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2005/01/08のBlog
中国側が海洋調査を打診=小笠原諸島近海のEEZで(時事通信:社会)
 中国政府が昨年10月、外務省に対し、東京・小笠原諸島西側の排他的経済水域(EEZ)で今年4月から5月にかけて海洋調査を実施したいと申し入れていることが7日、分かった。
 国連海洋法条約は沿岸国の同意があればEEZでの海洋調査は可能と規定しているが、中国側は既に日本最南端の沖ノ鳥島近海でEEZを侵す調査を繰り返し実施。今回は同島を除外して調査を申請した形だ。 

この中国からの申し出を受け、関係する都県知事および省庁がこの申し出に対しどのような対応をとるか、打診を働きかけたようだ。その記事内容に関して、興味深い比較ができたのでエントリしてみる。

中国がEEZでの調査申請 石原都知事「同意に反対」(共同通信:社会)
 東京都の石原慎太郎知事は7日の定例会見で、中国が日本の排他的経済水域(EEZ)内で4月から5月にかけて海洋調査を実施するとして、日本政府に同意を求めていることを明らかにした。
 調査対象に都の海域が含まれているため、意見照会を受けた石原知事は同日、町村信孝外相と麻生太郎総務相あてに「同意を与えることには反対。わが国の主権に深くかかわる問題で、毅然(きぜん)として対応するよう申し入れる」と文書で回答した。
 都によると、調査対象は小笠原諸島西側の都の海域と、大東諸島東側の沖縄県の海域。中国は昨年10月、海洋調査船による調査を申請した。
 外務省は関係省庁に「同意を与えるか否か協議する」として意見照会。総務省は都と沖縄県に意見を求めていた。


石原都知事:中国の海洋調査申請に反対表明(Mainichi-MSN:国際)
 東京都の石原慎太郎知事は7日の定例記者会見で、中国が日本の排他的経済水域(EEZ)である小笠原諸島西方の水域などで海洋調査したいと申請してきたことを明らかにした。その上で、石原知事は「あえて沖ノ鳥島(小笠原村)の周辺水域を除いて申請したことは、同水域を日本のEEZとして認めようとしない意図が明白」と述べ、意見を求められた総務省に対し、申請への同意に反対する文書を同日付で発送したことを明らかにした。

 都によると、中国側は昨年10月28日付で、海洋調査船「科学1号」による調査を申請。期間は4月29日から5月21日までで、対象は小笠原諸島西方と、奄美大島東方から沖大東島東方にかかる2水域を指定した。

 沖ノ鳥島南方の日本のEEZ内では昨年12月、中国の海洋調査船が事前通報なしで航行を繰り返し、政府は中国に抗議した。中国は沖ノ鳥島を「岩」と主張し、その南方水域を日本のEEZと認めていないという。

 これに対し、都は今春から同島周辺で小笠原島漁協と連携して漁業を始めるとして、05年度予算案に5億円を計上する方針。【田中義宏】

ちなみに、石原都知事の意見書は以下の通り。

「中国による海洋調査について」総務大臣あて文書(東京都HP)
「中国による海洋調査について」外務大臣あて文書 (東京都HP)
(引用:外務大臣あて文書より)

中国による海洋調査について

 総務省を通し、平成16年12月16日付で、中国による海洋調査の申請について、東京都に意見照会があった。
 小笠原諸島及び沖ノ鳥島周辺の水域は、我が国にとって貴重な海洋資源を有し、国益を維持するうえで、枢要な位置を占めている。この水域を守ることが、国家として最も重要な責務に属することは論をまたない。東京都としても、都民に対し重大な責任を負っている。
 本件水域を含む我が国の排他的経済水域では、今回の申請に係る「科学一号」など中国船による違法な海洋調査が頻繁に繰り返されている。しかも、国連海洋法条約に基づき調査結果の提供を求めているにもかかわらず、これに応じていない。
 こうしたなか、今般、中国政府が、あえて沖ノ鳥島の周辺水域を除外して申請した意図は、これまでの経緯に照らすと、同水域を我が国の排他的経済水域として認めようとしないところにあるのは明白である。
 今回の中国からの申請に、同意を与えることには反対する。
 我が国の主権に深く係わる問題であり、政府の責任において毅然として対応するよう申し入れる。

共同通信と毎日新聞の記事は、両者ともこの都知事発表を受けた形での記事を掲載している。両者の記事とも、基本的な事項は抑えているのだが、共同通信の記事を見ると、「沖ノ鳥島の周辺水域を除外して申請した」という記述を足し合わせたほうが「都知事が反対した理由」が明確になるのに、という印象である。

短い記事を配信した時事通信でさえ、きちんと中国側が沖ノ鳥島を排除して申請したという事象を加えているのだが

(共同通信記事の引用)
都によると、調査対象は小笠原諸島西側の都の海域と、大東諸島東側の沖縄県の海域。

ここで調査対象箇所に関して、広域名称はきちんと書いているのに、「(中国側が)沖ノ鳥島を排除して申請した」という記述がないのは何故なのだろうか。どのような申請をしたか、という中国側のアプローチがないのは何かしらまずい記述でも隠しているのか、という穿った見方をしてしまいそうになる

中国側からの、ある意味中国側の国益を鑑みた、国の主張であるである「沖ノ鳥島はただの岩だから、排他的経済水域ではない」という主張を含めた申請に、日本側(この場合東京都側)が、あくまでも国益、都益に基づいた判断による結論を出したわけで、まずい対応をしたわけではないが
2005/01/07のBlog
[関連するblog]
朝日新聞が「デンマークの援助額は援助表明国の中で最高額であるという」と書いていたが
補足:やはり気になる朝日新聞が引用したAFP記事の引用

ちょっと興味を持った、メディアでの話題より。

真実を見失う人達(Irregular Expression:gori氏)
(引用:一部私のblog向けに、原文変えずに表記の変更あり。)
ちなみにマスコミ連中の模範記事を書き続ける昨日の日刊ゲンダイの主要記事は

