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おかねのこねた : 賢く、楽しく、ユックリ投資 by 春山昇華
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2008/07/24のBlog
[ 16:31 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]

=== 沖大幹氏談 ===
飲める水は、地球上の水のたった1%に過ぎない。
この言い方は、実態を正しくあらわしていない
たった1%で十分に生きていけるのだ

水の足らない国で無理をして、適さない農作物を栽培するのは、地球的に良くない。
水の豊富な地域で水を大量消費する作物を栽培し、乾燥地域では、そういう農作物を栽培すべきだ。
オーストラリアは、将来的な水不足を考慮して米栽培を縮小した(聞き間違いの可能性も・・・)

右の図(国連資料からUBS作成)を見て思いました。

牛肉を食う人は、水も浪費している・・・
米も水を大量に消費している
[ 01:10 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]の続編です。

過去3回の状況を素直に理解すれば、
①現状のトレンド(新興国の経済発展による肉食増加)が継続する。
②肉生産に使用される飼料用穀類需要(口から食べる5倍規模)が増加を続ける。
③飼料用穀類需要(口から食べる5倍規模)に見合う穀類生産量の増加があれば問題は起こらないが、増加ペースが追いつかないと、飼料用と食料用とで穀類の奪い合いが生じ、飼料に使われる穀類の価格上昇が継続する。
④この状態に原油価格上昇に端を発したバイオ燃料製造に使う穀類(トウモロコシ、テンサイ、菜種)に対する需要が急増したことが、穀類の価格上昇を加速させた。
現実の農業関連の価格変化をチェックする

90年末を100とすると、過去18年間ほどで、、、、

牛(白)・・・・・・・・・・130
トウモロコシ(赤)・・300
小麦(緑)・・・・・・・・320
大豆ミール(黄)・・・260

最終製品の牛の値段の値上がりが少ない。
牛肉の値段が短期間で3倍になったら、さすがに肉の飽食のアメリカ人でも牛肉をホイホイ買えなくなるだろう。
しかし、に関しては、18年間で1.3倍にしかなっていないのだ。
この程度では、牛肉に対する需要は影響を受けないだろう。
08年になって以降の動きを見ると、、、

牛(白)・・・・・・・・・・+10%程度の上昇
トウモロコシ(赤)・・急騰して、7月になって調整、年初来+30%
小麦(緑)・・・・・・・・急騰し、急落、年初来 ▼15%
大豆ミール(黄)・・・急騰して、7月になって調整、年初来+15%

やはり、バイオ燃料に関係の無い小麦は、ツレ高が剥げているのだろう。
2008/07/23のBlog
ゴールドが下げてます。
でも、長いダブル・トップのようにも見えますが、まだ判定不能です。

$900で窓埋めです。

$900以下になって初めて、ドカ下げが来るか、大反騰が来るかの試金石です。
ドル安=金上昇と言われます、

ドル指数は、横バイです。

ただ、過度のドル悲観による金買いは、3月中旬以降修正が続いてきたと思います。
オイルのチャートは、まだ崩れていないです。

$120まで下がって、
その後一旦上がって、
また$120まで下がって、
そして$120を切る、、、
こうなると、H&Sで売り転換かも

まだ、先は長そうです
=====
おまけは、モンサント

まだ、崩れていません。
でも、崩れそうな予感がし始めました。
[ 22:27 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]の続きです。

農産物価格の高騰の原因に関しての言い分だが、
欧州、新興国:バイオ燃料用の需要増加 + 投機資金の流入
アメリカ:新興国の食生活の変化 + 世界の人口増加
と、主張が分かれている。

(1)世界の人口増加に関しては、予測がされており、それに対応する農産物の生産は順調に増加してきている。
農地は増えていないが、単位あたりの収穫量が順調に伸びているので、不足は発生していない。むしろ、農地を増やしてしまうと、数値上は農産物が余ってしまうことになる。

(2)新興国の食生活の変化も「人間、裕福になれば肉を食う」という性癖は世界共通であるので、ヤメロとはいえないし、この食生活の変化は徐々に起こっているので、価格パニックがおこるほどにサプライズではないのだ。
しかし、この数年の新興国(特に産油国+資源国)の所得の増加ペースは著しいので、穀物から肉類への食生活の変化は相当な程度すすんだのかもしれない。そして、5倍以上の穀類を浪費する肉類消費の増加がもたらして、「非食用穀物消費の増加」は、相当なものだった可能性がある。

