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2007/11/06のBlog
「正解はCMのあと」は逆効果 視聴者86%「不愉快」

このニュースにある、慶応大学の榊博文教授(社会心理学)の研究は面白い。

02年に慶応大の通信教育部、文学部727人を対象にアンケートを実施。その調査結果を本にまとめて出版したという。

この結果は、表の通り。

さらに、話の流れが落ち着いたところで出る「一段落CM」と比較すると、山場CMが「商品を買いたくない」で3.8倍、「商品を覚えていない」も2倍と本来の効果をうち消していた。つまり、”逆効果”。

さらにまた、日本と欧米のテレビ番組の山場CMを02一03年に比較のため、ニュース、ドキュメンタリー、ドラマなど7分野で各国の代表的な3番組ずつを録画して比率を調べたところ、結果は以下の通りだったという。

日本→40%
米国→14%
英国→6%(CMのタイミングが法律で規定されている)
フランス→0%
韓国→0%(*)

(*)私が付け加えたもの。というのも、韓国も、CMは番組の最初と最後にしかいれてはいけないと法規制されているので、フランスと同じ0%のはずだからである。

榊教授は、次のように”厳しく”指摘する:

「テレビ局は視聴率ダウンを避けようと始めたのだろうが、広告効果を下げているばかりでなく、CM明けの期待外れの展開を学習した視聴者のテレビ離れを招いているのでは」

一方、マスコミ関係者の”おとぼけ”振りが微笑ましい。

日本アドバタイザーズ協会(旧・日本広告主協会)
小林昭(ひかる)専務理事:

「初耳の研究結果だ。テレビ局が決めているCMを入れるタイミングについて議論したことはなかったが、今後の対応を検討していきたい」

民放テレビ局:
テレビ東京:
「視聴者の受け止め方に関心を払わなければいけないが、CMのあとも見ていただく努力については度を超さない限りは許していただきたい」

テレビ朝日:
「CM明けについての説明は親切に告知する意味合いもあると思うが、視聴者の声に対しては謙虚に耳を傾け、その感性に敏感でなければならないと考えている」


まあ、テレビ局は、スポンサーから”金”さえもらえばどうでもいいはずだから、この研究の成果がテレビ放映に影響を与えるということはあるまいヨ。

数年前の小泉劇場もそうだったが、今回の”おとぼけ”福田劇場も全部マスコミが仕組んだものだった。この意味では、世間を一番お騒がせし迷惑をかけているのが、テレビ番組という御時世となった。

ほんと困った国である。
2007/11/05のBlog
小沢ショック

いやはや、小沢一郎もやはり”ボンボン”政治家。まだまだ”ケツが青い”。やはり、若いころからひとつの世界しか知らずに育つと視野の狭い、世間知らずの人物となるという鉄則通りに育ってしまったのだろうヨ。

今回の件は、”おとぼけ首相”の福田首相の思い付き作戦にまんまと「お池にはまってさあたいへん」という歌の通りのストーリーとなったようだ。

しかし、今回の「福田の御乱心」は、ジャーナリストの青山氏が分析したような「防衛庁汚職問題」のために政権が吹っ飛びそうな気配を感じてワラをも掴む心情で行ったものだろう。(もしこの騒動の首謀者が裏にいたとすれば、その発言の節々からして、町村さんだろうナ。)

私が「犯人はだれだ?:防衛汚職問題 」で汚職議員の犯人探しを書いたように、

『果たしてだれが特捜部でお縄となるのかしらないが、そんな事態となれば、福田政権は吹っ飛び一貫の終わりだろう。

それゆえ、守屋氏が国会の証人関門で政治家へ「おれを捕まえれば、自民党も終わりだよ」という”脅しをかけた”というのが、青山さんの見解であった。』

という危機意識から、福田首相が、衆議院の証人喚問より、参議院の証人喚問を恐れてのことに過ぎない。

要するに、国民の追求の目をどこかに転嫁させるために行ったすぎないのだ。つまり、カモフラージュというやつだ。そのための”大義名分”が民主党の小沢代表との大連立であったということだろう。

まあ、それに「集団ヒステリー」組織と化した、テレビ・新聞マスコミがうまく乗せられた。その結果、それ以前の”本筋”の問題がどこかにすっ飛んだということである。

そんなわけだから、おとぼけ首相の御乱心につき合ったのだから、小沢も御愛嬌とすっとぼけて済ませばよろしい。

問題は、単に「防衛省汚職」の問題を追求すればそれでいいのである。

ほんと「日の本は、上にいくほど阿呆でござる」国ですナ。
2007/11/01のBlog
「世界の最大脅威」米国民の35%が「イラン」

昨今の日本も、今や会社や人が「マスコミの集団ヒステリー」によって潰されてしまうという時代に入ったようである。

たいした被害も出ていないにも関わらず、ちょっとした産地の書き換えや日付けの変更でも”ヒステリックに、あまりに大袈裟に”騒ぎ立て、挙げ句の果てはその会社を営業停止に追いやる。また、官僚を焚き付けて弱いもの虐めする。

本末転倒社会の最たるものと言えるだろう。なぜなら、そうやって無為に潰してしまえば、従業員は失業者になり、国は莫大な失業保険や雇用保険を支払うことになる。ましてや地域経済に貢献できなくなり、地方の税収も国の税収も落ちるはずだからである。現実的には、問題となった企業は”罰金刑”にするのが一番分かりやすいだろう。

