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おかねのこねた : ”賢く、楽しく、飲茶的な投資” by 春山昇華
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2007/10/21のBlog
[ 02:07 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]

ここまで調整らしい調整を経験せずに上昇を続けてきた任天堂です。
右はアップルと任天堂のチャートです。2004年8月を100として円ベースで計算されています。

アップルは、12倍近く上昇していますが、6倍程度になったときに約半年に調整を経験しました。丸で囲んだ部分です。
背景は、
アップル自体の理由
①iPodの熱狂なんて冷めてしまう、②マイクロソフトやアジア勢が、類似品を安く製造して、iPodの利益はがた落ちになる、、
相場全体の理由
Fedの金融引き締めで景気が腰折れする
といったものでした。
この時の下落率は、▼40%にも及びました

しかし、この二つとも杞憂に終わり、更なる上昇波動に突入したのでした。
昨年終盤からは、iPhone発売という新たな材料も出現しました。
さて、任天堂です。
今回、2つの懸念材料が出てきました。

①米マイクロソフトのXbox360の米販売台数が9月に、今年初めて任天堂のWiiを上回った。 Xboxのみに対応しているヘイロー3は、9月に330万本が売れ、ゲームソフト販売で1位だった。
②サブプライムの影響が予想以上に深刻で、世界の株式市場が調整するかもしれない。

任天堂に由来する懸念と、市場に対する懸念の2つが同時に発生しています。
2005年のアップルの調整と同じような理由のコンビネーションだと言えます。

おそらく、一個の懸念なら跳ね返してきたけれど、二個同時だと調整をまぬかれないと思います。

では、どの程度? これは難易度が高いです。
上げはファンダメンタル、下げはテクニカル、、と言われます。
いくつかチェックしてみます。
なお、▼10%は調整とは言いません。株価変動の誤差の範囲です。

7万円から▼20%下落すると、56000円です。
チャートの75日線をチョットブレイクする辺りです。

▼30%=>49000円(単なる5万円割れ)
▼35%=>45500円(8月17日の安値近辺)
▼40%=>42000円(200日線をブレイク)
という感じです。

何故、下げはテクニカルかと言うと、PERの下げが大きいのです。
EPSの下方修正など起こってはいないのです。
ただし、懸念で投資家の心の中のEPSは下がっています
こういう獏とした不安感で下げるから、心理的な要因による下げなのです。
だから、下値の目処は過去に揉んだあたり、、とかいうテクニカルになってしまうのです。

とりあえずは、月曜の下げが▼5%をこえるか否かを観察したいと思います。

▼20%を超える調整が発生したら、単純に再上昇はしないでしょう。
投資家の不安を解消する事実が必要になるからです。
それは、
①Xボックスなんか問題外だったことが、ブッチギリの販売台数で示される。
②Wii&ソフトの収益を引き上げる材料(収益原)が勃興する
ことです。
それが何か? 私も分かりません。 誰にも分からないから下がるのです。
2007/10/20のBlog
昨夜は、日経新聞などで特集があったようにブラックマンディ20周年でした。

NYダウは、▼366.94 (▼2.64%)の下落でした。

ちなみに、ブラックマンディは、3番目のコピペにあるように、
▼508.00 (▼22.61%)
まあ、昨夜の10倍下がったわけです。
ただ、昨夜の下げ方は悪い下げ方でした。
反発も無く、ジリジリ、ずるずると下がっていったのです。
今日は、萎えました (10月16日の日本株の下げ)で書いたような嫌な下げ方なのです。

ブラック・マンディは、下落局面の最終段階でした。
もしかしたら、昨夜の下げは、下落局面の初期段階かもしれません。
悪い予想は、外れて欲しいと思っています。
週明けのセルサイドの昨夜の下落に対するコメントが、楽観的か悲観的かを、観察する必要があります。ノー天気であれば注意が必要です。

大抵の時は、私は楽観的で、下げを気にしない
これまで、ブログを読んでいただいた読者は、私の楽観ノー天気ぶりにあきれていたかもしれません。でも、今月は嫌な気分で一杯になっていて、買いたいものが無いのです

