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映画とホームシアター
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2008/07/20のBlog
私が絵を描いている頃、少女マンガの世界に夢中だった。
少年誌が、画一的な番長モノ、スポ根モノ、SFモノでともすると表面的な娯楽を狙った作り方に飽きてきた時に、思春期の少女、少年の内面を描くような少女マンガはそれだけで魅力的でした。
創造性・・・絵のタッチ、世界観、大胆なコマ割り、時間の表現、感情の表現など、当時のプロのマンガ家もアマチュアも常に実験的な作品発表を続けていたような気がします。
雑誌も、編集者もそれを奨励しているかのような印象を与えました。
1970年1980年の間に、少女マンガの成長は、そのまま日本の児童マンガの成功にも繋がったような気がします。

くらもちふさこは、そんな黄金期にデビューをしたマンガ家ですが、彼女の繊細な主人公の描写や感情表現、モノローグの展開など、紙面に書かれる絵で読者の想像姓に依存、刺激して、頭の中にイメージ作り出す、冗長的なマンガの表現手法を、どのように映画にするのか、とても興味がありました。
特に「天然コケッコー」の様な、日常を淡々と描くかのようなお話が、映画になるのだろうか?

WOWOWで、先日放送されたこの作品を観て、良い意味で期待を裏切られました。
映像やセリフ、役者、背景など、監督や脚本家の世界観をリアルな形にして見せなくてはなりません。
しかし、この映画を観て、まさに「天然コケッコー」の世界を見事に作り上げていました。
原作とほとんど変わらないセリフ、キャストの的確さ、美しいそよの暮らす中国地方の村の情景など・・・
観ていて、どこか懐かしさを覚える情景が次々と描き出され、役者は演技ともそうでないとも取れる自然な演技で物語を進めます。
特に、右田そよ役の、夏帆は良いですね。
前職で、映画の企画を建てている頃、彼女でぜひ撮りたいと思っていました。
三井のリハウスや携帯デカで観ていましたが、「天然コケッコー」ではより等身大の右田そよを見事に演じてくれました。
ますます将来が楽しみな女優になってきました。

そよの両親役で、佐藤浩市、夏川結衣などこちらも実力派ぞろい。
ピシリと映画を締めています。
二人とも、あまりに自然に演技しているので、最初は気がつきませんでした。

監督の山下敦弘の世界観も素晴らしいですね。
原作をかなり読み込んだと思うのですが、くらもちふさこの世界観を山下監督なりの世界に置き換えて、見事に表現していました。
どこがクライマックスなのか、おしまいなのか分からないような映画で、最近流行りの脱力映画とも思われそうですが、観ていると、なんとなく思春期のころが思い出され、ちょっとほろ苦い感じのするステキな作品になっています。
DVDも出ています。

お勧めです。


2008/07/17のBlog
私にとって、「惑星」はホルストではなくて、冨田勲でした。
最初に、この曲を聴いた時に、シンセサイザーの未来的な音色と、まるで宇宙空間や宇宙飛行士の姿が見えるかのような斬新な構成に魅力されたものです。

これだけ刺激的な内容ですから、元になったオリジナルの「惑星」を聴いた時には、少し拍子抜けがしたほどです。
なるほど、冨田勲がシンセサイザーを駆使して、如何にリアルに富田ワールドを作ったかを実感させられました。

この「惑星」のレコードをヤクオクに出品されていたので、落札しました。
さすがに、私以外に入札している人はいませんでした。(^-^)
だから、最安値で購入。
30年前のレコードですから、ジャケットの傷みもそれなりにありますが、盤面は出品者がクリーニングしたのか、想像よりもヨカッタです。
こちらでも、改めてクリーナーで清掃をして聴きましたが、チリチリというノイズはあるものの、それほどひどいものではありません。

冒頭、シンセサイザーで宇宙飛行士達の交信が始まると、ふっと初めて聴いた30年前にフラッシュバックしたかのような気になります。
久しぶりに聴いた「惑星」はそれほどの古さを感じる事なく、宇宙や絵や未来に希望を持っていた時代を思い起こさせてくれました。


2008/06/29のBlog
マランツのAVセンターの視聴会が秋葉原で開催されたので、行ってきました。
AV8003のプリアンプと、MM8003の8chパワーアンプです。
仕様や機能などの詳細は、雑誌や公式HP、各種A&V系のサイトにも掲載されていうるので、あまり触れません。
マランツ好きの私も、この製品を購入するかどうか、かなり迷っていましたが、
昨日の視聴会の結論として、今回は見送ります。
理由は後述します。

