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おかねのこねた : ”賢く、楽しく、飲茶的な投資” by 春山昇華
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2008/05/11のBlog
[ 22:22 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
3月のボトムからの大幅な上昇が、やや調整した。
とは言っても、上昇トレンドが崩れたわけではない。
三兄弟もシッカリ調整した。
が、ここまでの上昇を見れば、適度なリズムで休んでいるだけに見える。
(来週、ドカンと下がれば、自信がしぼむかもしれませんが)
人民元は、上昇のペースは遅くなっているが、下落しそうな感じは見られない。
日中米を比べても、名目GDPの長期的な増加率高い中国に投資したいと素直に思うのです。
[ 21:59 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
今週は、月、火が休みだったこともあり、日本株の下げは小さかった。

私は、08年は、3月中旬~年末までを通算して、
中国 > 日本 >アメリカ
だと判断している。

今週の日本株の下げが小さかったのも、『来週、もっと下がって世界に追いつく』のでは無い、と思っている。
とは言っても、アメリカ景気に対する自信が低下してきたわけだから、商社、造船を含めて景気敏感、輸出関連は上がらないと思う。
金融は”若干の緩和期待”が増えてくるように思う。
それに対応して、若干だけ内需銘柄に風が吹くかもしれない。
リートなどは、下げが大きかった分だけスルスルと上昇があっても驚かないようにしたい。
日経平均は、チャートの観点では面白くなってきた。
H&Sを形成しつつある。
5月20日ごろが底になると言ってくれた人もいる。
ノンビリ観察をして、H&Sが完成して、上抜けしたら、超強気になろうと思っている。
サラ金、カードのファンダメンタルを見るに、冬は本当に長い。

5月~6月は、日本のシティが子会社CFJをどこに売却するが焦点になる。7月に発表するCiti(アメリカ)の決算発表で、CFJの処分がでる可能性があるからだ。

サラ金、カードは規模を追求する時代に入っている。
さらには、親が安い資金を提供できる銀行である必要がある。
独立系は辛いだろう。
[ 21:34 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
今週も為替は静かだった。
①ドルに対する弱気は減少したが、さりとて強気になったわけではない。
②もう少し戻れば売りたい
そんな思いが多いのだろう。
対先進7カ国、対26カ国、、いずれの指数も、ほとんど横ばいだ。
ドル円が、105円超えから、103円割れまで売られたので、日本人投資家としては、『一気に円高に戻った』ように感じる。

来週は、ドルが横ばいを維持するのか、長期下落トレンドに復帰するのかの重要な週になるような気がする。
なんとなくそう思うのだ。
無事通過して欲しい。
無事通過すれば、株式は安定する。
金利差との関係は崩れていない。
[ 21:23 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
今週は調整した。
ここでも書いたが、”弱気筋が一旦ギャフンと言った”のを受けて始まったのが今週だった。単純なショート・カバーが終わった事実を消化したのが今週だったことになる。

今週NYダウは、▼2.39%という下落だったが、下げが大きかったのは、金融セクター(▼6.3%)と、一般消費セクター(▼2.86%)だった。

要は、
①サブプライム問題から始まった経済の軟調さは『Worst is Over』だと思ったが、
②住宅を見れば、『Worst is NOT Over』だし、
③回復と言ったって、V字型回復なんて夢のまた夢のようだ、、、
と、急に心配になったのだ。

それゆえ、問題の震源地の金融と被害の本丸の消費が大幅に売られたのだ。
昨年8月の悪役だったABCPの残高は、またジリジリと減り始めた。
銀行はまだまだ大変だ。
LIBOR金利は低下してきた。
嘘つきLIBOR問題の続報はどうなったのか知らない。

足元の金利低下は、08年後半のアメリカ景気に対する景況感が悪化し始めた事を反映しているのだと思っている。
それゆえ、長期金利も2週連続で下がっている。
いずれにしても、先週と打って変わってダラダラと下げ続けたのがアメリカ株だった。
反転のキッカケが週末に出ているわけではない。
来週も良くて横ばいだと想定する。
2008/05/10のBlog
5月5日夜、弱気の最右翼であったゴールドマンが、弱気を修正した。

