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デンジマンの東京
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2005/04/05のBlog
#18で千恵子巡査の同僚・内海巡査が、海彦一族となって彷徨し最後に飛び込んだ川。最初、江東区辺りの川(運河)かなーと思っていたが、#18の体育の先生や酒屋さんの変身シーンが新河岸川や高島平周辺なので「新河岸川」に絞り込んだ。映像からは現場は大きな川に小さな川が流れ込んでいるところらしい-地図をみると、体育の先生の変身シーン(04/12/30)近くの白子川と新河岸川の合流地点がまず目に止まったが、ここは違っていた。高島平周辺では現在、この他に新河岸川に流れ込む小河川はなく、このロケ地も迷宮入りしかけたが、清掃工場と熱帯環境植物館の間に南北に河川の痕跡らしき細い緑地帯を見つけた。調べてみるとやはりこの緑地帯はもとは「前谷津川」という小河川だったことが判明。現在は暗渠化されて前谷津川緑道となっていた。'80年代中頃まで下流はまだふたがされず川が残っていて、新河岸川の水が逆流して水量も結構あったという。現在は写真のように新河岸川との合流地点(東京都板橋区高島平9)に水門が造られて、全く様相が一変していた。川自体の変貌は激しいが、周辺の建物-右端の建物は当時のままだし、温室様の建物も現存している(実はこの建物は保育園だった)。
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あきらを除くデンジマンの4人が橋の上で話をしているところ。橋の下-川縁の護岸では千恵子巡査たちが内海巡査の足跡を調べている。この橋は「新前橋」という名前だったようだが、現在は水門ができて陸地と一体化し橋にはみえない(水門の上は立入禁止のため、少し角度を変えて撮影した)。写真のように護岸も直線状となっているが、古い住宅地図(1981年,板橋区)をみると、千恵子巡査の立っていた出っ張りが確認できる。当時の映像には青梅の後ろ-水面にもう一つの橋の影が映っているが、これは下水道局の水管橋だった(この水管橋は「アスレチックにおいでよ!-デンジ写シーン No.12」でも紹介されている=本当にこの辺りのデンジマン度?は非常に高い)。
暗渠化前の水のある前谷津川。1974年撮影の古い航空写真-「東京都 板橋区 CKT-74-15」でも確認することができる。左右に流れるのが新河岸川、中央下から流れ込んでいるのが前谷津川。隣に清掃工場の煙突からの白煙、新河岸川対岸にはガスタンクがみえている。「国土情報ウェブマッピングシステム /(c) 国土交通省」より引用。
内海巡査が半魚人化してヨタヨタ歩いていた道-河口の水門から前谷津川緑道沿いの道をみたところ。石垣はかつての川の護岸に当たる部分。荒川土手や新河岸川を探索した際に、どこかで見たような石垣と道だなーと思っていたが・・・最初に訪れた時はここがかつて川だったとは思いもしなかった。ちなみに、内海巡査がペンキ屋さんの梯子を倒して頭からペンキをかぶるシーンは東映大泉撮影所内にあったオープンセット。
地図情報
2005/03/31のBlog
[ 12:54 ] [ コラム ]
デンジマンには「海」に関するエピソードが多い。これは単なる印象ではなく、実際、全52話中6話(劇場版も含む/海岸・埠頭がロケ地になっている回を含めると、15/52-なんと29%!)が海と何らかの関連がある。他の初期戦隊作品と比べてもその比率は高く(バトルフィーバーJ:4/52、サンバルカン:4/50、ダイナマン4/51、ゴーグルVではわずか3/50)、制作サイドが“海もの”を意識していたことは間違いない。それはこのコラムでも、デンジ号、ふじやま丸、帆船型宇宙船と海関連のテーマがなにげに多いことからも窺えよう。今回はデンジマンの海エピソードの中から海の住人である-「人魚と半魚人」について取り上げたい。

