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おかねのこねた : 賢く、楽しく、ユックリ投資 by 春山昇華
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2008/10/11のBlog
[ 16:51 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
08年9月第3週は、数十年に一回しかない激動の週だったかもしれない と書いたが、ここから崩壊が本格化したにすごなかった。
一生に何回も経験できない08年だと思うので、FTのスキャンを中心に記録をドキュメント風に残しておこうと思う。

9月の第三週は、日本の三連休が絡んでいた週だ。
そして今週も、日本は三連休の週だ。
これで混乱が収束に向かってくれれば、話としては面白い落ちになるのだが
(不謹慎かもしませんが・・・)

The Bail-Out of the banks
さて、最初の写真は、議会関係者とポールソンが喧々諤々の語論の末に、金融救済パッケージのまとめい合意して発表したものだ(9月29日のFT)
Meltdown Monday
しかし、9月30日には、市場は暴落した。
世間はごらんのような有様で、金持ち金融業者を救済することに対する反対運動があったからだ。
共和党の下院議員が反対して、議案が通らなかったのだ。
背景などは、ここ(期待裏切り : NYやワシントンの銀行はつぶれても、オラが州の銀行だけ守れば良い )に書いたとおりだ。
この週には、風説の流布も世界的に飛びかった。
香港のBank of East Asiaでは取り付け騒ぎが起きた。
インドのICICI銀行でもしかり・・・
8月7日に日本株のアローケーションを減らして現金に避難した。
本日、避難先の現金から、中国株の買い増しに充当する判断をした。

この結果、日本株30%、中国株70%となる。

アメリカ株だが、昨年の10月9日が高値だった。
14164ポイント
昨夜(10日)の寄り直後の安値は、
7882ポイント、、、▼45%、
1年で、何とまあ、ほぼ半値になったということだ。

昨年、サブプライム爆弾が破裂して相場が崩壊を始めたときに、過去にこのような調整がいったん始まったら平均で1年間はダメ状態が続いていることをチャートで確認した。
だから、2月のヴェリタスのセミナーで「08年の10月ごろまでに順次、底をつけていく」と話した。(それでも、甘い判断だったと今は反省している)

そして、10月になった。
正直言って、これで底なのか、、、確信は持てない。
それでも、8月に避難した分は戻しても良いと判断した。
現在の極端な弱気は、どんなときでも存在している好材料をも全て否定しているように感じているからだ。
今朝のニュース画面は、さながら国際救助隊の結成宣言である。
世界が久しぶりに一丸となって協力した。
軽視するまいと思う。
なぜなら、私は人間の前を向いて頑張ろうという意思を大切にしているからだ。
その前を向く意思+協調体制=これが世界に求められてきたわけであり、この週末に、それが出現したわけだ。
週明けも、口だけの協調体制は・・・・
などと、多くの否定的な意見が跋扈するだろう。
しかし、私はそんな否定的な意見には同調しない。

久しぶりの世界協調だから、手間どったりしてヤキモキするかもしれないが、暖かく推移を見守りたいと思う。
いい時代になった。
多くのことが記録に残せるのだ。
2008/10/10のBlog
前回の国土交通省の資料に続き、日本土地建物の資料です

CREとは、企業の保有する資産(土地、建物、労働者、技術、知的財産・・・)の総合的な有効活用の中で考えるべきもの。

企業の経営課題だと位置づけられる。
企業の所有者である株主に対して、経営者は、資産を有効活用する義務がある。

不動産も時価で評価される時代になった。
昔から持っていて、帳簿価格が低いから収益が少なくても良いとは言えない。

帳簿 500万円(時価 8000万円):年間家賃 200万円
利回り= not 40% but 2.5%

これでは有効活用されているとは言えない。
自社で遊休不動産として保有するなら、
①売却する
②他人に活用を委託する
などに工夫をすべきだ
CREが成功するか否かは、経営者のコミットが重要だ。

==========
思ったこと。。。

①不動産の時価評価 + 株主の圧力 => 保有不動産の見直し
②「何かの時にため」という感情で、ただ持っていた不動産が多かった。
③②を理由として、本当に使いたい人が使える土地が少なく、「土地は限られている」という(間違ってはいないが)極端な考え方に縛られていた。
④今後、ジワジワと不動産が市場に出る。
⑤土地を使いたい人が、適正な価格で使えるようになっていく。
⑥このプロセスは、収益還元法的な価格形成をさらに進めるので、都心と地方の格差はまだ広がる


