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2割引き通信
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2005/08/26のBlog
[ 02:23 ] [ スポーツ!! ]

 『Hitch your wagon to a Star!』

 と、母校の校歌からスタート。今年もまた、高校野球に教わった。

 地方大会で、わが母校にちょっとだけ期待していた。どこでどう勝ったのかは知らないが、シード校になっていたからだ。野球部出身の同級生から「今年は強い。四校定期戦で優勝したしね」と、頼もしい話を聞いていたのも大きい。ちなみに四校定期戦とは、近隣の公立高校4校が集結して行う大会で、どんぐりの背比べながらも由緒あるものだ(と、出身者は思っている)。そもそもこの4校は合同選抜で入学者を受け入れており、ちなみに合同選抜とは・・・、キリがないのでやめましょ。

 母校は1点差で初戦を突破した。過去にそんな記憶もあまりないのだが、あれよあれよと勝ち進み、気付くと決勝進出を決めていた。それでも十分衝撃的だったのだが、60過ぎの母から「勝った。\(^o^)/バンザーイ」と顔文字がメール送信されてきたことが、その衝撃を増長させた。

 決勝戦ではWEB速報をひたすらリロード。甲子園に応援に行く自分を想像しながら。ところが完封負けを喫し、一気にどん底に。直後の母からのメールに顔文字はなく、実家のテンションの低さも伝わってくる。そして「でも、夢をありがとうと言いたい・・・」とのメールのくだりに、うつむいたぼくのまぶたは重くなった。

 17年前のあの日のことを、久しぶりに思い起こした。

 ぼくが高2のとき、クラスメートがその彼女と心中した。学内でもっとも恐れられていた体育教師がウチの副担任だったのだが、その先生が力なく夕方のホームルームに現れて、彼が行方不明だと震えながらぼく達に告げた光景ははっきりと覚えている。その翌日、彼らは死体で発見された。

 葬儀は、しばらくして行われた。その日は、学校で何かの試験がある日でもあった。ぼくたちは現実を受け入れられなく、ある者は涙し、またある者はうろたえながら線香をあげた。それなのに午後には、当然のように試験へと強制送還された。タイトな日程で、試験を受けさせられた。その間ずっと上の空で「学校って何だ」と複雑な思いにかられたことも、よく覚えている。

 葬儀の帰りには、どこでかぎつけたのか、東京からテレビ局や週刊誌の取材がワッと訪れた。その波はしばらく収まらず、ぼく達は学校の行き帰りに何度となく囲まれた。緊急の全校集会を開き、校長先生が「マスコミの質問には答えないように」と、かん口令を敷いたほどの騒ぎになった。異次元の日々が続いた。

 話を元に戻そう。

 母校の快進撃に、ぼくは浮かれていたんだ。チームが勝てば、ましてや甲子園に行けば俄然マスコミの注目は高まる。そうすれば、明るい取材に囲まれる。みんなが素直な思いを発することができる。あの時とは、違う。

 思い出すことも少なかった母校への思いが、一気にあふれた。きっとそれは家族愛と一緒で、たまに忘れてもなくなりはしない。敗戦を自分のことのように勝手に悔やむ態度は、家族のそれと同じだ。

 でも、夢をありがとう。また来年、後輩の夢が続く。だから、ぼくも続く。
2005/08/03のBlog
[ 16:28 ] [ スポーツ!! ]

 夏の甲子園抽選がたった今終わった。

 ぼくのブログの最初の記事は去年の甲子園ネタだったわけで、2割引き通信もまもなく1周年である。書いた記事は少ないが、感慨深い。

 宮崎大会では、わが母校が決勝で敗退した。山口大会では、知り合いが監督を務める優勝候補がベスト4で姿を消した。複雑な思いはあるが、本大会を楽しんで見たい。

 宮崎県を代表して抽選の壇上に立ったのは、聖心ウルスラ・甲斐君。参加49校中No.1のたくましさを誇るそのまゆ毛に感激。ふと故郷ののどかな空気を思い出すぼく。

 昨年の佐土原・藤元君に続いて、宮崎勢が2連覇を達成した。
2005/06/22のBlog
[ 03:44 ] [ 自己紹介 ]

 オソザワ&ササキさんからバトンをあずかりました。ありがとうございます。つい最近この企画の存在を知ったばかりなのですが、まさかの出番です。

 Musical Batonとは、海外のブログからスタートした、音楽に関する企画です。質問に答え、次の5人にバトンを渡します。考え込むとどつぼにはまりそう。

1.Total volume of music files on my computer
(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

