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2007/11/27のBlog
[ 23:54 ]
[ 落語 ]
愛する金時師匠の独演会へ行ってきた。18時30開演なので、定時に会社を出る。国立演芸場は、オフィスからも近いので開演に間にあう。会場には、ちょうかんさんもいらしていて一緒に観覧。
だん五 「一目上がり」
初めて見る前座さん。独特の不思議な雰囲気で何かいいわあ。結構笑ってしまった。
金兵衛 「孝行糖」
「本当は、金翔さんが出るところだけど、師匠の独演会よりギャラが良い仕事を選んだようで」とまくらで。(笑)
昔は、舌足らずで言葉が聞き取り難く、ちょっと苦手だったのが、久しぶりに聴いたら、ものすごく滑舌が良くなっていた。そればかりか堂々としてしっかりした高座、表情の使い分けも見事で素晴らしかった。めきめき腕を上げている。
金時 「夢金」
東京に住む僕は、落語で季節感を感じている。冬の話がかかる季節になった。「鰍沢」もそうだけど、師匠の冬の情景は、見ていて本当に寒くなる。酒手が欲しい船頭が、船上で催促するシーンに大笑いだ。
時松 「松曳き」
三太夫と殿様のかけあいがすごく面白い。笑った。特に三太夫の描写が秀逸だった。時松さんは、ネタ選びが上手だ。自分のキャラと能力を上手く引き出すネタを効果的にぶつけている。
ロケット団 漫才
基本的には、同じスタイルなのだが、聴くたびネタは変わっており、面白い。スピード感あり、意表つく展開もあり、楽しい。前の席に座っている子供が笑いすぎて椅子から落ちそうだった。老若男女楽しめる漫才だ。
金時 「薮入り」
今日は、前から二列目に座っていたので、表情も良く見えた。子供の顔、親父の顔、母親の顔、金時師匠の顔は同じなのに皆違って見えるから不思議だ。毎度のことだが、まるで父親本人が演じているのではと見紛うまでの熱演に目頭が熱くなる。実際、金時師匠の目は、涙で潤んでいた。
古き良き時代の家族愛に懐かしく、そして心が温かくなる一方で、現代に失われた何かを感じた。しかし、金時師匠の演じる親父を見ているときっといいお父さんなのだと微笑ましくなる。
いい噺を聴いた帰り道は、すがすがしいものだ。
だん五 「一目上がり」
初めて見る前座さん。独特の不思議な雰囲気で何かいいわあ。結構笑ってしまった。
金兵衛 「孝行糖」
「本当は、金翔さんが出るところだけど、師匠の独演会よりギャラが良い仕事を選んだようで」とまくらで。(笑)
昔は、舌足らずで言葉が聞き取り難く、ちょっと苦手だったのが、久しぶりに聴いたら、ものすごく滑舌が良くなっていた。そればかりか堂々としてしっかりした高座、表情の使い分けも見事で素晴らしかった。めきめき腕を上げている。
金時 「夢金」
東京に住む僕は、落語で季節感を感じている。冬の話がかかる季節になった。「鰍沢」もそうだけど、師匠の冬の情景は、見ていて本当に寒くなる。酒手が欲しい船頭が、船上で催促するシーンに大笑いだ。
時松 「松曳き」
三太夫と殿様のかけあいがすごく面白い。笑った。特に三太夫の描写が秀逸だった。時松さんは、ネタ選びが上手だ。自分のキャラと能力を上手く引き出すネタを効果的にぶつけている。
ロケット団 漫才
基本的には、同じスタイルなのだが、聴くたびネタは変わっており、面白い。スピード感あり、意表つく展開もあり、楽しい。前の席に座っている子供が笑いすぎて椅子から落ちそうだった。老若男女楽しめる漫才だ。
金時 「薮入り」
今日は、前から二列目に座っていたので、表情も良く見えた。子供の顔、親父の顔、母親の顔、金時師匠の顔は同じなのに皆違って見えるから不思議だ。毎度のことだが、まるで父親本人が演じているのではと見紛うまでの熱演に目頭が熱くなる。実際、金時師匠の目は、涙で潤んでいた。
古き良き時代の家族愛に懐かしく、そして心が温かくなる一方で、現代に失われた何かを感じた。しかし、金時師匠の演じる親父を見ているときっといいお父さんなのだと微笑ましくなる。
いい噺を聴いた帰り道は、すがすがしいものだ。
2007/11/25のBlog
[ 18:23 ]
[ 映画 ]
マイミクbooh-shinさんからの情報を得て、さっそく映画館へ。
この映画初めて観たのは、中学生の頃、1982年だから25年前なのだあ。ハリソン・フォード主演、リドリー・スコット監督、ヴァンゲリス音楽という超豪華なラインアップながら、当時はそれほどヒットしなかったような記憶が。今はなき、銀座の松竹セントラルで観たよなあ。
その後、ディレクターズ・カットもスクリーンで観たけど、違いは夢の馬のシーンくらしか分からなかった。
ラストが、1982年版と違っていたけど、これってディレクターズ・カット版の時からだったかなあ?