昔の日本人は物や食い物を大事にした。多少甘いお菓子が痛もうが、古くなろうが食べられるものは食べる。そういう気質を持っていた。

私の父方の祖母も、たまに遊びに行けば、タンスの棚にしまっておいたあん餅を出してくれたものだが、時にそれが古くなって固くなってしまってもう新鮮には食べられないという場合があった。そういう時には、火鉢の網に乗せて焼き、焼き餅にして食べさせてくれたものである。

それが、何だ。最近のマスコミは、新鮮な野菜や魚が取れて当然と錯覚し、目の赤くなったさんまはもう古いから捨てろというようなことを言う。赤福のあん餅の日付け替えはたしかに不誠実だが、まだ十分に新鮮に食べられるものを賞味期限切れだとか、消費期限切れなどと騒ぐ。

大切なことは、O157とか黄色ブドウ球菌とかコレラとかの伝染病の菌が入ったというような、明らかに人命に関わる場合に注意するということである。

まだ食べられるあんこをまだ新鮮なうちに冷凍庫に入れて、またいつでも食べられるようにするというのは、だれでも毎日家庭で行っていることである。それを、赤福の会社がやれば、やれ犯罪だ、やれ詐欺だと、小賢しいこと千万である。

私に言わせれば、赤福など緊急の際にいかに食物を長もちさせられるかのノウハウを蓄積してくれている、大変賞賛に値する会社と言えるのだ。

すぐダメになってしまう新鮮魚の類いをいかに冷凍保存し、取った日付けではなくとも、どれだけ新鮮さを保つことができるかは、昨今の魚が取れにくくなった時代には急務のわざである。それを、今のばかマスコミは、わざとらしく騒ぎ立てる。多少古くなれば、干物にしたり、焼いて保存したりすれば、十分まだ食べることができる。

また、産地偽装といってもさまざまだ。

今回とある肉業者が、オーストラリア産の牛肉を国産牛と銘打って仕入れたといって問題にしたが、それで肉の価格がやたらと釣り上がって不等な利益を得たというのなら問題ではあるが、危険な国産牛より安全なオーストラリア牛に黙って変えていたという点では、むしろ感謝すべきことである。今だ国産牛はプリオンの危機から十分に安全かどうかはだれも分かっていないからである。みな国産牛が安全だと信じているに過ぎないのだ。

この場合にも悪いのは、危険な産地のものを安全な産地のものと偽る場合である。だから、その逆の場合はかなり話が異なる。

いずれにせよ、食べ物を粗末にする国は滅ぶ。

とまあ、こんな案配で今の日本人は、ほとんど思考停止状態だから簡単にマスコミや国の主張に騙される。

これと同じようなことが実はアメリカにも存在する。それが、最初のニュースである。

一説によれば、来年の年末(たぶん9月頃)には、かつてアメリカがイラク攻撃したように、今度は「イラン攻撃」を開始する計画であるという。

このニュースのように、「今のアメリカにとって一番危険な国はどこか」と尋ねていくことにより、アメリカ国民の世論を「イラン攻撃」に持っていこうというのが、今のブッシュ政権下のアメリカのマスコミなのであろう。

だから、おそらくアメリカ大衆はうまくコントロールされ、来年末には「イラン攻撃」を認めるのではないか、と私は予想している。

では、どうしてアメリカがイランに目をつけるか?

といえば、それはこのイランは、西にイラク、東にアフガニスタンが隣接し、このイランを制すれば、南のペルシア湾と北のカスピ海のどまん中にアメリカの支配権域ができるからである。これにより、サウジアラビアからイラク、イラン、アフガニスタンをアメリカで支配することになり、石油輸送にとって最良の戦略となるからである。

そして、昨今では、カスピ海をはさんで、プーチンのロシアが天然ガス輸送を周辺の国々や西はヨーロッパまで計画しているが、それを阻止し、ロシアのぼろ儲けに一糸報いることができるからである。


旧ソ連との冷戦時代、バルカン半島やこの地域は「ハートランド(聖域)」と呼ばれ、この地を獲得することが世界を制すると見なされた。

それゆえ、第二次世界大戦後にアメリカが地図測量の名目でアフガニスタンに侵入したことが、のちのアフガン戦争の火種の原因となった。これがバックミンスター・フラーの理解したことであった。今まさにそのフラーが分析したことと同じような状況がこの地域に出て来たのである。

つまり、イラン国民には可哀想なことだが、今や

「イランを支配するものが世界を制する」

という状況に国際社会の世情が変わってしまったのである。だから、最初のニュースにある「アメリカにとって一番危険な国」というのは、まっかなウソである。本当は、「アメリカにとって一番重要な国」、あるいは「アメリカにとって一番欲しい国」なのである。私はそう理解している。

日本ハムのダルビッシュ投手の父親はイラン人だという。今年は沢村賞を取ったダルビッシュ選手にとって最良の年になったと言えるだろう。しかし、来年は彼にとって可哀想な年になってしまうのかも知れない。

ただただそうならないことを願うのみ。

しかし、今のアメリカは着実にイラン攻撃を準備しているはずである。

ちなみに、何もない(出ない)北朝鮮は、アメリカにとってどうでもいい国の1つなのである。それゆえ、日本人の認識とずれが生じるのである。

参考:
ロシアより愛をこめて コヴィクタを巡るTNK-BPとガスプロムのバトル ②
ロシアより愛をこめて コヴィクタを巡るTNK-BPとガスプロムのバトル ①
写真:額賀福志郎


