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おかねのこねた : 賢く、楽しく、ユックリ投資 by 春山昇華
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2007/05/16のBlog
先週末に見たニュース(右のコピペ)です。
牛乳が無くなる!というのがありました。

ここ数年の商品相場とロジックは同じです。
①BRICsなどで需要急増している。
②しかし、農業の補助金削減で、供給は減少。
③農家がやる気を起こす価格まで値上がりしないと、需要を賄えない。
=======一部転載========
ラボバンクの乳製品アナリスト、マーク・フォールベルゲン氏は、現在、中国では1日平均一人当たり1.3オンス(約41ミリリットル)の牛乳を飲んでいるが、同国の需要は向こう3年間、年率最大15%の伸びを示すと予想している。また、インドについては牛乳消費が3%、乳製品が7%増加するとみている。同氏は「中国政府が、学校で子どもたちが牛乳を飲むことを支援しているため、同国の1日当たりの消費量が最も伸びるだろう」と予想。「このことは、中国で成長期にある子どもたちが毎日牛乳を1杯飲んで育っていることを意味する。中国人は伝統的に毎日牛乳を消費することはなかったため、これは全く新しい出来事だ」と指摘する。
========================
中国で、牛乳と言えば、蒙牛です。
さて、原材料高で利益が減少と解釈するか?
牛乳需要の増加を評価するか?
どっちに転ぶかな、、、

蒙牛は、一昨年から大量の乳牛をオーストラリアから輸入して、牛の確保に努めてましたが。。。。。
2007/05/14のBlog
[ 21:06 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[4月25日:ロシア懸念と、日銀の利上げ懸念とで、、、先物売り、新興市場売りが加速]というエントリーのフォローアップです。

メイン(?)マーケットの日経平均と新興市場(例えば:マザーズ市場)の又裂き状態は解消するどころか、さらに又裂きが拡大しています。
右図を見ると、マザーズ市場と、日経平均は全く無関係に動いている別の市場のように見えます。
はぁ、これは、あきれてしまいます。

こんな時二つの考え方が浮かんできます。
①そろそろだ!
②まだまだだ!
どっちが正しいと言えるものでもなく、表面的に反応して売買する事でもなく、、といったことですが、、、、

とりあえずこんなひどい又裂き状態ということは記憶に留めたいと思ってこのエントリーを書いているだけなのですが、、、
[ 15:49 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]

さあ、始まりました。
戦い、饗宴、どう表現しようと、、始まりました。
朝の寄り付きは、予想通り
国内株売りの、HK株買い

でもあっという間に全面高!

そう、これがバブルです。
どれ程の期間続くか?

わかりません。
怖くなって、途中で降りた人が、
まだ行ける!、、、そう言って再突入する、、

そんな事態が重なってピークを迎えるのだろう。
2007/05/13のBlog
[ 23:51 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[前回のBlog]で、決算書と、決算説明会資料がHPにあるのを紹介しました。

この週末に、その二つの資料を読みました。
そして、昨年の4月の状況(株価、352000円)と現在の状況(株価、95900円)を比較して、昨年株価が何を織り込んでいたか、そして現在株価が織り込むだろう数値はどんなものかを比較してみました。

1番目の図は、昨年4月22日、株価:352000円の当時に、株価が織り込んでいると推定される数値を作成したものです。
売上が+40%~+50%の速度で増加し、
利益率がじりじり上昇(17%=>24%)する

という内容でした。

2番目の図は、先日の会社のガイダンスを元に、株価はこんな数値を織り込むのだろうと作成してみたものです。
売上が+35%の速度で増加し、
利益率は当初想定よりもかなり低空飛行をし、
利益率は、大幅落ち込み後は、じりじり上昇するものの大幅な上昇はしない
(17%=>0.1%=>9%=>15%)

という内容です。

昨年の状態(=期待に満ちたパンパンの状態)からみれば、ひどい内容(=まあ、こんなもんでしょ!という状態)に落ちぶれたわけですから、株価は下がってしまて当然で、甘受せざるを得ません。

ただ、二つの今日を比較すれば、
現在の株価がどの程度下がりすぎているのか?(または、下げがまだまだ不足なのか?)の想像はできます。
また、今後上方修正が出た場合の現実的な株価の反応も想像できるだろうと思います。

