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資本主義嫌いのなまけもの【仮】
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2007/01/14のBlog
■よく宗教で「自殺者は地獄行き」とか「来世は犬畜生」とか言言うが、人間社会で自殺をする者が皆無などと言うことがありえるのか?

逆に言えば、一定数は確実に自殺する種が人間であると言える。

であれば、そんな欠陥を内包した存在である人間を作り出した神が、その欠陥ゆえに自殺を選んだ人を地獄に落とすことなどあるのだろうか? 欠陥品を作ったメーカーがそれで死んだユーザーを「使い方が悪い」などと言って責任を取らないのがおかしいように、やはりこれはおかしいと言うべき。

したがって、自殺で地獄に落ちることはない。一神教において自殺を罪悪としたのは社会的な影響が大であるのは周知の事実で、純粋に宗教的な考えに立てば↑のようになるのは間違いないだろう。

これは『神との対話』を読んでから「それもそうだ」と思ったことだけどね。

■では転生はどうか? 特に仏教において問題になる。自殺すると犬畜生になるというのだ。

だけど、犬畜生自身は(おそらく)自殺はしないだろう。したがって自殺と言う逆縁を再び犯す心配はない。

仮に犬畜生よりもっと下、地獄界に落ちて数万年の苦しい寿命を送ってもいつかはまた転生するというのが、仏教の考え方だからだ。これらの輪廻から抜け出ることが解脱ではあるがね。

したがって一度犬畜生やそれ以下になれば、あとは(どうやって善行積むのか知らないけど)再び人間や天界、解脱など上を目指すだけだ。

そういう意味じゃ安陪内閣じゃないけど「再チャレンジ」の機会は何度でもある(笑)。

ゲームだって一度の挑戦でクリアすることなどありえない。何度も死んでリセットして、三歩進んで二歩下がって、やっとクリアするのだ。

となると……宗教的に自殺を思いとどまらせることは無理なんじゃないかなぁ。

■お、あえて言えば一つだけあるぞ。一神教の神が「愛」で人間を作ったと言う前提を捨て、「悪意」で作ったのなら、十分に悲惨な結果はありえる。

それこそ僕らがゲームや映画の中で殺し合いを楽しむように、神自身も楽しむため戯れに世界を作ったのならば。そのゲームで勝ったやつには天国と言う褒美を与え、負けた奴は地獄に落とす。

いわば、人間はコロッセオに放り込まれたようなもの。神はそれを見て楽しむ貴族や王様みたいなものだ。

ふむ、こうなると、宗教的に自殺を思いとどまらせるのに説得力を持たせるためには、「この世は神が戯れるために創っただけのものだ。決して愛によってではない」というものだけだと思う。再チャレンジを認める転生説も力を持たない。

ま、自殺したあと魂がどうなるかなんて、僕は知らないんだがね。
2007/01/12のBlog
■あの2ちゃんねるが止まるかもしれないそうです。

ユーザーショック…2ちゃんねる、再来週にも強制執行
 ネット界激震!! 賠償命令を無視し続けてきた日本最大の掲示板「2ちゃんねる」(2Ch)の管理人、西村博之氏(30)の全財産が仮差し押さえされることが12日、分かった。債権者が東京地裁に申し立てたもので、対象となるのは西村氏の銀行口座、軽自動車、パソコン、さらにネット上の住所にあたる2Chのドメイン「2ch.net」にまで及ぶ見込み。執行されれば掲示板の機能が一時停止するのは必至だ。

 債権者の債権自体の正当性について僕はなんとも言えないけど、正当ならば行為自体は当然でしょう。
 とはいえここはちょっとばかし陰謀論でもかましてみましょうか(笑)

■昨日、右寄り・自民支持者が多い2ちゃんねるでついに、左寄りな意見が盛り上がるという事態が発生しました。そう、ホワイトカラーエグゼンプションに絡み暴言はきまくった奥谷おばちゃんバッシングが沸き起こったのです。
「いつもは自民支持だが今回は共産に入れる」と言った書き込みが大ブレイク。911衆院選とかで自民支持で盛り上がり、共産支持とでも書けば「日本を中国に売り渡す気か!」とけなされた、あの2ちゃんねるでです。
 2ちゃんねるはいまや若い世代の購買動向その他の世論形成に多大な影響を与えるメディアとして認知され、大企業などでもクレームなどを書かれないかといった専門のチェック部署があるという話まで聞いたことがあります。