元長官2人側へ200万円山田洋行の「車代」支出

このニュースは、

『防衛商社「山田洋行」が付き合いのある政治家らに「お車代」を支出していたとされる問題で、2005年秋ごろ、防衛庁長官を経験した政治家2人側への車代名目で、計200万円が支出されていたことが1日、関係者の話』

という話だが、昨日の関西系のとあるニュース番組でジャーナリストの青山さんが、長年の特捜の友人から聞いた話というものを紹介していた。


写真:久間章生


私の聞いていたところでは、この2人というのは、久間氏以外の2人で、防衛庁長官を経験した政治家。1人は、”派閥の領袖(りょうゆう)”と呼ばれる人物であると言っていた。彼は名前はまだ出さなかった。

そこで、この人物がだれかを探すと、だいたいこんな感じとなる。

まず、「防衛大臣」によれば、最近の防衛大臣は、以下の通り。

国務大臣防衛庁長官(内閣府の外局)
66 斉藤斗志二 2001年1月6日- 自由民主党
67 中谷元 2001年4月26日- 自由民主党
68 石破茂 2002年9月30日- 自由民主党
69 石破茂 2003年11月19日- 自由民主党
70 大野功統 2004年9月27日- 自由民主党
71 大野功統 2005年9月21日- 自由民主党
72 額賀福志郎 2005年10月31日- 自由民主党
73 久間章生 2006年9月26日-2007年1月8日 自由民主党
防衛大臣(防衛省)
1 久間章生 2007年1月9日- 自由民主党
2 小池百合子 2007年7月4日- 自由民主党
3 高村正彦 2007年8月27日- 自由民主党
4 石破茂 2007年9月26日-


写真:石破茂


2003年に守屋武昌事務次官となって以降の防衛大臣は明らか。

つまり、石破茂、大野功統、額賀福志郎、久間章生、小池百合子、高村正彦の6人しかいない。

さて、その中で、1人は自民党の「派閥の領袖」である。



写真:高村正彦

そこで、自由民主党の派閥で見ると、現在(2007年9月13日現在)の「派閥の領袖」を調べると、以下のものであるという。

* 町村派(清和政策研究会)・・・80人(衆60人、参20人)
* 津島派(平成研究会)・・・66人(衆46人、参20人)
* 古賀派(宏池会)・・・46人(衆38人、参8人)
* 山崎派(近未来政治研究会)・・・39人(衆36人、参3人)
* 伊吹派(志帥会)・・・25人(衆19人、参6人)
* 二階派(新しい波)・・・16人(衆14人、参2人)
* 麻生派(為公会)・・・16人(衆13人、参3人)
* 高村派(番町政策研究所)・・・15人(衆14人、参1人)
* 谷垣派(宏池会)・・・15人(衆12人、参3人)

というわけで、”ビンゴ”。派閥の領袖でかつ防衛大臣経験者はたったの1人しかいなかった。意外や意外、高村正彦であった。

ここで注意しておくが、これはあくまでジャーナリストの青山氏の言ったこと(彼が捜査当局から聞いた話)を基にしての話である。


写真:大野功統


では、もう1人はだれか?

まず、守屋氏と喧嘩別れした小池百合子は違う。久間章生も違う。すると残りは、石破茂、大野功統、額賀福志郎の中のだれか、ということになる。

この3人ともにあまり人相は良くない。それゆえ、顔で判断はできないのが辛いところ。青山氏の言った「意外な人物」ということからすれば、顔を良く知られている石破茂は違うかも知れない。したがって、残るは、大野功統、額賀福志郎ということになる。

果たしてだれが特捜部でお縄となるのかしらないが、そんな事態となれば、福田政権は吹っ飛び一貫の終わりだろう。

それゆえ、守屋氏が国会の証人関門で政治家へ「おれを捕まえれば、自民党も終わりだよ」という”脅しをかけた”というのが、青山さんの見解であった。

いやはや、世も末ですナ。

それにしても、年収3千万円ももらえるのに、なんで200万とかのはした金に手を染めるのかネー。おそらく、実際には年収の何十倍もの何かのメリットがあるからなのだろうヨ。
地球探査船「ちきゅう」掘削パイプ脱落、回収不能に

これは、

「海洋研究開発機構は29日、紀伊半島沖で海底掘削中の地球深部探査船「ちきゅう」で、掘削用ドリルパイプの先端部が脱落するトラブルが起き、パイプが回収できなくなったと発表した。

 脱落部には、物理探査に使う放射性物質の入った耐圧カプセルが設置してあったが、この探査はできなくなった。同機構は「放射線量は微量で、厳重に密封してあり、環境には影響はない」とし、同日夜から、コンクリートを流し込んで埋める作業を開始する。他の調査に支障は出ていない。」

という事故のニュースである。

昨年、私は、草薙主演のリメーク版の「日本沈没」を見て、ここで
「日本沈没」、「ちきゅう」、そして在日米軍
を紹介していた。

これは、映画であまりに過大広告的に登場し、鳴り物入りで登場した、掘削船「ちきゅう」であったが、その後は、どういうわけか、”不運”や”非運”続きである。

ちょうど1年程前に
掘削船ちきゅう、試験掘削中止?
で紹介したように、掘削船ちきゅうは、試験掘削も気象予知に失敗し、沈没寸前で掘削中止して帰港した。この事故の際、大きな痛手を被り、復活するのにかなりの時間を要したわけである。

そして、今回がその次の、実質上”最初”の本格的掘削であった。それが、いきなり、掘削パイプそのものが脱落して掘削不能状態に陥った。

いったいどうなっているのだろうか? 何やら、不思議な感じのする事故である。

果たして、「ちきゅう」は呪われているのだろうか?

