ニックネーム:   パスワード:
| MyDoblogトップ | Doblogポータル | Doblogガイド | ユーザ登録 | 使い方 | よくある質問 | ツールバー | サポート |
栗ッピング (毬栗日記、棘あります)
Blog
[ 総Blog数:2633件 ] [ このMyDoblogをブックマークする ] [ RSS0.91   RSS1.0   RSS2.0 ] [ ATOM ]
2008/04/25のBlog
展示作品の9割がガラス入りの額縁に入っていて、展示室内の蛍光灯や見ている人の顔、反対側の壁に飾っている絵が映りこんでしまい、全くもって残念な印象。

一方、数少ないガラスの入っていない額縁の絵は、吸い込まれるような美しさだ。彼の絵は、色数を抑え、一つの絵が単色のグラデエーションで表現されており、独特の印象をもたらす。描かれた景色は、凍っているようだ。森に風は吹かず、滝は落ちているが止まっている、水面に映った景色は揺らいでいない。本当に本当に一瞬の静止が切り取られている。音のある景色だが、音はどこかに染込んで消え、凍りつくほどの静かさを与えてくれる。

一点、唐招提寺の御影堂障壁画は、蠢く波がものすごい迫力を持って迫る。でもやはり音はしない。ものすごいパワーで動いているのに静寂だ。この襖絵、何度も見ているけど、その度引き込まれる。なかなか前を立ち去れない。

ガラス入りの作品が多いのが本当に残念だった。

常設展示は、すごく魅力的だった。多くの有名な絵が何気なく並んでいる。
現在、常設の特集企画で開催されている北岡文雄の版画に魅了された。戦後の焼け野原、日劇のストリップ、廃墟の前の人物など、どれもものすごい迫力だった。なんというタッチ、なんという冷たいリアリズム、久しぶりに感銘を受けた。カラーの版画もその強烈な色使いに圧倒された。

生誕100年 東山魁夷展
東京国立近代美術館
~5月18日(日)
2008/04/23のBlog
[ 18:55 ] [ グルメ ]
お昼に会社の近所の「鯛ふじ」へ。夜は、一人一万円以上するが、お昼は、リーズナブルな値段で食べられる。おかみさんも料理人もすごく優しく丁寧で、昭和の風情を醸し出す店の雰囲気も最高だ。なので、お昼は、すごく混んでいる。

お昼は、写真の鯛丼や鯛茶漬け、今日の焼き魚や刺身が食べられる。炭火で焼く魚は、お薦めだ。なぜか、味噌カツ丼もある。(笑)

美味しいし、健康的でとってもいい。夜も来たいなあ。

「美味しんぼ」という漫画にも実名で登場したお店らしい。漫画は、ほとんど読まないので、よく分からないけど、「美味しんぼ」って有名なの? 「びみしんぼ」だとばかり思っていた。

鯛ふじ
東京都 中央区日本橋箱崎町14-7
[平日]17:30 - 22:00 ランチ 11:30 - 13:30
2008/04/21のBlog
コラアゲンはいごうまんのライブに行ってきた。新宿のライブハウス、もうお客さんギュウギュウ。コラアゲンさん、汗と唾液をまき散らし、パワー全快のライブだった。

彼のネタは、数十分ある。体験ドキュメンタリーとでも言おうか、ノンフィクションお笑いだ。これだけ長時間のネタを淀みなく、面白く、そしてちょっぴり人生の悲哀を感じさせるさまがすごい。

コラアゲンはいごうまん 「沢田マンション」
高知に実在する伝説のマンションの潜入ルポ。建築資格を持たないとある夫婦が建てた不思議な不思議なマンション。奇妙な形、ところどころにある思わず笑ってしまう不備の数々、それでも多くの住人がこのマンションと大家を愛している。
笑って、笑って、最後にホロっとさせる感動巨編だ。大家のおかみさんの魅力的なキャラ、彼女を慕う多くの愛すべき住人たち、落語の人情話にも似た、こんなお笑い芸があったのだなあ。
旅先での出会い、後日談、彼のネタは今も続いているのがすごい。聴く度に話が変化していく。