#18:南海に咲くロマンで登場する「海彦一族」-彼らはいったい何者なのか?太古の地球の海を支配していたが、今は人類に同化して暮らしており、争いを好まない平和な種族という。古今内外の半魚人物語にそのルーツを探ってみたい。魚のようなエラとウロコ、手足のヒレといういわゆる“半魚人”の姿が最初に映像化されたのは「大アマゾンの半魚人/CRETURE from the BLACK LAGOON」(1954年,ユニバーサル映画)とされている。ハリウッド映画のモンスターたちの中では比較的新しい部類に入る。ちなみに半魚人という名称は日本だけで、海外ではギルマン/Gill Man=鰓人間と呼ばれる。UMA(未確認生物/Unidentified Mysterious Animal)としての目撃例は'60年代に入ってからなので人魚に比べるとその歴史は浅い。映画が創り出したUMAといえるかもしれない。大アマゾンの半魚人以降、たくさんの半魚人映画が作られているが、いまだに元祖ギルマンを越えられる造形はないかもしれない。白黒作品だが怪物ものB級映画のお約束通りよくできており、白い水着で泳ぐ美女ケイを狙って水面下から半魚人が迫るシーンだけでも一見の価値あり(当時も結構人気あり、続編も作られている)。「ウルトラQ」(1966年,TBS)#20:海底原人ラゴンはこの映画にインスパイアされた作品という。ラゴンの造形もなかなかのもの。漁師が拾った卵を取り戻すために上陸したラゴンが岩根島の村人たちと遭遇し、村は恐怖のために大騒ぎとなる・・・親が子供を捜しに来るというパターンは怪獣映画(特に日本の)ではよくあるのだが、この海底原人はウルトラQの中でも好エピソードとして語られることが多い。

ドクター・モリスの島-フィッシュマン/ISLAND OF THE FISH MEN」(1979年,イタリア)はドクターモローの島の半魚人版。難破した船から脱出した囚人一行は命からがら孤島へ辿り着くが、そこには謎の科学者に改造された原住民が半魚人として生息していて・・・この映画の半魚人は造形的にはいまいちだが、元ボンドガール-バーバラ・バック嬢のエキゾチックな美しさがウリという一風変わったモンスター映画(さすがイタリア映画!)。半魚人改造ものでは日米合作の「海底大戦争/WATER CYBORG」(1966年,東映)が怖い。世界征服を企むムーア博士は海底基地でサイボーグ半魚人を作り独裁帝国を築こうとしていた。博士に捕らえられた東日新聞記者の安部と恋人ジェニーは改造人間製造機に入れられてしまう・・・水中アクション、潜水艦や海底基地の特撮など今みても面白いSF海洋アクション映画の佳作。「宇宙刑事シャイダー」(1984年,テレビ朝日)#22:人魚が呼ぶ海の怪 でも半魚人(水棲人間)改造シーンが出てくる。マッドサイエンティストによる改造人間ではなく、人間たちのエゴで魚が怪物化するのは「モンスター・パニック/MONSTER HUMANOIDS FROM THE DEEP」(1980年,アメリカ)。この映画の半魚人は全長2m、体を黒い粘液質で覆われ、脳は剥き出し、女性だけ狙って襲いかかる。成長と繁殖促進のために特殊ホルモン入りの餌を与えられた鮭が外洋に放たれて突然変異、異常なスピードで進化して半魚人化したというもの-この半魚人とくかくグロイ、悪趣味、汚い、心臓の弱い方にはお勧めできない。

最近の作品としては、H.P.ラヴクラフトの「インスマウスを覆う影/The Shadow Over Innsmouth」(1931年)を映画化した作品を二つ紹介しておきたい。まず「ダゴン/DAGON」(2001年,スペイン)。原作ではアメリカ東海岸にある設定のインスマウスをスペインのインボッカという漁村に移し、登場人物も現代風に翻案されているが、ストーリーの骨子はほぼ原作のまま。全編でしとしと雨が降り続き、原作の重苦しく陰鬱な雰囲気の映像化に成功している。ITビジネスで成功を収めたポールはヨット遊びの最中に嵐に遭い近くの漁村に助けを求めるが・・・どうみても怪しげな村人たち、彼らの正体は邪神の生贄により生まれた呪われし者!