*日本土地建物の人は頭が良くて、物が見えていると感心してしまいました。
[ 20:04 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
大和生命の破綻
これは予想していなかった。(右は朝日新聞ニュース)

どこかで言われていたのだろうか?
ニュー・シティ・レジゼンスの倒産
(右は毎日新聞ニュース )

これは、
①リートが新興不動産デベロッパーなどから高値で物件を買い取っていたことや、
②ローン残高を増やし続けるという自転車操業が生命維持装置であること、
③森ビル社長が、『09年3月の決算にむけて本格的に悪化する』と予測していたこと、
などから、予想されていた事態だ。

それにしても、地方の金融機関からの売りが多いと聞いたが、本当かな?
そうであれば、価格に関係なく売る可能性が高いから、週明けも下がりそうだ。

右の画面を見て驚いた。
一番右端の列だ。
年初来の下落率(円ベース)が、▼50%を超えている国が多い。
一瞬、目を疑ったが、事実だ。
2008/10/09のBlog
今年のセミナーで一番気になった言葉が「CRE」だ。
企業の保有する不動産
Corporate Real Estate

国土交通省の肝いりで進められている

企業が抱え込んでいる不動産(更地、低率稼動ビル、遊休不動産など)を、もっと有効活用しましょうという運動だ。

企業が保有する不動産は、490兆円だそうだ。
もちろん、ほとんどは有効に活用されているハズだ。
でなければ、最近は株主が黙っていない
本社ビル、工場、、、、
国土交通省の意図には、かなり多く
バブル再発防止
不動産価格高騰防止

という観点が含まれている。

彼らは、この数年に起こった不動産のミニ・バブルを悪しと判断していたように思う。

このCREという政策が推進される限り、ジワジワと不動産が市場に出回ることになる。
都心は無いという強気の意見が多い。
しかし、郊外で優良な不動産がジワジワと増えれば、裁定が働いて、都心の不動産価格もそうは上昇しないだろう。
記録としてコピペした。

あまりにも悲観的な意見が多いので、もしかしたら、いったんは底かなと淡い期待を感じたので、、、
あとは、明日の朝をゆっくり待つとしよう!

で、、、、、
朝になって、かほどに値ごろ感とはあてにならないものだと思い知るのであった
[ 20:17 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
今朝発表された機械受注はヒドイ下落だった。
急速に企業経営者が萎えている。

こんな状態では、『いくら金利を下げたって、設備投資を縮小するのだから、金は不要だよ!』という”行き場のない金”だけが、ジャブジャブと市場に溢れることになる。

この行き場のない資金は、今は極端に臆病だ。
株には向かわない。

最近のNHKニュースを見ても、『まだまだ下がるよ!早く売ったほうがいいよ!』というコメントのみを報道している状態だ。
東京駅近くの新光証券の株価ボード前には連日TV局のカメラが並んでいる。
彼ら全員が『まだ下がるぞ!』というコメントを求めて、歩いている人に意見を聞いている。

だが、この行き場のない資金が最終的には動き出すのだ。
今日は赤字国債の意向が麻生総理から出たようだ。
元気印の麻生総理ならではの大胆さだと思う。

先日の記事でも書いたが、この『局面打開のために色々やってみようじゃないか!』という元気が今の日本には必要なのだ。
さて、行き場のない資金だが、どこに向かうか、楽しみだ。
来年の春ごろには答えが出ていると思う。
=========================
昨夜は世界10カ国の協調利下げが実施された。
あちこちで既に言われていることだが、08年にすべきことを整理してみた。
(右図参照)

08年のように、バブルの崩壊を初期段階で処理できずに、本格的な金融危機に発展してしまった場合は、根本的な対応をするしかない。
①過去の処理(不良資産買取)
②将来の対策(リストラ+資本増強)
③人々の不安の解消(預金保護)
の三点セットだ。

このどれひとつが欠けても相場も経済も底打ちをしない。
時間を引き延ばして、小出しにすればするほど、悪化する。
90年代の日本が良い例だ。
=====================
日本はラッキーにも今回は被害が少ない。
世界的な景気回復局面で日本在住の日本人は恩恵を受けなかったと同様に、金融危機でも被害を受けていない。(株価が影響を受けるのは仕方が無いとして。。。)