コラアゲンはいごうまん 「教科書問題?」
ネタのタイトル分かりませーん。(笑)
彼のブログに書いてあった図書館に通っていたというのはこのためだったのね。東陽町に日本の教科書を集めた図書館があるという。そこに通いつめ、ここ10年、小学6年生の算数の教科書に現れる子供の名前で一番多いのは誰かを数えたのだそう。「太郎さんは、八百屋で50円リンゴ4つと60円のみかん 3つを買いました。合わせていくらでしょう」のような文章問題に出てくる子供の名前で一番多いのは誰か・・・。
時代によって変わるその名前、果たして一位は・・・、というどうでもいいランキング発表の裏に隠された、戦前・戦後の日本の教育の歴史の謎も明かされるという、こちらはミステリー巨編?
こちらも面白かったなあ。

楽珍トリオ ラップ
ゲストの楽珍トリオは、ラップ?を披露。かみ合わない不思議な魅力。

コラアゲンはいごうまん 「クレーム処理」
自らテーマを決めのぞんだ最新作。面白かったけど、前半の2編に比べると完成度がまだまだかな。これからまたさまざまに変化していくのだろう。
後半は、観客が事前に記入した「コラアゲンに対するクレーム」に彼自身がクレーム処理していく・・・。客席には、コラアゲンに弟子入りを希望した小学生の男の子もいて、そのやりとりも微笑ましかった。
僕のクレームも読まれちゃった。(笑)


笑って、笑って、ちょっとホロリとして、なんだかとても幸せな気分。コラアゲンはいごうまん、これから全国放浪の旅へ。あなたの街で会えるかも・・・。
2008/04/20のBlog
これがハリウッド映画だったら「ここで会ったが100年目」ということで、ナイフを体にブスッ、ピストルでズドーンってことになるんだけど、フランス映画はそうではない。

秘めたる恐るべき執念をジワジワと抑制の効いた冷たい映像で表す。三島由紀夫の「禁色」のような、愛という名の復讐劇は、かえって怖い。

オープニングのピアノと肉屋のアンサンブル、豪邸のプールの壁に揺らぐ青い光、主人公の心象風景のような映像美もなかなか。

陳腐なホラー映画より怖い、上質のサスペンス映画だ。

栗4つ。
シネスイッチ銀座にて。
デンマークのスサンネ・ビアがアメリカで撮った作品。すぐに彼女の映画と分かる、顔と目のクローズアップが印象的だ。台詞よりもこの表情と目が何よりも雄弁だ。

製作は、サム・メンデス。やはりアメリカというよりは、ヨーロッパの雰囲気がある映画だ。

愛する者を無くした喪失感、その時人間はどう行動するのか、言葉で表現できないこの人間の営みがなんとも感慨深い。

ハル・ベリーもベニチオ・デル・トロも上手い。特に、デル・トロは、気味が悪いほどだ。

それにしても、どういう演出をすると、あの目が撮れるのだろう。

栗4つ。
シネカノン有楽町1丁目にて。
2008/04/19のBlog
本国アメリカでは、散々酷評されているが、なかなか見応えがあった。

まずは、United Artistsの復活に、僕のような古い映画ファンは涙もの・・・。

上院議員とジャーナリストの会話、アフガンの戦場、カリフォルニア大学の教授と学生の会話の3つのシーンから構成されている。それぞれに絡み合うのだが、戦場の緊迫感がない。ただ、テレビゲームのような現代の戦争を思い起こさせる。

この映画がアメリカで受けない理由は、おそらくこの映画は、問いかけだけをしており、答を示していないところだろう。答は、見る側にある。
また、アメリカの恥部、嫌な部分を見せつけられている点だろう。

惜しいのは、ジャーナリストとしての苦悩の部分の焦点のあて方だ。メリル・ストリープ演じるジャーナリストが何故議員の呼ばれたのか、壁の貼られた記事で表現し、その後の「風見鶏」の台詞から、ジャーナリズムですらビジネスになってしまっていると言いたかったのだろうけど、ちょっと視点が古い。これだけでも映画が1本撮れるほどのネタだから、逆に映画全体に散漫な印象を与えてしまう。

教授と学生の会話が、最も観客に挑戦的だ。実体験の無い輩どもの空論が世の中を動かしていることの痛烈な批判になっている。映画の宣伝は、トムとメリルの会話にフォーカスしているが、この教授と学生の会話こそが、耳が痛く、切なくなる。

