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おかねのこねた : 賢く、楽しく、ユックリ投資 by 春山昇華
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2008/07/14のBlog
[ 21:15 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
Too Big To Fail
こんな大きな金融機関を潰すわけにはいかない。
とんでもないパニックになってしまう。

この考え方が金融機関の経営を甘いものにしてきたと言われてきた。
しかし、監督機関も、時の政府も、潰した責任とそこに至った監督責任を問われたくないので、other people's money(自分の懐は痛まない)である税金を投入して、金融機関を救済してきた。

しかし、今や・・・・・
Too Big To Rescue
こんな金融機関は、救うには大き過ぎて、金がない。
パニックになるかもしれないが仕方が無い。
無い袖は振れないのだ。

こういう風に変わってしまう可能性がある。
ふと、そう思った。

=========
しかし、現時点では、Too Big Too Failを維持すべく、臨時法案が議会に提出されている。

アメリカの国会議員も、潰した責任を追求されることに怯えて、法案を可決すると思われている。
このやり方は、ここの原油の所で書いたように、北朝鮮やイスラエルと同じ「脅し、ゆすり」なのだ。
つけは全額、アメリカ人の税金であるが・・・・・
[ 12:05 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]で、デカップリングが始まると書いた。

今日の日本&アジア株の値持ちの良さを見て、
=====================
アメリカは捨てられた
90年代の日本が捨てられたように、、、、、
=====================
と感じた。

まだ、前場しか終わってないが、多分そうだろう、、、

こんな形のデカップリングを誰が予想していただろう?

去るものは追わずだ・・・・・

ただ、こんな極端な思い込みが往々にして転換点になることもあるので、観察は惰らずに継続したい。
2008/07/13のBlog
[ 22:37 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
金曜から不在だったのですが、日曜に2日間のニュースを斜め読みしました。

アメリカの金融市場の脆弱さが、再度まな板の上に乗りました。
3月の救済対象は、小さなベアースターンズでした。
FRBの「モラル低下を無視した緊急措置=大金融緩和」というバンドエイド作戦が功を奏しました。

今度の救済対象は、大きなファニー・メイ、フレディ・マックです。
何かを犠牲にしなければ救済は無理だと思います。

何を犠牲に差し出すか?
一番簡単なものは、金利をドカンと下げて、ドル安を犠牲者として差し出すのです。
でも、市場参加者がそんなもので満足するかは不確定です。
ドル安で、アメリカは救われますが、欧州、アジアは損害をこうむるからです。

じゃあ、何を差し出すか?
今この瞬間は、思いつきません。
来週、ユックリと考えようと思います。

基本観は、普遍です。
08年は簡単な年では無い。
中国>日本>>>>>>>アメリカ(投資不要)

BRICsのばらつきが大きくなりました。
来年の今頃は格差が小さくなっているだろうと予想しています。
つまり、資源高は来年の投資テーマではないと考えているのです。
来年のことを言うのは早すぎるかもしれません。
数値的な根拠は無いのですから。
[ 21:31 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
日本株は世界の中で非常にしぶとい株式市場=下がらない市場とみなされるようになった。

いわゆる不美人投票の時代では、相対的にマシ=美人(?)なのだ。

マザーズ市場は、まだまだ不美人に該当するようで、下げが止まらない。
今週は、鉄鋼、海運は上昇した。
日本株を買うなら鉄鋼、海運だよ、Value株の代表であって、これが投資と言うもんだ、、、という声が聞こえてきそうな雰囲気だ。
Jリートは肝となるようなレベルで横バイだ。
サラ金は怒涛の下げに直面している。
そんな中、GEが日本の消費者金融サービス(レイクを含む)を売りに出した。
新生銀行が、5800億円で買った。
さて次はどこを誰が買う?
もう相場の最終コーナーを回ったと思う。
円は、ドルよりは強かったが、他の通貨よりは弱かった。
[ 21:29 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
中国悲観論が渦巻く中で、よく値が持っていると思う。
3月の安値近辺では反発を予想した買いが入ってくる。