『嫌だな、もう弱気がいなくなる。こんな時は、とりあえずの調整が入ってくるものだ。』と、そんな会話をNYとしながら、火曜日から始まるふるい落し相場を感じた月曜の夜のだった。

ふるい落とし相場だとすれば、1週間で、▼2%~▼3%、個別株で、▼5%~▼10%を感受しなければならない。。。。と思った。
そして、そうなってしまった。
日経平均は、3日間で、▼2.8%だった。
チャート的には、13000円近くまで下げた後に戻して、14000円を抜ければ、『H&Sが完成して、上抜け』という美しい形になる。

しかし、その前に『14000円が天井だったのだ。ファンダメンタルは悪化している』という、弱気の虫が2週間増殖するフェイズを耐える必要がある。
HKのハンセンも、戻りのポイントで”一旦バック”という形だ。
これまで、結構な上昇率だったので、週間では▼4.5%の調整だった。
テクニカルな過熱感もあったし、NY市場で金融セクターがガタガタしていたので仕方が無かったと思う。

24000近辺で切り替えしてくれると楽観している。
2008/05/07のBlog
さっき、marketwatch.comを眺めていたら、
面白いVTR記事があった。

ローンが払えなくなったり、売れ残った住宅が健康被害をもたらすというのだ。

そう、プールボウフラがわいて、蚊が大量発生するのだ。

さずが、プールのある住宅の多い"アメリカならでは"の問題だと思った。
2008/05/06のBlog
[関連したBlog]

レイク売却先はアコムが有力、5月中にも優先交渉権
今日の読売新聞に掲載されている

ようやく大きなディールが出た。
昨年来のクレジット・カードの企業の合併買収に続いてサラ金にも合併買収の波が始まった。

であれば、株価は動くハズだ。

黄:アコム(8572)PER=11.53
緑:プロミス(8574)PER=61.61
白:アイフル(8515)PER=10.51
赤:武富士(8564)PER=29.24

プロミスと武富士は損失処理の関係でEPSがひずんでいるために、PERが高めに表示されているのだと思う。実勢としてのPERは、11倍~12倍にあると考えて良いのだろう。
そう考えれば、20%~30%の株価上昇は、PERが拡大するだけで達成されてしまいそうだ。思えば、年初来、アコムやプロミスの株価は堅調だ。
昨年来の世界的な資金調達の混乱で、大きな企業が焼け太りする傾向が顕在化している。

クレジット・カードであれ、サラ金であれ、消費者金融としては大きな範疇では同一のビジネスなので、バックヤードのインフラは共通で使える。高度なデータ・マイニングが武器として表舞台に登場する時代である。されば、巨額のシステム投資に絶えられる企業だけが生き残るのだと思う。

残りの中小サラ金は、地域特化、ターゲット特化、地下化などで生き残ることになると思う。

いずれにしても、再編の鐘が鳴った。
再編は、株価↑だ。
明日の相場が楽しみだ。
2008/05/05のBlog
[ 21:08 ] [ 大局観、テーマ、見識 ]
[関連したBlog]
少し古い4月のFTの記事についてです。

LIBORが、チャンとした取引実勢を反映しておらず、「銀行間の談合で表示される数値が実勢よりも非常に低く見えるように操作されている」という内容の記事です。

この時は、続報がない単発記事かと思いましたが、そうではなく、Londonは信用ならないから、USドルの金融機関相互の短期金利市場はNYが支配するようにしようという動きに拡大してきました。

なぜ、Londonで、金利が低く表示されるような談合がなされたか?
それは、資金調達難(しかも、US$の調達)にあえぐ、欧州銀行が、ファンディング・コストを少しでも下げたいと渇望したからだ。。。。そう解釈されても仕方がなさそうです。
今や、LOBORは、欧州銀行のUSドル調達レート、調達コストなのです。