■さて、ここで昨年の今ごろ盛り上がったある事件を思い出していただけますでしょうか。自民党の武部幹事長(当時)が、民主党の永田議員(当時)に、ホリエモンから賄賂をもらってるだろうと迫られたあの「偽造メール事件」。三点セットで一気に自民党を追い詰めようとしていた民主党はこのために一気に劣勢に追い込まれ、審議でろくな活躍も出来ないまま国会会期を終えてしまうことになったのです。
 このメールは今でも結局なんだったのか、はっきりしていません。偽メールを作成し永田議員に渡した目的はなんだったのか。誰がそれを命じたのか。

 こうした事件を起こす場合、得する人間が犯人でないにしろ「黒幕」であることは常識とさえ言えるでしょう。

 では誰が黒幕なんでしょうか……?

 今回も同じことです。一昨年の衆院選で、フリーターやニートといった若い世代の投票行動に少なからぬ影響を及ぼしたと言われる2ちゃんねる。それが昨日の今日でいきなり止まるかもしれないということになったのです。

 いまや、2ちゃんねるのニュース板などは昨晩の盛り上がりもどこへやら。サーバーが止まる止まらないと大騒ぎです。 この調子なら昨晩のおばちゃん発言などすぐに忘れ去られてしまうでしょう。

 さてさて、今回の差し押さえを影で応援している人や団体はいるのかいないのか???

 本当に日本は恐ろしいところです。

■もちろんこれは、ユダヤ陰謀論レベルのお話ですからね。あとはみなさんで判断してください(笑)
2007/01/11のBlog
■リンク元は2ちゃんねるの痛いニュースを集めたものなんですが、この内容自体は雑誌どおりなので、転載します。この問題は広く知られるべきだと思いますからね。

【労働者へ果たし状】人材派遣ザ・アールの奥谷禮子社長、「過労死は自己管理の問題」と労働者批判 労基署は不要とも

人材派遣業大手、ザ・アールの奥谷禮子社長が「週刊東洋経済」最新号で、労働者の過労死などをめぐる労働環境について、労働者側に問題があるという見解を示した。

これは9日発売の「週刊東洋経済」2007年1月13日号に掲載されたもので、奥谷氏はインタビューの中で、「格差社会と言いますけれど、格差なんて当然出てきます。仕方がないでしょう、能力には差があるのだから」「下流社会だの何だの、言葉遊びですよ。そう言って甘やかすのはいかがなものか」と、同氏は労働者の収入格差を是認した。

 また、過労死問題について、「だいたい経営者は、過労死するまで働けなんて言いませんからね。過労死を含めて、これは自己管理だと私は思います。ボクシングの選手と一緒」と独自の見解を述べた上で、「自分でつらいなら、休みたいと自己主張すればいいのに、そんなことは言えない、とヘンな自己規制をしてしまって、周囲に促されないと休みも取れない。揚げ句、会社が悪い、上司が悪いと他人のせい。ハッキリ言って、何でもお上に決めてもらわないとできないという、今までの風土がおかしい」と、労働者側に問題があるという考えを示した。
ザ・アール公式 http://www.ther.co.jp/

さらに同氏は労働基準監督署が不要であると述べ、「残業が多すぎる、不当だ」と思えば、労働者が訴えれば民法で済むことじゃないですか。労使間でパッと解決できるような裁判所をつくればいい」と私案を披露した。

同氏は、日本航空退社後82年にザ・アールを設立。女性初の経済同友会会員として注目を集め、現在同社社長のほか、ローソンや日本郵政の社外取締役を務める。


 これ立ち読みした時はびっくりしましたね。さっき報道ステーションに出てましたけど、あらためて怒りを感じました。
 たとえばこれ以外にも「いままで8時間かかってた仕事を4時間で終わらせ、あとは趣味なり自己啓発なりボランティアなり好きに使えるようになります」とか言ってるんだけど、愚の骨頂。このおばちゃんは4時間で済む仕事をダラダラ倍の時間をかけてやってたとでも言いたいんでしょうか? 8時間かかるし、それじゃ終わらないから残業もしてたんでしょうが。わざと残って残業代をせしめるという悪質労働者の存在も承知していますが、この発言はいくらなんでもむちゃくちゃです。

 なんにせよ、こんな発言をしてしまう人も、その裏で操ってる人も、彼らを任命した政府自民党も全部同罪ですよ。これでまだ自民党を支持するというのは、(その人が労働者の立場ならば)狂気の沙汰だと思いますね。

