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2005/05/14のBlog
■J1第12節

■得点(アシスト)
17分:【千葉】ハース
29分:【千葉】巻誠一郎(ハース)
89分:【F東】ルーカス(ダニーロ)

■ジェフユナイテッド市原・千葉
櫛野亮:斎藤大輔、ストヤノフ、水本裕貴:坂本將貴、阿部勇樹、佐藤勇人、羽生直剛、水野晃樹:ハース(70林丈統)、巻誠一郎(87山岸智)

■FC東京
土肥洋平:茂庭照幸、ジャーン、今野泰幸、加地亮:浅利悟、宮沢正史(59ダニーロ)、栗澤僚一:戸田光洋(51ルーカス)、石川直宏、近藤祐介(70小林成光)

■警告
【F東】浅利悟

■市原臨海競技場8593人19:04曇り

■主審:奥谷彰男

今日の相手はFC東京。ここ2年間のリーグ戦では、いずれの対戦も引き分けに終わっている。ただ、相手はここ7試合勝ち星に恵まれておらず、今節が終わるとリーグ戦は7月まで中断するので、勝点3を取って少しでも順位を上げておきたいところ。アウェーゴール裏にはFC東京サポーターが大挙して押しかけた。

前節と全く同じスタメンで臨む両チーム。ただジェフでは第3の外国人ポペスクがついに初のベンチ入り。FC東京の方もルーカス、ダニーロといった曲者がベンチに控えており、彼らが出てくる前に試合の決着をつけておきたい。

前半開始直後はFC東京がやや優勢に試合を進める。左サイドの戸田がシュートチャンスを得るも櫛野がナイスセーブ。その後も今野、栗澤がミドルシュートでジェフのゴールを脅かす。

だが意外にも得点を上げたのはジェフ。
前半17分、左サイドで粘り強くボールをキープした羽生がグラウンダーのクロス。混戦になり、FC東京DFのクリアの隙を付いたハースが、強引なシュートをネットに突き刺して先制。
さらに29分には、左サイドでボールを持ったハースが、まるで去年のホーム・ヴェルディ戦で村井が見せたような、真っ直ぐで速いスピードのクロスをゴール前へ。点で合わせた巻のヘディングシュートが決まって2点のリードを奪った。

FC東京も1失点目の後に、近藤がフリーでシュートを放つも、枠さえ捕らえきれず。前半の終わりにも立て続けにCKとFKのチャンスを掴むが、ストヤノフを中心としたジェフの必死のディフェンスの前にあと一歩の詰めが足りない。
内容は良いのだけれども、得点が奪えない。そして普通なら決まらないだろうシュートを決められてしまう、という連敗中のチームが陥りやすいパターンにどっぷりとはまってしまった前半となった。

後半になると流れは一転ジェフに傾く。FKからそしてミドルから、阿部がシュートを積極的に放ち、ゴール前へ攻め込む場面が多くなるが、最後の最後でシュートを躊躇してしまい、駄目押しの3点目を奪うことができない。

そして、もう攻めるしかなくなったFC東京は後半の6分にルーカスを、14分にはダニーロを投入。

2点差で追加点が取れない展開。4連続ドロー中のFC東京戦。未だ無得点の新外国人。空気の読めるチームなだけに、イヤ~な予感が・・・。

だがその不安を打ち消して余りあるほどに悪かったのがFC東京の攻撃陣。特にケガのルーカスに代わって1トップを務める近藤は、前半に1本、後半にも1本、普通に触ればゴールというシュートを外すなど、ストライカーとしてはトップチームのレベルには程遠い出来。近藤に固執する原監督が悪いのか、FWの補強を怠ったフロントが悪いのか、いずれにせよ現状では、標榜している攻撃サッカーは見える兆しも出てこない。

後半のロスタイムにルーカスが決めて1点差に詰め寄り、ラストプレーでは右サイドの石川のクロスから、栗澤がドンピシャのヘディングシュートを放つも、ボールはGKの正面に飛び、試合終了。FC東京は、第4節以降、8戦連続で勝ち星に恵まれないまま、まさかの16位で中断期間を迎えることになってしまった。

ジェフも駄目押しとなる3点目を取れず、FC東京に最後まで希望を与え、自分たちが苦しむ結果になってしまったのは大いなる反省点。交代選手があまり機能しなかったのも残念だった。オシム監督の言うとおり、あと数分でも試合終了の笛が遅かったら、同点に追いつかれていたかもしれない。

