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おかねのこねた : 賢く、楽しく、ユックリ投資 by 春山昇華
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2006/09/11のBlog
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$600割れ!
そして、ここは200日線の下値抵抗線!

それにしても、商品は怒涛の下げだ。
2000年のITの下げのようだ。
アメリカの金融政策の転換期において、株式市場の様子を振り返ってみました。
(自分の記録用なので、くどくど書いてます。文字が多くてスイマセン、)

株価は、金融政策の引き締めへの転換を予想し始めた2004年1月を起点に、二極化相場が進展しました。(実際の引き締めは、2004年6月から開始された。)
二極化の背景は、①『予想以上に強い最終需要 + 枯渇する資源・エネルギー』&『引き締めによる将来景気の腰折れ懸念』というペア・トレードと、
低金利・低成長先進国ショート+高金利・高成長エマージング諸国ロングというキャリー・トレードです。
予想以上に強い需要の原因は、低金利政策に起因するアメリカの住宅バブルと、不動産価格上昇を背景にした銀行の不動産担保ローンの貸し出し態度の極端なアグレッシブ化、リスク感覚の麻痺、および、国内に投資の投資対象だけでは使い切れないほど巨額化した産油国の経常収支黒字(年間約90兆円の増加を示しております。)がもたらす暴力的な流動性の嵐が、世界中にeasy moneyとして潤沢に供給されてきたからです。

『予想以上に強い需要 + 枯渇する資源・エネルギー』というStoryが、素材セクター&資本材セクターの持続的な利益成長(=通常よりも長く、かつ、大幅な)を発生させました。
その結果、安定消費セクターとヘルスケアー・セクターは、その業績変動リスクの低さにもかかわらず、素材セクター&資本財セクターのlong positionに対するshort position側として、ペアトレードの対象になり、株価が下落しました。
特に薬品セクターは特許切れ、ジェネリック薬のシェア拡大が売りの材料とされ、株価は大幅な下落を蒙りました。
-----------------------------------------------------------------
その結果、エネルギー株のPBRは上昇し、ITセクターのPBRは低下しました。
“素材セクター&インダストリー・セクター” vs “安定消費セクター&ヘルスケアー・セクター”というペアリングでも、同様なPBRの相対的な動きがありました。
“素材セクター&インダストリー・セクター”のPBRが上昇し、 “安定消費セクター&ヘルスケアー・セクター”のPBRは、下落しました。
エネルギー・セクターのPERは低下しています。利益・EPSの上昇ほどには株価が上がっていないのです
これから直面する“探鉱・生産活動に要するコストの上昇”による利益率のピーク・アウトを視野に入れ始めたのかもしれません。
最近の決算では、想定以上のコストの上昇、『コスト・オーバーラン、Cost Overrun』を述べる企業が増加しています。

ITセクターのPERは、市場なみに低下しています。市場全体も、利益・EPSの上昇ほどには株価が上がっていないのです。景気モメンタムの低下による企業収益の伸びの鈍化を投資家が心配している証左でしょう。

素材セクターは、Early Cyclicalという性格を反映して、Fedの引き締めが始まるまでの景気回復初期にPERが跳ね上がりました。インダストリー・セクターは、ややLate Cyclicalという性格を反映して、Fedの引き締め開始後にPERが穏やかに上昇しました。
しかし、 “素材セクター&インダストリー・セクター”のPERは、引き締めの終焉が視野に入り始めた2006年春以降は、景気モメンタムの低下を織り込み始めて、急速な低下を見せています。いわゆる『決算は悪くないのに株が下がる』現象が起こり始めたのです。
“安定消費セクター&ヘルスケアー・セクター”のPERは、 Fedの引き締めが始まるまでの景気回復初期においては、穏やかな下落をしましたが、引き締めが始まるとゆっくりと回復しています。また、 “素材セクター&インダストリー・セクター”のPERが、景気モメンタムの低下を織り込み始めて急速な低下を見せると同時に、やや大きめのPER上昇をしめしています。いわゆる『決算は飛び上がるほど良くはないのに株が結構上がる』現象が起こり始めたのです。