来週前半はサスガにアメリカの影響を受けるだろうが、週の後半で立ち直れば良しとしよう。
内需はヤハリ本命だと思う。
三兄弟はこの相場の中では堅調な方だ。
6月の貿易収支が発表された。
前月よりは増加したが、全年同月よりは少ない。

アメリカ景気の悪化は確実に中国の輸出企業にダメージを与えているのだ。
それでも、人民元の対ドルでの上昇は止まらない。

最近食品のインフレが収まってきているようだ。
この傾向がどこまで継続するのかは、08年の相場に重要なファクターになってきた。
[ 21:22 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
マイクロソフト(紺色)とアップル(ピンク)の株価は対照的な状況だ。
iPod、iPhone、Macと知らぬ間に「Everything Connected」が出現した。
使わせ方もかっこよさ(Cool!)を上手に演出している。

使えりゃいいんだよ、、というダサいマイクロソフトとは違う。
だからといってWindowsのビジネス市場での牙城は揺るがない。
アップルは今のところ、「ビジネス市場に出る余裕が無い」という状況は否定できないのだから。。。
任天堂も、春以降のアップルの株価面の元気良さにはかなわない。
Web2.0銘柄群では、最近は、アカマイと、セールスフォースという企業寄りの銘柄の下落が大きい
[ 21:11 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
失業保険を継続的に受けている数は高止まりしている。
新規失業申請件数も高いままだ。
貿易赤字は、原油の輸入代金が増加しているにしては増えていない。
それほど原油以外の輸入が減っているのだ。
アメリカ人の消費するパワーが低下していることの証拠だ。
6月の住宅に競売件数は若干の減少となった。
しかし、絶対レベルは高い。

住宅ローンの繰上げ償還手数料(=違約金)は高額である。
特にサブプライム・ローンでは、ドンドン借り換えさせて手数料を稼ぐことにブローカーの主眼が置かれている。

繰上げ償還では、ローン残高の5%もの手数料が徴収されることがある。表面上の金利は低く見えても(例:6%とする)、2年後に借り替える時に5%も徴収されれば、実質金利は6%+2.5%=8.5%にもなってしまうのだ。

FRBはこの悪質な状況に規制を加えようとしている。
最初の数年間だけ固定の低金利で、その後は高い変動金利になってしまう「ハイブリッド型」の住宅ローンに関して、違約金を禁止するという内容らしい。

さて、実施されればどうなるか?
金利が6%から「8%~8.5%」にアップするだろう。
そもそも、コレくらいの金利を徴収しなければ間尺にあわない人々への住宅ローンなのだから・・・
アメリカ株の観察銘柄は、アップル以外は弱かった。
市場が▼2.5%も下落しているのだ。
仕方が無いだろう。
金融は滝のように下がっている。
それでも、90年以降のインデックス(細青線)との比較では、まだ下げが足らないのかもしれない。
ほぼ全ての金融セクターが弱い。

この週末に私は、アメリカは日本の90年代のような状況になってしまったと判定した。
長期ダメだと判断した。

これからデカップリングが始まるだろう
原油は高値を更新した。
こんな形のチャートでピークは打たないと書いたが、やはり上に抜けてきた。

いわゆる地政学的リスクだ。
イスラエルがイランを攻撃するというシナリオだ。
随分前から出ているうわさだ。
口先介入で原油を高止まりさせられる。

イスラエルは、「俺に無茶な振る舞いを断念させたいなら、俺のいう事を聞け!」という作戦だ。これでは、まったく北朝鮮と同じだ。両国とも、生き残りに必死なわけだ。親が中国とアメリカという風に分かれているのも面白い。
金価格も上昇した。3月に株がクラッシュしたとき、17日に最高値(1033.9ドル)をつけている。

金が最高値を更新する日は、また株がクラッシュするのだろうか、、、そんなことを想像する投資家が増えるような気がする。

[ 20:54 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
今週のNYダウは、▼2.5%という下げだった。
金曜は、一瞬11000を割り込んだ。

金融がダメなら、市場は弱いの典型的な週だった。
今週のハイライトは、ファニーメイ(赤線)、フレディ・マック(白線)というGSE(Government Suponcered Enterprises:政府援助法人)の混乱だ。

