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おかねのこねた : 賢く、楽しく、ユックリ投資 by 春山昇華
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2007/10/09のBlog
[ 23:49 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
先週、ドルが最安値をつけたという記事を読んだ。
いわゆるアメリカが貿易をしている国に対する為替レートを、貿易量で加重したドル・レート(植えのチャート)が最低を更新したのだ。

要は、アメリカが世界から物を買う力が最低を更新したという事だ。
下のチャートで見ても、ドル円(青)が一番弱い。

また、そのレポートに一つ気になることが書いてあった。
海外投資家のドル債投資が長期債を売って短期債にシフトしていると書いてあった。あんまりよろしいことでが無い。短期債は、逃げたい時に買う債券だ。

一時的なものかもしれないが、要継続観察項目だ
3番目のチャートは、FF金利(9月に▼0.5%利下げした)と、住宅ローン金利

FF金利は下がったけど、住宅ローン金利は下がって無い。
貸し渋り、、というか、誰にでも貸すというのが正常化してきたのかもしれない。

こういう事態は行き過ぎになる。
つまり、貸してもOKの人も、あおりを食って貸してもらえなくなるのだ。
まだ住宅関連業界はダメだろうな。

受託といえば、今では悪名高き(かつては英雄)カントリーワイド・フィナンシャルの
CEOが株価急落の前に490万株を売却していたという暴露記事がLAタイムスに出ていたそうだ。
なんでも、急遽ルールを変更して、売れるようにしたそうだ。
あとで事件になるかもしれない。
かつての企業会計疑惑のように・・・
[ 20:13 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]

今日は、9月の中国HK株を振り返ってました。
居並ぶ悪材料を蹴散らして上昇したという状態だったと、新ためて驚きました。

ズラズラ出てきたのは不動産の過熱防止策でした。

6日:預金準備率引き上げ
7日:銀行から資金吸収(手形発行、1500億元)
10日:市場から資金吸収すると発表(海外投資用の特別国債、2000億元)
15日:利上げ
27日:住宅ローン規制強化(2件目の家の頭金30%=>40%)
その上、IPO(1475億元)、公募増資(689億元)は過去新記録

でも、全く関係ないという猛烈な買いのエネルギーでした。
一体、どうなっちゃったんでしょう。。
まぁ、バブルですからと割りきっている私もあきれました。

それにしても、2件目の家を投資用に買う人が多いというのは、香港人もそうですが、中華民族は家で投機するのが好きなんですかね????

10月に入って、やはり日中のボラが高まってますね。
ドタバタと循環物色的な激しい動きが目立ってます。
結構な空中戦が繰り広げられているようです。

でも、まだ全体としては、高みの見物で良いと感じた今日でした。
2007/10/08のBlog
[ 21:38 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
過去のエントリーのどこかで書いたが、世界から株を選ぶときは、その国ならではの企業に投資するべきです

その意味で、アメリカで投資する産業はハイテクバイオサイエンス、(エネルギー産業も)は代表的なアメリカの得意分野です。得意分野とは、世界的に強い競争力を持っておるという事を意味します。

ハイテクでは、Web2.0というテーマを長期間書かせていただいてます。バイオサイエンスでは、遺伝子改良種子の世界的な企業のモンサントを取り上げています。

これらの企業の株価を、一番最後に登場したグーグル(GOOG)の上場、2004年8月以降の相場をチャートにしてみた。

2004年8月20日を100とすると、10月5日現在は、
アップル:1048
グーグル:548
モンサント:479
セールスフォース:422
アカマイ:220
SP500:142
です。

アップルは化け物だ!!
アップルに対抗できるのは、任天堂かなと、同じ期間でチャートを作ると、、、
任天堂ですら、かすんでしまいます。

相場が始まったのが、アップルがさきですから、ある程度は仕方がないですが
でも、2007年に関しては、いい勝負をしています。

任天堂は、アップルのように10倍になるかもしれません。
最近、PSPの最新版の好調というニュースで、ちょっと売られてますが、PSPは所詮ユーザーが小さい、女性に買ってもらえないです。

この状態があるかぎり、まだ任天堂はOKです。
あっ、ここはアメリカ株でした。
話を戻しましょう
4番目のチャートは、年初来です。
毎年のことですが、5月の連休の時期に、一回相場が変質します。
大抵は調整局面です。
そして秋からぶっ飛び相場になります。
今年も同じパターンです。

特に悪材料もなく売られていたセールスフォースは、期待通りに回復上昇して新高根を更新しました。
若干悪材料が出ているアカマイも、さすがにソロソロだと思います。まだ橋頭堡的なアプローチだと思いますが。
それ以外の銘柄は手放しでOKでしょう!