 もうね、これで覚悟決まりました。自分が投票欠かさないとか、ネットに書き込んでるだけじゃこの国はよくなりません。もっと実際に行動していかないとダメですね。
 今後はデモとかも積極的に参加するなど、できることはやっていこうと思います。本当にこのままじゃこの国は終わりますよ。

 もしこのおばさんの会社で働いてる派遣の人がいたら、明日即刻辞職すべきです。このままじゃ殺されます。
2007/01/04のBlog
[ 00:54 ] [ 男性差別 ]
■この国にどれだけの男性差別が放置されているか、参考になるものをいくつか載せてみます。

 差別問題を考える際には「逆だったらどうか?」と考えるのが鍵です。男を女、女を男と言い換えてみれば、それがいかに差別的なのかについて容易に理解することが出来るでしょう。
 結局は、「それが自分(側の立場)ならどうか?」という想像力の問題なんですけどね。

■まず一つ目。民主党の調査より。
 東京都の調査によると、ホームレスの年齢分布としては50-64歳の中高年に全体の6割以上が集中しています。また、男女別では98%が男性、2%が女性となっています。
 東京都の報告ではこれを「性別格差」「男性問題」とは捉えていない。 もしこれが、逆にホームレスの98%が女性だったら、どうだっただろうか? かならずや女性問題として対策に迫られるはずだ。

■つづいて、総務省の調査項目。
Q1 〔回答票1〕 あなたは,今からあげるような分野で男女の地位は平等になっていると思いますか。この中から1つだけあげてください。

Q2 〔回答票2〕 あなたは,社会全体でみた場合,男女の地位は平等になっていると思いますか。この中から1つだけあげてください。

SQ 〔回答票3〕 あなたは,社会全体でみて,男性の方が優遇されている原因は何だと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

Q3 〔回答票4〕 あなたが,女性の人権が尊重されていないと感じるのは,どのようなことについてでしょうか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)


(以下略)

 太字の部分、逆の項目がないのは明らかにおかしいだろう。先入観がひどすぎる。

■次は求人広告を見てみようか。
Q.制服や服装の決まりはありますか?

A.決まった制服はありません。基本的に男性はスーツ着用。女性は部署によって異なり、スーツもしくは服装自由となっています。自由な服装といっても、際限なく自由というわけではなく、オフィスという「場」に合わせた服装が求められます。しかし、正式な場(来客や訪問、式への出席など)では女性も必ずスーツやジャケットを着用しています。つまり、TPOによって自分で判断することが必要ということです。また、毎週土曜日は「カジュアルデー」となっており、皆普段着で出勤しています。

 男女で分ける理由がさっぱり分からない。男性だってオフィスという「場」に合わせた服装をすればいいし、女性がジーンズ&カーディガンとかで働けるとしたら、男性だって同じでいいでしょうが。TPOに応じて判断すればいい、まったくそのとおりだけど、男性は判断することすら出来ないのです。
 この手の話は腐るほどある。近くの役所に行ってみよう。男はまず間違いなくスーツネクタイだが、女は普段着としか言えない服装をしてることがほとんどだ。
 なぜ両性ともスーツor両性とも私服or両性とも会社支給の制服にしないのか?

 大変重要な改正なので「男女雇用機会均等法改正」については後日細かく扱う予定だが、大阪労働局の雇用均等室長が改正の説明会でこの点を指摘していたので、引用しておきます。
女性についてだけ未婚者とか、子どもがいない人あるは自宅優先者に限るというような条件を付するということは均等法に違反になると、それから、例えば、男性についてだけ茶髪、長髪、ピアスは不可というな場合についてもこれは条件が男性のみということで男女で違っておりますので、その場合についても違反になるということになります。
 これは服装についてでなく髪形やピアスについてだけど、問題点は同じですから。

■ニュースから。全文引用もあれなので、ぜひリンク先を参照していただきたい。
女性専用は「男性差別」 ネット上で批判盛り上がる

「男性差別」への批判がネット上で高まっている。「男性差別」を弾劾するブログのほかに、女性専用車両の非合理性を検証するサイトまで登場してきている。おおむね「女性専用」が「男性差別」にあたるとの批判だが、なぜ、今、盛り上がりを見せているのか。

2006年春、JR函館駅構内に女性専用のパスタ店ができ、マスコミがこれを大きく取り上げて、物議をかもしたのは記憶に新しい。実際にネット上のブログなどでは、「女性専用」は「男性差別では」という指摘がかなり多い。しかも、ブログなどネット上を見てみると、日頃から「男性差別」を感じる人は、それ以前もかなり多いかったことが分かる。
(以下略)