さて、株価は一年間で、▼73%の下落です。
現状ですが、
売上:+35%成長、
利益:+35%~+40%成長
と推定されます。

この場合の妥当PERは、3年後の利益に対して、PER=50倍程度だと推定されます。
投資家の期待が地に落ちていれば、PER=40倍、パンパンに膨れれば、PER=100倍という、結構な幅がでるビジネスです。現在、100倍なんて絶対に馬鹿にされる数値ですけどね、、、
さて、超簡単に利益額、EPSなどを推定して、それに対してPER=40~100をあてはめて株価のレンジを推定しました。

95900円という株価は、
08年3月のEPS=1717円の55倍
09年3月のEPS=2642円の36倍
10年3月のEPS=4068円の24倍
11年3月のEPS=6124円の16倍
です。

本日の結論としての推定は、
次の決算(7月31日)までは、来年のEPSより先の将来に関しては、誰も信用しない。その後、投資家の信頼が年末に向かって徐々に回復し、09年のEPS~10年のEPSを想像しながら株価が形成されるようになる。

であれば、
7月31日までの高値は、13万円、
8月から年末にかけての可能性は、15万円~18万円、
と推定されます。

[関連したBlog]

明日から始まるバブルの総攻撃的な相場は、
①EPSの世界では無い、PERの拡大相場に過ぎない。
②PERの拡大の要因は、行き場を失った資金の流れ込みに過ぎない。
③資金が行き場を失った背景は、長期的には誤った経済・金融政策だ。
④中国の政治体制・経済体制の歴史、現在の国民生活、政治体制の短期的な安定を優先的に配慮したポリシーが、短期的な痛みへの配慮>長期的な痛みへの配慮という帰結になるのは当然だ。

現状の背景を別の側面から説明すれば、それ以外の選択肢は、政治的に存在しないのだから、こうなっていると言える。
日本の80年代後半に福井日銀総裁は存在せず、日本の90年代前半には小泉政権が無かったのと同じだ。

ただし、何事にも物理的、算数的な限界がある。
地球より大きくはなれない。


資金が、行き場を見つけた時、、、EPSがOKでも、株価は下がる

さて、同じ阿保なら、踊りゃな!
でも、醒めて踊ろう!
[踏み上げ太郎さんのBlog(シリーズ物六部作)]に詳細がありますが、ついに発射してしまいました。これで、もう戻れません、かつてのPERのレンジには、、、

日本のバブル時代、PERが50倍~80倍だったように、中国株のPERレンジは、バブルレンジに駆け上がって、そのまましばらくの間は高止まりするでしょう。かつての正常なPERレンジに戻る時は、バブルが終わってからです。

バブルのPERレンジが**倍~++倍なのか、今は確定できません。今、体で理解できることは、バブルに向かう3段ロケットの2段目が点火してしまい、もう戻れないという感覚です。

[先日書いたエントリー]で、とんでもないスピードで上海市場の2007年末の想定パフォーマンスが達成されたことを書きましたが、先日結構中国株に慎重だったCS証券も、上海市場の目標を6000に引き上げました。CSもバブルだから、そうなのだというトーンでした。

最近、中国の国内市場で目立った動きがありました。
右の図にあるように、旧正月明けから、B株が大暴騰して、A株にキャッチ・アップしているのです。

昨日発表された『国内投資家の資金が外国株を買えるようにする決定』で、国外市場、まずは香港市場のキャッチアップへと燃え広がるでしょう

相対的に出遅れているものが順次買われて、全部が割高になっていくのだと思います。

私も、割りきって、食らいついて、、、その心で行こうと思ってます。
2007/05/11のBlog
[ 09:55 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
踏み上げ太郎さんの[関連したBlog]に書かれているように、投資家のガードがユルユルになった時って、たいていお仕置き的な下げが来るんです。

昨夜のNYの下げなんて、そんなお仕置きだと思います。

ニュースの一覧を見ると、、、
投資家の目を覚まさせるようなニュースがズラズラと並んでいます。

(1)アメリカの株が下がった、、、理由は、
①4月の小売り販売が過去最低レベルだったことに失望=>リセッションか、、
輸入物価の上昇=>Fedが利下げできなくなる
貿易赤字の拡大=>算数的にGDPの下方修正となる、やはり不景気?