ICAP社というところが、New York Funding Rate(NYFR)というNY市場の実勢レートをデファクトにしようという動きが出ています。

モノラインの格下げ問題で、フランス系の格付け機関のフィッチがアメリカ金融当局に以降に反して「正直に格下げ」したことに対する”嫌がらせ”という面もありそうです。

この談合問題が発覚した直後に、LOBORは跳ね上がっています。
談合をやめたからでしょう。
[ 20:37 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
4月12日に流れた「中国主席、台湾次期副総統と会談…中台関係改善の契機に」に関するニュースは、[関連したBlog]で書きましたが、中国のアジア重視の姿勢が強まってきていると思います。

台湾との関係改善は、中国資本の台湾への投資、中国人の台湾への観光の増加などが今朝の日経新聞(右のコピペ)でも紹介されていますが、息の長い動きのような気がします。


ダライ・ラマと北京政府の話し合いが、とにもかくにも始まったことは、今後数年に及ぶ交渉の第一歩だと思います。

共産党と宗教との関係は、水と油のようなもので、話し合いで単純に解決するような問題ではないと、私は考えています。

チベットへの強制移住という中国政府によるにチベット文化やチベット民族色の希薄化政策は、イスラエルによる移植者によるパレスティナ問題の複雑化(=解決しないようにする)と同じ戦略であり、チベット地区に移りすんだ人々の問題と絡めて前途は多難だと思います。
オリンピックが心配でダライ・ラマとの話し合いが始まったのかもしれませんが、水面下の大きな流れは、「欧米に擦り寄っていた中国」から、「アジアの盟主としての中国」の自覚への変化かなと思います。

それが、日本に対する態度の軟化になっているような気がします。
盟主 VS 配下の国という関係に、日中関係は変わったのです。
名目GDPでも08年は追い越される年ですし・・・(仕方が無いかな)

このアジア重視によって、孤立するアメリカが鮮明になるような気がします。
中国を中心とするアジア、EUを中心とする西中欧州、ロシアを中心とする東欧州、
中東を中心とするイスラム地域、、、長大な流れは、こんな構図が強まって行くと思います。
全体として、中国のアジア重視の姿勢は、地域の安定に寄与します。
そんな中、A株(CIS300)は、重要な4000ポイントを超えました。
2008/05/04のBlog
[ 20:46 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]

強欲が残る株式市場に一石を投じたマイクロソフト

私は、Web2.0の励賛者である。
グーグルの検索エンジンが切り開いた新しいネットの世界を賞賛している。
私の2冊の新書も、グーグルなかりせば生まれなかったと思っている。

それでも、マイクロソフトのヤフー買収断念を見て、一つの時代が終わった、若しくは終わりの鐘が鳴ったように感じた

終わった、若しくは終わろうとしているのは、「検索エンジン・モデル」というビジネス・モデルだ。
自らは、検索エンジンだけを開発し、コンテンツを創造せず、検索に引っかかってきたコンテンツのさわり部分を並べる画面に広告宣伝を配置するという単純なビジネス・モデルだ。

終わった背景は、
①検索エンジン自体が陳腐化したこと、
②ユーザーの目が肥えて、価値のあるコンテンツが少数だと認識したこと、
③価値のあるコンテンツが掲載されたサイトが増加していないこと、
、、だろうと、私は推定している。
右のチャートは、1996年4月19日以降の、ヤフー(青)と、マイクロソフト(赤)の株価推移だ。

この間の株価だが、
ヤフー:18倍
マイクロソフト:3倍弱
になっている。
ヤフーやグーグルは、マイクロソフトを馬鹿にしている。
広告宣伝でコストをまかない、消費者には「表面上の無料」を提供するというヤフーやグーグルのビジネスの前には無限の成長機会が広がっており、有料のマイクロソフトの前には衰退が待っていると豪語している。