アメリカに対する基本観は、季節的な強気以外には、思い入れはありません。
中国>日本>アメリカという順番が変わっていません。
それは、アメリカが金融に傷を受けてしまったからです
傷とは、サブプライム関係のことです。

短期的には(=11月中旬までといった感じ)は、利下げもあって、リスクテイクのファイティング・ポーズが戻ってきたようです。しかし、ボディ・ブローを食らったのですから、無理のできない体になっているのです。
斜に構えて行きたいです。
[ 17:49 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
A株のSHSZ300指数(青)、H株(黄)、Redチップ(赤)を、2005年の3月末こrからチャートしにしてみた。

黒の縦線の左右で相場つきが全然違う。
2006年末までは、H株、Redチップがパフォーマンスが良かった。
しかし、2007年になって以降は、A株の天下だ。

A株の大暴騰というのが、2007年のハイライトだろう。
[関連したBlog]で紹介した大和の大和證券の投資テーマが日経新聞に掲載されていた。

語呂合わせのCHINAは、まだ強気だ。
ar(乗用車)
ousing(住宅)
nfrastructure(インフラ)
nature(環境保護)
griculture(農業)

今の中国関連は、循環物色の大波相場だから、よっぽどヘボな株でない限り、待っていればちゃんと上がってくれる。面倒な人はIndexに投資するだけで十分すぎるリターンを享受できる。
そういう状況がバブルというものだ。
まだエンジョイできると思う。

足元の相場は、理屈、理論、業績とはダンダン離れた空中戦の色彩が強くなっている。
だから、ダメというわけでは無い。右の新聞記事にも書いてあるように、長年溜まったマグマが噴出しているのだ。(ただ、30年は言いすぎだと思うが、セル・サイド特有の過剰演出だから許しておこう。)

噴出したマグマに逆らってはいけない。大ヤケドするだけだ。
でも、マグマが固まってきたら、理屈、理論、業績を見る冷静さに戻ってしまうので、サッサと逃げるしかないが、今じゃない。
過去半年は、突っ走ったA株に、H株やRedチップが急速に追いついてきた。
追いつくスピードが速いので、近づきすぎれば追突、交通事故になるので、適当な距離感をキープするのに、調整をやってる。

この辺も理屈じゃない。
ゲームに領域になってきた。

夏の金融危機の時に世界一のパフォーマンスを出した感じなので、他の出遅れ市場に金を回す投資家も増加する。
それゆえ、日々のボラは高そうだ。今日も前場は景気良く上がったけど、後場はキッチリ利食いに押されてマイナスだ。でも弱気になる必要は無い、マグマはまだまだ残っているように思われるから。

[ 11:53 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
長い夏休みも今日で最終日です。
大荒れの夏が終わり、金融危機なんて無かったかのような秋の上昇相場が始まりました。

この10日間ほど物書きをしていた事もあって、相場の枝葉末節をい見ていませんでした。
しかし、先週1週間で何か良いことが起こったかというと、何も無いように思えます。
ただ、悪いニュース・フローの激流が弱まっただけです。
こういう時こそ、単に足元の元気な相場に浮かれずに冷静に回りを観察したいと思います。

株式の基本観は、強気です。
それは、超長期の相場観①で考えた基本的な要素が崩れていないからです。
特にを読んでいただければ幸いです。

今年の夏に発生した金融危機は株式の世界で発生した不祥事ではありません。
ですから、株式は立ち直るハズです。


今回は、住宅ローンや、CDO、SIVなど主として金利、bond、銀行のプロップの不祥事なのです。
ここは後日詳細に書く予定です。

金利関係が引き起こした流動性クラッシュの余波を株式市場は受けただけなのです。
ですから、流動性が豊富でまったく困っていない中国HKがぶっ飛びを続けているのです。

では、次から、日本、中国、アメリカについて冷静に観察した私なりの短期的な判断を書いて見ます。

==続く==
2007/10/05のBlog
[ 16:32 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
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親亀こければ、皆こける