あるいは、だれか厄病神のような人間が中にいるのだろうか?

あまりにふがいない不運続きで、情けないばかりである。早く何とかして欲しいものですナ。

ところで、「ちきゅう」の今回の掘削計画ように、海底を掘って地震源を調べるために掘削するというのも1つの行き方であるが、私は「掘削船ちきゅう、試験掘削中止?」に紹介したように、地球内部のマントル付近まで掘削し、「生命の起原」を探るのが一番重要な仕事であると考えている。

あるいは、私が最近読んだ、グラハム・ハンコックの「神々の指紋」(10年ちょっと前に大ブレークした古い本)の中にあるように、南極大陸にあるかも知れないと言われている古代の遺跡の類いを見つけるべく、南極大陸やグリーンランドやアイスランドの掘削というのも非常に面白そうだ、と考える。要するに、アトランティス文明のような「先史文明」の証拠を見つけるのである。

「ちきゅう」をどう使っていくかは、まさに我々がどう世界を見るかに関わっている。
今朝の記事

タミフル、脳に侵入…厚労省見解覆す?動物実験結果

によれば、

”エイズの愚”?

で私が書いていたことを支持する結果が別のグループから出て来たようだ。

脳は、「血液脳関門」という場所が薬など異物の侵入を防ぐという「防御機能」を果たしているが、その防御機能は、「P糖たんぱく質」が果たすという。ところが、この「P糖たんぱく質」は、どうやらある程度大人にならないとできてこない。

一方、タミフルは体内に入ると、肝臓の酵素で活性化されて、活性化タミフルとなり、ウィルスを撃退する。

今回の実験は、「P糖たんぱく質」を遺伝的に作れないようにしたマウスと普通のマウスにタミフルを投与し、脳内の違いを見た。すると、「P糖たんぱく質」を作れないマウスの脳内の濃度が異常に高まった。

また、最初に活性化したタミフルを両者に投与した場合には、いずれも脳内のタミフル濃度は少なかった。このことから、タミフルは活性化しないものの方が脳内に侵入しやすい。

したがって、タミフルを投与すると、新生児や幼児や子供の場合では、タミフルが「P糖たんぱく質」で防御されずに、もらに脳の中に入ってしまう。その結果、異常にタミフルの濃度が高まる。そのタミフルが脳内で活性体に変化すると、異常行動を引き起こす可能性がある、という結果が出たというニュースである。

以上は、荻原琢男・高崎健康福祉大教授たちと東京大の杉山雄一、柴崎正勝両教授のグループの研究である。

これに加えて、以前

やっぱり”タミフル異常行動”だった!

で紹介した、アメリカの大学の和泉教授たちの研究結果を加えると、だいたい「タミフル・ストーリー」が理解できることとなる。

子供がタミフルを体内に摂取すると、肝臓でタミフルが活性化される前に脳内に侵入する。その濃度は非常に高く、脳内で活性化され、脳細胞に悪さをする。つまり、脳細胞を刺激し、異常に興奮させる。しかし、その刺激は40分以上も続き、タミフルが分解されてできる成分であるOCBのある状況では、さらに何十倍にも激化させる。

とまあ、こんなわけで、どうやらタミフルは「老人がインフルエンザにかからないようにするための薬」と考えた方が良さそうだ、ということになる。

子供の場合に危険なのは、インフルエンザにかかった後(一時的に抵抗力が減るので)の別のウィルスや細菌の日和見感染(例えば、髄膜炎、脳炎、心筋炎など)、あるいは、高熱による脳損傷。あるいは、免疫抗体反応の後で出てくる析出物によるアレルギー症状や腎炎など、ということだろう。

まあ、予防接種が一番良いのかも知れないが、この場合には、ワクチン内の防腐剤になっている重金属の問題がある。

こうして見れば、科学的治療と言っても、すべて運を天にまかせるという感じですナ。
2007/10/30のBlog
写真:日本初のセーラー服。なぜか私の出身中学(甲府南中学)のものもこれに似ていたような記憶があるが、定かではない。


闘論:ゆとり教育見直し 木村孟氏/堀田力氏

いやはや、「ゆとり教育談義」というものだが、”世間知らず”というのか、”現実知らず”というのか、政治屋達やこういう御仁達の”放談”ほど世の中を混乱させるものはない。これが読んだ実感ですナ。

木村孟氏は、

「研究者として英国ケンブリッジ大に滞在した際、エリート大の学生でさえもさほど知識の量が多くなかったことに驚いた。しかし、知識を活用する能力には舌を巻いた。彼らと付き合い、競争していくためには、日本の子どもも知識の活用力や論理的な思考能力を高める必要がある。」

とイギリス人の秀才振りに驚くが、まあそれは良しとしよう。

しかし、どうしてイギリスの民間名門大学の話が、日本の義務教育や公教育の話に直結するのだろうか。

イギリスの名門大学の入学者の大半は、小中高一貫教育の名門学校(イメージでいえば、ハリーポッターの学校のイメージに近い)を卒業して来た学生を対象にしている。超エリート教育なのである。それゆえ、そこには徹底的な秀才教育やエリート教育、帝王学などが施される。ここでは、ハリーポッターの学校に見るように、実際に全寮制で先生も生徒も同じ場所に住んで、年がら年中勉学に励む。