--------------------------------------------------------
二極化相場を支えたStoryの2個のエンジンの内、一個は停止しました。
『低金利政策に起因するアメリカの住宅バブルと、不動産価格上昇を背景にした銀行の不動産担保ローンの貸し出し態度の極端なアグレッシブ化、リスク感覚の麻痺』というエンジンです。

昨年秋以降、徐々に住宅の値引きが広がっています。

1980年代のS&Lクライシスとその後の後処理を振り返ってみると、1990年代前半の5年~6年間の不動産価格は、後遺症・後処理のために、他の資産との相対感ではかなり低迷が続きました。当時のアメリカでは、株価が上昇していたし、インフレもソコソコあったので、日本のようなデフレに陥って不動産が暴落することにはならなかったですが、当時不動産を投資として保有していた投資家は、大変イライラしていたと思います。
もうひとつのエンジン(枯渇する資源・エネルギー)も、景気モメンタムの低下を考慮すれば、過去のような資源・エネルギー価格の持続的な上昇は困難になっていると思います。

国際政治状況も戦争(武力による強圧的解決)から平和(交渉による解決)へという流れが始まりつつあると感じておりますが、その流れが徐々に強まるのであれば、相場の質はかなり変化することは確実でしょう。
2006/09/09のBlog

もうすぐ決まる安倍総理、、小泉首相は、卒業旅行で海外で楽しみ中です、、
さて、安倍総理になったら、何がどうなる????
皆様、お気軽に、、、、ここは井戸端会議的コメントの掲示板ですよー
コメント、ご自由に、お書きください!
[ 21:19 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
以前、[アクセス・コストの低下は人類の発展を加速させ、効率性も加速させる]という記事を書きました。

今週、ITmediaNewsに出ていた『Googleで200年以上前のニュース検索が可能に』という記事には、飛び上がって喜びました。
===============内容転載============================
米Googleは、200年以上前の出来事や、当時の人々に関するニュース検索を提供する。
 Google Newsで「News Archive Search」をクリック、検索文字を入力すると検索できる。
 過去の歴史的な事件や人物をGoogle Newsで検索すると、該当する様々な年代の記事が表示される。例えば、1969年の月面着陸について検索すると、1969年当時に書かれた記事だけでなく、過去40年間に書かれた様々な分析記事を閲覧することができる。記事は年代別、出版物別に分類されているので、左下の年代や出版物名をクリックすれば、その分類での絞り込みも可能だ。また右上の「Show Timeline」をクリックすると、年代別に順を追って表示される。
過去の記事情報検索には多くのメディアが協力している。TIME.com、Guardianなどは無料でアーカイブを提供。New York Times、Wall Street Journal、Washington Post、Newsweek Interactiveなどの報道メディア、またAccessMyLibrary.com、Factiva、HighBeam Research、LexisNexisなどの情報収集企業などは有料で情報提供している。
 現在では英語が中心だが、ほかの言語のニュースも含まれている。また、英語以外の言語におけるコンテンツパートナーと提携し、各国語版のニュース検索サービスを提供することも計画している。
=========================だそうです、============================

これは、うれしい!
先祖が苦労してたどり着き、残してくれた"人類の英知"を効率的、低コストで利用できるのです。知恵とは、自分が思いつくよりも、先達に教えてもらうほうが多いですし、先祖が苦労して残してくれた知恵を図書館に死蔵されることは先祖は望んでいませんよね。
我々も馬鹿な失敗をする回数が減るでしょう。そうなれば先祖も大いに喜んでくれると信じています。
前回[関連したBlog]で、『200日線(黄色)と、前回安値(白線、今日は緑線)がダブルのサポートなので、ここは一旦反発するだろう。その反発が短期の空振りであれば、これは大崩になるだろうし、持ちこたえれば$75の節目まで戻るかもしれない。今週から来週にかけては、原油のロング筋、ショート筋は固唾を飲んで見守っているだろう。』
と、書きました。