とは言え、(1)や(2)は、予想されていることなので、徐々に&事前に、価格に反映しているファクターと言える。
徐々に価格に反映とは、「新興国の経済発展=食生活の肉食への変化を反映して、そもそも穀類の価格は徐々に上昇する運命にあった。」と言えるということだ。

そして、飼料用穀類の約半分がトウモロコシなので、トウモロコシの非食用需要の増加による価格上昇が最も大きくなることもある程度は想定の範囲内だったハズだ。

[ 21:40 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]の続きです。

農産物、畜産物に関して、自然に生えている植物そのもの、または植物の実を採取するとか、野生の動物や魚を捕獲するのなら、コスト計算は単純です。

しかし、肥料や</b>トラクターを使ったり、牧場で大量の栄養価の高い飼料を使用したり、養魚場のエサなど、、、こうなるとコストは複雑です。
動物を育てるためのエサに、植物や動物が使われているからです。

つまり、私たちが、牛肉、豚肉、鶏肉、卵を食べ、穀物を食べるという状態は、お金の支払いは、直接口にする牛肉、豚肉、鶏肉、卵、穀物の対価を払っているだけです。

しかし、資源の消費という面では、直接口にする牛肉、豚肉、鶏肉、卵、穀物にプラスして、その牛肉、豚肉、鶏肉、卵を飼育するために使われる飼料用の穀物も消費していることになるのです。

アメリカを例にすれば、前回エントリーの3番目の表で、
2003年のアメリカは、年間一人当たり、
穀物:111kg
肉類:123kg
を食べているとなっている。

農林水産政策研究所の上林篤幸氏の説明によれば、
アメリカの2005年度の一人当たり消費量は、
口から食べた穀物:103kg
肉類を飼育するための飼料として間接的に食べた穀物:561kg
なのだそうだ。

表面的な穀物摂取量の5倍以上の穀物を、間接摂取しているのだ。
いくら肉1kgと穀物1kgのカロリーが、肉の方が高いとは言っても、5倍以上の差があるわけでは無かろう。

アメリカ人は、とんでもない量の穀物を浪費していることになる。
肉を食いすぎて、生活習慣病になって、製薬会社に多額の薬代を支払っている。
世界の消費を支えるアメリカ人とは、こういう浪費人たちなのだ。
世界を支えるために公共事業として身を犠牲にして浪費していると言うこともできる。

ただ、その代金をドル札で支払っているのだが。。。
[ 21:40 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
農産物価格の高騰の犯人探しが盛んだ。
自分達の主張(投機説、バイオ燃料説、新興国説)を言い張るために「お抱え学者、お抱えエコノミスト」など様々な解説が飛び交っている。

農林水産政策研究所 上林篤幸氏のプレゼンテーションに参加する機会があった。農林水産省の公表資料など割とフェアと思われる資料を使った解説だったので、メモを作成しておこうと思う。

====================

ポイントは、農産物が、食料、飼料、燃料の間で奪い合いになっていることが原因だった。

最初の表は、一ヘクタールから収穫される作物でエタノールがどれだけ製造できるかという比較表だ。

エタノール製造効率で言えば、
テンサイ > サトウキビ > トウモロコシ
という順番になる。

米や小麦は、燃料用の需要という対象にはならないのだ。
したがって、バイオ燃料ネタでツレ高しているとしたら、それはおかしいのだ。
2番目の表は、牛肉、豚肉、鶏肉、卵をおのおの1kgつくるのに、どれだけ多くの飼料が必要なのかを比較したものだ。

必要な穀物はをトウモロコシに換算して表示してある。
(換算は価格だと思う。筆者推定)

牛肉1kg:トウモロコシが、11kg必要
豚肉1kg:トウモロコシが、kg必要
鶏肉1kg:トウモロコシが、kg必要
卵1kg:トウモロコシが、kg必要

単純に考えると、親子どんぶりは、地球に優しい食べ物だということなる。
3番目の表は、現実の各国の国民が、肉や穀物をどれだけ食べているかという比較表だ。

日本人とアメリカ人を比べると、
両国民とも、同じ量の穀物を口にしている。(111kg、110kg)
アメリカ人(123kg)は日本人(43kg)の3倍の肉を食べている。

ただし、魚の消費が加味されていないようで、完全にフェアな比較ではないようだ。
それにしても、アメリカ人は肉を食いすぎだと思う。
しかも、牛肉をたくさん食べているのだ。