チャートは、4月10日を100とした、その後の
A株(白)
H株(緑)
Redチップ(赤)
の動きだ。
前回も掲載した。
A株が9月28日までしか表示されないので上下見ていただきたい。

言いたいことは、H株やRedチップが急激にA株にキャッチ・アップしたという事だ。
うーーん、さすがにスピード違反かなと思ったら、ちゃんと休憩相場に移った。

最終局面ではもう少し留まらないだろうと思う。
まだ引っ張れると思う。

もうひとつ、言いたい。
H株、Redチップは所詮、小亀だ。
親亀A株だ。

数年前は、A株は無視できた。
今は違う。
もし、A株が頓挫して相場が終わるのなら、どんなに相対的に出遅れていても、H株やRedチップも終わる。

親亀こければ、皆こけるなのだ。
2007/09/30のBlog
[ 13:09 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
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右は、サブプライム住宅ローンで、月々の返済が遅延している率です。
前回の景気悪化のピークと同レベルまで来ました。

今回は景気の悪化は、まだ認識されていません。
証券会社の多くは来年は景気が上昇と予想しています。

もし、強気論者の景気予報が下方修正されるような事態になれば、前回ピークの2001年を超えるレベルまで悪化すると思います。

そして、サブプライムの全体ローンに占める割合も大幅に増えてますから、景気に与える影響も前回よりはヒドイものだと思います。

2007年の秋が、低金利優遇期間が切れて、金利がジャンプアップするラッシュですから、これからクリスマスに向かって、遅延率はさらに上昇するでしょう。

なんか嫌です。。
私は、元来強気が大好きで。。。悪いことを予想するのは下手なんです。。
2007/09/29のBlog
[ 00:08 ] [ 大局観、テーマ、見識 ]
[関連したBlog]

この2ヶ月間は、住宅バブル、、サブプライム、、証券化を集中的に追いかけた。

今の所の結論は、嫌な結論です。
当たって欲しくない結論です。
右は、アメリカの住宅価格の推移です。
いまの下落は、この数十年で始めての急速大幅な下落ペースです。

10月相場は、一筋縄ではいかないと思う。
2007/09/26のBlog
[ 23:59 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
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Web2.0というテーマの中の小分類で"Business_2.0"と名づけたテーマに属するのが、セールスフォース(CRM)と、いい生活(3796)です。

セールスフォースは、本日、復活の$50超えです。
日本郵政公社の5万人とか、デルの大口追加契約とか、ニュース・フローは好調でした。
ただ、PERが高いので、サブプライム問題で市場全体が揺れている時は買い進めなかった銘柄だったと思います。

引けで、しっかり50超えを維持しておれば、$60はあっという間だと思います。
2007/09/25のBlog
[ 16:29 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
2007年9月24日、IMF(世界通貨基金は)4月に発表していた楽観的な世界経済見通しを悲観的なものに軌道修正した。4月時点では、サブプライム問題で経済の安定成長が損なわれることは無いと予測していたが、8月の株式・為替市場の暴落と足元の金融危機を目の当たりにして、一転悲観的な見通しに変更した。

それによると、
①世界の信用市場の安定性はすぐには回復しない。世界経済の低迷リスクは大幅に上昇した。
②過去16年で最悪のアメリカの住宅市場で発生している抵当不動産競売はアメリカ経済に打撃を与えている。
③悪化した信用市場に対応して、金融機関が新規の住宅ローン貸し出しに慎重になるために、今後も経済の足を引っ張る。また企業の資金調達コストの上昇は今後の設備投資を鈍らせる。
④アメリカの住宅バブルの崩壊が引き金となって発生した金融危機と信用市場の不安定化で、世界の金融機関は2000億ドル($20BN)の損失を被る可能性がある。
⑤エマージング市場は、現在の金融危機によって発生している資金調達難、流動性クラッシュ、信用市場の不安定化の悪影響をあまり受けないだろう。東欧や中央アジアはやや注意を要する。
⑥住宅ローンなどを利用した証券化商品の組成プロセスは改善・変更が必要だ。
⑦格付けは不適当であった。改善して透明性と信頼性を確保することが必要だ。
と発表し、従来の見通しが甘かったと白状した。

