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国民保険カンタベリー出張所
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2005/05/29のBlog
[ 00:47 ] [ プログレ ]
一曲目のThe Sixteen Men Of Tainの多重録音されたaoustic pianoの響きを聴いたときに、Bill EvansのFurther comversaitions with myselfを思い出してしまったのが、DrummerでKeyboard PlayerでもあるGary HusbandがAllan Holdsworthの曲をAcoustic Pianoで演奏した"The Things I See"である。もともとHoldsworthの曲はテンション主体のopen harmonyで演奏されるものが多いためか、曲たちがまるでPianoの為に作曲されたものように聴こえる。
曲は9曲目のKinderである。この曲はTony Williams' New Lifetimeの1stでFredとして演奏され、後にKinderと名を変えて、CTIから発売されたHoldsworthの1st solo albumであるVelvet DarknessでAcoustic Guitarで演奏されている。曲は素直な9thと6thのテンションの響きが印象的な綺麗なHarmonyの曲である。この曲を聴いたときに思い出した曲が、やはりBill EvansのPeace Pieceだったりする。プログレの範疇に入るCDでは無いかも知れないが、透明感のあるHarmonyが疲れたおじさんの脳みそを軽くマッサージしてくれる。Jazz Pianoの作品としては最近の一番のお気に入りである。
2005/05/23のBlog
[ 00:52 ] [ プログレ ]
だまされた...と言っても、ま~、たわいのないものなのだが...
MusicStackでPaolo Tofaniのrecordを物色していた所、彼のCDと共に、60年代にDemetrio Stratosの在籍していたI Ribelliの見たことの無いCDを見つけた。で、安かったのでついでに購入した。で、届いてCDのジャケを見ると、しっかり広い額をおもいっきり伸ばした前髪で隠しているDemetrioも写ったRibelliなのである。しかし、早速聴いてみると、VocalがどうもDemetrioではなく、しかも録音がやけに新し目に聞こえる。で、ジャケをよ~く見てみると、一番下に目立たない字で"Nuove registrazioni"(New Recordings)と書いてあるではないか、よくよく見ると1996年の録音であった。メンバー等の明記は無いが、中ジャケにKeyboard奏者2人、Guiter, Sax, Bass,Drumsの計6人がステージで演奏している写真があった。ネットを調べてみると、どうも再結成して、まだツアーなどをしているらしい...
で、ついでにもう一つだまされたというか、確信犯的にやっていると思われるのが、Hatfield and the Northのメンバーが70年代中期当時のLiveやBBC sessionのTape Archiveを自分達で選曲して30年ぶりに出したHatwise Choiceである。ま~、Hatfieldの当時の未発表音源というだけで感動物なのだが、ジャケの曲目を見ると"Hatitude"だの"Ethanol Nurse"だの"For Robert"だの全然知らない曲名ばかりではないか。これはすごいと思い聴き始めたのだが、なぜか1曲目"Absolutely Wholesome"は私には"Let's Eat"の別テイクに聞こえるし、他の曲も全て耳に馴染みのあるものであった。録音状態は前曲まぁまぁしっかりしているし、いままでCD化されていなかったVirginのcompilation "V"に入っていたOh What A Lonely Lifetime(このCDでは"The Lonely Bubbling Song"と題されている。)も聴けるので、Hatfieldファンは即買いではあるのだが、なんとなく釈然としないtitle達ではある。
このCDは直販でしか手に入らないので、興味のある方はこちらへ。
2005/05/15のBlog
[ 02:08 ] [ プログレ ]
今日、BTFからArti + Mestieriの新譜と共にPatrizio Fariselliが往年のAreaの曲をPianoで演奏したArea variazioni per pianoforteのDVD + CD盤が届いた。CDの方は改装予定の社会保険スミルネ出張所にて紹介しようと思うが、とりあえずcaputureした画像を御覧あれ。
