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2004/10/23のBlog
■J1 2nd.第10節

■得点(アシスト)
53分:【市原】村井慎二
80分:【市原】阿部勇樹(水野晃樹)

■名古屋グランパスエイト
楢崎正剛:大森征之、古賀正紘、海本慶治:中谷勇介(57平林輝良寛)、中村直志(78岡山哲也)、角田誠、吉村圭司、クライトン:マルケス、ウェズレイ

■ジェフユナイテッド市原
櫛野亮:斎藤大輔(31水野晃樹)、茶野隆行、ミリノビッチ:坂本將貴、阿部勇樹、佐藤勇人、村井慎二、羽生直剛(89中島浩司):サンドロ(45結城耕造)、巻誠一郎

■警告
【市原】巻誠一郎、結城耕造×2

■退場
【市原】82結城耕造

■名古屋市瑞穂陸上競技場10753人15:04晴れ

■主審:太田潔

セカンドステージもいよいよ終盤戦。今節の対戦相手はグランパス。通算成績では7勝1分20敗とかなり分が悪いが、去年はアウェーで勝利をおさめているだけに、今日もぜひとも勝点を稼ぎたい。

ジェフのスタメンは前節のエスパルス戦と変わらず。ただスーパーサブの林が怪我で戦線離脱。前回J初出場を果たした水野が今回もベンチ入り。
対するグランパスはウェズレイがセカンドステージ第5節以来、約1ヶ月ぶりにスタメンに復帰。驚異的な決定力と強烈なFKには要注意だ。

前半は両チームとも五分と五分の展開。グランパスは本来ストッパーの角田が右サイドを務めていたので、それほど上がってはこないかと思っていたが、序盤戦は右サイドを起点とした攻撃が主である印象。

対するジェフは巻がポストとなり、そこからサイドに展開するといういつも通りの立ち上がりであったが、両チームとも中盤でミスが目立ち、前半15分までのシュート数はわずか1本に留まった。

しかし次第にペースはグランパスへ。ボランチの吉村、クライトンが良質なパスを前線に供給。またウェズレイのマークにてこずっていた茶野の精彩を欠いたプレーもあり、チャンスをつくる。しかし2度訪れた決定的なチャンスを、ウェズレイがフイにして、点を決めることはできない。

ジェフはサンドロがポストを直撃するシュートを放ったものの、決定機はこの場面のみ。さらに斎藤が負傷退場(交代で水野IN。右サイドに入り、坂本はDFラインに)と先行き不安なまま前半を終えた。

後半、ジェフはサンドロも負傷で交代。結城がボランチに入り、佐藤と羽生がやや上がりめに。一体この貧弱な布陣でどうやって得点するのかと思っていたが、結果的にこの交代が功を奏す。

結城はクライトンに密着マークし、グランパスの攻撃の芽を摘み取ると、水野は右サイドから積極的に侵攻。坂本とは異なり、持ち前のテクニックを生かし、ドリブルでどんどん仕掛けていく。
中盤はコンパクトに保たれ、激しいプレスからグランパスはミスを連発。ゲームの流れはジェフに傾いてくる。

そして後半8分、ジェフに待望の先制点。左サイドでボールを受けた村井がPA内へ侵入。クロスを上げるかと思わせるフェイントで相手の股間にボールを通しかわすと、強烈な左足シュートを角度のないところからネットに突き刺した。

グランパスはウェズレイに以前のような迫力がなく、FKも枠を捕らえることができない。マルケスや中村、両サイドの攻撃参加も数えるほどで、全く攻撃陣に怖さがなくなってしまった。また秋田やパナディッチがいた時に感じた“高い壁”のような印象もやや希薄に。
岩本や大野、角田など大型補強をしたわりにはそれを十分に生かしきれないところに、グランパスが優勝できない原因があるのではないだろうか。

一方、ジェフは交代で入った水野が良いリズムの源に。高卒でこの試合が2試合目とはとても思えないほどはつらつとした動きで、対面の中谷を圧倒し交代に追い込む。見ていてとても楽しく、華のある選手である。
CKでは阿部、村井を差し置いてキッカーを務め、終了10分前には、勝利を確信付ける阿部のゴールをアシストした。