さて、右は10年前の1987年10月のNYダウの様子です。
ブラック・マンディ前の週は、5日中4日間も下がっています。

当時、私はロンドンにいました。
10月16日(金曜日)のロンドンは、300年ぶりの台風の襲来で町中の街路樹があちこちで倒壊しました。交通機関は麻痺していて、会社に到着したのが11時ごろでした。

ロンドン市場は半分程度の銘柄しか値段が付かない状態でした。
それでも、少しでも売っておこうと、既に大幅に下がっている株を数銘柄ほど処分しました。

そして台風一過の週末をノンビリと過ごして、翌週の月曜日に驚愕の一日を体験したのでした。


2007/10/19のBlog
[ 21:50 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]で、ドイツの銀行IKBの巨大損失のことを書きました。

昨日、その後のニュースが出ていました。
=================================
IKBドイツ産業銀行が運営するストラクチャード・インベストメント・ビークル(SIV)は、230億ドル(約2兆6600億円)規模のコマーシャルペーパー(CP)発行プログラムに関連した債務を返済できない可能性がある。SIVが償還期限を迎えた債務を返済できないと、強制条項が発動され、すべての債務を即時返済する義務が生じる
==================================
しかし、2兆6600億円もオフバランスに飛ばしているのには驚きです。
かつての山一證券でもこんなに巨額ではなかったような気がする。

銀行救済策が発表された(でも、ネゴ失敗!)、、、国家公認の飛ばし? ③ で書いた米系SIVの救済ファンド(Master-Liquidity Enhancement Conduit: M-LECという名前のファンド)も含め、これから年末にかけては、世界中でSIV救済ファンドが出てくるのだろう。

SIVが保有している中身が開示されないのが問題です。ウォーレン・バフェットも、隠しているから解決が遅れるという趣旨の発言をしていたと思います。

とりあえず、世界の相場は(日本を除いて)パニックからは回復しつつあるのですが、私は、『OKの判子を押せない』という判断を維持しています。
[ 10:25 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
夕方、先輩の話を聞きに行きました。


先輩 : 日本株・・・ずーっと外人が売ってる相場だと思う。
私 : 村上ファンドのインサイダー認定、ブルドッグ・ソースの買収防止策の是認、、と世界的な金融の常識に反する判決が連続したうえに、景気がダメなので、外人は『中国があるから日本はいらん!』とさじを投げたんだと思う。

先輩 : こりゃ為替の大調整があると思うんだけど・・・
私 : 世界同時の再調整って、ドルの大幅な切り下げだから、ドルペッグしてるHKは影響が大きい。大調整の前にHK$のドル・ペッグからの離脱があると思うんだけど。

先輩 : このままでは、欧州はもたないと思うんだ、さすがに輸出は採算割れが出ると思う。大調整は人民元をターゲットにすると思う。そして人民元と日本円は同じ幅だけ上げさせられると思うんだ。
私 : 日本株、、結構下がるかな?
先輩 : 仕方が無いよ。。。アメリカは金利を大幅に下げるしか道はないよ。
私 : 個人のFXは、また屍累々か・・・

先輩 : いずれにしても、参ったなぁー
私 : ふーっ・・・・また遊びに来ます

相場の心、接し方は、この先輩に習いました。

== 補足 ==
<為替>
ユーロは悲鳴をあげているとは言っても、90年代との比較ではドル以外の通貨との決済金額が増加している。
ただ、最近勃興しているBRICsなどエマージング諸国は、ドルへのリンク度合いが強い。
という事は、ドルが下落すれば、東欧以外の地域への輸出代金で食っている企業はヤハリつらい。

一気に為替の大調整をするために合意形成の機は熟しているかは判定が困難だ。
つまり、最近勃興しているBRICsなどエマージング諸国はドルが下がっても、自国通貨が同時に下がるので痛みは少ないから、彼らはあまり文句を言わないが、先進国は不満が多いという状況だから。
80年代、90年代の為替調整は先進国間の為替調整だったわけだ。しかし、今日はエマージングの中国 VS 先進国という構図だ。