(2)元モルガン・スタンレーのバイスプレジデント、ジェニファー・ワン容疑者と、INGインベストメントのヘッジファンドアナリストだった夫が、インサイダー取引の容疑で10日逮捕されている

(3)モルガン・スタンレーが管理する英国の商業用不動産担保証券(CMBS)の一部がデフォルト(債務不履行)に陥った。

(4)イングランド銀行は10日、金融政策委員会(MPC)で、政策金利のレポ金利を0.25ポイント引き上げて、5.50%にすることを決めた。これは2001年4月以来、6年ぶりの高水準。個人消費、住宅価格の上昇率、そして記録的な雇用数がインフレ率を10年ぶりの水準まで押し上げたため。

--------------------------------------------------
欧州なんか、Sell in Mayと言って、5月に売って9月、10月まで休むのだよ、、なんて言われる季節要因がありますが、年初来そうとうなパフォーマンスを享受した投資家が、ポケットに利益を入れておこうと行動しても、、、、

でも、置いてけぼりの日本株は、、???
逆に出番が回ってくるだろうと思ってます。
高値から▼50%以上下がっている株がゴロゴロしてますからね。

ただ、日銀の配慮なき金融引き締め一直線だけが、平成の鬼平その②となってしまうリスクは消えていないのが心配です。

下がる時は、短期的にはつれ安しますから、狙った株でも、ゆっくり安く買いたいですね
2007/05/10のBlog
[ 21:44 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]

いい生活が決算を発表しました。
株価の反応を見て感じたことは、
他の新興市場銘柄とは違って、ちゃんとした会社かもしれない
という小さな見直しが入ったという事です。


IRの最新情報のページの決算短信(右のコピペ)
それに、IR資料のページに掲載された、決算説明会のファイル(2番目のコピペ)と、

この二つの資料を読んで、今後も持続的に業績が伸びることを確認しなければなりません。ページ数が多いので、週末にでもゆっくり読んでみたいと思います。
今日の株価は、とりあえずストップ高でした。
当面の課題は、IPO価格(16万円)の回復です。
社長も、それは意識しているハズです。
IPO価格は、会社が妥当だと考えた自社の株価だからです。

ちなみに、IPO後の価格は、瞬間であったにせよ、その値段で買った投資家が妥当と考えた価格ですね。
2007/05/09のBlog
[ 18:11 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
2月に、上海在住のセールス氏(Mr.G)と電話で話をしていた。

Wha_man3:3000超えそうだね、
G:私、年末までに、4000行くと思うんですよ!

Wha_man3:それって、年末が2675だから、+50%のリターンだよ、、
G:はい、そんな勢いを感じるんです。

Wha_man3:そうだね、私も中国A株はバブル相場になって行くと思っているので、年末なのか、来年の春なのか、知らんけど、4000は通過点になるかもね、、、
G:はい、ガンガン行きましょう!!

でもって、年末どころか、、、
今日、5月9日、、、4000超えちゃいました!
人民元も新高値です。
円ベースでは、年初来+53%の上昇です。
2007/05/06のBlog
[関連したBlog]
やや大上段に構えて、そもそも消費者金融って、、みたいな部分から書きます。

消費者金融に関しての考え方として、
①貧乏人は、借金をするな! 適応される金利を考えてみろ!
②貧乏人であっても、金を借りたいという欲望、必要性はある。それに答えて、適正な価格(=高い金利)で金を貸す制度があった方が良い。その条件(=金利・担保)を受け入れるか否かは、借り手自身が自分の責任で判断する問題だ。
の二つを想定します。

現実問題として、家計が逼迫している層に、慈悲深いお金が潤沢に供給されるわけでは無いので、②の世界を受け入れたうえで、社会的な破たんが起こらないような仕組みを作るしかないです。("慈悲深いお金"とは、天から降ってくるものではないですし、結局は税金(=我々のお金)なのです。)
できれば、規制が緩和されて、競争によって多くの消費者金融商品があふれて、貸出金利が低下する、、、そんな好循環が望ましいのです。

=====================================================
次に、貸金というビジネスの細分化です。
顧客は、
(1)富裕層、
(2)一般人(プライム層と呼ばれる)、
(3)やや信用リスクが劣るが条件によっては貸せる(サブ・プライム層)
(4)対象外
に明確に細分化されています。返済リスクは、(1が最も低く、(4)が最も高いです。
その結果、貸付金利は、(1)が低く、(2)、(3)と次第に高くなります。

そんな!(3)のサブ・プライム層は、家計が逼迫して困っているんだから、金利を高くしたら、返せない、借りられない、という悪循環になってしまう、、、金利を高くするなんて、、、そんな感情を持ちます。私もそう感じますが、、、
しかし、
『あなた自身が、サブプライム層の赤の他人にお金を貸す場合、どんな条件だったら貸そうと思うか? それも一回だけでなく、毎週、毎月、毎年、貸し続けるとしたら、、、』、そう考えれば、かわいそうだからという理由で低金利で金を貸すことはできないと理解できるのです。
かわいそうだから、誰か!貸してあげてよ!、、、その誰かとは、あなたから徴収した税金を使う役人しかいないのです。