両者とも、サブプライム問題前夜である05年末から、▼80%~▼90%という株価の下げになっている。(右チャート参照)

今週は、インディ・マック(緑線)が破綻した。
手数料が高額な住宅ローン(Alt-A)を主力にすえた金融機関だったが、リスク管理が甘すぎると先月シューマー議員に指摘されて以降、預金の流出が止まらず、公的資金が入ることになったのだ。

そして、これが、ファニーメイ(赤線)、フレディ・マック(白線)は大丈夫か??という疑心暗鬼になっていった。
ブッシュ大統領は、ファニーメイ、フレディ・マックへの公的資金注入に否定的だ。むしろ共和党は、両社の完全民営化を目指してきたのだ。

それゆえ、金曜日の市場の混乱に際しても、助ける、助けないの混乱した発言が飛び交い、かえって市場は「政府に解決策は無い」と見透かされるハメになってしまった。

そもそも、何もしないブッシュが終わって、新政権発足まで、市場を騙してでも、脅してでも、ファニーメイ、フレディ・マックを生き延びさせる問題先送り作戦が実行中なわけで、根本解決など無かったのだ。

短期金融市場は静かだ。
GSEは、ワーワー騒いでいるが、金融の本丸には影響が及ばないと市場が理解している証拠だ。
しかし、今後の展開ではどうなるか不明だ。
長期金利も、動いていない。
ABCPの残高も変わらない。
[ 20:09 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
ドルは最安値近辺にある。
何かの不安が加われば、ズルッと滑り落ちそうな危うさが漂っている。
誰かどこかのディーラーが、安値を叩けば一気に全員が追随するだろう。
先進7カ国であれ、対26カ国であれ、行くときは一気に安値を大幅に更新するだろう。
ユーロは高値(4月2日1.6018)更新を目指す動きとなった。
1.5937まで買い進まれている。

アメリカは、ファニーメイ、フレッディ・マックの救済に一枚岩では無い」という恐怖心が「Good by アメリカ」となって、ドル売り/ユーロ買いに走らせている。
日米金利差は変わっていない。
週明けに105円割れをトライするだろうが、ここは心理的に強力な抵抗線だ。
2008/07/10のBlog
[ 22:29 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]

アップルのサイトで、MobileMeの説明を見た。

やはり、スゴイ!
これこれ、こんなんが欲しかったのです!

ストリーミングだと、途切れる可能性があるので、ダウンロードしてから見たほうが快適です。

iPhoneの説明ビデオもCool!!ですね
[ 21:24 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
株式市場全体の”健全性”のような状態を測る指数に、Cumulative Advance-Decline Line 累積騰落指数というものがある。

右はNY市場の上がっている株の数と、下がっている株の数の累積推移を表している。
07年の6月初旬をピークに、累積騰落指数は下落している。

つまり、07年6月以降は、少ない株しか上昇しておらず、下がっている株の方が多くなって、今日に至っている。
Indexは、10月中旬まで上昇したわけだが、約5ヶ月間は少数の株でIndexを何とか10月の高値まで引っ張っていったのだ。
2000年までの大相場でも、累積騰落指数は先にピークを打っている。
壮大なバブル相場だっただけに、タイム・ラグも相当だった。

累積騰落指数は、98年春にピークを打っている。
相場全体は、2000年3月まで上がった。
約2年間も、少数の株がIndexを引っ張っていった

SP500指数で言えば、
最後は、50銘柄が上昇し、450銘柄が下落していたが、Indexは上がっていったのだ。
さて、3番目は、年初来の各国のパフォーマンス(今朝の状態)だ。
まあ、よく下がったものだ。。。。
[ 00:42 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]の続き・・

電力、道路、学校への投資が必要だとウマル・ヤラドゥアは言う。巨額の原油関連収は国家の非効率性ゆえにどこかに消えている。政府の補助金も末端に届く前に役人がポケットに入れている。

150mの人口だが、携帯電話は近年超急速に普及し40m
02年には、45万ライン(ほとんどが固定電話)しかなかった。
経済は過熱、08年4月のインフレは、+8.2%