ユーロは、ドル/ユーロを固定して、他の通貨が上昇することがhappyだといえる。アメリカは、アメリカ以外の通貨が上昇することに異論は無い。

為替の全面的な調整は、HK$と人民元の関係に手をつけさせるだろう。 HK$が人民元に対して大幅に安くなることを良しとするか弊害が多いとするかは、判定が困難だ。

しかし、弊害が多いと判断する場合は、HK$のドル・ペッグを停止するだろう。法律改正が必要だが、週末でササッと処理できるようなことだと聞いたことがある。ならば、今回とは言わないが、週末のG7と同時に、ペッグ停止を実施できる。
< 日本株 >
村上ファンド、ブルドッグ・ソース、、、この2件は、庶民と旧態然とした企業経営者からは『ヤンヤの歓声』、新進気鋭の企業経営者やリスク資金の提供者からは『鎖国時代への逆戻りのような非常識』という評価だ。

外人排斥という獏とした雰囲気と、企業経営者の保身心理、それに加えて、裁判官の庶民感情へのおもねりを背景に、裁判が判断する範囲を逸脱した判決・・・

これらは外人投資家をして、『いまだに日本はエマージング諸国なみの法律や社会で停滞していると震撼させた。しかも、経済成長は老衰段階にある。同じエマージングなら、老衰国家に投資する意味は無い。』と判断させた。
2007/10/17のBlog
[ 11:46 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]

8月17日の下ヒゲの長いボトム、
10月16日の上ヒゲの長いトップ、
香港市場のH株のチャートですが、ワンサイクル終わったんじゃないかしら?

大相場のトップ、ボトムは、こんな単純なもので決めちゃいけない。
でも、小天井なんかは、こんなもんで教えてもらえるんじゃないかしら・・・
2007/10/16のBlog
[ 20:17 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
昨夜のSIV救済策の発表は、期待裏切りで、ガッカリでした。

その余波が日本株にくると思ってたら、ほんとにひどかった。
前場の30分を見ていて、これはエライ下げになると思って恐ろしくなった。
(右図は、日経平均の日中足)

中国HKも、さすがに後場は売られました。
明日から久しぶりの調整かもしれない。

久しぶりに気持ちが完全に萎えました。
ますます逃げれるだけ逃げです。
[関連したBlog]

昨夜、発表された内容は、期待裏切りでした。

正確に言うと、元々の想定どおりでした。
しかし、一旦変なリークで市場の期待を持ち上げておいて、
でもやはり、元通りでした・・・という発表です。

これは、何も無しで当初の想定どおりになるより、かえって悪いです。
持ち上げられた、落とされれば、痛いです。

悪影響が残りと思いましたが、早速日本株はヒドイ売られ方でした。

これで、30日に金利が下がらないと、ミニ・パニックです。
多分、バーナナンキは金利を下げると思いますけど・・・・

==============
合意内容は、
①民間銀行で金を出し合う
②1年間だけ、ファンドから買取をする=>時間稼ぎだけ・・・
③危ない債権(サブプライムなど)は、一切買わない
④欧州や日本にも参加を呼びかける

(でも、救われるSIVは、米系だけじゃない)
[関連したBlog]

今日の中国HK株は、変だった。
エネルギーなどの一部の株だけ暴騰して、その他の多くは冴えない状況だった。
しかし、インデックスは大幅上昇だ。
インデックスの中に占めるエネルギー関連のウェイトが大きいからだ。

今日、月曜の相場を見ていて、1999年12月のハイテク株のロケットのようなぶち上がりを思い出した。
99年の後半は、タイガーファンドが、ハイテク株はおかしいと言って、ショートを増やしていたが、全然株が下がらないので、12月になって、泣く泣くショートをカバーしたのだ。

本日月曜日の相場を見て、全くの大天井だとは思わないが、かなり危険なサインだと感じた。
先週末から徐々に逃げの体制だが、今週も逃げの継続だ!
2007/10/14のBlog
[関連したBlog]

資金の全部を国は出さない。
主要部分は、銀行が出す。
しかし、最も重要な部分は、国の保障が加わることで、低い金利で借りられるという部分です。

金融危機の発生以降、SIVが調達する金利は跳ね上がってしまいました。
その結果、SIVで保有している証券の利回りよりも、SIVが発行する証券のコストが高くなってしまったり、もしくはSIVの維持コストを加味するとほとんど利益が出ないようなコストでの調達を強いられています。
最悪の場合は、調達不能で資産売却か、銀行が引き取るかの選択を強いられているわけです。