Front Coverの撮影風景。写真を撮っているのはPatrizioの娘のCleo。
リハーサルでCometa Rosaを弾くPatrizio。録音はRomaとNapoliの中間のMaenzaという町の古城を改装したEdel所有のスタジオで行われた。
録音中の風景。この後、10月9日には妹でダンサーのLoretta Fariselliと共に録音された曲のためのconcertを催し、BancoのRodolfo Malteseらも姿を見せたらしい。
録音が終わって一人佇む(?)Patrizio。
2005/05/12のBlog
[ 20:53 ] [ プログレ ]
やっと仕事も軌道に乗ってきたので、今日は先月御茶ノ水のDisk Unionで見つけたイタリアのプログレ雑誌(Mookかもしれない)、Nobody's LandについていたCDを初めて聴いた。雑誌の方はOssanaの特集やRober Wyatt, Bill Brufordのインタビューなどが乗っている。で、CDの方はご覧の通りVittorio de ScalziやJane Sorentiなどのベテラン所から、新人グループまでいろいろ入ったcompilationなのだが、その中で耳を惹いたのは9曲目に入っていたNapoli出身のViolin奏者Lino CanavacciuoloLiri fallsである。bioによると14歳の頃からCampania州の様々なFolk Groupで演奏し、大学時代にはPino Danieleなどのbackを勤める傍ら、Napoli民謡に様々なMixtureを施した音楽を追求し始めたらしい。この曲ではBottariのリズムにのって彼の優しく物悲しいViolinがクラシカルなmelodyを奏でる。ちょっと臭いメロディに雄大なBottariのarrangeでちょっとAdiemusががっているような気もするが、土の匂いがする感じが独特である。とりあえず夜の仕事の友にはいい音楽かもしれない。
2005/05/08のBlog
[ 03:17 ] [ プログレ ]
さて、相変わらず眠いので、今日も眠りの話である。私は疲れると結構生々しい夢を見たりするのだが、よく見がちなのは、時間に追われて”起きなくてはいけない”と夢の中で眠っている自分があせっていて、やっと起きるのだが、それも夢の中であったという夢である。さて、我々が見るようなリアルな夢を、動物も見るのだろうか? 家の飼い犬なども、ときどき居眠りをしながら”うぅ~っ、わぉ...”などとうなっていたので、多分夢を見ているのだと思う。で、なんでこんな話をするかというと、この夢というのが、人間ならず動物も含めて”記憶する”ということに、重要な役割をしているらしい。脳の奥にある記憶の入り口の一つである海馬には、ある特定の場所に反応して興奮する神経細胞があるそうだが、ネズミをある場所において、海馬のどの細胞が興奮しているかを確かめ、その細胞の活動を追って行くと、眠っているときに、そこにいるわけではないのに、その細胞が興奮することがあるらしい。どうもネズミ君は”ある場所”の夢を見ているようなのである。この場所に反応する神経細胞が眠っている間に興奮したネズミ君は、その特定の場所をよく憶えているらしい。多分、寝ているときに、そこにいるというリアルな体験を思い出すことにより、記憶がしっかり脳みそに刻み込まれるのかもしれない。
 で、今日聴いたのは深町純さんのディラックの海からA面最後のAprés Un Rêve(夢の後に)である。このディラックの海、緊張感びしばしの超難曲FusionをBassのAnthony Jackson、DrumsのSteve Gaddと共に演奏している曲と、ややSmooth Jazz的な曲をTony Levin(あのCrinmsonの)らと演奏している曲が半々に入っているのだが、このFaurèの曲は前曲で、up tempoの難曲であるNeutrinoが決めのphraseでcut outすると唐突に始まる。曲自体はFaurèの曲をPianoをbackに、Talking Wowをかましたmini-moogがメロディを奏でるというsimpleなものなのだが、少し虚ろでもの悲しいメロディが、前曲の緊張感のすごさに虚脱した耳によく馴染む。まるで、夢の中で何かに追われて起きよう起きようとしている途中で、本当に目が覚めてほっとしている時の自分の感覚に近いものがある。さて、今日は寝る前にしっかりリラックスしていい夢をみたいものである。おやすみなさい。
2005/05/01のBlog
[ 04:23 ] [ プログレ ]