その後、結城が退場というアクシデントにも、しっかりとチーム全員で守りきってタイムアップ。グランパスに対しては実に1996年以来8年ぶりの完封勝利(遠い目)。
グランパスの自滅にも助けられた格好だが、交代選手がしっかりと機能したという意味で今シーズンの中でもベストゲームの部類に入るのではないだろうか。

次節は2位ガンバとの直接対決。引き分けでも優勝は遠のいてしまう。
ただマルキーニョスと林に続き、斎藤とサンドロがこの試合で負傷。チームの台所事情は苦しい。しかし調子の良いチームというのは日替わりでヒーローがでてくるもの。この日の水野のように控え選手の発奮に期待だ。
1年半以上、無敗記録が続く臨海で勝利のでんぐり返しが見たい。

[ 15:00 ] [ PLAYER -a~na- ]
Takayuki Chano

■DATA
所属:ジュビロ磐田
背番号:3
ポジション:DF
生年月日:76/11/23
身長/体重:177cm/74kg
血液型:B型
出身地(国籍):千葉県

■CAREER
市立船橋高→市原95→磐田05

ジェフ一筋で10年目を迎えたベテラン。中西や武藤といった古株が、相次ぎチームを離れたため、チーム在籍年数では立石についで2番目となった。「チャーボー」の愛称で親しまれる。

市立船橋高3年時に冬の選手権で優勝も、自身はケガのため活躍できず。その後ジェフに“市船トリオ”の一人として入団したが、得点王となった森崎嘉之、キャプテンだった鈴木和裕と比べて、存在感は薄く、期待値も低かったように思われる。

右サイドバックやボランチとしてのプレー経験もあるが、マンマークの強さを生かしたストッパーでこそ最も真価を発揮する。1対1には抜群の強さを誇り、試合ではスピード系の選手をマークする役割をこなす。

斎藤やミリノビッチと比べると得点能力は劣るが、03年までの得点4点中3点がアビスパからというキラーぶりを発揮。
そして04年ファーストステージのアルビレックス戦では2年ぶりとなる得点を決めて勝利に貢献。その場にたまたまいたジーコ監督の目に留まり、まさかの日本代表入りを果たす。“市船トリオ”の中で最も目立たなかった茶野が、今では最も脚光を浴びる存在に(鈴木はJ2のサンガに在籍。森崎は公式戦1試合のみの出場でジェフを解雇され、その後点々とするも結果を残せず早々と引退)。全く人生はわからないものだ。

新潟戦から1週間後、レギュラー組のケガもあり、いきなり東欧遠征で代表先発デビュー。しかしハンガリー戦のロスタイムにPKを与えてしまうという、いかにもジェフの選手らしいチョンボを犯す。
その後は、藤田や三浦淳宏らとともに不動のベンチ組に配置され、出場機会には恵まれず。紅白戦要因として帯同(余計なケガをしないだけいいが)。

20代後半を迎え、プレーにも安心感と円熟味がでてきたと言いたいところだが、軽いプレーでピンチを招くことがあるのがたまにキズ。うかうかしていると結城や水本に追い越されかねない。ジェフの歴史の酸いも甘いもしる数少ない存在なだけに、若手の手本となるようなどっしりとした存在感を示したい。

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05年、環境を変えたいとの決意でジュビロに新天地を求める。

■DETAIL
代表歴:93-94千葉県国体選抜、04-05日本代表(A代表3試合0得点)
既婚or独身:既婚
年俸:?(95-97)→1000万(98)→?(99)→1500万(00)→1300万(01)→1700万(02)→1600万(03)→2200万(04)→3500万(05)
背番号:15(97-98)→4(99-04)→3(05-)
J初出場:95/04/01 vs柏レイソル(1st.5節)
J初得点:00/05/20 vsアビスパ福岡(1st.14節)
J1戦績:228試合5得点(95:26試合0得点、96:16試合0得点、97:8試合0得点、98:25試合0得点、99:27試合0得点、00:28試合2得点、01:22試合1得点、02:25試合1得点、03:25試合0得点、04:26試合1得点)