結果は、なんと!ブレイクされました。
静かなブレイクでした。

何故だろう???
考えてみた。
思い当たるのは、投資家の頭の中の"エネルギーのリザーブ"が増加するニュースが3個あった。多分、これがジワジワと効果を発揮したのだろう。
アメリカのメキシコ湾で油田が発見された。アラスカでパイプラインが事故を起こして騒動になった油田の規模よりも大きいらしい。
中国で油田が発見された。これもま大きい方だろう。
インドネシアのガス田に関して、インドネシア政府から発表があった。権利を獲得しても開発をしないエクソンに対し、来年1月までに開発しないから、権利を剥奪するという内容だ。『買ってくれる客がいないのだ、、でも放棄はしない、、、』とエクソンは言っている。

短期はどうであれ、2~3年後は、資源枯渇が緊急課題になるのだ!、、、というピーク・オイルを信じている投資家の一部の自信が揺らいだ一週間だったと思う。
さて、いつもの定点観測をする。
原油、黄色線は、半年では行って来いで、元値に戻ってしまいました。先物のロング・ポジションを維持することで投資をしている人は、コストがかさんで結構な損失になっている。その背景は、以前書いたとおりです

ゴールド、赤線は、ダラダラしてます。
世界が、戦争拡大から、平和を望む方向へ行きたがっている事を微妙に感じ取っているからでしょうか? 
でも、ブッシュは中間選挙さえ終われば、何をするか分かりませんよ。 盗聴も、特別収容所も、特別予算も、、、ブッシュの考えるアメリカ流を押し付けるためなら手段は何でも許される、、、それが彼の考え方ですから、、、

ニッケル、緑色は、とんでもない急騰後のもみ合いです。
何も特別なニュースは無いです。

、白線は、堅調です。
アメリカの商業用ビルの需要が好調、BRICs経済はOKなど、実需が支えているのでしょう。
[ 17:15 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
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今週は、パフォーマンスに関しては、概して静かな週でした。
マーケットは、ハイテクの外の世界、資源エネルギーとか、BRICs・エマージングとかは、にぎやかに上へ下へと騒がしかったですけど、、、、

さて、今回から、売買手数料も加味して、パフォーマンスを再計算した。手数料率は、0.5%とした。ネット証券と比べれば、やや割高だが、この料率で計算しておけば、保守的でゆとりがあるだろう。
設定来のパフォーマンスは、+11.3%である。
グーグルは、全く動く気配が無い。
動かないので、目先筋の関心の外に置かれているだろうし、長期投資家もイライラがつのって、表面的な割高感から少しずつ売っているのだろう。
まあ、そろそろ動いても良い時間帯になったと感じている。
セールスフォース・ドットコムは、8月の急騰後の"揉み合い"が続いている。特にニュースも無い。
アカマイは、7月の好決算を受けて急騰した後、もみ合っていたが、少し動き始めたようだ。過去のITバブル期の悪い記憶が残っているので、保有している投資家が少ないので荷もたれ感が無いのだろう。

9月はハイテクを含め、アメリカでは夏休み明けのセミナーがギッシリ詰まっている。何か景気の良いことを言ってくれるのでは、、、、そんな期待で株価が動くのも、9月の特徴だ。色々セミナーに出て見てみたい、聴いてみたい、、、、でも、ちょっと時間も金も余裕が無い、、、、でも、私にはWebがあるから、大丈夫です!!
アップルは、9月12日に新製品発表会があるので、これを材料に動き始めた。直前の高値に並んだ。
" It's showtime!"と名づけられた9月12日の発表に対する期待が株価に入り込んでいる。当日のGood要因の半分以上は折込済みだ。

当日のサプライズはなんだろう? それが何であれ、過去3ヶ月の市場の雰囲気では、材料出尽くしで下げるのが一般的な状態だ。もし、下がらなかったら、市場の雰囲気が好転したと判断して良いだろう。
2006/09/08のBlog
トラックをつくっている会社の人と会いました。
トラックと言えば、黒い煙、粒子状物質、SOX、NOX、CO2、、、まるで地球温暖化、環境破壊の悪玉のようなイメージです。