農業はナイジェリア第二の産業(GDPの37%)だが、生産性の低さ=低収入ゆえに、後継者がいない。肥料があれば生産性が向上するが、肥料は役人の汚職の大温床
偽造した肥料輸入インボイスを使って補助金だけくすねる、
補助金で安価に輸入した肥料を市場価格で売りさばいて差額をくすねる。
すべては役人の仕業。
不正の根絶に対しては、役人が総出で妨害工作。

原油があるので、他の産業が育たない
掘ればでてくる金のなる木=原油には何者も勝てない。
しかも、外資が資金も技術も持ち込んでくれて、ただ金だけが転がり込んでくる。
多少彼らにぼったくられても、今の原油高なら気にならない、真面目に他の産業で汗水たらす気にならない。

大学を出ても職はなし。
IT能力の高さを生かして、マネーロンダリング、パスワード盗み、フィッシング詐欺などの不正行為業界が巣食い、詐欺、マネロンの世界的な発信源になっている。

株式市場は、07年は世界で最高レベルの上昇率(+75%)だった。
06年:+39%、05年:+3%、04年:+16%、03年:+66%、02年:+11%、01年:+35%、00年:+54%
3月から調整し、7月8日現在、高値から▼17%

原油代金で溢れかえり、海外から石油開発などの資金が流入し、国内インフラ投資でローンが激増している。銀行は我が世の春を謳歌している。
上場されている約20社の銀行が、株式市場の時価総額の60%を占めている。

どうvaluationを正当化しようが、流動性相場以外の何者でもない。
投機と株価操作の巣窟なのだ。
株式市場は、国内経済とは無関係であり、原油相場とリンクして動いている。(08年3月以降を除いては)

時価総額の5%~10%を保有する海外投資家は、冷ややかに眺めている。HFマネージャーは、「こんな相場、企業に投資すべきvalueがあるとは思えないが、上がる限りは”踊らにゃ損損!”」と割り切っている。
国内投資家は超強気だ。高い原油価格、好調な金融業界、ミドルクラスの増加、長期&大規模なインフラ建設、旺盛な企業家精神が、稀に見る好循環を示していると言う。

銀行は、マネーロンダリングの巣窟だ。4月にはアメリカの規制当局から、United Bank of Africaがマネロンで罰金を食らっている。
株式市場を利用した大規模なマネロンに複数の巨大銀行が関与していると名指しされている。

5月13日、JPモルガンが「銀行の株価は40%もovervalueされている」というレポートを出した。

国内投資家は反論する。普通のvaluationでナイジェリアを考えちゃダメだ。今後の国家経済の大発展を考慮すれば現在の株価は非常に割安なのだと。
銀行家は言う。現状の大発展を考えれば、10個程度のミス(マネロンを含む)があったとしても、ビジネス上は何ら問題はない。仕事はいくらでもいあるのだ。行け行けドンドンで多少のことは目をつぶって拡大をするのだと。


自動車ローン、住宅ローンは大幅に伸びている。
しかし、お世辞にも銀行システムが洗練されているとは言えないし、経営者のレベルも稚拙だ。
[関連したBlog]
6月24日のFTに別冊でナイジェリア特集号があった。
時間を見つけてコツコツ読んでいる。

====以下、サマリー========
07年の原油輸出による政府収入は$55bn、08年は$76bnが予想されている。
長年の生産減少にもかかわらず、価格上昇が収入の大幅な増加をもたらした。
政府収入の80%を占める。

イラク同様、原油生産は減少し、2.1mb/dまで落ち込んでいる。
原因は、投資不足、非効率、安全が確保できない(武装集団MENDの原油生産設備への襲撃)だ。

ナイジェリアの国営石油会社(NNPC)は、シェルなど外資との合弁原油開発事業の資金負担を払えない状況。
シェルなどから当座の開発資金$6.1bnを借金した。昨年は$55bnの収入が政府に入ったのに、それでも開発資金を払えない。
NNPCを民営化して効率性を改善したいが、多数の役人が生き血を吸うがごとくに原油の利権に絡んでおり、民営化、効率化は動かない。