インド洋津波 小泉5億ドルパフォーマンス(日刊ゲンダイ)
 小泉首相はきょう(5日)、スマトラ島沖地震と津波災害復興支援策を協議する「ASEAN緊急首脳会議」に出席するため、ジャカルタに出発する。町村外相も同行予定だが、「今さら遅いよ」ではないか。パウエル国務長官は2日から現地に張りついているが、米国マスコミは対応が遅いとボロクソだ。あらためて、小泉無能政権がクローズアップされている。 (中略)

後手後手対応のくせに 支援額だけは世界一

「ドイツはシュレーダー首相が行方不明者の捜索に全力を挙げると述べ、軍の救援機を派遣。負傷者を乗せて帰り、遺体については鑑定の専門家を被災地に派遣している。それに対して日本はようやく、きのう、自衛隊の先遣隊が動き出したばかりです。スウェーデンでは津波発生時に観劇して登庁が遅れた外相が袋叩きにあっている。津波発生後も映画鑑賞して料亭で作家と会食していた小泉首相、20人の医療チームが一番乗りしたからといって、胸を張っている外務省が批判されない日本は甘すぎますよ」(事情通)
大体、政府が救援復興に関する対策会議を開いたのは、きのうが初めてなのである。
「そのくせ、小泉政権は早々と5億ドルの緊急支援を決めて、きょうからのASEAN首脳会議で発表する。額は世界一で、『日本が支援の顔』になるのを狙ったパフォーマンスです。こういうことばかり考えているのですから、どうしようもありません」(元レバノン大使の天木直人氏)
5億ドルという額は米国が3億5千万ドル支援を打ち出したため、「日本がより目立つようにとはじき出された数字」(事情通)だ。政権延命の悪知恵もいいかげんにすべきだ。
(日刊ゲンダイ2004年1月6日)

どうしようもないね。「こんなイエロージャーナリズムに目くじら立てるのも大人気ない」と言うなかれ。今はテレビも新聞もレベルは似たようなもの。

出処不明な事情通もさることながら、天木直人氏……何やってるのよ、そんなとこで。

まずは書いておこう。これは、天木氏の論調。

1月5日 05年第3号(天木直人・マスメディアの裏を読む:天木直人氏)
(引用)
それは5日付の読売新聞「インド洋津波 何ができるか」からの次のエピソードについてである。

「・・・地震発生三日目の12月28日、外務省は3000万ドルの無償援助を行うと発表した。・・・その直後、米国が3億5000万ドル、中国が6000万ドルの支援を発表すると、日本政府内に激震が走った。・・・年が明けた1月1日、外務省のアジア大洋州局長室に藪中局長、審議官、課長らが顔を揃えた。『地震はアジアで起きているのに米国より下回るわけにはいかない。日本とASEANとの関係を考えれば1や2や3ではもたない』。出席者らの発言を受け、藪中局長は『5でいこう』と頷いた。藪中局長から電話で連絡を受けた町村外相は谷垣財務相と折衝。その日のうちに『5億ドル支援』を盛り込んだ首相談話が出来上がった。3000万ドル発表からわずか4日後のことだった・・・」

 日本が巨額の援助をするのは当然といってしまえばそれまでである。しかしこの程度の判断で5億ドルもの援助が決められてはたまらない気がする。5億ドルといえば世銀の2億5000万ドル、米国の3億5000万ドルをはるかに上回り国際社会の支援総額の四分の一を占める巨額である。かつて湾岸戦争のとき、日本は約140億ドルもの援助をしながら小出しに応じたから、小さすぎる、遅すぎると評価されなかった。その悪夢から早く、大きく打ち出すのなら誰でもできる。しかもその決定プロセスが小泉首相の談話にあわせ官僚の一言で決まる、政治決着には誰も反対は出来ないかのようだ

この言葉を書いておいて、である。日刊ゲンダイではこの通り。

インド洋津波 小泉5億ドルパフォーマンス(日刊ゲンダイ)
「そのくせ、小泉政権は早々と5億ドルの緊急支援を決めて、きょうからのASEAN首脳会議で発表する。額は世界一で、『日本が支援の顔』になるのを狙ったパフォーマンスです。こういうことばかり考えているのですから、どうしようもありません」(元レバノン大使の天木直人氏)
ありえないだろ、この「批判先転換術」は!

同じ震災に対する日本政府の5億ドル支援に関して、一方では「(支援額の)その決定プロセスが小泉首相の談話にあわせ官僚の一言で決まる、政治決着には誰も反対は出来ないかのようだ。」と、官僚主導による一方的な判断を批判し、他方では「小泉政権は早々と5億ドルの緊急支援を決めて、きょうからのASEAN首脳会議で発表する。額は世界一で、『日本が支援の顔』になるのを狙ったパフォーマンスです。」と、官僚主導で判断した裏側を忘れて「(小泉政権が支援額を早々と決めたのは)支援の顔になるのを狙ったパフォーマンス」って!

これってさ、天木氏が日刊ゲンダイに「自分の持論を安売り」というか、「新聞社の社論や内容にあわせてコメントを発信」したの?それとも、日刊ゲンダイにいる記者のような人が、天木氏にインタビューして、都合のいい部分だけ抽出したの?

個人的な妄想を述べさせてもらうが、前者なら天木氏もその程度だったのね、で済むのだが、後者の場合だったら天木氏の発言が見事に抽出されているすごい事例になると思いますが。こんなダブルスタンダード風味な内容がマスコミで流されるのは天木氏にとってすごく不利で、かつ、レバノン大使までされた天木氏の晩節を汚すような事例だと思いますが、いかがか?