70年代の奥深い映画を作っていた頃のハリウッドを彷彿とさせる秀逸なラストシーンが心に染みた。

栗4つ。
多少、気恥ずかしく、古めかしい作りが残念だが、やはりこういうアメリカ映画が観たい。

ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン10にて。
写真展を観に、東京駅の大丸へ。新しくなってから初めての大丸ミュージアム。デパートの中ということもあり、昔からそれほど大きくなかったが、新しくなってもかなり狭い。混んだら、かなり窮屈だ。

マン・レイ、ロバート・キャパなど20世紀というか、写真の歴史を代表する写真家の展覧会だ。ただし、日本人写真家は無し・・・。

そういう瞬間に出くわすというのも重要なのだが、どこを切り出すか、どこに焦点をあてるかが、重要なのだなあといつも思う。

個人的には、ユージン・スミスの写真に固まる。あと、アンセル・アダムス。アンセル・アダムスの写真は、モノクロとは思えぬ、なんだろう、この光は・・・。アンセルの写真は、印画の手法がすごいのらしい。

「写真」とは何か 20世紀の巨匠たち
大丸ミュージアム・東京
2008/04/17のBlog
勝手に自分のスケジュール帳には、”談幸2-Days”と称し、二日続けて落語会へ。

愛宕・真福寺で開催される落語会。会社から歩いても来られるので嬉しい。お堂中に響き渡る大きな声で笑うこちらの住職がとっても素敵!

松幸 「十徳」
今日は、まくらも工夫していて面白かったなあ。本当に最近、表情がとてもいいな。

吉幸 「短命」
以前にも拝見している吉幸さんの「短命」だが、テンポもよく表情もいやらしさ加減も最高だった。立川流の若手実力派の筆頭だろう。

談幸 「抜け雀」
相変わらず今日もブラックなまくら・・・。
談幸師匠の「抜け雀」は、何度も聴いているけど、やっぱり可笑しいなあ。どのキャラクターもものすごくよく人物設定ができていてそれぞれが最高に魅力的だ。

ぜん馬 「肝つぶし」
以前、ぜん馬師匠の「豊志賀の死」を聴いた時、すごく怖かったなあ。今日も、妹を殺そうとするところすごい緊迫感だった。


終演後、恒例の抽選会。談幸師匠のCDが当たりますように・・・と願いは届かなかったけど、雑誌「サライ」が当たった。この落語会、毎回何か当たる。手ぶらで帰ったことがない。
いつもありがとうございます。
2008/04/16のBlog
このところ日程があわずちょっとご無沙汰だった談幸師匠の会にようやく伺えた。談幸師匠の高座は、やっぱり楽しい。

この会は、かける噺の背景や裏話なども聞くことができて本当に楽しく面白い。談幸師匠は、やさしそうな顔して、まくらでする話は結構ブラックだ。それがまた抱腹絶倒だ。

松幸 「饅頭怖い」
久しぶりに拝見。このところ表情とか良くなってきているねえ。

談幸 「指の仙人」
速記録には残っているが、誰がかけたのかは記録がないそうだ。
惚れた花魁が実は木曽の山奥に住む仙人だったという変な話。そして仙境に帰ってしまった愛しの花魁仙人に若旦那と幇間のいっぱちが会いに行くというこれまた変な話。
浦島太郎のような何かすごーい落ちがあるのかなあと思いきや微妙なサゲ。
でも、珍しい噺が聴けて良かった。

談幸 「蚤のかっぽれ」
蚤も可愛し、主人公の男も素敵で憎めない。ほのぼのとして良い高座だった。心が温かくなった。ここには書けないけど、住吉踊りを揶揄したまくらは、強烈すぎた・・・。超ブラック。

談幸 「心眼」
これはそれほど珍しい噺でないが、談幸師匠で聴けたのが嬉しかった。
2008/04/15のBlog
マイミクで落語友達のNAHさんからのお誘いを受けて、高円寺のノラや寄席に行ってきた。この落語会は、以前よりチラシやかわら版で知っていて、気になっていたけど、伺うのは初めてだ。何かきっかけがないと会社帰りに高円寺という発想は、なかなか出てこない。会社帰りに日暮里はあるのに・・・。
学生時代、荻窪に住んでいたので、高円寺は比較的馴染みがある街。15年ぶりくらいかなあ、駅はすごく綺麗になっていたけど、駅前の雰囲気は、昔とそんなに変わっていなかった。