99年に民政移管、前大統領は元軍人のオルシェグン・オバサンジョ、現大統領は北部出身のウマル・ヤラドゥア
北部はイスラム教、南部はキリスト教
北部には産業がない。政府の補助金(=南部の石油収入の所得移転)が支配している

原油価格が$50の時、ナイジェリアの将来はバラ色だと全員が希望を持った。現在の$130以上の価格だと、収入の1/3を浪費してしも、ナイジェリアの未来の明るさは変わらないと言う

しかし、国民の多くは、一日$1以下の生活を強いられている。
その割合は、国連は70%以上と言う。
ナイジェリア政府04年調査では52%のようだ。

原油生産開発は、中国が積極的。鉄道開発のために$2.5bnのローンをくれた。
ナイジェリアは欧米にもっと来てほしいと考えているが、発電所、石油化学など社会インフラへの投資協力を条件としているため、「原油をただ持ち去るしか興味がなく、pure商売上の利益しか考えない欧米企業」は及び腰。

夜になると警官がゆすり窃盗犯に変身する。安全を確保してやってるのだから何かよこせ、という論法だ。
300万人を雇用する政府は、ナイジェリア最大の雇用主だ。

ガスの埋蔵量も豊富だが、パイプライン投資が不足している。地中海までパイプラインを伸ばしたいと政府は考えており、$20bnと見積もられている。
外資は、ガスをただ持ち去るだけしか興味がない。

国内小売価格が超低価格に押さえられており、国内販売は赤字なので、外資は高く売れる海外ビジネスしか興味がないのは仕方が無い。
徐々に市場価格に近づける政策も提案されているが、補助金配分権限利権や選挙がからんでいるため動かない。

南部デルタ地帯には3000万人が住んでいるが、巨額の原油収入の恩恵は少ない。もっと分け前をよこせ、さもなくば独立<./b>するという「ニジェール・デルタ解放運動:MEND(Movement for the Emancipation of the Niger Delta)」が続いている。

北部イスラム地域は貧困で、原油収入の所得移転がなければ困窮するので、政治的に解決は困難な状況だ。

MENDなど武装組織に、20万b/dが盗まれて、沖合いで待つタンカーに積み込まれて国際市場でさばかれている。
対立する政治家が武器を供与し、原油を盗ませ資金化する。

それに乗じて、身代金目的のギャングも暗躍するという構図が続いている。
国際協力で盗難原油を買わないことは可能だが、さまざまな思惑で実現しない。

国営電力会社は、600万の顧客を抱えている。(国民は1億4000万人、一世帯6人としても、2300万世帯)
1/5の時間しか電力を供給できず、ほとんどの時間は停電している。
電力は需要の5%しか満たせないため、商業施設は自前のディーゼル発電機を備えている。


オルシェグン・オバサンジョの時代は、汚職と腐敗の時代だった。
$10bnの資金を突っ込んで、11箇所の発電所を作る計画があったが、発電所は完成せず、金は消えた。
オルシェグン・オバサンジョは刑事捜査の対象となりつつある。

電力不足は金が無いからではない。
第一に、経営のスキルをもったマネージメントが無いのだ。
第二に、補助金まみれの電力料金が安すぎて、電力会社が赤字なのだ。
第三には、電力泥棒の存在や金を払ってくれない顧客が多い。

Pre-Paid Meterの導入(前払いした分しか、電力を供給しない)も考えられているが、不幸な生活に落とされる人だらけになりそうだ。

現在6N(ナイラ:ナイジェリアの通貨単位)の料金を徐々に引き上げて、2011年7月には10Nにする予定だが、実施が危ぶまれている。
2008/07/09のBlog
[ 06:34 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
アメリカ株の観察銘柄のひとつであるモンサントがチャート・ポイントトにいる。

1月から3月にかけて、▼30%の調整を演じて200日線まで下落して、ボトム・アウトした。

今回の調整は急速だ。値幅は▼23%だが、また200日線まで下落してきた。

通常は、ファンダメンタルに変化が無く好調な業況なので、ここで反発する。
もし、反発せずにおかしなことになったら、相場全体の何かが変わったと判断すべきだろう。
そういう観点でしばらく観察しようと今朝起きて思った。