 リンク先からさらにリンクされてる「反・男性差別blog」を見ていただいたほうが早いのかも……うちのブログ見るより(^^;
 あと、東横線問題については以前にうちのブログでも取り扱ったことがあるので、どうぞご参照ください。

■最後に、イギリスのメディアから。原典は英語なので、日本語訳を載せておきます。
「男は二流市民か」と男性達は怒り心頭 日本では至る所が“女性専用”だらけに…英国メディア報道

 通勤電車に女性専用車両を設けることは、痴漢による猥褻行為を激減させるグッドアイデアとして多くの賛同を得ました。そして、それはうまく行きました。
 このアイデアは国内の多数の鉄道会社によって迅速に採用され、ピンクの標示で「男性の乗車は遠慮してください」と警告されました。
 しかし、歓迎できないことに、日本のサービス産業の全てのセクターにおいて、広く「男性お断り」の環境が突然導入されました。
 ショップ、レストラン、ホテル、スパ、そして娯楽の直販店などでさえ、外に「男性お断り」の看板が出されるのが一般的となり、男性らはこれらの方針の犠牲となって、まるで「二流市民」扱いされていると不平を言い始めています。
 「女性専用車両は、私は心から賛成しました。たとえ、我々が乗る車両はぎゅうぎゅうで、女性車両が空いていたとしても」と、東京のビジネスマンは言いました。
 「しかし、今は馬鹿げたことになっている。先週は私の通っているジムで、いつも行っていた午後の早い時間に女性専用時間が導入され、入ることができませんでした」
 週刊誌AERAの調査では、55パーセントの男性が行き過ぎであると回答したのに対し、驚くべきことに40パーセントの女性は同意し、完全な男性排除は性差別であると述べた。
 レストランでは、女性専用のスペシャルランチがメニューに載っているので男性は締め出され、コンビニ、映画館、そしてパチンコホールでさえも、男性は一日中、もしくは一部の時間帯に立ち入り禁止です。
 秀明大学教授の多文化理解を研究するマークス寿子氏は、「他の事業者が女性専用のバンドワゴンに飛び乗るのは、そこに経済的なチャンスがあるからです」と語る。「今日の独身女性が多くのお金を持っているのはよく知られており、企業はそれを引っ張り出そうとしています。男性たちは明らかに不満を言い始めていますね」

 イギリスはレディーファーストなどの文化が根付いてる国。その国の人にこんなこと言われるほどの状況に日本はなっているということです。
2007/01/03のBlog
[ 18:43 ] [ 男性差別 ]
■これはなによりもまず意識しておいた方がいいだろう。男性差別も女性差別も、お互いを敵視しすぎている論調が多すぎる。敵視するだけならまだしも、ただ罵ったりけなしたりするのがあまりにも多い。ここに書くのははばかられるような罵詈雑言にあふれるだけのサイトも珍しくない。
 そんなことばかりやって問題が解決するというのだろうか?

 たとえば「女は仕事に向いてない」という意見がある。そういう主張をする人は、だからどうしたいというのだろうか???

 こうした論調の背後には「男は仕事、女は家庭」という性別役割分業にこだわりたいという意識が見え隠れしている。仕事を男の城とでも考え、その領域を侵されるのを嫌がるのだ。
 その論拠として彼らは「妊娠出産を理由に仕事を中断すること」「生理休暇をを要求すること」「脳の構造」「肉体労働不向き」などを上げる。
 だがちょっと待て、これは本当なのか?

 まず生得的な筋力と脳の構造。たしかに筋力を要する職場があることは認めるが、そんなの関係ない職場でも差別はしてる男は多い。脳の構造と言っても、実際男性的な数学能力などを高度に要求する仕事がどれだけあるというのか?