もう一人挙げておこうか。ジャーナリストの大谷昭宏氏。

出まくってますな。(似非平成雲根誌:heso氏)
(引用:文中のニュースはテレビ朝日「SUPERJチャンネル」)
 日本からは自衛隊員を800人派遣とのニュースが流れる。大谷昭宏すかさず噛み付く。「米国は1万人以上の規模で派遣するというのに 日本は何で800人なのか」「日本のアジアに対する気持ちのあらわれ」・・・安い。安すぎる。
 私は、現状で自衛隊員800人派遣とは、ずいぶん無理をさせるもんだと思っている。津波が起きてから一月も立たない間に、インド洋の国々に1万人規模の人員を派遣出来る兵站能力を持った国が、米国以外に一体いくつあるというのだ。日本は大規模な外洋遠征・上陸作戦を敢行出来る軍隊は保有していない。大谷昭宏の言う「アジアへ対する気持ち」とは、何時いかなる事態においても大規模上陸作戦を遂行出来る組織の保有と言うことなのか。
 まったく、大谷昭宏というオヤジ、冗談も休み休み言うべきだ。日本国が、他国への攻撃とともに上陸の能力を持たないように主張していたのは大谷昭宏、あんた達ではなかったのか。意図したとおりにマッチポンプを行う人は切れ者だが、結果としてそうなってしまう奴は痴者だ。

「米国は1万人以上の規模で派遣するというのに 日本は何で800人なのか」「日本のアジアに対する気持ちのあらわれ」って。いちおう、防衛庁より自衛官の総数を引用しておこう。

防衛庁・自衛隊の人員構成(防衛庁・自衛隊HP)
(人数を引用)
区分:陸上自衛隊/海上自衛隊/航空自衛隊/統合幕僚会議/合計
定員:159,921/_45,839/_47,286/__1,994/255,040
現員:146,960/_44,390/_45,459/__1,770/238,579

概要説明は私よりheso氏が詳しいと思うので省略する。というか、私が語るとぼろが出る。まあ、大谷氏曰く、米国を比較対象に挙げた以上、極論すれば「米国の人員数以上に派遣してアジアに対する気持ちを表せ」であり、つまり現員数を単純計算すれば、現員総数の1/24を、復興支援に出せということか。って数の問題かよ!ということになるが、少なからずとも、新潟とかイラクとかその他云々あるのだが。

いずれにしろ、支援の形というのは国によってそれぞれであり、復興支援、資金援助、医療支援、物品輸送などで各国が可能な限りの最大支援を行うのがひとつの方法論ではないかと思う。数とか金額じゃなくて、「今、現在できることを、いかに効率よく実施するか」だと思うので。数に頼るんじゃなく、人員の効率的な運用というのを考えれば、こういうのも迅速にできた支援のひとつに含まれるわけで。

スマトラ地震:海自護衛艦が捜索救助開始 タイ沖(Mainichi-MSN:政治[12/29])

割り算とか数とかで単純比較できるほど、評価というものは簡単ではないと私は個人的に思う。

[参考にしたblog]
真実を見失う人達(Irregular Expression:gori氏)
1月5日 05年第3号(天木直人・マスメディアの裏を読む:天木直人氏)
出まくってますな。(似非平成雲根誌:heso氏)
[前回のblog]
朝日新聞が「デンマークの援助額は援助表明国の中で最高額であるという」と書いていたが

やはり気になったので。AFP通信のWeb日本語訳を、全文掲載しておくことにする。翻訳は同じAFP通信の記事より、元記事はYahoo!USAの記事より。

Europeans mourn tsunami dead with thousands more missing(日本語訳)
(元記事はこちらから
(Web翻訳をそのまま掲載。文字化けは私により修正。)
ロンドン(AFP) - 何千ものヨーロッパの行楽客が1週間後に、アジアの殺人者において行方不明になりました、揺れる、それらが常に見つかるだろうが、ヨーロッパ諸国が英国首相トニー・ブレアが「グローバル大災害」と呼んだものを緩和するために寛大に与えていたという可能性は衰えていました。

災害中の少なくとも130,000人の確認された死者と、ヨーロッパ人は、それらの中で、3,500人までのスウェーデン人および1,000人を越えるドイツ人がそうかもしれない、ますます適当な予想を待ち構えていました。

ほぼ400人のヨーロッパ人が明確に死んだ一方、大陸からの失敗する数は9,000以上と見積もられます。

ヨーロッパの政府および個人は、それほど成功していないインド洋国で生存者を支援するためにその間に数千万ユーロ(ドル)を与えていました。

ブレアは、そのエリアに永続する支援を供給するために立て直すために概して世界を呼びました。

「そうでなければ、この結果はちょうど短期、即時ではなく長期で、国際社会による多くの仕事を何か月も要求するでしょう、年、来るために。」彼は少なくとも47人の英国人の死にもかかわらず中止することを拒絶したエジプトで家族で過ごす休日から言いました。

スウェーデンで、フィンランド、ノルウェーおよびデンマーク、それはそれらの間に死者90人および行方不明の4,700以上を占める、生命の損失は鋭く感じられていました。

スウェーデン、フィンランドおよびノルウェーは、土曜日に悲嘆の公式の日を保持しました。また、スウェーデンの首相Goeran Perssonは、冷酷なニュースが来る時期で避けられないと警告しました。

「それを持っていない、新しい年を歓迎するのに非常に困難である、我が国で最も困難なものになる一年。」スウェーデンの死者数が見当たらない3,500で59まで上昇したとともに、Perssonは言いました。

彼女の3人の子供が災害から元気でぴんぴんしているように出現したことを巨大な波が接近したとともに、Krabiのタイの行楽地の海に衝突すると描写されたスウェーデンのが明らかにした時、悲惨からの簡潔なリリースがありました。

「私たちがすべてわずかの引っ掻くことで生き残ったという感じについて記述することは不可能です」とカレンSvaerdが日曜のDagens Nyheter新聞に伝えました。

それほど幸運でないものは、水の墓へなくなったように見えます。

日曜日に警告された高位のドイツの政府関係者「大きな楽観論の理由はなかった」行方不明者はよく常に見つかりました。

60人のドイツ人が死んでいると確認されるが1,000以上よく未釈明である、とKlaus Schariothは言いました。

彼は、これが識別のただ一つの手段でありうるとともに、DNAサンプルを供給してくれるように親類に依頼しました。

他のヨーロッパ諸国はさらに人間のロスを数えていました。その死者数が122であるが恐らく150を超過するだろう、とフランスが言った一方、イタリアは18を死んでいると確認しました。しかし、一層の660は主としてタイで行方不明です。