アメリカFRBですら、当初は『世界の金融機関の被る被害は最大で1000億ドル($10BN)である。』と想定していたわけで、いかに世界の金融当局がの損失を被る可能性を軽視していたかがわかる。なおFRBは、9月20日の議会証言で『金融機関の被害額は、最も悲観的な見通しを上回る被害の可能性がある』と述べており、FRBも従来の1000億ドル見通しをさらに被害が増えると修正している。

このIMFレポートを受けて、当日のアメリカ株市場では9月18日のFRBのFFレートの0.5%の利下げに好感していた状況に冷や水があびせられることっとなった。銀行など金融機関の株式が下落し、中でも宅建業者の株価は▼5%以上も下落し年初来安値を更新した。また、景況感を最も敏感に反映する航空各社の株もAMR▼14%、US Air▼11%も下落した。

この日、欧州ではドイツ銀行がM&A関連で保有しているレバレッジド・ローンの価格下落でEUR1.7bnの損失を被ったと発表があった。流動性クラッシュで世界の投資家のリスク・テイク許容度が低下したままで、投資資金が集まらないのだ。

また、ドイツの金融機関はサブプライム関連商品へ多額の投資をしており、複数の金融機関が苦境に陥っているのだが、合併で体力を強化する動きが表面化した。ドイツの州政府が出資する公的な銀行である州立銀行最大手のバーテン・ヴェルテンベルク州立銀行(LBBW)と第二位のバイエルンLBの経営統合が発表されたが、バーテン・ヴェルテンベルク州立銀行は少し前にサブプライム投資で苦境に陥った中堅州立銀行、ザクセン州率銀行を救済合併することを発表しており、バーテン・ヴェルテンベルク州立銀行も自信の体力強化が必要になっていたのだ。この3行合併が成立すればドイツで第2位の巨大銀行が生まれることになる。この辺は不動産貸し出しで甚大な被害を被った日本の金融機関が合唱連合して体力強化に走ったのと同じ動きだ。

IMF経済見通しの⑤にあるように、9月24日のBRICs株式市場は堅調に推移した。インド・ムンバイ・SENSEX30指数+1.7%、香港ハンセン指数+2.74%、香港上場株に中でも中国関連のH株指数は+4.54%、レッド・チップ指数は+4・51%と値を飛ばしていた。

たった5ヶ月での楽観から悲観への転換である。何故、こんなことになるのだろうか?
まずは中欧銀行を含む世界の金融当局が、今回の金融危機のメカニズムと金融危機の推移を認識していなかったというのが一番の原因だ。金融危機は発展途上国の問題だと考えていたのだろう。

またIMFのような巨大な公的な組織につき物の分析・発表・行動の特性がある。見通しは下っ端の作業部隊が作成して、正式決定までに長いプロセスを要する。また、その政治的な影響を考えてマイルドな予想、楽観的な予想になってしまう。しかし、一旦見通しが甘いと判明すれば、今度は悲観的な方へ振れる。甘い見通しの責任を取らされたくないのだ。つまり、『我々は現実を厳しく判断しています』というポーズに変身するのだ。

ちなみに、5月に会った元IMF勤務の欧州系銀行でエコノミストをしている人とミーティングを持ったが、彼がこう漏らしていた。
IMFはかつては発展途上国の経済的な苦境に際して、その救済のために教育指導をしつつ経済復興のための資金を提供してきた。しかし、1998年のロシア・ロシア危機を最後に発展途上国はエマージング諸国と言われるような状況へと経済が改善し、今や世界経済の成長を引っ張るような存在にまで成長した。その結果、IMFが貸した金はドンドン返済されてきており、仕事が無くなってきた。まあ、それで転職したんだ。

