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2006/05/13のBlog
[ 00:29 ]
[ 【音楽のこと】 ]
今日、シューマンの交響的練習曲の譜面を見ていて思ったことを少し。
テーマから、練習曲6まで嬰ハ短調、練習曲7がホ長調、練習曲8から10までが嬰ハ短調、練習曲11が嬰ト短調、練習曲12(フィナーレ)が変ニ長調で書かれています。
嬰ハ短調とホ長調は、平行調。嬰ハ短調と嬰ト短調は属調。
嬰ハ短調と変ニ長調は同主調の異名同音調です。これは、ベートーヴェンが、月光ソナタの両端楽章と、第2楽章のコントラストを付けるために用い、ショパンは1曲の中で、例えば幻想即興曲、ワルツ第7番、雨だれの前奏曲、ポロネーズ第1番などに多々使用しています。
で、この曲の根底にあるのは当時の恋人の父親の作った嬰ハ短調のテーマにあり、それが様々に変容され、一度平行調に行き、11番で属調にうつりさらに緊張感を高め、最後に大どんでん返し的に変ニ長調を用いることにより、暗から明へという、ベートーヴェンらがもっとも好んだ筋書きが達成されているように思います。
ここに嬰ハ短調と変ニ長調の遺作の変奏曲5曲を入れてしまうと、そのラインが途切れてしまうように思います。シューマン自らピアノをシンフォニックにならすべく技巧の開拓をし、ギリギリのところまで嬰ハ短調の厳しさで追い詰め、最後に変ニ長調で高らかに終る。これがシューマンの筋書きではなかったのかと思います。
テーマから、練習曲6まで嬰ハ短調、練習曲7がホ長調、練習曲8から10までが嬰ハ短調、練習曲11が嬰ト短調、練習曲12(フィナーレ)が変ニ長調で書かれています。
嬰ハ短調とホ長調は、平行調。嬰ハ短調と嬰ト短調は属調。
嬰ハ短調と変ニ長調は同主調の異名同音調です。これは、ベートーヴェンが、月光ソナタの両端楽章と、第2楽章のコントラストを付けるために用い、ショパンは1曲の中で、例えば幻想即興曲、ワルツ第7番、雨だれの前奏曲、ポロネーズ第1番などに多々使用しています。
で、この曲の根底にあるのは当時の恋人の父親の作った嬰ハ短調のテーマにあり、それが様々に変容され、一度平行調に行き、11番で属調にうつりさらに緊張感を高め、最後に大どんでん返し的に変ニ長調を用いることにより、暗から明へという、ベートーヴェンらがもっとも好んだ筋書きが達成されているように思います。
ここに嬰ハ短調と変ニ長調の遺作の変奏曲5曲を入れてしまうと、そのラインが途切れてしまうように思います。シューマン自らピアノをシンフォニックにならすべく技巧の開拓をし、ギリギリのところまで嬰ハ短調の厳しさで追い詰め、最後に変ニ長調で高らかに終る。これがシューマンの筋書きではなかったのかと思います。
2006/05/09のBlog
[ 18:43 ]
[ 【歌舞伎】 ]
團菊祭~昼の部に行ってきました。
最大の話題は、市川團十郎の復帰で、「外郎売」での花道の出からして物凄い拍手と「成田屋ッ!」の掛け声でした。僕は舞台で見るのは初めてです。
昼の部はまず、「江戸の夕映」。これは新作歌舞伎で戦後、大佛次郎が書いたもの。江戸末期から明治初期の市井の混乱とそれにからむ人情を描いたもの。
つづいて松緑による舞踊「雷船頭」。若くてすごく張り切って踊っている様子が良かったです。
そして、團十郎、菊五郎、三津五郎、時蔵ら豪華配役の外郎売。ただこれは話としては特に面白くなく、團十郎の早口言葉が見せ所の40分ほどの狂言。
最後は、権三と助十。私には他愛の無い話で、最後の15分くらい寝てしまった。気が付いたら幕でした。
幕間に売っている茹で小豆に抹茶アイスを乗せたものがとても美味しいです。
今日は、ドタキャンの連鎖で、午後からごっそりと時間が空いてしまいました。