さて、こんな時間に書き込んでいるかと言うと、この曲を聴きながら不覚にも居眠りをこいてしまったのだが、子守唄代わりになったのがEnsemble AmbrosiusThe Zappa AlbumからNight School、ZappaのJazz From Hellの一曲目のcoverである。このband、10年後度前に音楽学校の古楽専攻の学生達が、卒業演奏のテーマとしてUncle Meatを選んで演奏したことから結成された、主にZappaの曲を演奏するbandのようである。OrigonalではSinclavierの機械的な、一糸乱れぬ演奏で奏でられていたこの曲が、CelloとHarpsichordのオスティナートをbackにoboe、Violinなどのacoustic楽器で奏でられる。まるで、Oregon(というかPaul Winter Consortか...)がZappaの曲をやっているようにも感じる。arrrangeはoriginalにほほ近く、ま~単なるcopyと言ってしまえばそれまでだが、このCDに入ってる他の曲(Black Page、Zoot Allures、RDNZLなどなど)を通して聴くと、妙に古楽的な響きがはまっており、何となく中世の吟遊詩人の格好をしたZappaを思い描いてしまう。さて、またこの曲でも聴きながら夢の中で、中世のZappaのLiveでも聴いてこよう。おやすみなさい。
2005/04/25のBlog
[ 23:54 ] [ プログレ ]
仕事からやっと少し解放されて、今日見たのは、疲れたときのビデオ頼みではないが、ビデオコレクターの某氏から頂いた1991年のUnion Tourのvideoである。正規盤でもunion tour物は出ているが、こちらの方は”回るstage"のLiveを収録したもの。どうやら2階席からの盗み撮りらしい。カメラアングルはやや遠いが、Yours is no disgraceで始まり、Starship Trooperまで2時間、まぁまぁの画質、音質で楽しめた。
Yours is no disgraceではステージに8人が所狭しと並び、分厚い音を聞かせてくれる。
陶酔しつつ歌うJohn。BrufordのSimmondsが時代を感じさせる。
Ddigital Keyboardになっても相変わらず、keyboardに囲まれていないと気がすまないWakemanと、対照的に潔いSettingのKeye。
Starship TrooperでのHoweとRabin。
2005/04/19のBlog
[ 21:37 ] [ プログレ ]
パブロフの犬ではないが、聴いていると無条件で眠くなる音楽がある。といっても、退屈だとか極端に気持ちが良いというわけではなく、寝る前にCDを聞いていて、CDを入れ替えるのがめんどくさくなり、1ヶ月近く同じ聴きながら寝ると条件反射が備わってしまうのである。で、一時期寝る前にこればかり聴いていたのでこの曲を聴くと、昼間でも一日が終わった感覚になってしまうのが、PekkaUrban Tangoの一曲目、Imppu's Tangoである。Tangoといってもfinlandの流行歌のスタイルだそうで、テーマはその"tango"のどんちゃんリズムに乗ってsoprano-saxが2本重なったmelodyを聴かせる。この辺はユーモラスなのだが、Bメロに入ると途端にECMがプログレしている北欧独特のひんやりした暖かさの様なしなやかなリズムに入る。そしてvocorder(懐かしいですな、この音は往年のKorgのやつのように聞こえるけどどうなのだろう...)のsolo、Rockっぽいguitar soloにつながる。参加ミュージシャンのテクニックは折り紙付き(そういえばPekka自身も結局取りやめになったドイツの公営事業でのFrank ZappaのOrchestraとの共演という企画ではZappa自身はbassistにPekkaを指名したという話もある。)。あくまでも、端正で一見(一聴?)アバンギャルドなアレンジでも破綻の無いのが良かれ悪しかれこの人の音楽なのかもしれない。ともあれ、耳あたりの良いprogre fusionとしては超一級の作品である。この曲の試聴はここで聞けるのだが、これはLive AlbumであるHeavy Jazzからのもので、残念ながらSaxのテーマのメロは入っておらず、アレンジも大幅に変わってしまっている。
2005/04/11のBlog
[ 20:38 ] [ プログレ ]
朝一番の新幹線の中で半分寝ぼけながら今日聴いたのはSpainはCataloniaのtrad progre group、Amarokの4枚目、Tierra de especias (2000)から1曲目のDiosesである。イントロからいきなりtablaのrhythmとシタール風にsynthesizer、melotron chorus(残念ながらsamplingっぽいが...)の中東風のviolinが乗る。そしてちょっとMoya Brennanを思わせるしなやかなVocalが乗る。このband、melody自体はエキゾチックなものが多いのだが十分に練られた破綻の無いarrangeとreverbを旨く操ったBob Clearmountainの様なMixがalbum全体をとても聴きやすいものにしてくれている。これなら睡眠不足でキンキンした頭にも優しく響いてくれること請け合いである。試聴はここの一番下の所にこのalbumのmedleyがあるので、興味のあられる方はどうぞ。