だが、また金融危機がやってきた。すわっ、IMFの出番!だろうか?
今回の金融危機は発展途上国ではなく先進国で発生しているのだ。アメリカや欧州の金融機関の危機なのだ。彼らがIMFの資金を必要とするのだろうか? 金融危機が現状のレベルから改善するのならIMFの出番は無いであろう。反面、欧米の銀行がIMFの資金を必要とするような事態になったとすれば、その時はIMFが保有する資金量では必要な救済資金に対して焼け石に水の状態である。そして、それは世界経済の大パニックを意味する。世界の先進国が同時に大不況に陥ったのは、随分過去のことだ。1929年のアメリカの株の大暴落以降に世界経済が経験した未曾有の大不況がそれだ。そんなことにならないことを祈るしかない。
2007/09/24のBlog
[ 18:03 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
中国株バブル、チャイナ・バブル、、、期待しているとは言え、驚愕してしまいます。
今日も暴騰状態です。
ハンセン指数:+2.7%
H株:+4.5%
Redチップ:+4.5%

過去半年で
白:CIS300指数(A株)・・・約2倍
赤:Redチップ(HK上場)・・・約1.5倍
緑:H株(HK上場)・・・・・・・・約1.5倍
という状態です。

何か特別なニュースがあったのか?
分かりません?

10月中旬までに、どこまで伸びるか楽しみです!
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それにしても、US$は弱い
着実に崩壊している
2007/09/23のBlog
[ 00:05 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
世界から取り残された日本株、、、
Japan Passing
こんな言葉が証券のレポートに満載です。

確かに右のチャートを見ると、緑の日本だけが年初来でマイナスです。
エマージング(赤)やアジア(黄色)の元気の良さを見れば、海外の投資家は、日本はショートで持つなら面白白そうだけど・・・・・という言い分にも、"仕方が無いなあ"と思えてきます。

日本の中だって、ヒドイ様相です。
いわゆる二極化が進んでいます。

海外経済で利益が決まる海運(白)や、資源エネルギー関連銘柄である商社(赤)は、年初来好調に推移しています。

反面、デフレから脱却できない内需関連はヒドイ下がり方です。
その他金融(緑)はサラ金の悪材料が続いているので納得する感じですが。猛暑(秋物セール空振り)と消費税アップ論議(御手洗経団連会長発言)でボロボロの小売(黄)もヒドイ状態です。

要は、海外経済関連セクター↑と、内需セクター↓の二極化です。
日本株に特化したヘッジファンドも、この二極化のモメンタムに乗って11月の決算まで大幅に稼ぎたいという感じです。特に、小売は小型が多いので、売板を並べて、機関銃でパンパン小ロットの売りをぶつければ、あっという間に▼20%~▼30%の下落を演出させられます。
中でも先週は、アパレル銘柄が暴落しました。
基礎年金は消費税をアップして賄う』という経団連の発言は、梅雨時の天候不順から立ち直っていない状態+猛暑でいつまでも秋物がたなざらし状態という、既にダブル・パンチを食らっていたアパレルに、3個目のノックアウト・パンチをぶつける効果がありました。

業績が好調な銘柄もある・・・・と言ったって、マクロがアゲインストの風が吹いているのだから、セクターごとまとめて売れ!・・・という暴風雨状態の中に、アパレル銘柄はいるのです。

United Arrowsも暴落状態で、実績PE15倍割れ、予想PERは10倍割れです
予想なんて下方修正だから、予想PERなんて信じられない!・・・と、不安になってバンバン売られているんです。
でも、いい生活の7万円割れじゃないですが、この値段のUnored Arrowsって、さすがに安いんじゃない、、と思います。まあ、ここから下がっても、あと▼200円の1000円でしょう。▼200円は、▼20%だ!・・・確かにね・・・

2007/09/19のBlog
[ 22:36 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
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中国バブルトリオの1社、蒙牛は好決算でした。
決算発表を聞けるページがあります。