もし、政府保証で債券の発行が可能になれば、ABCPの購入に後ろ向きの世界の投資家も買ってくれるでしょうし、金利だって低くなります。
これが実現できれば、SIVは利益が出るようになります。


何故、こんなネゴが起こっているかですが、Fedが金利を下げても、国債の金利しか下がっておらず、社債や証券化商品関連の金利は、パニック・レベルからは低下しましたが、期待ほどには下がっていないからです。

SIVが銀行経営に体力の消耗を強いる状況が継続するのであれば、もう一度パニックが発生する可能性が高まるのです。

2007/10/13のBlog
今回のサブプライム騒動の最後の引き金は、ABCP(資産担保コマーシャルペーパー)と、SIV(ストラクチャード・インベストメント・ビークル)でした。

主として銀行が、SIVという箱(ファンド)の中で、サブプライム住宅ローン債などを含んだ仕組み債のようなものに投資をするために、ABCPを発行して資金調達をしていたのです。

ただ、ABCPは、7日~30日という超短期満期なので、常時自転車操業で金繰りをつけなければ、破綻する仕組みだったのです。そして、資金調達が不能になって破綻したのが今回の金融危機です。

この危機は去ってはおらず、中央銀行の資金で食いつないでいる状態です。このまま継続は不可能ですから、誰か資金の出し手を見つける必要があるのです。

で、色々資金の出し手を捜したけど見つからなかったので、国家(米財務省当局)が関与して銀行救済策を話し合っているというニュースがでていました。SIVの最大規模の保有者であるシティグループやJPモルガン・チェースなどの銀行と協議しているようです。

救済案は、SIVから資産を買い取る最大1000億ドル(約11兆7600億円)のファンドを設立する。どうしても換金売りが必要な状況のSIVから、ファンドが資産を買い取るのです。
この新ファンドは、国家の関与するSIVになります。SIVのためのSIVです。ここに資金を出すのが国(=税金)ですから、このスキームは金融危機脱出のための銀行救済策である言えます。
右は先週までのABCPの発行残高の状況です。
随分減りました。

SIVの中身を処分できたかというと、誰も買い手がいないので、ABCPでの資金調達ができなくなった分は、銀行本体が引き取っているのです。

しかし、このまま引き取りを続けていくと、銀行本体から本来の業務に必要な資金がなくなります。そこで国家のSIVが登場となったわけです。

で、国家のSIVが民間銀行のSIVから資産を買い取る価格は、正しいの?
誰にも知らされないでしょう。
[ 14:55 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
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年初来のパフォーマンスについて、為替を加味して円ベースでチャートを作成してみました。

なんと、20ポイント以上引き離して、任天堂の勝ちです。
為替は、119.07(年末近辺)==> 117.61(12日) ですから、そんなに円高になったわけでは無いです。
いかに今年の任天堂がスーパーマンかということになります。
[ 14:43 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
今週のH株は猛烈なラリーでした。
先週と今週と連続で大幅な値上がりとなりました。

右は過去半年の状況です。
H株は、中国国内の金余りバブルに踊るA株のパフォーマンスに追いつきました。
年初来では、まだまだA株に追いつかないですが・・・・
2番目の表は、H株の構成銘柄です。
この表に掲載しただけでも、70%弱になります。
これをパッケージで買いあがった投資家が相当多かったのだと思います。

長期的には、先はまだ高いと思いますが、インデックスと競争しない投資家は、別の場所の方が良いパフォーマンスがありそうな気がします。

Redチップとか、少し小型とか、、、
でも、勢いがあるときは、H株ばかり目が行くので、Redや小型などと言っても、聞いてもらえそうにないですね。
2007/10/12のBlog
[ 23:48 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
半年前の4月6日に書いた[レベレッジ・バブル後半戦に向けて⑫]を読み返している。これを書いたときに、半年後にシナリオの再点検をすると心に決めていたのだ。

4月に、二つの結論を書いている。
①昨年以上の資金が、中国、BRICs、エマージング諸国に流入する
②先進国内では昨年以上に、M&A、PEファンドの活動が増加する。

