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中根の日記。
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2005/09/11のBlog
んーと、えーと、駄目だー。


前半中盤くらいまでは、とりあえずは何の問題もなく読めたんですけど、なんつうか、終盤になればなるほど、「で、だから何?」って感想を持っちゃってどうしようもありませんでした。

序盤からそこここに何とないファンタジーを匂わせてはいたんですけど、それが具体的になればなるほど、「あーまじどうでもいいー」って思っちゃいました。授業で文学作品を読んでる高校生気分。人が死のうが悩もうが結構だけど、とりあえず俺腹減ったし早く昼休みなんねぇかなぁ、みたいな。作品の傾向とか何一つかぶってないんですけど、感想としては「ガダラの豚」読んだ時に近いです。

日常の中に超自然的な何か、非科学的な何かをポンッと持ってこられると途端に話自体が作り物めいてきてどうにも萎えますねぇ。もちろん小説なんて作り物だしフィクションなわけでそんなん承知の上で読んでるわけですけど、作り物だからこそもっと自然さがほしい。仮に日常でそういう事態に遭遇することがあるとするなら、それこそ何の前触れもなく馬鹿みたいに唐突にそれはやってくると思うんですけど(経験ないから知らないですけど)、作り物には本物を越える自然さがあってほしいと僕は思うわけです。北村薫の「ターン」みたいに、いきなり自分以外の全ての人間が街から消えた時に生ゴミの処理をどうするかって考えるような。

今にして思うと村上春樹なんてのは、そういう事がとてもうまかったなぁって思います。井戸の中からどっか行っちゃっても、空から魚降ってきてもなんかアリだったように思っちゃったし。いやまあ何年も前に読んだから、今再読してみたらまた違う印象かもしれませんけど。

とりあえず「禁じられた楽園」はナシ。全力でナシ。最後もなんか、二時間ドラマで終わる20分前に出てきた奴が実は犯人でした、みたいなノリもどうかと。いや、違うんですけど、例え。
2005/09/10のBlog
初新保ー。

先月ようやく20歳になりまして、明日の選挙が初選挙なのですが。あんまり選挙に詳しくなかったので面白かったですねー。なんかイメージ的に広島6区の伊藤さん(だっけ?)とかぶっちゃって、多少の切なさを感じないでもなかったんですけど。

普通に選挙ってこうなんだぁ、へぇ、みたいな感じで読んでたので特に大した感想もないんですけど、ラストはやっぱこうなのかぁ、みたいな感じで安心とちょっとの失望が入り混じった印象を受けました。しっかりと書いて失敗するよりかは、ああいう風にしたほうが無難だしそれなりに効果的なんですけど、なんかああいうのよく読んできたからなぁ、文学ならあれなんだけども、エンタメなら結果はしっかり出してほしいような。うん。


どうでもいいけど明日選挙行きます。わくわく。
今更ながら、HANA-BI見てみました。
ちょっと良過ぎた。


全体の温度が非常に良いです。常にすっごい低いのな。うん、「ソナチネ」見た時も同じように思いましたが。

その前に劇場で「容疑者室井信次」を見まして。だからまあそれとちょっと比較しちゃったのも否めないのですが。

HANA-BIはなんていうか、とても客観的で、見ている側に何も押し付けてこない所が非常に良かったと思いました。感動させようとかハラハラさせようとか次の展開を期待させようとか、そういう製作者のエゴがまるっきり見えなかった。製作者が自分自身のために作った映画を特別に見させてもらった、みたいな感覚でした。だから無理矢理な所が何もなくて、とてもよかったと思いました。

あとなんていうか、映像にしか出来ない事をしっかりと映像でやってるのが印象的でした。小説でも漫画でも出来ない、「間」というか、「空気」というか、そういうものをもう恐ろしく随所に取り入れてて、これは脚本だけ読んだら死ぬほどつまらないだろうなと思いました。ついでにいうと、DVDの中に入ってた劇場予告編がすでにつまらないというのもとても印象に残りました。予告編より面白い映画って非常に少ないですよね。


見ている人に喜んでもらおうって思う事は、やっぱり一つのエゴなのかなぁ。
2005/09/02のBlog
くわっはっ! 面白かったよ!

なんていうか、途中から死神の事を好きになっちゃったのがもう駄目でした。そしたら面白くないわけがない。

6つの短編集だったんですけど、どれもこれもとてもよかったですよ。これ読む直前にデスノート8巻を読んでたから余計によく感じました(意味不明)。デスノートもさぁ、読みきりの時みたいに色んなパターンを試せばよかったと思うよ、ライト君はあまりにも極端すぎだよ。Lが死んでから作者のレベルを超えちゃってるしあの漫画は。

うん、で、伊坂幸太郎はやっぱり面白かった。ただなんていうかこの人は、まだ完成していない気がする。なんかもっともっととんでもない作品をそのうち生み出してくれるんじゃないかっていう期待がすごいします。ただまあ、平均点高いよねこの人。

もはや何の感想文でもないなこれ。

2005/09/01のBlog
って、自分あまりにもブログほっときすぎだから! 
5月7日以来ってアホか。

そんな4ヶ月間更新しなくても特にアクセス数に変化がない不思議ブロクへようこそ。更新しなかった理由は特にありません! まあしいて言うなら、この汚れ切った世界に嫌気が差しちまったってとこかな、ふっ。

まあぶっちゃけパソコンで文章書くのがあまりにもめんどくさくなった病にかかったからなのですが、それでも日々いろんな事があったり読書とかも通常通りしてきたわけで、そういうのを一応どっかに記録しとかないとやりっぱなままになってしまって、んで別に自分だけの日記帳とかにしこしこ記録しときゃあなんの問題もないわけですが、元来こうコツコツがんばるみたいなのが苦手な中根君としましては、そんなんできるはずもなく、結局こうしたネット上に公開するという形でしか自らのための日記すら書けないんだ俺、ああ馬鹿だなぁ可愛いなぁとナルシストぶりを発揮したので、ちょびちょびとコソコソと日記書いていこうと思います。

というわけで、伊坂幸太郎を端から読んでいこうキャンペーン中なのですが、「ラッシュライフ」があまりにもよかったため、どの作品を読んでも「ああ、それなり。でも、次こそは! 次こそは!」みたいな感じですでに5冊目です。

短編小説っぽい長編(中編くらいか)小説なのですが、うん、嫌いじゃない、むしろ好き。だけど、短編小説っぽい長編小説である意味がわからない。いや、この物語がどうやってできたのか調べてないから知らないわけで、本当に独立した短編だったのを出版にあたって加筆して長編らしく見せてるだけなのかもしれません。で、うん、多分そうだとは思う。だから短編として一個一個を見た時には平均点しかあげられないし、全体を通してみると複線も生きていないし「流れ」みたいなものが感じられない。ぶつ切り感がどうしても付きまとっちゃいます。場面場面での面白さはそれなりにあるので余計に残念。

ってまあ、一人の作家の作品を一気に読み続けるのがいけないだけのような気もするんですけど。どうしても比べちゃうし。