資料(PDF)もダウンロードできます。
是非、ダウンロードしてください。
好決算ですが、既に株価は大幅な上昇をしており、材料出尽くしになるという心配をしましたが、発表の翌日からシッカリでしたので、安心しました。
売り上げは、+30%以上ですし、
利益は、+40%近い上昇です。
コスト・コントロールで、マージンも上昇しています。
シェアの上昇も続いています。

PERは、40倍を超えているので、現在のようなバブル相場が終われば心配です。
まだ、OKでしょう。
降りるタイミングは見極めなければなりません。
いつかな?
[ 21:38 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
2000年のITバブル崩壊に続いて起こった、エンロン社などの不正会計疑惑で、世界最強の会計事務所だったアーサー・アンダーセンが会計粉飾やその証拠隠蔽に関与していたことが発覚し、信用が失墜して、同社は2002年に解散へと追い込まれた。

格付け企業であるS&Pムーディーズは、これと同じことにならないために必至の防戦活動を会社総出で実施中である。

法的には、責任が無い。
あるのは、モラル面である。

モラル無き企業活動であれば、法的には責任が無くても、社会的には責任がある。
無傷ではすまないだろう。


右のコピペは今朝の日経新聞にあるS&P社の主張だ。
証券化商品の格付けは、組成する証券会社と協力して、証券化商品が発展するように支援しながら実施した。
②社債の格付けと証券化商品の格付けは別物だ。

AAAという同じ文字でも、投資家が別物だと理解すべきだ。。。という主張です。

換言すれば、投資家が勝手に誤解するなら、それはそれで証券化商品が発展するから良いでしょう・・という未必の故意ですね、これは
2番目と3番目のコピペは、ムーディーズ社が今週開催された説明会で配布したペーパーです。(日経ビジネスへの記事)

ここでも、投資家が勝手に誤解したと、シャーシャーと述べています。
サブプライムの不正も軽い不正だ(よくある事じゃないか)と言ってます。

両方の会社も全く反省が見られないですね。
もっとも、アメリカでは反省=企業消滅かな???
2007/09/17のBlog
[前回のアメリカ版の平成の鬼平、日銀のバブルつぶしと同じになりませんように! の続きです]

2007年の金融危機は、
①金融機関がデリバティブなどを多用して、悪乗り行為や危ない事をやっていた、
②それを、中央銀行は"ケシカラン!どこかで懲らしめなければならない"と考えていた。


この2つが合わさって、
①金融機関が困るまでは放置してしまった。
②金融機関と『おい、何やってんだ、ちょっと話せ!』みたいな意思疎通が低下した。
③危機になったとき、重大さの認識が遅れたために、初動が不適切な言動になった。
という結果を生んでいます。

関連銀行のチャートを見ましょう。
=====================================
1番目は、英国の第4位の住宅ローン貸付業者、ノーザンロックの株価です。
先週、緊急融資(=輸血)を受けました。
金曜は、▼31%下げました。
今日の寄りも、▼32%下がってます。株価300です。

Bank of Englandなどから何も言われないので、ノーザンロックは直前まで行け行けドンドンだったと思います。少なくとも株価はそう語っています。
2番目は、アメリカのサブプライム・レンダーの最大手、Countrywide FInancialです。
これも似たような株価の動きです。
8月16日に、金繰りに窮しているとゲロしてから下げに拍車がかかりました。
3番目は、今回の金融危機の最大の大物、Citiです。
危機には陥っていませんが、いわゆるオフバランスの規模では世界一だと言われています。
SIVの規模が、1000億ドルだそうです。

1990年代にも一回倒産の淵まで追いやられました。
今回は、何も発覚せずに、無事乗り切れるでしょうか?
4番目は、Citi同様な事をやっているといわれているバークレイズです。

アメリカの金融機関は、住宅市場が悪化したのに呼応して、株価も調整気味でしたが、欧州の金融機関は、好調な経済、特に東欧向け貸し出しで大幅に儲かっているというイメージでした。それゆえ、突然の冷や水を浴びせられてビックリという株価の反応になっています。

この秋は、金融機関の業績下方修正のラッシュになると思います。、
先進国金融セクターは、近寄らないのが賢明です。

下げすぎで、下方修正したら、そこが悪材料出尽くしで、大幅反発というのは、3日も続かないと思います。