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おかねのこねた : 賢く、楽しく、ユックリ投資 by 春山昇華
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2008/06/29のBlog
[ 14:02 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
ドルは静かです。
若干ドル高に戻ろうとしたのですが、結局頓挫して、元に戻りつつあります。

右は、26カ国貿易加重ドル指数
こっちは、先進7カ国貿易加重ドル指数
ユーロですが、ドルの反転上昇/ユーロの反落が頓挫して、戻り歩調です。
ドル円は、金利差が動かないので、ボックス圏で行ったり来たりの動きから出られないようです。
FRBが金利を引き上げないと投資家が判断すれば、ドルの下方プレッシャーが増えるでしょう。
[ 13:54 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
私の観察銘柄も今週は相当下がりました。
アップル、モンサント、セールスフォースは、ここまで良いパフォーマンスだったので、下がるときは大きく下がるのだと思います。
金融セクターに関して、2004年の春以降のチャートを作ってみました。
白:宅建業者
赤:総合金融(Citiなど)
黄:地銀
緑:証券

証券以外、同じレベルまで下がっていますが、それにしてもすごい下げ方です。
景況感の悪化に呼応して、長期金利は下がっています。
インフレ懸念に対応した利上げは、吹っ飛びそうです。
新規の失業者はジリっと増えています。
失業者は、なかなか仕事が見つけにくくなっているようです。
継続的に失業保険をもらっている人は減らないです。
[ 13:34 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
ズルズルと下がり続けた今週でした。
NYダウの”12000ドルは遠くなりにけり”・・・でしょう。
3月の安値を更新して、年初来では▼15%となりました。
5月中旬からの下げ方は恐ろしいほどでした。

年初来(ローカル通貨ベース)
日経平均:▼11.52%
HKハンセン:▼20.75%
オーストラリア:▼17.39%
ドイツ:▼20.4%
フランス:▼21.67%
となっています。
住宅販売(5月データ)が出ていました。
予想通りの低水準です。

右は新築一戸建て住宅販売戸数
毎度おなじみの”ABCP”の残高です。
増える気配はありません。

日本でも、不動産投資用のSPC(ノン・リコース・ローンを使って資金調達)を、本体決算に連結しろという圧力がかかっています。
欧米銀行が、簿外の投資ファンド(SIV)をhんタイで引き取っており、世界的に『簿外バッシング』が広がっています。
この簿外バッシングをはじめとして、規制強化の嵐は初期段階だと思います。
不祥事を契機に規制が強化されるのは世の常ですが、その後は経済活動が停滞するのも世の常です。
LIBORは静かです。
欧米金融機関の資金調達ラッシュは道半ばのようです。
金を持ているのは、アジアの輸出黒字国と、OPECなど資源エネルギー輸出国です。

こういう状況で、資源エネルギー価格が半値になったら、金が消えるだけです。
景気はすぐには良くなりません。先進国の国民は防空壕に入ってしまい、外に出て買い物三昧に戻るには時間を要するのです。
日本の消費者が防空壕から出ないのと同じです。
2008/06/28のBlog
郵便局が混雑していて待っていたら横のパンフレットが目に入りました。
人生って、こんなに金が必要なんですという、『よくあるパンフレット』です。
パンフレットから計算すれば、

結婚費用:400万円
住宅:4000万円
教育:(800~1500万円) × 2人 =1600~3000万円
老後:38万円 × 生存年数(例:25年) = 1億1400万円

となりますね。
38万円のうち、年金で23万円まかなえるとなっています。
でも、今後さまざまな税金、保険料が引かれますし、しかもその金額は増えていくと思います。

私思うに、政府が言う『ゆとりのある老後』って、今後のインフレも考慮すれば、2020年前後に定年を迎える人々にとっては、額面で月間50万円は必要だろうと思っています。
私の計算した必用資金と比べてみてください。
2008/06/27のBlog
[関連したBlog]で紹介した「インプレッション・ストリームのその②」がアップされました。

VTRへの直リンクは、これです。

これで、今回の3部作はおしまいです。


[ 07:28 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
90年代以降のアメリカの金融セクターの歴史は、「消費者に金を貸し込む歴史」だったと言える。
金融知識を身につけてしまい利幅の薄くなった企業に見切りをつけて、金融知識の低い個人にマージンたっぷりの金融商品を売りつけることで、我が世を謳歌したのだ。