他の国々の間で、9人のロシア人が死んだと考えられます。

波がそれらを飲み込んだ時、犠牲者はほとんどすべて主としてタイの行楽地の中で、ヨーロッパの冬から日光休憩をとりました。

公からの災害に対する異常な反応はチャリティーと援助の職員の不意を襲いました。

災害緊急委員会(DEC)によれば、英国人は土曜日までに6000万ポンド(1億1500万ドル)を寄贈しました。

また、スウェーデン人は、ほぼ4億クローナ(4430万ユーロ、6040万ドル)誓約する彼らの個人の悲嘆を片付けました、レコード、900万人の国に向かって合計する、組織を援助する、日曜日に言いました。

また、主な援助構成に関するAFP調査によれば、ドイツ人は約3000万ユーロを誓約しました。

洪水の犠牲者を支援し、かつ疾病を広げることを防ごうとするために、ヨーロッパは、タイ、スリランカおよびインドネシアへ救助作業者のチームを送りました。

多くのヨーロッパのイニシアチブが、アセーのインドネシアの州(100,000人までが殺されるのではないかと心配された国の最悪の打撃のエリア)に専念しています。

フランスは、アセーで医学の援助を提供するためにそれがヘリコプター空母およびフリゲート艦を送っていたと言いました。また、ドイツの軍隊は、救助を一週間以内に活動中そこに集まらせることを予期します。

機械翻訳を通したものをそのまま掲載してみたのはいいが、どうやって読んだら、朝日新聞のこの太字部分のコメントが引き出されるのか、やっぱり不明。

スマトラ沖大地震、犠牲者15万人に (朝日新聞:国際[01/04])(抜粋)
 途上国のネパールや東ティモールなどからも援助の申し出があり、北欧の「スウェーデンでは民間募金でも国民1人あたり10ドル(約1000円)に達した」という。AFP通信によると、デンマーク政府は3日、援助額を当初表明より4割多い4億2000万クローネ(約80億円)に増やすと発表。国民1人あたりに換算すると1500円近くで、援助表明国の中で最高額になるという。

いったい誰の声なのよ?まさか、神の見えざる声じゃないだろ?
岡田民主党首、「自民を土俵外に」=民主・社民が仕事始め(時事通信:政治)
(引用)
 また同党の川端達夫幹事長は「去年は小泉内閣の機能不全による国民の災いの年。今年は民主党が災いなき世の中をつくるスタートの年だ」と訴えた。

菅直人の今日の一言(菅直人氏HP)
(引用:2004-10-23日)
あい続く天災をストップさせるには昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか。

どうも川端氏は、菅氏の顰蹙を受けた記事について忘れていたのでしょうか。
2005/01/05のBlog
(抜粋)
 途上国のネパールや東ティモールなどからも援助の申し出があり、北欧の「スウェーデンでは民間募金でも国民1人あたり10ドル(約1000円)に達した」という。AFP通信によると、デンマーク政府は3日、援助額を当初表明より4割多い4億2000万クローネ(約80億円)に増やすと発表国民1人あたりに換算すると1500円近くで援助表明国の中で最高額になるという

朝日新聞がこの記事を配信した時刻は01/04の13:15 。この記事"だけ"を読まれた方なら、「日本の援助額をはどれぐらいしてるのか?」とか、「日本の援助は今回どうなっているの?」と疑問に思われる方も少なくないと思う

一方、日本の支援した金額については以下の通り。
 
(抜粋)
 小泉首相は1日、スマトラ沖大地震・津波の被害に対する日本政府の緊急支援措置を発表した。6日にジャカルタで開かれる被災国や周辺国の緊急首脳会議に出席し、正式に表明する。当面5億ドル(約515億円)を限度に関係国や国際機関に無償で供与することや、捜索・救援活動のため自衛隊の艦艇や航空機、人員の追加派遣を検討することが柱

外務省発表だが、確かに小泉首相は見出しの通り「5億ドルの無償援助を表明」をしている。

スマトラ沖大地震及びインド洋津波被害に関する総理コメント(外務省HP)
(引用)
(1) 今回の被害に対する緊急支援措置として、我が国は、当面5億ドルを限度とする協力を、関係国及び国際機関等に対して無償で供与する。

これだけを読めば、「あれ?日本の援助額はデンマーク政府を超えているはずなのに?」と単純に思われてしまった方もいらっしゃるかも。ここで、朝日新聞がこう書いている部分に注目。

(一部補足を加えて抜粋)
(デンマーク政府の援助額は)国民1人あたりに換算すると1500円近くで援助表明国の中で最高額になるという

この部分にレトリックがある。日本の総人口は総務省統計局の平成16年12月1日現在の発表として1億2774万人。それを日本の援助表明額515億円で割ると以下の通り。

51,500,000,000/127,740,000=403.162674
日本の援助額は、国民一人当たりなら約400円。これは、デンマーク政府の3.75倍近くの差をつけられる結果になった。どういう意図で書かれた記事なのか分からないが、日本は515億円の3.75倍、約1兆9300億円1930億円近くを援助しないと、日本の国民一人当たりの援助額は、援助表明国の中で最高額とはならないのである。

では、このような記事を配信したという元記事はどう書かれていたのか、それが気になった。再度引用。

スマトラ沖大地震、犠牲者15万人に (朝日新聞:国際[01/04])
(抜粋)
AFP通信によると、デンマーク政府は3日、援助額を当初表明より4割多い4億2000万クローネ(約80億円)に増やすと発表国民1人あたりに換算すると1500円近くで援助表明国の中で最高額になるという

朝日新聞の記事を読むと、朝日新聞自身が「援助表明国の中で最高額になる」という断定記事で書いた記事ではなく、「援助表明国の中で最高額になるという」という、配信記事を受けて書いた記事となっている。さて、その配信を受けた、海外のAFP通信の該当記事はどのように記載しているか。

Europeans mourn tsunami dead with thousands more missing(Turkish Press[AFP])
(抜粋)
And Swedes have put aside their personal grief to pledge nearly 400 million kronor (44.3 million euros, 60.4 million dollars), a record sum for the country of nine million people, aid organizations said on Sunday.