今回の一番被害者は欧州になりそうだ。
①利下げが遅れた。
②為替が高くなってしまった。

この状況は、90年代前半の日本と同じだ。
欧州は今後も相当程度苦しむだろう。

円 > ユーロ、、、まだ終わらないと思う。
=====================
VIX指数の急上昇、、、計測が始まって以来の最高の値だそうだ。
これでスンナリと終わるとは思えない。
アメリカ市場に関しては、これから1年以上、ボラの高い状況が継続すると思う。
2008/10/08のBlog
昨夜、アイスランドという国が実質的に破綻した。
そう私は理解した。

欧州に助けを求めたが、欧州のどの国も、アイスランドを助ける資金的な余裕をもっていなかった。
しかたがなく、ロシアに緊急融資を求めている。
たった、40億ユーロ(5500億円)だ。
こんな金額で終わるハズはない。

アイスランドは、国を挙げて金融バブルをエンジョイした。
金融レバレッジを目いっぱい効かせて、銀行は巨額の投融資を行った。
儲かっているときは良かった。その期間は短かったが・・・・

そして信用収縮がきて、レベレッジを縮小する鐘がなった。
縮小=清算だ、、、損失が表面化した。
国家の金融システムの破綻が世界中に公開されたのだ。

アイスランドの銀行は、国家のGPDの10倍以上も負債を抱えている。
国自体の経常収支も、DGPの30%を超える赤字だ。

かつてのアジア危機は、タイから始まった。
エマージングの国家の危機は、アイスランドから始まったのだと判断した。
本格的な波及(=国の破綻)は、来年以降だろう。


90年代後半の金融危機は・・・
タイの危機=95年開始
ロシア&アジア危機=98年
今回は、何年間のインターバル(=猶予)があるのだろう???
======追記======
アイスランドは、第二の「キューバ」になるのか?

アイスランドを欧州が救済しなかったことを、アメリカは怒っているだろう。
アイスランドはNATOの一員だ。
NATOのメンバーである国を同胞が見捨て、NATOに敵対するロシアが資金援助をするのだ。

今後ロシアは豊富な外貨準備(約560BNドル)を使って、金の力で仲間を増やすかもしれない。
グルジア問題の対ロシア非難を緩和してくれる同胞が増えるかもしれない。

かつて、キューバは、アメリカの勢力圏の真っ只中にあった親ソ連陣営の一員だった。
今度、アイスランドは、NATOの勢力圏の真っ只中にる親ロシア陣営の一員になるのだろうか?NATOの一員という地位を維持しながら???

そして、今後NATOに加盟したいという国々がアイスランド見て、「欧州は経済的に当てにならない」と考えて、ロシアとの天秤政策を強める可能性もある。
事実、リトアニアがEU加盟の条件であった「原発破棄」の撤回をいい始めている。
表面的には、ロシアにエネルギーを依存するこちを避けたいと言っている。しかし、内情はもっと深いのだと思う。

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アイスランド関連の過去記事

2008年3月:
再び、アイスランド
2007年2月:
レバレッジ・バブルの最初の記念碑が出たのだろうか?
ラトビアの波及は??
2006年4月:
マスコミを賑あわせ始めたアイスランド、中東の株、為替
2006年3月:
えーっ、メルトダウン! アイスランドは、"アジア危機の時のタイよりひどい"?
キャリー・トレードの静かな崩壊 : アイスランド・クローナ
[ 06:23 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
昨夜のハイライトは、NYの大下げでは無い。
私的には、フォルクスワーゲン騒動だ。

株価が、+50%まで上昇して、最後は、前日比マイナスで終わった。

どこかの下手なヘッジファンドが、
『フォルクスワーゲンは割高だ、こんなご時世で株価が維持できるわけが無い、GMやフォード、トヨタの苦境を見ればフォルクスワーゲンだって大幅な下落がくるハズだ。』
と考えて、ショート・ポジションを持ったのだろう。

しかし、ポルシェが買収を進めている最中なので、株価はジリジリあがり、ショート・ポジションは大幅な損失を抱える頭痛の種になったのだろう。

そして折からの世界的な株価の下落とヘッジファンド業界の成績不振を背景に、投資家がヘッジファンドを解約し始めた。
解約がくれば、『こんな時に』と思いつつも、ポジションを解消しなければならない。
他人の資金を預かることを業とするものの宿命だ。