そのおごり高ぶりが、「そんな安値で会社を渡したくない」という強欲となって現れたのだろうと感じた。
現実の広告宣伝に依拠するビジネスモデルの状況は、そんなにバラ色ではないことが見えてきている。EPS成長率も徐々に落ちている。

右は、06年初から昨日までの、ヤフー(白)、グーグル(赤)、マイクロソフト(緑)の株価推移だ。
グーグルの登場で、より便利な無料モデルを提供したグーグルに駆逐されたのはヤフーであった事を示している。

さて、明日月曜のヤフーの株価はどの程度下がるだろうか?
強欲な証券会社が、別の嫁入先を押し付けるのだろうか?

そんなことより、グーグルの株価がどう動くかの方が重要だ。
短期的には、”ヤフー+マイクロソフト”という強力な企業の出現を阻止できたといって上昇するだろう。
しかし、ビジネス・モデルの終焉だという認識が広がれば、ジリジリとPERの低下が始まり、株価はダメージを受けると判断している。
2008/05/03のBlog
[ 23:29 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
今週の中国HK株は大幅に上昇した。
銀行株の好決算が目立った。

金融引き締めを実施しているが、ローンは増加している。
しかも、法人税が33%から、25%に低下する。
EPSは、その分増加するのだ。

今後、食品インフレが収まり、
ダライ・ラマとの会談がとりあえずは順調だと報道され、オリンピックの聖火が問題なく北京入りすると、海外投資家が思えば、上昇は加速しそうだ。
(だからといって、チベット問題が解決するものではない)
三兄弟も大反発だった。

全てPERが20倍の下まで下がっていたから、反発の持続性にも安心感がもてる。
人民元は、横ばい。
中国のGWに突入して、為替は商いが止まる。
日中米でみて、中国HKは、谷が深かった分、反発も大きい。
これは高いところから落ちたボールが、大きく弾むという、単純な物理の法則に過ぎない。

本当の実力は、アメリカの戻し減税効果が消える秋以降になる。
その時期は、オリンピックも終わっている。
上海万博までは時間がある。
アジア域内の内需Storyが、投資家の信任を維持しているだろうか?
HKは、日中米では素晴らしいが、BRICsで比較すると、ブラジルがダントツの好パフォーマンスだ。

白:ブラジル
赤:ロシア
黄:インド
緑:HK

ブラジル国債が投資適格に格上げされたのだ。
快挙だと思う。
私の記憶が正しければ、南米諸国が借金を返済するというのは、この数百年で見て、ほぼ初めてのことであり、その非常に稀なことが起こっているのだ。
[ 21:54 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
日本株はシッカリ反発している。
昨年5月から下がっているのだから、この程度は反発があっても不思議ではない。
依然として、大型>中型>小型>新興市場、となっている。

ただ、年初来では、まだ世界に遅れている。
現地通貨ベースで、
日本:▼8.22%、アメリカ:▼1.56%、香港:▼5.65%

円ベースでは、
日本:▼8.22%、アメリカ:▼7.18%、香港:▼10.99%

年初来の円高が効いている。

しかし、3月の99円から、足元の105円というドル/円相場の推移を考えると、3月17日の世界同時底値からの世界の株式の反発は、円安効果もあって、海外株式は、数年来のベストパフォーマンスを示している。
今週も海運や鉄鋼(景気敏感セクター)は順調に上昇した。

それよりも、銀行、不動産、その他金融セクターでの大ショートカバーが特筆される週だった。
これが単なる一過性の動きで終わるのか否かは、まだ判定不能だ。

しかし、日銀の姿勢が変化したことは大きいかもしれない。
利上げに固執した頑なな姿勢が変化したことは大きい。
その恩恵は”Jリート”にも来るかもしれない。
銀行が資金貸し出しを再開し、投資家が増資に気軽に応じるようになれば、上昇再開となるだろう。悲観を若干修正すべきかもしれない。

