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クラングレーデ
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2006/10/12のBlog
[ 01:41 ] [ 【歌舞伎】 ]
国立劇場で見てきました。

元禄忠臣蔵は、真山青果という人が書いた新歌舞伎という分類になるらしい・・・ですが、昭和初期の作なので、江戸時代に書かれた仮名手本忠臣蔵のように、検閲逃れのために大石内蔵助を大星由良助と変えたりはせず、勘平切腹のようなサイドストリーもなく、史実を調べ上げた力作のようです。たしかにフツウ?の歌舞伎とは幾分雰囲気が違うのも、初心者である自分にも分かります。それ以上に科白(セリフ)のおおさは、いままでで見た歌舞伎の中では一番ではないでしょうか?けっこうつかえてる人も。。。

それにもかかわらず、一言一句が心に響く言葉で、それをもらさず聴こうという意識になりました。吉右衛門、富十郎、芝雀、種太郎と、印象的な場面がたくさんあり、とても楽しめました。吉右衛門の「入れぬと言え」の登場は上手い!と唸ってしまった。初めて見るのに・・・。こういうとこにも芸の凄さを感じます。

小泉元首相も来ていました。相変わらずの人気ですね。
2006/10/11のBlog
[ 23:50 ] [ 【音楽会♪】 ]
ポリーニのリサイタルに行ってきました。サントリーホール大ホール。
ネスカフェが、スポンサーのようで、隣の小ホールでゴールドブレンドが呑み放題でした^^

シェーンベルク3つのピアノ曲作品11は、ほんのり温かい音色で無調作品ながらロマン派の延長であることを漂わせていました。強弱、音楽の運び等、なるほどと納得させられるところが多々ありました。更に作品19の6つの小品では、同じ無調作品でありながら簡素な作品の中に、未来の音楽が入ってくる余地があることを暗示するような演奏。

ベートーヴェンの熱情ソナタは、もう少しディナーミクのメリハリあってもいいかと思ましたが(聴いた場所にもよるのかもしれません)、構成力はさすが。貫禄の演奏。

後半は、リストの晩年の無調作品が4曲。半音階や増4度を多用する作品(灰色の雲、凶星、悲しみゴンドラ、ヴェネツィアのワーグナー)のあとにロ短調ソナタを聴くと、いかに無調の要素がこの大ソナタに内在しているかがよく分かります。ただロマンティックな大作という以上に、世紀末的な色合いの濃い演奏に聴こえました。さすがの風格!
堂々たる演奏でした。こういうプログラムにしたのは、数日後にC・アバドとルツェルン祝祭管が、マーラーの交響曲などを演奏するのと絡めているのでしょうか?

アンコールは、ドビュッシーの沈める寺(全音音階が多用されているので、リストや、シェーンベルクと比較して聴けて面白い)、リストの超絶技巧10番、ショパンの革命、ノクターン7番、スケルツォ3番と怒涛のアンコール。
2006/10/08のBlog
[ 21:59 ] [ 【うますぎる♪】 ]
フランスに在住する方から、チョコレートを頂きました。生姜が入ってるやつ。
びっくりしましたが、食べてみると後味が生姜の香りで、甘ったるくなりません。

ほかにも洋ナシとアーモンドの入ったチョコレートも頂きましたが、これは洋ナシがチョコレートに重みを加えてまったりした感じでした。

2006/10/07のBlog
[ 23:43 ] [ 【音楽会♪】 ]
浜離宮朝日ホールでは、J=J・カントロフ、上田晴子デュオリサイタルを聴きました。ルーマニアの作曲家エネスコの珍しい2曲~協奏的即興曲、トルソ。これは夢のような美しく幻想的な作品です。ヴァイオリンとピアノの色彩の絡み合い、調和が素晴らしかったです。二人の音楽の大きさを感じました。つぎはシューベルトのソナチネ第3番。単純明快な音楽を丁寧かつ大胆(矛盾?)に捉えた演奏でした。最後はブゾーニのソナタ第2番。これを聴くと前半は、色彩や軽快さで聞かせる音楽で対照的にしたのかな?と思いました。バッハの敬虔な祈り、メフィストの狂乱のワルツ?、シューマンのマーチ、ブラームスの郷愁と、様々な要素が絡み合ってひとつの宇宙を形成しています。巨大な音楽に向かう二人の気迫は相当なもので、聴き応えありました。

17時に終演。その後青山一丁目経由で渋谷へ、18時からNHKホールでN響の定期公演。最近親しくなった方が定期会員で、チケットを頂きました。アシュケナージの指揮。指揮するのを実際に聴くのは初めて。冒頭の武満作品は、どうも興味がもてませんでした・・・。E・グリモーを迎えてのバルトークの第3番協奏曲。グリモーの音はちょっとひんやりとしていて冴えています。第2楽章もよく歌って余裕、見通しが良かったですし、第3楽章のロンドも終わりへ向かっての構成力は流石でした。後半は、ラヴェルのダフニスとクローエの第1、第2組曲。好きな曲です。上野の西洋美術館にダフニスとクローエの絵がありますが、関連を調べたいです。ちょっと、ラヴェルが弾きたくなりました。ソナチネ、クープランの墓・・・・。

