ニックネーム:   パスワード:
| MyDoblogトップ | Doblogポータル | Doblogガイド | ユーザ登録 | 使い方 | よくある質問 | ツールバー | サポート |
栗ッピング (毬栗日記、棘あります)
Blog
[ 総Blog数:2680件 ] [ このMyDoblogをブックマークする ] [ RSS0.91   RSS1.0   RSS2.0 ] [ ATOM ]
2007/07/07のBlog
僕らが住んでいる同じ地球のどこかで起きた出来事を撮影した写真。そこにあるのは、人間の憎しみと殺戮の姿だ。何千年も繰り返される憎しみと殺し。殺戮から憎しみが生まれ、憎しみは新たな殺戮を生む。この負の連鎖は、永遠に終わらないのだろうか。


世界報道写真展2007
6月16日(土)-8月5日(日)
東京都写真美術館
昭和の写真を紹介するシリーズの第2弾は、「ヒーロー・ヒロインの時代」だ。映画スターに始まり、政界、財界など著名人の写真ばかり。

最初の展示は、原節子のポートレート。しばし、凝視。固まるなあ、ずっと見つめていたい。昭和13年の原節子の写真もあり、ひきこまれた。ものすごいものを内面に秘めている人は、外見もどこか違うものだ。

力道山のポートレートにもしみじみ。優しそうな顔をした格闘家、しかしいろんな悲しみを内に閉じこめているような、どことなく寂しさが伝わる写真だった。

とにかく昭和を代表する時代の顔のオンパレード。観る人それぞれに感慨深いものがあるのだろうね。

昭和-写真の1945-1989-
第2部「ヒーロー・ヒロインの時代」昭和30~40年代Part.1

6月30日(土)-8月19日(日)
東京都写真美術館
2007/07/05のBlog
[ 22:17 ] [ 比較文化論 ]
二ヶ月間、アメリカの大学生二人をインターンとしてうちの部署で預かることになった。二人ともアメリカの大学を一度卒業してから新潟の南魚沼にある国際大学の大学院に入学。夏休み期間中、うちの会社でインターンすることになった。

魚沼と言えば、コシヒカリしか思いつかず、

「新潟のお米は、美味しいでしょ?」

と聞くと、

「お米に味の違いは無い」

と言われた。
2007/07/01のBlog
[ 22:08 ] [ いがぐり ]
昨日、上野公園で。

幼稚園の団体が歩いていた。引率の先生らしき若い男が、こう言った。

「はあーい、皆さん、ここからは二列で歩きましょうね。自分のバディと手をつないで二列で歩いてくださいねえ」

バ、バ、バディだとぉ。苦笑してしまったよ。
予告は、サスペンス映画のようだったけど全然違う。ハリウッドのダークサイドと人間ドラマを描いた作品になっている。まあ、ハリウッドのダークサイドと言っても、アルトマンの「ザ・プレイヤー」と較べると身も蓋もないほどステレオ・タイプだけど。

しかし、このところの予告編の作り方って卑怯だなあ。サスペンス映画と思って観に来た人は、多分がっかりだろうね。

エイドリアン・ブロディは素晴らしいが、ベン・アフレックには悲しきハリウッドスターの哀愁が出ず、せっかくの映画を薄っぺらいものにしてしまっている。

ほとんど実名なので、この映画を作ったことには敬意を表すが、制作はハリウッドではなく、ニューヨークの映画会社ミラマックスだ。

もっと一人一人の人生の裏表がえぐるように描けていれば見応えがあったのになあ。惜しい。

栗3つ。
日比谷シャンテシネ3にて。
クリストファー・ノーランは、「メメント」で有名になったけど、やっぱりすごいのは処女作の「フォロウィング」。処女作といい、「メメント」といい、この監督の真骨頂は、時間軸を無視する構成。今回も、時空をまたぐ旅は、なかなかだ。