右のチャートを見ても、メリル・リンチ(ピンク)、シティ(黒)といったリテール分野(=一般消費者)に強い金融機関が、SP500(細い青線)をはるかに上回るパフォーマンスだったことからも明らかである。

1990年以降、SP500が、ピークでも5倍に届かなかったわけだが、メリルやシティは、ピークの株価は約25倍になっていたのだ。

反面、大企業中心のホールセール金融機関であったJPモルガンは、この間SP500とほぼ同じパフォーマンスに甘んじている。金融の時代であった20年弱で、SP500並とは劣悪なパフォーマンスだと言うことだ。
99年5月にNY証券取引所に上場されたゴールドマンを加えて、99年5月以降のチャートを作成すると、右のようになる。

資源エネルギー相場を当てて、サブプライムの損失を業界最低水準で切り抜けたゴールドマンだが、過去3年のパフォーマンスは素晴らしいものがある。

ゴールドマンは、消費者をターゲットにせず、「自らが投資家(=ヘッジファンド)となって、リスク・テイクする」という道を選んだ。
金を貸す銀行ではなく、自己資金を投資対象に投下するリスク・テイクを行うバンカーに戻ったのだ。

自分の投資のために調査をするのだ。他の証券会社のように「笛を吹いて客を躍らせてテラ銭を稼ぐ」のではない。それゆえGSのリサーチは吹っ切れていた。売りは売りだと言っていた。今もそうだ。

さて、消費者にマージンたっぷりで金を貸し込むビジネス・モデルからは、当面オサラバせざるをえない。
では、全員がGSのようにリスク・テイクをするのだろうか?

無理だと思う。
銀行はリスク・テイクとか、個人が創意工夫をしないビジネス・マインドの企業体なのだ。本部の示した方針・マニュアルどおりに、ひたすら実行するビジネス・モデルに猛進してきたのだ。
だから、しばらくは低い利益率に甘んじた時代をすごさざるをえない。
これは、崩壊しつつある金融レベレッジの逆回転(=デ・レバレッジ)から来るもので避けられないのだ。

銀行ではないメリル・リンチがどう舵をきるのか?
これには興味がある。
[ 06:31 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]で書いたことだが、
原油を増産しようと言うサウジに対して、
=====================
イスラエルと一緒になってイランを攻撃しようというアメリカに塩を送る必要はない
=====================
という意見がOPEC内に渦巻いている。

サウジと、1990年の湾岸戦争の終結以来サウジの子飼いの部下のようなクウェートは、増産を発表した。
しかし他の国、特に反米感情を持つ国は「親米過ぎるサウジ」に心穏やかでない。

6月26日には、アメリカ嫌いのカダフィー大佐で有名なリビヤからは、「原油供給は充分すぎるほどある。リビヤは減産の可能性を考えている」というコメントが飛び出した。

また、OPECのケリル議長は、アメリカ&サウジの原油価格の若干の価格下落を画策した言動に対して、「原油先物価格は$170まで上昇するかも・・」という発言をした。

一方のアメリカだが、イスラエル軍との「イラン空爆を想定した合同軍事演習」と、それに続く「北朝鮮のテロ国家解除」の動きを見ていると、北朝鮮の後始末を中国に押し付けて、イスラエル擁護に集中する”レイムダック政権のブッシュ”という見方をされても仕方がなかろう。

残されたブッシュ政権の日数は、「事を起こして引っかきまわすには」まだ充分の時間がある。
9・11から始まって、アフガン進行、イラク進行、、、最後は???
戦争にこれほど金を突っ込んで浪費した大統領も珍しい。
でも、8年間もブッシュに大統領をやらせたこと、これだってアメリカ国民が選んだ道なのだ。
チャートだけ見ていて思うのは、こんなチャートの形で大天井を形成して相場が終わったことはあまり無いということだ。
つまり、まだもう一吹きの高値が控えていると思うのだ。
2008/06/25のBlog
[ 21:04 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]で、以下のように書きました。
======================
少し前に、ポールソンとバーナンキがリップ・サービスで、「流動性や景気の心配は去った。インフレ対応に力点を移す時だ」というニュアンスの発言をした。それを受けて、アメリカの景況感が「景気回復、利上げへ転換」などと先走った感があった。
しかし、突きつけられた”冴えない景気実態と金融機関のダメ決算”という現実に、二人のブラフはもろくも崩れたというのが、今週のアメリカ株だった。
=======================