このあたりが、朝日の引用した記事の該当部分であると思う。しかし、

国民1人あたりに換算すると1500円近くで援助表明国の中で最高額になるという
この記事の中から、朝日がこのように書いた部分は、全文読んだ上での判断だが、私には発見することができなかった。

「誰かからの(もしくは配信記事からの)伝聞」として「国民1人あたりに換算すると1500円近くで、援助表明国の中で最高額になるという」と書いた部分は、本当は誰が配信したのか、もしくは誰が記載したのだろうか。私にとって、それが大いに疑問が残る部分になった。

「国民一人当たりに換算した援助額」が、どういう意図で記述されたかも疑問ではあるが。


[修正 0:15]
コメントの指摘通り、計算間違いを修正。桁読み間違えた……
2005/01/04のBlog
始動が遅いです。スロースターターですから。

きょう「千葉国」誕生/千葉(Mainichi-MSN:都道府県ニュース)
(引用)
2005年1月1日、独立国家「千葉」が建国された。日本国ではここ数年、ひっ迫する財政問題を背景に、地方分権が時代のすう勢になっていた。「三位一体の改革」「平成の大合併」に加え、「道州制」論議も盛んだった。「首都圏連合」を叫ぶどこかの知事もいた。だが、千葉県民はずっと思っていた。「何かおかしい」。野菜は日本一取れて、全国有数の漁港もある。この豊かな土地が、産業廃棄物や航空機騒音といった首都圏の『負の要素』を背負わされてきた。四方を海と川に囲まれ、地理的条件も整っている。「千葉だけでやっていけるぞ!」。600万県民のエネルギーが、遂に独立を実現させた。初代大統領選挙(従来の知事選)は3月13日に行われるが、入閣が確実視されている方々に、所信を表明して頂いた。【千葉独立取材班】

ネタ記事かどうか分かりませんが(というか半分ネタ記事だとは思いますが)、その記述もないことですし、まあ、「ネタをネタと見抜(ry」という事かどうか知らないけれど、内容の程度を過大評価して掲載した記事かな、ということで。【千葉独立取材班】とたいそうな名目の班を設置したこともありますし。署名記事に対する逃げとも言えるかも。その取材班に、まじめに答えていただいた方々の役職とか一覧。

(役職のみ記事から引用)
◇水産大臣--堀井康司・銚子市漁協組合長
◇財務大臣--加藤寛・千葉商科大学長
◇観光大臣--額賀信・ちばぎん総研社長
◇農業大臣--木内博一・農事組合代表理事
◇NPO大臣--牧野昌子・NPO法人理事長

PRお疲れ様です・・・でも観光大臣やNPO大臣って国単位で設置するには大きくないか?とか突っ込んでみたりもする。(恐らく)ネタ記事ですから、そんな突っ込みもどうでもいい話かも

また、国とつけるからには諸外国にPRを、PRといえば千葉国HPが本当に存在したのかを調べました

ようこそ千葉国ホームページへ

あるのかよ!(三村マサカズ風に)
まあ、このまま終わるのもアレなので、管理者様の言葉も添えておきます。

(引用)
※このページはネタです!!

ネタです。ちなみに千葉県HPというか、本家はこちらから。

ようこそ千葉県ホームページへ

話題は変わってこんなのを。

旧フセイン政権から支援か 衛星TVアルジャジーラ(共同通信:国際)
 【カイロ3日共同】アラブ紙アッシャルク・アルアウサトは2日、中東カタールの衛星テレビ、アルジャジーラの元最高幹部がイラクのフセイン元大統領の長男ウダイ氏(2003年7月死亡)に面会し、ウダイ氏からの支援に感謝する発言を収めたビデオテープが見つかったと報じた。

同局の報道担当者はAP通信に「テープを見ていないのでコメントできない」としている。

同紙によると、テープは2000年3月13日収録。アルジャジーラの前総支配人ムハンマド・ジャシム・アリ氏がウダイ氏に面会し「あなたの協力と支援がなければ、私の仕事は成功していなかった」「アルジャジーラはあなたの放送局です」などと発言。ウダイ氏は同局の新しいキャスターなどに関して「いくつかの意見」を述べた。

報道にスキャンダルはつきものかな、ということで。アルジャジーラ報道担当者のコメント「テープを見ていないのでコメントできない」は、腹を探られないためにも正解の返し方かな、と言っておく。
2004/12/31のBlog
ちょうど、イラクの誤報関係、及び新潟中越地震関連の報道に関して、共同通信が識者に意見を問うという記事が、私の住む地方紙では2004年12月23日に掲載されていた。議事録が公開されていたので、詳報から各解説委員の言葉を引用し、それに私見を述べてみようかと思う。

委員会のサイトはこちら。

第17回会議録:概要(共同通信「報道と読者委員会」)
第17回会議録:詳報(共同通信「報道と読者委員会」)

(以降、枠囲みは特に特記事項がない限り詳報からの引用。)

▼イラクの日本人人質事件と新潟県中越地震での二つの誤報について

(平岡委員)
 記者の早合点や確認不足、功名心によるねつ造など誤報にはさまざまなケースがあるが、イラクの件では「思い込み」による判断が誤報を生んだ。根本的な原因は、現場に自社の記者がいないため、官製情報に頼るしかなく、検証が困難になっている。

これに関して特に異論を挟む部分はない。だって現場に記者がいないのは事実なんだもの。私のブログでも指摘しているから読んでいただきたい。

共同通信と時事通信しか語らない「サマワの州警察本部長発言」の記事

(平岡委員)
こうした状況は、官製情報への依存に慣れきったジャーナリズム精神の衰弱がもたらしたものではないか。最近、役所の広報体制がしっかりし、情報がコントロールされてきている中で「本当にそうだろうか」と疑問を持つ記者が少なくなってきた。