2005/04/06のBlog
[ 20:26 ] [ プログレ ]
さて、今日聴いたのはHungaryのKadaである。このBandの名前を見ると何故か、三国志に出てくる華佗という医師を思い出す。この人、中医史上初めて全身麻酔をして手術をしたといわれている。事実だとしたら日本の花岡青洲の1500年以上も前のことである。で、三国志では偏頭痛持ちであった魏の曹操の治療をして認められ、侍医にと請われたがこれを断り、怒った曹操に処刑されたということになっている。
 で、HungaryのKadaであるが、聴いているとちょっと偏頭痛を起こしそうなところもあるAvan Jazz Rockである。今日は彼らの1枚目から1曲目のCsinvatである。いきなり電気ドリルの”ちゅい~ん”という音に続いて、CrimsonとHenry Cowを合わせたようなThemeがGuiterとSaxによって奏でられ、16beatの一発乗りのSax soloに突入するが、この辺はCongaのbackingが飛び回る感じで、私にとってはStone AllianceがCrimsonのTalking Drumをやっているような、ちょっとAfroがかったプログレという感じである。そこへFripp的なちょっとヒステリックなlong toneのGuitarが絡む。こう書くとかなり刺激的な感じを受けてしまうかもしれないが、全体的に漂う雰囲気があくまでもクールで、ある種突き放したような、肩の力を抜いた感じを受けてしまうのは東欧系のJazz Rockに特徴的なものかもしれない。華佗は曹操の偏頭痛を針で治したそうだが、私はKadaの醒めた針のような音を聴いて浮世の頭痛の種をしばし忘れようと思う。
2005/04/03のBlog
今日聴いたのはRomaniaのGypsy系女性vocalistであるGabi Luncaと彼女の夫君であるAccordion奏者Inon Onorが率いるEnsemble Ion OnorのGrea mi-e, Doamne, inimaである。曲は1曲目のIntr-o zi la poarta meaを聴いた。4分のGuitarの刻みとwalking bassの4beatっぽいrhythmにのってOnzorのAccordionがBalkan哀愁phreaseを奏で、Luncaのビロードの様なVocalが重なる。彼女のVocalはJazzがかった美空ひばりの様でもある。彼女はRomaniaの他のGypsy系女性vocalistと6人で"Gypsy Queens"というgroupも結成しているようである。日頃、ちくちく系のプログレばかり聴いているので、たまの日曜日にはこんな音楽でも聴いてぼ~っとしようと思う。なお、このCDはここでほぼ全曲試聴出来るので興味のあられる方はどうぞ。
2005/04/01のBlog
[ 00:28 ] [ プログレ ]
4月になって初めて聴いたのは、卯卒 貴男とPower FiveのUnder the Skewed Objectから2曲目のA.M.Eである。このband、10年以上前にプログレと昭和歌謡を合わせてテクノ仕立てにしたような音で一時期、仲間内で話題になったが自主制作盤一枚で消えてしまったようである。ネットを探しても情報らしい情報は無かった。曲はstrings soundの壁に2人の女性Vocalが重なり始まる。Vocalはどうやら姉妹(双子?)らしく、声の質が似ているのでおじさんは何となくザ・ピーナッツを連想してしまった(そういえばピーナッツが昔LiveでEpitaphを歌っていた...)。そしてrhythmが入ると何となく初期の日向敏文を連想させてしまうが、メロディーは昭和歌謡であるところがなんとも独特である。そしてなぜかいきなりCelloのsoloが入り、またVocalにつながる。何となくフワフワしている感じがお気に入りである。このband、そうかと思えば、BachのコラールBMW.639を元にsound collageにした”レムの真空”ではBachの断片に高速bassが乗り、Saxが暴れまくったり、Ravelの”亡き女王のためのパバーヌ”をreggaeにしたゆるゆるの"鬱蒼”(どうもこれは人類がいなくなった地球を歌った曲らしい...)などを聞かせてしまう。Jacketに書かれているのはmemberの担当楽器だけ、なんとも謎なbandである。
2005/03/31のBlog