まず、音質についてですが、
2chもサラウンドもそれなりに鳴ってくれます。
メーカーが言うには、駆動力は高いとのこと。
確かにそれはあるでしょうが、今回デモで用いたスピーカーシステムは、B&Wの803Sのシリーズで構成されていました。
全体的なバランスとしては、好ましいものでした。
「キングダム・オブ・ヘブン」の冒頭の荒涼とした土地の空間表現や、風の流れ、遠くで鳴く鳥の声も荒涼間を感じさせるものでした。
「イノセンス」の食料品店のシーンも、サラウンド感というより、音像低位や空間表現、特に高さの表現が良い感じです。
まあ、良く鳴っているという印象です。
ただ、これはSR8002でも近い印象は感じていました。

今回の視聴階は、アバック秋葉の関さんではなくて、マランツのマーケティングの方が進行をされました。
しかし、彼のプログラムの進行が進めば進むほど、この製品の魅力が薄くなるような気がします。
正直、彼は何の為に視聴階をするのだろうか?
私たちに購入しては欲しくないのだろうか?
彼は評論家のつもりなのか?
残念なのは、彼らの話のどの位がユーザーのニーズや想いを捉えているのだろうか?

市場はアメリカが多いので、アメリカの意向で製品は作って行く・・・と、事もなげに言います。
確かに、ワールド・ワイド商品なので、各国のAV環境の違いや特性を考慮しつつ製品開発をするのは分かりますが、AVセンターを今のように高度にそして高音質に仕様改善をしてきたのは、日本のユーザーのこだわりもあります。
そんな事を忘れているのではないだろう?

デモの進め方も今一つでした。
前半は音楽を2chで聴かせて、後半は映画ですが、具体的に製品の設定を、どこをどのようにしたて、旧製品や他者と比較して、何を特長にしているのか?
ただ、漫然と聴いているだけでは、、、
特に、アバックの視聴階に集まるユーザーは経験も耳も持っていますが、それでもポイントを絞って、ガイドしながら行ってもらえると良いのですが・・・
ユーザーの声のどの部分を取り入れて、製品を企画し、作って、何に注力をしたのか?

一抹の不安を感じたのは、もしかすると彼らは”市場の動向だけを見て”、市場のニーズの本質を掴んでいないのでは?
妙に、作り手のユーザーや市場に対する甘えを感じました。
これでは、良い製品と何より良いセールスができるのだろうか?
確かに、今回のアンプは、セパレート型としては購入しやすい価格帯です。
その点でセールスはある程度成功するかもしれません。

が、、、、私は、この中途半端な半高級セパレートアンプは評価しません。
恐らく、一般的なトールボーイスピーカーを鳴らす程度でしたら、SR8002を5.1chバイアンプで構成しても、通常利用するには十分な音質と効果を得られるのではと想像します。
プリ部の変更点は、映像スケーラーの導入(この機能は、デモしませんでした・・・信じられない)、バランス型のコネクタの採用、黒い塗装、、、程度でしょうか。
また、パワーアンプのMM8003は、8chのアナログパワーアンプとしては、ちょっと軽いかなと感じます。
セパレートアンプの導入は、そのスペースファクターから言っても簡単ではありません。
今回は、むしろ多少とも高さと奥行きを拡張したとしても、一体型でリリースすべき製品だったと信じます。
この価格で、セパレートにしたからだと思いますが、全体的な意匠や質感、パーツの安っぽを差を感じます。
最も顕著な例が、両モデルのボンネットカバーですが、単純にプレスで折り曲げ加工をしただけです。
何ら、エンボス加工を施していません。
マランツは、伝統的に堅牢なシャーシを提供していると思っていましたがAV系のシリーズは異なるようです。

デモでは、GUIのインターフェイスも行いませんでした。
操作系は大切な要素なのですが・・・
それから、セパレートを購入する人はパワーアンプには中級機とは異なる駆動力を求めています。
その一つが、一つクラスが上のスピーカーを駆動できるだけのパワーです。
B&Wの805Dあたりで見せてくれるとヨカッタのですが。