まあ、細かいことはさておき、この映画が大スクリーンで再び観られるのは、なんとも幸福なことだ。オープニングの未来のロサンゼルスのシーンで、既に心は鷲づかみ。圧倒的な映像美に酔いしれる。メキシコの古代遺跡テオティワカンのような巨大な摩天楼、CGでなく恐ろしいまで細部にこだわったミニチュアにうっとり。
この映画の素晴らしさは、その世界観だ。レプリカントという機械人間に、感情と死の恐怖を投影させているが、それは今を生きる人間への痛烈なメッセージになっている。主役のハリソンを完全に食ってしまったルトガー・ハウアー、自己の死を前にして、他者の生を知らしめる印象的なクライマックスには、毎度鳥肌が立つ。
セバスチャンのアパートでの死闘は、闇にさす光が「エイリアン」を彷彿させる。リドリーに監督の白羽の矢が当たったのが頷ける。
とにかくオープニングから興奮しっぱなし。脳味噌に強烈な刺激がささりまくる。DVDやテレビでしかこの映画を観ていないとしたら、それはこの映画の片鱗しか観ていない。この機会に、スクリーンで観る、いや体験することをお勧めする。
栗5つ。
新宿バルト9、スクリーン5にて。
この映画初めて観たのは、中学生の頃、1982年だから25年前なのだあ。ハリソン・フォード主演、リドリー・スコット監督、ヴァンゲリス音楽という超豪華なラインアップながら、当時はそれほどヒットしなかったような記憶が。今はなき、銀座の松竹セントラルで観たよなあ。
その後、ディレクターズ・カットもスクリーンで観たけど、違いは夢の馬のシーンくらしか分からなかった。
ラストが、1982年版と違っていたけど、これってディレクターズ・カット版の時からだったかなあ?
まあ、細かいことはさておき、この映画が大スクリーンで再び観られるのは、なんとも幸福なことだ。オープニングの未来のロサンゼルスのシーンで、既に心は鷲づかみ。圧倒的な映像美に酔いしれる。メキシコの古代遺跡テオティワカンのような巨大な摩天楼、CGでなく恐ろしいまで細部にこだわったミニチュアにうっとり。
この映画の素晴らしさは、その世界観だ。レプリカントという機械人間に、感情と死の恐怖を投影させているが、それは今を生きる人間への痛烈なメッセージになっている。主役のハリソンを完全に食ってしまったルトガー・ハウアー、自己の死を前にして、他者の生を知らしめる印象的なクライマックスには、毎度鳥肌が立つ。
セバスチャンのアパートでの死闘は、闇にさす光が「エイリアン」を彷彿させる。リドリーに監督の白羽の矢が当たったのが頷ける。
とにかくオープニングから興奮しっぱなし。脳味噌に強烈な刺激がささりまくる。DVDやテレビでしかこの映画を観ていないとしたら、それはこの映画の片鱗しか観ていない。この機会に、スクリーンで観る、いや体験することをお勧めする。
栗5つ。
新宿バルト9、スクリーン5にて。
2007/11/24のBlog
[ 22:14 ]
[ 映画 ]
この映画、何十回観ただろう。テレビやビデオでも何度も観ているけど、リバイバルや特集上映など、スクリーンで上映される度に観てしまう。
素晴らしい脚本、俳優、音楽、楽しくも切ないラブ・ロマンス、胸に残るラストシーン、この映画には、映画が表現できるあらゆる要素があり、それがとても高いレベルで実現されている。
オードリーの美しさと演技は言うまでもなく、ペックの渋さもたまらない。
大学でこの映画のシナリを教材にした英語のクラスをとっていたので、台詞もそらんじてしまうくらい観ている。字幕にするとあっけないが、原語の台詞はとてもいい。ラストの会見シーン、オードリーの台詞「by all means Rome」には、いつ観ても泣いちゃうわー。
楽しく、切なく、これほどまでにロマンチックな映画ってないよなあ。映画の中の映画、栗5つ。ラストのペックもめっちゃかっこいい、映画史に残るラストシーン、最近そういうの無いよねえ。
ユナイテッドシネマ豊洲、スクリーン4にて。