中央線の高架下にあるノラや。こじんまりしているが、ギャラリー風で綺麗だ。今日は、こみちさんの独演会で、ゲストが柳朝師匠だ。どちらも大好きなので嬉しい。


こみち 「紙屑屋」
長ーい、長ーい、まくら。師匠との11日間に渡る九州遠征。可笑しく、そしてほのぼのとした師弟愛を感じる。あまりに長いまくらでこのまま落語やらないのかなあと思った。「湯屋番」かなあと思ったら、「紙屑屋」へ。こみちさんの「紙屑屋」は初めてだったので嬉し。

柳朝 「唖の釣り」
まくらから観客の心を鷲掴み。さすがの貫禄でお家芸の「唖の釣り」へ。与太郎と口がきけなくなる時の表情と仕草がとても可笑しい。

こみち 「不動坊火焔」
主要登場人物は、全て男。それも女性への下心や男のいやらしさが出ている人物ばかりだが、それでも違和感が全くない。可愛らしいこみちさんだが、意外と男っぽい?


打ち上げにも参加させていただく。お店の方が、「この後、テキヤが来ます」というので誰が来るのかと思ったら、文左衛門師匠がやってきた。それもかなり酔っ払った感じで・・・。「最近、使っていた扇子を君にあげよう」と文左衛門師匠が扇子をくれた。開くと”三遊亭神楽”と書いてあった。
その後、文左衛門師匠のオンステージ。文左衛門師匠の独演会のチケット販売コーナー(決して叩き売り風でなく・・・)の始まり始まりぃ。せっかくなので、5月5日のチケットを買った。GWの予定が一つ決まった。
会場には、こみちさんの社会人時代の上司とその同僚の方も見えていた。こうして観に来てくれるのは、すごく嬉しいのではないかな。

NAHさん、お誘いいただき、ありがとうございました。
2008/04/13のBlog
[ 22:44 ] [ グルメ ]
インターコンチネンタルホテル東京ベイの「分とく山」へ。夜のメニューは、お任せ会席の「御山」コース13,860円の一種類のみ。配膳される品数を考えるとかなりリーズナブルな値段だ。店内の雰囲気も静かで綺麗で落ち着く。カウンター席にしたので、料理人の仕事を見ながら楽しめた。

先附 白魚 筍 菜の花 梅肉掛け 花弁百合根
筍が甘く、梅肉の酸味がアクセントだ。
前菜 花見団子 鰆山椒焼き 蕗白和え
山椒の味噌がとても美味。鰆の旨みが引き立つ。
凌ぎ 桜肉飯蒸し
桜肉の載ったご飯を蒸したもの。蒸篭の中には、桜の葉が敷いてありものすごおく香りが高い。
椀 美吉野しんじょう 花びら独活 花びら生姜
吉野山の桜をイメージした桜色した海老のしんじょう。
[ 22:43 ] [ グルメ ]
造り 桜鯛 帆立 青柳 赤貝
中皿 白子東寺揚げ たらの芽 桜塩
進肴 鮑磯焼
分とく山の名物の一つ。磯香りたっぷり
組肴 蛸柔煮 稚鮎寿司 蛤利休焼 うすい豆豆腐 うるい荘胡麻掛
[ 22:42 ] [ グルメ ]
強肴 鮟肝山菜鍋 筍 こごみ 芹 うるい 地芽
鮟肝が柔らかくとろけた。
食事 桜鯛飯
香り付けに小豆を使っており、ほのかに甘い香りが・・・。
香の物 留椀
おこげがたまらんよー。
甘味 蓬ぷりん
これ、美味しかったなあ。
今日のお昼。すき焼き定食、なんとこれで1000円。安い。
2008/04/12のBlog
オーソドックスな展開にちょっと拍子抜けだが、編集が上手でまた演技者がなかなか魅せるので最後まで飽きなかった。緊迫感もあり、たたみかける台詞もなかなかだ。

主人公が正義感あふれる善意な人間でなく、借金あり、ギャンブル好きという設定がいい。

出たがりシドニー・ポラックがまた俳優している。(笑)

人間のエゴと悪、結局自分が可愛い人たちの中で、パンドラの匣の最後に残ったものが「正義」という、その作りがやはりいい。

しかし、企業が不祥事隠蔽のために人を殺すかなあ。アメリカってそんな国なのか・・・。

ラストのジョージ・クルーニーの表情の演技が、心に染みる。

アメリカもたまにこういう良い映画を作るから、目が離せないんだよなあ。

栗4つ。展開が平凡だが、深い映画だ。
ユナイテッド・シネマ豊洲 スクリーン10にて。