ともかく、今回は私は乗り換えをしません。
マランツには、ぜひマーケティングそデモや販促のシナリオの組み立て、製品企画の改善。
そして何より、市場というより、一人一人のA&Vマニアやフアンを知り、導入する側の心を掴んで欲しいなと切に思いました。
でなければ、マランツフアンの私が、マランツを購入し続けられません。
 
同じクラスの製品に、DENONのAVC-A1HDがありますが、このモデルの高級感と製品作りの旨さに学んでいただきたい。同じグループなのだから、、、
マーケターの方(説明をしていただいた人)には、もっと真摯に製品作りの姿勢を見直し、けっしてご自身の独りよがりや価値観ではなく、一度リセットをしていただいて、次のモデルの登場を期待したいと思います。
素材はいいのに、料理の盛りつけが安っぽく、手づかみで食べている。
味はおいしいので、変わりませんが、しかしこれでは・・・と、思うのです。
2008/06/22のBlog
先日のブログにも書いています。
私のシステムでは、スピーカーのJBL S143MK2は、変わりませんが、、、
接続されるプリメイアンプは、新旧2種類。
そして、そのアンプに接続されているアナログプレーヤーもDENONとパイオニアと2種類。
さて、その音色の違いを楽しもう。

今までは、音質劣化するなーと思いつつ、バナナプラグを接続したバイワイヤリングのスピーカケーブルを繋ぎ変えていました。
でも、やっぱり面倒くさいですね。
さて、良質なスピーカーセレクター・・・という事でいろいろ探しました。
ガレージメーカーの様なところからも、良質そうなセレクターが出ています。

ラックスマンの低価格なセレクターやオーディオテクニカのセレクターは最初から頭にありません。
音質劣化が、スピーカーセレクターをボトルネックにして始まりそうだから。

譲れないのは、、、

・良質で高品質の接点を確保した切り返すイッチ

・内部は緯線は、良質なオーディオ用ケーブルで太め。

・ケーブルを接続する単位は、極太ケーブルも接続できる金メッキの大型端子

と、つらつら上げると、結局コストパフォーマンスからこのモデルに落ち着きました。
しかし、このモデル売れているのですね。
ヨドバシ秋葉でもビックカメラ有楽町でも入るとすぐに売れてしまうようです。

外観は、見ての通りです。
全体のサイズは意外と大きいです。
余裕を持った容積ですね。

以下は、特長
・ハイエンドオーディオに対応した高品位パーツを随所に採用
 セレクターの心臓部となる機械式(ロータリー)スイッチの接点には
 銀メッキを採用。ターミナル(マルチバインディングポスト)には
 金メッキを採用し、低接触 抵抗化を徹底しました。また、
 内部配線もORBのスピーカーケーブル『INNOVA TS7』を使用し、
 等長で配線しました。 上位機種のマルチチェンジャー(MC-333、MC-S1)同様、
 音質にこだわり抜いたセレクターです。

・高級スピーカーケーブルに対応
 低価格、コンパクト設計ながら、マルチバインディングポスト採用により、
 太径のスピーカーケーブルも接続可能です。もちろん、
 Yラグ(8φ端子:ORB HL-YL)やバナナ端子付きスピーカーケーブルも接続可能です。

・接続・切り替えは1:3が可能
 アンプ1台に対してスピーカー3set、
 もしくはスピーカー1setに対してアンプ3台の切り替 えが可能です。
 (私はこちらです)


音質の劣化は、あまり感じませんね。
少なくとも、私の耳をごまかすような音のまんまです。
接点を幾つか経由して、ケーブル材質や太さも変わっているので、
影響はあると思うのですが、無視できる程度だと思います。