 古いPCなので『My Music』フォルダすらありません。だからサンプルさえ、ないはずです。

2.Song playing right now(今聞いている曲)
 Everywhere You Look(作者、歌手不明)
 アメリカのドラマ『フルハウス』のテーマソングです。作ったようなというか、作った笑い声が適宜割り込んでくる典型的なコメディですが、家族を題材にしたハートフルな話ばかりで泣けます。全192話、気合でビデオに取りました。さっきまで、見てました。

3.The last CD I bought(最後に買ったCD)
 Someday/佐野元春(82年)
 今年コンサートに行ってしまってから、ベテランのシティボーイに夢中です。過去へ過去へと、さかのぼってCDを買いあさっています。amazonに多謝。
 明けてきょう22日は、そのコンサートのDVD発売日ではないですか。またはまりそう。「じゃー、みんなで証明しよう」。

4.Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

 メロディやリズムからばかり入った昔とは変わり、最近は歌詞カードを熟読するようになりました。きっと楽しむ幅も広がったはず。

1.Wild Hearts~冒険者たち~/佐野元春(86年)
 現在遅れてきた大ブームである私にとって、シティボーイから1曲に絞るのは困難です。声を振り絞って歌う姿が勇ましく、目を奪われ入り込みました。
『誰れかがどこかで眠れぬ夜明けを見つめてる
 誰れもが心に見知らぬ夜明けを抱えてる』


2.離れろよ/バービーボーイズ(86年)
 これまた選曲の1曲は難しい、わが青春のバンドからです。数少ない、コンサートに行ったことある歌手です。その曲順にテープを編集し、擦り切れるほど聴きました。
 エレキギターをキュインキュインと弾けるようになったら、真っ先にこの曲の間奏に酔いしれたいです。選びきれずに、そんな理由で選びました。
『嫉妬心で ふんじばっちゃやだろ』

3.氷の世界/井上陽水(73年)
 大人の世界は奥が深い。未だに歌詞の意味が理解できていません・・・。
『僕のTVは寒さで画期的な色になり
 とても醜いあの娘をグッと魅力的な娘にしてすぐ消えた』


4.You spin me round/Dead or Alive
 まともに洋楽の存在を知ったのは小学校高学年でした。兄の影響です。
 当時、邦楽ではYMOを好きだった兄が、たまにかけてたのがこの曲です。ビジュアルも、衝撃的でした。

5.FLAME OF MIND
 選びきれないようで実は思いつかない感じになってきまして、プロレスラーの入場曲に落ち着きました。田村潔司です。仕事の大事な局面で、自宅を離れる前によく聴いてました。戦いに挑む花道の田村選手と自分の出勤をダブらせたのでしょう。青い、でも、いい。

 ヘロヘロです。ですがバトンを渡さねばなりませぬ。皆さま、よろしければ続いてください。ぶしつけですが、よろしくお願いします。

 その着眼点と日本語表現力を見習いたいやごパンダバルサミコやぶいぬさん
 シティボーイ好き(だった?)の先輩nieveさん
 家にお邪魔すると昔の『夜ヒット』のビデオを流すらしい俺の人生真ん中あたりさん
 現役バンドマンの選択を知りたいです自称・歌うたいのつぶやきさん
 芸事全般、BDさんの登場は必須です
2005/06/21のBlog
[ 03:45 ] [ 2割引き哲学 ]

 私はクールビズ一筋30余年のベテランだ。でも毎朝自身のチェックには余念がない。

 お昼休みのころ、前方から歩いてくるノータイの集団を確認することで「あぁ、クールビズを実践している会社ってあるんだな」と体感できる。ただ、要ネクタイのシャツにタック入りのスーツ用パンツを合わせていることが多いため、つい暑苦しい映像を想像してしまう。

 宴会前のひとゆるめ。疲れきった帰りの満員電車の一コマ。

 『28℃の冷房でも涼しく効率的に働くことが出来るような夏の軽装』(環境省)であることがクールビズなのだ。他人にも涼しさを分け与えるのが、プロである。
●わざわざジャケットを着る必要はない
●ネクタイを締めることもない
●襟付きのシャツを着なきゃいけないルールなんてない
●だって、そもそも和服に襟なんてない