■LINK
ジェフユナイテッド市原公式サイト(2003年)
ジェフユナイテッド市原公式サイト(2004年)
ジュビロ磐田公式サイト(2005年)
ぴあトークバトル>スペシャル「ジェフユナイテッド市原・トークバトル」
市民グラフいちはら108号>JEF'S FUN
ジェフスタPLUS>編集後記No.002聞いてみよっと(2003.5)

■COMMENT
○2005
「大型補強第2弾。対人プレーと空中戦の強さを誇る現役日本代表CB。10年間プレーした古巣を離れて、今オフ、ステップアップの場として新天地での挑戦を選んだ。」(週刊サッカーダイジェスト)
「優れた身体能力を生かした1対1の勝負に絶対の自信を持つストッパー。空中戦でもスピード勝負でも対応でき、相手のFWを無力化する頼もしい存在。思い切りのよさと優れた判断の力で、攻撃参加も魅力。自らのレベルアップのために市原から移籍。」(週刊サッカーマガジン)
「大型補強第2弾。村井とともに磐田へ。ジーコ・ジャパンに名を連ねるハードマーカーです。」(Sportiva)
「1対1に抜群の強さを誇る。ハードマークには定評があり、敵のストライカーを封じ込む。」(スポーツ報知選手名鑑)
「昨年4月に初の代表招集。今季は代表のレギュラー獲得を目指し移籍を決意。1対1の強さに磨きをかけまずは新天地で定位置獲り。」(スポーツニッポン選手名鑑)
「昨年から日本代表に定着。粘り強く、賢い守備が持ち味で、練習熱心な姿勢とともに磐田に新風を吹き込んでいる。」(EL GOLAZO選手名鑑)

○2004
「対人プレーで強さを見せる、市原ひと筋10年目の職人DF。昨季はボランチとしてもプレーするなど、存在感をさらに大きくした。中西が抜けたいま、DF陣の柱として全試合スタメン出場を目指す。」(週刊サッカーダイジェスト)
「マンマークに絶対の自信を持つ。攻撃力もあり機を見て前線に上がりチャンスを演出する。」(週刊サッカーマガジン)
「新たなポジションで広がった可能性と出場時間の減少がもたらした無念で、2003年はプラスマイナスゼロと考えた。プロ10年目の節目となる今シーズン、辛抱強く相手の動きを封じる守備でもうひとつ上のレベルへ雄飛する。」「どんな動きにも食らいつくマンマークが得意で、しぶとく相手を抑えこむセンターバック。サイドバックでのプレー経験もあり、昨季はボランチとしての出場でプレーの幅を広げた。課題は攻撃の起点となるパス。」(ジェフユナイテッド市原 OFFICIAL YEARBOOK)
「粘り強い守りはチームのDFラインに不可欠。1対1に強く、時には攻撃にも参加する生え抜き。」(スポーツ報知選手名鑑)
「昨シーズンは複数のポジションを経験。先発出場減り、一時は悩んだが中西抜けた今季は中心的存在。数少ない生え抜きの意地見せたい。」(スポーツニッポン選手名鑑)

○2003
「粘り強いマンマークで敵のストライカーをシャットアウト。1対1や空中戦にも強く、いまや最終ラインに欠かせない存在となった。今年はさらに経験を積み、チームの精神的支柱としての役割も期待されている。」(週刊サッカーダイジェスト)
「豊富な運動慮を生かし、粘り強く相手を追い回す。意表を突く前線への上がりも得意。」(週刊サッカーマガジン)
「しぶとく我慢強く相手を抑えこみ、無失点で戦いを終えなければ、“仕事”をしたという実感が湧かない。熾烈を極めるレギュラー争いを制し、スマイル全開の勝ち星を重ねていけば、日本代表へまた一歩近づくだろう。」「相手の動きを読んだ対敵動作に優れ、粘り強いマンマークを得意とするセンターバック。サイドバックでのプレー経験も持つ。昨年は疲労蓄積でコンディショニングに苦労したため、今年は練習から全力でスタミナアップを目指す。達成するまでは全試合出場が目標。」(ジェフユナイテッド市原 OFFICIAL YEARBOOK)
「体を張った守備でチームの信頼は厚いが、昨季も終盤に負傷で欠場。フィジカル強化で安定した戦力になりたい。」(日刊スポーツ選手名鑑)
「昨年はオールスター初出場。3バックの一角として1対1での強さと積極的な攻撃参加に定評。吉田、斎藤らの出場増え定位置争い激化。」(スポーツニッポン選手名鑑)