地上をボロ雑巾みたいな服を着てヨタヨタ歩きながら群れて迫ってくる様はかなり怖い。ホラー映画なので多少スプラッター(顔剥ぎとか)な味付けもされている。謎の美少女ウクシアが登場するが、彼女は人魚ではなく下半身は蛸系(クトゥルーの姿は蛸みたいなので)。クトゥルー神話ではダゴンはクトゥルーの眷属、ダゴンの配下が深きものども(ディープ・ワンズ/Deep Ones=半魚人)。TBSが「ギミアぶれいく」の中でドラマ化した「インスマスを覆う影」(1992年,TBS)-舞台を日本の鄙びた漁村「蔭州升」に置き換え、登場人物や設定を翻案しながら原作の持つ雰囲気を上手に再現している。こちらもラヴクラフト原作ものの映画化では数少ない成功例とされている。ぽかっと口を開け、焦点の定まらない丸い目を見開いた村人たちの顔(この顔をインスマウス面というが、どことなく洋太郎くんも似てる?)は忘れられない。主人公の旅行雑誌のカメラマン平田を佐野史朗氏が演じ、脚本は小中千昭氏が担当。二人共ラヴクラフトの大ファンらしく、インスマウスを蔭州升、ダゴンを蛇金、アーカムを赤牟といった具合に置き換え、マニアへのサービスも怠りない。石橋蓮司氏の演技も渋いし、眞行寺君枝さんも妖しく綺麗。TBSよりビデオ化もされている。ロケ地は福島県いわき市周辺らしい。

インスマウスを覆う影のコミカライズとしては「ダーク・マーメイド」(矢野健太郎,学研ノーラコミック,1990年)がある。日本のラヴクラフト漫画家-矢野健太郎氏の邪神伝説シリーズの1冊で、クトゥルー神話の入門には最適かもしれない。祖父の家のある海辺の町を10年ぶりに訪れた深見礁は、そこで美魚という美しい女と再会する。原発建設により町の人々は魚人との契約を破って・・・美魚は海神祭のシーンで人魚に変身するが、死んだはずの礁の祖父は変わり果てたインスマウス面で現れる。女=人魚、男=半魚人というのは人魚もののステレオタイプのようで、石ノ森章太郎氏の「千の目先生」(朝日ソノラマ,1970年)第2部でも人魚と半魚人が出てくる。「人魚の森」(高橋留美子著,小学館,1988年)の“なりそこない”も半魚人といえるかもしれない。

メソポタミア-シュメール文明の建国神話に「オアンネス/Oannes」という半人半魚の神様が出てくる(上図)。この神は人魚のモデルとされているが、魚頭の下に人間の顔を持ち、尾の他に両足も持っており、その姿はむしろ半魚人的。昼間、海から現れて人間に文字、科学、芸術、住居や神殿の建設、法の制定、幾何学を教え、夜になるとまた海へ戻っていったといわれ、バビロニアでは航海の安全を祈る神として崇拝されていた。この神はアッシリアではダゴンと呼ばれ、クトゥルー神話のダゴン神のモデルとなった。南山宏氏はアフリカ・マリ共和国のドゴン族の神話をもとに「オアンネス=宇宙人説」を提唱している。

古代から生き残った生物、改造人間、薬物による突然変異、闇の血族の末裔、宇宙人?・・・と半魚人の物語もさまざま-モンスター映画にも各時代の影響がみられて興味深い。海彦一族がいずれの魚人(うおびと)の係累につらなるのか定かではないが、何となくラヴクラフト的な臭いを感じてしまう。
次回コラム「人魚編」につづく・・・

<参考文献>
「季刊宇宙船」Vol.15,1983年夏号(朝日ソノラマ)p.18-29
「ロマンの怪談 海と山の裸女-人魚と山姥物語」笹間良彦著,雄山閣出版,1995年
2005/03/25のBlog