1週間後にはナビスコカップで再び対戦するだけに、ロスタイムの1点がとても悔やまれる。

[ 17:00 ] [ PLAYER -a~na- ]
Kosuke Nakahara

■DATA
所属:ジェフユナイテッド市原・千葉
背番号:34
ポジション:MF
生年月日:87/03/17
身長/体重:180cm/70kg
血液型:A型
出身地(国籍):大阪府

■CAREER
市立一条高→市原・千葉05

ジェフにしては珍しい長身のMF。主にピッチの中央に位置し、攻撃面に力を発揮するようだ。優れたパスセンスが最大の特徴らしい。

全国的には無名高の出身ということで、1学年先輩の水本と重なるところがある。一生懸命に練習して、ぜひとも隠れた才能を世間に知らしめて欲しい。

まだまだあどけなさの残るルーキー。ぱっと見た感じではJリーガーには見えないだろう。だが、かなりのお笑い系キャラとしてチーム内での立場は確立しているらしい。坂本、金位漫の後を継ぐ宴会部長になれるか!?

■DETAIL
代表歴:04奈良県国体選抜、05U-18日本代表候補
既婚or独身:独身
年俸:240万(05)
背番号:34(05)

■LINK
ジェフユナイテッド市原・千葉公式サイト
一条高校サッカー部ホームページ>BBS>#331前田久監督からのメッセージ

■COMMENT
○2005
「トップ下を主戦場とする身長180cmの大型MFで、2列目からの飛び出し、そして空中戦を得意としている。高校時代は3年次にインターハイ、そして奈良県選抜として国体にも出場。「守備面が課題」と、自らの弱点を冷静に分析して飛躍を誓う。」(週刊サッカーダイジェスト)
「西淀Jrボンバーズ(広陵町立真美ヶ岡第2小)、美ヶ丘中、王寺SCへと進み、一条高に入る。1年生のときから高校選手権に出場したが、1回戦で市立船橋高に破れ姿を消すことに。しかし、その経験をバネに、3年生のときには県新人大会初優勝、インターハイに初出場、全国高校選手権にも再び出場することができた。また、奈良県代表として埼玉国体にも出場した。「プロになったことに満足せず、次の目標に向けて努力し続け、一日でも早く試合に出ることができるように頑張りたい。観客を沸かせるようなプレーをするために日々精進していきます」。高校時代は、優れたパスセンスを生かして中盤の底からゲームをつくるボランチとして活躍した。ヘディングにも強く、得点力もあり、ゴール前で勝負ができる。ディフェンス面の課題を克服して試合出場を狙う。」(週刊サッカーマガジン)
「観客が興奮してスタンドが沸き上がる。賛美のシャワーをいつか浴びるためにベースとなる運動量を増やしながら、一瞬一瞬の1本のパスにこだわり、豪快なミドルシュートを炸裂させる。」「プレーの選択などの状況判断に秀でており、パスの精度が高くて展開力のあるボランチ。ヘディングやミドルシュートが得意で、トップ下でのプレーも可能だ。スタミナをつけて守備力を高めることが急務となる。」(ジェフユナイテッド市原・千葉 OFFICIAL YEARBOOK)
「パス、アシストで得点に絡むプレーが見せ所。「点を取ることが好き。観客を沸かせるようなプレーをしていきたい」。」(スポーツ報知選手名鑑)
「冷静な判断力が武器でミドルシュートを得意とする攻撃的MFだが、チームとしてはボランチやDFとしても育てる方針。昨年の国体では奈良県選抜の一員としてベスト16進出。線が細いためにフィジカル面での強化が課題。正確なパスワークにもさらに磨きかける。「観客を沸かせる選手になりたい」と意欲十分。」(スポーツニッポン選手名鑑)
2005/05/08のBlog
■J1第11節

■浦和レッドダイヤモンズ
都築龍太:坪井慶介、田中マルクス闘莉王、内舘秀樹:山田暢久、三都主アレサンドロ(61平川忠亮)鈴木啓太、長谷部誠、永井雄一郎(62岡野雅行):エメルソン、田中達也

■ジェフユナイテッド市原・千葉
櫛野亮:斎藤大輔、ストヤノフ、水本裕貴:坂本將貴、阿部勇樹、佐藤勇人、羽生直剛(79山岸智)、水野晃樹:ハース、巻誠一郎(83林丈統)

■警告
【千葉】佐藤勇人、ストヤノフ、阿部勇樹
【浦和】田中達也

■埼玉スタジアム2002 50643人14:05曇り

■主審:柏原丈二

ジェフにとっては初めての埼玉スタジアムでのゲーム。スタジアムは5万人もの大観衆で覆われた。前日の天気予報では晴れて暖かくなるとのことだったが、時折小雨がぱらつきかなり肌寒い。