○2002
「昨季第1ステージは終盤にケガのアクシデントに見舞われたが、復帰後は積極果敢なオーバーラップを見せるなど新たな持ち味を開花させた。1対1やヘディングに強く、安定感ではチーム随一のDFだ。」(週刊サッカーダイジェスト)
「アグレッシブな仕掛けとテクニックで右の壁となる。意表を突く攻め上がりは攻撃のアクセントにもなる。」(週刊サッカーマガジン)
「体を張ったディフェンスは相手の脅威だが、その半面警告も多く、昨季は出場停止1試合。今季は全試合フル出場が第1目標。」(日刊スポーツ選手名鑑)
「厳しいマークが売り。」(スポーツ報知選手名鑑)
「読みの鋭いディフェンスで危機を回避する。1対1に強くリベロのミリノビッチとの連係も安定。失点多いチームの守備力向上に貢献。」(スポーツニッポン選手名鑑)

○2001
「1対1に強く、チーム1安定感のある不動のDFだ。今季はヘディングシュートにも注目!」(週刊サッカーダイジェスト)
「襲いかかって奪う激しさには、磨きがかかった。後方からの援護とコンビで守備陣を締めたい。」(週刊サッカーマガジン)
「読みの鋭いディフェンスで危機を回避する。ストッパーとしてリベロのミリノビッチとの連係が大切だ。セットプレーでの得点も期待。」(スポーツニッポン選手名鑑)

○2000
「1対1には絶対の自信を誇る。6年目を迎える今季は安定感あるプレーにますます磨きがかかることだろう。」(週刊サッカーダイジェスト)
「日々の身体のケアなど細心の注意を土台に、安定感ある働きで中央の守備を締める。フィジカルを生かし定位置確保へ。」(週刊サッカーマガジン)
「マンマークが持ち味の人に強いDF。昨年、一昨年とレギュラーとしてJ1残留に貢献した。まだ若く伸び盛りだ。」(日刊スポーツ選手名鑑)
「昨年はJ1残留にレギュラーとして貢献した。オフに入籍して今季にかける意気込み十分。4バックへのシステム変更で攻撃参加にさらに磨きを。」(スポーツニッポン選手名鑑)

○1999
「着実に成長を遂げるDFスペシャリスト。1対1での強さに加え、粘り強いマン・マークは相手を萎えさせる。」(週刊サッカーダイジェスト)
「右SB、CBと務めた昨季で一皮向けた印象。ハードな守備は迫力満点だが、今季は組み立て面で進歩を見せたいところ。」(週刊サッカーマガジン)

○1998
「昨季はリザーブに甘んじることが多かったが、フィードの精度アップなど課題克服に努めてきた。マンマークの強さだけではない新境地の開拓が急がれる。」(週刊サッカーダイジェスト)
「マンマークが持ち味だが、トータルな守備技術も身につけて、一皮むけたいところ。今季はレギュラーポジションを狙う。」(週刊サッカーマガジン)
「DFラインならどこでもこなせる器用さを持つ。年々試合出場数が減っている。強力なアピールポイント作りポジション争い制したい。」(スポーツニッポン選手名鑑)
[ 12:00 ] [ STATION -WEST- ]
最寄りのスタジアム:名古屋市瑞穂陸上競技場

住所:〒467-0806 愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通5-24先
1日当たり乗降客:3354人

スタジアム最寄りは2番出口。ただ改札から出口まで結構距離がある。
スタジアムと反対方向に少し進むと、デイリーヤマザキがあり、横断歩道を渡るとマクドナルドとココスがある。

2004/10/17のBlog
■J1 2nd.第9節

■得点(アシスト)
53分:【市原】サンドロ
70分:【清水】伊東輝悦
89分:【市原】林丈統

■清水エスパルス
西部洋平:斉藤俊秀、森岡隆三、鶴見智美:戸田和幸、伊東輝悦、沢登正朗(68久保山由清)、高木純平、太田圭輔、:平松康平、チョ・ジェジン

■ジェフユナイテッド市原
櫛野亮:斎藤大輔、茶野隆行、ミリノビッチ:坂本將貴、阿部勇樹、佐藤勇人、村井慎二、羽生直剛(82水野晃樹):サンドロ(77林丈統)、巻誠一郎