つまり、貸付金利は困っているか否かでは無く、信用力(=返済能力)で自動的に決まってしまうというルールは、甘受せざるを得ないのです。
============================================
借り手の信用(=借金返済能力)という面を考えます。
分類の仕方ですが、
(あ)家計が逼迫しているか?いないか?
(い)借り入れた資金の使途は生活の足し(=消費)か?それ以外か?
(う)最終的に、時間があれば現金化できる資産をもっているか?いないか?
(え)時間が経過すれば収入が得られるような定職に就いているか?いないか?

家計が逼迫しておらず、生活の足しのための借金では無く、株・土地などの資産があり、定職に就いていれば、借金返済能力は高いです。
反面、家計が逼迫しており、生活の足しのために借金をし、資産も無く、定職にも就いていない場合は、ちゃんと期限どおりに、借金を返済してくれるか不安です。不安は一回なら杞憂に終わることもありますが、貸金を業とすれば、必ず一定の確率で返済不能(=元本が消失)が起こり、損失が発生します。業を継続するには、この必ず発生する損失をカバーできる金利(=収益源)水準を設定せざるを得ないのです

ここで、ひとつ議論があります。
サブプライムで必ず発生する損失のカバーは、富裕層やプライム層への貸付からくる利益で補てん(=富裕層やプライム層への貸付を若干引き上げる)すれば良いじゃないか!、、、という考え方です。
貸金業者が1社だけなら可能ですが、多くの業者が競争している状態では、補てんをしない業者が、より低い金利で富裕層やプライム層への貸付を実行するので、補てんをする業者は、ビジネスが行き詰ります。つまり、間尺に合わない事は継続できないのです。

(あ)、(い)、(え)は、大丈夫かな?というランク付です。
(う)は、ダメな時の担保の問題です。(あ)、(い)、(え)が同じレベルであっても、担保があれば低い金利で借りられますが、担保がなければ高い金利でなければ借りられません。

無担保の場合に金利が高いのには、別の側面もあります。担保がなければ、借金申込者の信用力を個別によりしっかり調査しなければなりません。
この個別判断は、非常に労働集約的な作業なので、時間とコストがかかります。ですから、そのコストを賄うためにも金利を上げなければ、貸す方がペイしないのです
また、労働集約的な作業であるために、規模の利益を得ることも困難ですから、低コスト化が困難です。これも、金利が高くとどまってしまう理由です。
=================
これが、日本の消費者金融ビジネスの今後の推移の想定をするに際しての前提条件です。次回は、その想定、(こうなっちゃうだろうなーー)、を書きます。
[関連したBlog]で紹介した、金融庁のHP掲載の、東京情報大学 堂下 浩 助教授 提出資料
* 資料18-10
o PDF韓国消費信用市場に関する資料(PDF:34K)
が簡潔なので、これを使って、ネットで調べた韓国の消費者信用の歴史を書いておこうと思います。

<韓国の消費者信用ビジネスの歴史>
1997年の通貨危機後のIMF主導の自由化政策で、これまでの上限金利が撤廃された。 その効果(良し悪しは別として)で、信用の低い人に対して、それなりの(=かなりの)高金利で貸金を実施するビジネスが勃興した。

その後、景気浮揚を狙って、クレジットカードの使用を奨励することを通じた景気対策が実施された。しかし、当然の副作用として、行き過ぎた消費、過剰借入、悪質な業者などのために、破産者の増加という事態となった。

そこで、上限金利の再導入となった。
当然の帰結として、信用の低い人に対する貸出しは縮小した。
低い金利では、返済をしない人の分をカバーできないから、事業から撤退する業者が増加した。
しかし、一旦借入のよる消費を経験した信用の低い人々の借入欲望は消えず、借入先を失った信用の低い人々は闇金融へと流れた。

<経済的な背景>
1997年以降、韓国は未曾有の金融危機に遭遇した。

通貨危機以前
財閥と国家の癒着&独占、家族主義的、非効率、work-sharing、全体としては非効率、
通貨危機以降
効率化の追求、非効率的な部分(work-sharing)の切り捨て、正規雇用のパート・タイマー化、全体としては効率化

通貨危機後、IMF(=アメリカ)主導で実施された上限金利の撤廃は、規制緩和、効率化追及、市場経済化の名の下で実施された。その結果、これまで信用(=借金の手段)を提供されていなかった層にも、リスクに見合った金利(=かなり高いが、合法)で、消費者金融商品が提供された。