今晩は、ECBのトリシェが『連続利上げするなんて言ってない!』と前言を撤回しています。
インフレを心配するよりも、景気や金融市場を心配しなければいけないと、再認識させられたのだと思います。

今晩のアメリカFOMCも、金利は据え置きでしょうし、これで金融引き締め懸念は消えたと思います。
つまり、これで5月中旬以降の調整が終了するのだと思います。

ECBの利上げは、次回で終わり、今後は利下げのタイミングを待つことになります。
欧州の住宅バブル崩壊も相当ひどいですから。。。。
特に英国は・・・
2008/06/24のBlog
[ 22:56 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
ピーク(06年7月)からは、▼17.8%

最近のコンセンサスは、
①ボトムは2010年にずれ込む
②ピークからは、▼20%以上になる
といった感じだと思う。

(▼30%という数値に、公式に言及しているのはGSだけだと思う)

前面同月(07年4月比)▼15.5%
宅建業者の株価は、ご覧のとおり
==============
全然、関係ないですが、これはベトナム株価指数
[ 20:37 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
日本、米国、欧州のパフォーマンスを調べた。

日本 > アメリカ > 欧州

という結果になった。
株価が景気の先行指標だとすれば、現実の景気の落ち込みの激しいのは、欧州だということになる。
まずは欧州のIndex
3月の安値面合わせまで下がってきた。
次がアメリカ
これが日本
でも、簡単に信じてはいけません。
為替を統一するとこうなります。
ほとんど同じです。

しかし、これも単純に信じてはいけません。
07年8月27日を起点にしてチャートを作成しているからです。

多くの資料は、自分の都合の良いように、起点や基準を決めているのです。
[ 06:04 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]を読み直した。
==こんなことを書いている==
右は、2006年5月頃にFTに掲載されたナイジェリアの原油パイプインの上をあるく反政府ゲリラの若者兵士の写真だ。
ナイジェリアでは、頻繁にパイプラインが爆破されている。
直径数メートル規模のものがパイプラインというイメージがあるが、現実はこんなもののようだ。爆破も簡単だし、修理も簡単だろう。
==============

ふと、以下のような仮説の検証のためにネット内を検索しようと思った。

①政府も反政府ゲリラ(MEND)の上部組織も、「私腹を肥やしたい」だけ。
②ゲリラによるパイプラインの爆破と原油の奪取は、「形を変えた、政府から反政府(先進国で言えば野党)への賄賂」である。
③反政府グループ幹部は、奪取したオイルを販売して資金を得て、(1)主として私腹を肥やし、(2)資金の一部をゲリラ活動にまわすが、(3)ゲリラ活動は、お互いが合意した”一定の出来レース”のようなもの(先進国の国会論戦と同じ)
④ゲリラ活動は、反政府側にとっては、示威活動、政治的パフォーマンスで、支持勢力に「俺たちチャント活動(=ゲリラ)しているぞ!」というための実践活動
⑤政府側にとっては、直接資金を手渡すと、「もろに賄賂になる」が、わざと原油を奪取させて、「反対勢力を合意の範囲にコントロール」するための賄賂資金を渡す形をとれば、政府側支持勢力にも文句がでない。また、破壊されたパイプラインの修理業務を傘下の業者に、シェルの資金を使って回す(=利益誘導)ことが可能だ。

今晩、色々調べてみようと思っている。
2008/06/22のBlog
[ 20:30 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
A株の下落を見ていると怖くなりますが、これは『A株と、H&RedのPER格差』の”いつかはやって来る収斂”だと思えば、まあこんなものでしょうと思う。

チャート的には、H株が3月の安値を切らずに踏みとどまってくれれば大丈夫だと判断している。
内需銘柄の本命だと注目している『中国三兄弟』は、先週よりも少し高いところで週末を迎えた。
戻り高値からは相当下がったのだが、それでも3月の安値からはまだ堅調さを維持している。でも、金曜のNYのダメさがあるので、月曜は安いだろう。
人民元は、ヒタヒタと我が道を歩んでいます。
変わらないでしょう。