素晴らしい脚本、俳優、音楽、楽しくも切ないラブ・ロマンス、胸に残るラストシーン、この映画には、映画が表現できるあらゆる要素があり、それがとても高いレベルで実現されている。
オードリーの美しさと演技は言うまでもなく、ペックの渋さもたまらない。
大学でこの映画のシナリを教材にした英語のクラスをとっていたので、台詞もそらんじてしまうくらい観ている。字幕にするとあっけないが、原語の台詞はとてもいい。ラストの会見シーン、オードリーの台詞「by all means Rome」には、いつ観ても泣いちゃうわー。
楽しく、切なく、これほどまでにロマンチックな映画ってないよなあ。映画の中の映画、栗5つ。ラストのペックもめっちゃかっこいい、映画史に残るラストシーン、最近そういうの無いよねえ。
ユナイテッドシネマ豊洲、スクリーン4にて。
[ 21:56 ]
[ 映画 ]
2007/11/23のBlog
[ 23:05 ]
[ 映画 ]
[ 17:51 ]
[ 落語 ]
祝日。休みの日だけど早起きして、落語会へ。と駅に行ったら有楽町線が止まっていた。仕方なくバスで東京駅へ。山手線で池袋へ行ったら、もう開演時間ぎりぎりだった。急いで演芸場に向かうと、朝太さんと時松さんが入り口にいて、「お立ち見でーす」だと。めげそうになったが、せっかく来たので入場する。
いやあ、本当に満席で立ち見の人が20人以上いたなあ。その立ち見の中に、のらねこ兵☆さんとMikiko_Kさんを発見。しかし、遠い。反対側の壁にいらした。動くのもままならず、きちんとご挨拶できず・・・。NAHさんは、最前列に座っていた。
一之輔 「鈴ヶ森」
馬吉 「黄金餅」
三之助 「甲府い」
小駒 「後生鰻」
弥助 「らくだ」
最後までがんばったけど、やっぱり立ち見はつらい。それからやっぱり落ち着かないのと高座に集中できないなあ。しかし、今日のメンバーは、僕好み。一之輔さんの「鈴ヶ森」は、何度聴いても面白いなあ。くすぐりも毎回違っていて工夫されている。馬吉さんは、真面目な高座と思わせて、忘れてしまった部分のはしょり方でちょっとおふざけ。三之助さんの「甲府い」も何度も聴いている。この噺は、朴訥な主人公の可笑しさと優しさに溢れ三之助の真骨頂とも言える。小駒さん、今日赤ちゃんが生まれるそうで、そんな日に「後生鰻」というまくらで場内大爆笑。終演後、無事女の子が生まれたと報告があった。おめでとうございます。弥助さんの「らくだ」は、三本締めの会のネタ卸し聴いた。野太く低い声のチンピラと気の弱い屑屋をうまく演じていた。
立ち見はつらい。今度からは、もっと余裕を持って行かないとなあ。
いやあ、本当に満席で立ち見の人が20人以上いたなあ。その立ち見の中に、のらねこ兵☆さんとMikiko_Kさんを発見。しかし、遠い。反対側の壁にいらした。動くのもままならず、きちんとご挨拶できず・・・。NAHさんは、最前列に座っていた。
一之輔 「鈴ヶ森」
馬吉 「黄金餅」
三之助 「甲府い」
小駒 「後生鰻」
弥助 「らくだ」
最後までがんばったけど、やっぱり立ち見はつらい。それからやっぱり落ち着かないのと高座に集中できないなあ。しかし、今日のメンバーは、僕好み。一之輔さんの「鈴ヶ森」は、何度聴いても面白いなあ。くすぐりも毎回違っていて工夫されている。馬吉さんは、真面目な高座と思わせて、忘れてしまった部分のはしょり方でちょっとおふざけ。三之助さんの「甲府い」も何度も聴いている。この噺は、朴訥な主人公の可笑しさと優しさに溢れ三之助の真骨頂とも言える。小駒さん、今日赤ちゃんが生まれるそうで、そんな日に「後生鰻」というまくらで場内大爆笑。終演後、無事女の子が生まれたと報告があった。おめでとうございます。弥助さんの「らくだ」は、三本締めの会のネタ卸し聴いた。野太く低い声のチンピラと気の弱い屑屋をうまく演じていた。
立ち見はつらい。今度からは、もっと余裕を持って行かないとなあ。
2007/11/22のBlog
[ 23:48 ]
[ 映画 ]
バルベ・シュローデル(バーベット・シュローダー)監督の1972年の映画を観にいく。これ日本未公開作品で、35年の時を経て封切られた。(笑)