そんな中、通貨危機後の不況を乗り切る手段として、消費の盛り上げが俎上に上った。1999年に導入されたクレジットカード使用の促進策(右上のコピペ参照)は、景気浮揚策としては成功したが、副作用も大きかった。

金融機関が、新しい時代に適応したリスク管理を習得する前に、行け行けドンドンの拡大策が実行されたため、リスクに応じた金利の設定や、未回収リスクに対する備えがなされなかった。
また、正規雇用のパート・タイマー化の進行による低所得層の増加ペースも予想以上で、これに対する備えもなかった。

結果として、韓国最大のLGカードの破綻に代表されるクレジットカード危機が発生した。結局、カード使用の規制強化、カードの路上勧誘の禁止、与信強化、上限金利の再導入に至った。
前述のように、当然の帰結として、信用の低い人に対する貸出しは縮小した。低い金利では、返済をしない人の分をカバーできないから、事業から撤退する業者が増加した。しかし、一旦借入のよる消費を経験した信用の低い人々の借入欲望は消えず、借入先を失った信用の低い人々は闇金融へと流れた。
この上限金利の再導入などの規制強化は、過渡期に出現する、『やってはいけないけど、政治的・国民感情的にやってしまう誤った政策』の典型だと言える。
翻って、日本の状況だが、2000年に上限金利が引き下げられた後、闇金融は増加している。(右のコピペ)
信用の低い人に対する貸出しは、低下した金利では、返済をしない人の分をカバーできないから、事業から撤退する業者が増加する反面、一旦借入のよる消費を経験した信用の低い人々の借入欲望は消えず、借入先を失った信用の低い人々は闇金融へと流れたのだ。

今回の上限金利の引き下げでも、2000年の上限金利引き下げと同じことが起こるだろう。このことは、日本、韓国、アメリカ、、世界中共通の事象なのだ。


(なお、5番目の図表は、「貸金業制度等に関する懇談会」(第17回会合)の開催について
# GEコンシューマー・ファイナンス株式会社 土屋監査役 提出資料
* 資料17-3
o PDF資料(PDF:637K)からコピペしました)

======続く=========
2007/05/05のBlog
[前回Blog]から、ずいぶん時間が経過してしまいました。

今回は、毎年投資する資金を追加して、長期間積極的な投資を継続すると、元利合計がどうなるか、、、それを計算しました。

計算条件は、以下の通りです。
35歳から、毎年、50万円投資資金を追加する。
25年間、投資を継続する。
リターンは、毎年+10%とする。
売却益にかかる税金は、別途支払い、運用資金を減らさない。

1年目の50万円は、25年間+10%で回って、60歳の時点で、542万円に増殖します。
2年目の50万円は、24年間+10%で回って、60歳の時点で、492万円に増殖します。
3年目の50万円は、23年間+10%で回って、60歳の時点で、448万円に増殖します。
***+++***
24年目の50万円は、2年間+10%で回って、60歳の時点で、61万円に増殖します。
25年目の50万円は、1年間+10%で回って、60歳の時点で、55万円に増殖します。
という計算で、通算では、
50万円×25年=1250万円の投資金額が、
60歳の時には、5409万円に増殖します。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ちょっと欲張ったコースを計算すると、、、

毎年、100万円ずつ投資する資金を増やしていく、
年間利回りを、12%とする

35歳から、初めて60歳の時の元利合計は、
1億4933万円、、、です。
[ 17:15 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
5月4日、、、そんな観測記事が流れて、ヤフーの株価は上がっているそうです、、
まだ、アメリカ市場は、オープンして無いですが、、
(5月4日午後10時、日本時間)
さて、一夜明けて、、、、、

大山鳴動、鼠一匹、、、、
それが金曜日だったようだ。

何故??
右のMercury Newsのコピペが、状況をうまく説明している。

要は、グーグルの快進撃に対して、マイクロソフトが独力で伍していくには限界を感じてきた、、特にスピードという決定的に重要な点で、、、、
ならば、今買収できるなら、、ヤフーを買収して、グーグルとの競争を継続する、、、これが、残された最良の選択だ。。。。