でも、彼曰く、、、それは、5年以上前のことで、今は実態とイメージ、認識が全然違うんです、、、、



右は、ISUZUのHPからコピペしました。
欧州は、排ガス規制が世界で一番厳しい地域です。
しかも、もうすぐ規制強化が実行されます。

今年の夏は、規制強化導入前のトラックを買おうという企業がトラック購入の大量オーダーを入れてきたので、記録的な売り上げの伸びとなったそうです。なんでも、会社始まって以来の新記録と言ってました。
彼曰く、規制強化後のトラックは、値段が+5%~+10%高くて、燃費はやや悪いんだそうです。駆け込みで規制強化前のトラックを買うのもうなづけます。

ただ、ドイツは、規制強化後のトラックに対しては、高速道路料金の割引があるそうで、規制強化後のトラックも意外にオーダーが入って来ているので驚いていると、彼は言ってました。

しかし、彼の話で面白かったのは、
①排ガスをクリーンにすると燃費は悪化する。これは基本的にトレード・オフの関係だ。
排ガスをクリーンにしても、燃費が悪化すれば、燃やす軽油の量は増加するので、全体のSOX、NOXなどの排ガス量がどれほど減るかは疑問がある。これは計算上明らかな部分だ。
②なお、2008年以降に計画されている排ガスクリーン化のよって削減される地球環境悪化防止度合いは、運転手がタバコを一服すると帳消しになる程度の改善度合いでしかない。
③その微々たる改善度合いのためにつぎ込まれる企業の資金と政府の補助金(=税金)は巨額である。
④計算上は、2008年以降の規制よりは、禁煙を推進するほうが、地球環境の改善には効果的なのだ。しかし、そんな理性・算数は通用しないのが、欧州の状況だ。排ガス規制は、政治問題化してしまったので、選挙に勝つためには、算数・理性よりも、感情をあおる側に味方するしかなくなっている。
、、、という話だ。

これは、へーっ、、、であった。
タバコは、農業問題、農民の得票問題、タバコ税収問題、、、ですから、理性・算数じゃ無い、、、、うーーん、日本も同じかもしれませんね。
2006/09/07のBlog
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いろんなブローカーが"Buy"と言いはじめました。
長期的には良い会社でOKだと思いますが、昨日、本日の上げはチョットやりすぎだと思います。

短期的には、Hot Milkが沸騰しています。
飲むと"舌を焼けどする"状態だと思います。

中国市場に海外から流動性が流れ込み始めましたので、いろんな株、特に内需関連は、循環物色状態になってきました。 出遅れの銘柄に回った方が、資金効率は高いと思います。
2006/09/06のBlog
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Web2.0ファンドに組み入れている4銘柄、①グーグル、②セールスフォース・ドットコム、③アカマイ、④アップル、の日本版を探す。今日は、セールスフォース・ドットコムを考えてみる。

セールスフォース・ドットコム
セールスフォース・ドットコムは、どの部分でWeb2.0の企業だと判断したのだろう?
そして、それと同じDNAを持つ日本の会社は?

90年代は、20:80の法則が、もてはやされた。上位20%の顧客が、利益の80%を生む。弱小顧客である80%に対しては手抜きをし、上位20%の顧客に集中せよ!、、、という効率重視の姿勢だ。しかし、それは一見、表面上、効率的に見えただけであった。供給側、販売側が顧客の本当の要望を誤解していただけであったことが露呈した。

20:80の考え方のソフト屋がつくったソフトウェアなんて、使わない機能がテンコ盛りである。多くの場合、過剰な機能、過剰な性能、過剰なqualityを、顧客に押し付けていただけだった。このような屋上屋を重ねるような過剰提供に対して、顧客は満足感を感じないばかりか、対価を支払うのを拒否し始めたのだ。(マイクロソフトのエクセル95以降のバージョンに対するユーザーのやんわりとした拒否反応がソレである。)