発展途上国が経済発展をして豊かになれば、肉の消費が増えて、穀類の消費は減る。しかし、穀類を直接食べる場合以上(5倍以上)に肉飼育に穀類を必要とするために、トータルの穀類消費は増加するのだ

そして、飼料に使われる穀類の約半分は、トウモロコシなのだ。

=============================
ちなみに、野生の牛は肉を食わないと、私は理解している。
=============================
[ 18:21 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
ロイターのニュース(右のコピペ)を読んで、少し驚き、少し心配になった。

70億ドル使って、為替を+3.5%上昇させた。。。

2580億ドル(直前保有)-2100億ドル(維持したい水準)=480億ドル
480億ドル÷70億ドル=約7回

年初来▼11%
過去2週間で+3.5%



計算上は、あと6回同様な介入が可能で、年初の水準に戻せる。
でも、為替市場はそんなに甘いものじゃない。
ファンダメンタルにさからって実力行使で動かせる市場ではない。
こんな無茶したり、市場を恫喝するような発言を匂わしたり、、韓国、大丈夫かな、、、

最近のベトナム経済の変調は、将来の世界経済混乱の心配の種だ。
そして、韓国の政治、経済の変調がこれ以上のレベルに深まれば、もうひとつ心配の種が加わることになる。
すぐにどうこうって事は無いが、要注意項目が増えることになる。
2008/07/22のBlog
原油価格がどうなるこうなると騒がしいので、そもそもエネルギー・セクターの株価ってどれほどぶっ飛び立ったのか?を再点検してみました。

グーグルでインデックス(SP500)<赤線>とエネルギー・セクター<青線>のパフォーマンスをチャートにしてみました。

コレを見ると、エネルギー・セクターがぶっ飛びパフォーマンスを示し始めたのは、07年夏以降だということが分かります。

つまり、サブプライム問題が大問題になったので、資金が民族大移動的にシフトした、主として金融から逃げて、エネルギーに向かったという解釈は、多分当たっていると思います。

そして、この動きが逆転を始めたのか?
これはチャートからは、まだ判定不能です。

右のチャートは過去5日間ですが、反転の萌芽の可能性を感じますが。。。象徴的な事件、イベントが必要です。

先週来、イラン、イラク関連で平和に向けてのニュースが出始めています。
後々思い起こせば、あれが反転に始まりだったという可能性がありますので、非常に注意深く観察が必要な時期にさしかかりました。

ダイヤモンド・ザイという雑誌で広瀬さん(踏み上げさん)と対談しました。
彼とは10年来の友人なので、対談というよりは、「はあ、こうなっちゃいますね、、仕方が無いね、、、」って、感じで2時間半ほど意見交換しました。
2008/07/21のBlog
[ 22:47 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
たった4日間で、+100%の上昇
こんなの滅多に見られません。

15日の引けは、7.07ドル
21日の今は、15ドルを上回っている。

15日にパニックして、ショートした投資家、、、もう、カバーは終わったと思うけど、、、、こんなに踏み上げられるとは、誰も思って無いですね。

思えば、日本株にも、こんな時代がありました。
91年ごろだったかな?(記憶がうつろです、、、)

こりゃダメだと思って、日経225の先物を売ったら、翌日に公定歩合が下がって、2日連続よらずに踏み上げられる、、、、
3日目に寄ったら、寄りが天井で、その後ズルズル、、、、
と、まあ踏んだりけったりの失態を演じたことを思い出しました。

======22日追記=========
さて、昨夜の寄りのあとの「最後のパニック的ショート・カバー」も終わり、昨夜はその後はジリ貧になってました。

でもって、今夜。。。。
金融株の決算がボロボロです。
ワコビア、アメリカンエクスプレス、、、、

ということで、ファニーメイも、▼13%ほど売られています。

昨日書いたように、もうだめだーでカバーしたら、そこが天井というパターンは最悪です。
最悪が起こるセクターや市場は、やはり避けたほうが懸命です。

つまり、アメリカ株は当面不要なのです。


右のチャートの三箇所の○で囲んだ部分をご覧ください。
左の○:15日の最安値
真ん中の○:昨夜の寄り(=安値から+100%の上昇)
右の○:今日の寄り
[ 20:46 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
価格の予想外の大幅な変動は、予想外の買い手、売り手の出現によって引き起こされる、、、という当たり前のことを、実業に携わる人(日清オイリオ)は言っていた。
いただいた資料を抜粋コピペして、メモを残しておこうと思う。