鄧小平の南巡講和の後に、相当人民元を安くしましたから、余裕は大きいのです。
右は、05年に野村のレポートに掲載されていたチャートです。
当時は、日経新聞にも長期チャートが出ていました。

これを見ると、南巡講和の直後は、1US$>6RMBだった事がわかります。最近の中国とアメリカの競争力を考えると、1US$=4RMB程度は想定できそうだと感じております。
[ 20:13 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
木曜、金曜と結構下げました。
それでも、世界の中では非常に底堅い動きをしています。

マザーズは、まだPERなどValuation面で変な企業が多いのでダメだと思うのですが、普通の会社は欧米と比べると、企業業績という面ではこれ以上売られる理由が少ないと思います。何故なら、早めにダメ状態を織り込んできたからです。

ただ、マクロ的、TopDown的に日本株の売買を考える欧州系の運用会社からすれば、日本の政治状況とかは、(日銀人事も含め)世界の中でも劣悪だと位置づけられます。
ですが、現在の福田政権は安部政権と異なり、『さじを投げるような馬鹿をやっているわけではない』(よく耐えていると思う。私なら、怒って投げている)ので、この面でも、ここから株を売りたたく必要はないと判断できます。


日銀総裁も、実際に何を考えているかは、部外者の私には分かりませんが、文章や発言となって出てくる景気や金利に対するニュアンスは、福井時代とは雲泥の差(=not利上げ)だと思われます。

コーポレート・ガバナンスで『保身のための買収防止策』を採用した企業は株価が下がってもおかしくないのですが、それは昨年の『ブルドッグ・ソース事件に対する非常識な判決』後の半年で、海外から大量の売りが出た事で、すでに織り込みが終わっていると思います。
不動産はマンションの値下げなどが記事になってきました。
一旦メディアへの顕在化が始まると半年程度は継続すると思います。
とすれば、今年の年末あたりは『ボーナスを当て込んだが、マンションは不発・・・・』って記事が掲載されているかもしれません。

そういえば、『ワンルーム・マンションに投資しませんか?』って電話が今日も来ました。まともなマンション開発が無理になると、投資用のワンルームに切り替えてでも、仕込んだ土地のコスト負担から何とか逃れようとするものです。これからワンルームの電話が増えるかもしれないです。
最近、クールビズ用のシャツを見にユニクロに行きました。
レジは混んでました。
ヨーカドーやイオンの衣料品売り場よりも、品揃えや品質は良いと思いました。

見て比較するだけの予定でしたが、三店舗を行ったり来たりと商品比較調査を二日間もやっているうちに、『まとめ買いだと値引きが大きい』という魅力に惹かれてユニクロで4着(長2短2)も買いこんでしまいました。
こんな人がいるので、売り上げが伸びるのでしょうか???
2008/06/21のBlog
[ 21:12 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
全てはここから始まった。
バーナンキとポールソンの発言で、”ドルの反発か!”とショート・カバーが起こったが、それも一旦は終わってしまった。ファンダメンタルがついてこない限り、本物のドル高トレンドにはならない。

右の26カ国貿易加重指数も横バイだ。
アメリカは、先進国との貿易量よりも、BRICsなど新興国との貿易が増えている。中国をはじめ、いくつかの新興国の対ドル・レートは上昇している。それが右のチャートに反映しているのだ。

アジア通貨(特に韓国ウォン)は堅調だ。インフレ・ファイターという態度を見せている(=金利の引き上げ姿勢)からだ。

しかし、金利の引き上げは経済的な体力の消耗を意味する。体力の無い国は、無理をしていることが多い。そんな新興国が、95年~98年のような危機に遭遇すれば、新興国の通貨は大幅に下落するかもしれない。それを否定はできない。

現在はベトナムは結構危うい状態になっている。外貨準備が、貿易決済の必要量の2.8ヶ月分しかない状態だ。投資ポジションを含めて外貨が流出するリスクはある。
帰趨は、投資家の行動にかかっているとも言える。
95年~96年のタイ危機の時も同じような外貨準備になっていた。
先進7カ国ドル指数も、横バイだ。
ユーロ/ドルは、そろそろ『景気の悪化する欧州/景気の底打ちのアメリカ』という想定で、ユーロ売り/ドル買いが始まりかけていたが、これも一旦は引っ込んでしまった。