#18で海彦一族に変身させられた男たちがガスタンクを襲撃しようとしたが、汚染された海水のため死んでいた海岸。遠景に東京タワーらしき影がみえ、お台場周辺がロケ地と想定できた。ベイエリアは近年開発が進みガスタンクは見あたらないが、古い航空写真によると、お台場の北東-「豊洲地区」の埋め立て地に東京ガスの円筒形ガスタンクが8基並んでいる。豊洲地区との位置関係から、逆に撮影場所は第三台場から東へ伸びる土手状の埋め立て地らしいとわかった。当時の映像には桟橋とその向こうに森のようなものがみえる。現在この桟橋(2個並んでいた)は撤去されているが桟橋まで伸びる道は残っている。森のようなものは第三台場だった。男たちが打ち上げられていた岸壁の石垣はほぼ当時のまま。写真左手にあきらさんたちが心配そうに立っていたわけだ。以前のブログ(04/10/8 )でデンジマンではお台場地区はロケ地に使われなかったらしいと書いたが訂正しておきたい。撮影地南側は お台場海浜公園として整備されているが、昔は貯木場で「仮面ライダー」(1971-73年,毎日放送)OPのロケ地として使われていた(「特撮ロケ地マテリアル」夜盗組,2000年参照)。
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上写真の場所から豊洲地区をみたところ。現在ここにはレインボーブリッジのお台場側の入口が設けられ何本もの高架道路が東から北方の視界を遮っている。レインボーブリッジ北側の橋脚部分-芝浦埠頭もデンジマンで使われていたが南側もロケ地だったことになる。豊洲地区は大正末期より埋め立てが開始され1930年(昭和5年)頃に完工した古い埋め立て地。東京ガス豊洲工場が1956年に造られ1994年まで操業されていた(ガス製造は1988年まで)。現在ガスタンクは全て撤去され一つもない。ガスタンクはちょうど右写真の船の後ろ、工事中の土盛りの場所に並んでいた。画面中央の塔のような建物は1986年に開館したガスの科学館だが、ここも豊洲地区の再開発計画のため今年いっぱいで閉館予定、現在豊洲地区の東端に新ガスの科学館(仮称)が建設中。
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ガスタンクを確認した古い航空写真-「東京都 江東区 CKT-79-4」。撮影は1979年なので放映当時のものといえる。豊洲地区埋め立て地の南の縁に沿って8基のガスタンクが並んでいるのが映っている。写真左下が第三台場。「国土情報ウェブマッピングシステム /(c) 国土交通省」より引用。
2005/03/23のBlog
#45で、赤城が街を散策中にデンジ姫とうり二つの有明夕子と出会うシーン。夕子先生がお茶してた喫茶店-映像から得られる情報は、大きなガラス張りで道路に面して2Fにあることぐらいで、赤城の後ろに映っている店も現在は既になくなっていて手掛かりはほとんどなかった。赤城の散策シーンが表参道であることから古い住宅地図で原宿近辺を精査してみた。赤城の後ろにとんかつの看板や雀荘、居酒屋がみえるので道路沿いのとんかつ屋を探してみると、明治通りに面して「福よしとんかつ」があった。居酒屋「ふるさと林家」の隣は「松長スポーツ」で映像にみえる「M」の文字は松長のMらしい。ここから斜め右方には「ラフォーレ原宿」(東京都渋谷区神宮前1)があり、2F部分に大きなガラスの張り出し部分があるし、角が少し斜めになっているのもよく似ている。ラフォーレ原宿については以前から気になっていたが、現在2Fのガラス張り部分は婦人服売場になっており喫茶店はないため決め手を欠いていた。
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問題のガラス張り部分の1Fのアーチ-これは地下駐車場への入口なのだが、放映当時の映像にも暗くてみえづらいもののちらっと映り込んでいる。1F右端のピンク色の小屋は原宿では有名なクレープ屋さん。古い住宅地図にはラフォーレ原宿内の当時の店名についても記載があり、2Fに2軒の喫茶店があったことがわかった。その内の一つ「Tea&Tea キャレル」は現在でも営業中のようだが、もう一つはなんとあの「資生堂パーラー」だった。劇中にみえるウエイトレスさんやウエイターの“格調高い”雰囲気は資生堂パーラーなら肯ける。資生堂パーラーは現在は銀座や赤坂にしかお店がないが、当時は多店舗展開していたのだろうか?それにしても夕子先生、資生堂パーラーでお茶するなんて・・・(さすがデンジ姫の子孫!?)