さて、今日はstudio musicianとしてZappaを初めとして様々な音楽の演奏に携わっている二代目”たち”のalbumである。Jazz Guitaristで大学で音楽史の教鞭をとっていたWilliam Fowlerの5人の息子達、Fowler BrothersBreakfast for dinosaursから、次男のtrombone奏者Bruce Fowlerの作ったBreakfast for dinosaursである。mid tempoのちょっとおどろおどろしい16beatに乗って、長男Steveのflute、88年のtourのZappa bandでお馴染みのAlbert Wingのtenor-SaxにBruceのtromboneと四男のWaltのtrumpetがoctave unisonで重なり、Brecker brothersのようなupper triadのharmonyでthemeを聞かせる。Bassは三男のTom、Keyboardは五男のEd、DrumsはAlex Acunaである。Bruce、Walt、Tomの3人はZappa bandでお馴染みであり、そのテクは折り紙つき、他の2人もいわずもがなである。
ただ、彼らのsiteを見て、ショックだったのが長男のSteveが筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患い、寝たきりになってしまっていることが分かったことである。しかし、彼は現在、ALS therapy development foundationの理事をしており、"Living with ALS"という彼の随筆が彼のHPに掲載されている。
私はFowler Brothers関係のCDはこの一枚を持っているだけだが、オラシオさんお勧めのAir PocketのFly onも是非聴いてみたいと思っている。
2005/03/30のBlog
さて、引き続き2代目シリーズだが、こちらはあまりぱっとしているとは言えないAstor Piazzollaの息子でpercussion、synthesizer奏者のDaniel Piazzolla。彼が入ったPiazzollaの1976年のBuenos AiresでのLive、Astor Piazzolla y su Conjunto ElecronicoからBuenos Aires Hora Ceroである。この曲の演奏ではquintet、sextetの演奏が有名であるが、このLiveではDrums, el-b, Guitar、ele-P、Organ、Woodwindsに息子Danielのフィルターいじりまくりの怪しいmonophonic synthesizerが絡んで、On the roadの頃のTrafficをもっとサイケデリックにしたようなJam Band乗りの演奏が聴かれる。soloを取るFluteがまるでChris Woodのように聴こえる。
いつも聴きたくなるというわけではないが、私にとっては聴くのに、いつもある種の緊張を強いられるPiazzollaの演奏の中ではルーズな感じが結構好きで、時々無性に聴きたくなる一枚である。Piazzollaはこの後、あのbandは失敗だったと述べて、二度とelectric bandを結成しようとはしなかった。Danielは最近も散発的にCDを出しているらしいが、今ひとつぱっとした話は聞かない。
2005/03/29のBlog
[ 00:09 ] [ プログレ ]
この前、”トリビアの泉”を見ていたら、忌野清四郎の息子はミュージシャンになりたくない、その理由は”みんなぱっとしないから”などと言っていたが、このDébora Seffer -最近繁く来日するZaoのYochk'o Sefferの娘- は2代目にしてはぱっとしている方ではなかろうか。3歳からViolinを学び、1988年にMuseaから出たcompilation、"Violin Connection" でdebutしたJazz Violinistである。この2004年に出たDébora Sefferという自らの名前を冠したCDではinstrumentalのJazz Rockと共に、彼女自身のVocalをfeatureした、CortexをもっとTightにした感じの曲も聞かせてくれる。ProduceはDiddier Lockwoodである。
曲は2曲目のKétu(どう発音するのか教えていただきたいのだが...)である。最初は少しBalkanがかった旋律をsmooth music風16beatで聞かせるが、途中から彼女のvocalが入ると何となく初期のZaoを思い出してしまうのは小さいときから親の曲を聴いて育った影響か。そしてThirry Maillardの抑えたRhodesのsoloが入り、percussionのみをbackにViolinとScattのunizonとなりthemeに戻り唐突に終わる。なんとなくAziza Mustafa Zadeh(彼女の父親もJazz Pianistである)のViolin版という感じもしてしまうが、全体的にはリラックスして聴ける上質のsmooth musicである。
2005/03/28のBlog