最大の話題は、市川團十郎の復帰で、「外郎売」での花道の出からして物凄い拍手と「成田屋ッ!」の掛け声でした。僕は舞台で見るのは初めてです。
昼の部はまず、「江戸の夕映」。これは新作歌舞伎で戦後、大佛次郎が書いたもの。江戸末期から明治初期の市井の混乱とそれにからむ人情を描いたもの。
つづいて松緑による舞踊「雷船頭」。若くてすごく張り切って踊っている様子が良かったです。
そして、團十郎、菊五郎、三津五郎、時蔵ら豪華配役の外郎売。ただこれは話としては特に面白くなく、團十郎の早口言葉が見せ所の40分ほどの狂言。
最後は、権三と助十。私には他愛の無い話で、最後の15分くらい寝てしまった。気が付いたら幕でした。
幕間に売っている茹で小豆に抹茶アイスを乗せたものがとても美味しいです。
今日は、ドタキャンの連鎖で、午後からごっそりと時間が空いてしまいました。
[ 13:10 ]
[ 【歌舞伎】 ]
新橋演舞場での五月大歌舞伎の夜の部に行ってきました。歌舞伎座から300Mほど離れた場所で、初めて行きました。吉右衛門、染五郎らによる石川五右衛門、福助の京鹿子娘道成寺、吉右衛門、染五郎、亀治郎、芝雀らによる松竹梅湯島掛額の3本。
石川五右衛門での宙乗りは、初めて見ました。いくつかの台本を組み合わせたようで、ちょっとどうなの?と思いました。絢爛豪華な舞台装置、宙乗りで見せるものなんでしょう。
娘道成寺は、楽しみました。一度カットなしで押し戻しまで観てみたいです。前から5列目でしたが、手ぬぐいは取り損ねました。
湯島掛額は、いわゆる八百屋お七の話ですが、吉右衛門のセリフの上手さ、火見櫓の段での亀治郎の人形振りが大変見ごたえがありました。
石川五右衛門での宙乗りは、初めて見ました。いくつかの台本を組み合わせたようで、ちょっとどうなの?と思いました。絢爛豪華な舞台装置、宙乗りで見せるものなんでしょう。
娘道成寺は、楽しみました。一度カットなしで押し戻しまで観てみたいです。前から5列目でしたが、手ぬぐいは取り損ねました。
湯島掛額は、いわゆる八百屋お七の話ですが、吉右衛門のセリフの上手さ、火見櫓の段での亀治郎の人形振りが大変見ごたえがありました。
2006/05/07のBlog
[ 01:00 ]
[ 【歌舞伎】 ]
歌舞伎にハマるにつれて、本も色々読んで見ました。
その中で、特に面白く、興味深い本を紹介します。
マガジンハウス社から出ている、渡辺保著「歌舞伎ナビ」です。
印象に残った事柄を少し引用させていただきます。
歌舞伎のせりふの意味を分った方がよいのか?ということに対して「意味を分ろうとするよりも芝居そのものを感じた方がよい。意味を理解しようとして、何かを感じることを忘れる方が恐ろしい。まず意味を理解しようとする態度を捨て去る事です。それよりも歌舞伎のもつリズムに乗ることです」
というのは
「言葉がわかりにくいのは古い言葉であるのと、独特のセリフ廻しがあるから。なぜセリフ廻しをするのかというと、単に言葉の意味を伝達するのでなく、音の響きや形を大切にし、しかもそのセリフの表現を体全体、舞台空間に広げるからです。単に言葉でなく一種のボディランゲージの一部なのです」
思わず「へ~、卓見っ!」と言ってしまいました。
こういう風に観るのなら、初めての人(かく言う私もほとんどそれに近い)でもなんら得るところがあるのではないかと思います。
とにかく、まっさらの状態、新鮮な目で観ることが大切と言っています。
初めて歌舞伎座へ行ったときに観た「勧進帳」も、詳しいセリフは全然分らなかったけど、富十郎演じる富樫と吉右衛門演じる弁慶の丁々発止のやりとりと、長唄(三味線のtutti!)の素晴らしさ、付け打ちのリズムと音が体に響き渡りました。こういうことなのかな?
それ以来足しげく通うことにしたのですが。
他の分野にもいえる部分があるのではないでしょうか?
