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Joe's Labo
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2008/04/18のBlog
何かと話題のJパワーへの出資拒否について。
個人的にはちょっと違和感がある。国際間で資本の呼び込み合戦をやっている中、
こういうことやってたらまずいだろう。
というか政府自身、日本市場のピ-アールを行っているではないか。

アメリカも一部の企業に対する他国からの出資を規制した過去があるが、
あれは中国や中東といった政府と一体化した資金についてであり、さらに言えば
そういった国と何らかの軋轢を抱えているという点を重視したものだった。
そういう意味では、将来日本がイギリスと戦争するなんて想像している人はまずいないだろう。

仮に公共の利益を守りたいという狙いが本当なら、そもそも上場なんて
するべきではなかったはずだ。

国内資本だって、合理化のために公共の利益を犠牲にすることは
十分ありえるのだから。

そこで思い出されるのが羽田空港への外資の出資規制の動きだ。
あれに強硬に反対したのは、空港関連事業への天下り利権を持つ国交省だった。
元国営企業なだけに、どうせ同じような利権構造があるのだろうと思っていたら・・・

 
Jパワーは、大間のプルサーマルを前提とした原発を計画しており外資による株式買い増しが、
高速増殖炉ではなくプルサーマルを中心とする「なんちゃって核燃料サイクル」と原発利権に
影響が出ると経産省は考えたのだろう。
(河野太郎衆院議員ブログより)


要するに連中は既得権の維持にしか関心が無く、国がどうなろうが知ったこっちゃないらしい。
そういえば16日日経朝刊に、「ハローワークの一部窓口紹介の民間企業への開放」を
潰すために、自治労の一部が動いているという記事が掲載されていた。
民間のノウハウを学ぶとか求職者へのサービス向上とかいった概念はなく、ただただ
自分達の職を守りたいということだ。

腐っているという意味では、上も下も変わらない。
たまに「一部のキャリア官僚が悪いからと言って、公務員全部が悪いわけではない」
という擁護者がいる。正論だとは思うが、だからといって既得権の見直しを一切しなくて
いいとはならないはずだ。

現在大阪府では橋下知事が孤軍奮闘しているが、ガンガンやって膿を出し切って欲しい。
人を基準とした処遇から、仕事を基準とした処遇への見直しは、日本全国、官民問わず必要だ。
大阪が成功すれば、それは全国の自治体への一つのモデルケースとなるに違いない。
2008/04/16のBlog
先日の紀伊国屋セミナー。
なんだか演劇っぽいステージとライトに戸惑ったが、とても良い経験になった。
参加いただいた方にはこの場を借りてお礼を申し上げたい。
実は昨日は朝から名古屋に出張で、夜には相当グロッキーだったのだが、
なんだか話している間にすっかり気分がのってきたためだ。

要するに、聞き手が熱心だと、話す側も話しやすいのだ。

逆に最悪なのは(一部の)政党の勉強会や、委員会だ。
「おまえら聞く気が無いんなら最初から呼ぶなよ、こっちは忙しいんだよ」
と思ったことは一度や二度ではない。
どうも人間と言うのは、自分が聞きたくない情報はシャットアウトしてしまうファイアウォール
機能が標準装備されているらしく、利害が相反する意見は右から左に流れるようだ。
そのおめでたい機能を「バカの壁」と言い切った養老先生はさすがだと思う。

バカの壁を壊すのはとても難しい。
ただ、壁を壊さずに素通りして、先へ進むことは可能だ。
そういう人間がもっと増えたなら、壁の中にこもっている人たちも
やがては出てきてくれるだろう。


さて、一つとても深い質問があったので、未参加の人のために紹介したい。
「世代間の配分を変えただけでは、結局世帯あたりの収入は変わらないのでは?」
というものだ。
山田正弘先生は日本の若年層の雇用問題がヨーロッパに比べて顕在化しなかった理由に
ついて、安定した親世代による援助をあげている(パラサイト・シングル)。
個人的にも、この意見には一理あると思う。

ただ、課題は依然残ったままだ。一つは親世代が安定した世帯とそうでない世帯間の格差、
そしてもう一つは正社員と非正社員の格差だ。
結局のところ、これらの格差を是正するには、あくまで個人の能力をベースに処遇を割り振り
その上で政策による再分配を目指すのが筋だと思う。
現在の労働規制の問題点は、あくまで「同年齢の正社員同士」という枠内で格差に縛りをかけ
結果としてあらゆる変革のダイナミズムを奪っている点にある。
たとえばポストに相応しくない50代の部長さんがいたとする。
彼の処遇を保証するのも、彼を降格して代わりに息子を登用するのも、世帯あたりの
収入は確かに変わりないだろう。だが組織の新陳代謝は進まず、価値観は硬直化するはずだ。
日本がいつまでたっても同じ場所で堂々巡りしているのは、ここに原因があると考えている。

普段、なんとなく閉塞感を感じているという人は多い。
世代間の再配分によって世帯辺りの収入は変わらないとしても。
閉塞感がきっと今よりずっと薄れてくれるに違いない。
2008/04/13のBlog
「たかじんのそこまで言って委員会」の収録での雑感。
僕は関西に住んだ経験がないので、この番組は見たことがなかった。
なので、スタジオの隅で見ていて感じた第一印象は
「えらい熱の入った討論番組だな」というもの。
かたじんて、こっちで言うと「みのもんた」みたいな人か。

僕自身は40分くらい出ていたはずだが、たぶん実際には編集で半分くらいには
なっていると思う。どの部分が使われてどこがカットされたのかは分からんので
なんとも言えないが、まあなるべくコアな部分を使ってくれていると思いたい。

パネラーは10人くらいいたが、全員畑違いの人(というかアウトサイダーばかり!)
なのでなかなか上手くかみ合わない。
一回のコメントで論点まで引っ張って、こちらのピーアールまでつなげるのは
なかなか難しいのだ。

ところで、以外だったのは山口もえさん。
完全にボケ担当だと思うのだが、一番的を得た発言をしていたように思う。
たとえば、終身雇用がいいか、それとも転職によってキャリアアップを図るのが
いいのかという議論の際。突然「アンパンマンの歌」を歌いだした時は
「大丈夫か!?」と思ったものの…。歌詞を聴いて思わずうなってしまった。
【以下、転載】
 なんのために 生まれて
 なにをして 生きるのか
 こたえられない なんて
 そんなのは いやだ!


これ、そのまんま核心に触れている。少なくともあの場の人間の中で、
問題の本質をもっとも理解していた人だと思う。

考えてみれば、ボケるということは、論点を理解したうえで微妙に外さないといけない
わけで。
とすると、実は彼女はメチャクチャ頭の回転の速い人なのかもしれない。
2008/04/11のBlog
4月13日13:30~ 出演予定
詳細はコチラ
2008/04/10のBlog
なんと4月6日付けの読書欄に掲載されていた。
Webにもアップされているので、興味のある人はコチラへ。

なんだ、やるじゃないか朝日。ちょっと見直した。
もっとも、書評なんて評者が勝手に選んで書いたものが中心だから
あまり色なんて付かないのかもしれない。
僕自身、共同通信さんで月一回書かせてもらっているが、自分で選んだものについて
あれこれ書いている。
「これNGです」なんて、よっぽどのことがないとありえないのかもしれない。

ただ、その“よっぽど”なケースについて、実際に聞いたことがあるのも事実。
そこらへんの線引きは外野からは中々見えてこないけれど、
今回はセーフだったということか。