[ 00:46 ] [ プログレ ]
今日は、ビデオコレクターの某氏が持ってきてくれたAreaのVideoの後半、RAIの"1979 il concerto"のVideoを見た。このconcertは白血病の為、the New York Memorial Hospitalに入院したDemetrio Stratosの救済のため、1979年 6月14日この日Milanで催され6万人の観衆を集めて行われたが、その前日にDemetrioが亡くなった為、追悼コンサートとなったもので、当時既にDemetrioが脱退し、Sax、Tp奏者を入れ、Jazz BandとなっていたAreaを始めとして、Banco、Euginio Finardi、Venegoni & Co.、PFM、Carnascialiaなどが参加して行われた。

Tic & Tacに収録されたDanz(A) Nelloを演奏するArea。Tavolazziは座ってelectric uplight baseを弾いている。


30年前からおじさんをしていた、BancoのGiaccomoおじさんの熱唱。
契約上、CDには収録されていないPFM。丁度Fabrizzio di AndreのtourのBackをしていたときの面子で、ViolinはLicio Fabri、KeyboardはFlavio PremoliとRoberto Colomboの2人。Keyboardの2人がにこにこお喋りをしながら演奏していたのが印象的。
Carnascialiaで歌うTeresa de Sio、この人はMauro Paganiの1stでも歌っている。
久しぶりにAreaの演奏に加わり、Internationalを演奏するPaolo Tofani。
2005/03/27のBlog
[ 01:06 ] [ プログレ ]
今日聴いたのは元MagmaのSax奏者、Teddy Lasryの2nd solo、Seven Stones(1979)から1曲目のQuartzである。このalbum、完全に彼の一人演奏で、Sequencerが奏でる6/8のオスティナートに乗ってVangelisを少しJazzっぽくしたようなMelodyがもろに初期のProphet5の音で奏でられるところが70年代後半を思わせる。そして彼のsoprano-Sax soloにつながると、更にJazzぽくなり、Sequencerの奏でるbassがまるでJimmy Garrisonのbassのように聞こえる。Album全体を通して聴きやすいmelodyの曲が多いのだが、この辺が、その後のNew Age Musicにない”渋さ”を出しているように思える。この後、彼は劇場音楽や映画音楽を手がけているようである。
2005/03/24のBlog
[ 00:58 ] [ 音楽 ]
Videoに撮っておいた”戦場のピアニスト”を見ていて聴きたくなったのがこれ。Soprano and tenor saxophonistであるユダヤ系アメリカ人、Dave Liebmanが1973年にポーランド系アメリカ人であるRichard Beirichと結成したLookout Farmの1stから1曲目のPablo's Storyである。曲はJohn Abercrombieのac-guitarに導かれ、LiebmanのSopranoがこれでもかという感じに感情を込めてthemeを奏でる。メロディはどちらかというとspanish系の臭目のものなのだが、彼の感情豊かな演奏で鋭角的でかつemotionalに響く。そしてBeirichのダイナミックレンジの広いFender Rhodesのbackingが入り、Don Aliasをはじめとした4人のpercussion奏者が激しいリズムを奏でる。その後、Liabman、Beirichのsoloからprcussionの海になだれ込み、山の頂上に達したように静かになると曲は”そよ風と私”に突入する。基本的にchord進行は一発物に近いsimpleな物なのだが、2人のfront lineの表現力の豊かさが、曲に膨らみを持たせている。Beirachのelectric keyboardが聴けるのはLookout Farmだけで、この後彼はacoustic keyboardのみを演奏するようになるが、Rhodesを弾かせてもむちゃくちゃDynamic Rangeが広いのには舌を巻く。この後彼らはacoustic groupであるQuestを結成し、現在でもDuoなどて一緒に演奏しているが、もう一度、この頃の電化サウンドを聞かせてもらいたいものである。
 このversionのPablo's Storyの試聴は見つからなかったが、big band版の試聴が可能である。今回聞いたversionでの鋭さは少なくなってしまっているが、臭いメロディーを聴いてみたいかたはどうぞ。
2005/03/21のBlog
[ 01:15 ] [ プログレ ]