①は、実現した。
②は、サブプライム問題噴出で頓挫して崩壊してしまった。

4月は、金余り+リスク・テイクが続くと考えていた。
金余りは続いている。
リスク・テイクが変質してしまった。
金利分野で信用収縮が発生した。
その分余計に株式分野に余剰資金が回ってきている。

A株バブルを予想したが、予想以上だ。

中国国内市場では、①通貨高、②金余り・低金利継続、③好景気という環境が継続している。この環境は日本の80年代と非常に類似している。』という考え方は、
==>日本以上のようだ。

アジア全体ウェイトの上昇と、地域内での日本ウェイトの引き下げ
=>全く、悲しいかな、実現している

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サブプライムの悪影響を重点的に継続観察することが年末までのパフォーマンスを決する
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当たり前だが、これですね!
やはり、サブプライム問題を、軽率に考えてはいけないです。

昨夜、ムーディーズが住宅ローン関連商品などを格下げしてました。
9月末が終わったからですね。
前回も、6月末が終わってから、格下げしてます。

2/28や、3/27などの金利優遇期間が切れて、金利リセットで支払いが倍増して、支払い不能になるのが、この秋から冬です。
銀行、証券、ファンドの損失が増加するのは、これからです。
1月に発表される10月~12月期の決算が本当の実力が試されるのです。

相場はそろそろ不安な状況を織り込まなければなりません。
このノー天気に上昇した今週は、静かに秋の収穫を始めるのが正解だと再認識しました。
[ 20:53 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
キャリートレードを支えているのは金利差だ。
高金利通貨は上昇し、低金利通貨は下落する。

しかし、1980年代に相場の世界に入った私には、"為替の予測は、金利差が一番"という考え方は最低の考え方だと染み付いている。

何故なら、ダメな国ほど金利を高くする必要があったからだ。さもなくば、海外から資金が流入しないし、そこそこ金利を高くしてもジリジリと為替は劣化したものであった。

それは昔の理論で、今は金利差こそ神様だという前提で、日米金利差とドル円レートを調べてみた。
入手できたデータが、日米の3ヶ月金利の差(黒線)と、ドル円レート(青線)なので、これでチャートを作成してみた。

2000年以降は、金利差の方向とドル円の方向が一致している。
金利差の方向が変化して、少し時間が経過して、ドル円の方向が変化している。
これは、『確かに金利差の方向が変わったのだと投資家が認識するまでのタイムラグ』だと考えられる。

さて、2006年の秋以降、金利差は縮小に向かっている。
今年の初夏が、ドル円のトレンド変更だったのだろうか?
投資家は、まだそうだと認識していないというのがコンセンサスだ。

今後、ドルの金利がさらに下がるのであれば、ようやく投資家は『変わった』と観念するのかもしれない。

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ダメな国、、言葉足らずでした。
一般的には"ファンダメンタル"がダメと十把一絡げに表現されます。
しかし本当に重視すべき点は、その国に資金を投じようとする海外投資家が重要視する項目です。

私の理解では、以下の順番だと思います。
この順番付けの基本的な心は、『大多数の投資家は不安で自信が無く、他人と同じように行動したいと願う性格だ』という理解です。

①治安の安定性・・・ミャンマー、パキスタン、イラクに、安心して投資をしますか?
②政治的な安定性・・・政権交代で証券投資の制度、法律がコロコロ変わると困ります。
③インフレの安定性・・・高いインフレの国は、その国民が自国通貨を信用しません。さらには、長期的な設備投資の計画立案が困難です
④貿易収支、財政収支・・・悪化傾向だと嫌ですよね
⑤現在の政権の政策の方向・・・ブラジルはルーラ政権あってこそです
⑥その他、もろもろのマクロ経済統計

こういうものの総合得点が低い国がダメな国だと思います。
2007/10/11のBlog
[ 23:25 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
10月8日の場が開く前に、[関連したBlog]で、アカマイはそろそろと書きましたが、あっという間に急騰してしまいました。

38から上は一旦take profitで、その後調整を待つと昨日考えていたら、そのレベルも今日の寄り後30分で実現してしまいました。

あまりにも市場のエネルギーの凄さに圧倒されて、半分あきれていますが、今の市場は世界中こんなモメンタムで溢れているという事でしょう。

一旦、休憩だと思います、