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2008/07/29のBlog
[ 18:44 ]
[ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[ 12:33 ]
[ 番外 ]
お友達からメールがきました。
こんなところに出てますよ!って
8月いっぱいまで、セブンアンドワイで『ザ★ブログ』フェアというのが、を開催していますが、そこに「人気ブロガー」として、フィーチャーされていました。
私は本を書いた後は書きっぱなしなのですが、きっと、営業の人が頑張って応援してくれたのだと思います。いろんな人にお世話になっていることを感じます。
さあ、昼休みを終えて、仕事!です
こんなところに出てますよ!って
8月いっぱいまで、セブンアンドワイで『ザ★ブログ』フェアというのが、を開催していますが、そこに「人気ブロガー」として、フィーチャーされていました。
私は本を書いた後は書きっぱなしなのですが、きっと、営業の人が頑張って応援してくれたのだと思います。いろんな人にお世話になっていることを感じます。
さあ、昼休みを終えて、仕事!です
[ 06:55 ]
[ 大局観、テーマ、見識 ]
[7月13日のBlog]で、「アメリカは日本の90年代のような状況になった。」と判断した。
その後、ファニー・メイや、フレディ・マックというGSE救済策がポールソンから緊急提案され、米議会はほとんど審議もせずに法案を可決した。
にも、かかわらず金融株は安定しない。
2005年12月のHSBCのネガティブ・サプライズ決算で表面化した金融バブル崩壊のプロセスだが、07年2月~7月までのFRBの対応の遅れが今日の問題悪化の最初の引き金だったと思う。
この辺は、「サブプライム問題とは何か?」のP.99~P.100に書いたとおりだ。
(右のチャートは、2005年12月以降の金融セクターの動き)
その後のFRB(バーナンキ)と財務省(ポールソン)の対応は、日本の金融当局の数倍のスピードで対策を打ち出している。
これは評価できるポイントだ。
にもかかわらず、私が日本型の低迷宣言をしたかというと、
日本の低迷は、①無制限の流動性の供給と公的資金の投入が決定されるのに、10年以上の年月を無為に過ごし、②95年まで急激な円高が進行し、経済にデフレ圧力が降りかかった、ことが原因だ。
日本との比較では、アメリカの低迷は、①無制限の流動性供給と公的資金の投入をしたいが、国内に資金が無い、、無い袖は振れない、、、という金融システム内の資金繰り不安だと思う。
ドル札を無制限に印刷すれば良いではないか、、、そう、すでに刷りまくっている、、、にもかかわらず、この状況だ。
重要なことは、流動性とは、借金をさせてあげるだけで、出血をとめる効果は無いのである。
出血を止めるには、①そのビジネスから撤退するか縮小するか、②ビジネス環境が劇的に改善するしかない。
②はいつか来る、、、しかし、来るまでに多くが死ぬ。
だから、①を選択せざるを得ない。
そして、そのためには撤退によって生じる撤退損を埋める新規資本金が必要なのだ。
しかも、海外に金融機関を明け渡せないので、国内資金が必要なのだ。そして、その国内資金が無いのだ。
先日のメリルの決算で、Bloombergの株式を売却して資金を捻出した。しかし、もっと金を捻出できるブラックロックの株は売れなかった。買い手が海外だったからだと思う。当局から海外に売るなと言われたと私は推定する。
優良企業であるブラックロックは、海外に渡せないのだ。
その後、ファニー・メイや、フレディ・マックというGSE救済策がポールソンから緊急提案され、米議会はほとんど審議もせずに法案を可決した。