情報がコントロールされている、っていうのは否定しない。というより捏造とかしたら、普通マスコミが放っておくような気がしないと思うが。というか、何か巻き込まれたくないような事象があるのかとか痛いところでも掴まされてるのかと陰謀論めいたことを言ってみる。

(平岡委員)
記者は、先入観を排除して事実と向き合うべきだ。デスクには、現場の記者の情報や原稿について「信じて疑え」の心構えがほしい。

その事実をどう掴むかが問題なので、特に面白いこともいいことも言ってない気がする。

(渡辺委員)
 最初に感じたのは、現地米軍の感覚では、アラブ人も日本人も皆一緒に見える程度の人種意識しかないということ。ニュースソースの持つ偏見やいいかげんさを正確に理解する必要がある。

いきなり「現地米軍はこういう程度の人種意識しかない」と言っているけど、なにを根拠にこう言っているのか全く分からない。いきなり計算式の答えだけ言われた感じですが。あと後半に関しては、もっと強く言ってやれ。それはどこのマスコミにも共通するんだから

(渡辺委員)
今回は現地での直接取材が難しくなり、米軍や外務省の情報に頼らざるを得ない状況が次第に出来上がるうちに、それに慣れてしまったのではないか。官製情報の垂れ流しを最も警戒するはずのメディアが、やむを得ない状況の中で批判的な目を失いつつあるのなら大変だ。

これに関しては、特に異論は挟まない。

(渡辺委員)
刑事裁判では「伝聞」は、原則として証拠から排除される。人づての話がどれほど不正確かが理解されているからだ。もう一度、官製情報がどれほど危険か、原点に立ち返って確認する必要があるだろう。(*1)

「人づての話がどれほど不正確かが理解されているからだ」と言いつつ、「官製情報がどれほど危険か、原点に立ち返って確認する必要があるだろう」と官製報道が危険と言う。官製報道だけか?いや、ここで言うべきは「一次情報の発信者」だろ、と。「人づての話が危険」という広い目で見た展開から、局所的批判はちょっと違うだろと。

(寺島委員)
 イラクでの誤報の背景には、日本政府の「情報力」の問題が横たわっている。日本の政策判断の根拠になる情報はどうなっているのか。例えばイラク戦争では、日本は「イラクは大量破壊兵器を保有している」として米国を支持したが、欧米ではどんな根拠でそう判断したのか、くどいほど検証している。日本がどうしてイラクの脅威を認定したのかなど、政策判断の根拠について厳しい問題意識でフォローしてほしい。

特に異論はない。検証報道はマスコミだからこそ、できる部分があるのだから。それは私のような素人には絶対に出来ない、商業マスコミの絶対的な強みだ。

(寺島委員)
また、現場の取材力の問題もある。ネット社会では座っていても情報は入るが、現場に張り付かないと分からない“空気”もある。若い記者は深い問題意識を持って鍛えられていないと思う。通信社の宿命として、速報の重要性は分かるが、分析能力を生かし、体系的で質の高い、問題の本質に迫る報道に期待する。

私見では、速報性と検証性、両者の性質を兼ねるのは並大抵ではできないだろう。記事を書くからには「確実性の高い情報」をいかに見抜いて処理するか、「確実性の低い情報」をどのように検証するか、また確度をどのように上げるか、だろうなと感じる。つーか、座っていても手に入る情報、っていったら2次情報だな。

▼官製情報に向き合う姿勢について

(渡辺委員)
 外務省の情報収集・分析能力は必ずしも高くはない。むしろ現地社会に直接向かい、取材してきた記者の方が、現地米軍の情報の精度がどの程度なのか判断できるはずではなかったか。

(*1)で「人づての話がどれほど不正確かが理解されているからだ」て言っているのに「外務省の情報収集・分析能力は必ずしも高くはない。」と、根拠不明なことを言っている。「現地社会に直接向かい、取材してきた記者の方が、(現地情報の精度を)判断できるはずではなかったか」とか言っているが、通信社がいくら現地で情報を調達しても、それを精査、吟味して、より正確な記事がなければ「情報収集・分析能力」に関して高くても全く意味がない。むしろ、渡辺委員が批判している官製報道と全く同じ手法が適応できるのだが?あと、現場に出ていたといえば、共同通信記者が取材していた新潟中越震災報道で、皆川さん家族の生存情報に関する誤報が、この「報道と読者委員会」でぶち上げられているのをすっ飛ばしているのは、渡辺委員の粋なブラックジョークですか?

(渡辺委員)
官製情報について、自分たちの取材経験に基づく価値観や情報のフィルターをかけて評価し直し、危うい情報か否かを選別した報道を期待したい。

これについてだが、「自分たちの取材経験に基づく価値観や情報のフィルターをかけて評価し直し、危うい情報か否かを選別した報道を期待したい」って言ってるけど、そのフィルターに囚われ過ぎた報道があることも大きな問題だと思う。つーか、そのフィルターのせいで様々な印象操作報道があったのですが何か?

具体的な例を引用するなら、こんな感じ。

共同通信は、嘘記事と思われる記事とかでいったい何をしたがっているんでしょう
 (愛・蔵太の気ままな日記:愛・蔵太氏)

(引用)
はっきり「嘘記事」と断定するのもナニですが、ここ何日かで、記者の主観が多分に入っている、記事とはとても思えないような記事を読んで頭がクラクラしてます。

いったい共同通信は、それらの記事(のような、ようでないようなもの)を情報として流通させることによって、いったい何を望んでいるんでしょうか?