①世界の人口増加

②新興国の経済成長による食生活の変化
=>穀類から肉類へ 
=>肉生産用(特に牛)に使われる飼料用穀物は人間が食べる量の数倍が必要

これらは以前から分かっていたので相場に織り込まれていた。

しかし、
③バイオ燃料としての需要の急増
これは、まったく相場に織り込まれていなかった。
現状でも、ほとんどの場合、補助金が無ければ穀物を燃料とすることは経済的にペイしない

政治的に演出された穀物高騰だという面を持っていると感じる。


油脂は、BRICs要因と同等に、バイオ・ディーゼル生産の需要が価格を押し上げている
油粕は、BRICs要因が大きい
アメリカのとうもろこし
欧州の菜種油
これらは明白に燃料用の需要が価格高騰の原因だ。

先進国のバイオ燃料政策が、世界の貧しい国の食料危機を招いたという主張は否定できないように思う。
[ 17:32 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
週末の定点観測 アメリカ①
週末の定点観測 アメリカ②

ポールソンが世界を相手の説得活動に奔走している。
こんなに精力的に努力している財務長官を見るのは久しぶりだ。
法案の是非は別として、彼の行動力には心からの敬意を表したい

ファニーメイと、フレディ・マックの救済案を法案として通過させないと、アメリカが終わるという恐怖感をワシントンで一番切実に感じているのが、元GSのヘッドだったポールソンであることは、明らかだ。

法案のポイントは、政府が無制限に両社に金をつぎ込めるという、無制限という部分だ。
最初は、「両社の救済は***億ドルで大丈夫です」と試算を示して安心させておいて、蓋を開ければ、「試算の5倍もかかりますが、倒産させると大変ですから。。。。」とバンバン金を無制限につっ込む腹なのだ。

それほど、この両社が抱え込んだ不良資産は巨額だということだ。換言すれば、民間銀行が、両社に事実上買い取らせた不良住宅ローンがいかに多かったかということだ。

こんな状況下、民主党は「戻し減税を、もう一回ヤレ! 庶民は困っている」と叫んでいる。

金融機関に金をつぎ込む(共和党の成果)の認めるかわりに、バーターとして民主党の成果としての戻し減税をヤレ!という選挙対策なのだ。


三連休なのでシコシコ作業してみた。
上のチャートは、2003年以降の対ドルレートの推移

数字が小さくなると、その国の通貨高、
(円高、円安と同じ)
なお、全ての通貨の上下表示の正当性を検証していません。
2番目のチャートは、サブプライムが株価をピークアウトさせた2007年10月末以降の推移

インド、タイ、トルコでは全体のインフレの内、Food&Energyが40%を占めるとBloombergのニュースに出ていた。アメリカは25%だそうだ。

仮に、今後エネルギーや食品価格が下落すれば、アメリカのインフレはあまり下がらないが、インド、タイ、トルコのインフレは結構下がるということだ。
普通は、トレンドが反転する前の痛みの方が大きいのだが・・・
この対26カ国貿易加重ドル指数と一緒に観察を継続すれば、何か感じるかもしれない。
もう少し古くまで遡るとこんな感じだ
[ 14:04 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
今日は休みなので、のんびり昼ねなどしてます。
さて、今朝の日経の記事2件

①ベトナム政府が、国営企業に副業としての不動産投資を制限

本業の製造業より、手っ取り早く儲かる不動産投資にうつつをぬかして数年が経過したのですが、、、、

まあ遅きに失しましたね。含み損になっていくだろう不動産をどう処理するのかが、これからの課題としてクローズ・アップされます。
発展する国だから、しかもインフレがあるから、債務は徐々に消えていくので、長期的には大丈夫だけど、、、、、やはり、90年代のタイと同じ運命を歩んでいくのかと思うと、やや悲しいです。


②インド市場、、外人売り越し、、、、

売り越し自体は気にする必要は無いと思う。ダメだと思ったら、別の国にさっさと逃げるのが外人投資家の特徴だ。
外人としては、投資の義務が無いのだから、出たり入ったりの自由を満喫すべきと思う。何も長期投資といきがって大幅下落に付き合う必要はない。

ただ、流出規模は巨額なので、ちと驚いた。
昨年の買い越し分($17bn)の半分が08年1Hで出たようだ。
このペースが続くとは思わない。
2008/07/20のBlog
[ 14:14 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
良くも悪くも、アメリカの金融セクターの暴落&暴騰が世界をアタフタさせた週だった。

