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2004/10/16のBlog
[ 16:00 ] [ GAME -2004- ]
■J2第38節

■得点(アシスト)
55分:【横FC】内田智也
65分:【横FC】臼井幸平
69分:【鳥栖】佐藤大実(PK)
81分:【鳥栖】OWN GOAL
89分:【横FC】大久保哲哉(大友慧)

■横浜FC
菅野孝憲:早川知伸、トゥイード、山尾光則、中島崇典:臼井幸平、マシュー、小野智吉(88小野信義)、内田智也:北村知隆(80大友慧)、久保田学(84大久保哲哉)

■サガン鳥栖
シュナイダー潤之介:朝比奈伸、山道高平、佐藤陽彦:落合正幸、本橋卓巳、中村祥朗(73伊藤彰)、高橋義希、小井出翔太(58下司隆士):佐藤大実、竹村栄哉(73矢部次郎)

■警告
【横FC】臼井幸平、菅野孝憲
【鳥栖】本橋卓巳、佐藤大実、下司隆士

■江戸川区陸上競技場2011人14:00曇り

■主審:大西弘幸

8位横浜FCと9位サガンの対戦。両チームとも勝っても負けても順位の変動がないというモチベーション的には難しい状態。ただ横浜FCは7位ベガルタと徐々に差を詰めてきており、サガンも最下位との差は8。残り7試合、勝ってさらに上の順位を目指し、いつもとは異なる江戸川に集ったサポーターに応えたい。

横浜FCは杉本が出場停止。城の姿もない。東京学芸大からの強化指定選手の久保田がFWの一角として初スタメン。
サガンはFWの絶対的レギュラーである小石が出場停止。中盤には元市立船橋の本橋、元レイソルの落合という懐かしい名前がある。

天気予報では秋晴れの行楽日和となるはずだったが、風が吹き、身に染みるような寒い中でのキックオフ。残念ながら前半は天気のようなお寒い内容のサッカーが繰り広げられた。

序盤は両チーム互角の展開。ただ芝生の状態が悪いのか、転ぶ選手が多く目に付く。パスも簡単にカットされてしまい、なかなか決定的なチャンスを迎えるには至らない。
横浜FCは前半15分過ぎから、DFのトゥイードを前線に上げる。しかしいかんせんFWとしての動きが全くできず、長身を生かしたポストプレーもおぼつかない。逆に攻撃を停滞させてしまった感もあり、明らかなる采配ミスであろう。

後半になるとトゥイードは再びDFラインへ。そして試合にも動きが出てくる。

横浜FCでひときわ目立つ小柄な10番、内田。前半から積極的にボールに絡んでいた彼が先制点をもたらす。相手のトラップミスを奪い、センターサークル付近からドリブルで持ち込み、ミドルシュート。これがゴールに吸い込まれる。サガンDF陣はパスを警戒したのか、全くのノープレッシャーであった。

さらにサガンにミスが続く。DFラインでのボール回しが弱くなり、左サイドで山道が臼井にカットされる。このミスを臼井はきっちりとゴールにつなげ、横浜FCに決定的かと思われる2点目がもたらされた。

しかしここですんなりと勝ちきれないのが、今季21分けという結果に表れている横浜FC。
こちらもDFからGKへのバックパスを手間取り、GKの菅野がファウルしPKを献上。佐藤大に決められて1点差に詰め寄られる。

さらに攻撃的な選手を投入してきたサガンに対し後手後手に回ってしまい、ついに終了10分前に左コーナー付近のFKからのオウンゴールで同点に追いつかれてしまった。

しかしタイムアップの笛が鳴るまで勝負がわからないのがサッカー。ロスタイムに劇的な展開が訪れる。
同点に追いつかれてから再び前線へとあがっていたトゥイード。そんな彼の下にロングボールが放り込まれる。これをしっかりと足下に落とし、右サイドの大友へパス。きれいな弧を描いたクロスは、吸い込まれるように大久保の頭にヒットし、ゴール中央へ突き刺さった。

5点中4点がミスからの失点と、J1やJ2上位チームとの力の差を見た気がする一戦だった。そんな中で勝敗を分けたのは、横浜FCの内田や臼井といった個人技に優れた選手の有無と、交代選手の層の厚さであろう。交代で出場した大友と大久保がゴールに絡んだのは、リトバルスキー監督も嬉しいに違いない。

ただ両チームともパスミスやコーチングの不徹底など単純なミスが多く、それを失点につなげられてしまうのはとてももったいない。横浜FCは引き分けがダントツに多く、サガンは失点がリーグワースト2位。さらに成績を上げるためにも、より慎重な戦い方が求められるのではないだろうか。