アメリカは、インフレとの戦いを始めるので利上げが始まる。
欧州は景気回復のために利下げを始める。
この考えが吹き飛んでしまった。

アメリカは景気がまだ悪い。
欧州は、7月はほぼ確実に利上げする。
なら、まだドルを買うのは早い、、、こうなってしまった。
はしごを外された分だけ反動は大きいかもしれない。
ここまでは、ドルの話だ。ドルがどうなるという観点だ。

==以下は、円の話だ。円がどうなのかという観点だ==
今週は、
円は、ドルと人民元に対しては、若干強かった。
ユーロと、豪ドルに対しては弱かった。
日米金利差とドル円相場だが、
パニック的にドルが売られたときに発生した乖離は完全に消滅した。
次の金利差の動き(拡大か?、縮小か?)を待っている状況だ。
[ 20:55 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
”イスラエルがイランを空爆する”を言い訳にしているが、今週のアメリカ株の低迷に関しては、回復のめどが立たないアメリカの消費活動が一番の悪材料だと思う。
昨夜は、GM▼6.8% フォード▼8.1%という大幅下落があった、、、こんな時、アメ車が売れるわけがない。格付け機関から、格下げ示唆されているようだ。

シティは、また赤字決算だと言われている。
だれも疑っていない。驚かない、少なくともバブル崩壊後の金融機関の塗炭の苦しみを知る日本人投資家は・・・・
シティの主力商品であるクレジット・カード事業にも相当なダメージが発生していると思う。消費者の様子を想像すれば明らかだ

NYダウは、週間で、▼3.8%の下落だった。

少し前に、ポールソンバーナンキリップ・サービスで、「流動性や景気の心配は去った。インフレ対応に力点を移す時だ」というニュアンスの発言をした。それを受けて、アメリカの景況感が「景気回復、利上げへ転換」などと先走った感があった。
しかし、突きつけられた”冴えない景気実態と金融機関のダメ決算”という現実に、二人のブラフはもろくも崩れたというのが、今週のアメリカ株だった。
過去6ヶ月、アメリカ国債の金利(黄、赤)は下がっているが、一般事業会社の調達金利(緑)は上がっている。

ビジネスが苦しくなって、運転資金が必要になるという”まさにその時に、企業の資金調達金利が上昇する”のだ。

しかも、おいそれとは債券の発行はできなくなっている。
じゃあ、銀行からローンを借りようといっても、銀行は門を閉めてしまった。倒産リスクがあるときに、銀行は金を貸さないのだ。
むしろ、青息吐息の会社から(感づかれ無いように)貸しハガシをするのだ。
ハガシに遅れてババをつかむ(倒産に巻き込まれる)と、銀行の株価は下落し、株主からは文句を言われ、もらったオプションは水泡に帰すのだ。
私の観察銘柄は相当リバウンドした。
CRM、モンサント、、、まだ傷がついていない。
グーグルは、マイクロソフトがヤフーの完全買収をやめた時点で、相場的には終わったとお伝えしたが、その考えは変わっていない。終わったものは終わったのだ。

アップルは復活すると思う。
この私でさえ、マック(iMac)を買おうとしているのだから。。。
住宅の競売手続き件数は、大幅に増えた。
一部でピークは過ぎたという事をいうアナリストもいたが、、、、
期待裏切りは、反動が大きいのが通例だ。

モノライン保険会社は、やっとチャンと格下げされた。
アメリカ系の格付け会社も、さじを投げた格好だ。
これ以上モノラインをかばったら、自分たちが株主代表訴訟のリスクにさらされるのだ。

シティのCFOの評価損拡大発言だが、私には、『サブプライム関連の評価をちゃんとやるので、評価損が増える』という意味に聞こえた。いずれにしても、「これまで隠してました」と言ったことと同じだ。
先日でていた設備稼働率だが、ここから回復というよりは、もう少し悪化と見るのが妥当だろう。

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2008年は、アメリカ株は不要。。。方針に変更なし
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