しかし、「結末を言わないで」と映画の冒頭ことわるほどのどんでん返しは無く、ちょっと拍子抜け。伏線の張り方、台詞でバレバレだ。

でもクリスチャン・ベールとヒュー・ジャックマンの闘いは、最後まで楽しめる。ベールの女側の視点からのドラマがもうちょっと深ければ、心理劇としてもさらに面白くなったのになあ。

栗3つ。
日比谷スカラ座にて。
シリーズものは、回を重ねる毎につまらなくなるが、この作品も例にもれず、今作はつまらない。

CG技術は、かなり発達して、キャラクターが気持ち悪いくらい立体感がある。されど、肝心なお話は、もうワクワクするものでなく、冒険もしょうもなく、パロディもアクション・シーンも一作目のような毒っ気も迫力もなく、全てにおいて拍子抜け。

笑えるシーンも一つも無かった。

新キャラクターの怪しい魔法使いの爺さんの声が、エリック・アイドルだった。懐かしい。僕は、モンティ・パイソンで一番好きだったのがエリック・アイドルだったのだ。

ストーリーにもっと頭を使ってほしい。説教臭い台詞にも辟易。栗2つ。

ユナイテッドシネマ豊洲、スクリーン9にて。
2007/06/30のBlog
上野を出て、品川の原美術館へ。ここも随分久しぶりに来たなあ。

なんとも不思議な絵だった。

裸の少女たち、ものすごい数の裸の少女たち。でも裸の少女は、皆おちんちんが付いている。その両性具有な少女たちを、銃を持った無数の兵隊が取り囲む、脅す。少女たちもある時は、銃を持ち応戦する。

絨毯(?)にくるまり巻物のようになった少女たち、顔だけ人間で体が蛾や虫になった少女たち、花々に囲まれた理想郷にいる少女たち・・・。不思議な世界だった。

狭い美術館だからしょうがないのだが、展示の仕方がすごく窮屈で見にくかった。

See Also UTさん「半地下の手記:『ヘンリー・ダーガー』展 」
昔は、御殿山と言われたこの辺り。今でも周辺は、高級住宅街。美術館の中庭のカフェは、とても良い雰囲気。
[ 23:26 ] [ 動物 ]
今日は、早起きできたので、朝早く上野の国立博物館へ行くことができた。次の目的地に向かうその前に、上野動物園に久しぶりに入ってみた。たぶん、17年ぶり。

入場料600円。17年前は、確か400円だった。

パンダって、今、一頭しかいないのねえ。一頭ではちょっと可哀想。パンダは、例のごとく寝ていた。でも、こっちを向いていたけどね。

動物園に入ってから、あ、失敗したと思った。夏、動物たちは、暑くてみなひれ伏していて動かない。動いていたのは、白クマと鳥くらい。白クマは、プールの中を泳いでいた。ペンギンも泳いでいると思いきや、岩の上で微動だにしない。いつも元気な猿山の猿も、止まっている。

アシカの赤ちゃんが可愛かった。
バク。好きなのだ。なんか人をバカにしたような顔して、夢を食うらしい。

夢を食う、キャラクター設定が素敵。
世界一動かない鳥、ハシビロコウ。

まあ、よーく見ていると動くのだけど。生きているから当たりまえだ。

でも、基本止まっている。首とか動くけど、体は止まったまま。場所も移動せず、ずっと同じ所にいる。

なんなんだ、この鳥。よく絶滅しないよなあ。天敵がいないところに暮らしているのだろうか?
好きな動物。猿、ゴリラ、バク、カバ。

ああ、でも一番は、やっぱりサイ。サイがたまらなく好き。この風貌がたまらない。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」も終わったので、静かになったであろう国立博物館へ出かけた。

今日の目的は、水滴!
なんとまあ、ただの水入れなのに凝ったデザインの素晴らしさに溜息。水滴単体としても美しいのに、硯箱のデザインとあわせ、一体となった時の調和も見事だった。