にも、かかわらず金融株は安定しない。
2005年12月のHSBCのネガティブ・サプライズ決算で表面化した金融バブル崩壊のプロセスだが、07年2月~7月までのFRBの対応の遅れが今日の問題悪化の最初の引き金だったと思う。
この辺は、「サブプライム問題とは何か?」のP.99~P.100に書いたとおりだ。
(右のチャートは、2005年12月以降の金融セクターの動き)
その後のFRB(バーナンキ)と財務省(ポールソン)の対応は、日本の金融当局の数倍のスピードで対策を打ち出している。
これは評価できるポイントだ。
にもかかわらず、私が日本型の低迷宣言をしたかというと、
日本の低迷は、①無制限の流動性の供給と公的資金の投入が決定されるのに、10年以上の年月を無為に過ごし、②95年まで急激な円高が進行し、経済にデフレ圧力が降りかかった、ことが原因だ。
日本との比較では、アメリカの低迷は、①無制限の流動性供給と公的資金の投入をしたいが、国内に資金が無い、、無い袖は振れない、、、という金融システム内の資金繰り不安だと思う。
ドル札を無制限に印刷すれば良いではないか、、、そう、すでに刷りまくっている、、、にもかかわらず、この状況だ。
重要なことは、流動性とは、借金をさせてあげるだけで、出血をとめる効果は無いのである。
出血を止めるには、①そのビジネスから撤退するか縮小するか、②ビジネス環境が劇的に改善するしかない。
②はいつか来る、、、しかし、来るまでに多くが死ぬ。
だから、①を選択せざるを得ない。
そして、そのためには撤退によって生じる撤退損を埋める新規資本金が必要なのだ。
しかも、海外に金融機関を明け渡せないので、国内資金が必要なのだ。そして、その国内資金が無いのだ。
先日のメリルの決算で、Bloombergの株式を売却して資金を捻出した。しかし、もっと金を捻出できるブラックロックの株は売れなかった。買い手が海外だったからだと思う。当局から海外に売るなと言われたと私は推定する。
優良企業であるブラックロックは、海外に渡せないのだ。
[ 06:04 ]
[ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
2008/07/28のBlog
[ 22:32 ]
[ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
2番目のチャートで明らかなように、過去4年間は、グーグルとアップルがダントツの勝ち組でした。
グーグルに関して、何故壊れてきたと投資家が感じているのでしょうか?
①高値で買収したYouTubeが収益に寄与していない。
これは否定しようもない現実です。
もっと稼いでくれると思って、超高額で買った会社が不良資産化したようなものです。
②すでに70%のシェアに達した検索連動広告の伸び悩み
世界の人口の伸び、PCを見る時間の伸び、こういう当たり前のことを考えると、シェアがここからさらに上昇しないかぎり、広告収入の伸び率が徐々に下がるのは目に見えています。
今回の決算でも、投資家は現実を突きつけられて失望を始めています。
③携帯電話への広告配信に対する「投資家の高すぎる期待」
日本や韓国での携帯電話の使い方は、世界的にみて異常です。
これほど携帯を通話以外に使う民族は無いと思います。欧米では携帯電話に配信される広告をクリックする割合は、日本や韓国ほどのスピードでは上昇しないだろうと思います。
結局、どんなビジネスでも「地球より大きくなれない」というような限界があると思います。
グーグルに関して、何故壊れてきたと投資家が感じているのでしょうか?