 仕事を中断することについてはもっとはっきりしている。そもそも、1年や2年のブランクが生涯のキャリアを左右するという偏屈さこそが問題なのだ。その程度のブランクがキャリアに響かない社会を作ることは男性にとっても意義のあることであって、むしろ新卒から定年まで断絶なくキャリアを積めなければいけないという考え方自体を問題視すべきだろう。改善すべき点について見誤っているのだ。
 生理休暇については、たんに「病気休暇制度」を認めればよい。欧米において広く認められている制度で、月に1、2日の病欠を認めている。これで十分だ。
 これは男性差別問題とは少しずれるが、病欠は誰にでもあることであって、有給休暇をあてるべきものではない。有休とは労働期間に応じて自由に休める権利であって、本人の意思によらぬ突発的な病気による欠勤を穴埋めするために存在するものではないのだ。欧州における有休のありかたを見れば明らかであろう。

■仕事を男性の独占とすることで、男性はいったいなにを守りたいのだろう? 妻子を養っているのは俺だというプライドだろうか?
 だがそんなプライドを逆手にとって、有閑主婦をやって気楽な日々を送り、定年離婚で年金分割ができるという制度が目の前に迫っている。古代ローマにおいて市民は奴隷に労働をさせ、自分たちは思索にふける日々を送っていた。まさに専業主婦と夫の関係ではないか。
 こう書くと「子育てがある」という意見があるだろう。確かにその通り。とくに当の専業主婦から言われることが多い。子育ては夫の労働以上に価値ある仕事であり、重労働なのだ、と。
 では共働きしている妻はどうなるのだ? 彼女は育児を放棄しているのか? とんでもない話だ。夫婦で共に働き家事も分担し、がんばっている人はいくらだっている。現代は選択も掃除も昔よりはるかに楽になっている。夫の労働時間と同時間をすべて家事に費やすならともかく、TVを見たりしてるなら言い訳など出来ない。
 このあたりは同じ女性が書いてる『くたばれ専業主婦』という本に詳しいが、こと専業主婦の言には女性から見てもおかしなところが多いのは事実だ。
 そんな主婦を養うことでプライドを充足させる夫がいるとしたら、情けない話である。

 有閑主婦だけでなく、パートなどで家計を埋め合わせなければならない主婦も実は問題を抱えている。これは彼女がどうというより、制度の問題なのだが……。
 実は、「パート労働は家計の穴埋めに過ぎず、正社員と同一内容の労働であっても買い叩いてよい」という意識がある。結果として正当な対価を得ることが出来なくなるのだ。
 課税対象額以内で働く等の労働行為を助長し、仕事への責任感を奪う。結果、同一労働に対し同一賃金を与えるべきであるという前提が壊れることにもなってしまう。

 専業主夫という言葉もある。が、実情はまだまだ少ない。仮に能力に優れる妻と家事に優れる夫という組み合わせがあっても、夫が仕事に行ったほうが高給をもらえたりする。性別分業の壁に阻まれそれぞれが正当な能力を発揮できなくなるのだ。

多様なライフスタイルを認める社会を作るためには、女性の社会進出は必要不可欠なのだ。ところが当の男性側が、くだらないプライドを充足させるために女性の社会進出を阻む。

 女性は就職しづらいという社会を作り、結果として生活保護や遺族年金等の社会扶助においても「女性に甘い」制度を作らざるを得なくなった。それも当然だ。男性経営者が「仕事は男がすべきである」という先入観に従って女性を雇わなければ、あぶれる女性が出てくる。彼女らを誰が救うかと言えば、働く者の税金によって賄うしかないのだ。
 この精神は遺族年金において顕著だ。まず国民年金によって支給される遺族基礎年金は、子供を抱える「妻」にしか支給されない。「夫」には支給されないのだ。
 その背後には、寡夫は働けるが寡婦は無理だろうという配慮がある。だが寡夫だって子育ては大変なのだ。寡婦だって働きたいのだ。だがそれがままならない。

こうした問題を理解して、それでも「女性は仕事なんかするな!」と女性叩きをする男性がいたら、それはただのバカである。
 なぜ女性の能力を有効に活用し、男性が背負ってきた責任を分担してもらおうとしないのか? 過労死やホームレス、自殺などが男性に偏りまくっている状況をどう考えるのか?


 女性だろうがなんだろうが、たとえそれが家計の補助に過ぎなかろうが、性別や雇用形態に関わらず同一労働に対して同一賃金を支払うべきだという考えが浸透すれば、男性だって楽になる。パートで稼ぐ額が増えれば、夫も残業を無理にでもやって残業代を稼ぐ必要がなくなるからだ。

■他にもいくらだってある。たとえば「TV番組やCMには男性を卑下しバカにするネタが多い」というものがある。「亭主元気で留守がいい」とか、聞いたことがあるだろう。
 ここで以下の資料を見てもらいたい。

● 一日あたりのテレビ視聴時間は視聴者全体平均で2時間54分。視聴時間の長い“テレビ大好き派”には女性や高齢層が多い。逆に、視聴時間の短い“多忙派”は、働き盛りの30~40代男性が多い。