セールスフォース・ドットコムが、提供しているソフトウェアは、80:20の法則と言えるだろう。 
つまり、80%程度の性能・機能であっても、価格が20%程度であれば、非常に大きな需要をエンジョイできるということだ。
不要不急の過剰提供を除去し、良く使う80%に絞り込んだものは、価格がく、導入が簡単で、使用者の習熟もく、多くの人が便利だと感じるのである。

要は、基本的な機能を備えた製品を、手ごろな価格で喜んで購入するような顧客、、あまりギリギリの高度な要求に厳しくない顧客、、、これは非常に大きなマーケットなのである。

これをWeb2.0用的に言えば、『long tale;ロング テール』の派生形態だろう。90年代に大企業が切り捨てた80%部分の最大公約数に対するビジネス・モデルだ。

セールスフォース・ドットコムは、80:20を実現するために、
Software as a Serviceという手法を引っさげて、ソフトウェア業界に進出した。
ソフトの導入時に多額の金を徴収しないで、使った分だけ月額料金を払ってもらう手法である。しかも、その料金がとんでも無く安価なのだ。
セールスフォース・ドットコムに関しては、
セールスフォースドットコム(CRM)は、グーグルと並んで、Web2.0企業の代表銘柄①
セールスフォースドットコム(CRM)は、Web2.0企業の代表銘柄 ②
を参照してください。

しかも、80:20の法則で提供される基本的な機能を備えた手ごろな価格の製品は、大企業が心酔した20:80ルールの20の部分、重要顧客(=要求レベルが厳しい顧客)をも侵食し始めたのである。 つまり、それほど供給側の論理で過剰提供がはびこっていたという証左である。

セールスフォース・ドットコムが歩んでいる『既存のestablishmentを破壊する手法』には、Web2.0の企業としてのDNA(新しいビジネスを切り開くDNA)が内包されているのである。
そして、既存秩序(=実は幻想なのだが)を破壊するからこそ、そのビジネス・モデルの成功確率が高いと判断できるのである。

では、セールスフォース・ドットコムと同じDNAを持つ日本の会社は??
業界としては、いわゆる『ASP業者:Application Service Provider』と呼ばれる企業に候補企業が存在すると思う。

==続く==
2006/09/05のBlog
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すったもんだしましたが、やっと改正安が明らかになりました。(右は、朝日新聞のHP)
マスコミで報道・リークがあったので、それほどビックリでは無いですが、株価はそこそこポジティブに反応しました。