 基本、何でもありなのだ。でも、鏡に映るクールビズな自分を見たとき、がく然とすることがある。なぜなら「軽装」がただの「軽さ」に映るか否かは、その人次第だから。イヤミなくこぎれいな爽やかさを演出できているか、そもそもそんな人か。

 ネクタイをゆるめ、あぁ楽になったなんて言ってる場合じゃない。環境省は、各人の尊厳に関わる厳しいテーマを投げかけているのだ。
2005/06/20のBlog
[ 02:55 ] [ 食らう ]

 わが家では、パスタが米と同じくらい、食卓に上る。

 テレビでもおなじみのイタリアンシェフが「ウチでも使っているしオススメ」と言ったのがきっかけで、ここのを買うようになった。代官山の有名イタリアンで食事後、おみやげにといただいたパスタもここのだった。プロの評価も高いんだろう。

 「DE CECCO」。麺なんてなんだっていいや、とあなどるなかれ。アルデンテにゆでたときの、引き締まり具合に気合が入ってて最高だ。イタリア産だけに流通経路によるのか、店によって値段がバラバラなことさえ、かわいらしく思えてしまう。安い取扱店を見つけたときの喜びはひとしおである。

 ↑↑↑ まさか『ニョッキ』まであるとは。輸入食品店で見つけて、即購入。即ゆで、即タケノコ&リコッタチーズを取り出し、バターとチーズであえ。

 味ははっきりポテトでうまいんだけど、生麺? だけに気合はないから、衝撃は控えめ。でも、初めて自宅でニョッキを味わえて満足。そして、こんなものまで海を渡ってくるんだなぁと、改まって世の中の流れを見直した。

 と、言いたいことがまとまらないのに文章にしてるのは、酔ってるからにほかならない。そんな休日の夕食→晩酌→深夜3時半(現在)に持ち込んでくれたのは、DE CECCOマジックにほかならない。
2005/06/16のBlog
[ 03:32 ] [ 2割引き哲学 ]

 背伸びは続いた。無謀にも銀座でお高い寿司に挑む(ランチだけどね)。

 高級店の味を格安で味わえるからと客は順番待ちで、まずはビル4Fの待合室に案内される。待合フロアがある時点でちょいビビリ。壁にかけられた書には『魯山人』の署名があったり、魯山人と初代店主のエピソードを綴った資料もあったりで、美食芸術家の仲間入りした気分でちょい高揚。食を待つ間にこれだけ緊張とドキドキを感じたのはいつ以来か。

 案内されたのは、10人やっと座れるカウンター。周りは品の良さそうな客ばかりで軽く口を開けず、板前を中心に張り詰めた空気が流れる。

 みょうがとワカメをあえたつまみのあと、いよいよ握りへ。テンポよく握られ、軽くはけでしょうゆを塗られて私の目の前に出てきた1貫目は『中トロ』。

 うまみが濃くって、もっちりしてて。結局この日一番の衝撃。普段好んでマグロを食べない私だけに、この感覚をうまく処理できなかったほどだ。やれ寿司は白身から、シメものから、卵をまず食べて、・・・なんてうんちくは霞んでしまう。最高のものは最高に空腹のしょっぱなに食うに限る。食欲も期待値も増す。

 何だってルールを破りたきゃ、必要は圧倒的な説得力。

 されど緊張感から「うまい!」などとは叫べず、笑顔で飲み込んだ私。そこに板前さんが「1貫目食べ終えて、シャリの大きさはいかがでしたか」と笑みを向けた。「ちょうど良かったです、おいしいです」と判を押したような返答をした私だが、そのやり取りで一気にリラックス。1人に笑顔がこぼれると、カウンターみんなに笑顔が弾ける。そこからは、ただただ至福の時間だった。

 何だって仕事を披露する場は舞台。プロは、観客を適度に巻き込みながらその技で魅了する。
2005/06/15のBlog
[ 03:47 ] [ 2割引き哲学 ]

 出張や旅行の予定が入ると、私は背伸びぎみのホテルを予約する。非日常にふさわしい経験をするために。

 2泊3日の東京旅行、初日。日比谷付近。

 チェックインではフロントで「広めのお部屋をご用意させていただきました」と付け加えられ、シメシメと思いつつも「得意げに言わんでも」とも感じながら、2カ月前に新設されたという禁煙フロアへ。

 部屋が醸し出す重厚感に圧倒されるという初めての衝撃。

 設備を紹介したボーイさんが風呂の場所を間違えたほど。未開のまま終わった引出しが半分以上あるほど。部屋付きのミストサウナが心地よく、家につけたいなぁと身の丈を超えた思いにふけったほど。禁煙生活6月目に入った自分を自分でほめてあげたいほど。