また、ヘッジファンドは、証券会社(プライム・ブローカ-)から資金や株を借りて投資をするというレベレッジ投資を行っている。
昨夜の強制買戻しに関しては、リーマンをプライム・ブローカーにしていたヘッジファンドが、これまでの資金や株を借りることが継続できなくなったことも原因の一つらしい。

多分、フォルクスワーゲンを買い戻したのが、そんなファンドだとすれば、彼は昨夜大損失をこうむったのだ。ファンドとしては死んだのだろう。死なないまでも、瀕死の重傷だろう。

こんなことは頻繁に起こっている。業界の新陳代謝にすぎない。
ファンドに資金を預けた投資家は損失を受けるが、これとて彼を選んだ投資家の自己責任であって、損失を受け止めるしかない。

1999年の年末には、類似の事件が起こった。
ITバブルの崩壊直前で、有名なタイガー・ファンドが、ハイテク株の巨大なショート・ポジションを買い戻したのだ。


相場が、大幅に上昇した局面や、大幅な下落をした局面では、こんな事件が毎度おこっている。
明日以降も、どこかで起こるかもしれない。
2008/10/07のBlog
1945年以降の統計です。

話半分に読んでください。
でも、アメリカ人は、この大統領サイクルを真剣に信じています。

2009年のアメリカ株を占うと・・・

オバマが勝てば、+14.3%
マケインになれば、▼1.8%

マケイン=負け因・・・

大統領の3年目が、一番株が上昇します。
4年目の選挙戦に向かって、景気対策を実施するからです。

ブッシュは、景気に無関心だったので、例外でした

統計の計算ですが、SP500で計測しています。
08年は、昨日までです。
しかし、昨夜からすごいマーケットですね
前回の日本の不動産に続いて、9月の不動産セミナーの資料を入手、

今回はアメリカの不動産状況の比較
90年 VS 08年(多分6月ごろ?)

どっちも、不動産が苦境の時だ。
いわば、どっちがヒドイかの比較

結論 : 90年の方が、遥かに悪い、、、と、ハイトマンというコンサルタントは言っていた。

面白いのは、Cap Rateと市場金利の関係
90年:6.97%(CR) 8.68%(国債) スプレッド、▼1.71%
08年:5,61%(CR) 4.25%(国債) スプレッド、+1.35%


[ 22:02 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
変動が大きいので、先週末値をアップします

小売のネバリが目立ちます
大型、小型、新興、、、全部大幅下落
長期だと・・・
[ 21:07 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
あまりにも変化がすごいので、アップします。

ブラジルと、韓国は、一体どうなっちゃってるの???って感じです。
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長期の月次チャートだと、、、、慌てないかな?
金融バブル崩壊後の処理のプロセスを学ぶには良い記録だ。

この時代をライブで生きてきた私には、憤り、無念さ、多くの情動が湧き上るのを抑えられない。
この夏、また読み返した。
2008/10/06のBlog
[ 23:59 ] [ 株式(日本+海外)&商品・為替 ]
投資テーマは、時として、壮大なバブルの形成と崩壊(ブーム&バスト)を出現させる。

過去数年の新興国ブーム、コモディティ・ブームはさまざまな投資ストーリーを出現させた。

笛吹けば踊る投資家に向かって、「さあ、踊れ!」と欲望のダンス・ミュージックが演奏され続けた。
でも、相場は終わった。
まだ多くのアナリストは「Buy! こんなにPERが低いのは数年に一回しかない!」と、ダンスを続けろ!と叫んでいる。
でも、投資家は、もう踊るのをやめた。

右のモザイクという肥料メーカーの株価の崩壊も驚愕ものだ。
08年の6月の高値は、$160を超えていた。
今日は、$34、、、1/4以下になっている。
しかし、過去5年を見ると2番目のチャートのような状況だ。
(赤:モザイク、青:モンサント 橙:NYダウ)
モザイクは、PER=5倍だが、、、Eを信じますか?という株価だ。
Eがまだここから少なくとも半分になると考えているのが市場のようだ。

ブームが終わって、完全に死んでしまって数年間沈んでしまうストーリーもあれば、1年程度で復活するストーリーもある。

それを事前にみわける法則は存在しない。
そんなに相場は簡単ではないのだ。


農業関係のストーリーも、3年以上終わるのか、来年の今頃は復活しているのか、私も判断できない。