先がどうなるか分からない、、、、そういう時が、株価の下落が一番激しいわけです。しかし、良かれ悪しかれ、内容・材料が白日の下にさらされると、株価は冷静さを取り戻すものです。
改正案は重要なので、asahi.comを転載させていただきます。
===============
"灰色金利、過払いは「任意」を明記 貸金業法改正案"
 貸金業の規制強化に向けて、金融庁が自民党金融調査会に提出した貸金業規制法などの改正案の全容が明らかになった。利息制限法の上限金利を超えるグレー ゾーン(灰色)金利については、撤廃までの3年間、超過分の支払いは義務ではないことを契約書に明記させる。借り手にとっては任意の支払いとみなされ、あ とで返還請求が難しくなる懸念がある。このほか少額・短期の融資に特例で高金利を認めるなど、業者側への配慮が目立つ。一方、借り手1人あたりへの貸付総 額は「年収の3分の1」という新たな上限を導入する。
自民党金融調査会は5日の貸金業小委員会で金融庁案の検討を始め、早ければ今秋の臨時国会での法改正を目指す。施行は改正から1年ほど後になる見通し。
 金融庁案によると、施行から3年後に、出資法の上限金利を29.2%から20%に引き下げ、上限金利を利息制限法の上限(元本に応じて年15~20%)に一本化する。
 施行後3年間は灰色金利が残るが、利息制限法の上限を超える金利は支払い義務がないことを、融資の契約書に明記するよう法律で義務づける。
 現在、灰色金利は客が任意で支払い、契約書面が整っている場合に例外的に有効とみなされる。実際は客の大半がこうした事情を知らず、後から利息超過分の返還を求める訴訟が相次いでいる。返還費用は消費者金融大手4社だけでも年間1500億円に上る。
金融庁は「契約時に決めた金利を、後から返還請求するのは見過ごせない異常事態」とする。
 だが、契約時は業者が借り手より優位にあり、客が「任意の支払い」を断るのは難しい。多重債務問題に詳しい青山定聖弁護士は「一見、前進のように見えるが、過払い利息の返還を求められなくなる危険性が非常に高まる」と指摘する。
 上限金利引き下げ後も少額・短期に限って高金利を認める特例については、個人向けが「元本50万円まで、期間1年以内」と「30万円、半年以内」の両案あり、2~3社からの借り入れを認める。ただし、他に通常金利の借入残高がある客には適用しない。
事業者向け特例は「500万円、3カ月以内」で、他に通常借り入れがあっても適用できる。手形決済など緊急の資金繰りに対応するためだが、現在も事業者向け名目で会社員や主婦に貸し付ける悪質な業者がいるため、悪用が懸念される。
 金融庁は、融資の審査を厳格にすることや、借り手の返済能力を超える融資を禁止することなどで、規制逃れを防ぐ考えだ。
 業者には融資に当たって、信用情報機関を通じて客の借り入れや返済状況を確認するよう義務づける。借入残高が1社あたり50万円、他社も含めると100 万~150万円を超える客には、給与明細書などの確認を求める。さらに、信用情報機関の情報で借入残高の合計が年収の3分の1を超える場合は、融資を原則 禁止する。
 このほか、信用情報機関のデータが営業行為などに悪用されないよう、情報機関の役職員や貸金業者が融資審査以外の目的でデータを使った場合は罰則を科す。
貸金業者に義務づける純資産の最低額については、現状の300万~500万円から5000万円まで段階的に引き上げることを検討する。悪質業者の参入を難しくするのが狙い。現在、1万4000の登録業者のうち、純資産額5000万円以上は4000弱にとどまる。
===============
改正案が出たので、サラ金を買おうかと考えている投資家は、買収価格の算定作業が可能になります。

私は、現在のサラ金は全員買収されて、10年後は名前が変わるか、消えていると思います。

消費者金融サービス革命が、正にスタートするのです。
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5ヶ月の調整が終わり機が熟していたのですが、昨日発表された上半期の決算は、素晴らしいものでした。株価は素直に好感して上昇しました。

売り上げは、前年比+59%
利益は前年比+39%です。
原料コストの上昇は継続していますが、以前よりはマシになったようです。
これで、水準訂正だと思います。
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8月は資源・エネルギーが結構な調整局面を経験した。
これがこの数年定期的に来た絶好の買場としての短期の下落なのか否かは、議論が分かれている。今朝の日経の論(右のコピペ)は、『ここは買い!』という強気説である。
原油価格は、先日のハリケーンが肩透かしであった事を引き金に、ズルズルと下がって、チャート・ポイントに近づいた。(2番目の赤丸)

200日線と、前回安値(白線)がダブルのサポートなので、ここは一旦反発するだろう。
その反発が短期の空振りであれば、これは大崩になるだろうし、持ちこたえれば$75の節目まで戻るかもしれない。今週から来週にかけては、原油のロング筋、ショート筋は固唾を飲んで見守っているだろう。
-----------------------------------------------------
今日、ISIの面白いチャートを見た。
例によって、過去の法則からすれば、、、、というものだ。

最初のチャートは、景気の最初の強い回復期が終わって、中ダレ期間(Mid-Cycle Slowdown)に入ると、これまでは商品価格は下落しました、、、というものだ。
平均で、▼14%の下落だそうだ。

$78の原油価格の▼14%=$67、、です。
何だ、もう調整終わりか、、、、、、?????
--------------------------------------------------
次のチャートは、1995年と似ている、、、、です。
ここで説明させていることは、
アメリカの非鉄金属の需要は価格上昇で激増しているように感じるが、値上がりを除けば減っているのだ、、、1995年も、そうだったし、今もそうだ、、、