2008/06/18のBlog
今日、朝っぱらからケンウッドのKA-1100Dのボンネットを開けました。
見事ですね。
大きなカバーに覆われたトランス。
そして、15000μFの大型のケミコンが4つ立っています。
電源部は強力ですね。
で、ガリを直すために、ボリュームやSW類に接点復活剤を塗布しようと思いまし
たが・・・
内部のシャーシとフロントパネルの中に収まっています。
外からは見えません。
フロントパネルを外そうと思いましたが、上下左右にネジで止まっており、ちょ
いと手間を食いそうです。
時間ばかり掛かってもなんなので、今日は諦めました。
同時に、このアンプの天寿を私が全うさせてあげるために、最低限の手を入れよ
うかと、さいたま市にあるケンウッドのサービスに修理対応ができるか問い合わ
せをしました。
(結局電話が繋がらなくて、HPの一般問い合わせからメール・・・2時間後にさ
いたまサービスから返信が来ました)
清算完了品なので、どこまで対応できるか分かりませんが、部品在庫が確保でき
る限り対応させていただきます。
との事でした。
とりあえず、出して様子を見てみようかなと思います。
ちなみに、シャーシ底のインシュレーターは、外側がプラスチックで、内側に精
神剤のようなものが詰めてありましたが、4つのうち3つのプラスチックが割れ
ていました。
この重さで、この柔いプラスチックじゃちょいと無理があるのでは・・・と思い
ました。
何か、別な方法の方が良さそうです。
で、せっかくセットしたKA1100Dですが、とりあえずドック入り。
変わりに、元のパイオニアのA-717に入れ替えました。
こちらの方が、全体的な程度が良さそうに思えます。
ちなみに、重量はKA-1100Dよりも、パイオニアの方が重いです。
ケンウッドのアンプは、同クラスの他のアンプと比較しても数Kg位軽量ですね。
コストダウンなのか設計方針なのか・・・
ツマミ類は、パイオニアがアルミの削りだしとか豪華なな部品ですが、KA-1100D
はプラスチックでした。
価格差は倍近いのですが・・・まあ、他にお金が掛かっているのだろうと思うこ
とにします。
音の傾向は、KA-1100Dの音は、上下方向に延びているのですが、高域がよりにシ
フトしている感じ。
メリハリはありますし、音の力強さは明らかにKA-1100Dの方があります。
パイオニアは全体的にまとまっていてバランスが良いですね。
とはいえ、当時は79800円のアンプですが、今の製品で同じ価格帯でこの音は出
ないですね。
総じて、パワフルです。

2008/06/17のBlog
ヤフオクを博物館変わりにして楽しんでいます。
オーディオのコーナーは、新しい機種はあまりありません。
ヤフオクの中って、日本最大の中古ショップかも・・・


で、私の気になっている製品があります。
往年の名機と言われた、機種の数々。
その中で、興味津々、でも値段は手頃というのが、KENWOOD のシリーズでしょうか。
マランツのPM-90とかヤマハのA-2000、CA-1000、AX-2000やオンキョーのインテグラ等はまだまだ高値で取引されていますが、KENWOOD KA-1100シリーズは、運が良いと、状態の良いものが外と安値で手に入ります。
私が欲しかったのは、KENWOOD KA-1100D この最後のDが肝心です。
デジタル対応で、CDダイレクトを装備して、DAC内蔵です。
年式も比較的新しく1986年。
それでも、20年選手です。
KENWOOD KAシリーズは、以上にダンピングファクターの数時が高くて、KA-1100Dで1000です。
へ・・・業務用ですか?
ただ、ダンピングファクターは私はよく分かりません。
これよりも、遥かに重くて、高価なパワーアンプがダンピングファクター50だったり、100だったりするので、これは何影響があるのか?

で、KENWOOD KA-1100Dのわりと程度の良さそうなのが、ヤフオクに出ていて、先日パイオニアのアンプを調達したばかりなのに、ポチっとクリックしてしまいました。
オークション終了2分前で、、、8500円(送料込み)
落札できて、今日 届きました。
早速、視聴!!

パワー感がありますね!!!!
S143MK2の15インチのウーハーをマランツのPM13S1よりも力強く鳴らしている気がします。
押し出しの強い感じの音ですね。
多少どんしゃり気味かな・・・という気がしますが、もう少し聴きこまないと判断ができません。
悪くはないです。
いや、今までの私が手に入れたアンプの中では、もっともS143MK2をドライブしていると思います。
フォノイコライザーやフォノアンプも内蔵の様で、これは専用とランスを搭載しているようです。
最も20年前の高級機ですから、それなりのパーツや手が入っているのでしょう。
外観は、まあきれいです。
端子の腐食もほとんどありません。
ただ、ボリュームとかスイッチ類がガリが多少あるので、明日 カバーをあけて接点潤滑剤をスプレーしようかなと思います。
8000円で手に入れたサウンドだとしたら、もう十分です。
スピーカー・セレクターを購入したので、マランツとケンウッドとアンプを切り替えて遊べます。
しかし、往年の名機・・・さすがですね。
KENWOOD KA-1100Dがこんなに力強い音が出るとは思いませんでした。
いつまで元気に鳴ってくれるか分かりませんが、いたわって使っていこうと思います。


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