ニックネーム:   パスワード:
| MyDoblogトップ | Doblogポータル | Doblogガイド | ユーザ登録 | 使い方 | よくある質問 | ツールバー | サポート |
Joe's Labo
Blog
[ 総Blog数:486件 ] [ このMyDoblogをブックマークする ] [ RSS0.91   RSS1.0   RSS2.0 ] [ ATOM ]
2005/04/02のBlog
[ 20:10 ] [ 企業・ビジネス ]
変わりつつある学校推薦制度だが、大学によって、対応は大きく分かれている
のが実情だ。学生に自由応募での活動を全面的に解禁する大学。自由応募、推薦
にこだわらず、企業に求められれば推薦状を発行する大学。そして、あくまでも従来の
推薦制度に固執し、少なくとも求人枠のある企業に対しては、一切自由応募での
エントリーを認めない大学(古い大学に多い)。
問題なのは三つ目で、そういう大学の学生をうっかり自由応募で採用したりしようもの
なら、採用担当者は大学に呼び出され、こっぴどく怒られることになる。また教授に
よっては、求人枠に対する実績を維持するため、本人が乗り気でないのに
無理やり推薦してくるケースもある。
「いいからおまえはこの会社に行け!」という具合だ。

推薦制度は、研究で忙しい学生や地方の大学にとっては、確かにメリットがあるのも
事実だ。だが大学側で強制するべき制度ではないだろう。
2005/03/30のBlog
その学校推薦制度だが、ここ5,6年で大きく様相が変わってきている。
学校推薦一辺倒だった理系学生の中で、自由応募での就職活動を選ぶ学生が増えて
いるのだ。

理由は色々あるが、まず企業側の事情が大きい。IT系の新興企業など、従来の大学
との関係を持たない企業の多くが、自由応募という形で広く理系に門戸を開いている。
新興企業だけではない。金融やサービスなど、従来はあまり理系採用に熱心でなかった
企業も、最近は自由応募での採用に力を入れている。一般に、自由応募は学校推薦
より選考時期が早い。だからまず自由応募からエントリーし、そこで内定を採った時点
で就職活動を打ち止めにする学生も、けして少なくはないだろう。

これは従来ずっと強い関係を結んできた大企業も同様だ。彼らが関係を結んできた
機械系、材料系といった専攻だけでは、必ずしも社内のニーズを満たせる人材の確保
が出来なくなっているのだ。これを満たしていくには、学部学科、そして大学名にも
こだわらずに、広く自由応募で募集をかけるしかない。十年ほど前までなら、学校推薦
一本だけで技術者採用を済ませてきた企業が大半だが、現在は自由応募との二本立て
という企業がほとんどだろう。そして後者のウェイトは年々高まっている。

その結果、企業と大学の信頼関係は大きく揺らいでいる。大学は今までどおり推薦は
するものの、場合によっては「自由応募で全く内定を取れなかった学生」というケース
もある。もう企業の側も、推薦さえしてもらえれば必ずとりますよ、とは言えなくなって
いるのだ。
2005/03/27のBlog
[ 12:49 ] [ 採用 ]
理系の採用についての質問をいただいたので、ちょっとだけ解説。

学生が企業に直接応募して選考を受けるスタイルは「自由応募」制と呼ばれ、
文系学生で一般的だ。
一方の理系採用では「学校推薦制度」というスタイルが主流だ。
(もちろん企業や大学によって多少スタンスは変わるが)
これがどういうシステムかというと、一言でいえば
「就職担当教授が学生を企業に推薦する」
ということになる。
まず、企業が春頃に求人票を各大学に送る。学部ごと、あるいは専攻ごとなど
大学のシステムに合わせて送るケースが多い。
その後、大学内で就職希望学生に対して告知がされ、推薦が始まる。推薦枠に対し
希望者が多いようなら、学内で選考が行われることになる。

このシステム自体は、随分と昔から存在している。もともと、かつての高度成長期に
企業がとにかく大量に技術者を確保したい、という思惑から、既に採用実績のある
大学に対して推薦枠を設け、優先的に採用してきたという経緯だ。
文系が数回の面接を繰り返し、内定までに一、二ヶ月ほどかかるのに対し、
推薦方式だとせいぜい面接は二回、選考自体も一日くらいで終わるケースが
多かった。これはけっして「理系の方が受かりやすい」ということではなく、
企業側が求人枠を設ける代わりに、大学側も内部できっちり選考基準を満たせる
人材だけを推薦する、という暗黙の了解があったためだ。簡単に言えば、企業がその
選考プロセスの一端を大学側に任せていたといえるだろう。
大学側はきちんと企業の要求水準を満たした学生を推薦し、企業も推薦を受けた以上
はちゃんと採用する。この関係を維持するためには、両者の信頼関係の維持が非常に
重要になるのだ。
2005/03/21のBlog
労務行政研究所が大企業を対象に調査を行った結果、なんと経営側の9割近くが
成果主義に問題があることを認めたとのこと。

普通、経営側はこういう問題をなかなか認めたがらない傾向がある(特に人事部門)。
経営陣にしても、なかなか一般社員の評価制度までは実態を知らないケースが
ほとんどで、従業員の意識とはかなり温度差があるものだ。

にも関らずこの数字。やはり安易な成果主義導入の弊害は日ごとに大きくなり、トップ
も意識せざるをえないレベルにまでなってきているのだろう。
前作を出版してから、何十社もの企業の社員と話す機会があり、その度に自身が経験
したこととそっくりな状況が、そこら中の企業で起きていることに愕然としたものだ。
その中には、一般に「成果主義の成功例」と言われている企業もある。そういう企業
にしても、ただ一時的な好業績の陰に隠れて、じわじわと社内の荒廃は進んで
いるのかもしれない。特にそれら取材した人、企業ほとんど全てに共通するのは
「目標管理制度がほとんど機能していない」という事実だろう。

今、比較的早期に新制度に移行した企業の間で、制度の見直し作業が始まっている。
まだこれといった方向性は打ち出せていないように思うが、個人的には富士通の改革
がもっとも目指す方向性が明確な気がする。やはり導入が早かった企業ほど、改革も
早いのかもしれない。
2005/03/16のBlog
職員の大リストラを計画中の社民党だが、なんと職員に労働組合を結成されたらしい。

ことの発端は一昨年、選挙で大負けして仕事も交付金も激減したことに始まる。
当初は希望退職者の募集をしたが、予定通りには集まらず、指名解雇を行おうとした
矢先だった。

社民といえば、旧社会党以来、労働者の党として労働組合を強い支持基盤としてきた
経緯がある。最近は民主にその基盤を奪われつつあったが、そうはいっても全労協
など、依然として一定の協力関係は保っていたはずだ。今までさんざん企業を批判して
おいて、「自分のとこの職員は別ですから」とくれば、解雇される職員が怒るのも無理
はない。

ちなみに、企業が整理解雇を行う場合、解雇を回避するために努力したかなど
いわゆる「解雇四要件」を満たすことが厳しく問われる。社民党がこの努力をしたか
どうか、個人的には大いにあやしいと思う。立派な本部ビルなどもう必要ないのだから
売り払って賃貸にでも移ればいい。それくらいは、彼らが批判してきた民間企業なら、
どこでもやっている話だ。

社民の提言している政策に「安易な解雇の制限」「ワークシェアリングの導入による雇用の促進」がある。
まずは自分たちで実践してみせるのが筋だろう。

余談だがこの社民党労働組合、連合(民主系)に属するらしい。
団体交渉をまさか民主党が支援するわけにもいかないだろうが、今後の党首との交渉は
いろんな意味で要注目だろう。