レッズはスタメンもサブも、前節のヴィッセル戦と同じメンバー。

ジェフはケガの結城に代わり、水本が4試合ぶりにスタメンに復帰。サブでは滝澤が外れ、中島と楽山が入っている。

レッズの猛攻で試合の幕が開く。サイドにボールを散らしてチャンスを作る。だが田中、エメルソンのシュートはあと一歩のところでゴールネットを揺らすには至らず。

ジェフは、ボールを持っても急いで攻めるものだから、正確性がなく簡単に失ってしまう。久々の試合出場となった水本も、マークについていたエメルソンに簡単にシュートを打たせてしまい櫛野に怒られる。その後も、DFラインでのボール回しに手間取って佐藤の警告の原因となるなど、状態はあまり良くなさそう。トリニータ戦でのミスから自信が揺らいでいるような印象を受ける。

今シーズンここまで無失点試合のないジェフだが、今日は1対1でも身体をはり、危ない場面では2~3人がボールホルダーにチェックにいき、足元でボールをもたせても簡単には前を向かせない。ゴール前の危険な位置でのファウルも少なく、守備面に関しては、気合が入っていて良い緊張感を保っている。

前半の10分過ぎまでは完全なレッズペースであったが、粘り強くじっと耐えることで次第に五分五分の展開まで試合を戻していく。

攻撃面では、36分と44分、右サイド水野からの低いクロスに巻が合わせるきわどいシーンを作り出し、決定機の数ではレッズを上回った。

後半になると、さらに流れはジェフへ。攻撃が煮詰まる時に見られる縦方向ばかりに向かう悪癖はなく、サイドチェンジを織り交ぜながら横方向への展開でチャンスを作り出す。またレッズのチェックがルーズなため、ハーフウェー付近で結構自由にボールを動かすことができた。

だが、阿部のシュートはポストに嫌われ、羽生の決定機もわずかにゴールの枠外。右サイドで羽生とのコンビが冴えていた水野もゴール前でヘディングシュートを試みるが、不運にもボールはGKの正面におさまった。

レッズも選手交代で反撃に出ようとするが、エメルソンのシュートが大きく外れるなどシュートに正確さを欠き、得点を奪うには至らず。

ジェフも最後に反撃に出るが、終了間際の阿部のシュートも再びポストに当たり、結局スコアレスドローという、この対戦には似つかわしくないスコアで試合は幕を下ろした。

どこかほっとした表情でピッチを後にするレッズの選手とは対照的に、がっくりと膝を落として精根尽き果てたかのようにピッチに倒れこむジェフの選手。勝てた試合で悔しい気持ちもするが、観ていて気持ちのこもったgood fightな試合だった。

無失点で試合を終えたのは去年10月のグランパス戦以来、実に16試合ぶり。アウェーでレッズを無失点に抑えたのだから選手にはかなり自信になるのではないだろうか。
ただ少しもったいないと思った点が巻の交代。競り合いにも勝てていたし、逆にハースの方が膝に手を付いたり、スローインで不用意なプレをしていたりしたので、交代の順序が逆ではなかったのかと思う。
あと後半25分過ぎで少し足が止まったときに、自分たちのミスから相手にカウンターを許してしまうのも今後への改善点。

対するレッズ。セカンドボールを拾えず、サイドでも押し込まれ、最初の15分以外は印象を残せないまま試合が終わってしまった。何度か合ったカウンターのチャンスも、なかなかPA内に近づくことができずに単発に終わり、都築の好守とポストの助けがなければ、勝点1を得ることも難しかったのではないか。『EL GOLAZO』に書いてあったように、梅田のポストプレーで前線にタメを作る攻め方もアリなのかもしれない。

2005/05/04のBlog
■J1第10節

■得点(アシスト)
18分:【広島】佐藤寿人(駒野友一)
57分:【千葉】阿部勇樹(坂本將貴)

■ジェフユナイテッド市原・千葉
櫛野亮:斎藤大輔、ストヤノフ、結城耕造(55滝澤邦彦):坂本將貴、阿部勇樹、佐藤勇人、羽生直剛(74山岸智)、水野晃樹:ハース、巻誠一郎(45林丈統)

■サンフレッチェ広島
下田崇:小村徳男、ジニーニョ、駒野友一、服部公太:森﨑和幸、大木勉(73茂木弘人)、高柳一誠、茂原岳人:佐藤寿人(56森﨑浩司)、ジョルジーニョ(35ガウボン)