音楽を聴いたり、絵画を見たりするときも。
経験を積むのは素晴らしい事ですが、ヘンな知識に汚染?されないように、まっさらの状態で本質を体で受け止められたらと思います。
言うは易し(^-^)
その中で、特に面白く、興味深い本を紹介します。
マガジンハウス社から出ている、渡辺保著「歌舞伎ナビ」です。
印象に残った事柄を少し引用させていただきます。
歌舞伎のせりふの意味を分った方がよいのか?ということに対して「意味を分ろうとするよりも芝居そのものを感じた方がよい。意味を理解しようとして、何かを感じることを忘れる方が恐ろしい。まず意味を理解しようとする態度を捨て去る事です。それよりも歌舞伎のもつリズムに乗ることです」
というのは
「言葉がわかりにくいのは古い言葉であるのと、独特のセリフ廻しがあるから。なぜセリフ廻しをするのかというと、単に言葉の意味を伝達するのでなく、音の響きや形を大切にし、しかもそのセリフの表現を体全体、舞台空間に広げるからです。単に言葉でなく一種のボディランゲージの一部なのです」
思わず「へ~、卓見っ!」と言ってしまいました。
こういう風に観るのなら、初めての人(かく言う私もほとんどそれに近い)でもなんら得るところがあるのではないかと思います。
とにかく、まっさらの状態、新鮮な目で観ることが大切と言っています。
初めて歌舞伎座へ行ったときに観た「勧進帳」も、詳しいセリフは全然分らなかったけど、富十郎演じる富樫と吉右衛門演じる弁慶の丁々発止のやりとりと、長唄(三味線のtutti!)の素晴らしさ、付け打ちのリズムと音が体に響き渡りました。こういうことなのかな?
それ以来足しげく通うことにしたのですが。
他の分野にもいえる部分があるのではないでしょうか?
音楽を聴いたり、絵画を見たりするときも。
経験を積むのは素晴らしい事ですが、ヘンな知識に汚染?されないように、まっさらの状態で本質を体で受け止められたらと思います。
言うは易し(^-^)
2006/05/05のBlog
[ 21:54 ]
[ 【読書】 ]
2006/05/04のBlog
[ 00:02 ]
[ 【読書】 ]
2006/05/03のBlog
[ 00:21 ]
[ 【絵画】 ]
国立近代美術館で行われている「藤田嗣治展」に行ってきました。
以前ウィーン国立歌劇場でプッチーニのオペラ「蝶々夫人」を観たときのこと。
演出が、J・ギーレンで、舞台美術がTsuguharu Fujita とありました。これは1955年制作のもので、こんな昔にウィーンのオペラに携わった日本人がいるのかと思ったものでした。
その後、上野の西洋美術館に藤田嗣治の絵が一点展示しているのを観ただけでしたが、今回生誕120年ということで初の大規模な回顧展が開かれるとあり、楽しみに行ってきました。
日本での作品~パリでのデビュー~メキシコに旅行した時の絵~日本での戦争画~パリに戻った後の絵~晩年の宗教画
以前ウィーン国立歌劇場でプッチーニのオペラ「蝶々夫人」を観たときのこと。
演出が、J・ギーレンで、舞台美術がTsuguharu Fujita とありました。これは1955年制作のもので、こんな昔にウィーンのオペラに携わった日本人がいるのかと思ったものでした。
その後、上野の西洋美術館に藤田嗣治の絵が一点展示しているのを観ただけでしたが、今回生誕120年ということで初の大規模な回顧展が開かれるとあり、楽しみに行ってきました。
日本での作品~パリでのデビュー~メキシコに旅行した時の絵~日本での戦争画~パリに戻った後の絵~晩年の宗教画
2006/05/02のBlog
[ 01:35 ]
[ 【歌舞伎】 ]
夜の部行ってきました。初めて初日に行きました。
こんな幕が下がっていました。⇒
傾城反魂香、保名、藤娘、黒手組曲輪達引の4演目。
まだ歌舞伎を観はじめて半年ちょっとなので、いつも出し物は全て初体験ですが、今月の演目は、どれも新鮮に観れました。菊之助の保名の踊りは、凛としていてさわやかさを感じましたし、初めて観た海老蔵の女形舞踊の藤娘にもびっくりしました。綺麗です。藤娘という舞踊自体にも興味を持ちました。他の役者でも観てみたいです。傾城~の三津五郎と時蔵の息がぴったりなのはよくわかりましたし、後輩に先を越されつつも自分らしさを忘れない又平という役が好きです。黒手組は、助六のパロディとのことですが、助六を観ていないのでどういう風にパロディなのかは分りませんでしたが、十分にあの手この手で笑わせてくれました。歌舞伎座でR・シュトラウスを聞く事になるとは思いもよりませんでした!菊五郎の芸達者ぶりが爆発してます。来週昼の部を見る予定です。團十郎も初めてなので、楽しみです。