[ 12:00 ] [ STATION -EAST- ]
最寄りのスタジアム:江戸川区陸上競技場

■DATA
住所:〒134-0088 東京都江戸川区西葛西6-14-1
1日当たり乗降客:98317人

都心に近いこともあり、東西線でも有数の乗降客を誇る駅。
大手町から15分弱で到着する。駅舎も綺麗だ。
駅前は人通りが多く、コンビニや飲食店などが立ち並び、商業施設も充実している。
ただ道幅が狭いので、車には要注意。

[ 12:00 ] [ STADIUM -EAST- ]
■DATA
〒134-0078 東京都江戸川区清新町2-1-1
TEL 03-3878-3388
収容人員:7000人
メインスタンド:長椅子
バックスタンド:長椅子
ゴール裏:芝生
屋根:メインスタンド一部
オーロラビジョン:なし
スタジアムの周回:可
駐車場:なし

■ACCESS
・東京メトロ東西線「西葛西」駅南口より徒歩15分
・東京メトロ東西線「西葛西」駅より都営バス「臨海町2丁目団地」行で「清新第3小学校前」下車
・JR京葉線「葛西臨海公園」駅より徒歩20分

■LINK
J.LEAGUE公式サイト>スタジアムガイド>江戸川区陸上競技場
江戸川区>施設案内>スポーツ施設>陸上競技場
Map Fan Web
Wikipedia

広大な団地群の一角に位置し、近くのマンションから丸見えの江戸川区陸上競技場。古くはJFL時代の東京ガスのホームグラウンドであり、現在でも年に1回ほどJ2の試合が開催されている。

横には荒川が流れ、高速道路やJR京葉線が見える。学校にも隣接しており、肩身の狭いスタジアムといった印象。よくもまあこんな場所に作ったものだ。
東西線の西葛西駅から徒歩15分と意外と近いように思われるが、何棟も林立しているマンションの間を歩いていくので、初めてスタジアムを訪れる場合は少し迷うかもしれない。大きな道路に沿って歩くと遠回りになってしまう。案内標識が所々に設置されているのでそれに従うと良い。

スタジアムはメインスタンドとバックスタンドのみ座席が配置されており、ゴール裏は芝生席。傾斜もなく狭いため通常のJリーグ開催では使用されていない。
メインスタンドからバックスタンドへ向かうには必ずゴール裏を通らなければならず、通路は人がかろうじてすれ違える階段1つしかないので、試合終了時は出口へ向かう行列ができる。

こじんまりとしたスタジアムなのでピッチ全体の見やすさは○。特にバックスタンドは手前の陸上トラックが狭く、スタンドの傾斜も十分あるので、どこかのJリーグチームの貧弱なスタジアムよりは断然見やすい。葛西臨海公園の観覧車も見え、眺望もなかなかだ。

ゴール裏にあるスコアボードは手書きで、得点が入ると係員が得点ボードを架け替える。45分表示の時計はあるが、時刻を指し示す時計はない。メンバー掲示のボードもないので、観戦に選手名鑑は必需品である。
ちなみにサガン鳥栖の松本育夫監督によると、ピッチが5mほど短いとのこと。本当なのだろうか。

スタジアムのマイナスポイントは、トイレの汚さ・少なさと、売店の少なさ。常時、プロの試合をするスタジアムではないので致し方のないことだろう。食料は駅前で調達してくることをお薦めする(近くにコンビニがあるが目立たないところにあるのでわかりにくい)。
2004/10/13のBlog
■ナビスコカップ 準決勝

■得点(アシスト)
6分:【F東】ジャーン(ルーカス)
14分:【F東】ルーカス(石川直宏)
42分:【F東】ルーカス(石川直宏)
47分:【東V】山田卓也(平本一樹)
78分:【東V】平本一樹
79分:【東V】小林大悟(平本一樹)
91分:【F東】ルーカス(宮沢正史)

■FC東京
塩田仁史:茂庭照幸、ジャーン、藤山竜仁、金沢浄:今野泰幸、三浦文丈(56宮沢正史)、馬場憂太(87鈴木規郎)、石川直宏(74阿部吉朗)、ケリー:ルーカス

■東京ヴェルディ1969
高木義成:ウベダ、米山篤志、戸川健太(56ウーゴ):山田卓也、林健太郎、小林大悟、相馬崇人、小林慶行:平本一樹、桜井直人(64平野孝)

■警告
【F東】三浦文丈、藤山竜仁、ケリー、ジャーン
【東V】林健太郎×2、ウベダ、桜井直人、ウーゴ

■退場
【東V】22林健太郎

■味の素スタジアム15885人19:01曇り

■主審:柏原丈二

台風の影響で延期されていたナビスコカップ準決勝。すでにレッズが決勝進出を決めており、その挑戦権を争う東京ダービーとなった。

FC東京は土肥、加地が代表招集で離脱も、石川が今季初スタメン。
ヴェルディは3-5-2のシステム。だがベンチ入りが予想されていた森本は登録されなかった。
審判は“スペシャルレフリー”の柏原。FC東京サポーターのはっきりしすぎる反応が・・・。