特にバルベのファンというのではなく、この映画の音楽を担当しているのがピンク・フロイドということで観にいった。そう、ピンク・フロイドのアルバム「雲の影」は、この映画のサントラなのだった。
期待していたほどピンク・フロイドの音楽は、映画全編にかかっていたわけではないけれど、なんとも映像に溶け込んであたかも音楽など鳴っていないようにも思えた。それくらい溶け込んでいる。
金持ちの美人マダムが、パプア・ニューギニアのジャングルで性と生に目覚めていくという、今となってはちょっと古めかしいテーマだが、映画ともドキュメンタリーともとれる不思議な感覚と映像は一見の価値あり。言葉を発しない占い師と主人公がテレパシーで会話するシーンには、美しい戦慄を覚えた。
青山・シアターイメージフォーラムにて。
栗3つ。
特にバルベのファンというのではなく、この映画の音楽を担当しているのがピンク・フロイドということで観にいった。そう、ピンク・フロイドのアルバム「雲の影」は、この映画のサントラなのだった。
期待していたほどピンク・フロイドの音楽は、映画全編にかかっていたわけではないけれど、なんとも映像に溶け込んであたかも音楽など鳴っていないようにも思えた。それくらい溶け込んでいる。
金持ちの美人マダムが、パプア・ニューギニアのジャングルで性と生に目覚めていくという、今となってはちょっと古めかしいテーマだが、映画ともドキュメンタリーともとれる不思議な感覚と映像は一見の価値あり。言葉を発しない占い師と主人公がテレパシーで会話するシーンには、美しい戦慄を覚えた。
青山・シアターイメージフォーラムにて。
栗3つ。
2007/11/21のBlog
[ 00:14 ]
[ コンサート ]
エルトン、還暦記念コンサートに行ってきた。日本のファンへのサービスか、赤いちゃんちゃんこならぬ真っ赤な燕尾服で登場。友人のヨウジ・ヤマモトのデザインだとか。6年前のコンサートと同様、たっぷり約3時間。もう、何曲演奏したのか分からんくらいだった。僕の席の隣に座っていた人は、名古屋から来たそうだが、新幹線の最終が22時ということで、アンコール数曲残して帰って行った。可哀そう・・・。
マイミクの”しの様”が明日行かれるので、曲目の詳細は、書かないけど、アンコールでやると思ったあの曲が一曲目だよ。開演に遅刻は、禁物。で、これまたアンコールにやる曲だろうと思っていた曲がどんどん途中に出てくるよ。
さて、今回のコンサート。前回のフルバンド構成とは違って、武道館のステージにピアノ1台とエルトンのみ。ピアノと歌だけで3時間、1万人をひきつける、なんというエンターテイナーなんだ。ジャズのインプロビゼーションみたいなピアノソロも十分満喫できる。ピアノだけなので、アレンジもオリジナルと違うものがあり、歌が始まるまで何の曲か分からないのもあった。
コンサートでは外せないあれらの曲の他に、今回は、ピアノ・ソロ・コンサートならではの渋い選曲もあった。僕は、大好きな「ロイ・ロジャース」で涙腺が切れたよ。
とにかく毎回、エルトンの東京でのコンサートは、ファン・サービス満点。日本が大好き言っていたのは本当だろうなあ。
たっぷり聴いたのに、まだまだ聴きたい曲がたくさん。どれだけ名曲があるねん。
しかし、ビリー・ジョエルは、すっかり禿げ坊主みたいになってしまったが、エルトンは、いつまでたってもやんちゃな少年みたいだった。
されど60歳、これからまだエルトンのコンサートを観る機会はあるかなあ。
マイミクの”しの様”が明日行かれるので、曲目の詳細は、書かないけど、アンコールでやると思ったあの曲が一曲目だよ。開演に遅刻は、禁物。で、これまたアンコールにやる曲だろうと思っていた曲がどんどん途中に出てくるよ。
さて、今回のコンサート。前回のフルバンド構成とは違って、武道館のステージにピアノ1台とエルトンのみ。ピアノと歌だけで3時間、1万人をひきつける、なんというエンターテイナーなんだ。ジャズのインプロビゼーションみたいなピアノソロも十分満喫できる。ピアノだけなので、アレンジもオリジナルと違うものがあり、歌が始まるまで何の曲か分からないのもあった。