へーっ、、、、、、そうなんだ、、、です。

えーっ、でもBRICsがあるから、世界全体では、ガンガン増えてるハズですよね!?
by Nomura
2006/09/03のBlog
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①グーグル、②セールスフォース・ドットコム、③アカマイ、④アップル、の4社です。 これらの4社の日本版を探す。今日は、グーグルを考えてみる。

グーグル
グーグルのグーグルたる所以は何だろう。そしてその所以・DNAを持つ日本の会社は? そのために、まず、グーグルのビジネス・モデルを理解し、同様なDNAでビジネスを展開している企業を検索してみる。

グーグルの武器は、優れた検索エンジンである。
では、Yahoo!や、マイクロソフトの検索エンジンと比較して、どこがどう優れているのだろうか?

実は良く表現できない、記事・文字・文章で書けないのだ。使っていて、ジワジワとグーグルの良さが分かる、、、とか、、、検索の結果、出てきたサイトの候補が、探しているものである確率が高いように感じる、、、、
そう、感じるのである。

最近にわかに秋葉原で盛り上がったインテル vs AMDのCPUのスピード測定競争のように、数値で明確に把握できないのだ

たまたま先週、ある証券の非常にセンスの有るリサーチ・セールスのX氏から、この変の事を整理して理解できる資料を頂戴した。"一橋ビジネスレビュー 2006 SPR"のP.6~P.24に掲載された『時限の見えない差別化』脱コモディティ化の戦略を考える、、、という特集論文だ。(最初のページを読んで、これだ!と思って近所の本屋に走っていったが、3月発売で、さすがに在庫は無かった、、、)

詳細は別の機会に書こうと思うので、今回は詳細は略すが、要は、『他社の似たような商品・サービスよりも顧客から支持を得る』理由を"見せない、教えない、開示しない、ベールに包んでしまう、ブラック・ボックス化"、とか、追随が容易な数値目標から別次元の"満足感・好感度・好き嫌い・コンセプト"とかいうレベルに置き換えてしまう、とかいう戦略を採用して、商品・サービスのコモディティ化を防止して高い利益率をするという論旨である。

さて、グーグルの場合は? 私の理解(というよりも、感触)では、
①検索エンジンのアルゴリズムが、ライバルよりも優れている。つまり、優秀なプログラムなのだ。
②さらには、その検索エンジン(=ソフトウェア)を動かシステム(=コンピューター)が、ライバルよりも能力が高い・優れているのだ。

①+②=検索の結果、出てきたサイトの候補が、探しているものである確率が高い、、という結果になるのだ。

しかし、グーグルは、『検索エンジンが優れている』という表現を前面に押し出して、他社との比較などしない。
どこがどう優れているかを、開示せず、ブラック・ボックス化する戦略を採用しているのだ。

なお、グーグル製コンピューターの"秀逸さ"とか、そもそもコンピューターって、、、に関連して、『マックが、生活パターン、時間や空間の雰囲気を変えます! 』という記事を書いたが、私が今日書いている綸旨の背景でも有るので、時間があれば読んでいただければと思う。
私は、優れた検索エンジンを動かすためのコンピューターまで自分で創ったところが、グーグルの圧倒的な強みで、他社が追随できない点だと認識している。

さて、ではこのようなグーグルの
1.強み(Soft+Hardの秀逸さ)、
2.戦略(ブラックボックス化)、
3.DNA(最適なコンピューターをも自作する、目的達成へのあくなき探究心
を持った日本企業はどこだろう????

??????????????????????
今日は、思い当たらない。

今日、Web2.0に関する理解は、日経新聞の先日の記事にも書いてあったが、コストの安いオープンソースを使い、、、などと単純に書かれている。しかし、私は違うと思う。
グーグルは、オープンで無いから強いのだと思う。

今日現在、日本企業で見つけられていない。
見つけたら、必ず投資したい!
そんな企業、本当に超稀なハズだ。

参考:Web2.0 : グーグル・インパクト