(引用)
1・サマワの州警察本部長が「防衛庁長官の視察を批判している」と報道した件(→http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20041213#p5)

 これは、イラクの警察関係者と日本政府(防衛庁を中心にしたもの)・与党の有力者の関係を悪化させるのが目的でしょうか。

2・アーミテージ氏の「北朝鮮への制裁は効果的に」という発言を「慎重に」と間違って伝えた件(→http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20041215#p1)

 これは、日本政府の策に対して批判的な、米国の有力者がいる、と報道して、日本政府を弱腰にさせるのが目的でしょうか。

3・マハティール氏の日中間の軍拡競争に関する懸念について、共同通信は、日本の「武器輸出3原則の緩和」にあるみたいに報道したが、他の新聞の記事だと、それは中国の「軍事力の拡大」にある、みたいな報道もされている件(→http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20041216#p2)

 これは、「日中の軍拡競争」について、日本側にのみ責任がある、と報道して、日本政府を批判するのが目的でしょうか。

4・町村外相の発言を「植民地支配を肯定的にとらえていると受け止められかねない発言」と妙な解釈をして報道した件(→http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20041218#p1)

 これは、日韓関係を悪化させて、日本政府を弱体化させることが目的でしょうか。


愛・蔵太氏が『はっきり「嘘記事」と断定するのもナニですが』と自身の見解を書かれていらっしゃるので、それは残しておきます。この引用だけ読まれて「嘘記事」と断定されるのは私自身が不本意なので。

それとかこういうのも。

共同通信の今年の総括(治部少輔の筆誅亭日乗:治部少輔氏)
(引用)
一連の、「中国側の反発を招きそうだ」、「中国側が強く反発するのは必至だ」、「植民地支配を肯定したと受け取られかねない」は、まさに「自分たちの価値観でフィルターをかけ」た結果。

……治部さんの記事もまとまっていらっしゃるので、是非見てください。

日本マスコミ、先遣隊報道で政府と確執-ロイター記事全訳(Irregular Expression:gori氏)
(引用)
こんなことは絶対日本のマスコミは国内で報道しないよな。それどころか自衛隊が如何に情報を隠蔽してコソコソ悪いことでもしてるかのような印象操作の報道ばかり。

■「危険な取材行わない」 新聞協会などが申し合わせ
 日本新聞協会編集委員会と日本民間放送連盟報道委員会は22日、イラクに派遣された陸上自衛隊先遣隊の報道に関連し、政府に対し適切な情報提供をするよう申し入れるとともに、記者ら関係者の安全に留意し「危険や混乱を招くような取材を行わない」ことを申し合わせた。
 先遣隊の取材では、一部メディアが自衛隊の車両を追いかけたり、宿営地前に張り込むなど危険なケースがあり、現場での取材者間に混乱も起きている。
 申し合わせは「混乱の最大の原因は防衛庁が適切な情報提供を行っていないこと」とした上で、「こうした事態が放置されれば(記者やカメラマンが)テロリストと誤認されて狙撃の対象になるなど深刻な事態に直面しかねない」と指摘。
 また、国民の大きな関心事である
自衛隊のイラク派遣を適切に伝えることは「報道機関の責務」としている。(共同通信)
例えばこれなんか全く自衛隊の意図が分かってないよな。「危険な取材を行わない」ってのは別にオマエら腐れマスゴミが危険な取材行為をすることについて言ってるだけじゃなくて、「自衛隊を危険に曝すような取材・報道をするな」って事だろが。

にもかかわらず「混乱の最大の原因は防衛庁が適切な情報提供を行っていないこと」なんて言ってるが、ホントこいつらとことん自分の事しか考えてないよな。

あくまでも、今年の当初にあった話題で引用してみましたがどうですか?

あと、私のブログが発火点となって取り上げた、「これ」もそうだな。

イラク人質事件における共同通信配信記事の醜さ(4コママンガ風味付)

こういうのが渡辺議員の指摘する「自分たちの取材経験に基づく価値観や情報のフィルター」っていうのなら、いらないからさっさと捨ててしまえというか、その指摘全くの見当違いだ、と過激に言ってしまおうか。

(平岡委員)
 官製情報への依存心があると、あまり裏付けを取ろうとしなくなり、結局、現場の取材力低下につながっていく。現実に、役所の発表文をそのまま記事化するケースも多い。こうしたことが誤報の底流にあるのではないか。

「官製情報への依存心」じゃなくて「官製情報の鵜呑み」って言ってしまえ、と思ったのですが、これじゃ暴論になっちゃうな。とか思ったが寺島委員は言ってしまった

(寺島委員)
 パレスチナ自治政府のアラファト議長死去をめぐり、外国メディアの報道が混乱した。日本のメディアにとっても官製情報をうのみにせず、どんな情報インフラをつくっておくかが重要だったが、専門性の高い欧州の中東情報筋などには日本のメディアはあまり接触していない。こうした情報をしつこく追い詰める取材が必要だ。

へーそういうことがあったのね、とか思ったが詳細がわからないのでパス。

(寺島委員)
 「ちぎっては投げ」の情報はインターネットを駆け巡っている。それと競い合うよりも、組織力を生かした情報を提供する方向に問題意識を切り替えた方がよい気がする。情報が未確認ならそう記し、間接取材のときは「政府がこう言っている」と表現するなど慎重に扱うことが必要だ。

間接取材に関しては、共同通信も明記していることもあるんだけどね。むしろ共同通信社側の観測が混ぜこぜになっているのも問題提起しろと

(渡辺委員)
 速報性は必要だが、活字メディアとテレビでは求められる情報の質が違う。「テレビに負けない速さ」が求められているのではないと思う。テレビは映像も言葉もあるので、受け手が状況のあいまいさを判断できる。活字メディアでは判断材料は文字だけ。

「テレビは映像も言葉もあるので、受け手が状況のあいまいさを判断できる。」ってそれは嘘だ。いくらでもテレビ局側は取材ソースを切り貼りしたり、都合の悪い部分を切り捨てたり、別の映像を織り交ぜたり、識者の声を使ったり町の声を使ってニュースを体系付け、印象操作が出来るからテレビも活字メディアも、結構権威めいた媒体だから、受けて側が洪水のように同じような内容の情報を浴びれば、よほど疑わないと信じてしまうものだよ。それが同じように印象操作されたら尚更だ。

新潟県中越地震の母子救出でも、テレビを見ていれば情報が錯綜(さくそう)していることが分かる。活字メディアは、テレビ画面を見て判断に困っているわたしたちに、確定した情報を与えてほしい。
テレビメディアのライブ報道を見たら錯綜している部分も撮影されるかもしれない。むしろ錯綜というか、余計な負担を与えたり、局所的な情報が多かったりという印象も同時に抱くのだが。