炭をすって書道、こりゃきっと心が落ち着くだろうな。
能面や絵巻、幕末の古写真、浮世絵など、どれも素晴らしかった。

あと、7月22日まで横山大観の「無我」も展示中。
国立博物館の敷地内に移築された旧因州池田屋敷表門、通称黒門。現存する数少ない大名屋敷表門の一つ。門がこれだけ大きいのだから、母屋はいったいどれほどの大きさだったのだろう。
2007/06/29のBlog
[ 18:28 ] [ 日常 ]
水上バスのヒミコだ。松本零士デザインでメタリックなボディ。
デッキが無いので、外へ出られないから、風が気持ち良い時などは、なんか損した感じがするなあ。内装も凝っているのかな?
上野の国立西洋美術館では、7月3日からSUICAが利用可能になる。

これまでも東京都美術館の特定の展覧会でEdyが使えたことがあったけど、国立の美術館で電子マネー対応は嬉しいニュースだ。ちなみに六本木の森美術館は、開館当初からEdyに対応していた。

現在、国立西洋美術館では、「パルマ展」が開催中。そしてこの秋、大好きなムンクの展覧会が予定されている。楽しみ。

国立西洋美術館は、すでに4月から入場窓口でのクレジットカードの対応を実施しているが、やはり少額決済にクレジットカードは、ちょっと面倒なイメージがあるのだろう。

それにしても外国の美術館や博物館は、クレジットカード決済が当たり前。日本に来る外国人観光客のためにも、クレジットカード決済は全ての美術館・博物館で導入してほしいものだ。
7月10日(火)からファミリーマートの全店で「iD」と「Edy」が利用可能になる。今までは、SUICAだけだったファミリーマートで、iDとEdyが使えるようになったことで、ファミマでもANAのマイルを貯めることができるようになった。これは朗報。

これまでもファミマは、沖縄ファミリマートや九州ファミリーマートでは、Edy利用可能だったので、ファミリーマート・チェーンという意味ではねじれがあった。

LAWSONやセブンイレブンも自社電子マネーに加えてEdyなどへの対応を決めているから、主要なコンビニ全てでANAのマイルを貯めることができるようになる。
2007/06/24のBlog
初めて行った外国の都市はサンフランシスコで、初めて行った観光地はゴールデンゲート・ブリッジだった。自然と人工物がここまで調和している場所は、それほどないと思う。海の色は、青く時に緑で、白い雲、霧、青い空、紅の橋のコントラストは、とても美しい。もし死ぬとしたら、ここを死に場所にしたいという思いは、なんとなく理解できる。

世界中から観光客が訪れるこの場所は、同時に全米から訪れる自殺者の世界最大の死に場所らしい。

この映画は、橋から飛び込んで自殺する人をカメラにおさめ、その遺族に行ったインタビューの記録である。

ある者は橋から下を暫く物憂げに見つめ欄干を越え飛び込む、ある者は欄干を越えてから暫し考えてそして飛び込む、ある者は観光客の写真を撮ってあげその後飛び込む、ある者は携帯電話で普通に会話して電話を切った後おもむろに飛び込む。飛び込んだ者は、ほとんど死ぬ。海面までの距離66メートル、人間一人が飛び込んだだけなのにものすごい音がする。水面に当たった時骨が砕け、急流に体はのまれ、冬であれば水の冷たさに心臓発作で死んでしまうらしい。

あまりの自殺者の多さに、警察官は日常茶飯事で対応も冷静そのもの。何人かは助けられ、何人かは命をとりとめる。

遺族へのインタビュー、共通しているのは、自殺者は死ぬまでに多くの信号を出していること。気づいてもどうすることもできず、説得しても自殺しようとする人は聞く耳を持たない、なのに、飛び込む間際、止められた人は「本当は死にたくなかった」と言う。