コンサートでは外せないあれらの曲の他に、今回は、ピアノ・ソロ・コンサートならではの渋い選曲もあった。僕は、大好きな「ロイ・ロジャース」で涙腺が切れたよ。
とにかく毎回、エルトンの東京でのコンサートは、ファン・サービス満点。日本が大好き言っていたのは本当だろうなあ。
たっぷり聴いたのに、まだまだ聴きたい曲がたくさん。どれだけ名曲があるねん。
しかし、ビリー・ジョエルは、すっかり禿げ坊主みたいになってしまったが、エルトンは、いつまでたってもやんちゃな少年みたいだった。
されど60歳、これからまだエルトンのコンサートを観る機会はあるかなあ。
2007/11/18のBlog
[ 19:51 ]
[ 展覧会 ]
普段は、高山寺に行っても摸本しか見られない。実物は、東京と京都の国立博物館に委託保管されている。以前、出光美術館(だったかな?)で展示された時、甲巻は見た記憶があるんだよねえ。
今回は、甲乙丙丁の全場面を展示する。ただし、2回に分けて・・・。後半は、11月28日からだ。前半を見ておきたい人は、26日までに行くべし。(27日は、休館日だよ)
今回ばかりは、並んで、最前列のガラスへばりつき牛歩戦術でのぞんだ。もうじっくり観たよ。甲巻が良く知られている蛙、猿、兎、狐が遊び興じる場面が描かれている。当時の遊びが興味深い。また動物の人間のような表情が面白い。乙巻は、動物の動物らしい描写で牛や鶏など家畜系が描かれている。丙巻は、人間と動物が、丁巻は人間のみが描かれている。各巻タッチが違うため、別の人物、別の時代に描かれているものだとされている。細かく生き生きした描写の甲巻とちょっと投げやりな丁巻の対比が面白い。
今回、特筆すべきは、摸本の数々。摸本だけれども侮るなかれ。オリジナルからは失われた場面が残っていたり、その時代時代のアレンジで追記されている場面も面白い。
男根のオンパレードの「勝絵絵巻」、ケツの穴だらけの「放屁合戦絵巻」、雛鳥を失った雀が出家する「雀の小藤太絵巻」、鼠が人間の姫と結婚しそして失敗し出家する「鼠草紙絵巻」など風変わりな展示も満載で楽しめる。
鳥獣戯画がやってきた!―国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌
サントリー美術館
前期:11月03日~11月26日
後期:11月28日~12月16日
今回は、甲乙丙丁の全場面を展示する。ただし、2回に分けて・・・。後半は、11月28日からだ。前半を見ておきたい人は、26日までに行くべし。(27日は、休館日だよ)
今回ばかりは、並んで、最前列のガラスへばりつき牛歩戦術でのぞんだ。もうじっくり観たよ。甲巻が良く知られている蛙、猿、兎、狐が遊び興じる場面が描かれている。当時の遊びが興味深い。また動物の人間のような表情が面白い。乙巻は、動物の動物らしい描写で牛や鶏など家畜系が描かれている。丙巻は、人間と動物が、丁巻は人間のみが描かれている。各巻タッチが違うため、別の人物、別の時代に描かれているものだとされている。細かく生き生きした描写の甲巻とちょっと投げやりな丁巻の対比が面白い。
今回、特筆すべきは、摸本の数々。摸本だけれども侮るなかれ。オリジナルからは失われた場面が残っていたり、その時代時代のアレンジで追記されている場面も面白い。
男根のオンパレードの「勝絵絵巻」、ケツの穴だらけの「放屁合戦絵巻」、雛鳥を失った雀が出家する「雀の小藤太絵巻」、鼠が人間の姫と結婚しそして失敗し出家する「鼠草紙絵巻」など風変わりな展示も満載で楽しめる。
鳥獣戯画がやってきた!―国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌
サントリー美術館
前期:11月03日~11月26日
後期:11月28日~12月16日
[ 19:44 ]
[ 映画 ]
2007/11/17のBlog
[ 21:22 ]
[ 映画 ]