どれだけ中身を理解しているかは、相当????ですが、とにかく面白く、興味深く観れる。これって今の自分には大切だと思っています。クラシック音楽だとなかなかまっさらに聴けないので、まったく違う種目?の歌舞伎、これからも沢山観ていこうと思います。
こんな幕が下がっていました。⇒
傾城反魂香、保名、藤娘、黒手組曲輪達引の4演目。
まだ歌舞伎を観はじめて半年ちょっとなので、いつも出し物は全て初体験ですが、今月の演目は、どれも新鮮に観れました。菊之助の保名の踊りは、凛としていてさわやかさを感じましたし、初めて観た海老蔵の女形舞踊の藤娘にもびっくりしました。綺麗です。藤娘という舞踊自体にも興味を持ちました。他の役者でも観てみたいです。傾城~の三津五郎と時蔵の息がぴったりなのはよくわかりましたし、後輩に先を越されつつも自分らしさを忘れない又平という役が好きです。黒手組は、助六のパロディとのことですが、助六を観ていないのでどういう風にパロディなのかは分りませんでしたが、十分にあの手この手で笑わせてくれました。歌舞伎座でR・シュトラウスを聞く事になるとは思いもよりませんでした!菊五郎の芸達者ぶりが爆発してます。来週昼の部を見る予定です。團十郎も初めてなので、楽しみです。
どれだけ中身を理解しているかは、相当????ですが、とにかく面白く、興味深く観れる。これって今の自分には大切だと思っています。クラシック音楽だとなかなかまっさらに聴けないので、まったく違う種目?の歌舞伎、これからも沢山観ていこうと思います。
2006/05/01のBlog
[ 01:30 ]
[ 【読書】 ]
苦手でした、台本そのままに、いちいち登場人物を確認しながら読むことが。
シェイクスピア、ゲーテ、チェーホフなど。シェイクスピアなどはラムのシェイクスピア物語を読んだりしていました。
白水Uブックスから出ている小田島雄志氏のシェイクスピア全集は、まだ3冊読んだだけですが、非常に優れた和訳でテンポよく読む事が出来ます。お勧めです。
和物では、歌舞伎に仕立てられた谷崎潤一郎「盲目物語」を読みました。7月に歌舞伎座で上演される泉鏡花の「天守物語」「海神別荘」なども興味のあるところです。1月に歌舞伎座で観た、菊池寛「藤十郎の恋」、これもいい話でした。原作を読んでみたいところです。
シェイクスピア、ゲーテ、チェーホフなど。シェイクスピアなどはラムのシェイクスピア物語を読んだりしていました。
白水Uブックスから出ている小田島雄志氏のシェイクスピア全集は、まだ3冊読んだだけですが、非常に優れた和訳でテンポよく読む事が出来ます。お勧めです。
和物では、歌舞伎に仕立てられた谷崎潤一郎「盲目物語」を読みました。7月に歌舞伎座で上演される泉鏡花の「天守物語」「海神別荘」なども興味のあるところです。1月に歌舞伎座で観た、菊池寛「藤十郎の恋」、これもいい話でした。原作を読んでみたいところです。
2006/04/30のBlog
[ 00:34 ]
[ 【料理】 ]
さきほど、ある方の家でパスタをご馳走になり、それがドンピシャのアルデンテ!という絶妙の湯で加減だったのでとても美味しかったので、秘訣を教わりました。さきほどのことなので、まだ自分で試したわけではないのですが。。。
下準備:オリーブオイルと、にんにくとタカの爪をつけこんで数日おく。
パスタを6分のものだったら2分30秒で上げ、フライパンに下準備したオイルを熱したところに入れる。そして好みの硬さになるまで炒める。
⇒初めてしりました。みんな知っているのかな?これが硬さを調節する秘訣のようです。
最後にトマトのザクギリ、モッツァレッラを軽く和える。バジルを添えて完成。
さっそく試してみます。
下準備:オリーブオイルと、にんにくとタカの爪をつけこんで数日おく。
パスタを6分のものだったら2分30秒で上げ、フライパンに下準備したオイルを熱したところに入れる。そして好みの硬さになるまで炒める。
⇒初めてしりました。みんな知っているのかな?これが硬さを調節する秘訣のようです。
最後にトマトのザクギリ、モッツァレッラを軽く和える。バジルを添えて完成。
さっそく試してみます。