①高値で買収したYouTubeが収益に寄与していない。
これは否定しようもない現実です。
もっと稼いでくれると思って、超高額で買った会社が不良資産化したようなものです。
②すでに70%のシェアに達した検索連動広告の伸び悩み
世界の人口の伸び、PCを見る時間の伸び、こういう当たり前のことを考えると、シェアがここからさらに上昇しないかぎり、広告収入の伸び率が徐々に下がるのは目に見えています。
今回の決算でも、投資家は現実を突きつけられて失望を始めています。
③携帯電話への広告配信に対する「投資家の高すぎる期待」
日本や韓国での携帯電話の使い方は、世界的にみて異常です。
これほど携帯を通話以外に使う民族は無いと思います。欧米では携帯電話に配信される広告をクリックする割合は、日本や韓国ほどのスピードでは上昇しないだろうと思います。
結局、どんなビジネスでも「地球より大きくなれない」というような限界があると思います。
2008/07/27のBlog
[ 19:33 ]
[ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[ 19:05 ]
[ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
今週は、3月の底打ちからの上昇に対する利益確定売りがようやく止まった週だと思う。
PERの調整は、予想ベースで15倍だ。
まあまあOKの水準になっている。
とはいえ、海外のPERのドカ下げに比べれば、PER面での割安感は少ない。
ちなみに、アメリカ:11倍、欧州:9倍、ハンセン:13倍、、
PERの調整は、予想ベースで15倍だ。
まあまあOKの水準になっている。
とはいえ、海外のPERのドカ下げに比べれば、PER面での割安感は少ない。
ちなみに、アメリカ:11倍、欧州:9倍、ハンセン:13倍、、
Jリートも少し反発した。
新聞、ネットでは、ようやく不動産悲観論が増えてきた。
しかし、困っている不動産業者に金を貸さない銀行が悪いという論調が多い。
まだ、「こんな投資をした不動産業者が悪かったのだ」という論調までには至っていない。
森ビル社長の言う「09年3月決算に向けての処分売り」までに、さらに悪いニュースが続くだろうと予想する。
新聞、ネットでは、ようやく不動産悲観論が増えてきた。
しかし、困っている不動産業者に金を貸さない銀行が悪いという論調が多い。
まだ、「こんな投資をした不動産業者が悪かったのだ」という論調までには至っていない。
森ビル社長の言う「09年3月決算に向けての処分売り」までに、さらに悪いニュースが続くだろうと予想する。
[ 15:05 ]
[ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[ 14:55 ]
[ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[ 14:41 ]
[ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
ファニー・メイと、フレディ・マックの救済劇でドタバタした今週でした。
法案は、26日に上院で可決されました。
これで最悪の事態は回避したわけですが、救済案でどこまでを救えるかは、これからの課題です。
それを知ってるから今週の金融株はダメ状態を脱することができなかったのです。
法案は、26日に上院で可決されました。
これで最悪の事態は回避したわけですが、救済案でどこまでを救えるかは、これからの課題です。
それを知ってるから今週の金融株はダメ状態を脱することができなかったのです。
[ 14:25 ]
[ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
資源、エネルギー、農産物に対する見方が百家争鳴状態になってきた。
早めに調整していたゴールド以外は、7月は軟調だ。
ゴールド:900ドル
原油:120ドル
これが心理的な抵抗線であることは明白だ。
今週は、まだ割れていない。
早めに調整していたゴールド以外は、7月は軟調だ。
ゴールド:900ドル
原油:120ドル
これが心理的な抵抗線であることは明白だ。
今週は、まだ割れていない。
農業関連銘柄のモンサントだ。
好きな銘柄なので、10年以上追跡している。
からくも、トレンドを崩さなかった。
同業他社がチャートを崩しているだけに、来週要観察だ。
資源、エネルギー、商品が強固な相場を維持できるか否かの試金石の一つなのだ。
好きな銘柄なので、10年以上追跡している。
からくも、トレンドを崩さなかった。
同業他社がチャートを崩しているだけに、来週要観察だ。
資源、エネルギー、商品が強固な相場を維持できるか否かの試金石の一つなのだ。
[ 14:14 ]
[ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
3月に、H株とRedチップが底打ちした。
そして、7月に、A株が底打ちしたと思う。
過去の調整局面でも、A株は国内流動性が余っているので、すぐに止まれずに上にオーバーシュートする。したがって、調整の始まりも遅れる。
下落が始まるとミニ・パニックになるので、下にオーバーシュートする。これまた、底打ちが遅れる。
昨年後半から始まった調整の始まりと終わりのパターンも、毎度おなじみのパターンだった。
そして、7月に、A株が底打ちしたと思う。
過去の調整局面でも、A株は国内流動性が余っているので、すぐに止まれずに上にオーバーシュートする。したがって、調整の始まりも遅れる。
下落が始まるとミニ・パニックになるので、下にオーバーシュートする。これまた、底打ちが遅れる。
昨年後半から始まった調整の始まりと終わりのパターンも、毎度おなじみのパターンだった。
2008/07/25のBlog
[ 06:27 ]
[ 番外 ]
[ 02:44 ]
[ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]
農産物に対する補助金は先進国の特徴だ。
1970年代の食糧危機の大増産後に農産物、原油、鉱物資源、などのほぼ全ての価格が20年近くも低迷した。
右は、1956年以降のCRB商品価格指数
この商品価格の低迷の時代、非農業部門の経済は我が世を謳歌した。
物が安く製造できたため、製造業を中心に利益が増大し、給与所得が長期間増大し、消費は加速した。
農民と非農民の所得格差は拡大の一途をたどった。
食は、職と防衛とならぶ政権の重要課題だ。
農民の没落は、食の確保の危機と政治的に解釈され、多額の補助金(=税金)が所得保障として投入された。
これは、非農民から農民への所得移転だった。
過去30年ほど農地はほとんど増えなかったが、トラクターなどの導入による機械化、優秀な肥料の投入、品種改良による病害虫に強く実りの多い品種の開発などにより、単位あたりの収穫高は激増した。
農作物は余剰になったが、補助金や所得保障が、市場経済、価格メカニズムを機能停止させていた。こうして余剰の農産物は輸出に向かうしかなかった。
補助金をもらって輸出するので、輸出価格は安価でも、農民に痛みは無かった。
痛みは、ダンピング農産物が流れ込む国、補助金をもらっていない国の農民に降りかかった。
先進国、特に欧米は、高額な関税を課して、ダンピング農作物が入ってこないように、障壁を高くした。得られた関税は農民への補助金として使用された。
欧米間で溢れたダンピング農産物は、主として発展途上国へ流れこんだ。
政治的に弱者であった発展途上国はなすすべを持たず、発展途上国の農業は疲弊した。
先進国の農業への補助金が、途上国の農業を破壊したのだ。
農産物に対する補助金は先進国の特徴だ。
1970年代の食糧危機の大増産後に農産物、原油、鉱物資源、などのほぼ全ての価格が20年近くも低迷した。
右は、1956年以降のCRB商品価格指数
この商品価格の低迷の時代、非農業部門の経済は我が世を謳歌した。
物が安く製造できたため、製造業を中心に利益が増大し、給与所得が長期間増大し、消費は加速した。
農民と非農民の所得格差は拡大の一途をたどった。
食は、職と防衛とならぶ政権の重要課題だ。
農民の没落は、食の確保の危機と政治的に解釈され、多額の補助金(=税金)が所得保障として投入された。
これは、非農民から農民への所得移転だった。
過去30年ほど農地はほとんど増えなかったが、トラクターなどの導入による機械化、優秀な肥料の投入、品種改良による病害虫に強く実りの多い品種の開発などにより、単位あたりの収穫高は激増した。
農作物は余剰になったが、補助金や所得保障が、市場経済、価格メカニズムを機能停止させていた。こうして余剰の農産物は輸出に向かうしかなかった。
補助金をもらって輸出するので、輸出価格は安価でも、農民に痛みは無かった。
痛みは、ダンピング農産物が流れ込む国、補助金をもらっていない国の農民に降りかかった。
先進国、特に欧米は、高額な関税を課して、ダンピング農作物が入ってこないように、障壁を高くした。得られた関税は農民への補助金として使用された。
欧米間で溢れたダンピング農産物は、主として発展途上国へ流れこんだ。
政治的に弱者であった発展途上国はなすすべを持たず、発展途上国の農業は疲弊した。
先進国の農業への補助金が、途上国の農業を破壊したのだ。
[ 02:43 ]
[ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
[関連したBlog]
バイオ燃料(アメリカのバイオ・エタノール、欧州のバイオ・ディーゼル)の問題点は、補助金の存在だ。
地球温暖化対策=二酸化炭素を減らす=バイオ燃料を使おう!
