件に入居する際に
保証人になったり、礼金敷金を下げる代わりに若干
家賃を高めにしてサブリースしてるだけだ。

通常、不動産の大家は水商売を敬遠する、一方で
若い連中も入居時のイニシャルコストの負担は大変だ。

ただ、水商売だから一旦働きだせば日銭はきっちり入る。 
無茶な散財さえしなければ、家賃はちゃんと払われる。

そこに磯崎は目を付けた。 
水商売専門サブリースだ。


だから、行方不明になった人間が出たところで、
磯崎の損害はほとんどない仕組みにはなっている。


「...で、 そいつを探せ、か」

「そうなんやけどな、ちょっとイヤな予感がするねん」

「するねん?」

「あ、涼、おまえ寝ぼけとるやろ」

当たり前だの...」

「クラッカーって、おい! 寝るな。 ほんま頼むわ」


Zの心地よい振動の中でまどろみながら、
磯崎との会話を思い出していた。

磯崎が急ぐ理由は、金と一緒にいなくなった中井という
坊主の背後に組織が絡んでいそうだという点にあった。


中井の意思でない可能性もある。
だとすれば、その坊主が危ない


2004/07/01のBlog
[ 08:41 ] [ 街の呼吸 ]
改革を標榜する内閣になってからか、
道路工事が年度末だけに集中しなくなった。

年度末の予算消化工事なんてものは、誰も知ってはいるが、
期中に政策変更、予算縮小という事態もあり得るという気配
になっているのだろう。


にしても、明治通り!
何の工事なんだ、それは!

新宿から恵比寿までが遠くてかなわない。
明治通りが込む時間帯は山手は最悪
外苑西も246に出る手前で寝ちまうぜ。

それもこれも渋谷交差点のせいだ。

ウラ原宿?
最近ダメだね。

やむなく手前からクネクネ
広尾や常盤松界隈を抜けるしかない。


ドクターコパの家辺りにドカーんと障子を破るように
明治通りバイパスを作ってくれ、石原慎太郎!

風水的にもいいんじゃないか。


冗談はともかく、思った。

感動する政治なんてものをこれまで体験したことあったか? 
そもそも政治で感動するなんて、精進料理で肉を出せと言ってる
ようなもんだくらいの経験則が刷り込まれている。


自分で、「感動した!」って言ってる場合じゃない。

どんな仕事だってそうだ。
本当にいい仕事は、人を自然に感動させちまうんだぜ。



※今回の「街の呼吸」は、
 「週間!木村剛」6月29日付にて、『見事に喝破していらっしゃいます「が」』
と、大上段に構えツッコマビリティ溢れるオレの放言にも、
しっかり反応してきた木村氏の不気味さにトリビュート。