人は、どうして自殺をするのか。それも、何故、わざわざゴールデンゲート・ブリッジまで来て死ぬのか。人間の心理は、まだまだ分からないことだらけだ。

朱色の橋から飛び込む姿を見て、東京のJR中央線の自殺の多いことを思い出した。東京でもわざわざ中央線に飛び込む人が一時期多発したようなあ。何か意味があるのだろうか。

いろいろ考えさせられるけど、ドキュメンタリーとしてはそれほど深みがないな。

ただ、最後に飛び込むジーンだけは、何かあらゆるものを超越した神聖な儀式のようにも思えた。

栗3つ。
109シネマズ川崎にて。
2007/06/22のBlog
このところ仕事が忙しく、久しぶりの落語。金馬一門兄弟会のこの会は、全編ネタ卸し。日々、勉強・稽古でネタを増やしていかねばならないのだから、噺家さんも大変だよなあ。

小んぶ 「小町」
初めて見る前座さん。さん喬師匠のお弟子さんだそうだ。眠そうな目、観客を一切見ない視線が気になるが、不思議な雰囲気でどこか魅力的。「道灌」を途中の小町のサゲまで。

金也 「千両みかん」
落語のいいところ。季節感があるところ。「千両みかん」がかかる頃、ああ夏だなあと思う。
随分、日焼けしてた。「手も真っ黒で今年の夏は、『お菊の皿』ができない」とまくらで。
考えてみたら、日焼けした健康そうな顔で、「崇徳院」やこの噺の若旦那もやりにくいかもね。噺家はあまり健康的ではいけないのか。(笑)
それでもダイエットでちょっとほっそりした顔になったので、みかんを思って煩う情けない若旦那は、いい感じ。大旦那、主人公の番頭、みかん問屋もそれぞれキャラクターがよく演じ分けられていて面白い。

金八 「王子の狐」
この噺は、難しいと思う。金八師匠、こうした難しい噺に果敢に挑戦しているなあ。ものすごい展開がある訳でもなく、爆笑ネタが満載という訳でもなく、それでいて人情の機微がある訳でもなく、とにかくとても難しいネタだ。
狐を騙そうとする調子の良い男は絶妙。こうしたキャラをやらせた彼の右に出る者はいない。あとは、狐が化ける女だね。この女が、人間のような、またそうでないような、そうした感じが出てきたらこの噺、かなり面白くなるだろうな。
以前、別の人でこの噺を聴いた時は、退屈で退屈で仕方なかったが、今日は、とても楽しめた。

ぺぺ桜井 ギター漫談
もう耳にたこができるほど聴いているのに何故か毎回同じところで笑ってしまう。あの顔、あの風貌、卑怯なほど最強兵器の持ち主だ。それでいてギターの醸し出す甘美なメロディーとのギャップが最高に可笑しいのだ。

金時 「お直し」
この会の良いところは、三人がそれぞれ違った趣向の噺をかけてくるところ。自分のキャラクターと持ち味をいかした選択とそれを三つ並べた時のバランスの良さが毎回、すごいなあと思う。
この噺、いつかは金時師匠やるだろうなあと思っていた。人間の心の本質をつくこうした噺、金時師匠はとっても上手い。女房を女郎にしてその客引きを自分がするというこの設定、考えてみたらキム・ギドクの「悪い男」に共通するねじ曲がった愛の形だが、既に落語の世界にあったのねえ。
生きるために自分の女房に男をとらせ、商売上の会話に嫉妬してしまう男、分かっているけどやっぱり分からない本当の心・・・。ああ、人間の可笑しさと切なさと可愛さがよく表現されているよなあ。
それにしても金時師匠、高座の上だと顔が違うなあ。落語の登場人物がそれぞれ本当にそこにいるみたいだ。
打ち上げは、池袋のライオンへ。

落語会の打ち上げとは思えぬ料理の皿だ。(笑)

打ち上げの雰囲気の写真は、金時師匠のブログをご覧あれ。一番下の写真は、師匠と僕。

金時ブログ 「ゴールドラッシュ」