 「広めの部屋」と自信たっぷりに言ってたのも分かる。航空券付きの格安クーポンで訪れた平民に『ジュニアスイート』を案内したんだから。

 一流のホテルには一流のサービスがある。マニュアルを超えた、人間らしい気遣いで人をもてなす。そのきめ細かさは、社会人として見習いたいことだらけだ。


 一流に絡めば得をする。部屋をランクアップ、自身の姿勢もランクアップ? だから私は、また背伸びする。
2005/05/26のBlog
[ 04:43 ] [ 2割引き哲学 ]

 福岡市天神の商店街・新天町には、やたらとテスターだらけのドラッグストアがある。タダならばと、でも化粧はしないからと、やたらとローションを手の甲にぬりぬりしてお試し。

 ふと目に止まった「シワ取りクリーム」。突然塗る手が眉間に向かう。左の目尻に向かう。

 しかめっ面が大げさな私には、眉間に消えないシワがある。疲れ目で焦点が合わず、モノが見えづらくなると、私は左目を強くつぶる。

 シワは人の歴史、きょうからはなるだけ笑いジワを刻もう。

 それは幸せの証。余裕の証。
2005/05/14のBlog
[ 03:58 ] [ 2割引き哲学 ]

 ちょっぴり大人、でも体力十分、現場バリバリで仕事をこなす。そのバランスが魅力でモテモテ、『男は30から』だそうだ。

 33歳。最近、悩んでる。

 たまの休みに街に出れば、洋服の1つもほしくなる。なのに福岡の中心地、天神も大名も若者向けのクタクタカジュアルにあふれ、はるかに年下の店員は斜に構え。ある販売員さんの発言に納得。「洋服はぜいたく品。一般的に子供持ちの初期である30代は、ターゲットにはなりづらい」。

 お外でお酒をいただきたい日もある、ちょっといいもの食べたい30代。でも板前さんの目が鋭く光る店だと、緊張で酔うに酔えずに本末転倒。かと言ってあまりに安っぽいのは何だろうと、こじゃれた居酒屋に落ち着くと、○○の○○風○○・○○ソースだらけ。よくできてるけど素材不明の無国籍料理。氷だけはきれいに丸く整えられた少なめ焼酎のロック。・・・うんざり・・・。ある夜、そんな店に誘った私にわが社の先輩が一言。「店の装飾品に金を払ってる気になるからイヤ」。

 ふらっと立ち寄った本屋。たまには軽めにと、雑誌コーナーでぱらぱらページをめくっても、何もワクワクしない。的外れで、買う気になれない。会社の先輩が3年程前、飲み屋でたまたま隣り合わせた出版社の人に「30代が読みたくなる雑誌ってホントないですよね~」と笑顔で攻撃し続けた姿が懐かしい。今なら、おおいにうなずける。

 20代までは情報に食いつきやすい。40代以上を狙えばその奇抜さが話題になる。世間よ、30代は厳しいぞ。でも、攻略されたいんだ。

 でもでも。期待されることはあっても、期待しちゃいけない。

 33歳、2割引き。最近、初めての悩みが心地いい。
2005/04/30のBlog
[ 20:28 ] [ 自己紹介 ]

 泊りがけで何度も足を運んだ土地には、自然と常宿ができる。飲んで飲まれて深夜まで巨大化する私だが、30代中盤になり、ちょっと寝るだけでも安定した快適さをホテルに求めるからだ。

 北京帰りで東京泊まりの今回は、白金台に滞在。やたらと高いベッドが、非日常で心地よい。

 でも、最優先項目は「その土地に、何があるか」。


 白金台宿泊の目的だったminaは見事に定休日。95%女性ものの洋服を扱う店だが、ただ見るだけでも笑顔になれるんで、つい足を運んでしまう。生地からオリジナルでかわいい、洋服のパターンも目新しくかわいい。やさしさカーディガンな服が並ぶ店。

 なんでも「かわい~い」とリアクションするキャピキャピ女子の突進力。を、体現するはずだったのだが・・・。

 minaのデザイナーが起こしたインテリアの店が同ビルの1階にオープンしてたのだが、もちろんココも定休日。

 打ちひしがれて白金台を後に。

 その自分の沈みっぷりが、おかしかったある月曜日。