しかし、方や「総合的な学習の時間」というのは、日本の義務教育の話である。さらには、格差社会の問題もはらんだ地方の公教育の話である。

それゆえ、この2つを同列に扱えるはずがない。おそらく、この御仁は気が狂っているのではないか。そう思わせる程、何か興奮し調子が狂っているようだ。


もう一方の堀田力氏は、

「授業増には反対だ。学力が下がったという確たる裏付けがないのに、結論が先にありきで学習指導要領の改定が進んでいる。子どもの意見も聞かず、その基本的人権を無視し、学者らと役人が話し合って事を決めているのは問題だ。」

と、政府主導のやり方に反発する。

しかし、容疑者や犯罪者の意見を聞かずどんどん検挙することで有名な日本の検察の元ボスが、どうしてこの問題ばかりは、子供の意見に気を取られるのだろうか。

この場合の子供とは、小中学生であり、未成年も未成年の子供の話である。意見を聞いたところで、まだろくに自分を表現する力も身に付いていないレベルの不完全な子供の話である。

まあ、ひいきして言えば、この両者のいわんとしている”気持ち”は理解できる。しかし、彼等が自分の子供を子育てした時代からはあまりに時代がかけはなれて、今まさに子育てをしている我々の目にしている日本の現実とは全く事情が異なっている。こういうことが分かっていないらしい。

ここ阿南のような地方の田舎で何が良く見受けられるかというと、もっとも典型的なのは、こういうことだ。

地方の公教育の先生(=教諭)というものは、地方では「エリート」なのである。

昔から日本の地方で言うように、地方公務員になるか、(昔の民営化前の)郵便局の職員になるか、有名銀行の地方支部の社員になるか、こういったものが地方の名立たる”出世”なのである。これは今も基本的には変わらない。

それゆえ、地方で学校の先生になることは、地方では名士になったような意味合いを持つ。そして地方公務員の給料は国家公務員の給料より少し良いということがあるように、だいたい都市部に住む国家公務員の給料以上の所得を得る。平均で800万円ほどの年収である。これは、地方のサラリーマンの平均所得の300万円をゆうに超える。

これが、地方の現実である。これを、最初の2人のような、中央に住む御仁は御存じない。

では、これが何を生むか?

と言えば、学校の先生は、高級車を乗り回して学校に通い、自分の子供だけは塾や予備校に通わせるという現実を生む、ということなのだ。事実、ここ阿南でも大半の学校の先生の子息は塾や予備校に足げ句小学校低学年の頃から通わされている。

これは、何を意味しているのか?

と言えば、要するに学校の先生たちは自分が行っている”学校教育を信じていない”ということなのだ。

事実、私も何度か子供の学校の先生から、「この辺には良い塾がなくて困る」、「学校に不満があれば、塾に通わせて下さい」というような言葉を直接聞いている。

まあ、それはそうだろう。彼等地方の学校の先生は、地方の地場産業の中小零細企業の重役以上の所得を得る名士たちなのだからだ。まあ、知的水準はともかく、お金で言えばそうである。

もっと地方の名士、あるいは地方のお金持ちとなれば、今度は自分の子息をもっと中央の徳島市の学校や、あるいは徳島出身の後藤田正純氏のように、東京の名門学校に通わせるのである。もっとお金持ちであれば、天皇家のようにイギリスの私学に通わせるだろう。

まあ、これが地方の現実なのだ。おそらく、私の知る限り、程度の差や発展段階の違いこそあれ、どこの地方も似たようなものである。

こういう状況で、どうやって公教育が変わるというのだろうか。木村孟氏、堀田力氏の2人の言うようにやれば、変わるとでもいうのだろうか。

私はそうは考えない。どっちみち、何をやっても失敗するはずであるからだ。なぜなら、授業を増やそうが、減らそうが、地方の学校の先生は何も堪えないからだ。

授業が増えれば、先生たちはクラブ活動の手を抜き、学校行事の手を抜き、忙しい事はすべてPTAや父兄の手を委ねさせる。授業が減れば減ったで、今度は文科省のせいにして適当な授業でごまかせばいい。どちらへ転ぼうが、自分の子供は塾や予備校で学ばせる。

とまあ、こんな案配である。

要するに、今の学校の先生(たまに、せんこうと呼びたくなるが)たちにとっては、学校教育というものは、所詮は他人事、他人の子供の教育の話に過ぎないのである。一地方で高給を得る糧にすぎないのである。

それゆえ、時に、学校の生徒は自分のためにある”御褒美”(あるいは役得)のように錯覚してしまう、”ばか者”も現れる。美少女がたまにクラスにいれば自分の彼女のように錯覚し、手込めにしてしまう。部活動は、自分の”ストレスの発散の場”となり、生徒へしたい放題となる。こんな連中ばかりである。

これが現実なんだよ、お2人さん。あまり下らんきれいごとばかり御披露しないことですナ。いちいち一見もっともらしいが間違った意見を言う前に、まずは水戸黄門公のように「諸国漫遊」したらどうだろう。そうすれば、多少リアリティーのあるアイデアが浮かぶはずである。

ほんと「日の本は、上へ行く程阿呆でござる」国ですナ。


この際ついでに書いておけば、ハリウッド映画俳優のように、1、2年缶詰め状態になって、新作映画作りに没頭し、それが公開されて大ヒットした結果、大金を得て大富豪となるというのなら別だが、日本のテレビ界のように、所ジョージや明石屋さんま、みのもんたやビートたけしのように、番組内で1時間”バカ話”しているだけで、一般人の年収以上が得られる社会システムが存在する以上、どうやって勉強しろと子供達に言えるのだろうか。