■警告
【千葉】結城耕造
【広島】ジョルジーニョ

■市原臨海競技場9398人16:02晴れ

■主審:吉田寿光

中2日のミッドウィークの試合。ホームにサンフレッチェを迎えた。去年2勝して苦手意識が薄らいだ感はあるが、通算成績は10勝2分16敗とあまり相性は良くない。2001年に同じくホーム開催のGWの試合で、4連勝をあっさりと止められた記憶が残っている。

ジェフはスタメン、ベンチともに前節と同じメンバー。疲労の蓄積が心配だが、それを差し引いてもこの16人とその他のメンバーの能力は差が大きいということか。

サンフレッチェは中盤の要であるベットが出場停止。代わりにU-20代表の高柳が入り、FWもガウボンではなくジョルジーニョが先発に名を連ねる。前節初ゴールを決めている“憎き”佐藤寿人にはブーイングが、01年ジェフ躍進の立役者である吉田には温かな拍手が送られた。

今日の臨海も風がやや強く、メインスタンドから見て右から左へ吹き付けている。ガンバ戦と同じく、前半は風下スタートとなった。

試合の立ち上がりこそ出足の早いチェックを見せるジェフの選手たち。だが次第にフロンターレ戦の悪癖が顔を覗かせてくる。

運動量が少なくフリーランニングの乏しさが目に付く。パスが来るのを待ってしまうので、前線と守備陣が完全に真っ二つに分かれてしまう状況になってしまう。前線の選手も全員がスペースへの飛び出しを狙おうとする同じような動きに終始。誰か一人でも一度下がる動きをすれば、パスの選択肢も増えるのにと思うのだが。

ジェフの攻撃陣がずっとこのような状況だから、サンフレッチェにとっては守りやすい展開だったのではないか。小村、ジニーニョのセンターの固さはもちろん、服部、駒野の上がったサイドのスペースもしっかりとカバーされていた。

そして前半18分、先制点がサンフレッチェに入る。ゴール前で斎藤がクリアしたボールを拾った駒野が、右サイドからクロス。櫛野が目測を誤り、佐藤寿人が無人のゴールにヘッド。コーナーフラッグを掴みお馴染みのパフォーマンス。見事にお礼参り弾を決められてしまったスタンドは呆然。

その後は、風下の影響をモロに受け、耐える時間帯が続く。前半15分以降のシュート数は2:6と圧倒的にサンフレッチェ。ボールを前線でキープできず、セカンドボールも拾えない展開では、このまま無失点で終えることを祈るばかりだった。

後半に入り、今シーズンはめずらしい早めの選手交代。全く動きに精彩のなかった巻に代えて林を投入してきた。

この交代が功を奏し、さらに風上の勢いも加わって後半開始の15分間で8本ものシュートを放つ猛攻。後半12分には、水野のドリブルのこぼれを拾った坂本がクロス。阿部が頭で合わせて同点に追いついた。

この後も攻めることは攻めるのだが、決定力不足というよりも攻撃が単調で、サンフレッチェDFを完璧に崩すには至らない。結城の負傷退場で急遽左サイドに入った滝澤も、連携不足と消極的な姿勢から、無難なプレーに終始。右サイド、そして途中からトップ下に入った水野からしか得点の気配は感じ取れない。

試合終了間際には、水野がフェイントで相手をかわし、素晴らしいドリブルシュートを放つも、わずかに枠を逸れて万事休す。後半はシュート数15:1と相手を圧倒したにもかかわらず、もう1点を奪うことができずに引き分けに終わってしまった。

モヤモヤとした消化不良の感が残る試合だった。パスの出し手と受け手にブレがあり、チームとしてどこかまとまっていない印象を受ける。「このようにボールを動かしたら、こういう展開になるだろう」という先を見たプレーができる選手が欠けているのではないだろうか。だから簡単にカウンターを許すし、攻撃もバリエーションが少なく、相手に読まれやすい状況になる。

対するサンフレッチェは、ジョルジーニョに代えてガウボンを投入したことで恐さが半減した感じ。いくらイエローカードをもらっていたからといって、ジョルジーニョの突破力はジェフDFにとっては脅威。それが長身ポストプレーヤーのガウボンに代わったのだから、守りやすさは格段に上がったのではないか。それに風の強い試合ではグラウンダーのパスでスペースを狙った方が得点を狙いやすいと思うのだが。

日曜はレッズとのアウェーゲーム。レッズ戦のアウェーでは接戦の試合が続いている。連戦が続いたGWの最終戦、すっきりと勝ちたいものだ。