このトレンドが急速に出現し、政治的なトレンドとして確定してしまった。
通常の製造コストでは、アメリカのトウモロコシから製造するバイオ・エタノールや、欧州の菜種油から製造するバイオ・ディーゼルを、車の燃料にするのはコストが合わない。
しかし、地球温暖化防止、二酸化炭素防止の御旗の元、バイオ・エタノールやバイオ・ディーゼルを推進することを決めてしまった。
消費者に、トウモロコシ原料のバイオ・エタノールや、菜種油原料のバイオ・ディーゼルを買ってもらうためには、通常のガソリンやディーゼルに近い価格になるように補助金を出さざるを得ない。
アメリカ、カナダ、欧州で費やされているバイオ燃料製造販売に対する補助金は、110億ドル(1兆2000億円)とも言われている。
補助金は市場経済による価格メカニズム、需要供給の調整、効率化努力、調査研究努力などを妨害する。
これらすべては、長期的な健全な経済社会生活の発展に必須のものなのにもかかわらず。。。
補助金が、「高くても良いから、バイオ燃料の原材料であるトウモロコシ、菜種油をドンドン買う行為を助長」させている。
この1年ほどで急騰した穀類の価格に関して、バイオ燃料政策(=補助金政策)の帰趨は重要だ。
そして、当面政策変更がないのであれば、バイオ燃料の原料としての穀類(トウモロコシ、菜種、サトウキビ)は高値が高止まりすることになる。
また、バイオ燃料に無関係の米、小麦、大豆は、肉生産のための飼料用需給増加と新興国の穀類消費減少という関係を観察すれば良いことになる。
こう考えてくると、
トウモロコシは、バイオ燃料と肉生産用飼料と食料という、三つの需要がある。
菜種はバイオ・ディーゼルと食用という二つの需要だ。
大豆は、飼料と食用の二つの需要だ。
しかし、米や小麦は、ほぼ食用の需要だけだ。
という構造が見えてくる。
バイオ燃料(アメリカのバイオ・エタノール、欧州のバイオ・ディーゼル)の問題点は、補助金の存在だ。
地球温暖化対策=二酸化炭素を減らす=バイオ燃料を使おう!
このトレンドが急速に出現し、政治的なトレンドとして確定してしまった。
通常の製造コストでは、アメリカのトウモロコシから製造するバイオ・エタノールや、欧州の菜種油から製造するバイオ・ディーゼルを、車の燃料にするのはコストが合わない。
しかし、地球温暖化防止、二酸化炭素防止の御旗の元、バイオ・エタノールやバイオ・ディーゼルを推進することを決めてしまった。
消費者に、トウモロコシ原料のバイオ・エタノールや、菜種油原料のバイオ・ディーゼルを買ってもらうためには、通常のガソリンやディーゼルに近い価格になるように補助金を出さざるを得ない。
アメリカ、カナダ、欧州で費やされているバイオ燃料製造販売に対する補助金は、110億ドル(1兆2000億円)とも言われている。
補助金は市場経済による価格メカニズム、需要供給の調整、効率化努力、調査研究努力などを妨害する。
これらすべては、長期的な健全な経済社会生活の発展に必須のものなのにもかかわらず。。。
補助金が、「高くても良いから、バイオ燃料の原材料であるトウモロコシ、菜種油をドンドン買う行為を助長」させている。
この1年ほどで急騰した穀類の価格に関して、バイオ燃料政策(=補助金政策)の帰趨は重要だ。
そして、当面政策変更がないのであれば、バイオ燃料の原料としての穀類(トウモロコシ、菜種、サトウキビ)は高値が高止まりすることになる。
また、バイオ燃料に無関係の米、小麦、大豆は、肉生産のための飼料用需給増加と新興国の穀類消費減少という関係を観察すれば良いことになる。
こう考えてくると、
トウモロコシは、バイオ燃料と肉生産用飼料と食料という、三つの需要がある。
菜種はバイオ・ディーゼルと食用という二つの需要だ。
大豆は、飼料と食用の二つの需要だ。
しかし、米や小麦は、ほぼ食用の需要だけだ。
という構造が見えてくる。