その理屈を聞いてみたいものですナ。
写真:最近発見された、9本足のタコ。セプトパス。

バラエティー番組過激化の傾向、放送倫理機構が遺憾の意

私は、「はよー、終わってんか、”ちりとてちん”?」に書いているように、大の”吉本嫌い、吉本芸人嫌い”である。

しかし、今やテレビ界は、NHKから民放、ドラマから歌謡、映画やCMに至るまですべてのものに吉本芸人が出ている。果ては、ロッテのボビー・バレンタイン監督のように、スポーツにまでその”タコの足”を張り巡らせている。

女優も将来の仕事の取りやすさやお金や豪華な生活を考えて、吉本芸人と結婚や恋愛するまでになってしまった。(「”お笑い”インベーダー4:藤原紀香陥落?」)

お笑いは、昔は「不況になるとお笑いが流行る」と言って、不況下社会の潤滑油の役を果たし、人々から好感をいただいたものだ。それなりの役割を果たして来た。

がしかし、宮沢喜一の起こしたバブルとそのバブル崩壊後の不況下で一気にその勢力を伸ばし、”潤滑油の役”どころか、今や日本を席巻し、芸能界を蹂躙(じゅうりん)するようになると、状況は全く異なる。

今や、お笑い芸人が都知事や府知事や地方自治体の長をやるところまで、日本は”落ちてしまった”。要するに、地方には、芸人ほどの人材もいなくなってしまったからである。

人が金や知名度で人を測り選ぶようになると、何でも良いから中央で名の知れた人物なら選挙に勝てるという変わった社会になる。ローマ帝国の滅びの切っ掛けとなったのが、この「衆愚政治」というやつである。

この意味では、昨今の日本はすでに末期症状を呈しているのである。癌で言えば、5段階レベルのレベル4かレベル5であろうか。

こんな時代となってしまったわけだから、テレビをつければ、吉本のお笑い芸人かジャニーズのイケメン青少年か、つんくや秋元プロデュースの美少女、そしてNHKの朝ドラ女優、あるいはハーフや外人ばかりとなってしまったのだろう。

昔のように、世界の黒沢明監督が発掘した俳優というようなものはもはや稀少価値となってしまった観がある。

おまけに、オリジナルよりは物まねが受けてしまうために、オリジナリティーのある、本物タレントがほぼ絶滅した。

その結果、日本の芸能界には今やいなくなってしまったような俳優が韓国にいることを知って、日本人は韓国俳優を追っかける時代となってしまったのである。(ドラマの効用:”生きる喜び”「チャングムの誓い」再放送!

ほんとに困った時代となったものである。

さて、最初のニュースの話題に戻ると、

『テレビのバラエティー番組で行われる罰ゲームなど出演者の心身に加えられる暴力・性的表現が「過激化する傾向も見受けられる」と遺憾の意を表明し、放送各社に対応を求めた』

というが、これはどうみても「さんまの「恋のから騒ぎ」」や桂三枝の「新婚さんいらっしゃい」などのことだろう。

要するに、お笑いタレントが出る番組、吉本芸人の出る番組、などを意味しているのだろう。事実、ロンドンブーツの番組は「親が見せたくない番組」の一番を毎年受賞しているが、一向に終わる気配がない。

こういう番組は、もはや100%”下ねた”しかない。我々が、日常で女性の前でこういうトークを行えば、即「セクハラ行為」でお縄となる。そういうレベルであるが、連中だけは特権階級なのだろうか?

まあ、スポンサーやテレビ局は「あるあるねつ造」番組ではないが、番組製作のほとんどを子会社やその子会社に”丸投げ”しているわけだから、実体を把握できるはずがない。

いずれにせよ、もっと直接的に名前を出して指摘すべきだろうヨ。

ちなみに、吉本喜劇でいつもかならず劇中にヤクザが登場し、ヤクザと民間人とのお笑い劇をやるが、その理由は、吉本創業からヤクザ社会がバックアップしてきたからである。(”人は見かけによらない”

まあ、このことはNHK大阪の作った「ちりとてちん」のお笑い芸人の日常や態度を見れば明らかだろう。

お笑い芸人と亀田一家は、その質、その態度、その言動が実に似ているが、それを「ちりとてちん」が証明してくれていると言えるだろう。

ところで、今回の京都の「生命とは何か?」の講演の1つにあったが、ATRという民間研究所の研究者が、吉本興行といっしょになって「インターネット漫才」なるものを作ったというものがあったが、これにはさすがの私もがく然としてしまったものである。

そんなわけで、結論は、「バラエティー番組過激化」の原因は吉本にあり、ということのようですナ。

世も末ですナー!
1年と3ヶ月ほど前に私は「”八百長一家は永久追放しろ! 日本の恥だ。”」を書いていた。

この中で次のように書いていた。

『日本のボクシングもとうとうここまで”落ちてしまったか”という感じのするゲームだった。

強いものが勝ち残る。それがボクシングだ。金のあるものが勝ち残るのではない。今後日本のボクシング界は大変な事態に陥るのではないかという気がする。大問題になることだろう。

いずれにせよ、亀田興毅は”金玉パンチ”のダウンやら、早いTKOやら何やら、”やらせ”の試合ばかりだ。こんな試合、テレビ放映するな。バカめ!』

その次の「ランダエタ戦の”八百長疑惑”:ちまたの声、声、声」にはこう書いていた。

『これと同じで、ボクシングの”八百長疑惑”も立派な犯罪。警視庁は調査に乗り出すべきで、場合によっては亀田家を”立件”すべきだろう。ボクシングの”八百長”は、立派に”詐欺行為”匹敵するからだ。普通なら、”チャンピオンベルトの剥奪”、”降格”、あるいは”永久追放”もあり得るだろう。