[ 23:31 ] [ 【歌舞伎】 ]
歌舞伎座昼の部に行ってきました。
芦屋道満大内鑑「葛の葉」。魁春の葛の葉姫、葛の葉の二役でした。初めて見ましたが、歌舞伎通の叔父がこの狂言は和歌を右手で書いた後、裏返しに書いて、さらに子供を抱いて左手で書き、さらには口で筆を加えて書く、という曲芸があるときいていました。また、葛の葉姫と葛の葉の二役の早変わりも凄かった!です。どうして一方はお姫様の着物、もう一方はフツウの着物、すぐ着替えられるのでしょうか?情に溢れた話で大変面白かったです。

二本目は「寿曽我対面」。これは曽我十郎だの五郎だの、工藤佑経、大磯の虎なんてのが出てきて、一種のレビューになっている気がします。一種のショウ?團十郎、海老蔵、菊之助、田之助、萬次郎ほか。

その後歌舞伎座裏のエルベでビーフシチュウを賞味し、新橋演舞場の前を通り浜離宮朝日ホールへ向かいました。
2006/10/06のBlog
[ 22:40 ] [ 【読書】 ]
遠藤周作の「マリー・アントワネット」を目下、読んでいます。
途中、アントワネットの侍女が、バルザックの恋人となり「谷間の百合」を書かせた。とあるのを見て、興味が湧き、さっそく取り寄せてみました。

まだ読んでいませんが、バルザック。どんな話なのかワクワクしています。
ついでに?「ゴリオ爺さん」

また同じフランスの作家、スタンダールの「赤と黒」も取り寄せてみました。

フランス文学って、私にはあまり馴染みがないしプルーストの「失われた時を求めて」も抄訳版ですら読めず・・・。ロートレアモンの「マルドモールの歌」もなにがなんだかよく分りません。。。なので、バルザック、スタンダールは、どうなるんでしょ~か~??
2006/10/03のBlog
[ 21:49 ] [ 【詩】 ]
夕されば
小椋の山に
鳴く鹿は
今夜は鳴かず 
寝ねにけらしも



舒明天皇の歌です。
本屋で、「自分で書く、わたしの万葉集」という本が目に留まり、衝動買いしました。
毎日、一句を、鉛筆で写していくというもの。写して書くという作業により、より文章を味わうことができると思います。この本の趣旨に大共感してしまい、ここ数日、ゆっくりと写しています。

万葉集のほかにも、徒然草、あるいは般若心経(これは写し書きの基本?)もありましたが、内容に興味があったのは万葉集でしたので、それにしました。
2006/10/02のBlog
[ 22:26 ] [ 【歌舞伎】 ]
歌舞伎座で夜の部の最初の出し物「仮名手本忠臣蔵」の5段目、6段目を幕見で見てきました。今年の1月に浅草歌舞伎で、見たのでこの5,6段目は二度目です。筋もわかっているし、安心?して楽しめました。仁左右衛門の勘平、菊之助のお軽、海老蔵の定九郎ほか。菊之助が進境著しい活躍です。仁左右衛門も、良かったです。海老蔵は、もう正面を切るだけでこの役がそういう役なんだ~と納得してしまうところが凄いです。
こうやって同じ演目を何度も見てくると、ある瞬間、ぱっと竹本が言っている言葉が聞き取れたりしてとても面白いです。
しかし、この忠臣蔵、よくできた話です。5,6段目以外も機会あったら是非見たいです。
後半の出し物、髪結新三は、時間の都合で見れませんでした。
2006/10/01のBlog
[ 00:59 ] [ 【雑談】 ]
川端康成の千羽鶴を読んだり、ある方にお茶をご馳走いただいたのを機に、お茶に興味が湧きました。小林恭二の数寄者日記(すきものにっき)を147円(定価1300円)でゲットしたので、早速読み始めました。

まず興味深く思ったことをいくつか。

茶事:大人数の茶会に対して、小人数のもてなしのことを言うんだそうで、この場合、お酒と、料理(懐石)が出る。←お茶飲むだけじゃなくてお酒も出るというのが、急に親近感湧いてきてしまって^^

懐石:茶事で、濃茶、薄茶に先立って出される料理のことだそうで、一汁三菜。汁もの、向付、煮物、焼き物で三つ。これが基本で、香の物とかがつく。

煮物:懐石におけるメインディッシュだそうで、旬の野菜や魚を使った椀物仕立てにする。←椀物大好きです。

焼き物:揚げ物や、蒸し物でも焼き物というとか・・・。←僕は焼き物より揚げor蒸したモノの方がいいので、有り難い!

強肴(しいざかな):酒好きの客のためにさらにもう一献との心意気で出される酒の肴。←例えばどんなモノなんでしょう?
【以上、数寄者日記(淡交社刊)より】

形式とか、作法ばかりかと思っていたのですが、バラエティに富んでいて面白そうでした。
「数寄者日記」は、二年間に渡る茶道のお稽古日記になっているのですが、全くの素人(?)が、一つ一つ経験しながら、やっている様はとても面白いです。

著者の小林恭二氏は、ほかに「歌舞伎通」という本がとても面白かったです。「カブキの日」という三島賞受賞作は、途中で頓挫してしまいました。
2006/09/30のBlog
[ 00:01 ] [ 【好きな作家】 ]
「砂の城」のあとは、「妖女のごとく」。

大学病院の美人医師が引き起こす事件、それは16世紀、ハンガリーの貴族エリザベート・パードリーが乗り移ったことによるものだった。

というのが大まか(過ぎる!)内容です。
要するに、輪廻転生、生まれ変わりがテーマになっています。

このテーマが、さらに発展して晩年の「深い河」になったんだろうとピンときました。

「悪霊の午後」という作品も一緒にブックオフで仕入れてきたのですが、どうやら同じ系統のようです。