前2作に比べるとストーリーが物足りないが、度迫力のアクションとカーチェイスには相変わらず手に汗握る。CGを使わなくても、映画とはこんなにも面白く作れるのだという良い見本。このシリーズ、そういった意味で本来の映画の面白さを満喫できた近年稀に見るハリウッド映画のシリーズだ。これで終わりだとしたらちょっと残念。
ただちょっとボーンが強すぎなのと、ボーンの正体とCIAの秘密というのが予想の範囲内だったので、もう一ひねり欲しかったなあ。
それでもCG使ったくだらん映画に比べると、遥かに素晴らしく心躍るアクション大作だ。
栗3つ。とにかく迫力満点!こりゃ、絶対映画館で見なきゃ。
ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン8にて。
ただちょっとボーンが強すぎなのと、ボーンの正体とCIAの秘密というのが予想の範囲内だったので、もう一ひねり欲しかったなあ。
それでもCG使ったくだらん映画に比べると、遥かに素晴らしく心躍るアクション大作だ。
栗3つ。とにかく迫力満点!こりゃ、絶対映画館で見なきゃ。
ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン8にて。
[ 20:57 ]
[ 映画 ]
2007/11/11のBlog
[ 21:58 ]
[ 展覧会 ]
今年も来ちゃった。もう恒例行事。ものすごい混雑で息苦しく、じっくり鑑賞するなんてことは不可能なんだけど、それでもやっぱり毎年来て良かったと思う。一度出品された作品は、10年は再度外に出てこないので、そう思うとやっぱり毎年通ってしまう。
今日は、朝10時で入館までに50分待ちだった。まあ、そんなのはどうでもいい、どうせ入館してもすぐには展示室には行かないので・・・。まず、博物館内の講堂で、ボランティアの説明を聴くのだ。今回の展示作品の見所や経緯を丁寧に教えてくれるので、本当にありがたい。展示品は、小さいものやものすごく時代がついているものが多いので、説明なく見ていると見逃してしまうことを教えてくれる。とにかく大混雑なので、一つの展示物をじっくり見ることができないので、事前に説明を聴いていると効率的に周れる。
毎回出品作にはテーマがある。今年は、文房具が多かった。筆、筆入れ、硯、炭など。どれも細かな意匠が見事だった。また楽器は、「 う」というものが展示されていた。笙に似ているが、笙より大きく、低い音が出るそうだ。
金銀平脱皮箱も素晴らしかった。平脱技法というのを事前の説明で聴いていたので、とても興味深く見ることができた。平脱技法は、金属を花や鳥などの型に抜け貼り付け、その厚みの分だけ漆で塗りこめる。その後、貼り付けた金属の部分だけ漆を剥がす。漆黒の漆の箱に、金銀の鳥や花が浮かび上がる。本当に見事だった。紫檀金鈿柄香炉の美しさや細部の意匠にもため息でうっとり。
今回、租庸調の調である織った麻が展示されており、またその麻から作った当時の着物がたくさん展示されていた。実際、使用されていたもので、かなり汚れているものもあった。
また、毎回、たくさんの古文書も展示されているが、これは、漢文だけど読めばまあまあ意味が取れるので、ものすごく面白い。納屋の側で藁を燃やした人の罪状をお上に訴える手紙、戸籍、手紙のやり取り、また、60歳でひとり身の人、妻を亡くした者、夫をなくした者、親を亡くした子供などへの食料を分け与えた記録などがあった。誰に何をどれくらいあげたが細かく記録されていた。古文書を眺めているとそれを書いている人の姿や気持ちが浮かんでくる、 1000年前の人と繋がるような気がする。
一転、一字として乱れぬ律文の美しい文字とこれまた漢文だけどだいたい中身が分かるので、その規律の厳しさがちょっと読み取れるのが面白かった。
来年も、絶対行こうっと。
第59回正倉院展 @奈良国立博物館
明日まで・・・。