それにしても、昨今の日本はひどい。政治家の”履歴書捏造”から始まって、科学者の”論文捏造”やら、画家の”絵の捏造”やらと続き、とうとうボクシングの”判定捏造”、”チャンピオン捏造”にまで来てしまった。これでは、”国家の品格”もなにもない。本当に”目に余る”。

いずれにせよ、TBSには、2度とボクシング放映させないほうが良さそうだ。

”亀田興毅、お前も悪よのう”

というところだね。まあ、口程のことはなく、あくまでアマチュアボクシングの粋を出ていなかったということだ。亀田家は、”減らず口を叩いている”といつかもっと痛い目に合うかも知れない。』

まあ、私は

「今後日本のボクシング界は大変な事態に陥るのではないかという気がする。大問題になることだろう」、
「亀田家は、”減らず口を叩いている”といつかもっと痛い目に合うかも知れない。」
と予想していたわけだ。

これを見ると、ジュセリーノの予言も結構当たるが、私の”予言”も結構当たるようだナ。

ところで、例の試合と直接”無関係”の亀田長男が出て来ての会見で”お茶を濁した”ようだが、当の本人の次男は”逃げ”の一手のようだ。

自分の対戦相手の現役の世界チャンピオンを「ゴキブリ」と称し、

「あんなゴキブリに負けたら、切腹するわ」

と言ったわけだから、

「はよー、切腹せんかい、だいきー!!」

というところですナ。

切腹したくなければ、内藤選手の前で自分で言ったことを「ウソでした」と撤回し、「ごめんなさい」と謝罪して、二度とボクシングなどしないことですナ。裏社会でこんな事態になれば、”す巻き”にされているのだろうヨ。
2007/10/29のBlog
世の中には、一見まったく違って見えるのにもかかわらず、その本質において非常に似たものどうしというものがある。

私は今日偶然とあるテレビ番組を見ていて気付いた。

まず、「テルミン(Theremin)」という楽器がある。この楽器の奏者は、「テルミン演奏家」と呼ばれる。


次に「ミュージカル・ソー」という楽器がある。この楽器の奏者は、「のこぎり演奏家」と呼ばれる。


私は、この2つは非常に似た楽器であると思う。というのは、この2つの楽器は、ともに次のような共通点があるからだ。

(あ)アコースティック的なアナログな響きを持つ。
(い)音階は自分の耳で聞いて判断する。
(う)和音が作れない。
(え)音は人工的で、郷愁に満ち、幽霊や宇宙人的な響きがある。
(お)演奏する時の演奏者のかもし出す雰囲気も何か似ている。

物理学的に言えば、テルミンは、2つの電気振動の”うなり”を利用し、その基本振動数(つまり、音程)を演奏者の手とアンテナの位置で調節する。音の強弱は、別の手の位置で調節する。

一方、音楽のこぎりは、S字型にのこぎりを曲げた時の2つの振動の”うなり”を使う。そして基本振動数(つまり、音程)は、そのねじり具合の強さで調節する。音の強弱は、別の手の弓で調節する。

要するに、方や電気の振動数を右手で強弱を左手で調節し、方や金属の振動数を左手で強弱を右手で調節する。

この意味で、この2つの楽器は非常に似ているのである。

一度、「テルミンとのこぎりの共演」というものを見てみたいものですナ。


参考:
サキタハジメ
テルミン
2007/10/28のBlog
出会い系規制強化へ未成年利用の防止徹底

いやはや、何と言うのか、こういうニュースを読むと非常に不思議な感覚に襲われる。

この記事は、”おとぼけ首相”の福田康夫首相が”肝入り”で命じた「IT戦略本部」が「有害サイト集中対策」の一貫として考えだした対策案の1つを紹介した記事ということらしい。

「出会い系サイト規制法」(2003年施行)の改正に向けて、
(あ)未成年者利用の防止を徹底する、
(い)学習指導要領を改定する、
(う)有害サイトへの適切な判断力を育成する「情報モラル教育」を推進する
などの内容を盛り込んだという話。

まあ、一見すれば、政府の例外的に”迅速な対応”のようにも見える。しかし、「日本の常識は世界の非常識」的な内容と「本末転倒」的な内容も混在している。

それゆえ、何か不思議な感覚に襲われるのである。

先週一杯、京都の国際会議「生命とは何か?」に参加していたが、その最後の2日は「電磁波の生体への悪影響」に関する研究が紹介された。これは、世界で地道に生物実験を続けて、電磁波が癌を引き起こす可能性や脳腫瘍を引き起こす可能性について研究している日本やスウェーデンの研究者の研究である。

結果は、やはり”悪影響”があり、電磁波が細胞の自己死(アポトーシス)や変性を引き起こす可能性は拭いきれないというものである。

このことからすれば、老人や大人はともかく、子供、児童が携帯電話を毎日長時間使用する行為そのものが、将来の脳腫瘍や脳細胞死を引き起こす可能性があり、将来の”病人”の予備軍になる可能性が大きいということを意味している。

こういった実験結果から考えて、今の「携帯電話の使用」は、その昔の「飲酒」や「喫煙」に非常に似ているというのが私個人の見方である。(参考、世界でもっとも飲酒に寛容な国 喫煙科学vs禁煙科学

つまり、今すぐにはその悪影響の原因が科学的には証明できないが、長期的にはいずれ証明される日が来るだろうというような病気のカテゴリーに入るという意味である。実際、たばこの害も(飲酒の弊害も)、そういう製品を製造販売する大企業がたくさんあるためにいつも大反対や妨害があり、なかなか原因の特定には時間がかかったという歴史的事実がある。