日本株の弱さが目立った週だった。年初来の値持ちの良さが、「まだ下がっていない市場」という意味で売りの対象にされたのだと思う。

決算発表後に株価が上昇したJPモルガンだが、ビジネスの見通しは暗かった。プライム住宅ローンの損失が、景気しだいでは、3倍になることを示唆していた。

金融のドタバタ騒動とは裏腹に、ハイテクはビジネス・ファンダメンタルの変化が生じたようだ。
マイクロソフトのネット・ビジネスは低迷している。
グーグルの検索連動広告の勢いは期待を下回り始めた。

アルコア、ダウケミといった素材産業の利益率もピークアウトしてきたようだ。わが世の春は終わったのだろう。

SECの「空売り規制=借り株無しで売る”カラ売り”(Naked Short Selling)を禁止する」は??と思った。
もともと禁止されているのに、何故言うの?
黙って逮捕すれば済むことなのに??

思うに、
①それほど、Naked Short Sellingが横行しているということ、
②そしてSECがコレまで違法状態を黙認してきたということ、
③黙認を非難されそうになったので、みんなに「これからはチャント取り締まるぞ!」とアナウンスした、、、
ということなんだろうと思った。

商品先物でこのルールを適応すればどうなるのだろう?
馬鹿なことを考えている私を感じる。
そもそも現物なんか持って無い人が主流の世界が商品先物の世界なのだから。。。。
政治の世界では、住宅問題よりは、ブッシュの引退準備行動=引退後の石油ビズネスでの権益確保行動が目立った。

イランとの国交回復の準備、イラクからの撤退のほのめかしである。前者は、副大統領のチェイニーが数年前からイランとのビジネスを築いているというウワサ・レポートが出ているし、彼の前職を考えれば当然の行動だと思う。

そもそも戦争を開始したのは、邪魔なライバルを排除して自分たちの独占権益を確保したいからだとまで言う人もいた。話としては面白いが、そこまでを投資行動に織り込むのは、私にはできない。

理由はともかく、ブッシュは大統領を辞めて以降の原油ビジネスの権益確保に、チェイニーと二人三脚で猛進し始めたのだ。
そして、ビジネスには平和が必要なのだ。

いずれにしても、平和を目指した方向性が強くなれば、一般的には資源エネルギー価格に織り込まれた「地政学的プレミアム」が縮小する。
原油に関してはその部分は、かつては$20だったと記憶している。プレミアムが絶対数値なのか、%なのかは私は知らないし、分からない。
どっちにしても、プレミアムの縮小が起こり始めたことは確かだと思う。しかし、地政学的なリスク・プレミアムは心理的なものだから、簡単に変動するので、一方方向にベットは禁物だ・・・・

原油価格の下げ方は「一旦は終わったような何かを感じさせる」ような形をしている。
2005年のようなダラダラした調整ではない。
ドスンなので、再度高値を更新するためには、かなり短期的にグイグイ戻る必要がある。さもなくば、長期低迷(年内はダメというような)を余儀なくされそうだ。
これは、チャートの形だけの話だ。
株式市場に関しては、ショート・カバー狂想曲のあとは、来年のことを静かに考える投資家が増えるだろう。

PIMCOのビル・グロースが言うように「1兆ドルの財政刺激」が必要なほど、</b>アメリカ経済には大穴</b>があいたのだ。
(参考:http://japan.pimco.com/LeftNav/Featured+Market+Commentary/IO/2008/IO+July+2008+JPN.htm )
今はこの大穴を、ドル札を刷りまくって埋めている。
ドル札=借用証書だ。
刷るりまくるだけなら、通貨価値の下落を避けられない。
時を経て、景気の回復=税収の増加で借用証書を回収するか、増税で回収するか、という希望的観測で走りっているのが現在の世界経済だ。

(1)その前に、ファニー・メイ、フレディ・マックへの資金投入も控えている。どれだけ巨額の資金が金融機関の救済に使われるのだろう?
(2)そしてどんな大規模な金額の財政刺激策がでてくるのだろう?

いずれにしても、(1)と(2)のために、アメリカは超大量の国債を発行する必要が出てくるだろう。

金利はどう反応するのだろう?
年初は、景気刺激の必要性からFF金利は限りなくゼロ金利へ向かい、長期金利も低下すると判断した。
まだ、その判断を維持している。

アメリカから金が逃げるので、、、という”悪い金利上昇”だけは勘弁して欲しい。