まだ安心はできない。日銀と、銀行と、投資家の三すくみ状態なのだ。
消費者金融も、日銀の姿勢、銀行の態度が非常に重要だ。
悪材料を並べるのは簡単なセクターだ。

されどファンデリング・コストの低下は利益率の上昇を発生させてしまう。株価は反応してしまうだろう。それが始まったのかもしれない。
任天堂 << アップル
次世代機がカンフルになるには、もう数ヶ月必要なのかもしれません。
[ 21:15 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
為替は今週も静かだった。

唯一、ユーロが弱い。
ドルの価値は、ほとんど動いていない。
ユーロの下落で、商品相場は調整している。
原油だけは、別世界にいる。
原油は商品とは別の聖域にあるようだ。
ドル円、金利差、、問題なく関係が維持されている
対円でみれば、ユーロが弱い。
他通貨は、ドル/ユーロに連動して、対円で上昇している

為替は、静かになってしまった。
静かな間は、株が上昇すると判断している。
[ 21:15 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
住宅価格は着実に下落を続けている。
この数ヶ月は下落スピードが増している。

ピーク比較で見て、▼20%を超えて住宅価格が下落をしているのが、ラスベガス、サンディエゴ、フェニックスだ。
前年比較の悪化も止まっていない。
Homebuilderの株価は、昨年末に下げ止まっているが、最近は横ばいに留まっている。
金利の低下に全く反応していない。
1月~2月をピークに、横ばい~やや弱含みというのが実態だ。
昨年8月に金融危機の引き金となった「ABCP」だが、また減少が始まっている。
やや注意を再開したい。

金曜には、Fedが、TAF(Term Auction Facility)の金額を500億ドルから、750億ドルまで増額させていた。水面下では資金繰りに窮する事態が進行しているのかもしれない。世間にバレないように必至の処理が進められているのかもしれない。

06年のヘッジファンド、アマランスの救済の時もそうだった。
5月に実質的に破綻し、世間に表面化させたのは10月だったのだ。
[ 21:14 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
先週、今週と肝になる日に上がってくれた
昨夜の雇用統計も、予想が超悲観だったので、実際の数値は悪いは悪いのだけど、株を下落させるほどではなかった。
当面は、世界の株式市場に悪さをしないで耐えてくれると思う。


ただ、雇用状況は良くない。
製造業、建設、小売の雇用は予想以上に減っている。
足元の経済は着実な悪化が続いていると考えるべきだろう。

企業の決算の特徴は「企業間格差の拡大」だ。
全員が恩恵を受けられない、、、というより、ダメ会社がズルズルと業績を落としているのだ。だから、同一セクター内で、どの銘柄を持っているかで、猛烈な差が付くのが今年の相場の特徴だ。これは、まだまだ続くだろう。
右は、
FFレート(白)
2年国債(赤)
10年国債(黄色)
10年社債(緑)
というアメリカの金利の状況だ。

完全な順イールドになった。
とはいっても、社債金利は、この半年ジリジリ上がっている。
企業の調達コストは上昇し、売り上げは辛くなっている。
長期金利は、3月に記録した”3.5%割れ”をボトムに、4%近辺まで上昇している。
景気を楽観し始めたようだ。

しかし、私は思う。
景気の実態は思わしくない。
景気は改善ではなく、悪化をしている。
悪化のペースが、ちょっとマシだっただけだ。

株は、less negativeでも大幅な反発をするものだ。
しかし、景気が株式を追いかけて復活しないかぎり、株は元に戻ってしまう。

その意味で、現在のアメリカ株の反発は「頓挫の危険をぬぐえない」状態で発生している。もう少し観察期間が必要だと思う。

私の想定だと、Fedは利下げの再開を余儀なくされると思う。
2009年には、ゼロ金利に追い込まれるだろうと思っている。

Homebuilder株の上昇が止まってしまったことも、その理由の一つだ。
商業用不動産の悪化はまだこれからだ。
FF金利の▼0.25%の分だけ、LIBORは下がった。
しかし、スプレッドは縮小しない。