現在の「携帯電話使用の人体への有害性」についても、構造的には、喫煙や飲酒とまったく同じものがある。それゆえ、有害性の原因特定に関しては大企業はいつも否定する側に回り、被害者がたくさんにならない限り社会問題とはならない。

「高圧電線の電磁場が白血病を引き起こす可能性」というのもこのような例の1つである。

こういう観点からすれば、児童や生徒など未成年が携帯電話を使って「出会い系サイト」にアクセスし、児童売春することが問題という以上に、そもそも子供が携帯電話を使うこと自体が大問題なのだということになるはずである。つまり、本末転倒なのである。

また、実際、欧米では子供の携帯電話使用は極力親が与えないようにして、使用させないようにしている。そういう事実がある。しかし、日本は大手電気機器メーカーの経済成長や日本経済の復興ばかり気にして、子供の使用も気にせずに無視して来たというのが実情なのである。つまり、「日本の常識は世界の非常識」なのである。

がしかし、日本政府の”おとぼけ首相”にはそれが分からない。

ほんとに困ったことである。

まあ、ここをみている親御さんたちのために、次のことだけは事実だと言っておこう。

電磁波によって脳細胞は死ぬ。

脳の近くに電磁波があると、脳細胞は出血する。脳細胞からアルブミンがしみ出る。そして脳幹部分などに析出する。あるいは、脳細胞の一部が壊死する。

どうしてこういうことが起こるのか、そのプロセスや原因や理論はまだないが、実験すれば、かならずこういうことが起こる。それゆえ、科学者はこれを研究しているのだ。

まあ、あとは自分で判断してもらうことにしよう。
2007/10/27のBlog
米国の生化学者アーサー・コーンバーグさん死去

DNAポリメラーゼ(DNAの合成に必要な酵素)の発見で1959年にノーベル医学生理学賞を受賞した、アーサー・コーンバーグ博士が26日死去。享年89歳。

博士の息子である、ロジャー・コーンバーグ博士も昨年、ノーベル化学賞を受賞し、ノーベル賞の親子受賞として話題になった。

その時にここでも「2006年ノーベル化学賞:”遺伝情報転写”へ」で紹介した。

御冥福を祈りたい。

それにしても日本を訪れた後にお亡くなりなる研究者が多いのはなぜだろうか。
2007/10/26のBlog
DNA構造発見のワトソン博士が差別発言、会長職を辞任

DNAの二重らせん構造の発見者として有名な米分子生物学者ジェームズ・ワトソン博士(79)(1962年、ノーベル生理学・医学賞受賞)が、”人種差別発言”。これが問題になったというニュース。

14日付サンデー・タイムズのインタビュー記事で次のように言ったという。

ワトソン:
「アフリカの将来を悲観的に思う。社会政策はすべて、彼らの知性が我々の知性と同じだという事実に基づいているが、すべての実験結果がそうなってはいない」

「黒人労働者と付き合わねばならない人なら(対等でないことが)分かる」


これに対してワトソン博士は、「本意ではない」と謝ったという話だが、即刻国へ帰ったらしいというニュース。

さて、今年の5月28日に私はここで「”ワトソン遺伝子”解読 」を紹介していた。

この中で私はこう書いていた。

『しかし、ワトソンの”神格化”もここまで来ると問題かも知れない。

中略

やはり、アメリカ人は、「アメリカ人が他のどの生物より重要である」という認識を持ちはじめていることは確かなようである。アメリカ人という新たなる種の確立であろうか。(地球”異常事態”:人類はどう進化するか? )』

まあおそらく、博士は、アメリカの黒人のことを差別したのではないのだろう(この辺は元の記事を読んでいないので分からないが)。

なぜなら、平均的アメリカの黒人の持つ遺伝子の40%以上は白人と共通と分かっているからである。それだけ、アメリカ大陸発見後、そしてUSA誕生以来、アフリカからアメリカに連れてこられたアフリカ人とヨーロッパ人は混血して来たという証拠である。しかし、一方で白人の場合には、移民初期からずっと100%白人という場合も多く存在する。

このことは、アメリカの白人はアフリカ人をアメリカに奴隷として連れて来てレイプやら婚姻やらではらませて子を作るが、その一方で黒人との結婚をことごとく阻止して来ている白人社会も多く存在しているということを意味する。

そんなわけで、この意味では「本意ではない」と言っているのかも知れない。ワトソン博士自身、こんなことは百も承知のはずだからである。

しかし、ヨーロッパ人と100%混血していないはずの、いわゆるアフリカの黒人は例外的に知能が劣る、というような偏見をワトソン博士は持っているのだろう。それゆえ、その差別発言をしたのだろう。

私の個人的印象では、ワトソン博士は、若いころの留学といってもイギリスだけであったし、それ以外はずっとアメリカしか知らなかったわけだから、社会と言っても欧米しか知らずに育ったわけだ。つまり、自分自身は人から差別されて生きたという経験がなかったはずである。これでは、人間社会に対するフェアな評価は困難だろう。

私が、80年代後半にアメリカ、ユタ州のユタ大学に留学した際、当初私はほとんど英語が聞き取れなかった。会話が聞き取れなければ、聾唖(ろうあ)の人と同じ。つまり、話すことができない。話したとしても相手には理解不能の日本語でしかない。したがって、普通のアメリカ人からみれば、単なる知能の劣った人にしか見えなかったはずで