 TVの番組製作者が、多く見てくれる人をおだてるような内容の番組を作るのは当たり前だ。女性が多く見てるのだからそうなってしまうだろう。では男性が見れないのはなぜか? やはり、男性が労働に駆り立てられTVを見る暇すらないからだ。
 その結果、TV番組も、CMも、CMで紹介される商品すら、女性向けが多数を占めることになる。男性はお金を稼ぎ、そのお金の使い道カタログ=CMを女性が見て決定する。このような形が出来上がってしまっている。お客様=女性には媚びる必要があるが、稼ぐだけの奴隷=男性に媚びる必要など無いのだ。

 男性蔑視のCMや番組を叩く前に、なぜそんなものが作られることになったのか。そこを考えなければいけない。「女性は他者を貶めて喜ぶ存在だから」などというくだらない偏見で考えるのは避けるべきだろう。

■今回は男性差別問題が主ということもあって男性差別を指摘する側の問題点が多くなったが、どちらにしろ男女がお互いを敵とみなしお互いを罵る論調が数多く見られる。だが、そんなことでは性差別問題は絶対に解決しない。
 大事なのはお互いが「逆の立場ならどうだろうか?」という想像力を持ち、両性にとって生きやすい社会を作ることだろう。もし男性から権利を奪い取る・女性から奪い返すという意識だけだとしたら、どうしようもない。お互いが分け合うことが大事なのだ。
2007/01/02のBlog
[ 18:11 ] [ 男性差別 ]
■あけましておめでとうございます。さてさて、今年はどんな年になるんでしょうねぇ。格差社会問題はますます深刻化するだろうし、ホワイトカラーエグゼンプションなどの労働法改悪問題も多々待ち構えています。

 そんな中で、どう考えたって遅くとも数ヵ月後には就職しているであろう僕が気にしておきたいテーマ、それは……

 転載OKってことだったので、載せておきましょう。

ある国では、差別が蔓延しています。

そこの全ての国民は、生まれによって主に2つの階級にわけられ、一生にわたり社会の様々な側面で違った扱いを受けます。
低い階級の人に対する社会的制約と高い階級の人に対する優遇が当たり前のように行われているのです。

たとえば、低い階級の人たちが単独では利用できないショップや娯楽施設がたくさんあります。ここでは常に高い階級の人たちが一緒でないと、利用が許可されないのです。
さらにひどい差別をするレストラン・ホテルが見受けられます。低い階級の人による利用が一切禁じられているのです。
このような階級による差別は、他にもたくさんあります。
・低い身分の人は職場等での髪型・服装に大きな制約がある
・様々な娯楽施設について、高い階級の人は安く利用できる(その分は、低い階級の人が本来受けるサービスの対価より多い金額を支払っている)
・同じ料金を払っても、高い身分の人の方がサービスが手厚い

このような差別が堂々となされているのにもかかわらず、その国の政府は何の対策も実施しません。
それどころかこれらを容認し、さらには国を挙げて階級差別を作り上げる政策をとっているのです。

・低い階級の人が高い階級の人に罵倒・暴行した場合は重く罰せられるが、逆は大した問題にならない。
・公民問わず、低い階級の人が優遇された制度があれば、すぐさま取り消させる。
・犯罪を犯して捕まった後、低い身分の人は実名報道されやすい。
・特定の犯罪については、同じ犯罪を犯しても階級によって刑罰や賠償金の相場が違う。また、収容所での扱いの差が違う。
・特定の犯罪については、高い身分の人の証言が低い身分の人のそれよりも重要視され、高い身分の人の証言により一方的に低い身分の人が罰せられることもある。
・災害救助において、高い階級の人が優先して助けられる。
・高い階級の人しか教育を受けることのできない公的教育機関がある。低い階級の人のそれはない。
・高い階級の人のみが受給できる福祉金・年金がある。
・戦争では、主に低い身分の人が軍隊として、戦争地へかり出される。

他の国の人たちはただ驚くばかり。なかには、差別があまりにも公然に行われていることに対して、国そのものを愚かに感じる人もいます。

アフリカで行われていた黒人差別を知っていますか?
街中には至る所に白人専用のレストランやショップがありました。
「白人専用のシート」というものがあり、黒人は車両には乗れますが、席は白人に譲らなければなりませんでした。
大変酷い差別です。

しかし、この国ではもっと酷い差別が行われています。
なんと、この国の低い階級の人は車両にさえ入ることができないのです。
車両に入ると、従業員に取り押さえられ逮捕されてしまいます。

階級に基づく差別は、日々大きくなっています。
低い階級に生まれた人たち・・・「男」はいつまでこの差別に耐え続けなければならないのでしょうか?