できないなら、、、グーグルとの競争を放棄して、別の道を歩む、、、
まさか、、、それは許されない、、、
昨夜の日中足、、、
まず、ヤフー

買収じゃない、、、それが知れたら、ずるずると下落
マイクロソフト
いずれにしても、株価は下落、、、
[関連したBlog]のフォローアップです。

生活費の足しに借金をするのだけど、クレジットカードのリボ払い金利(無担保)より、不動産担保ローン(有担保)の金利の方が低いので、どうせなら不動産担保ローンを使おう!という風潮が長期間続いています。

しかし、何かの拍子に、不動産担保ローンが借りられなくなると、仕方がなくクレジットカードのリボ払いの高い金利を受け入れる、、、、今回のサブプライム騒動で貸出態度が厳しくなっているのも、その一例です、、、、
2007年1月に、リボ払いが急増(YOY+6%超)しましたが、2月も+7%と増加ペースが上がっています。

アメリカの消費者の下3分の一に属する人々は、2007年は苦しい年になりそうです。
2007/05/04のBlog
[関連したBlog]

金融庁のHPの審議会・研究会等を見ると、貸金業制度等に関する懇談会というのがあって、昨年決まった上限金利の引き下げの過程で議論されたことが掲載されている。

そして、第19回 平成18年8月24日開催分を最後に、議論の中心が多重債務者対策本部有識者会議に移ったことが理解できる。
*******************************************************************
金融庁のHPにある「貸金業制度等に関する懇談会」(第18回会合)の開催についてを見て、あれっと思った。
# 東京情報大学 堂下 浩 助教授 提出資料
* 資料18-10
o PDF韓国消費信用市場に関する資料(PDF:34K)
なんて資料があるのだ。

「貸金業制度等に関する懇談会」(第13回会合)の開催についてにも、
上柳委員 提出資料
* 資料13-5
o 韓国金利事情調査報告書
+ PDF本編(PDF:5,302K) + PDF資料編その1(PDF:4,885K) + PDF資料編その2(PDF:4,695K)
+ PDF金融に関する消費者相談、被害救済及び紛争調停 (PDF:98K)
+ PDF私金融利用実体分析のためのアンケート調査実施結果及び示唆(PDF:3,386K)
がある。
何故、韓国を引き合いに出す必要があるのだろう?、、そう思いながら中を読んでみた。

(なお、「貸金業制度等に関する懇談会」(第17回会合)の開催について
# GEコンシューマー・ファイナンス株式会社 土屋監査役 提出資料
* 資料17-3
o PDF資料(PDF:637K)は、客観的な正論が述べられている。)

*******************************************************************
これらを読んでみたのは、先月ネットに日系消費者金融会社が韓国を席捲しているという記事が掲載されていたからだ。
韓国で日系消費者金融が大躍進(上)
韓国で日系消費者金融が大躍進(下)

上記記事+周辺記事によれば、
日系消費者金融は韓国市場の41%、貸付業者の上位10社中、8社を占めた。
②日系消費者金融が躍進する最大の理由は、日本で安い金利で多くの資金を借りられるためだ。韓国信用情報によると、日系消費者金融の平均調達金利は年9‐11%である一方、韓国国内の貸付業者の調達金利は年率20%を超えることが分かった。日系業者は0.5%という低金利の日本から資金を調達し、銀行を通じて資産流動化証券を発行するなど、大型金融機関も顔負けの手法を用いる。(三和マネーは現在、日本の親会社である三和ファイナンスから年7~8%の金利で運用資金を借り、韓国内で年60%で貸している。)
③「韓国国内の貸付業者の延滞率が15‐20%、日系業者の延滞率は10%未満」。借金を返済させる能力・手法が「卓越(wha_man3注:うまい表現だ!)」している
④韓国のカード会社が現金サービスの限度を縮小した隙を突いて、消費者金融業者(特に日系)が攻撃的経営に乗り出している。小額の信用貸付を増やすため、無人貸出機やミニ店舗を導入するなど、方法もさまざまだ。

低金利の日本から、韓国に向かって大量の資金が流れていることがわかります。
貸金で、こんな金利(60%以上)は日本では非合法になりましたので、、
また低金利の資金を供与するほうも、円高/韓国ウォン安のリスクは感じていないようですし、この大量の資金の流れも、一種のキャリー・トレードだと考えてよさそうです。
銀行を通じて資産流動化証券を発行などは、これを組成するブローカー、銀行には大変美味しいビジネスですし、、、、
東京情報大学 堂下 浩 助教授 提出資料には、韓国の消費者信用市場の歴史と現状が簡潔に説明されており、日本の消費者信用ビジネスの将来を占うのに参考になると思った。
これらに関しては次回のエントリーで、、、、

======続く=========