■警告
【清水】戸田和幸、高木純平、チョ・ジェジン
【市原】サンドロ、斎藤大輔

■日本平スタジアム11312人13:04晴れ

■主審:岡田正義

2週間の中断明けとなったJ1リーグ。前節、ジェフはレッズに完敗したのに対し、エスパルスは静岡ダービーを逆転勝ちという対照的な結果。2戦連続で2得点と絶好調のチョ・ジェジンを、ジェフがどうおさえるのか、村井と太田のサイド対決はどちらが制するのか、鬼門の日本平でのゲームとなった。

ジェフはサンドロ、林がケガから復帰。ベンチには水野、楽山、工藤などといった攻撃的な選手を揃えた。
エスパルスはアラウージョが風邪のため欠場。代わりに平松が今季初スタメンでFWの位置に。トップ下には350試合出場を記録した大ベテランの澤登が入る。

前半の入りはエスパルスが圧倒的に試合を支配。太田や高木がサイドから起点となりジェフゴールを脅かす。
対するジェフは、巻がほとんどボールに絡めず、ボールをキープすることができない。サンドロがポスト役になるも機能せず。さらに審判の判定に激怒し、あやうく退場になる始末だった。

だが25分あたり、坂本の強引な突破からファウルを誘った場面から、徐々にペースはジェフに。巻が拙いながらもボールをキープできるようになり、前線と最終ラインがコンパクトになる。積極的なプレスが功を奏し、相手のミスを誘発。サイドでの主導権も握ることができ、羽生や斎藤の惜しいシュートなどチャンスも増えた。

後半8分、この良い流れが得点に結びつく。坂本からのロングフィードを左サイドで受けたサンドロ。見事なトラップから、中央に切れ込んでフェイントでエスパルスDF陣を錯乱。コースが開いたところでシュートを決めた。サンドロらしからぬ足技からのめずらしいゴールだった。

後半の24分には、カウンターのロングボールから巻が抜け出し、GKと1対1に。しかしダイレクトのボレーシュートはゴールはるか右に外れ、決定的な追加点のチャンスを逃した。

直後“ピンチの後にはチャンスあり”エスパルスが同点に追いつく。PA手前でミリノビッチがバランスを崩し転倒。チョ・ジェジンがGKと1対1になる。シュートは櫛野が弾いたものの、つめていた伊東がボールをゴールに流し込んだ。

それまでチョ・ジェジンをしっかりと抑えていたジェフにとっては手痛いミスからの失点。残りは20分。オシム監督はスーパーサブの林、そしてJデビューとなる水野をピッチに送り込んだ。

水野は右サイドに入り、交代直後のCKではキッカーを務め、自らシュートも放つなどチャンスを演出。同点でエスパルスに傾きかけた流れを取り戻すのに一役買った。

そして試合は両チームとも決定打が出ないままロスタイムへ。
右サイドのハーフウェーライン付近でボールを奪った阿部から林へパス。林は巻がうまくDFを引き付ける間に、トップスピードに乗ったドリブルでDF2人をかわし、GKと1対1に。冷静にゴール右隅に流し込んで決勝点を奪った。

前半開始直後は、レッズ戦の完敗を引きずっているのか全く良いところがなく、どうなることかと思ったが、しっかりと自分たちの力で試合途中に修正することができた。
エスパルスが同じような戦術だったこともあるが、ポゼッションを高めることで、中盤をコンパクトに保つことができた。その結果、中盤の選手だけでなく、斎藤や茶野も積極的に前線に飛び出していく、テンポの良いサッカーが見られた。

ただ、巻がGKと1対1で枠にすらシュートを飛ばせなかったり、失点の遠因ともなった櫛野のゴールキックミスなどミスは減らさなければならない。

今後はグランパス、ガンバ、マリノスと強豪との対戦が続く。戦力的には厳しくとも、今日のように全員がしっかりと役割をこなし、“Win by all!”の精神で立ち向かっていって欲しい。今日の得点で目を覚ました林の爆発に期待だ。