■いままでいろんな会社で働いてきたけど、およそ半数の会社で男性差別を意識せざるを得ないことがありました。もちろん女性差別もこの国には多々残っていることは事実でしょう。ですが、女性差別に対し声を上げる行為は市民権を得ているけど、男性差別に対し声を上げることはまだまだ理解されていないことが問題なのです。
 働き出すということは、こうしたことを再び意識しさせられることを意味します。男性だけの頭髪・服装規定、肉体労働強要、その他いろんなことに直面させられることでしょう。

■実は、某男性差別問題ホームページにこんなことが書かれていました。

「数多くの男性差別を取り扱ったサイトが消えていってる。実際私もこうしてサイトを作ったが、誰も見に来てくれずやる気を失いそうになった。開設から数ヶ月でやっと1000を越えた。これからもがんばっていきたい」と。

 アクセス数を見ると、この正月休みでさえ日に数件らしい。これじゃやる気失うよなぁ。

 かたやこのブログは、昨年あまり更新しなかったにもかかわらず毎日数十件のアクセスをコンスタントにいただいていた。更新すれば100近いヒット数をいただける。ありがたいことです。
 ここまで大きくなった今こそ、こうした問題を正面切って取り上げるべきではないかと思いました。いままでも何度か書いたことはあると思うけど、今年は格差社会や資本主義などと比べ、より意識してこの問題を扱っていきたいと思います。

『それでもボクはやっていない』という痴漢冤罪事件をテーマにした映画が公開される今年は、こうした男性差別問題について注目される「元年」たり得る年になるでしょうからね。
2006/12/28のBlog
[ 23:53 ] [ 近況・小ネタ ]
■はい、誕生日ネタで書くのも3回目になりました。こうしてみるとこのブログは僕が係ってきたホームページの中でも最長になったような気がします。アクセス数も知らないうちに60000を越えてたし。ご来訪いただきました皆様には厚く御礼申し上げます。
 と言っても、今年初めの最盛期(?)には連日100~200ものアクセスをコンスタントにたたき出していたのに、最近では3、40。更新なくて自動巡回とかでも毎日それだけ見に来ていただいているのはありがたいことではありますね。いまでも更新かければ100越える日もあるわけで。

 ミクシィとの住み分けに悩んだ1年でもありました。いまでもまだ難しく、悩んでいるというのが正直なところです。この1年は特に社会問題をテーマにするミクシィのコミュニティに書き込むことが多く、あれだけの量を書き込んだのはパソコン通信を始めた90年代初頭、コンプティークネット(^^;)以来のことのような気さえしますね。

■あれ、「若き青少年の悩みはどうした?」と昔からの読者の皆様には言われそうですね。誕生日ネタと言えばこれでしたから。もう若くは無いけど(笑)
 とはいえこの1年……確かに欝で会社辞めて実家戻ったりしたし、今年もやっぱり忘年会と名の付くものにもクリスマスパーティーも誕生日のプレゼントもなーんにも無いという落ち込みまくりな年ではあるんですが、さすがに慣れてきたんでしょうか。今この瞬間において、特になにがどうということもありません。
 あいかわらず人付き合いは苦手そのもの。海外にも行かず勉強ばかりの1年だったわけだから時間は腐るほどあったのに、今年はおそらく、学生時代の知人には一人として再会していないはずです……保険の勧誘員やってる人とだけは再会したかな(爆)。別に目的無くても飲み会でも何でも会えばいいじゃんという気もするけど、すっかり声もかからなくなっちゃったしなぁ。こちらから声かければいいじゃんと言われそうだけど、やっぱりきっかけがないと……というこの性格がよろしくないのはわかってるんですがね。

 そういう意味じゃ僕には「枠」が必要なのだということがよく分かった年ではありました。職場、学校、日本人宿……なんでもいいんです。嫌でも多くの他人と毎日顔を突き合わせ話さざるを得ない環境に押し込められなければ、日々の人間関係すら築けないのだということが。そういう強制的な人間関係が僕には必要不可欠だったんです。
 春先に職場を退職せざるを得なかったのはまさにこれが原因。あまりにも人数の限られた環境にあれほど弱いとは思いも寄らなかったですね。