前半からFC東京が試合のリズムをつかみ、あっという間に2点をもぎとる。
1点目はCKからファーサイドでルーカスが折り返したところを、ジャーンがつめて先制。直前のCKではニアサイドを狙っており、その逆をついたセオリー通りのゴール。

2点目は自陣深い位置でボールを奪ってのカウンターから石川が長い距離をドリブル。中に切れ込んで、得意のミドルと見せかけて、中央のルーカスにパス。ルーカスが冷静に決めた。石川は直前にミドルを放っており、これが相手DFに有効に働き、点に結びついた。

さらにヴェルディに追い打ちをかけるように、前半22分、林が2枚目のイエローで退場になってしまう。確かに規則としてはイエローを提示するファウルではあったが、まだ前半でしかも2点差で負けている試合展開を考えたら、果たして退場処分にする必要があったのか、もう少しゲームの流れを読んでもよさそうだが。

そして前半ロスタイムにはとどめの3点目。またもや石川からのクロスをルーカスがニアサイドでヘディング。もはや誰の目にも勝負は決まったかのように思われ、隣のヴェルディサポーターは前半でスタジアムを後にした。

後半、ヴェルディに選手交代はない。散々、石川の突破で痛い目にあっていた左サイドの相馬を平野あたりに代えるかと思ったが、そのまま後半に臨んできた。すでに興味はFC東京があと何点を奪うかだけだと思っていたが、ここからドラマは始まる。

キックオフ直後から前線へボールを放り込むヴェルディに、明らかに戸惑いを見せるFC東京。茂庭、ジャーンと空中戦に絶対の自信をもつ選手がいるのにもかかわらず、あっけなく平本に競り負け、山田卓にゴールを割られてしまった。

FC東京もすぐさま反撃に出る。だが3度訪れた決定的なチャンスは、ヴェルディGK高木の好守に阻まれ得点できず。高木は失点場面のように横からの揺さぶりには滅法弱いものの、至近距離からのシュートを神懸かったセービングで救い、この後も1対1を抑えるなどチームに勢いをもたらす原動力となった。

その後、流れはヴェルディに傾き、どちらが10人なのかわからないほどゲームを支配する。前半2点を取った直後にも見られたことだが、FC東京は集中力を欠いているのか、ほとんどボールをキープできない。ボール回しにも落ち着きのない印象が見られ、2点をリードしているのにもかかわらず自信なさげなプレー振りだ。前半絶好調の石川は消え、そしてGKとDFラインの連携に若干の不安をのぞかせるプレーも出てくる。

ヴェルディは林が退場し、残りの選手が発奮したのか、気迫のこもった戦いぶり。前半の何倍も走って、ボールを追いかけて、前へ前へという姿勢がひしひしと伝わってくる。ウーゴを投入したことで、FC東京のマークを混乱させ、さらに勢いを増す。

そして後半33分、ジャーンが味方GKの取ろうとしたボールを直前でカットしてしまい、そのこぼれ玉を平本が押し込んでごっつあんゴール。
さらに1分後、平本の右からのクロスを小林がゴール左に決め、なんとヴェルディが同点に追いついてしまう。

ボルテージが最高潮に達したアウェー側のゴール裏。“Come on Verdy!”の大合唱につられて、ヴェルディが一気に試合を決めようと攻勢に。
しかしロスタイム、平本の放ったシュートはゴールポストを叩き、決勝点はならず。試合はVゴール方式の延長戦に突入した。

そして結末はあっけなく訪れる。延長開始40秒、FC東京のCK、宮沢の足から蹴り出されたボールは、ルーカスにピタリと合い、ハットトリックとなるVゴール。
真っ先にサポータの下にかけよるルーカスと崩れ落ちるヴェルディイレブン。号泣する平本。実に対照的な光景だった。

初のタイトルへ一歩近づいたFC東京。しかし10人の相手に対し、3点のリードを守ることができなかったのは大いなる反省点だ。若いチームなだけに、最後尾から指示を送る土肥が不在だったことが大きかったのではないか。

対するヴェルディ。前半と後半とでは全く別のチーム。ハーフタイムに一体何があったのだろうか。元々個人技はJでもトップクラスだと思ったが、後半45分は、それにプラスしてJ創生期の猛々しさが加わった印象。特に小林大と平本が印象に残った。マスゴミが持ち上げるのは森本だけれども、ヴェルディの将来は間違いなくこの2人にかかっているであろう。