今日は、朝10時で入館までに50分待ちだった。まあ、そんなのはどうでもいい、どうせ入館してもすぐには展示室には行かないので・・・。まず、博物館内の講堂で、ボランティアの説明を聴くのだ。今回の展示作品の見所や経緯を丁寧に教えてくれるので、本当にありがたい。展示品は、小さいものやものすごく時代がついているものが多いので、説明なく見ていると見逃してしまうことを教えてくれる。とにかく大混雑なので、一つの展示物をじっくり見ることができないので、事前に説明を聴いていると効率的に周れる。
毎回出品作にはテーマがある。今年は、文房具が多かった。筆、筆入れ、硯、炭など。どれも細かな意匠が見事だった。また楽器は、「 う」というものが展示されていた。笙に似ているが、笙より大きく、低い音が出るそうだ。
金銀平脱皮箱も素晴らしかった。平脱技法というのを事前の説明で聴いていたので、とても興味深く見ることができた。平脱技法は、金属を花や鳥などの型に抜け貼り付け、その厚みの分だけ漆で塗りこめる。その後、貼り付けた金属の部分だけ漆を剥がす。漆黒の漆の箱に、金銀の鳥や花が浮かび上がる。本当に見事だった。紫檀金鈿柄香炉の美しさや細部の意匠にもため息でうっとり。
今回、租庸調の調である織った麻が展示されており、またその麻から作った当時の着物がたくさん展示されていた。実際、使用されていたもので、かなり汚れているものもあった。
また、毎回、たくさんの古文書も展示されているが、これは、漢文だけど読めばまあまあ意味が取れるので、ものすごく面白い。納屋の側で藁を燃やした人の罪状をお上に訴える手紙、戸籍、手紙のやり取り、また、60歳でひとり身の人、妻を亡くした者、夫をなくした者、親を亡くした子供などへの食料を分け与えた記録などがあった。誰に何をどれくらいあげたが細かく記録されていた。古文書を眺めているとそれを書いている人の姿や気持ちが浮かんでくる、 1000年前の人と繋がるような気がする。
一転、一字として乱れぬ律文の美しい文字とこれまた漢文だけどだいたい中身が分かるので、その規律の厳しさがちょっと読み取れるのが面白かった。
来年も、絶対行こうっと。
第59回正倉院展 @奈良国立博物館
明日まで・・・。
2007/11/10のBlog
[ 22:09 ]
[ 展覧会 ]
大混雑とは聞いていたので、夕方に行ったのだけど、それでも50分待ちだった。実際は、30分待ちだったかな。しかし、館内は、ものすごい混雑。とてもゆっくり鑑賞という訳にはいかない。絵を鑑賞したのでなく、見たという表現が正しいだろう。特に「洛中洛外図屏風」は、近づくことさえ困難な大混雑。全体を見ることなどほぼ不可能。
それでも、本当に墨の濃淡で描いたとは思えない精密な水墨画に驚き、一転色鮮やかな肉筆画や屏風絵に鳥肌がたつ。初展示の作品もあり、見ごたえたっぷり。桃山時代の姿を映しとった絵画の数々は、古の日本への旅を体験させてくれる。
元首相の細川護煕さんが会場で鑑賞していた。
それでも、本当に墨の濃淡で描いたとは思えない精密な水墨画に驚き、一転色鮮やかな肉筆画や屏風絵に鳥肌がたつ。初展示の作品もあり、見ごたえたっぷり。桃山時代の姿を映しとった絵画の数々は、古の日本への旅を体験させてくれる。
元首相の細川護煕さんが会場で鑑賞していた。
[ 21:45 ]
[ 草枕 ]
最澄が開いた最も歴史のあるこの寺は、信長の焼き討ちにあい、お堂のほぼすべてを失った。その後も焼失が相次ぎ、境内には新しい建築も多い。その分、朱色が眩しいが。
延暦寺の建築的魅力はそう多くは無いが、この根本中堂は、家光時代の再建とは言え、神秘的な美しさを今も放っている。25年ぶりに、赤い絨毯に座って、住職の話を聴いた。ちょっと若い坊さんで、あんまり話し慣れしていなかった。
それにしても奥の土間の内陣の神秘的な空間には、絶句である。
延暦寺の建築的魅力はそう多くは無いが、この根本中堂は、家光時代の再建とは言え、神秘的な美しさを今も放っている。25年ぶりに、赤い絨毯に座って、住職の話を聴いた。ちょっと若い坊さんで、あんまり話し慣れしていなかった。
それにしても奥の土間の内陣の神秘的な空間には、絶句である。