■そう、就職! これやらないとまずいんです。社労士の試験を8月末に終え、その後すぐ雇用保険で通える職業訓練校に通い始めたけど、これが先日終わりました。年も押し迫っていたのでいくつか求人情報を探す程度のことしか出来なかったけれど、年が明ければ嫌でも探さねばなりません。失業保険の蓄えなど、実家に住んでいたって底が知れてますから。遅くとも春までに見つけなければ、ネット代や携帯代にさえ事欠くことになるのは目に見えています。

 ……よく考えてみると、以前のように海外に逃亡したくなくなってるんですよね。不思議なものですが。
 そりゃ寒いのは嫌だしお金さえあれば海外でのんびりしたいという気持ちは今でもあるけれど、ただたんに逃げで行く気がなくなったのは事実。
 それもこれも……格差社会問題が原因でしょうか。

 ミクシィで一番書き込んだのは格差問題についてでした。社労士の勉強内容がまさに労働・年金問題ということもあり、勉強のかたわらこの手のことをよく調べました。 かつてタイのチェンマイで、国民年金だけでは日本で暮らすのは無理だから仕方なく、タイに住んでるという老人に会ったことがあります。その時は「月5万もあればタイでは悠々自適の生活だ。豪華に月20万の年金で暮らすのもいいけど、これはこれでいい生活かもな」と思ったものです。
 だけど今回、彼らが年金難民と呼ばれていることを知りました。

 このあたりが社労士という資格に興味を持ったきっかけにひとつでもあるけど、調べてみれば国内外によくもまぁこんなにというほど問題が山積。アジアや中東各地、それなりに旅したつもりではあるけど、目に入れど気づかずということがどれだけ多かったことか。

 そしてなにより……ついにわが身をもって格差社会の実像を体感することになります。もう32歳、さすがに限界でしょう。これで長続きでき職歴を積むことができる職場に入り込めなければ、一生ワーキングプア確定です。
 まじめに働きもせず旅行とバイトを繰り返していたあんたが悪い、そのとおり。だけどそれをしていなければ確実に僕は自殺していたという確信がある。それもまた、僕にとっての事実なんです。

 客死する覚悟を決め、その日暮らしに徹する旅人に僕はなれなかった。格差社会を目の前に見、それにおびえるただの凡人です。だけどそれでいて、労働に明け暮れれば必ずや欝で自殺することになる。これもまた、僕の真実。この2つになんとかして折り合いをつけなければどっちにしろ僕は死ぬことになる。
 であれば……せめて格差社会をなんとかすることを仕事に出来ないだろうか。こう、最近は考えるのです。

■格差社会の改善に資する仕事なんか、そうそう思いつくものではありません。仮に社労士の資格をとっても、その顧客は基本的に「事業主」であり、格差の下を構成する労働者では無い。
 弁護士も労働者側につく人は薄給で、食うに困る人さえいるとか。社労士になってそんな立場になり、労働者の格差是正に寄与なんて出来るのか。だいたいそれで僕は食っていける可能性があるのか……正直言って疑問です。

 そもそも32になって、そんな青い志を胸に雇ってくれる社労士事務所なりがあるのだろうか。そんなことより、ともかくなんでもいいから仕事に就くしかないのではないか。だがそれではやはり欝になって自殺するだけではないか……。
 では他になにかないか……? だいたい本心はただひたすらにだらけたい気持ちで一杯なんだしなぁ。こんなかっこつけたこと考えてたって化けの皮が剥れるたらお終いなんだし……。はぁ。

■今年は一言で言えば……よくわからない年でしたね(^^;)。なにがしかの成果など、せいぜい簿記2級に受かったことぐらい。社労士も落ちてるし、彼女だって今年も出来なかったし。かといって来年また社労士試験に挑戦すること以外は、確たる方針も策も無い。
 昨年の誕生日の目的が達せられなかったのは残念ですが……勉強はそこそこがんばったとは思うが、特に人間関係においては、相変わらずなにもやれなかったに等しい。かといって何が出来たのか、何が悪かったのか、正直言ってよく分からない。
 ここは再び、僕自身を新たな「枠」に押し込んで何かが起きることを期待するしかないのでしょう。自らの活力によってではなく外部に期待してはまたしても「肩透かし」になる可能性が強いかもしれないが、今はこれしか思いつかないのですから。

 となるとやはり早いところ就職の方針を立てねばならない。なんにせよ働かないわけにはいかないのだから、新たな道はそこからはじめるしかないように思うのです。