(平岡委員)
 「人命にかかわる報道は慎重に」と言うしかないが、慎重すぎて「全部分かるまで待とう」という姿勢ではメディアの活力が失われる。速報を競い合う現場の心理は全面否定できない。速報で一定の方向性を出してしまうと、それに引きずられる心理が働くかもしれないが「この情報は怪しい」と思ったときに、踏みとどまる勇気が必要。方向転換に難しさはあっても、新聞の場合は記録として残るだけに、誤りと分かった段階できちんと訂正しなければならない。

異論は特にない。踏みとどまれるのもいいが、現場の人間の持ってきた情報を、段階ごとに検証したり分析はしているのだろうからなー。一度出来た潮流は大きなエネルギーを持つからこそ大変だな、と思う。

▼今回の教訓をどう生かせばよいか

(渡辺委員)
 伝聞情報に頼らざるを得ない場合、その情報をいかに評価するか。取材現場ならではの評価が求められ、そこにプロの生きがいが出てくるのだろうが、記者の実力だけでなく、状況によっては、現場に出ている記者には価値判断が難しい場合も多い。明確な基準の設定が必要だ。

何を主軸に価値判断を求めるかを、まず定めよって言う話。まあ必要なんだな、という話題ですから。

(寺島委員)
 ある情報について「変だな」と思う瞬間がある。勘が働くには、その記者が情報に対する座標軸を持っていなければならない。こうした情報力をどう充実させていくのかが問題だ。例えば、中東の専門家を長期的に育成する人事戦略を考えることが組織として重要だ。それなしでは質量のある報道にならない。

専門記者の育成って言うのは必要なんだろうね。同時に専門記者の記事を評価する人も。

(平岡委員)
 情報の共有化と指揮系統の明確化が必要なのは当然だ。しかし、報道には機動力が大事だ。組織の中で関係者や関係部署が多いほど、機動力が失われる。機動性を損なわずに判断ができるようにしてほしい。

あー、これはパス。何かいいたいことをもう既に上に書いた気がするが何度も書くの面倒くさい。

(山内豊彦共同通信社社長)
 報道の焦点になっている事案で重要な情報が入ってきたときに、どんな態勢で、どう確認を取り、どういう速報を出していくか、詰めておくべきだった。情報をどう評価し報道するかの組み立てが弱かったと思う。通信社にとって速報は当然だ。人命にかかわることや世の中に重大な影響を与える場合には、正確さを最優先に、編集局として総合的で瞬発力のある判断ができる態勢を組んでいく。

無難な纏め方、というより過激にはできないだろうなだって社長の見解だもん

全体的な印象。

官製報道を、やけに敵視されている意見があったのが面白かった。あと、フィルターの話とか、現場の取材の話などで、非常に面白い意見があったの楽しかった。そんな感じですかね。あとは個別の意見に関する部分を参照してください。

今回は、この方のエントリを頂いて、是非作ってみたくなったのです。

今年も一年ありがとうございました。(霞が関官僚日記:kanryo氏)
(引用)
今まで「実際」の情報はごく限られた人しか持っておらず、またマスコミ以外で世間に伝えるチャンネルもほとんどなきに等しい状況でしたが、今やそれらのサイトがあります(この流れを太くするには政府自らがもっと積極的に情報を公開しなければなりませんが)。アンテナやRSSリーダーといった技術を使えば、チェックも楽です。

情報公開、っていうのは企業も、官公庁もよく求められてますからね。そして、批評されて、様々な側面が見えるものだと思います。

[参考にしたサイト一覧]
共同通信は、嘘記事と思われる記事とかでいったい何をしたがっているんでしょう
(愛・蔵太の気ままな日記:愛・蔵太氏)

共同通信の今年の総括(治部少輔の筆誅亭日乗:治部少輔氏)
日本マスコミ、先遣隊報道で政府と確執-ロイター記事全訳(Irregular Expression:gori氏)
今年も一年ありがとうございました。(霞が関官僚日記:kanryo氏)
2004/12/29のBlog
不確定情報、というか放送されていたのは事実なんだが
私自身が、この放送内容に関してうろ覚えなので確実なことは書けない。

2004/12/29 テレビ朝日「やじうまプラス」にて。問題の放送シーンはこんな感じ。

(うろ覚えの内容)

津波で両親とはぐれた少年が、他の被災者が降り立つ港に立ち尽くす構図

・すれ違う日本人に対し、家族の氏名と所在を尋ねる風景を撮影。

・テレ朝の記者(リポーター?)、少年に行方不明の家族のことなどをいろいろ質問する

少年、テレ朝記者の質問攻めに、たまらず涙を流す

・この映像を放映後、日本政府批判、首相批判に転じる。

福岡政行氏、テレ朝記者の質問手法を批判

発言要旨:「こんな状態の子供に聞く(記者の)ジャーナリストとしての常識が疑わしい。こんな事聞いたらトラウマになりかねない。答えられないから、(少年は)涙を流してる」

この件に関しては特に話題も盛り上がらず終了

こんな感じですかね。

正直、いつか行った日本テレビの女性記者が、新潟県での被災少女に質問攻めをするいつかの構図を思い出しました。こんなうろ覚え情報でも、批判していいですか?いいなら言っちゃいますよ!?

さっそく新潟の震災報道で批判されたのに、またやってしまいましたか!!!

(参考)
新潟中越地震報道関係(NHK、民放ニュースネットワーク)
(引用)
■NNNニュースプラス1 女子アナが女の子を泣かす(NNN)
(抜粋)
アナ 「○○ちゃんって女の子が亡くなったの知ってる?」
女子 「同級生だった」(健気に笑顔)
アナ 「知ってたの?」
女子 「仲良かった」
アナ 「その時どう思った?」
女子 「悲しかった」(泣き出す)

生傷を掻き毟ってどうする。こんなレポートは何の生産性もない。この取材を敢行したディレクターなどの「人としての感性」を疑う。


皆様の詳細情報、お待ちしております。