赤城が夕子先生をみつけて道路に飛び出したところ。赤城の後ろに映っている洋服店と同じ店ではないと思うが、現在も感じのよく似た「Q TOP」という若い女性向けの洋服店が営業中。この店の入っているのは「コスモ原宿ビル」というが、1982年に建て直されているらしい。コスモ原宿ビルの隣-写真右手前にはYMスクエアビルが建ち、明治通りと表参道の角にはセントラルアパートがあったが、現在はt's HarajukuというショッピングビルとなりGAPやSONYプラザが入っている。現在明治通りは地下鉄13号線の工事中で赤城さんみたく飛び出しても渡れそうにない。
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以前のブログ(04/8/1)で#45冒頭で赤城が歩いているのは同潤会青山アパートの横だと書いたが、映像を再チェックしてみると間違いだった。赤城が歩いているのもあきらと同じコープオリンピア(東京都渋谷区神宮前6)の前-原宿駅前の交差点にかかる歩道橋上から撮影されていた。#43であきらさんの歩いているシーンとは少しだけ撮影角度が違っていた。これだけのことで映像から受ける印象が変わってしまうのだからおもしろい。
赤城さんの後ろに映っているお店はどこなのか?これも古い住宅地図と電話帳で探してみた。映像からは「サンリヴァー」と「Studio」という看板が読み取れるが、これらの店はコープオリンピアの南隣の「STUDIO-Vビル」にあったことがわかった(=#43あきらさん散策シーンのアーチ型の入口の建物)。現在、洋食店サンリヴァーの場所は「ZUZI」という“花屋+洋服店”になっていた。2Fのヘアサロン「STUDIO-V」は超有名美容院として知られていて、競争の激しいこの地域で25年間営業している。いまや“老舗”といえるかもしれない?
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2005/03/19のBlog
#43で囮となった あきらが表参道を歩いた後、お茶を飲んでいた喫茶店-あきらが店から出てくるシーンで店の名前がちらっと映っている。「スパゲッティ ルガーノ」-DVDの静止画ではっきりと読み取ることができたが、当時の古い電話帳で調べたところ、残念ながらお店は既になくなっていた。所在地は原宿の義富ビルとなっており、現在の原宿ル・ポンテビル(東京都渋谷区神宮前1)だとわかった。ル・ポンテビルは原宿の竹下通り入口にあるガラス張りのビルで牛丼の吉野屋や中華、イタめしなどの飲食店、竹下通りにやってくる観光客相手の雑貨店、プリクラ、占いなど種々雑多なお店がたくさん入っている-まるで竹下通りの縮図のようなビル。
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あきらさんがお茶してた場所はオープンエアのテラスの奥-ちょうど右写真の自動販売機が立っている辺りだったらしい。義富ビルは南側を増築してル・ポンテビルとなっており、上写真の薄いグレーの壁部分が旧義富ビルで左が増築部分。現在ではこのオープンエアの部分はル・ポンテビルの入口となっており、路面中央右側が少し高くなっているのがテラスの痕跡らしい。あきらを尾行する黒眼鏡の男たちは竹下通りに面したテーブルに座っていたことになる。現在、1Fは「ウルフギャング・パック エクスプレス」というカルフォルニア?レストランになっているが、店内は若い人でにぎわっており当時の雰囲気とはまるで違っている。
お店を出たあきらは男たちの尾行に気付かぬふりで、竹下通りを東へと歩いていく(このシーンの左斜め後方に義富ビルが映っている)。この後、人形店でデスマスクラーの人間体-香月美那子と遭遇するのだが、美那子さま尾行シーンは竹下通りを反対に東から西へと歩いていたことが当時の住宅地図から判明した。現地へ行ってみるとジュネス原宿の2Fへと上がる階段から撮影されていた。「とんかつ庄太郎」の看板がみえると思うが、当時のお店としては唯一残っていた。原宿バーチャルウオークというおもしろいサイトがあり、PC画面であなたも桃井あきらの囮作戦を疑似体験できる!?
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とにかく竹下通りは人が多い!!竹下通りの喧噪に耐えられない方は竹下通りに入ってすぐ右へ曲がるとよい。左手に「ブラームスの小径」がみえてくる。レンガ敷きの細い道を少し歩くと・・・そこは別世界!?「ジャルダン・ド・ルセーヌ」というフレンチレストランが建っている。“ヨーロッパの町並みを再現している”という言葉に偽りはなく、雰囲気はなかなかのもの。すぐそこが竹下通りとは思えない。あきらさん気分でお茶するならここしかない。1Fはカフェになっており気軽に利用できる。
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